JP6867079B2 - 軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物 - Google Patents

軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物 Download PDF

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本発明は、軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)用の自重受け金物及びそれを用いた軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造に関する。
従来、建物の帳壁をALCパネルによって構成することが広く行われている。このような壁体においては、ALCパネルの自重は、アングル等の下地を介して建物躯体に取付けられた自重受け金物によって支持されている(特許文献1参照)。より詳しくは、上記の下地となるアングルは、通常、柱等の建物躯体に溶接固定されており、自重受け金物も、通常、この下地となるアングルの垂直面にパネルの寸法と対応する間隔で溶接固定されている。
自重受け金物は、パネルを載置する水平面とこれに対して直角をなす垂直面を一体形成又は各面を構成する板材を組合せて一体化した断面略L字状のアングル材が用いられる。このようなアングル材において、水平面の長手方向両端部を垂直面の幅よりも長い構成とすることによって、壁パネルの生産性と意匠性を向上させることができるように改良されている金物等も開発されている(特許文献2参照)。
特開2002−088958号公報 特開2005−344443号公報
ここで、ALCパネルを積載してなる壁体の取付け作業においては、通常、壁体の外部側(足場側)から溶接作業が行われる。しかしながら、特許文献1及び2に開示されている自重受け金物も含め、従来の自重受け金物は、いずれも、その垂直面を構成する支持板を、下地材とするアングルに固定する際には、壁体の内部側での溶接作業が生じる。このことは、ALCパネルの取付け作業に全般において、溶接作業の煩雑さを高め、作業精度の確保に格段の注意を払う必要を余儀なくしており、ALCパネルの取付け作業の生産性を高める上での障害となっていた。
本発明は、ALCパネル壁体の生産性や品質安定性の向上に寄与するために、ALCパネル壁体の施工、特に自重受け金物の建物躯体側の構造への溶接を、従来よりも簡略化、容易化された作業手順で行うことができる軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物を提供することを目的とする。
本発明者らは、自重受け金物を構成する垂直支持板の側端に壁体の外部側(足場側)からの溶接作業を可能とせしめる溶接用補助板部を形成することにより、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物であって、自重受け水平板と、垂直支持板と、を含んでなり、前記垂直支持板は溶接用補助板部が形成されていて、前記溶接用補助板部は、前記垂直支持板の側端部近傍から延出していて、該垂直支持板の表面に対して垂直方向に離間しており、且つ、該垂直支持板の表面と平行に配置されている、自重受け金物。
(1)の発明により、ALCパネル壁体の製造におけるALCパネルの取付け作業において、自重受け金物を下地材とするアングルに固定する全ての溶接作業を、壁体の外部側(足場側)から行うことができるようになった。又、溶接用補助板部の位置をALCパネル設置位置に適合するように設計することで、取付けの作業性が向上する。以上により、自重受け金物の建物躯体側の構造への溶接を、従来よりも簡略化、容易化された作業手順で行うことができ、ALCパネル壁体の生産性や品質安定性の向上に寄与することができる。
(2) 前記垂直支持板の一の表面から垂直方向に離間して配置されている一の溶接用補助板部と、他の表面から反対向きの垂直方向に離間して配置されている他の溶接用補助板部とが、前記垂直支持板の両面上にそれぞれ配置されている(1)に記載の自重受け金物。
(2)の発明によれば、(1)に記載の自重受け金物において、更に、溶接用補助板部を、垂直支持板の前面と背面にそれぞれ1つずつ配置する構成とした。このような自重受け金物によれば、設置箇所に応じて適宜上下前後を反転させて用いることにより、1種類の型からなる自重受け金物で、左右いずれの向きに向けた設置にも対応することができる。よって、取付け勝手方向を考慮する必要がないため金物の種類を削減でき、作業性が一層向上するとともに、在庫管理や製造管理に要するコストを削減することができる。
(3) (1)又は(2)に記載の自重受け金物に軽量気泡コンクリートパネルが載置されていて、該自重受け金物の前記溶接用補助板部が、建物躯体に直接又は下地鋼材を介して溶接されている、軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造。
(3)の発明によれば、(1)又は(2)の発明の効果を享受することにより、ALCパネル壁体を形成する際の作業性が顕著に向上する。これにより、ALCパネル壁体の生産性や品質安定性の向上に貢献することができる。
(4) 複数の軽量気泡コンクリートパネルが垂直方向に積層されてなる壁体において、前記壁体の最下段に配置されている軽量気泡コンクリートパネルを除くその他の軽量気泡コンクリートパネルを載置する自重受け金物が、(1)又は(2)に記載の自重受け金物であって、該自重受け金物の前記溶接用補助板部が、建物躯体に直接又は下地鋼材を介して溶接されている、軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造。
(4)の発明によれば、ALCパネル壁体の取付け構造を、当該壁体の最下段に配置されている軽量気泡コンクリートパネルを除くその他の軽量気泡コンクリートパネル、即ち、最下段から2段目以上に配置されているALCパネルが(1)又は(2)に記載の自重受け金物に載置されている構造とした。ALCパネル壁体の取付け作業においては、特に最下段から2段目以上に配置されているALCパネルについて、作業壁体の内部側からの溶接作業を余儀なくされることが、取付け作業全体の効率を著しく低下させる。この場合、壁体の内部側からの溶接作業を行うために、足場での作業を中断して足場を降り、壁体の内部側(建物の内部)に移動し、更には、建物内にこの溶接のための新たな足場を設ける必要が生じるからである。(4)の発明によれば、このような作業効率の低下を回避して、ALCパネル壁体の生産性や品質安定性の向上に寄与することができる。
本発明によれば、ALCパネル壁体の施工、特に自重受け金物の建物躯体側の構造への溶接を、従来よりも簡略化、容易化された作業手順で行うことができる軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物を提供することができる。
本発明の自重受け金物を用いた軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造の立面図である。 本発明の自重受け金物の斜視図である。 本発明の自重受け金物を用いた軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造の側面図である。 本発明の自重受け金物の他の実施形態に係る斜視図である。 本発明の自重受け金物(図4に示す実施形体)を用いた軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造の側面図である。従来の軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造の他の実施形態の側面図である。
以下、本発明の自重受け金物を用いて形成することができる軽量気泡コンクリートパネル壁体(以下、単に、「壁体」とも言う)、本発明の軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造(以下、単に、「取付け構造」とも言う)、及び、軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物(以下、単に、「自重受け金物」とも言う)の好ましい実施形態について説明する。尚、以下においては、主に、複数の長方形のALCパネルを、横積みにして建造物の柱等の建物躯体にパネル両端部を接合することによって建物の帳壁を構成する壁体に本発明を適用する場合の実施形態について説明する。但し、本発明は、このような実施形態に限定されるものではない。
<壁体>
図1は、本発明にかかる壁体100の立面図である。壁体100は取付け構造10により建物躯体に取り付けられている。又、取付け構造10は、自重受け金物1を含んで構成されていて、ALCパネル2が自重受け金物1に載置されてなる部分に形成されている自重受け金物1とALCパネル2との接合構造である。
壁体100においては、複数の長方形のALCパネル2が横積み配置されている。ALCパネル2は、主として、壁体100の垂直方向に沿ってパネル数枚ごとの間隔で設置されている自重受け金物1によって、その重量を支持されている。自重受け金物1は、縦アングルからなる下地鋼材4を介して建物躯体3に固定されている。そして、自重受け金物1は、ALCパネル2の下部小口面における幅方向の両端部に対応する位置に配置されることにより、ALCパネル2の重量を有効に支持している。
又、複数のALCパネル2が垂直方向に複数積層されてなる壁体100においては、建築物の建物躯体3又はこれに溶接固定された縦アングル鋼材からなる下地鋼材4に、通常、パネル数段分の間隔で、ALCパネルの自重を受ける自重受け金物1が、溶接固定されている。
<取付け構造>
自重受け金物1とALCパネル2との接合構造である取付け構造10においては、ALCパネル2が自重受け金物1に載置されている。
<自重受け金物>
自重受け金物1(1A、1B)は、図2又は図4に示すように、自重受け水平板11と、垂直支持板12とが継合されることにより構成されている。そして垂直支持板12には、溶接用補助板部126と127、或いは、溶接用補助板部128と129が形成されている。本発明の自重受け金物は、自重受け水平板11と、垂直支持板12とを含んでなり、更に本願特有の配置で溶接用補助板部が形成されている構成であれば、このように複数の部材が継合されてなる構造のものには限られない。例えば、自重受け水平板11と垂直支持板12とが予め一体成形されている構造であってもよい。具体的には特許文献1に開示されているように、アングル材を必要長さに切断しただけの単純な構造によって、自重受け水平板と垂直支持板がそれぞれ構成されているものであってもよい。
自重受け水平板11は、略矩形形状等の金属板からなるパネル載置板111を、少なくとも含んで構成される。図2又は図4に示すように、自重受け金物1が、一体形成品ではなくて、自重受け水平板11と垂直支持板12とを継合させて構成するものである場合には、自重受け水平板11には、垂直支持板12に連接可能なアンカー部112が、自重受け水平板11の側端から延出する態様で形成される。このような自重受け水平板11は、例えば、所定の形状に打ち抜いた一枚の金属板を、所定の位置において折り曲げ加工することによって形成することができる。
垂直支持板12は、自重受け水平板11に対して垂直に配置される板状部材である。図2又は図4に示すように、上記同様、自重受け金物1(1A、1B)が、自重受け水平板11と垂直支持板12とを継合させて構成するものである場合には、垂直支持板12には、自重受け水平板11のアンカー部と係合可能な貫通スリット121が形成される。貫通スリット121は、自重受け水平板11と垂直支持板12との交線に対して平行な向きに、垂直支持板12を貫通するスリットして形成される。
自重受け金物1を構成する自重受け水平板11と垂直支持板12の厚さは、いずれも建物躯体の取付け面の厚さと同じであることが好ましい。両者の厚さをこのような厚さとすることにより、自重受け金物1を建物躯体に直接又は下地鋼材を介して溶接接合する場合に、作業性が良くなるとともに、溶接強度に優れた接合とすることができるからである。
図2及び図4に示すように、垂直支持板12は溶接用補助板部126及び127、或いは、溶接用補助板部128及び129を有する。これらの溶接用補助板部126〜129は何れも接続部分(126A〜129A)と、補助板部分(126B〜129B)とを有する構成からなるものである。接続部分(126A〜129A)は、垂直支持板12の垂直辺近傍であって垂直支持板12が自重受け水平板11の幅を超えて水平方向に突出している範囲内の位置を始点として、垂直支持板12の前面12f又は背面12bから延出させて補助板部分(126B〜129B)に接合されていればよい。補助板部分(126B〜129B)は、垂直支持板12の前面12f又は背面12bに対して垂直方向に離間しており、且つ、垂直支持板12の前面12f又は背面12bと平行に配置されている。
溶接用補助板部126、127(128、129)は、それぞれ垂直支持板12前面12f及び背面12bに対して反対向きの垂直方向に離間して、垂直支持板12の前面12f及び背面12bの各面上に、それぞれ一つずつ配置されていることが好ましい。
例えば、図2に示すように、垂直支持板12の前面12fから垂直方向に離間していて、且つ、垂直支持板12の前面12f上の空間から上向き方向に離間して配置されている一の溶接用補助板部126と、垂直支持板12の背面12bから反対向きの垂直方向に同様に離間していて、且つ、垂直支持板12の背面12b上の空間から下向き方向に離間して配置されている他の溶接用補助板部127とが、垂直支持板12の両面上にそれぞれ配置されている形体を、本発明の自重受け金物における好ましい溶接用補助板部の具体的な配置例として挙げることができる。
図2に示すように、自重受け金物1(1A)は、壁体100の外部側(即ち、垂直支持板12の前面12f側又は背面12b側のうち、自重受け水平板11が突出している面の側)に向けて垂直支持板12から延出している接続部分126Aに接合されている補助板部分126Bを、下地アングル等の下地鋼材4における壁体100の外部側の面上に密着させる態様で、即ち、溶接用補助板部126の補助板部分126Bと下地鋼材4が、同一平面を構成する態様で、自重受け金物1(1A)を下地鋼材4に取り付けることができる。このような取付け構造に対しては、壁体100の外部側(足場側)からの作業のみで、効率良く、容易に、溶接ビート7を接合部分に盛りつけることができ、これにより、自重受け金物1(1A)の建物躯体への溶接接合の強度を十分に高めることができる。
図2に示す形体からなる自重受け金物1(1A)は、複数のALCパネル2が垂直方向に複数積層されてなる壁体において、最下段のパネルを載置する自重受け金物として特に好ましく用いることができる。図3は、図2に示す形体からなる自重受け金物1(1A)を、上記壁体における最下段のALCパネル2を載置する自重受け金物として用いた取付け構造10の側面図である。図3に示すように、図2に示す自重受け金物1(1A)の自重受け水平板11Aは建物基礎6の適切な垂直位置でALCパネル2の自重を受けることができる。又、壁体側に突出することとなる溶接用補助板部126も、ALCパネル2に通常形成されているコーナーの切り欠き部分内に収まり、ALCパネル2と自重受け金物1(1A)との干渉も回避することができる。
尚、従来、汎用的に用いられている断面略L字状のアングル材からなる自重受け金物(特許文献2参照)を用いた場合には、下地鋼材4への固定に先立って、位置決め用の仮設鋼材を自重受け金物の配置位置に合せて別途正確に溶接等により取付ける必要があった。これに対して、本発明の自重受け金物1を用いる場合には、自重受け金物1を、溶接用補助板部126の上面の垂直位置がALCパネルの下端の墨出し位置と重なるように設計しておくことで、上記の仮設鋼材の取付け作業を割愛して、容易、且つ、高い精度で、ALCパネル2の位置決めを行うことができる。
又、図4に示すように、それぞれ垂直支持板12の表面から反対向きの垂直方向に離間しつつ、水平方向においては、垂直支持板12の表面上の空間内に近接して配置されている一の溶接用補助板部128と他の溶接用補助板部129との組合せを含んで構成される形体を、自重受け金物1(1B)における、他の好ましい溶接用補助板部の配置例として挙げることができる。
図4に示す形体からなる自重受け金物1(1B)は、複数のALCパネル2が垂直方向に複数積層されてなる壁体において、特に、最下段のパネル以外の、より上方に配置されるALCパネル2を載置する自重受け金物として特に好ましく用いることができる。図5は、図4に示す形体からなる自重受け金物1(1B)を、上記壁体における下端から2段目以上の位置に配置されるALCパネル2を載置する自重受け金物として用いた取付け構造10の側面図である。図5に示すように、図4に示す取付け金物1(1B)の自重受け水平板11は適切な垂直位置でALCパネル2の自重を受けることができる。又、壁体側に突出することとなる溶接用補助板部128も、ALCパネル2に通常形成されているコーナーの切り欠き部分内に収まり、ALCパネル2と自重受け金物1(1B)との干渉も回避することができる。
尚、図2及び図4に示す自重受け金物1(1A、1B)は、いずれも、自重受け水平板11が垂直支持板12に対して、壁体100のロッキング性能、即ち、ALCパネル2の微少な回転により外力により生ずる応力を開放する性能を発現させるために必要な範囲で、揺動することが可能な自重受け金物である。本発明の自重受け金物は、このように、ロッキング性能の発現に基づく優れた耐震性を有する壁体の構成にも好ましく用いることができるものである。
尚、本発明の自重受け金物1は、自重受け水平板11と垂直支持板12とが、一体化される前の分離した状態で一組の組合せとされている、自重受け金物組立てキットとしても、好ましくこれを用いることができる。
例えば、図2及び図4に示す自重受け金物1は、このように一体化された状態で、壁体100の建設現場に搬入されたものを用いることもできるが、一体化前の部品の組合せである金物組立てキットを建設現場に搬入し、この自重受け金物組立てキットを一体化して自重受け金物1を組立てる工程と、このようにして組立たてた自重受け金物1にALCパネル2を載置する工程と、を、いずれも壁体100の設置現場において行うことにより、壁体100を形成することもできる。
1(1A、1B) 自重受け金物
11 自重受け水平板
111 パネル載置板
112 アンカー部
12 垂直支持板
12f 前面
12b 背面
121 貫通スリット
126、127、128、129 溶接要補助板部
126A、127A、128A、129A 接続部分
126B、127B、128B、129B 補助板部分
2 軽量気泡コンクリートパネル
3 物躯体
4 下地鋼材
6 建物基礎
7 溶接ビート
10 軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造
100 軽量気泡コンクリートパネル壁体

Claims (4)

  1. 軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物であって、
    自重受け水平板と、垂直支持板とが、継合されているか、或いは、前記自重受け水平板と前記垂直支持板とが一体成形されている構造からなり、
    前記垂直支持板には、接続部分と補助板部分とからなる溶接用補助板部が形成されていて、
    前記接続部分は、前記垂直支持板の垂直辺近傍であって該垂直支持板が前記自重受け水平板の幅を超えて水平方向に突出している範囲内の位置を始点として、該垂直支持板の前面又は背面から延出して前記補助板部分に接合されていて、
    前記補助板部分は、前記垂直支持板の前面又は背面に対して垂直方向に離間しており、且つ、該垂直支持板の前面又は背面と平行に配置されていて、
    少なくとも一つの前記補助板部分は、前記垂直支持板の前面側又は背面側のうち、前記自重受け水平板が突出している側の面である前面側に配置されている、
    自重受け金物。
  2. 前記垂直支持板の前面から垂直方向に離間して配置されている一の溶接用補助板部と、前記垂直支持板の背面から反対向きの垂直方向に離間して配置されている他の溶接用補助板部とが、前記垂直支持板の前面側及び背面側に、それぞれ配置されている請求項1に記載の自重受け金物。
  3. 請求項1又は2に記載の自重受け金物に軽量気泡コンクリートパネルが載置されていて、該自重受け金物の前記溶接用補助板部が、建物躯体に直接又は下地鋼材を介して溶接されている、軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造。
  4. 複数の軽量気泡コンクリートパネルが垂直方向に積層されてなる壁体において、前記壁体の最下段に配置されている軽量気泡コンクリートパネルを除くその他の軽量気泡コンクリートパネルを載置する自重受け金物が、請求項1又は2に記載の自重受け金物であって、該自重受け金物の前記溶接用補助板部が、建物躯体に直接又は下地鋼材を介して溶接されている、軽量気泡コンクリートパネルの取付け構造。
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