JP3180648U - 配線コード及び電子部品付き配線コード - Google Patents
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Abstract
【課題】端末部箇所の機械的強度を大きくして、屈曲や引っ張りによる断線を防止する配線コードを提供する。
【解決手段】配線コード1は、補強芯線11の回りに複数本の絶縁電線12が巻き回されてそれぞれ形成された複数組の絶縁導体10−1〜10−3と、この絶縁導体10−1〜10−3を所定の隙間Gをおいて被覆する管状の外被部材20と、を有している。そして、絶縁導体10−1〜10−3は、所定の長さL2の端末部1a箇所を除いた全長L1の箇所が一定の間隔P1で捻られ、且つ、その端末部1a箇所が、一定の間隔P1よりも短い間隔P2で捻られて、外被部材20により被覆されている。
【選択図】図1
【解決手段】配線コード1は、補強芯線11の回りに複数本の絶縁電線12が巻き回されてそれぞれ形成された複数組の絶縁導体10−1〜10−3と、この絶縁導体10−1〜10−3を所定の隙間Gをおいて被覆する管状の外被部材20と、を有している。そして、絶縁導体10−1〜10−3は、所定の長さL2の端末部1a箇所を除いた全長L1の箇所が一定の間隔P1で捻られ、且つ、その端末部1a箇所が、一定の間隔P1よりも短い間隔P2で捻られて、外被部材20により被覆されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、配線コードと、プラグ、コネクタ、イヤホン等の音響機器、又はプリント基板等の電子部品付き配線コードと、に関するものである。
従来、プラグ、イヤホン等の電子部品が接続される配線コードは、例えば、特許文献1、2等に記載されているように、複数組(例えば、3組)の絶縁導体と、これらを被覆する絶縁性の外被部材と、により構成されている。各組の絶縁導体は、可撓性の補強芯線と、この周りに撚り合わされた複数本(例えば、十数本)の絶縁電線と、により構成されている。各絶縁電線は、導体が樹脂で絶縁被覆されたポリウレタン銅線(例えば、導体径0.06mm)等により構成されている。
このような配線コードは、この端末部に、プラグ、イヤホン等の電子部品が接続される。電子部品に接続されてこの電子部品から引き出された配線コードにおいて、そのコード引き出し箇所は、使用時に、頻繁に屈曲されるので、断線し易い。そのため、電子部品には、通常、配線コードにおけるコード引き出し箇所を被覆するための弾性部材からなるコード保護部を延設している。このコード保護部により、コード引き出し箇所の断線を防止している。
しかしながら、従来の電子部品付き配線コードでは、この配線コードの端末部(即ち、電子部品からのコード引き出し箇所)の屈曲強度や引き抜き強度が小さいので、電子部品側にコード保護部を延設して断線を防止している。そのため、コード保護部を有する電子部品の小型化が困難であり、又、電子部品の使用時においてそのコード保護部が邪魔になったりするので使い勝手が悪いばかりか、コスト高になるという課題があった。
本考案の配線コードは、補強芯線の回りに複数本の絶縁電線が巻き回されてそれぞれ形成された複数組の絶縁導体と、前記複数組の絶縁導体を所定の隙間をおいて被覆する絶縁性を有する管状の外被部材と、を有し、前記複数組の絶縁導体は、所定の長さの端末部箇所を除いた全長の箇所が一定の間隔で捻られ、且つ、前記端末部箇所が、前記一定の間隔よりも短い間隔で捻られて、前記外被部材により被覆されていることを特徴とする。
本考案の電子部品付き配線コードは、前記考案の配線コードの端末部に、電子部品が接続されていることを特徴とする。
本考案の配線コードによれば、配線コードを構成する複数組の絶縁導体は、端末部箇所が、一定の間隔よりも短い間隔で捻られて、外被部材により被覆されているので、配線コードの端末部のテンションが大きくなっている。そのため、配線コードの使用時等において、端末部に対して直交方向等の任意の方向に屈曲力が働いても、弛み部分が少なくなり、外被部材と共働して配線コードにおける端末部箇所の断線を的確に防止することができる。更に、端末部箇所における複数組の絶縁導体は、短い間隔で捻られているので、端末部箇所の引っ張り強度が大きくなり、引っ張りに対する断線も的確に防止できる。
本考案の電子部品付き配線コードによれば、配線コードの端末部は、屈曲力に対する強度、及び引っ張り強度が大きいので、例えば、配線コードの端末部を保護するためのコード保護部を電子部品側に設けなくても、断線に対して十分な強度がある。そのため、電子部品箇所の小型化が可能になり、更に、使用時において邪魔になるコード保護部が無いので、使い勝手が良く、しかも、コストを低減できる。
本考案を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1(a)〜(c)は、本考案の実施例1の配線コードを示す構成図であり、同図(a)は配線コードの拡大断面図、同図(b)は同図(a)の左側面の拡大図、及び、同図(c)は同図(a)の左側面箇所の拡大斜視図である。
図1(a)〜(c)は、本考案の実施例1の配線コードを示す構成図であり、同図(a)は配線コードの拡大断面図、同図(b)は同図(a)の左側面の拡大図、及び、同図(c)は同図(a)の左側面箇所の拡大斜視図である。
この配線コード1は、例えば、外径D1が1.9mm程度の3極用配線コードであり、3組の絶縁導体10(=10−1,10−2,10−3)と、これらを被覆する絶縁性の外被部材20とにより構成されている。
各組の絶縁導体10は、外径が0.4mm程度であって、この各組を相互に区別するために異なる色(例えば、自然色である透明、緑色、赤色の3色)に着色されており、可撓性の補強芯線11と、この周りに撚り合わされた複数本(例えば、14本)の絶縁電線12とにより構成されている。補強芯線11は、1本又は複数本のアラミド繊維等の補強繊維(例えば、繊維径0.1mm程度)により形成されている。各絶縁電線12は、導体が樹脂で絶縁被覆されたポリウレタン銅線(例えば、導体径0.005〜0.008mm程度)等により構成されている。
3組の絶縁導体10(=10−1〜10−3)は、配線コード1において所定の長さL2(例えば、20mm程度)の端末部1aを除いた全長L1の箇所が、一定の間隔P1(例えば、15mm程度)で捻られ、長さL2の端末部1aの箇所が、その一定の間隔P1よりも短い間隔P2(例えば、1mm程度)で捻られている。これらの3組の絶縁導体10の全体のコード径D3は、例えば、0.9mm程度である。
絶縁性の外被部材20は、断面円形の管状(例えば、外径D1が1.9mm程度、内径D2が1.1mm程度)をなし、軟質性樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)等)やゴム等により形成されている。この外被部材20の内面と、捻られた3組の絶縁導体10の外面との間には、所定の隙間G[=(内径D2−コード径D3)/2=(1.1mm−0.9mm)/2=0.1mm程度]が設けられている。
配線コード1の端末部1aにおいて、3組の絶縁導体10−1〜10−3は、短い間隔P2で捻られて、外被部材20により被覆されているので、端末部1aのテンションが大きくなっており、屈曲力に対する機械的強度が大きく、更に、引っ張り強度も大きい。
図2は、図1の配線コード1を用いた電子部品付き配線コードの一部を切断した構成図である。
この電子部品付き配線コード1Aは、図1の3極用配線コード1の端末部1aに、電子部品として、例えばL字形の3極用単頭プラグ30が接続されている。
L字形の3極用単頭プラグ30は、先端側から後端側へ向かって形成されたチップ31、リング32及びスリーブ33等からなるプラグ本体を有している。スリーブ33の後端側の配線コード1との接続箇所が、硬質性樹脂等の絶縁部材36により略円柱状にモールド成形されている。絶縁部材36の外周には、軟質性樹脂等からなる略円筒状のつまみ37が被着されている。つまみ37の後端側には、略L字形に引き出された配線コード1の端末部外周を保護するための略円筒状のコード保護部38が延設されている。コード保護部38は、単頭プラグ30に接続された配線コード1の略L字形の引き出し箇所を、使用時等の屈曲による断線等から機械的に保護するものである。このコード保護部38には、長手方向に沿って所定間隔に複数の環状の溝38aが形成されて、屈曲し易くなっている。
単頭プラグ30のチップ31は、金属で形成され、このチップ31の先端側に配置された略柱状の接触部31aと、この接触部31aの後端に延設された心棒31bとを有している。心棒31bの外径は、接触部31aの外径より細く形成されている。リング32も金属で形成され、接触部31aの後端の近傍に先端が配置された外径3.5mm程度の円筒状の接触部32aと、この接触部32aの後端から延設された円筒状の胴部32bとを有している。胴部32bの外径は、接触部32aよりも細く形成されている。スリーブ33も金属で形成され、リング32の接触部32aの後端の近傍に先端が配置された外径3.5mm程度の円筒状の接触部33aと、この接触部33aの後端に延設されたフランジ部33bと、このフランジ部33bの後端に延設された筒状の裾部33cとを有している。フランジ部33bの外径(例えば、4.5mm程度)は、接触部33aの外径(例えば、3.5mm程度)よりも大きく、裾部33cの外径は、フランジ部33bの外径よりも細く形成されている。
チップ31の心棒31bは、リング32の内側を貫通し、これら心棒31bとリング32との間隙には、この間隙を埋めるように絶縁カラー34が形成されている。絶縁カラー34は、チップ31とリング32とを絶縁するものであり、この絶縁カラー34は、チップ31の接触部31aの後端とリング32の接触部32aの先端との間にも形成されている。
リング32の胴部32bは、スリーブ33の内側を貫通し、この胴部32bとスリーブ33との間隙には、この間隙を埋めるように絶縁カラー35が形成されている。絶縁カラー35は、リング32とスリーブ33とを絶縁するものであり、この絶縁カラー35はリング32の接触部32aの後端とスリーブ33の接触部33aの先端との間にも、形成されている。
スリーブ33の裾部33cの後端から、絶縁カラー35の後端側が突出し、この絶縁カラー35の後端から、胴部32bの後端側が突出して露出している。胴部32bの後端から絶縁カラー34の後端側が突出し、この絶縁カラー34の後端から心棒31bの後端側が突出して露出している。
単頭プラグ30のプラグ本体は、例えば、チップ31及びリング32を金型の所定の位置にセットし、樹脂の注入成形で絶縁カラー34を形成し、チップ31とリング32と絶縁カラー34とを一体化する。そして、その一体化されたものとスリーブ33とを他の金型にセットし、樹脂の注入成形を行う。この樹脂の注入成形で絶縁カラー35が形成され、プラグ本体が作製される。
このように作製された単頭プラグ30の裾部33c、胴部32b、及び心棒31bには、配線コード1の端末部1aから突出された3組の絶縁導体10−1,10−2,10−3が、それぞれ半田付け等により接続されている。配線コード1の端末部1aの外周は、燐青銅線等で形成されたリング状のクランパ39により圧着されて、外被部材20と絶縁導体10−1〜10−3とが圧接されている。フランジ33bの先端側からクランパ39の中心までの距離は、例えば、8mm程度である。
裾部33c、胴部32b及び心棒31bと配線コード1の端末部1aとの接続箇所と、クランパ39による配線コード1の圧着箇所とは、絶縁部材36によりモールド成形され、このモールド成形箇所が、コード保護部38を有するつまみ37により被覆されている。コード保護部38は、配線コード1における端末部1aの箇所を被覆している。
なお、配線コード1の端末部1aは、屈曲力に対する機械的強度が大きく、更に、引っ張り強度も大きいので、コード保護部38を省略したり、或いは、コード保護部38を含めたつまみ37を省略しても良い。
(実施例1の製造例)
図3(a)、(b)は、図1の配線コード1の製造例を示す模式図である。
図3(a)、(b)は、図1の配線コード1の製造例を示す模式図である。
図1の3芯用配線コード1を製造する場合、図3(a)に示すように、例えば、ドラム40−1,40−2,40−3にそれぞれ巻き取られた絶縁導体10−1,10−2,10−3を用意する。各ドラム40−1〜40−3に巻き取られた各組の絶縁導体10−1〜10−3を図3(a)中の矢印方向に繰り出し、捻り部材41により、その各組の絶縁導体10−1〜10−3を一定の間隔P1(例えば、15mm程度)で捻りながら一本に束ねていき、図3(a)中の矢印方向に回転するドラム42に巻き取る。一本化されてドラム42に巻き取られた絶縁導体10−1〜10−3を図3(a)中の矢印方向に繰り出し、押出機43によって外被部材20で被覆し、図3(a)中の矢印方向に回転するドラム44に巻き取れば、図1(a)の3芯用配線コード1における全長L1部分を製造できる。
次に、図3(b)に示すように、ドラム44に巻き取られた配線コード1を繰り出して、一定の長さに切断した配線コード1を用意し、捻り機であるツイストマシン50を使用する。このツイストマシン50は、図示しないモータにより図3(b)中の矢印方向に回転する回転クランプ51と、固定クランプ52とを備えている。固定クランプ52は、回転クランプ51から距離(L2+α)(但し、L2;配線コード1の端末部1aの長さ、α;配線コード1を捻ったときの収縮長)だけ離れた箇所に配置され、ばね53により付勢されて水平方向に摺動可能な構成になっている。
一定の長さに切断された配線コード1の端末部1aから、一本化された絶縁導体10−1〜10−3の先端部を露出させて、回転クランプ51に固定すると共に、その絶縁導体10−1〜10−3の先端部から距離(L2+α)だけ離れた配線コード1の外周を、固定クランプ52に固定する。図示しないモータにより、回転クランプ51を図3(b)の矢印方向に回転させると、配線コード1の外被部材20と絶縁導体10−1〜10−3との間に所定の隙間G(=0.1mm程度)があるので、絶縁導体10−1〜10−3の先端部が、外被部材20内において前記矢印方向に捻られていく。これに伴い、回転クランプ51と固定クランプ52との間の絶縁導体10−1〜10−3の長さが縮まり、固定クランプ52が、ばね53の付勢力に抗して、図3(b)の矢印左方向に摺動して行く。回転クランプ51と固定クランプ52との間の絶縁導体10−1〜10−3の長さがL2になって、その絶縁導体10−1〜10−3が間隔P2(=1mm程度)になるまで捻られると、図示しないモータが停止して回転クランプ51の回転が停止する。その後、配線コード1をツイストマシン50から取り外すと、図1の配線コード1の製造が終了する。
このようにして製造された配線コード1に図2のような単頭プラグ30を接続する場合、配線コード1の端末部1aから突出させた3組の絶縁導体10−1〜10−3を、単頭プラグ本体の露出された裾部33c、胴部32b、及び心棒31bに、それぞれ半田付け等により接続すると共に、その配線コード1の端末部1a箇所をリング状のクランパ39により圧着する。次に、配線コード1が接続された単頭フラグ本体を金型にセットし、裾部33c、胴部32b及び心棒31bと配線コード1の端末部1aとの接続箇所と、クランパ39による配線コード1の圧着箇所とを、絶縁部材36によりモールド成形する。
その後、そのモールド成形箇所を、コード保護部38を有するつまみ37により被覆すれば、図2の電子部品付き配線コード1Aの製造が終了する。なお、コード保護部38、或いは、コード保護部38を含むつまみ37により、前記モールド成形箇所を被覆しない場合は、このような被覆処理を行わずに、電子部品付き配線コード1Aの製造を終了する。
このようにして製造された電子部品付き配線コード1Aの単頭フラグ30を、ジャック等へ挿入すれば、その単頭フラグ30を介してジャック等との電気的接続が行える。
(実施例1の効果)
本実施例1の配線コード1と電子部品付き配線コード1Aとによれば、次の(1)、(2)のような効果がある。
本実施例1の配線コード1と電子部品付き配線コード1Aとによれば、次の(1)、(2)のような効果がある。
(1) 配線コード1を構成する3組の絶縁導体10−1〜10−3は、所定の長さL2(例えば、20mm程度)の端末部1a箇所を除いた全長L1の箇所が、一定の間隔P1(例えば、15mm程度)で捻られているので、捻られた3組の絶縁導体10−1〜10−3の断面外周が略円形に結束される。そのため、捻られた3組の絶縁導体10−1〜10−3を被覆している外被部材20の外周面を、略均一な円管状に保持できる。しかも、端末部1aにおける3組の絶縁導体10−1〜10−3は、一定の間隔P1よりも短い間隔P2(例えば、1mm程度)で捻られて、外被部材20により被覆されているので、端末部1aのテンションが大きくなっている。そのため、配線コード1の使用時等において、端末部1aに対して直交方向等の任意の方向に屈曲力が働いても、弛み部分が少なくなり、外被部材20の弾性力と共働して配線コード1における端末部1a箇所の断線を的確に防止することができる。更に、端末部1aにおける絶縁導体10−1〜10−3は、短い間隔P2で捻られているので、この端末部1a箇所の引っ張り強度が大きくなり、引っ張りに対する断線も的確に防止できる。
(2) 配線コード1の端末部1aに単頭フラグ30を接続した場合、その配線コード1の端末部1aは、屈曲力に対する強度、及び引っ張り強度が大きいので、単頭フラグ30側のコード保護部38を省略しても、断線に対して十分な強度がある。そのため、単頭フラグ30側のコード保護部38の省略、或いは、コード保護部38を含めたつまみ37の省略により、単頭フラグ30箇所の小型化が可能になる。又、コード保護部38を省略した場合は、プラグ使用時等において邪魔になるコード保護部38が無いので、使い勝手が良く、しかも、コストを低減できる。
なお、単頭フラグ30側にコード保護部38を設けた場合には、コード端末部1aにおける断線に対する強度をより向上できる。
(変形例)
本考案は、上記実施例1に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
本考案は、上記実施例1に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) 図1の配線コード1の断面構造、寸法、構成材料、製造方法等は、実施例1のものに限定されず、種々の変更が可能である。例えば、図1の絶縁導体10−1〜10−3の数は、3組であるが、これを2組、あるいは4組、5組、6組等の他の組数に変更し、これに応じて各組を異なる色(例えば、自然色である透明、緑色、赤色、その他の色)に着色して各組を区別する構成にしても良い。又、各絶縁導体10−1〜10−3を構成する絶縁電線12の材質、断面形状、導体径は、実施例1以外のものに変更しても良い。
(b) 実施例1では、配線コード1に接続される電子部品として、L字形の3極用単頭フラグ30の例を説明したが、これに代えて、直線形の3極用単頭フラグ、或いは、L字形や直線形の2極用、4極用、5極用、6極用等の単頭フラグを使用しても良い。又、電子部品として、他の形式のプラグ、コネクタ、イヤホン・ヘッドホン・マイクロホン等の音響機器、或いは、プリント基板等を使用しても、実施例1と略同様の作用効果を奏することができる。
1 配線コード
1A 電子部品付き配線コード
1a 端末部
10,10−1〜10−3 絶縁導体
11 補強芯線
12 絶縁電線
20 外被部材
30 単頭フラグ
1A 電子部品付き配線コード
1a 端末部
10,10−1〜10−3 絶縁導体
11 補強芯線
12 絶縁電線
20 外被部材
30 単頭フラグ
Claims (7)
- 補強芯線の回りに複数本の絶縁電線が巻き回されてそれぞれ形成された複数組の絶縁導体と、
前記複数組の絶縁導体を所定の隙間をおいて被覆する絶縁性を有する管状の外被部材と、
を有し、
前記複数組の絶縁導体は、所定の長さの端末部箇所を除いた全長の箇所が一定の間隔で捻られ、且つ、前記端末部箇所が、前記一定の間隔よりも短い間隔で捻られて、前記外被部材により被覆されていることを特徴とする配線コード。 - 前記各組の絶縁導体は、異なる色に着色されていることを特徴とする請求項1記載の配線コード。
- 前記補強芯線は、糸状の繊維により形成されていることを特徴とする請求項1記載の配線コード。
- 前記絶縁電線は、ポリウレタン銅線を含む合成エナメル線であることを特徴とする請求項1記載の配線コード。
- 前記外被部材は、軟質性樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1記載の配線コード。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の配線コードの端末部には、電子部品が接続されていることを特徴とする電子部品付き配線コード。
- 前記電子部品は、プラグ、コネクタ、又は音響機器を含む部品のうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項7記載の電子部品付き配線コード。
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JP2017191774A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 株式会社Tjmデザイン | 接続コードおよび電動工具 |
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