JP3179164U - 足場板 - Google Patents
足場板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3179164U JP3179164U JP2012004814U JP2012004814U JP3179164U JP 3179164 U JP3179164 U JP 3179164U JP 2012004814 U JP2012004814 U JP 2012004814U JP 2012004814 U JP2012004814 U JP 2012004814U JP 3179164 U JP3179164 U JP 3179164U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- board
- shaft
- scaffold
- skirting board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Abstract
【解決手段】足場板本体11に幅木31が起伏可能に取り付けられた足場板10であって、足場板本体11には、上板12および側板13に沿ったガイド部材21を有し、幅木31には、ガイド部材21にガイドされるシャフト32を有し、幅木31は、ガイド部材21およびシャフト32により、倒伏状態で上板12の短手方向に沿った移動と、起立状態で側板13の上下方向に沿った移動とが可能であると共に、上板12の短手方向に沿った移動と側板13の上下方向に沿った移動との間の移行位置で、シャフト32を中心に倒伏状態と起立状態との間を回動可能である。
【選択図】図2
Description
本実施形態の足場板は、例えば図1に示すような仮設足場1で用いることができる。
図1は、仮設足場1の構成を示す斜視図である。仮設足場1は、複数の建枠2と、建枠2同士の間で斜めに掛け渡されたブレース3と、建枠2同士の間で水平に架設された足場板10とを含んで構成されている。
図2は、第1の実施形態に係る足場板10の構成を示す分解斜視図である。
本実施形態の足場板10は、足場板本体11(布板ともいう)と幅木31とを有している。足場板10は、幅木31が足場板本体11の短手方向の一方側で、長手方向に沿った回動軸を中心にして起立状態および倒伏状態の間を起伏可能に取り付けられる。
足場板本体11は、鋼製またはアルミニウム合金製等で長尺の矩形状に形成され、所定の厚みを有している。足場板本体11は主に、全面に複数の孔が穿設された上板12と、上板12の短手方向の両端部から下方に折り曲げて形成された側板13とを有している。また、足場板本体11の4隅には、図1に示す建枠2に引っ掛けて足場板10を架設するための引掛部14が結合されている。
具体的に、シャフト32は、幅木31の一方の側縁31c側の長手方向に沿って溶接等によって結合されている。シャフト32は、いわゆる丸鋼であり、側面視真円状に形成されている。本実施形態では、幅木31の側縁31cには足場板本体11のガイド部材21と対応する位置に、それぞれ矩形状の切り欠き部33が形成されている。シャフト32は各切り欠き部33を跨ぐようにして外側面31aに結合される。ここで、切り欠き部33の幅寸法(図4(a)に示すWc1)はガイド部材21の幅寸法(図4(a)に示すWg)よりも大きく形成されている。したがって、シャフト32をガイド部材21の空間26内に挿入された状態では、ガイド部材21を切り欠き部33内に位置させることができる。
まず、足場板本体11の角部15の所定位置にガイド部材21を予め取り付けた足場板本体11を用意する。次に、幅木31の側縁31cの所定位置に切り欠き部33を予め形成した幅木31を用意する。このとき、まだシャフト32は幅木31に取り付けられていない。
続いて、幅木31の各切り欠き部33内に各ガイド部材21を位置させた状態で、幅木31の内側面31bと、上板12の上面12aとを重ね合わせる。
図3は、組み立てられた足場板10を示す平面図である。図3に示す足場板10は幅木31が足場板本体11に重ねられた倒伏状態を示している。図3に示すような幅木31の倒伏状態では、足場板10は足場板本体11とサイズが変わらないため、輸送や保管が容易である。
また、図4(c)、図5(c)、図6(c)に示すように幅木31を起立状態にすることで幅木31の回動がロックされるので、幅木31を番線や固定金具等を用いることなく固定できる。
また、幅木31の起立状態から倒伏状態への移行は、作業者が幅木31を上方に持ち上げた後、足場板本体11の短手方向にスライドさせるだけの作業であり、特別な工具を用いる必要がないと共に作業時間を短縮させることができる。
図7は、第2の実施形態に係る足場板40の構成を示す分解斜視図である。
本実施形態の足場板40は、足場板本体41と幅木61とを有している。足場板40は、幅木61が足場板本体41の短手方向の一方側で、長手方向に沿った回動軸を中心にして起立状態および倒伏状態の間を起伏可能に取り付けられる。以下では第1の実施形態と相違する点を中心に説明し、同様の構成についてはその説明を適宜省略する。
本実施形態は、シャフト62は、幅木61の一方の側縁61c側の長手方向に沿って足場板本体41の切り欠き42と対応する位置に複数、溶接等によって結合されている。ここで、シャフト62の幅寸法(図8(a)に示すWs)は切り欠き42の幅寸法(図8(a)に示すWc2)よりも大きく形成されている。したがって、シャフト62を切り欠き42内に挿入された状態では、シャフト62の両端を切り欠き41の両側に位置する上板12の下面12bと側板13の内側面13bとに囲まれた空間内に位置させることができる。なお、後述する図9(a)〜図9(c)に示すように、シャフト62と幅木61の内側面61bとの間には、上板12、側板13の板厚以上の当て板63を介して結合されている。
まず、足場板本体41の角部15の所定位置に切り欠き42を予め形成した足場板本体41を用意する。次に、シャフト62が取り付けられていない幅木61を用意する。
続いて、幅木61の内側面61bと、上板12の上面12aとを重ね合わせる。
図8(b)、図9(b)に示す幅木61の状態は、幅木61を倒伏状態のままスライドさせて、シャフト62を上板12と側板13との接合位置である角部(内側の角部)15まで移動させ、起立状態に回動した状態である。すなわち、シャフト62を角部15まで移動することで、幅木61のうち領域Raの内側面61bを上板12の上面12aから離間させることができる。したがって、幅木61のシャフト62を中心した回動が許容されるので、作業者は幅木61を倒伏状態から起立状態に回動できる。
図8(c)、図9(c)に示す幅木61の起立状態では、シャフト62が切り欠き42の下ストッパ部55に接しているため、幅木61の自重による下方の移動を規制される。このとき、幅木61の側縁61cと側板13の外側面13aとが重なり合っているために、幅木31と上板12との間に隙間が生じない。更に、幅木61の領域Raおよび領域Rbの内側面61bが、側板13の外側面13aに接しているために、幅木61のシャフト62を中心とした回動が規制される。すなわち、幅木61は、倒伏状態への回動が規制されたロック状態となる。
例えば、第1の実施形態では、断面視略L字状のガイド部材21を足場板本体11に取付ける場合について説明したが、この場合に限られない。図10は、第1の実施形態の他の変形例を示す図である。本変形例に示すガイド部材27は断面視L字状(鉤状)の空間26を囲むように形成されているので剛性を高めることができる、ガイド部材27を足場板本体11の角部15に結合することで、第1の実施形態と同様に構成することができる。
また、例えば、第2の実施形態では、切り欠き42に水平ストッパ部54および下ストッパ部55を別々に構成する場合について説明したが、この場合に限られない。図11は、第2の実施形態の他の変形例を示す図である。本変形例では、水平ストッパ部54と下ストッパ部55とが一体で階段状に形成されたストッパ部材56を用いている。ストッパ部材56を切り欠き42に足場板本体41の内側から結合することで、水平ストッパ部54および下ストッパ部55の剛性を高めることができる。
また、第1の実施形態では一本のシャフト32で構成し、第2の実施形態では複数本のシャフト62で構成する場合について説明したが、この場合に限られない。複数本のシャフト32で構成してもよく、一本のシャフト62で構成してもよい。なお、シャフトを複数本に場合には、各シャフトが同芯軸上に構成する。
Claims (5)
- 足場板本体に幅木が起伏可能に取り付けられた足場板であって、
前記足場板本体には、上板および側板に沿ったガイド部を有し、
前記幅木には、前記ガイド部にガイドされる被ガイド部を有し、
前記幅木は、前記ガイド部および前記被ガイド部により、倒伏状態で前記上板の短手方向に沿った移動と、起立状態で前記側板の上下方向に沿った移動とが可能であると共に、前記上板の短手方向に沿った移動と前記側板の上下方向に沿った移動との間の移行位置で、前記被ガイド部を中心に倒伏状態と起立状態との間を回動可能であることを特徴とする足場板。 - 前記ガイド部は、前記上板および前記側板が接合される角部に設けられ、断面視L字状の空間が形成されるガイド部材であり、
前記被ガイド部は、幅木の長手方向に沿って取り付けられ前記ガイド部材の空間内を移動するシャフトであることを特徴とする請求項1に記載の足場板。 - 前記シャフトは、前記幅木の側縁の一部が切り欠かれた切り欠き部を跨いで取り付けられ、
前記ガイド部材は、前記切り欠き部内に位置することを特徴とする請求項2に記載の足場板。 - 前記ガイド部は、前記上板の内側面および前記側板の内側面であり、
前記被ガイド部は、前記幅木の長手方向に沿って取り付けられ前記上板の内側面および前記側板の内側面に沿って移動するシャフトであることを特徴とする請求項1に記載の足場板。 - 前記シャフトは、前記上板および前記側板に亘って形成された切り欠きを通して前記上板の内側面および前記側板の内側面に接することを特徴とする請求項4に記載の足場板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004814U JP3179164U (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 足場板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004814U JP3179164U (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 足場板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3179164U true JP3179164U (ja) | 2012-10-18 |
Family
ID=48005856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012004814U Expired - Lifetime JP3179164U (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 足場板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3179164U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019049149A (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-28 | Jfe機材フォーミング株式会社 | 足場板およびその足場板の製造方法 |
-
2012
- 2012-08-06 JP JP2012004814U patent/JP3179164U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019049149A (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-28 | Jfe機材フォーミング株式会社 | 足場板およびその足場板の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102034141B1 (ko) | 보 거푸집 및 보 거푸집 시공방법 | |
JP6861108B2 (ja) | 取付具、及び建物の壁構造 | |
JP3179164U (ja) | 足場板 | |
JP6205217B2 (ja) | 梁補強構造および方法、ならびに、補助梁用支持具 | |
JP6007090B2 (ja) | パネル建起こし治具及びパネルの積載ラック | |
KR200464661Y1 (ko) | 조립식 가로등주 | |
JP5992390B2 (ja) | 梁補強方法、補助梁、および既存梁支持具 | |
JP5236567B2 (ja) | 仮設足場の幅木材 | |
JP3201716U (ja) | 仮設足場用部材 | |
JP6893017B2 (ja) | 冶具、及び、その冶具を用いた鉄筋かごの製造方法 | |
JP2015071905A (ja) | パイプサポート用大引き材受金物 | |
JP5339832B2 (ja) | ベタ基礎外周立上り部の型枠取付け金物 | |
JP7245645B2 (ja) | パネル建起こし治具及びパネルの積載ラック | |
JP5995822B2 (ja) | 梁補強方法および構造、ならびに補助梁支持具 | |
JP2018040214A (ja) | 仮設足場の幅木材 | |
JP7415984B2 (ja) | 自動倉庫のベタ基礎の施工方法、自動倉庫、および配筋用の目標指示具 | |
KR102459870B1 (ko) | 조립식 패널의 측면 프레임 제조를 위한 용접용 지그 장치 | |
JP3208357U (ja) | 仮設足場の幅木材 | |
JP3166770U (ja) | ロングスターター | |
JP7416008B2 (ja) | 自動倉庫のベタ基礎の施工方法、自動倉庫の施工方法、および自動倉庫 | |
KR101422796B1 (ko) | 한옥부재 연결구조 및 연결방법 | |
JP6904633B2 (ja) | 軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物 | |
JP6867079B2 (ja) | 軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物 | |
JP6871492B2 (ja) | 杭頭補強部材及び杭頭補強構造 | |
JP5913265B2 (ja) | 梁補強方法および構造、ならびに補助梁支持具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3179164 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150926 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |