JP2017191774A - 接続コードおよび電動工具 - Google Patents

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昭仁 田嶋
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Abstract

【課題】電動工具本体を電池ユニットに接続するための接続コードにおいて、接続コードに長手方向の衝撃が加わった際に電源線が切断されることを防止可能な構成を提供する。【解決手段】電動工具本体10と電池ユニット12とを電気的に接続するための接続コード14は、電動工具本体に取り付けられる第1コネクタ18と、電池ユニットに取り付けられる第2コネクタ20と、第1コネクタと第2コネクタとを接続する線状部材22と、第1コネクタと第2コネクタとを接続し、電池ユニットから電動工具本体に供給される電源電流が流れる電源線24a,24bと、第1コネクタと第2コネクタとを接続し、かつ線状部材および電源線を覆う管状部材30と、を備える。電源線の長さは、線状部材の長さおよび管状部材の長さよりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、電動工具本体と電池ユニットとを電気的に接続するための接続コード、およびそれを備えた電動工具に関する。
作業現場において、種々の充電式の電動工具が使用されている。特に、手持ち式の電動工具(例えば、インパクト工具)は、取り扱いが容易である。そのため、高所での作業等において重用されている。
手持ち式の電動工具としては、例えば、電動工具本体に電池が取り付けられた電動工具が知られている。このような電動工具では、電池が電動工具本体に対して取り外し可能に設けられている。このため、電池を充電する際には、電動工具から電池を取り外すことができる。これにより、充電作業が容易になる。
一方、作業効率の観点からは、電動工具の重量を小さくすることが好ましい。しかしながら、電池が電動工具本体に取り付けられた上記のような構成では、電池の重量が大きい。そのため、電動工具の重量を小さくすることが難しい。
そこで、従来、電池が電動工具本体とは別体に構成された電動工具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された手持ち式電動工具では、電動工具本体と電池(電源部)とがそれぞれ独立して設けられている。電動工具本体と電池とは、伸縮性のある電気コードによって繋がれている。
特許文献1の手持ち式電動工具では、上記のように電動工具本体と電池とを別体にすることによって、従来の電池一体型の電動工具に比べて、電動工具本体を小型化及び軽量化することができる。また、上記のように伸縮性のある電気コードを用いることによって、電気コードが作業の邪魔になることを防止できる。
ところで、日本国内の工事現場等において上記のような電動工具を使用する場合には、落下を防止するための紐等を電動工具に取り付けることが義務付けられている。このため、特許文献1に記載された電動工具を使用する場合には、電気コードに加えて、落下防止用の紐等を電動工具本体に取り付ける必要がある。しかしながら、作業時に電気コードと紐等とが絡まることによって、作業効率が低下する場合がある。
一方、特許文献2には、本体とバッテリーとを、ワイヤー入りの電気コードで繋いだ充電式電動工具が開示されている。特許文献2に開示された充電式電動工具では、電気コードが落下防止機能を果たす。よって、電気コードによって本体の落下を防止できる。また、電気コード内にワイヤーが設けられているため、電気コードとワイヤーとが絡まるという問題が生じない。これにより、電気コードが絡まることによる上記のような作業効率の低下を防止できる。
実用新案登録第3109342号公報 特開2007−111857号公報
しかしながら、本発明者らの検討の結果、電気コード内にワイヤーが設けられた構成では、電動工具本体が落下した際に、電気コード内の電源線が切断されやすいことが分かった。この場合、電気コード内において短絡が生じるおそれがあり、好ましくない。
本発明の目的は、電動工具本体を電池ユニットに接続するための接続コードにおいて、接続コードの長手方向に衝撃が加わった際に電源線が切断されることを防止可能な構成を得ることにある。
(1)本発明の一実施形態に係る接続コードは、電動工具本体と電池ユニットとを電気的に接続するための接続コードである。本実施形態に係る接続コードは、前記電動工具本体に取り付けられる第1コネクタと、前記電池ユニットに取り付けられる第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続する線状部材と、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続し、前記電池ユニットから前記電動工具本体に供給される電源電流が流れる電源線と、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続し、かつ前記線状部材および前記電源線を覆う管状部材と、を備えている。前記電源線の長さは、前記線状部材の長さおよび前記管状部材の長さよりも大きい。
上記の構成により、例えば、電動工具本体が落下して接続コードに長手方向の衝撃が加わった際に、電源線よりも先に、線状部材および管状部材に引張力が加わる。これにより、電源線に大きな引張力が加わることを防止できる。その結果、電源線が切断されることを防止できる。
(2)前記管状部材は、管軸方向に伸縮可能に構成されており、前記線状部材の長さは、前記管状部材の最大長さよりも小さく、前記電源線の長さは、前記管状部材の最大長さよりも大きくてもよい。
線状部材の長さは管状部材の最大長さよりも小さい。そのため、接続コードに長手方向の衝撃が加わった場合には、まず線状部材に大きな引張力が加わる。よって、線状部材が管状部材よりも先に切断される。このように、線状部材が管状部材よりも先に切断されるように接続コードを構成することによって、接続コードに長手方向の衝撃が加わった際に、管状部材に大きな引張力が加わることを抑制できる。これにより、管状部材が切断されることを防止できる。さらに、電源線の長さは、管状部材の最大長さよりも大きい。この構成により、線状部材が切断された後に、例えば、電動工具本体の荷重によって管状部材が最大長さまで伸びた状態でも、電源線に大きな引張力が加わることを防止できる。これらの結果、電源線が切断されることをより確実に防止できる。
(3)前記接続コードは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続し、前記電動工具本体と前記電池ユニットとの間で電気信号を伝える信号線をさらに備えていてもよい。前記信号線は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間において前記管状部材に覆われており、前記信号線の長さは、前記線状部材の長さよりも大きく、前記管状部材の最大長さよりも小さくてもよい。
上記の構成により、接続コードに長手方向の衝撃が加わって線状部材が切断された場合、管状部材よりも先に、信号線に大きな引張力が加わる。これにより、例えば、信号線が切断されると、電動工具本体と電池ユニットとの間で、電気信号の送受信ができなくなる。この場合、例えば、電動工具の制御部は、電動工具に故障が発生したと判断し、電動工具本体の駆動を停止できる。このように、信号線を敢えて切断させることによって、電動工具本体が落下した後に電動工具本体が使用されることを防止できる。なお、長手方向の衝撃が加えられた接続コードであっても、信号線が切断されていなければ、深刻なダメージを受けていないと判断される。この場合、作業者は、電動工具本体を引き続き不安無く使用できる。
(4)前記信号線と前記電源線とは、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタ以外の少なくとも1箇所で連結されていてもよい。
これにより、信号線および電源線の連結部分と、第1コネクタまたは第2コネクタとの間の信号線の長さは、信号線全体よりも短い。よって、接続コードに長手方向の衝撃が加わった場合、前記連結部分と第1コネクタまたは第2コネクタとの間の信号線が切断されるまでの信号線の伸び量は、信号線が切断されるまでの信号線全体の伸び量に比べて小さい。そのため、接続コードに長手方向の衝撃が加わった場合、信号線および電源線を連結しない構成に比べて、信号線が容易に切断される。よって、接続コードに長手方向の衝撃が加わって線状部材が切断された後、管状部材及び電源線に大きな引張力が加わる前に、信号線を切断させることができる。したがって、電源線が切断されることをより確実に防止できる。
(5)前記電源線における前記連結部分と前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの一方との間の長さは、前記信号線における前記連結部分と前記一方のコネクタとの間の長さよりも大きくてもよい。
これにより、接続コードに長手方向の衝撃が加わった場合、信号線および電源線の連結部分と第1コネクタおよび第2コネクタの一方との間の電源線に大きな引張力が生じる前に、前記連結部分と前記一方のコネクタとの間の信号線を切断させることができる。よって、電源線が切断されることをより確実に防止できる。
(6)前記電源線は、長手方向に折り返された折り返し部を有する。前記電源線において、前記折り返し部と前記第1コネクタとの間の部分、または、前記折り返し部と前記第2コネクタとの間の部分が、前記信号線に連結されてもよい。
これにより、電源線において、信号線および電源線の連結部分と第1コネクタとの間の部分、または、前記連結部分と第2コネクタとの間の部分のうち、折り返し部を含む部分の長さは、当該部分に対応する信号線の長さに比べて、折り返し部の分だけ大きい。よって、接続コードに長手方向の衝撃が加わった場合、信号線をより容易に切断させることができる。したがって、電源線が切断されることをより確実に防止できる。
(7)前記信号線は、長手方向にループ状に曲げられたループ部を有し、前記ループ部の内側が固定具によって前記電源線に連結されてもよい。
これにより、固定具によって、電源線に信号線をより確実に固定できる。よって、接続コードに長手方向の衝撃が加わった場合、信号線をより容易に切断させることができる。
(8)前記折り返し部は、前記管状部材内において前記電源線が少なくとも2箇所で折り返された部分であってもよい。この場合、線状部材、電源線および管状部材のうちで最も長い電源線を、管状部材内に容易に収容できる。
(9)前記管状部材は、組紐からなってもよい。この場合、接続コードを軽量化できる。
(10)線状部材は、金属からなってもよい。この場合、小さな荷重によって線状部材が簡単に切断されることを防止できる。
(11)前記接続コードは、少なくとも前記電源線を覆うように前記管状部材内に設けられたスパイラルチューブをさらに備えていてもよい。この場合、電源線を保護できる。
(12)本発明の他の実施形態に係る電動工具は、電動工具本体および上記の接続コードを備えている。本実施形態に係る電動工具は、上記の接続コードを備えている。よって、接続コードに長手方向の衝撃が加わった際に、電源線が切断されることを防止できる。
本発明によれば、電動工具本体を電池に接続するための接続コードにおいて、接続コードに長手方向の衝撃が加わった際に電源線が切断されることを防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動工具の概略構成を示す図である。 図2は、接続コードを示す図である。 図3は、コード本体の一端部、連結部材、および取付ユニットを示す図である。 図4は、図3のIV−IV線断面図である。 図5は、連結部材および分解した取付ユニットを示す図である。 図6は、ケース部および分解した取付ユニットを示す図である。 図7は、図2のVII−VII線断面図である。 図8は、電源線を示す図である。 図9は、電源線と信号線とを固定具によって連結した状態を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態に付いて説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
(電動工具の全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る電動工具100の概略構成を示す図である。図1を参照して、電動工具100は、電動工具本体10、電池ユニット12、および接続コード14を備える。なお、図1では、接続コード14の内部構造を示すために、後述するスパイラルチューブ28および管状部材30の一部を取り除いている。
電動工具本体10は、例えば、電池ユニットが取り外し可能に構成された従来のインパクト工具(インパクトレンチ等)と同様の構成を有する。なお、電動工具本体10の構成としては、公知の種々の電動工具の電動工具本体の構成を利用できる。よって、電動工具本体10の詳細な説明は省略する。
電池ユニット12は、電池パック12aおよび保持具12bを備える。本実施形態では、電池パック12aと保持具12bとは、互いに着脱可能に構成されている。なお、電池ユニット12の構成は、図1に示した例に限定されず、公知の種々の電池ユニットの構成を利用できる。
電動工具本体10と電池ユニット12とは、接続コード14を介して接続される。電池ユニット12は、例えば、作業者の作業服、ベルト等に固定される。以下、接続コード14について詳細に説明する。
(接続コードの構成)
図2は、接続コード14を示す図である。図1および図2を参照して、接続コード14は、コード本体16、第1コネクタ18、および第2コネクタ20を備えている。第1コネクタ18と第2コネクタ20とは、コード本体16によって接続されている。第1コネクタ18は、電動工具本体10に取り付け可能に構成され、第2コネクタ20は、電池ユニット12に取り付け可能に構成されている。
図1を参照して、コード本体16は、線状部材22、一対の電源線24a,24b、複数(本実施形態では2本)の信号線26a,26b、スパイラルチューブ28、および管状部材30を有する。詳細は後述するが、本実施形態では、線状部材22、電源線24a,24b、信号線26a,26bおよび管状部材30がそれぞれ、第1コネクタ18と第2コネクタ20とを接続している。
線状部材22は、例えば、ステンレス鋼等の金属からなる。本実施形態では、線状部材22として、例えば、針金を撚り合わせて形成されたワイヤーロープを用いることができる。詳細は後述するが、線状部材22の一端部は、第1コネクタ18に接続され、線状部材22の他端部は、第2コネクタ20に接続されている。
電源線24a,24bには、電池ユニット12から電動工具本体10に供給される電源電流が流れる。電源線24a,24bの一端部はそれぞれ、第1コネクタ18の後述する回路基板34(図2参照)に接続され、電源線24a,24bの他端部はそれぞれ、第2コネクタ20の後述する回路基板58(図2参照)に接続されている。
信号線26a,26bは、電動工具本体10と電池ユニット12との間で電気信号を伝える。電動工具本体10と電池ユニット12との間で伝えられる電気信号とは、例えば、電池パック12aの異常を示す信号、電池パック12aの温度を示す信号、電池パック12aの充放電回数を示す信号、および電池パック12aの劣化度を示す信号等である。信号線26a,26bの一端部はそれぞれ、第1コネクタ18の回路基板34(図2参照)に接続され、信号線26a,26bの他端部はそれぞれ、第2コネクタ20の回路基板58(図2参照)に接続されている。
スパイラルチューブ28は、例えば、樹脂からなる。スパイラルチューブ28は、第1コネクタ18と第2コネクタ20との間において、線状部材22、電源線24a,24bおよび信号線26a,26bを覆うように設けられている。本実施形態では、スパイラルチューブ28は、電源線24a,24bおよび信号線26a,26bを保護するために設けられている。
管状部材30は、管軸方向に伸縮可能に構成されている。本実施形態では、管状部材30は、電動工具100の全重量が管状部材30に作用しても切断されない強度を有するように構成されている。管状部材30としては、例えば、管状に形成された組紐を用いることができる。管状部材30は、線状部材22、電源線24a,24b、信号線26a,26bおよびスパイラルチューブ28を覆うように設けられている。詳細は後述するが、管状部材30の一端部は、第1コネクタ18に接続され、管状部材30の他端部は、第2コネクタ20に接続されている。
図2を参照して、第1コネクタ18は、ケース部32、回路基板34、連結部材36および取付ユニット38を備えている。ケース部32は、内部に空洞部32aが形成されるように、例えば、複数の部材を組み合わせることによって構成されている。本実施形態では、回路基板34は、空洞部32a内に配置され、かつケース部32に固定されている。ケース部32は、電動工具本体10(図1参照)に取り付け可能に構成されている。ケース部32は、例えば、樹脂からなる。
図3は、コード本体16の一端部、連結部材36、および取付ユニット38を図2に矢印Aで示す方向に見た図である。図4は、図3のIV−IV線断面図である。また、図5は、連結部材36および分解した取付ユニット38を示す図である。なお、図3においては、第1コネクタ18のケース部32の一部を一点鎖線で示している。
図3〜図5を参照して、連結部材36は、全体としてT字形状を有する。本実施形態では、連結部材36は、第1筒状部40、第2筒状部42、一対の摺動部44a,44bおよび係止部46を有する。連結部材36は、例えば、樹脂からなる。
第1筒状部40は、互いに対向するように設けられた円板状の一対の底壁部40a,40bと、底壁部40a,40bを接続するように設けられた円筒状の側壁部40cとを有する。図4を参照して、側壁部40cにおいて互いに対向する位置に、一対の開口部40d,40eが形成されている。
図3〜図5を参照して、第2筒状部42は両端開口の中空円筒形状を有し、第1筒状部40の径方向に延びるように設けられている。図4を参照して、本実施形態では、第1筒状部40の内部と第2筒状部42の内部とが開口部40eを介して接続されるように、第2筒状部42の一端部が側壁部40cに接続されている。図4および図5を参照して、第2筒状部42の他端部の外周面には、雄ねじ42aが形成されている。
図3および図5を参照して、摺動部44a,44bはそれぞれ、円柱形状を有する。本実施形態では、摺動部44aは、底壁部40aから第1筒状部40の軸方向の外方に向かって突出し、摺動部44bは、底壁部40bから第1筒状部40の軸方向の外方に向かって突出している。本実施形態では、図3を参照して、摺動部44a,44bの外周面は、摺動部44a,44bの周方向に摺動可能にケース部32に支持されている。これにより、連結部材36は、図2に矢印Bで示す方向に揺動できるように、ケース部32に支持されている。
図3〜図5を参照して、係止部46は、円柱形状を有する。係止部46は、側壁部40c内において第1筒状部40の軸方向に延びて、底壁部40aと底壁部40bとを接続している。なお、詳細な説明は省略するが、連結部材36は、複数の部材を組み合わせることによって構成することができる。
図4および図5を参照して、取付ユニット38は、有底円筒状の固定部材48、円筒状の嵌合部材50および中空円板状のワッシャ52を有する。取付ユニット38は、例えば、樹脂からなる。
図4を参照して、固定部材48は、円筒状の側壁部48aと、側壁部48aの一端部に設けられた底壁部48bとを有する。側壁部48aの他端部の内周面には、雌ねじ48cが形成されている。本実施形態では、雌ねじ48cは、第2筒状部42の雄ねじ42aに対応するように形成されている。底壁部48bには、貫通孔48dが形成されている。すなわち、底壁部48bは、円環形状を有する。
図4および図5を参照して、嵌合部材50は、円筒状の差込部50aと、差込部50aの筒軸方向一端部から径方向外方に突出するフランジ部50bとを有する。差込部50aの外径は、前記筒軸方向にフランジ部50bから離れるほど小さい。すなわち、差込部50aは、テーパー形状を有する。
図4を参照して、本実施形態では、差込部50aの最大径は、側壁部48aの内径および底壁部48bの内径よりも小さい。フランジ部50bの外径は、側壁部48aの内径よりも小さく、貫通孔48dの直径(底壁部48bの内径)よりも大きい。ワッシャ52の外径は、側壁部48aの内径よりも小さく、フランジ部50bの外径よりも大きい。また、ワッシャ52の内径は、フランジ部50bの外径よりも小さい。
図4を参照して、本実施形態では、固定部材48の底壁部48b上に、嵌合部材50およびワッシャ52が順に配置されている。嵌合部材50の外周面上には、管状部材30の一端部が位置付けられている。本実施形態では、嵌合部材50に管状部材30の一端部が位置付けられた状態で、差込部50aが底壁部48bの貫通孔48dに差し込まれている。ワッシャ52と管状部材30の一端部が外周面上に位置付けられた嵌合部材50とを間に挟むようにして、第2筒状部42と固定部材48とが接続されている。具体的には、第2筒状部42の雄ねじ42aが、固定部材48の雌ねじ48cにねじ込まれている。これにより、嵌合部材50が底壁部48b側に押し込まれ、嵌合部材50と底壁部48bとの間に管状部材30の一端部が挟まれる。その結果、管状部材30の一端部が取付ユニット38に固定されている。すなわち、管状部材30の一端部が第1コネクタ18(図2参照)に固定されている。
線状部材22の一端部によって、輪22aが形成されている。本実施形態では、カシメ部材54によって線状部材22の一端部に輪22aが形成されている。輪22aは、係止部46に引っ掛けられている。これにより、線状部材22の一端部が、係止部46に取り付けられている。すなわち、線状部材22の一端部が、第1コネクタ18に取り付けられている。
図3および図4を参照して、電源線24a,24bおよび信号線26a,26bは、管状部材30内から、取付ユニット38内および連結部材36内を通って、ケース部32の空洞部32a(図2参照)まで延びている。電源線24a,24bおよび信号線26a,26bの一端部はそれぞれ、空洞部32a(図2参照)内で回路基板34(図2参照)に接続されている。図2を参照して、上述したように、回路基板34は、ケース部32に固定されている。これにより、電源線24a,24bおよび信号線26a,26bの一端部が、第1コネクタ18に固定されている。
図2を参照して、第2コネクタ20は、ケース部56、回路基板58および取付ユニット60を備えている。ケース部56は、内部に空洞部56aが形成されるように、例えば、複数の部材を組み合わせて構成されている。本実施形態では、回路基板58は、空洞部56a内に配置され、かつケース部56に固定されている。ケース部56は、電池ユニット12(図1参照)に取り付け可能に構成されている。
図6は、ケース部56および分解した取付ユニット60を示す図であり、図7は、図2のVII−VII線断面図である。図6および図7を参照して、ケース部56は、略直方体状の本体部56b、円筒状の連結部56cおよび円柱状の係止部56dを有する。本体部56bおよび連結部56cは、例えば、樹脂からなり、係止部56dは、例えば、金属からなる。
図6を参照して、本実施形態では、本体部56b内に空洞部56aが形成されている。連結部56cは本体部56bの側面から突出するように形成されている。本実施形態では、連結部56cは本体部56bと一体に形成されている。空洞部56aは、連結部56cの内部に連通している。連結部56cの外周面には、雄ねじ56eが形成されている。
図6および図7を参照して、連結部56cを径方向に貫通するように、かつ互いに対向するように、一対の貫通孔56f,56gが形成されている。係止部56dは、連結部56cを径方向に貫通するように、貫通孔56f,56gに差し込まれている。本実施形態では、係止部56dは、例えば、貫通孔56f,56gに圧入されることによって、連結部56cに固定されている。
取付ユニット60は、取付ユニット38の固定部材48、嵌合部材50およびワッシャ52とそれぞれ同様の構成を有する、固定部材62、嵌合部材64およびワッシャ66を有する。すなわち、取付ユニット60は、取付ユニット38と同様の構成を有する。したがって、取付ユニット60の詳細な説明は省略する。
図7を参照して、本実施形態では、嵌合部材64の外周面に管状部材30の他端部が位置付けられた状態で、嵌合部材64およびワッシャ66を間に挟むようにして、連結部56cと固定部材62とが接続されている。具体的には、連結部56cの雄ねじ56eが、固定部材62の雌ねじ62aにねじ込まれている。これにより、嵌合部材64と固定部材62との間に管状部材30の他端部が挟まれる。その結果、管状部材30の他端部が取付ユニット60に固定されている。すなわち、管状部材30の他端部が第2コネクタ20(図2参照)に固定されている。
線状部材22の他端部によって、輪22bが形成されている。本実施形態では、カシメ部材68によって線状部材22の他端部に輪22bが形成されている。輪22bは、係止部56dに引っ掛けられている。これにより、線状部材22の他端部が、係止部56dに取り付けられている。すなわち、線状部材22の他端部が、第2コネクタ20に取り付けられている。
図7を参照して、電源線24a,24bおよび信号線26a,26bは、管状部材30内から、取付ユニット60内および連結部56c内を通って、空洞部56a(図2参照)まで延びている。電源線24a,24bおよび信号線26a,26bの他端部はそれぞれ、空洞部56a(図2参照)において回路基板58(図2参照)に接続されている。図2を参照して、上述したように、回路基板58は、ケース部56に固定されている。これにより、電源線24a,24bおよび信号線26a,26bの他端部が、第2コネクタ20に固定されている。また、電源線24a,24bおよび信号線26a,26bによって、回路基板34と回路基板58とが電気的に接続されている。
(電源線の寸法等)
図1を参照して、本実施形態では、電源線24a,24bのそれぞれの長さは、線状部材22および管状部材30のいずれの長さよりも大きい。電源線24a,24bのそれぞれの長さは、管状部材30の最大長さよりも大きい。電源線24a,24bのそれぞれの長さは、信号線26a,26bのいずれの長さよりも大きい。線状部材22の長さは、管状部材30の最大長さよりも小さい。線状部材22の長さは、信号線26a,26bのそれぞれの長さよりも小さい。すなわち、信号線26a,26bのそれぞれの長さは、線状部材22の長さよりも大きい。信号線26a,26bのそれぞれの長さは、管状部材30の最大長さよりも小さい。
なお、本実施形態において線状部材22の長さとは、線状部材22が第1コネクタ18と第2コネクタ20とによって引っ張られたときに、第1コネクタ18(係止部46)との接触部から第2コネクタ20(係止部56d)との接触部までの、線状部材22の長さである。なお、本実施形態では、線状部材22が第1コネクタ18と第2コネクタ20とによって引っ張られたときには、輪22aが係止部46と接触し、輪22bが係止部56dと接触する。
本実施形態において電源線24aの長さとは、第1コネクタ18(回路基板34)との接続部から第2コネクタ20(回路基板58)との接続部までの、電源線24aの長さである。同様に、電源線24bの長さとは、第1コネクタ18(回路基板34)との接続部から第2コネクタ20(回路基板58)との接続部までの、電源線24bの長さである。また、信号線26aの長さとは、第1コネクタ18(回路基板34)との接続部から第2コネクタ20(回路基板58)との接続部までの、信号線26aの長さである。同様に、信号線26bの長さとは、第1コネクタ18(回路基板34)との接続部から第2コネクタ20(回路基板58)との接続部までの、信号線26bの長さである。
本実施形態において管状部材30の長さとは、第1コネクタ18(取付ユニット38)との接続部から第2コネクタ20(取付ユニット60)との接続部までの、管状部材30の長さである。また、管状部材30の最大長さとは、管状部材30を引っ張った際に、管状部材30が切断される直前または管状部材30が塑性変形する直前の管状部材30の長さである。
なお、上記のように、本実施形態では、電源線24a,24bのそれぞれの長さは、線状部材22、信号線26a,26bおよび管状部材30のいずれの長さよりも大きい。本実施形態では、電源線24a,24bはそれぞれ、図8に示すように、管状部材30内において少なくとも2箇所で折り返された折り返し部24c,24dを有する。これにより、電源線24a,24bを管状部材30内に容易に収容できる。なお、本実施形態では、電源線24a,24bは、管状部材30の長手方向の中央部(図8においては、一点鎖線で示す位置)よりも第2コネクタ20側に折り返し部24c,24dを有する。
ここで、折り返し部24c,24dは、電源線24a,24bが複数個所で連続して折り返されている場合、複数個所の折り返し部分のうち電源線24a,24bの長手方向の一方側に位置する折り返し部分から、電源線24a,24bの長手方向の他方側に位置する折り返し部分までの範囲を意味する。
信号線26a,26bと電源線24a,24bとは、固定具70によって連結されていてもよい。図9に、信号線26aと電源線24aとが固定具70によって連結された例を示す。
なお、以下では、信号線26aと電源線24aとが固定具70によって連結された場合について説明するが、信号線26bおよび電源線24bも、信号線26aおよび電源線24aと同様に、固定具70によって連結されていてもよい。すなわち、以下の構成は、信号線26aおよび電源線24aに限らず、信号線26bおよび電源線24bに適用してもよい。
図9を参照して、信号線26aは、長手方向の一部がループ状に曲げられたループ部26cを有する。信号線26aのループ部26cにおいて信号線26a同士が交差する基端側と、電源線24aとが、固定具70によって固定されている。すなわち、ループ部26cの内側が、固定具70によって、電源線24aと連結されている。固定具70は、例えば、線同士を結束するために用いられる樹脂製の結束部材である。
なお、固定具70は、信号線26aと電源線24aとを連結可能な部材であれば、どのような部材であってもよい。また、固定具70の材料は、樹脂以外であってもよい。
上述のように信号線26aと電源線24aとを固定具70によって連結することにより、固定具70と第2コネクタ20との間の信号線26aの長さは、第1コネクタ18と第2コネクタ20との間の信号線26a全体の長さよりも小さい。よって、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった場合、信号線26aにおいて固定具70と第2コネクタ20との間の部分が切断されるまでの当該部分の伸び量は、信号線26aが切断されるまでの信号線26a全体の伸び量に比べて小さい。そのため、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった場合、固定具70によって信号線26aと電源線24aとを接続しない構成に比べて、信号線26aを容易に切断させることができる。よって、接続コード14に長手方向の衝撃が加わって線状部材22が切断された後、管状部材30及び電源線24aに大きな引張力が加わる前に、信号線26aを切断させることができる。したがって、電源線24aが切断されることをより確実に防止できる。
また、上述のように、信号線26aのループ部26cの内側が固定具70によって電源線24aに連結されることにより、電源線24aに対して信号線26aをより確実に固定できる。よって、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった場合、信号線26aをより容易に切断させることができる。
本実施形態では、信号線26aと電源線24aとは、電源線24aの折り返し部24cよりも第1コネクタ18側で、固定具70によって連結されている。すなわち、電源線24aは、折り返し部24cと第1コネクタ18との間の部分で、固定具70によって信号線26aに連結されている。
なお、信号線26aのループ部26cは、管状部材30の中央部よりも電源線24aの折り返し部24cに近い位置に形成されている。よって、信号線26aと電源線24aとは、固定具70によって、管状部材30の中央部よりも電源線24aの折り返し部24cに近い位置で連結されている。
上述の構成により、電源線24aにおいて、折り返し部24cを含む、固定具70と第2コネクタ20との間の部分の長さは、当該部分に対応する信号線26aの長さに比べて、折り返し部24cの長さの分だけ大きい。これにより、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった場合、固定具70と第2コネクタ20との間の電源線24aに大きな引張力が生じる前に、固定具70と第2コネクタ20との間の信号線26aを切断させることができる。したがって、電源線24aが切断されることをより確実に防止できる。
(本実施形態の作用効果)
本実施形態に係る接続コード14では、電源線24a,24bの長さは、線状部材22の長さおよび管状部材30の長さよりも大きい。この構成により、例えば、電動工具本体10が落下して接続コード14に長手方向の衝撃が加わった際に、電源線24a,24bよりも先に、線状部材22および管状部材30に引張力が加わる。これにより、電源線24a,24bに大きな引張力が加わることを防止できる。その結果、電源線24a,24bが切断されることを防止できる。
また、本実施形態では、線状部材22および電源線24a,24bが管状部材30によって覆われている。この構成により、電動工具100の使用中に、線状部材22と電源線24a,24bとが絡まることを防止できる。また、管状部材30と線状部材22とが絡まること、および管状部材30と電源線24a,24bとが絡まることも防止できる。
管状部材30は、管軸方向に伸縮可能に構成されており、線状部材22の長さは、管状部材30の最大長さよりも小さい。この構成により、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった場合には、まず線状部材22に大きな引張力が加わる。よって、線状部材22が管状部材30よりも先に切断される。本実施形態では、線状部材22は、例えば、カシメ部材54とカシメ部材68との間で切断される。このように、線状部材22が管状部材30よりも先に切断されるように接続コード14を構成することによって、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった際(例えば、電動工具本体10が落下した際)に、管状部材30に大きな引張力が加わることを抑制できる。これにより、管状部材30が切断されることを防止できる。さらに、接続コード14では、電源線24a,24bの長さは、管状部材30の最大長さよりも大きい。この構成により、線状部材22が切断された後に、例えば、電動工具本体10の荷重によって管状部材30が伸びきった状態でも、電源線24a,24bに大きな引張力が加わることを防止できる。これらの結果、電源線24a,24bが切断されることをより確実に防止できる。
信号線26a,26bのそれぞれの長さは、線状部材22の長さよりも大きく、管状部材30の最大長さよりも小さい。この構成により、接続コード14に長手方向の衝撃が加わって線状部材22が切断された場合、管状部材30よりも先に、信号線26a,26bに大きな引張力が加わる。これにより、例えば、信号線26a,26bが切断されると、電動工具本体10と電池ユニット12との間で、電気信号の送受信ができなくなる。この場合、例えば、電動工具100の制御部(図示せず)は、電動工具100に故障が発生したと判断し、電動工具本体10の駆動を停止できる。このように、信号線26a,26bを敢えて切断させることによって、電動工具本体10が落下した後に電動工具本体10が使用されることを防止できる。
管状部材30は、組紐によって構成することができる。この場合、接続コード14を軽量化できる。
線状部材22は、金属によって構成することができる。この場合、小さな荷重によって線状部材22が簡単に切断されることを防止できる。
(変形例)
上述の実施形態では、管状部材30として、組紐を用いる場合について説明したが、管状部材30として、樹脂製のチューブ等の他の部材を用いてもよい。
上述の実施形態では、接続コード14が2本の信号線26a,26bを有する場合について説明したが、信号線の本数は、1本であってもよく、3本以上であってもよい。また、接続コードは、信号線を有しなくてもよい。
上述の実施形態では、線状部材22が管状部材30の最大長さよりも小さい場合について説明したが、線状部材22が管状部材30の最大長さよりも大きくてもよい。
上述の実施形態では、信号線26a,26bの長さは、線状部材22の長さよりも大きく、管状部材30の最大長さよりも小さい場合について説明した。しかしながら、信号線26a,26bの長さは、線状部材22の長さよりも小さくてもよい。また、信号線26a,26bの長さは、管状部材30の最大長さよりも大きくてもよい。信号線26a,26bの長さは、異なっていてもよい。
上述の実施形態では、電源線24a,24bがそれぞれ、管状部材30内において少なくとも2箇所で折り返された折り返し部24c,24dを有する場合について説明した。しかしながら、電源線24a,24bは折り返し部を有しなくてもよい。また、電源線24a,24bの一方のみが折り返し部を有してもよい。
上述の実施形態では、電源線24a,24bの折り返し部24c,24dが管状部材30の長手方向の中央部よりも第2コネクタ20側に設けられている場合について説明した。しかしながら、折り返し部24c,24dは、管状部材30の長手方向の中央部よりも第1コネクタ18側に設けられていてもよい。また、折り返し部24c,24dのうち一方が管状部材30の長手方向の中央部よりも第2コネクタ20側に設けられ、折り返し部24c,24dのうち他方が管状部材30の長手方向の中央部よりも第1コネクタ18側に設けられていてもよい。
上述の実施形態では、電源線24aと信号線26aとを、固定具70によって1箇所で連結する場合について説明したが、電源線24aと信号線26aとを、固定具70によって複数箇所で連結してもよい。この場合、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった際に、信号線26aは、固定具70同士の間、固定具70と第1コネクタ18との間及び固定具70と第2コネクタ20との間のうち、信号線26aと電源線24aとの長さの差が最も大きい部分で、切断される。
上述の実施形態では、信号線26aのループ部26cの内側が、固定具70によって電源線24aに連結される場合について説明した。しかしながら、信号線26aにループ部26cを設けることなく、固定具70によって信号線26aと電源線24aとを接続してもよい。
上述の実施形態では、電源線24aにおいて、折り返し部24cと第1コネクタ18との間の部分が、固定具70によって、信号線26aに連結されている場合について説明した。しかしながら、折り返し部24cと第2コネクタ20との間の電源線24aが、固定具70によって、信号線26aに連結されていてもよい。この場合、電源線24aの折り返し部24cが第1コネクタ18と固定具70との間に位置するため、接続コード14に長手方向の衝撃が加わった際に、信号線26aは、第1コネクタ18と固定具70との間で切断される。
上述の実施形態では、信号線26aと電源線24aとが、固定具70によって、管状部材30の中央部よりも電源線24aの折り返し部24cに近い位置で連結された場合について説明した。しかしながら、信号線26aと電源線24aとは、固定具70によって、どの位置で連結されてもよい。なお、電源線24aと信号線26aとの長さの差をできるだけ大きくするという観点から、電源線24aは、折り返し部24c以外で、信号線26aと連結されることが好ましい。
上述の実施形態では、信号線26aと電源線24aとが、固定具70によって連結された場合について説明した。しかしながら、信号線26aと電源線24aとは、接着剤やテープ等によって連結されてもよい。すなわち、信号線26aと電源線24aとは、固定具70以外の構成によって連結されてもよい。また、電源線24aと信号線26aとは、第1コネクタ18及び第2コネクタ20以外に少なくとも1箇所で連結されていればよい。
上述の実施形態では、線状部材22が金属からなる場合について説明したが、線状部材22の材料としてナイロン等の他の材料を用いてもよい。
また、詳細な説明は省略するが、第1コネクタの構成は上述の構成に限定されず、回路基板を電動工具本体に電気的に接続可能な構成であればよい。同様に、第2コネクタの構成も上述の構成に限定されず、回路基板を電池ユニットに電気的に接続可能な構成であればよい。
本発明は、電動工具本体と電池ユニットとを接続する種々の接続コードに好適に利用できる。
10 電動工具本体
12 電池ユニット
14 接続コード
16 コード本体
18 第1コネクタ
20 第2コネクタ
22 線状部材
24a,24b 電源線
24c,24d 折り返し部
26a,26b 信号線
26c ループ部
28 スパイラルチューブ
30 管状部材
32 ケース部
34 回路基板
36 連結部材
38,60 取付ユニット
70 固定具
100 電動工具

Claims (5)

  1. 電動工具本体と電池ユニットとを電気的に接続するための接続コードであって、
    前記電動工具本体に取り付けられる第1コネクタと、
    前記電池ユニットに取り付けられる第2コネクタと、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続する線状部材と、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続し、前記電池ユニットから前記電動工具本体に供給される電源電流が流れる電源線と、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続し、かつ前記線状部材および前記電源線を覆う管状部材と、を備え、
    前記電源線の長さは、前記線状部材の長さおよび前記管状部材の長さよりも大きい、接続コード。
  2. 前記管状部材は、管軸方向に伸縮可能に構成されており、
    前記線状部材の長さは、前記管状部材の最大長さよりも小さく、
    前記電源線の長さは、前記管状部材の最大長さよりも大きい、請求項1に記載の接続コード。
  3. 前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続し、前記電動工具本体と前記電池ユニットとの間で電気信号を伝える信号線をさらに備え、
    前記信号線は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間において前記管状部材に覆われており、
    前記信号線の長さは、前記線状部材の長さよりも大きく、前記管状部材の最大長さよりも小さい、請求項2に記載の接続コード。
  4. 前記信号線と前記電源線とは、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタ以外の少なくとも1箇所で連結されている、請求項3に記載の接続コード。
  5. 電動工具本体および請求項1から4のいずれか一つに記載の接続コードを備える、電動工具。
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