JP3177832B2 - 乗用自動車の側面扉 - Google Patents

乗用自動車の側面扉

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    • B60—VEHICLES IN GENERAL
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    • B60J5/00—Doors
    • B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/047—Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement
    • B60J5/0472—Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement the door having a hinge axis in horizontal direction transverse to vehicle longitudinal axis
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00—Suspension arrangements for wings
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F7/00—Accessories for wings not provided for in other groups of this subclass
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    • E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/70—Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation
    • E05F15/72—Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation responsive to emergency conditions, e.g. fire
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05Y—INDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/531—Doors

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の側面扉が、開
放の際、側面扉で閉じられる車両の側面開口から、案内
素子を持ちかつ補助力で操作されるピストン−シリンダ
装置により外側方へ動かされ、支持個所の周りに開放位
置へ揺動せしめられる、乗用自動車の側面扉に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような扉運動はドイツ連邦共和国特
許出願公開第４３１９６６２号明細書から公知であり、
特に大きい扉長を持つ２扉自動車において提案され、こ
の自動車への便利な乗車及び降車を可能にする開口寸法
は非常に大きく、かつ例えば横並び駐車の際しばしば利
用不可能である。特に後で組込まれるようになっている
公知の扉制御装置では、車両横方向への側面扉の側方運
動は、Ａ支柱（Ａピラー又はフロントピラー）側で側面
開口に収容される直線案内部により行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、開放
による側方運動の際側面扉ができるだけ速やかにＡ支柱
から釈放されて、そこで制約を受けず、快適に実行可能
な運動過程を可能にする運動装置を使用するための前提
条件が与えられるように、運動装置を支障なく設けるこ
とである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、前上方へ揺動可能な側面扉の支持個所
の揺動軸線が、水平面において車両左側で反時計方向に
また車両右側で時計方向に、それぞれ２５°を越えない
角だけ、車両横方向に対して角をなして延び、ピストン
−シリンダ装置のピストンが、相対移動可能な２つのピ
ストン部分から成り、ピストンが操作されると、一方の
ピストン部分が側方運動のために必要な行程運動を行
い、他方のピストン部分が外周側に案内素子として少な
くとも１つのねじを持ち、このねじが定置シリンダの対
応するねじに係合し、それにより側面扉に相対回転しな
いように結合される他方のピストン部分が操作される
と、側面扉の前上方揺動運動が行われる。
【０００５】側面扉の側方運動も補助力により行われ、
運動過程を生ずるピストン−シリンダ装置がピストンを
持ち、このピストンが、その軸線方向及び側面扉の開放
過程に続く側面扉の揺動運動を生ずる案内素子を備えて
いるので、例えば送信器により制御されて始動指令を行
うことができる側面扉の自動運動過程が可能になる。
【０００６】ピストン−シリンダ装置の具体例及びその
ピストン操作は請求項２ないし５に示されている。
【０００７】本発明の好ましい実施態様では、支持個所
が蝶番を含み、この蝶番の支持ピンが、通常の作動では
両方の蝶番部分を互いに固定的に結合し、補助力で操作
されるピストン−シリンダ装置の故障の際、側面扉の非
常操作を行うため、両方の蝶番部分を互いに揺動可能に
する初期位置へもたらされる。この要求を満たす支持ピ
ンは請求項７及び８に示されている。
【０００８】扉の内側及び外側へ接近可能で予期しない
操作を防止される取つ手の操作により、拘束機能の解除
が行われると、例えば補助力により操作されて行われる
開放過程の事故による停止の際、側面扉を片側へ開放揺
動させ、例えば意識不明の乗客も便利に救出することが
できる。
【０００９】
【実施例】図面に示されている実施例に基いて、本発明
の対象を以下に説明する。
【００１０】図１に簡単化して示されている乗用自動車
１は、２つの側面扉を備えており、これらのうち同乗者
側の側面扉２は、乗車及び降車のため上方へ揺動され、
そのため後述するように、車両の側面開口４を開けるた
め側面扉２がまず側方へ動かされ、それから上方へ揺動
される。この運動過程は、一種のピストン−シリンダ装
置５である装置４によって生ずる。
【００１１】ピストン−シリンダ装置５は、図２及び３
によれば２つの相対移動可能なピストン部分７及び８か
らなるピストン６を備えている。更に図２に示すよう
に、装置４は側面扉２用支持個所９を備えており、この
支持個所９の揺動軸線１０は、水平面において、左側側
面扉２に関しては反時計方向に、図示した車両横方向１
１に対して角αをなして延びている。この角αは約２５
°であり、それにより、この側面扉２の側方運動の際、
装置を収容するＡ支柱から側面扉２が非常に速く開かれ
る。右側の揺動軸線は面対象に延びているので、両方の
揺動軸線の延長部は足元の空間即ち乗客室の前部で交差
することになる。
【００１２】側面扉２のこの側方運動は、図２によれ
ば、詳細に示してないやり方で、行程長にわたつて回ら
ないように案内されている前部ピストン部分８がまず操
作される。ピストン部分８がその終端位置に達すると、
ねじ１３の形の案内素子１２を外周側に持つ後部ピスト
ン部分７が操作される。このねじ１３は定置シリンダ１
５の対応するねじ１４に係合している。それにより、側
面扉２に相対回転しないように結合されているピストン
部分７に、行程運動に重畳される揺動運動が強制され、
この揺動運動が側面扉２を上方へ揺動させる。
【００１３】図３による実施例では、両方のピストン部
分７及び８が互いに同軸的に設けられ、開放運動を生ず
るためまずピストン部分８が、フエザキーの形の案内素
子１２′により回転を防止されて、左方へ動かされ、そ
れから始めてピストン部分７が操作され、これがらせん
運動を行いながら側面扉２を上方へ揺動させる。
【００１４】支持個所９は、図２及び４によれば揺動軸
線１６を含み、側面扉２の非常操作を行うため、この揺
動軸線の周りに側面扉２が従来のように外方へ図４に示
すように揺動可能である。支持個所９には、図５及び６
に示しかつ図２からもわかるように、蝶番１７が属して
いる。図５及び６による実施例では、両方の蝶番部分１
８及び１９は支持ピン２０により結合され、通常の作動
ではこの支持ピン２０は両方の蝶番部分１８及び１９を
互いに固定的に結合している。これを行うため支持ピン
２０は、図５によれば、例えば歯付き軸の形の多角形部
分２１を備えており、これらの多角形部分２１が蝶番部
分１８及び１９へはまって摩擦結合する。中間多角形部
分２１には、図において上方へ切欠き２２が続き、支持
ピン２０の適切に行われる上方運動の際、中間多角形部
分２１がこの切欠き２２へ入り、それにより蝶番部分１
８との拘束作用が解除され、両蝶番部分１８及び１９の
自由な相対揺動従って蝶番作用が生ずる。
【００１５】図６による実施例では、支持ピン２０を蝶
番部分１８に結合する止めピン２３を除去することによ
って、蝶番作用が生ずる。例えば事故により揺動操作が
行われない時、必要な場合には蝶番機能を生ずる上述の
両方の処置は、扉の内側及び扉の外側に設けられる取つ
手２４によつて行うことができ、図４には扉の外側の取
つ手２４のみが示されている。予期しない操作を防止さ
れている取つ手２４を引くことにより、補助機能が開始
され、それにより支持ピン２０が図５において所定の値
だけ切欠き２２の方向へ移動せしめられるか、又は図６
において支持ピン２０から止めピン２３が押出される。
【図面の簡単な説明】
【図１】同乗者側の側面扉が上方揺動されている２扉自
動車の概略側面図である。
【図２】側面扉の運動過程を生ずる装置の第１実施例の
平面図である。
【図３】側面扉の運動過程を生ずる装置の別の実施例の
断面図である。
【図４】非常操作の開始により開放揺動される側面扉の
平面図である。
【図５】非常操作の開始のため支持ピンの移動により蝶
番作用を生ずる第１の可能性を実現する蝶番の一部を切
欠いた正面図である。
【図６】図５と同じ効果を得るため止めピンの拘束機能
を解除される蝶番の正面図である。
【符号の説明】
１ 乗用自動車 ２ 側面扉 ３ 扉切欠き ５ ピストン−シリンダ装置 ６ ピストン ９ 支持個所 １０ 揺動軸線 １１ 車両横方向 １２ 案内素子
フロントページの続き (72)発明者 フランコ・セルヴア イタリア国モンカリエーゾ・Ｖ．ＸＸＩ Ｖマツジオ27 (72)発明者 ルイジ・カプリオグリオ イタリア国トリノ・リヴオリ10098 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60J 5/04 E05D 7/00 E05D 15/38 E05F 15/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車の側面扉（２）が、開放の際、側
    面扉（２）で閉じられる車両の側面開口（３）から、案
    内素子（１２）を持ちかつ補助力で操作されるピストン
    −シリンダ装置（５）により外側方へ動かされ、支持個
    所（９）の周りに開放位置へ揺動せしめられるものにお
    いて、前上方へ揺動可能な側面扉２の支持個所の揺動軸
    線（１０）が、水平面において車両左側で反時計方向に
    また車両右側で時計方向に、それぞれ２５°を越えない
    角（α）だけ、車両横方向（１１）に対して角をなして
    延び、ピストン−シリンダ装置（５）のピストン（６）
    が、相対移動可能な２つのピストン部分（７，８）から
    成り、ピストン（９）が操作されると、一方のピストン
    部分（８）が側方運動のために必要な行程運動を行い、
    他方のピストン部分（７）が外周側に案内素子（１２）
    として少なくとも１つのねじ（１３）を持ち、このねじ
    （１３）が定置シリンダ（１５）の対応するねじ（１
    ４）に係合し、それにより、側面扉（２）に相対回転し
    ないように結合される他方のピストン部分（７）が操作
    されると、側面扉（２）の前上方揺動運動が行われるこ
    とを特徴とする、乗用自動車の側面扉。
  2. 【請求項２】 両方のピストン部分（７，８）が順次に
    続いて設けられていることを特徴とする、請求項１に記
    載の側面扉。
  3. 【請求項３】 両方のピストン部分（７，８）が互いに
    同軸的に設けられていることを特徴とする、請求項１に
    記載の側面扉。
  4. 【請求項４】 両方のピストン部分（７，８）の移動が
    圧力を受ける媒体により行われることを特徴とする、請
    求項１ないし３の１つに記載の側面扉。
  5. 【請求項５】 両方のピストン部分（７，８）の移動が
    機械的駆動装置により行われることを特徴とする、請求
    項１ないし３の１つに記載の側面扉。
  6. 【請求項６】 支持個所（９）が蝶番（１７）を含み、
    この蝶番の支持ピン（２０）が、通常の作動では両方の
    蝶番部分（１８，１９）を互いに固定的に結合し、補助
    力で操作されるピストン−シリンダ装置（５）の故障の
    際、側面扉（２）の非常操作を行うため、両方の蝶番部
    分（１８，１９）を互いに揺動可能にする初期位置へも
    たらされることを特徴とする、請求項１ないし５の１つ
    に記載の側面扉。
  7. 【請求項７】 支持ピン（２０）が少なくとも１つの中
    間多角形部分（２１）を持ち、支持ピン（２０）の軸線
    方向移動の際、この中間多角形部分（２１）が一方の蝶
    番部分（１８）との拘束作用を失い、それによりこの一
    方の蝶番部分（１８）が他方の蝶番部分（１７）に対し
    て揺動運動可能になることを特徴とする、請求項６に記
    載の側面扉。
  8. 【請求項８】 支持ピン（２０）が拘束すべき蝶番部分
    （１８）に対して止めピン（２３）により止められ、こ
    の止めピン（２３）が除去可能であることを特徴とす
    る、請求項６に記載の側面扉。
  9. 【請求項９】 扉の内側及び扉の外側に設けられかつ予
    期しない操作を防止される取つ手（２４）の操作によ
    り、両方の蝶番部分（１８，１９）の相互拘束の解除が
    行われることを特徴とする、請求項６ないし８の１つに
    記載の側面扉。
  10. 【請求項１０】 取つ手（２４）の操作の際、両方の蝶
    番部分（１８，１９）の相互拘束の解除を行う補助力を
    生ずるエネルギー貯蔵装置が始動せしめられることを特
    徴とする、請求項９に記載の側面扉。
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