JP3179043B2 - ボックスカルバート設置方法 - Google Patents

ボックスカルバート設置方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボックスカルバー
トの設置方法、特に、路床面に落差工を形成する場所に
おけるボックスカルバート設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】暗渠などとして採用されるボックスカル
バートの設置方法として、従来より、オープンカットし
た空間内にクレーンを用いて吊り込む工法が一般的に採
用されているが、クレーンが入り込めない狭隘な場所や
橋梁下の工事では、このような工法を採用することはで
きない。
【0003】このような場合、従来は、丸太などをコロ
として用いて、この上にボックスカルバートを載せ、人
力で所定場所まで移送して設置している。しかし、この
ようなコロを用いた設置方法は、作業効率が悪く、設置
場所でコロを引き抜く際に、作業員がボックスカルバー
トと路床との間に手足などを挟まれる危険性が高く、安
全面で問題があった。
【0004】そこで、本出願人は、このような問題を解
決するものとして、実公平1−11852号公報、特公
平2−35095号公報などにおいて、ボックスカルバ
ート搬送装置を用いた設置技術を開示している。
【0005】これらの技術は、ボックスカルバートを載
置するコンクリート路床の両側部に配置される走行台車
と、同走行台車の上部に設けられたジャッキにより昇降
する昇降台とを備えた搬送装置を用いて、ボックスカル
バートをジャッキアップして設置位置まで移動させてい
き、そこでジャッキダウンすることにより、目的位置に
ボックスカルバートを設置するものであり、これによっ
て、従来のコロを用いた工法に比べ、施工性および安全
性を大幅に向上させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ボックスカルバートを
下水道用として使用する場合、急勾配の回避、あるいは
泥溜などを形成するため、連続した路床勾配ではなく、
路床に数cm〜数十cmの段差を設けた、いわゆる落差
工が形成されることがある。
【0007】このような場合、ボックスカルバート搬送
装置を用いた前記工法は、種々の利点を有するものの、
採用することは困難である。
【0008】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、落差工の形成を伴うボックスカルバート設置工事を
効率的に行うことができ、設置作業時の安全性にも優れ
たボックスカルバート設置方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のボックスカルバート設置方法は、ボックス
カルバートを設置する路床に配置される走行台車と、
前記走行台車に設けられたジャッキによって昇降する昇
降台とを備えたボックスカルバート搬送装置を用いて路
床面にボックスカルバートを設置する方法であって、
昇降台で第1ボックスカルバートを保持してジャッキ
アップした前記走行台車を路床面に沿って移動させ、
第1ボックスカルバートを設置位置まで搬送した後、
ジャッキダウンして前記第1ボックスカルバートを前記
路床面に設置し、次に、前記第1ボックスカルバートの
設置位置の直前までの前記路床面を嵩上げまたは削除し
て新たな路床面を形成することによって前記路床面との
間に段差を設け、このあと、前記昇降台で第2ボックス
カルバートを保持してジャッキアップした前記走行台車
前記新たな路床面に沿って移動させ、前記第2ボック
スカルバートを前記第1ボックスカルバートの設置位置
の直前まで搬送した後、ジャッキダウンして前記第2ボ
ックスカルバートを前記新たな路床面に設置することを
特徴とする。
【0010】本発明のボックスカルバート設置方法で
は、まず、ボックスカルバート搬送装置に第1ボックス
カルバートを載せて設置位置まで搬送した後、第1ボッ
クスカルバートを路床面に設置する。
【0011】そして、路床面が下り勾配である場合は、
第1ボックスカルバートの設置位置の直前までの路床面
を嵩上げして新たな路床面を形成することによって段差
を形成する。一方、路床面が上り勾配である場合は、第
1ボックスカルバートの設置位置の直前までの路床面を
削除して新たな路床面を形成することにより段差を形成
する。
【0012】このあと、第2ボックスカルバートを載せ
たボックスカルバート搬送装置を新たな路床面に沿って
走行させていき、第1ボックスカルバートの設置位置の
直前まで搬送した後、ジャッキダウンして第2ボックス
カルバートを新たな路床面に設置する。このような工程
をとることにより、路床面が下り勾配または上り勾配の
いずれの場合においても、落差工が形成された状態でボ
ックスカルバートを設置することができる。
【0013】また、本発明では、第2ボックスカルバー
トを新たな路床面に設置した後、単数または複数のボッ
クスカルバートを前記路床面に設置し、その後、前記し
た工程と同様の工程を繰り返すことにより、長い距離に
わたる下り勾配または上り勾配を有する路床面において
も、複数箇所に落差工が形成された状態でボックスカル
バートを設置することができる。
【0014】さらに、本発明では、第1ボックスカルバ
ートの高さと、第2ボックスカルバートの高さとが、路
床面の嵩上げまたは削除によって形成された段差の寸法
分だけ異なるようにすることができる。第1ボックスカ
ルバートの高さと、第2ボックスカルバートの高さとの
間に、このような寸法差を設けることにより、落差工を
形成した部分に設置されたボックスカルバートの上面に
段差が生じないようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の第1実施形
態を示す工程説明図、図2はボックスカルバート搬送装
置の説明図である。
【0016】本実施形態においては、ボックスカルバー
トを設置する路床面10に配置された走行台車11と、
走行台車11に設けられたジャッキ(図示せず)で昇降
する昇降台12とを備えたボックスカルバート搬送装置
13を使用してボックスカルバートを搬送し、路床面1
0にボックスカルバート1,2を順次設置する。ここ
で、路床面10には、図1(a)に示すように、上段水
平部分10a、下り勾配部分10b、下段水平部分10
cが存在している。
【0017】まず、図1(a)に示すように、昇降台1
2でボックスカルバート1を保持してジャッキアップし
た走行台車11を路床面10の上段水平部分10a、下
り勾配部分10b、下段水平部分10cに沿って移動さ
せることにより、設置位置まで搬送した後、ジャッキダ
ウンしてボックスカルバート1を路床面10の下段水平
部分10cに設置する。以下、このように、ボックスカ
ルバート搬送装置13を用いて、ボックスカルバート1
を設置位置まで搬送する作業を繰り返すことによって、
路床面10の下段水平部分10cにボックスカルバート
1を順次設置していく。
【0018】次に、図1(b)に示すように、路床面1
0の下段水平部分10cに設置してきたボックスカルバ
ート1が下り勾配部分10bの近くまで達したら、下段
水平部分10cの露出部分および下り勾配部分10bに
コンクリート14を打設して、上段水平部分10aと同
一面をなす新たな路床面10nを、最後に設置したボッ
クスカルバート1aの直前位置まで形成することによっ
て、路床面10の下段水平部分10cとの間に段差Dを
設ける。
【0019】このあと、ボックスカルバート2aを載せ
たボックスカルバート搬送装置13を新たな路床面10
nに沿って移動させ、ボックスカルバート2aをボック
スカルバート1aの直前まで搬送した後、ジャッキダウ
ンしてボックスカルバート2aを新たな路床面10nに
設置する。以下、このような工程を繰り返すことによ
り、新たな路床面10nおよび上段水平部分10aにボ
ックスカルバート2を順次設置していく。
【0020】このような工程をとることにより、上段水
平部分10a、下り勾配部分10b、下段水平部分10
cで構成される路床面10において、段差Dを形成した
状態でボックスカルバートを設置することができる。し
たがって、落差工の形成を伴うボックスカルバート設置
工事を効率的に行うことができ、また、手作業でコロな
どの着脱を行う工程などもないため、設置作業中の安全
性も優れている。
【0021】なお、ボックスカルバート2,2aの高さ
hは、ボックスカルバート1,1aの高さHよりも段差
Dの分だけ低いので、設置後のボックスカルバート1,
1aの上面とボックスカルバート2,2aの上面とは、
段差のない同一平面を形成することができる。
【0022】ここで、図2を参照して、ボックスカルバ
ート搬送装置13が路床10の勾配変化位置を通過する
ときの状況について説明する。図2(a)はボックスカ
ルバート搬送装置13が上段水平部分10aと下り勾配
部分10bとの境界である山折れ点20を通過している
状態を示し、図2(b)はボックスカルバート搬送装置
13が下り勾配部分10bと下段水平部分10cとの境
界である谷折れ点30を通過している状態を示してい
る。
【0023】図2(a)に示すように、ボックスカルバ
ート搬送装置13が山折れ点20を通過する場合におい
て、走行台車11の前輪11fと後輪11rとの間に山
折れ点20が位置したとき、走行台車11の下面が山折
れ点20に接触しない状態にあれば、スムーズに通過す
ることができる。したがって、下り勾配部分10bが急
勾配の場合でも、ボックスカルバート搬送装置13が山
折れ点20を通過できるようにするためには、走行台車
11の下面位置を高くしておく必要がある。
【0024】一方、図2(b)に示すように、ボックス
カルバート搬送装置13が谷折れ点30を通過する場合
においては、走行台車11の前輪11fが谷折れ点30
に位置したとき、走行台車11の下面前縁部分が下段水
平部分10cに接触しない状態にあれば、スムーズに通
過することができる。したがって、下り勾配部分10b
が急勾配の場合でも、ボックスカルバート搬送装置13
が谷折れ点30を通過できるようにするためには、走行
台車11の下面前縁部分を高くしておく必要がある。
【0025】次に、図3を参照して、路床面21が長い
下り勾配である場合のボックスカルバート設置方法につ
いて説明する。図3はボックスカルバート設置方法を示
す工程説明図である。
【0026】まず、図3(a)に示すように、設置現場
である路床面21の最下部分にコンクリート22を打設
して水平な路床面21nを形成し、ボックスカルバート
1を載せたボックスカルバート搬送装置13を路床面2
1および路床面21nに沿って移動させ、路床面21n
上に順次ボックスカルバート1を設置していく。
【0027】そして、ボックスカルバート1が路床面2
1と路床面21nとの境界部分の近くまで達したら、図
3(b)に示すように、再び路床面21上にコンクリー
ト22を打設して水平な路床面23nを形成し、ボック
スカルバート1を載せたボックスカルバート搬送装置1
3を路床面21および路床面23nに沿って移動させ、
路床面23n上に順次ボックスカルバート1を設置して
いく。
【0028】さらに、ボックスカルバート1が路床面2
1と路床面23nとの境界部分の近くまで達したら、図
3(c)に示すように、再び路床面21上にコンクリー
ト22を打設して水平な路床面25nを形成し、ボック
スカルバート1を載せたボックスカルバート搬送装置1
3を路床面21および路床面25nに沿って移動させ、
路床面25n上に順次ボックスカルバート1を設置して
いく。
【0029】以下、同様に、図3(d)に示すように、
路床面21上にコンクリート22を打設して水平な路床
面27nを形成し、順次ボックスカルバート1を設置し
ていく。このような工程をとることにより、長い下り勾
配である路床面21においても、複数箇所に段差Dを形
成した状態でボックスカルバート1を設置することがで
きる。
【0030】なお、図3に示す実施形態では、高さの等
しいボックスカルバート1を使用しているため、段差D
を形成した部分の全てにおいて、設置後のボックスカル
バート1の上面に段差が生じているが、段差Dの分だけ
高さの異なるボックスカルバートを適宜使用すれば、設
置後のボックスカルバートの上面における段差発生箇所
を減らすことができる。
【0031】次に、図4を参照して、本発明の第2実施
形態について説明する。図4は第2実施形態を示す工程
説明図である。
【0032】本実施形態においては、前記と同様のボッ
クスカルバート搬送装置13を使用して、路床面40に
ボックスカルバート2,1を設置する。ここで、図4
(a)に示すように、路床面40には、下段水平部分4
0a、上り勾配部分40b、上段水平部分40cが存在
している。
【0033】まず、図4(a)に示すように、ボックス
カルバート2を載せたボックスカルバート搬送装置13
を路床面40の下段水平部分40a、上り勾配部分40
b、上段水平部分40cに沿って移動させ、設置位置ま
で搬送した後、ジャッキダウンしてボックスカルバート
1を路床面40の上段水平部分40cに設置する。以
下、このような工程を繰り返すことにより、路床面40
の上段水平部分40cにボックスカルバート2を順次設
置していく。
【0034】次に、図4(b)に示すように、上段水平
部分40cに設置してきたボックスカルバート2が上り
勾配部分40bの近くに達したら、上段水平部分40c
の露出部分および上り勾配部分40bを削除して、下段
水平部分40aと同一面をなす新たな路床面40nを形
成する。すなわち、図4(b)において、斜線部分10
dを削除して、最後に設置したボックスカルバート2a
の直前位置まで路床面40nを形成することによって、
図4(c)に示すように、路床面40の上段水平部分4
0cとの間に段差Dを設ける。
【0035】このあと、ボックスカルバート1を載せた
ボックスカルバート搬送装置13を新たな路床面40n
に沿って移動させ、ボックスカルバート1aをボックス
カルバート2aの直前まで搬送した後、ジャッキダウン
してボックスカルバート1aを新たな路床面40nに設
置する。以下、このような工程を繰り返すことにより、
新たな路床面40nおよび上段水平部分40aにボック
スカルバート1を順次設置していく。
【0036】このような工程をとることにより、下段水
平部分40a、上り勾配部分40b、上段水平部分40
cで構成される路床面40において、段差Dを形成した
状態でボックスカルバートを設置することができる。
【0037】なお、ボックスカルバート1,1aの高さ
Hは、ボックスカルバート2,2aの高さhよりも段差
Dの分だけ高いので、設置後のボックスカルバート1,
1aの上面とボックスカルバート2,2aの上面とは、
段差のない同一平面を形成することができる。
【0038】次に、図5を参照して、路床面41が長い
上り勾配である場合のボックスカルバート設置方法につ
いて説明する。図5はボックスカルバート設置方法を示
す工程説明図である。
【0039】まず、図5(a)に示すように、設置現場
である路床面41の最上部分を削除して水平な路床面4
1nを形成し、ボックスカルバート1を載せたボックス
カルバート搬送装置13を路床面41および路床面41
nに沿って移動させ、路床面41n上に順次ボックスカ
ルバート1を設置していく。
【0040】そして、ボックスカルバート1が路床面4
1と路床面41nとの境界部分の近くまで達したら、図
5(b)に示すように、再び路床面41を削除して水平
な路床面43nを形成し、ボックスカルバート1を載せ
たボックスカルバート搬送装置13を路床面41および
路床面43nに沿って移動させ、路床面43n上に順次
ボックスカルバート1を設置していく。
【0041】さらに、ボックスカルバート1が路床面4
1と路床面43nとの境界部分の近くまで達したら、図
5(c)に示すように、再び路床面41を削除して水平
な路床面45nを形成し、ボックスカルバート1を載せ
たボックスカルバート搬送装置13を路床面41および
路床面45nに沿って移動させ、路床面45n上に順次
ボックスカルバート1を設置していく。
【0042】以下、同様に、図5(d)に示すように、
路床面41を削除して水平な路床面47nを形成し、順
次ボックスカルバート1を設置していく。このような工
程をとることにより、長い上り勾配である路床面41に
おいても、複数箇所に段差Dを形成した状態でボックス
カルバート1を設置することができる。
【0043】なお、図5に示す実施形態では、高さの等
しいボックスカルバート1を使用しているため、段差D
を形成した部分の全てにおいて、設置後のボックスカル
バート1の上面に段差が生じているが、段差Dの分だけ
高さの異なるボックスカルバートを適宜使用すれば、設
置後のボックスカルバート上面における段差発生箇所を
減らすことができる。
【0044】また、図6に示すように、長さや高さが異
なるボックスカルバート42,44,46,48を適宜
使用することより、設置後のボックスカルバート上面に
生じる段差の位置を、路床面49に形成された段差の位
置と異なる位置にすることも可能であるため、例えば、
地表面50の傾斜状態に応じて、ボックスカルバート上
面の段差位置を設定することも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0046】(1)請求項1記載のボックスカルバート
設置方法により、落差工の形成を伴うボックスカルバー
ト設置工事を効率的に行うことができ、また、手作業で
コロなどの着脱を行う工程などもないため、設置作業中
の安全性も優れている。
【0047】(2)第2ボックスカルバートを新たな路
床面に設置した後、単数または複数のボックスカルバー
トを前記路床面に設置し、その後、請求項1記載の工程
と同様の工程を繰り返すことにより、長い距離にわたっ
て下り勾配または上り勾配を有する路床面においても、
複数箇所に落差工が形成された状態でボックスカルバー
トを設置することができる。
【0048】(3)第1ボックスカルバートの高さと、
第2ボックスカルバートの高さとの間に、路床面の嵩上
げまたは削除によって形成された段差と同等の寸法差を
設けることにより、設置されたボックスカルバートの上
面に段差が生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す工程説明図であ
る。
【図2】ボックスカルバート搬送装置の説明図である。
【図3】他の実施形態を示す工程説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す工程説明図であ
る。
【図5】他の実施形態を示す工程説明図である。
【図6】他の実施形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,1a,2,2a,42,44,46,48 ボック
スカルバート 10,10n,21,21n,23n,25n,27
n,40,40n,41,41n,43n,45n,4
7n,49 路床面 11 走行台車 12 昇降台 13 ボックスカルバート搬送装置 10a,40c 上段水平部分 10b 下り勾配部分 10c,40a 下段水平部分 11f 前輪 11r 後輪 14,22 コンクリート D 段差 H,h ボックスカルバートの高さ 20 山折れ点 30 谷折れ点 50 地表面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックスカルバートを設置する路床面に
    配置される走行台車と、前記走行台車に設けられたジャ
    ッキによって昇降する昇降台とを備えたボックスカルバ
    ート搬送装置を用いて路床面にボックスカルバートを設
    置する方法であって、 前記昇降台で第1ボックスカルバートを保持してジャッ
    キアップした前記走行台車を路床面に沿って移動させ、
    前記第1ボックスカルバートを設置位置まで搬送した
    後、ジャッキダウンして前記第1ボックスカルバートを
    前記路床面に設置し、 次に、前記第1ボックスカルバートの設置位置の直前ま
    での前記路床面を嵩上げまたは削除して新たな路床面を
    形成することによって前記路床面との間に段差を設け、 このあと、前記昇降台で第2ボックスカルバートを保持
    してジャッキアップした前記走行台車を前記新たな路床
    面に沿って移動させ、前記第2ボックスカルバートを前
    記第1ボックスカルバートの設置位置の直前まで搬送し
    た後、ジャッキダウンして前記第2ボックスカルバート
    前記新たな路床面に設置することを特徴とするボック
    スカルバート設置方法。
  2. 【請求項2】 前記第2ボックスカルバートを新たな前
    記路床面に設置した後、単数または複数のボックスカル
    バートを前記路床面に設置し、その後、請求項1記載の
    工程と同様の工程を繰り返すことを特徴とするボックス
    カルバート設置方法。
  3. 【請求項3】 前記第1ボックスカルバートの高さと、
    前記第2ボックスカルバートの高さとが、前記段差寸法
    分だけ異なることを特徴とする請求項1,2記載のボッ
    クスカルバート設置方法。
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