JP3180539B2 - 高速にフェイルをサーチする不良解析メモリ - Google Patents
高速にフェイルをサーチする不良解析メモリInfo
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- JP3180539B2 JP3180539B2 JP32624093A JP32624093A JP3180539B2 JP 3180539 B2 JP3180539 B2 JP 3180539B2 JP 32624093 A JP32624093 A JP 32624093A JP 32624093 A JP32624093 A JP 32624093A JP 3180539 B2 JP3180539 B2 JP 3180539B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】近年、メモリデバイスの大容量化
あるいはセル構造の複雑化に伴いメモリテスタの不良解
析機能の高速化が要求されている。この発明は、デバイ
スのフェイル情報を高速にサーチする不良解析メモリに
ついてのものである。
あるいはセル構造の複雑化に伴いメモリテスタの不良解
析機能の高速化が要求されている。この発明は、デバイ
スのフェイル情報を高速にサーチする不良解析メモリに
ついてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、一般的なメモリデバイス測定回路
の構成を図3に示す。図3の1はタイミング発生器、2
はパターン発生器、3はドライバ、4はコンパレータ、
5は不良解析メモリ、6は被測定デバイスである。図3
で、ドライバ3はタイミング発生器1からクロックを入
力するとともに、パターン発生器2から書き込みパター
ンとXアドレス・Yアドレスを入力し、クロックに同期
して被測定デバイス6に、X・Yアドレスに対応して書
き込みパターンを印加する。
の構成を図3に示す。図3の1はタイミング発生器、2
はパターン発生器、3はドライバ、4はコンパレータ、
5は不良解析メモリ、6は被測定デバイスである。図3
で、ドライバ3はタイミング発生器1からクロックを入
力するとともに、パターン発生器2から書き込みパター
ンとXアドレス・Yアドレスを入力し、クロックに同期
して被測定デバイス6に、X・Yアドレスに対応して書
き込みパターンを印加する。
【0003】コンパレータ4は、タイミング発生器1か
らストローブ信号を入力するとともに、パターン発生器
2からドライバ3に入力した書き込みパターンと同じパ
ターンを期待パターンとして入力し、被測定デバイス6
から読み出したパターンと比較して、一致しなければフ
ェイルデータを出力する。不良解析メモリ5は、パター
ン発生器2からのX・Yアドレスに対応してコンパレー
タ4の出力を格納する。
らストローブ信号を入力するとともに、パターン発生器
2からドライバ3に入力した書き込みパターンと同じパ
ターンを期待パターンとして入力し、被測定デバイス6
から読み出したパターンと比較して、一致しなければフ
ェイルデータを出力する。不良解析メモリ5は、パター
ン発生器2からのX・Yアドレスに対応してコンパレー
タ4の出力を格納する。
【0004】次に、従来技術による不良解析メモリの構
成を図2に示す。図2の5Aはクロック発生器、5Bは
カウンタ、5Cはセレクタ、5Dはレジスタ、5EはC
PUバス、15はメモリである。被測定デバイス6を測
定する場合、図2のセレクタ5Cは図3のパターン発生
器1からのX・Yアドレスを選択してメモリ15に出力
し、メモリ15はアドレスごとに図3のコンパレータ4
からのフェイルデータを格納する。
成を図2に示す。図2の5Aはクロック発生器、5Bは
カウンタ、5Cはセレクタ、5Dはレジスタ、5EはC
PUバス、15はメモリである。被測定デバイス6を測
定する場合、図2のセレクタ5Cは図3のパターン発生
器1からのX・Yアドレスを選択してメモリ15に出力
し、メモリ15はアドレスごとに図3のコンパレータ4
からのフェイルデータを格納する。
【0005】被測定デバイス6の測定後、クロック発生
器5Aはカウンタ5Bに対しクロックを入力する。セレ
クタ5Cはカウンタ5Bの出力を選択し、カウンタ5B
はクロックに同期してインクリメントアドレスを出力す
る。
器5Aはカウンタ5Bに対しクロックを入力する。セレ
クタ5Cはカウンタ5Bの出力を選択し、カウンタ5B
はクロックに同期してインクリメントアドレスを出力す
る。
【0006】メモリ15は与えられたアドレスにフェイ
ルデータが格納されていると、クロック発生器5Aに対
してストップ信号を出力し、カウンタ5Bの動作を停止
させる。この停止したアドレスをバス5Fを介してCP
U5Eに送り、取り込むことにより、被測定デバイス6
のフェイルデータの格納されたアドレスを認識する。
ルデータが格納されていると、クロック発生器5Aに対
してストップ信号を出力し、カウンタ5Bの動作を停止
させる。この停止したアドレスをバス5Fを介してCP
U5Eに送り、取り込むことにより、被測定デバイス6
のフェイルデータの格納されたアドレスを認識する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2の構成では、メモ
リ15内のフェイルデータのアドレスを認識するため
に、カウンタ5Bによりインクリメントアドレスを発生
させて、順次アドレスごとのデータをサーチしている
が、不良解析メモリ5の容量は被測定デバイス6の容量
と同じだけ必要であり、サーチにかける時間は被測定デ
バイス6の大容量化に伴い増加する傾向にある。例えば
被測定デバイス6が4Mデバイスのフェイルデータをサ
ーチするのに、クロック発生器5Aの周波数を10MH
zで動作させた場合、4.2msもかかってしまう。
リ15内のフェイルデータのアドレスを認識するため
に、カウンタ5Bによりインクリメントアドレスを発生
させて、順次アドレスごとのデータをサーチしている
が、不良解析メモリ5の容量は被測定デバイス6の容量
と同じだけ必要であり、サーチにかける時間は被測定デ
バイス6の大容量化に伴い増加する傾向にある。例えば
被測定デバイス6が4Mデバイスのフェイルデータをサ
ーチするのに、クロック発生器5Aの周波数を10MH
zで動作させた場合、4.2msもかかってしまう。
【0008】この発明は、被測定デバイスのフェイルデ
ータを高速にサーチする高速フェイルサーチ回路の提供
を目的とする。
ータを高速にサーチする高速フェイルサーチ回路の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、タイミング発生器とパターン発生器と
ドライバとコンパレータと不良解析メモリを備え、タイ
ミング発生器はドライバにクロックを入力するととも
に、コンパレータにストローブを入力し、パターン発生
器はドライバにXアドレス・Yアドレスごとに書き込み
パターンを入力するとともに不良解析メモリにXアドレ
ス・Yアドレスを入力し、ドライバは被測定デバイスに
書き込みパターンを出力し、コンパレータはタイミング
発生器のクロックに同期して期待パターンを入力し、被
測定デバイスから読み出したパターンをアドレスごとに
比較して、一致しなければフェイルデータを出力し、不
良解析メモリにアドレスごとにフェイルデータを書き込
み、被測定デバイスの測定終了後にフェイルの解析を行
うメモリデバイス測定回路において、不良解析メモリ
は、クロックを発生するクロック発生器5Aと、クロッ
ク発生器5Aの出力を入力とし、クロックに同期してイ
ンクリメントアドレスを発生するカウンタ5Bと、カウ
ンタ5Bの出力とパターン発生器2のX・Yアドレスを
入力とし、フェイルデータ書き込み時にはパターン発生
器2の出力を選択し、フェイル解析時にはカウンタ5B
の出力を選択するセレクタ5Cと、セレクタ5Cのアド
レス出力のビットの下位数ビットを入力し、デコードす
るデコーダ8と、デコーダ8の出力をCS入力とし、セ
レクタ5Cのアドレス出力のビットの残りの上位数ビッ
トをADD入力とし、フェイルデータをWE入力とし
て、CS信号がイネーブル状態でフェイルデータを書き
込み読み出す、デコーダ8の出力ビット数に対応した数
のメモリ7と、残りの上位数ビットのアドレスごとのメ
モリ7の出力を保持するレジスタ5Dを備え、停止した
カウンタ5Bのカウント値をCPUバス5Fを介してC
PU5Eに送り、フェイルデータの格納されたアドレス
を認識する。
め、この発明は、タイミング発生器とパターン発生器と
ドライバとコンパレータと不良解析メモリを備え、タイ
ミング発生器はドライバにクロックを入力するととも
に、コンパレータにストローブを入力し、パターン発生
器はドライバにXアドレス・Yアドレスごとに書き込み
パターンを入力するとともに不良解析メモリにXアドレ
ス・Yアドレスを入力し、ドライバは被測定デバイスに
書き込みパターンを出力し、コンパレータはタイミング
発生器のクロックに同期して期待パターンを入力し、被
測定デバイスから読み出したパターンをアドレスごとに
比較して、一致しなければフェイルデータを出力し、不
良解析メモリにアドレスごとにフェイルデータを書き込
み、被測定デバイスの測定終了後にフェイルの解析を行
うメモリデバイス測定回路において、不良解析メモリ
は、クロックを発生するクロック発生器5Aと、クロッ
ク発生器5Aの出力を入力とし、クロックに同期してイ
ンクリメントアドレスを発生するカウンタ5Bと、カウ
ンタ5Bの出力とパターン発生器2のX・Yアドレスを
入力とし、フェイルデータ書き込み時にはパターン発生
器2の出力を選択し、フェイル解析時にはカウンタ5B
の出力を選択するセレクタ5Cと、セレクタ5Cのアド
レス出力のビットの下位数ビットを入力し、デコードす
るデコーダ8と、デコーダ8の出力をCS入力とし、セ
レクタ5Cのアドレス出力のビットの残りの上位数ビッ
トをADD入力とし、フェイルデータをWE入力とし
て、CS信号がイネーブル状態でフェイルデータを書き
込み読み出す、デコーダ8の出力ビット数に対応した数
のメモリ7と、残りの上位数ビットのアドレスごとのメ
モリ7の出力を保持するレジスタ5Dを備え、停止した
カウンタ5Bのカウント値をCPUバス5Fを介してC
PU5Eに送り、フェイルデータの格納されたアドレス
を認識する。
【0010】
【作用】次に、この発明による不良解析メモリの構成を
図1に示す。図1の7はメモリ、8はデコーダ、9はO
R回路であり、他の構成は図2と同じである。図1で、
メモリ7は複数個備えられる。被測定デバイス6を測定
する場合、図1のセレクタ5Cは図3のパターン発生回
路2のX・Yアドレスを選択し、X・Yアドレスの上位
の数ビットのみを各メモリ7のアドレス入力とする。デ
コーダ8はX・Yアドレスの下位の残り数ビットを入力
して順次各メモリ7に対してCS信号を入力し、各メモ
リ7に並列に接続されているフェイルデータは、CS信
号がイネーブル状態である特定のメモリに書き込まれ
る。
図1に示す。図1の7はメモリ、8はデコーダ、9はO
R回路であり、他の構成は図2と同じである。図1で、
メモリ7は複数個備えられる。被測定デバイス6を測定
する場合、図1のセレクタ5Cは図3のパターン発生回
路2のX・Yアドレスを選択し、X・Yアドレスの上位
の数ビットのみを各メモリ7のアドレス入力とする。デ
コーダ8はX・Yアドレスの下位の残り数ビットを入力
して順次各メモリ7に対してCS信号を入力し、各メモ
リ7に並列に接続されているフェイルデータは、CS信
号がイネーブル状態である特定のメモリに書き込まれ
る。
【0011】被測定デバイス6の測定終了後、クロック
発生器5Aはカウンタ5Bに対しクロックを発生し、セ
レクタ5Cはカウンタ5Bの出力を選択して、カウンタ
5Bのインクリメントアドレスの上位の数ビットを各メ
モリ7のアドレス入力とする。デコーダ8は、各メモリ
7に対して一斉にCS信号を入力し、入力された上位数
ビットのアドレスに格納された各メモリ7のデータを読
み出す。
発生器5Aはカウンタ5Bに対しクロックを発生し、セ
レクタ5Cはカウンタ5Bの出力を選択して、カウンタ
5Bのインクリメントアドレスの上位の数ビットを各メ
モリ7のアドレス入力とする。デコーダ8は、各メモリ
7に対して一斉にCS信号を入力し、入力された上位数
ビットのアドレスに格納された各メモリ7のデータを読
み出す。
【0012】OR回路9はすべてのメモリ7の出力をO
Rし、フェイルデータがあればクロック発生器5Aに対
してストップ信号を出力し、カウンタ5Bの動作を停止
させる。フェイルデータがなければ、カウンタ5Bのイ
ンクリメントアドレスの上位の数ビットをインクリメン
トして各メモリ7のアドレス入力とし、デコーダ8が各
メモリ7に対して一斉にCS信号を入力し、入力された
上位数ビットのアドレスに格納された各メモリ7のデー
タを読み出す動作を繰り返す。
Rし、フェイルデータがあればクロック発生器5Aに対
してストップ信号を出力し、カウンタ5Bの動作を停止
させる。フェイルデータがなければ、カウンタ5Bのイ
ンクリメントアドレスの上位の数ビットをインクリメン
トして各メモリ7のアドレス入力とし、デコーダ8が各
メモリ7に対して一斉にCS信号を入力し、入力された
上位数ビットのアドレスに格納された各メモリ7のデー
タを読み出す動作を繰り返す。
【0013】カウンタ5Bが停止したアドレスを、バス
5Fを介してCPU5Eに送ることにより、フェイルデ
ータを格納したメモリのアドレスの上位アドレスを認識
することができる。
5Fを介してCPU5Eに送ることにより、フェイルデ
ータを格納したメモリのアドレスの上位アドレスを認識
することができる。
【0014】レジスタ5Dは各メモリ7の出力を保持
し、このデータをバス5Fを介してCPU5Eに送り、
フェイルデータのあるビットをサーチすることにより、
フェイルデータの格納されたアドレスの下位アドレスを
認識する。
し、このデータをバス5Fを介してCPU5Eに送り、
フェイルデータのあるビットをサーチすることにより、
フェイルデータの格納されたアドレスの下位アドレスを
認識する。
【0015】
【実施例】次に、この発明による不良解析メモリの動作
を図1を参照して説明する。この実施例は、例として被
測定デバイス6が256アドレスの場合について、図3
のパターン発生器2が8ビットのアドレスを発生するも
のである場合の説明である。
を図1を参照して説明する。この実施例は、例として被
測定デバイス6が256アドレスの場合について、図3
のパターン発生器2が8ビットのアドレスを発生するも
のである場合の説明である。
【0016】図1で、被測定デバイス6を測定する場
合、セレクタ5Cは図3のパターン発生器2からのアド
レスの下位5ビットをデコーダ8に出力し、上位3ビッ
トを各メモリ7に並列に出力している。ここで、デコー
ダ8に入力するパターン発生器2のアドレスは5ビット
なので、メモリ7は32個備えられる。
合、セレクタ5Cは図3のパターン発生器2からのアド
レスの下位5ビットをデコーダ8に出力し、上位3ビッ
トを各メモリ7に並列に出力している。ここで、デコー
ダ8に入力するパターン発生器2のアドレスは5ビット
なので、メモリ7は32個備えられる。
【0017】図3のコンパレータ4からフェイルデータ
は、パターン発生器2の発生するXX・Yアドレスに対
応してデコーダ8がCS信号を各メモリに対して順次イ
ネーブル状態にするとともに、メモリ7に対するCS信
号のイネーブル状態が32個目になるごとに上位3ビッ
トがインクリメントされ、メモリ7に順次格納される。
は、パターン発生器2の発生するXX・Yアドレスに対
応してデコーダ8がCS信号を各メモリに対して順次イ
ネーブル状態にするとともに、メモリ7に対するCS信
号のイネーブル状態が32個目になるごとに上位3ビッ
トがインクリメントされ、メモリ7に順次格納される。
【0018】図4はアドレスごとにフェイルデータが格
納される32個のメモリ7の例であり、A0〜A4がパ
ターン発生器2の下位5ビットのアドレスを示し、A5
〜A7が上位3ビットのアドレスを示している。
納される32個のメモリ7の例であり、A0〜A4がパ
ターン発生器2の下位5ビットのアドレスを示し、A5
〜A7が上位3ビットのアドレスを示している。
【0019】図4で、A0〜A4のアドレスはそれぞれ
特定のメモリ7に対応し、図1のデコーダ回路8からの
CS信号となり、A5〜A7はメモリ7のアドレスの深
さに対応している。これにより、256アドレスに対応
してフェイルデータが格納される。
特定のメモリ7に対応し、図1のデコーダ回路8からの
CS信号となり、A5〜A7はメモリ7のアドレスの深
さに対応している。これにより、256アドレスに対応
してフェイルデータが格納される。
【0020】次に、フェイルデータを読み出す場合につ
いて、図1と図4を参照して説明する。図1で、デコー
ダ8が各メモリ7に対して一斉にCS信号を入力する
と、まず、上位3ビットのアドレスが「000」に格納
された32個のメモリ7のデータを読み出す。
いて、図1と図4を参照して説明する。図1で、デコー
ダ8が各メモリ7に対して一斉にCS信号を入力する
と、まず、上位3ビットのアドレスが「000」に格納
された32個のメモリ7のデータを読み出す。
【0021】OR回路9はすべてのメモリ7の出力をO
Rし、フェイルデータがあればストップ信号を出力して
カウンタ5Bの動作を停止させる。フェイルデータがな
ければ、カウンタ5Bのインクリメントアドレスの上位
3ビットをインクリメントし、「001」を各メモリ7
のアドレス入力とする。デコーダ8が各メモリ7に対し
て一斉にCS信号を入力し、入力された上位3ビットの
アドレス「001」に格納された各メモリ7のデータを
読み出し、以下同様に動作を繰り返す。
Rし、フェイルデータがあればストップ信号を出力して
カウンタ5Bの動作を停止させる。フェイルデータがな
ければ、カウンタ5Bのインクリメントアドレスの上位
3ビットをインクリメントし、「001」を各メモリ7
のアドレス入力とする。デコーダ8が各メモリ7に対し
て一斉にCS信号を入力し、入力された上位3ビットの
アドレス「001」に格納された各メモリ7のデータを
読み出し、以下同様に動作を繰り返す。
【0022】図4で、例えば被測定デバイス6の214
アドレスにフェイルが格納されている場合、上位3ビッ
トのアドレスを順次インクリメントしていき、アドレス
が「110」のときにフェイルデータが検出されるの
で、OR回路9はクロック発生器5Aに対してストップ
信号を出力し、カウンタ5Bの動作を停止させる。
アドレスにフェイルが格納されている場合、上位3ビッ
トのアドレスを順次インクリメントしていき、アドレス
が「110」のときにフェイルデータが検出されるの
で、OR回路9はクロック発生器5Aに対してストップ
信号を出力し、カウンタ5Bの動作を停止させる。
【0023】カウンタ5Bが停止したアドレス「11
0」を、バス5Fを介してCPU5Eに送ることによ
り、フェイルデータを格納したメモリ7のアドレスの上
位3ビットのアドレスを認識する。
0」を、バス5Fを介してCPU5Eに送ることによ
り、フェイルデータを格納したメモリ7のアドレスの上
位3ビットのアドレスを認識する。
【0024】レジスタ5Dは上位3ビットのアドレスが
「110」の時の各メモリ7の出力データを保持し、こ
のデータをバス5Fを介してCPU5Eに送り、フェイ
ルデータのあるビットをサーチすることにより、フェイ
ルデータの格納されたアドレスのうち、下位5ビットの
アドレスを認識する。
「110」の時の各メモリ7の出力データを保持し、こ
のデータをバス5Fを介してCPU5Eに送り、フェイ
ルデータのあるビットをサーチすることにより、フェイ
ルデータの格納されたアドレスのうち、下位5ビットの
アドレスを認識する。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、不良解析メモリにお
いて、メモリにフェイルデータを格納するためのアドレ
スを上位ビットと下位ビットに分け、メモリを下位ビッ
トのアドレス発生数だけ備えることにより、上位ビット
をアドレスの深さ方向に展開するとともに下位ビットを
メモリ方向に展開させ、フェイルデータのサーチは、デ
コーダによりすべてのメモリに対して一斉に行い、順次
アドレスの深さ方向にサーチし、上位アドレスが特定さ
れたら、CPUによりメモリ方向にサーチすることによ
り、不良解析メモリのフェイルデータを高速にサーチす
ることができ、不良解析の処理を早く行うことができ
る。
いて、メモリにフェイルデータを格納するためのアドレ
スを上位ビットと下位ビットに分け、メモリを下位ビッ
トのアドレス発生数だけ備えることにより、上位ビット
をアドレスの深さ方向に展開するとともに下位ビットを
メモリ方向に展開させ、フェイルデータのサーチは、デ
コーダによりすべてのメモリに対して一斉に行い、順次
アドレスの深さ方向にサーチし、上位アドレスが特定さ
れたら、CPUによりメモリ方向にサーチすることによ
り、不良解析メモリのフェイルデータを高速にサーチす
ることができ、不良解析の処理を早く行うことができ
る。
【図1】この発明による不良解析メモリの構成図であ
る。
る。
【図2】従来技術による不良解析メモリの構成図であ
る。
る。
【図3】この発明によるメモリデバイス測定装置の全体
の構成図である。
の構成図である。
【図4】アドレスごとにフェイルデータが格納される3
2個のメモリ7の状態図である。
2個のメモリ7の状態図である。
1 タイミング発生器 2 パターン発生器 3 ドライバ 4 コンパレータ 5 不良解析メモリ 5A クロック発生器 5B カウンタ 5C セレクタ 5D レジスタ 5E CPU 5F バス 6 被測定デバイス 7 メモリ 8 デコーダ 9 OR回路 15 メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 タイミング発生器とパターン発生器とド
ライバとコンパレータと不良解析メモリを備え、タイミ
ング発生器はドライバにクロックを入力するとともに、
コンパレータにストローブを入力し、パターン発生器は
ドライバにXアドレス・Yアドレスごとに書き込みパタ
ーンを入力するとともに不良解析メモリにXアドレス・
Yアドレスを入力し、ドライバは被測定デバイスに書き
込みパターンを出力し、コンパレータはタイミング発生
器のクロックに同期して期待パターンを入力し、被測定
デバイスから読み出したパターンをアドレスごとに比較
して、一致しなければフェイルデータを出力し、不良解
析メモリにアドレスごとにフェイルデータを書き込み、
被測定デバイスの測定終了後にフェイルの解析を行うメ
モリデバイス測定回路において、 不良解析メモリは、クロックを発生するクロック発生器
(5A)と、 クロック発生器(5A)の出力を入力とし、クロックに同期
してインクリメントアドレスを発生するカウンタ(5B)
と、 カウンタ(5B)の出力とパターン発生器(2) のX・Yアド
レスを入力とし、フェイルデータ書き込み時にはパター
ン発生器(2) の出力を選択し、フェイル解析時にはカウ
ンタ(5B)の出力を選択するセレクタ(5C)と、 セレクタ(5C)のアドレス出力のビットの下位数ビットを
入力し、デコードするデコーダ(8) と、 デコーダ(8) の出力をCS入力とし、セレクタ(5C)のア
ドレス出力のビットの残りの上位数ビットをADD入力
とし、フェイルデータをWE入力として、CS信号がイ
ネーブル状態でフェイルデータを書き込み読み出す、デ
コーダ(8) の出力ビット数に対応した数のメモリ(7)
と、 残りの上位数ビットのアドレスごとのメモリ(7) の出力
を保持するレジスタ(5D)を備え、 停止したカウンタ(5B)のカウント値をCPUバス(5F)を
介してCPU(5E)に送り、フェイルデータの格納された
アドレスを認識することを特徴とする高速にフェイルを
サーチする不良解析メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32624093A JP3180539B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 高速にフェイルをサーチする不良解析メモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32624093A JP3180539B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 高速にフェイルをサーチする不良解析メモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07153299A JPH07153299A (ja) | 1995-06-16 |
JP3180539B2 true JP3180539B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=18185564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32624093A Expired - Fee Related JP3180539B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 高速にフェイルをサーチする不良解析メモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180539B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32624093A patent/JP3180539B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07153299A (ja) | 1995-06-16 |
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Legal Events
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