JP3176556B2 - 料金収受装置 - Google Patents

料金収受装置

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JP3176556B2
JP3176556B2 JP23326296A JP23326296A JP3176556B2 JP 3176556 B2 JP3176556 B2 JP 3176556B2 JP 23326296 A JP23326296 A JP 23326296A JP 23326296 A JP23326296 A JP 23326296A JP 3176556 B2 JP3176556 B2 JP 3176556B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単区間または多区
間式有料道路を使用する車両を路上機と車載側装置の間
の無線通信により非接触に識別してノンストップ且つキ
ャッシュレスで料金収受する料金収受システムに関し、
料金所前方の交通渋滞解消と出口料金所通過の効率化へ
の対策、出口料金所の容量の増加への対策を図ったもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、例えば「ノンストップ自動料
金収受システム共同研究の概要(ノンストップ自動料金
収受システム共同研究推進委員会事務局)」(p.5−
7、24)に示すような有料道路料金収受システムを示
す図である。図16において、4は有料道路料金所に進
入する各々の車両に対して自動料金収受可能車両か自動
料金収受不能車両かを検知する料金所手前車両検知判別
装置、5は料金所手前車両検知判別装置4で検知した情
報と制御装置の情報により料金所に進入する個々の車両
に対して、自動料金収受可能車両であれば自動料金収受
用の車線に誘導表示し、自動料金収受不能車両であれば
収受員による料金収受用の車線に進入させるために誘導
表示する誘導表示装置、7は料金所第1車線ゲートに設
置され、収受方法指定装置9からの制御信号により自動
料金収受可能車両用の料金収受方法と指定された場合に
個々の進入車両に対して非接触の料金収受をする自動料
金収受装置、8は料金所第1車線ゲートに設置され、収
受方法指定装置9からの制御信号により自動料金収受不
能車両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入
車両に対してキャッシュまたはカード使用の料金収受を
する料金収受装置、9は料金所第1車線ゲートに設置さ
れ、自動料金収受装置7による料金収受か自動料金収受
不能車両対応の料金収受装置8による料金収受かを選択
指定する収受方法指定装置、10は料金所第1車線ゲー
ト、11は料金所第2車線ゲートに設置され、収受方法
指定装置13からの制御信号により自動料金収受可能車
両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入車両
に対して非接触による料金収受をする自動料金収受装
置、12は料金所第2車線ゲートに設置され、収受方法
指定装置13からの制御信号により自動料金収受不能車
両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入車両
に対してキャッシュまたはカード使用の料金収受をする
料金収受装置、13は料金所第2車線ゲートに設置さ
れ、自動料金収受装置11による料金収受か自動料金収
受不能車両対応の料金収受装置12による料金収受かを
選択指定する収受方法指定装置、14は料金所第2車線
ゲート、15は料金所第3車線ゲートに設置され、収受
方法指定装置17からの制御信号により自動料金収受可
能車両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入
車両に対して非接触の料金収受をする自動料金収受装
置、16は料金所第3車線ゲートに設置され、収受方法
指定装置17からの制御信号により自動料金収受不能車
両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入車両
に対してキャッシュまたはカード使用の料金収受をする
料金収受装置、17は料金所第3車線ゲートに設置さ
れ、自動料金収受装置15による料金収受か自動料金収
受不能車両対応の料金収受装置16による料金収受かを
選択指定する収受方法指定装置、18は料金所第3車線
ゲート、20は料金所第4車線ゲートに設置され、収受
方法指定装置21からの制御信号により自動料金収受可
能車両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入
車両に対して非接触の料金収受をする自動料金収受装
置、20は料金所第4車線ゲートに設置され、収受方法
指定装置21からの制御信号により自動料金収受不能車
両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入車両
に対してキャッシュまたはカード使用の料金収受をする
料金収受装置、21は料金所第4車線ゲートに設置さ
れ、自動料金収受装置19による料金収受か自動料金収
受不能車両対応の料金収受装置20による料金収受かを
選択指定する収受方法指定装置、22は料金所第4車線
ゲートである。
【0003】図17は、自動料金収受装置7、11、1
5、19の構成図である。図17において、23は有料
道路の出口側料金所に設置され、車両に設置されID情
報が記録されたメモリを有し外部からの非接触な記録内
容の読み取りが可能な車両側装置に対して記録内容の非
接触な読み取りを行う出口側路上機、24は出口側路上
機23が読み取ったID情報を元に銀行オンラインなど
を通じて料金引落し処理をする料金引落し処理装置であ
る。
【0004】次に動作について図18を参照しながら説
明する。図18において、いま、有料道路出口料金所が
4車線で構成され、自動料金収受可能車両用の車線が第
2車線ゲート14、第3車線ゲート18、自動料金収受
不能車両用の現在の車線が第1車線ゲート10、第4車
線ゲート22であるとする。交通量状況は、有料道路出
口付近で進入車両が多く、自然渋滞が発生しそうな状態
であるとする。従来の有料道路の料金収受システムにお
いては、自動料金収受可能車両であれば、料金所手前車
両検知判別装置4により自動料金収受可能車両と判別さ
れ、即時、誘導表示装置5により自動料金収受可能車両
対応の進入車線である第2車線ゲート14、第3車線ゲ
ート18が表示され、その表示の車線のうち第2車線ゲ
ート14へ進入するとする。そして自動料金収受装置1
1により料金収受をする。
【0005】自動料金収受装置11では、ID情報が記
録されたメモリを有し外部からの非接触な記録内容の読
み取りが可能な車両側装置を搭載した自動料金収受可能
車両が料金所を通過する際に、有料道路の出口側料金所
に設置される出口側路上機23で車両側装置に対して記
録内容の非接触な読み取りを行い、出口側路上機23が
読み取ったID情報を元に料金引落し処理装置24によ
り通行料金の引き落し処理を行うという形で自動料金収
受をする。
【0006】また、自動料金収受不能車両(車両側装置
を搭載していない、搭載している車両側装置が破損して
いる)であれば、料金所手前車両検知判別装置4により
自動料金収受不能車両と判別し、即時、誘導表示装置5
により自動料金収受不能車両対応の進入車線である第1
車線ゲート10、第4車線ゲート22を表示する。該当
の車両はその表示通りの車線へと進入しブース横で一旦
停止し通行料金をキャッシュかカードで料金収受装置8
または料金収受装置20で料金を支払う。ここで、自動
料金収受不能車両の割合が進入車両の8割を占める状態
になったとする。このとき料金所では、自動料金収受不
能車両の割合の変化は分からないので、進入する自動料
金収受不能車両数が急に増えると、第1車線ゲート10
の料金収受装置8、第4車線ゲート22の料金収受装置
20だけでは、料金収受が進入する車両数に追いつかず
料金所渋滞を引き起こす。その一方、自動料金収受可能
車両は、第2車線ゲート14の自動料金収受装置11、
または第3車線ゲート18の自動料金収受装置15で料
金収受をする。このとき、料金収受のために一旦停止す
る必要はない。これにより自動料金収受不能車両が料金
所を通過する時間と自動料金収受不能車両が料金所を通
過する時間との格差が生じる。また、自動料金収受不能
車両の渋滞により、一定時間あたりに料金所を通過する
全車両数が減少し料金収受の効率が低下する。また、交
通量は分かっても自動料金収受不能車両の割合を知る手
段がないので自動料金収受不能車両による料金所渋滞の
予測が難しく、ならびに第1車線ゲート10の収受方法
指定装置9、第2車線ゲート14の収受方法指定装置1
3、または第3車線ゲート18の収受方法指定装置1
7、第4車線ゲート22の収受方法指定装置21による
収受方法の変更タイミングも分からない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の有料道路料金収
受システムにおいては、自動料金収受可能車両用の車線
の数、または自動料金収受不能車両用の車線の数が交通
量や自動料金収受可能車両または自動料金収受不能車両
の割合の高低に関係なく設定されていた。このため、料
金所通過車両の中で自動料金収受不能車両の割合が高
く、自動料金収受不能車両用の車線の数が少ない場合に
は、自動料金収受不能車両の料金所出口渋滞が発生し易
く、更に自動料金収受可能車両と自動料金収受不能車両
の間で料金所出口の通過時間に格差が生じ、一定時間あ
たりの料金収受の効率が下がるという問題点、自動料金
収受不能車両の割合を知る手段がないために自動料金収
受不能車両による料金所渋滞の予測困難という問題点が
あった。
【0008】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、自動料金収受可能車両と自動料
金収受不能車両の料金所出口での通過時間格差を是正
し、一定時間あたりの料金収受の効率を上げ料金所出口
渋滞を無くすと共に、料金所渋滞を予測しやすい効率の
良い料金収受装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る料
金収受装置は、料金所を通過する車両を検知してID情
報が記憶された自動料金収受可能車両か自動料金収受不
能車両かを検知する車両検知手段と、料金所を通過する
車両の数をカウントして交通量を把握する交通量検出手
段と、車両検知手段による検知情報と交通量検出手段に
よる交通量情報に基づいて、自動料金収受可能車両また
は自動料金収受不能車両の時間あたりの割合を算出する
割合算出手段と、割合算出手段の算出結果に基づいて、
料金所の料金収受方法を切り換える切り換え手段と、を
備えたものである。
【0010】請求項2の発明に係る料金収受装置は、請
求項1記載の料金収受装置において、車両検知手段によ
り自動料金収受可能と判別された車両に対しては自動料
金収受と設定した車線に進入するよう誘導表示装置で表
示するように制御し、車両検知手段により自動料金収受
不能と判別された車両に対しては自動料金収受不能車両
用の料金収受装置による料金収受と設定した車線に進入
するよう誘導表示装置で表示するように制御する制御手
段を備えたものである。
【0011】請求項3の発明に係る料金収受装置は、請
求項1記載の料金収受装置において、料金所よりも前に
位置する渋滞検知用の渋滞検知手段と、渋滞検知手段に
よる渋滞情報をもとに渋滞距離を算出する渋滞距離算出
手段と、を備え、渋滞距離算出手段より算出される渋滞
距離情報と、割合算出手段より算出される割合情報と、
により料金収受方法の制御を行うものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下この発明の実
施の形態1を図について説明する。図1において、1は
有料道路を通過する各々の車両を検知し自動料金収受可
能車両か自動料金収受不能車両かを判別するチェックバ
リア車両検知判別装置、2はチェックバリア車両検知判
別装置による判別情報を元に自動料金収受可能車両また
は自動料金収受不能車両の台数をカウントし自動料金収
受可能な車両または自動料金収受不能車両の一定時間あ
たりの交通量全体に対する割合を算出する割合算出装
置、3はチェックバリアを通過する車両数をカウントす
る交通量算出装置、4は有料道路料金所に進入する各々
の車両に対して自動料金収受可能車両か自動料金収受不
能車両かを検知する料金所手前車両検知判別装置、5は
料金所手前車両検知判別装置4で検知した情報と制御装
置6の情報により料金所に進入する個々の車両に対し
て、自動料金収受可能車両であれば自動料金収受用の車
線に誘導表示し、自動料金収受不能車両であれば収受員
による料金収受用の車線に進入させるために誘導表示す
る誘導表示装置、6は割合算出装置により一定時間ごと
に算出された割合情報と交通量算出装置3により算出さ
れた交通量情報を元に、出口料金所の各々の車線ゲート
に対して料金の収受方法を、割合算出装置2によりカウ
ントした車両の料金所通過時間に合わせて選択設定し、
自動料金収受と設定した車線のゲートの収受方法指定装
置に対しては自動料金収受装置による料金収受を指定す
るように制御し、自動料金収受不能車両用の料金収受装
置による料金収受と設定した車線のゲートの収受方法指
定装置に対しては自動料金収受不能車両用の料金収受装
置による料金収受を指定するように制御し、料金所手前
車両検知判別装置4により自動料金収受可能と判別され
た車両に対しては自動料金収受と設定した車線に進入せ
よと誘導表示装置5で表示するように制御し、料金所手
前車両検知判別装置4により自動料金収受不能と判別さ
れた車両に対しては自動料金収受不能車両用の料金収受
装置による料金収受と設定した車線に進入せよと誘導表
示装置6で表示するように制御する制御装置、7は料金
所第1車線ゲート10に設置され、収受方法指定装置9
からの制御信号により自動料金収受可能車両用の料金収
受方法と指定された場合に個々の進入車両に対して非接
触の料金収受をする自動料金収受装置、8は料金所第1
車線ゲート10に設置され、収受方法指定装置9からの
制御信号により自動料金収受不能車両用の料金収受方法
と指定された場合に個々の進入車両に対してキャッシュ
またはカード使用の料金収受をする料金収受装置、9は
料金所第1車線ゲート10に設置され、制御装置6から
の制御信号により自動料金収受装置7による料金収受か
自動料金収受不能車両対応の料金収受装置8による料金
収受かを選択指定される収受方法指定装置、10は料金
所第1車線ゲート、11は料金所第2車線ゲート14に
設置され、収受方法指定装置13からの制御信号により
自動料金収受可能車両用の料金収受方法と指定された場
合に個々の進入車両に対して非接触による料金収受をす
る自動料金収受装置、12は料金所第2車線ゲート14
に設置され、収受方法指定装置13からの制御信号によ
り自動料金収受不能車両用の料金収受方法と指定された
場合に個々の進入車両に対してキャッシュまたはカード
使用の料金収受をする料金収受装置、13は料金所第2
車線ゲートに設置され、制御装置6からの制御信号によ
り自動料金収受装置11による料金収受か自動料金収受
不能車両対応の料金収受装置12による料金収受かを選
択指定される収受方法指定装置、14は料金所第2車線
ゲート、15は料金所第3車線ゲートに設置され、収受
方法指定装置17からの制御信号により自動料金収受可
能車両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入
車両に対して非接触の料金収受をする自動料金収受装
置、16は料金所第3車線ゲートに設置され、収受方法
指定装置17からの制御信号により自動料金収受不能車
両用の料金収受方法と指定された場合に個々の進入車両
に対してキャッシュまたはカード使用の料金収受をする
料金収受装置、17は料金所第3車線ゲートに設置さ
れ、制御装置6からの制御信号により自動料金収受装置
15による料金収受か自動料金収受不能車両対応の料金
収受装置16による料金収受かを選択指定される収受方
法指定装置、18は料金所第3車線ゲート、20は料金
所第4車線ゲート22に設置され、収受方法指定装置2
1からの制御信号により自動料金収受可能車両用の料金
収受方法と指定された場合に個々の進入車両に対して非
接触の料金収受をする自動料金収受装置、20は料金所
第4車線ゲート22に設置され、収受方法指定装置21
からの制御信号により自動料金収受不能車両用の料金収
受方法と指定された場合に個々の進入車両に対してキャ
ッシュまたはカード使用の料金収受をする料金収受装
置、21は料金所第4車線ゲート22に設置され、制御
装置6からの制御信号により自動料金収受装置19によ
る料金収受か自動料金収受不能車両対応の料金収受装置
20による料金収受かを選択指定される収受方法指定装
置、22は料金所第4車線ゲートである。
【0013】実施の形態1の動作を図2を参照しながら
説明する。図2において、非接触な記録内容の読み取り
が可能な車両側装置を設置した自動料金収受可能車両
は、料金所よりも前(手前所要時間30分位)に位置
し、チェックバリアに備えられたチェックバリア車両検
知判別装置1により検知の電波を受け、即、車両側装置
から車両ID情報をチェックバリア車両検知判別装置1
に返す。すぐ後に、チェックバリア車両検知判別装置1
により自動料金収受可能車両と判別する。また、自動料
金収受不能車両は、チェックバリア車両検知判別装置1
により検知の電波を受けても、車両側装置が無いか破損
してるために車両ID情報を返せない。このためチェッ
クバリア車両検知判別装置1により自動料金収受不能車
両と判別する。車両1台がチェックバリアを通過するご
とにチェックバリア車両検知判別装置1によりいずれか
に判別する。これとは別に、チェックバリアに備えら
れ、通過する車両の数をカウントする交通量算出装置3
により交通量情報が得られる。この判別情報と交通量情
報を元に割合算出装置2により自動料金収受不能車両の
台数をカウントし自動料金収受不能車両の一定時間あた
りの割合を算出する。いま、有料道路出口料金所が4車
線で構成され、事前に自動料金収受可能車両用の車線
が、割合算出装置2による情報を元に第2車線ゲート1
4、第3車線ゲート18、自動料金収受不能車両用の現
在の車線が第1車線ゲート10、第4車線ゲート22
に、制御装置6より制御設定されているとする。交通量
算出装置3の情報による交通状況は、渋滞こそないが途
切れなく車両が通過しており自然渋滞が発生しそうな状
況とする。ここで、割合算出装置2により自動料金収受
不能車両数が30分間カウントされ、自動料金収受不能
車両の割合が8割と算出されたとする。このとき、制御
装置6により、第3車線ゲート18を自動料金収受不能
車両用の料金収受をするように収受方法指定手段17に
制御信号を送信し、自動料金収受装置15による料金収
受を停止したうえで自動料金収受不能車両用の料金収受
装置16による料金収受をするように制御する。また、
料金所手前の誘導表示装置5に対しても、料金所手前車
両検知判別装置4にて自動料金収受不能車と判別した場
合、第3車線ゲート18を追加表示するように制御信号
を送信する。実際に、料金所に進入する車両のうち、料
金所手前の料金所手前車両検知判別装置4にて自動料金
収受不能車と判別した場合、即、誘導表示装置5により
判別した車両に対して、“第1車線ゲート”、“第3車
線ゲート”、“第4車線ゲート”と誘導表示する。ま
た、自動料金収受可能車両と判別した場合、即、誘導表
示装置5により“第2車線ゲート”と表示する。これに
より、自動料金収受不能車両用の車線が2車線から3車
線に増えて自動料金収受不能車両用の容量が50%増
し、自動料金収受不能車両の料金所渋滞が解消される。
【0014】次に実施の形態1の制御のフローを図3を
参照しながら説明する。図3において、まず、交通量算
出装置3でカウントする交通量をリセットする(ステッ
プS101)。次に、交通量算出装置3でチェックバリ
アを通過する交通量をカウントする(ステップS10
2)。次に、チェックバリアを通過する車両をチェック
バリア車両検知判別装置1で検知し、自動料金収受可能
車両か自動料金収受不能車両かを判別する(ステップS
103)。次に、自動料金収受可能車両数と自動料金収
受不能車両数をカウントし、自動料金収受不能車両の交
通量全体に対する一定時間あたりの割合情報を割合算出
装置2で算出する(ステップS104)。チェックバリ
ア車両検知判別装置1、または交通量算出装置3による
カウント開始から一定時間が経過したかを計示装置によ
り検知する(ステップS105)。カウント開始から一
定時間が経過したと検知した場合には、割合情報、交通
量情報を元に制御装置6により料金所車線ゲート制御テ
ーブル(ステップS109)を検索し、料金所各車線ゲ
ートに対して自動料金収受装置による料金収受をする
か、または自動料金収受不能車両用の料金収受装置によ
る料金収受をするかの制御情報を得る(ステップS10
8)。それと共に交通量算出装置3でカウントする交通
量をリセットする(ステップS101)。一定時間が経
過したと検知しない場合には、このまま交通量算出装置
3でチェックバリアを通過する車両数のカウント(ステ
ップS102)、チェックバリアを通過する車両をチェ
ックバリア車両検知判別装置1で検知、自動料金収受可
能車両か自動料金収受不能車両かの判別を継続する(ス
テップS103)。
【0015】図4は、検索した料金所車線ゲート制御テ
ーブル(ステップS109)の例である。割合情報5
0、交通量情報51に対応する各車線ゲートに対する制
御情報53を得る。次に、検索した料金所車線ゲート制
御テーブル(ステップS109)の情報により自動料金
収受不能車両用の車線ゲート数が、前回検索して得たゲ
ート数より増えたか検知する(ステップS110)。増
えた場合は、自動料金収受不能車両用の車線ゲート数を
増やすため、自動料金収受不能車両用に変更する車線ゲ
ートに対して、自動料金収受不能車両用の料金収受をす
るように収受方法を制御する信号を出す(ステップS1
11)。
【0016】例えば、図5のように、出口料金所車線ゲ
ート数が4で、あらかじめ自動料金収受不能車両用の車
線ゲート数が2で、該当車線ゲートが第1車線ゲート1
0、第4車線ゲート22であり、料金所車線ゲート制御
テーブル(ステップS109)の検索結果、車線ゲート
数が3となった場合、第3車線ゲート18を自動料金収
受不能車両用の車線扱いとするように制御信号を出す。
自動料金収受不能車両用の車線ゲート数が、前回検索し
た得たゲート数より増えない場合は、次に、検索した情
報により自動料金収受不能車両用の車線ゲート数が、前
回検索して得たゲート数より減少したか検知する(ステ
ップS112)。減少した場合は、自動料金収受不能車
両用の車線ゲート数を減少させるための制御信号を出す
(ステップS113)。車線ゲート数に変化がない場合
は、自動料金収受可能車両用の車線とそのゲート数、自
動料金収受不能車両用の車線ゲートとその数は変えな
い。次に、料金所手前で料金所手前車両検知判別装置4
で個々の車両が自動料金収受可能車両か自動料金収受不
能車両かを判別する(ステップS117)。次に、ステ
ップS117において判別した情報を元に、自動料金収
受可能と検知した車両に対しては自動料金収受と設定し
た車線ゲート、自動料金収受不能と検知した車両に対し
ては、自動料金収受不能車両用の料金収受装置による料
金収受と制御設定した車線ゲートに進入せよと誘導表示
する(ステップS118)。
【0017】例えば、図6のように、出口料金所車線ゲ
ート数が4で、自動料金収受不能車両用の車線ゲートが
第1車線ゲート10、第3車線ゲート18、第4車線ゲ
ート22であった場合、自動料金収受不能車両であると
検知した場合には、該当車両に対して第1車線ゲート1
0、第3車線ゲート18、第4車線ゲート22を進入車
線とするように誘導表示する。次に、料金所の個々の車
線ゲートに進入した車両に対して自動料金収受装置によ
る非接触による自動料金収受または自動料金収受不能車
両用の料金収受装置による料金収受を行う(ステップS
130)。
【0018】実施の形態1では、自動料金収受不能車両
の割合を予測し、自動料金収受不能車両用の車線を割合
に応じて変更できるので、自動料金収受不能車両の車線
数が増えて自動料金収受不能車両用の容量が増し、自動
料金収受不能車両の料金所渋滞が解消される。更に、自
動料金収受可能車両と自動料金収受不能車両の間で料金
所出口の通過時間の差を是正できる。一定時間あたりに
料金所を通過する車両数が増え、出口渋滞が解消し料金
収受の効率化が図れるという効果がある。
【0019】なお、実施の形態1の有料道路料金収受シ
ステムにおいては、車線ゲートが4つのものを説明した
が、車線ゲート数はもちろんこれに限られたものではな
く5つ以上のものでもよい。
【0020】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図について説明する。図7において、1〜22は
図1と同じものである。25aは渋滞を検知する渋滞検
知装置a、25bは25aとは別の場所に位置し渋滞を
検知する渋滞検知装置b、26は渋滞距離を算出する渋
滞距離算出装置である。
【0021】実施の形態2の動作を図8を参照しながら
説明する。図8において、非接触な記録内容の読み取り
が可能な車両側装置を設置した自動料金収受可能車両
は、料金所よりも前(手前所要時間30分位)に位置
し、チェックバリアに備えられたチェックバリア車両検
知判別装置1により検知の電波を受け、即、車両側装置
から車両ID情報をチェックバリア車両検知判別装置1
に返す。すぐ後に、チェックバリア車両検知判別装置1
により自動料金収受可能車両と判別する。また、自動料
金収受不能車両は、チェックバリア車両検知判別装置1
により検知の電波を受けても、車両側装置が無いか破損
しているために車両ID情報を返せない。このためチェ
ックバリア車両検知判別装置1により自動料金収受不能
車両と判別する。車両1台がチェックバリアを通過する
ことにチェックバリア車両検知判別装置1によりいずれ
かに判別する。これとは別に、チェックバリアに備えら
れ、通過する車両の数をカウントする交通量算出装置3
により交通量情報が得られる。この判別情報と交通量情
報を元に割合算出装置2により自動料金収受不能車両の
台数をカウントし自動料金収受不能車両の一定時間あた
りの割合を算出する。
【0022】これとは別に、渋滞検知装置a25a、渋
滞検知装置b25bにより交通量をカウントし、一定時
間あたりの車両数が特定数以上であれば渋滞と判別す
る。各々の情報と渋滞検知装置a25a、渋滞検知装置
b25bの位置より渋滞距離算出装置26で渋滞距離を
算出する。いま、有料道路出口料金所が4車線で構成さ
れ、事前に自動料金収受可能車両用の車線が、割合算出
装置2による情報を元に第2車線ゲート14、第3車線
ゲート18、自動料金収受不能車両用の現在の車線が第
1車線ゲート10、第4車線ゲート22に、制御装置6
より制御設定されているとする。交通量算出装置3の情
報、渋滞距離算出装置26による交通状況は、料金所手
前数kmから渋滞が発生しているとする。このとき、制
御装置6により、第3車線ゲート18を自動料金収受不
能車両用の料金収受をするように収受方法指定手段17
に制御信号を送信し、自動料金収受装置15による料金
収受を停止したうえで自動料金収受不能車両用の料金収
受装置16による料金収受をするように制御する。ま
た、料金所手前の誘導表示装置5に対しても、料金所手
前車両検知判別装置4にて自動料金収受不能車と判別し
た場合、第3車線ゲート18を追加表示するように制御
信号を送信する。また、制御装置6により、第4車線ゲ
ート22を自動料金収受可能車両用の料金収受をするよ
うに収受方法指定装置17に制御信号を送信し、自動料
金収受不能車両用の料金収受装置16による料金収受を
停止したうえで自動料金収受装置15による料金収受を
するように制御する。また、料金所手前の誘導表示装置
5に対しても、料金所手前車両検知判別装置4にて自動
料金収受可能車と判別した場合、第4車線ゲート22を
追加表示するように制御信号を送信する。実際に、料金
所に進入する車両のうち、料金所手前の料金所手前車両
検知判別装置4にて、自動料金収受不能車と判別した場
合、即、誘導表示装置5により判別した車両に対して、
“第1車線ゲート”、“第3車線ゲート”と誘導表示す
る。また、自動料金収受可能車両と判別した場合、即、
誘導表示装置5により“第2車線ゲート”、“第4車線
ゲート”と表示する。これにより、自動料金収受可能車
両と自動料金収受不能車両用の車線が交互に割り振ら
れ、出口渋滞中での車線変更操作の負荷が減り、運転者
の安全を維持することができ、一定時間あたりに料金所
を通過する車両数を増やして出口渋滞を解消し料金収受
の効率化を図ることができる。
【0023】次に実施の形態2の制御のフローを図9を
参照しながら説明する。図3と重複する部分は省略す
る。カウント開始から一定時間が経過したと検知した場
合には、同じ時刻に、複数箇所の個々の渋滞検知装置に
おいて個々の箇所で渋滞しているか否かを検知し(ステ
ップS106)、個々の渋滞検知装置の位置情報と検知
情報を元に渋滞距離を算出する(ステップS107)。
次に、割合算出装置2、交通量算出装置3、渋滞距離算
出装置26の情報を元に制御装置6により直前の割合算
出装置2、交通量算出装置3の情報から料金所車線ゲー
ト制御テーブル(ステップS109)を検索し、料金所
各車線ゲートに対して自動料金収受装置による料金収受
をするか、または自動料金収受不能車両用の料金収受装
置による料金収受をするかの情報を検索する(ステップ
S108)。
【0024】図10は、検索した料金所車線ゲート制御
テーブル(ステップS109)の例である。割合情報5
0、交通量情報51、渋滞距離情報52に対応する各車
線ゲートに対する制御情報53を得る。
【0025】検索した情報により自動料金収受不能車両
用の車線ゲートが、前回検索して得たゲートより変化が
あったか検知する(ステップS114)。変化した場合
は、料金所車線ゲート制御テーブル(ステップS10
9)の情報にしたがって、自動料金収受不能車両用にす
る車線ゲートに対して、自動料金収受不能車両用の料金
収受をするように収受方法を制御する信号を出し(ステ
ップS115)、自動料金収受可能車両用にする車線ゲ
ートに対して、自動料金収受車両用の料金収受をするよ
うに収受方法を制御する信号を出す(ステップS11
6)。
【0026】例えば、図11のように、出口料金所車線
ゲート数が4で、あらかじめ自動料金収受不能車両用の
車線ゲート数が2で、該当車線ゲートが第1車線ゲート
10、第4車線ゲート22であった場合、第3車線ゲー
ト18を自動料金収受不能車両用の車線扱いとするよう
に制御信号を出し、第2車線ゲート14を自動料金収受
可能車両用の車線扱いとするように制御信号を出す。自
動料金収受不能車両用の車線ゲートまたは自動料金収受
可能車両用の車線ゲートに変化がない場合は、自動料金
収受可能車両用の車線とそのゲート数、自動料金収受不
能車両用の車線ゲートとその数は変えない。次に、料金
所手前で料金所手前車両検知判別装置で個々の車両が自
動料金収受可能車両か自動料金収受不能車両かを判別す
る(ステップS117)。次に、ステップS117にお
いて判別した情報を元に、自動料金収受可能と検知した
車両に対しては自動料金収受と設定した車線ゲート効率
化を図れるという効果がある。
【0027】実施の形態2によれば、有料道路料金所手
前複数箇所に渋滞検知装置、渋滞検知装置による情報を
もとに渋滞距離を算出する渋滞距離算出装置を設置した
ので、出口渋滞が激しい場合、自動料金収受可能車両と
自動料金収受不能車両用の車線が交互に割り振られ、渋
滞中での車線変更操作の負荷を減らすことができ、運転
者の安全維持を図れるという効果がある共に、一定時間
あたりに料金所を通過する車両数を増やし出口渋滞を解
消し、料金収受の効率化を図れるという効果がある。
【0028】なお、実施の形態2の有料道路料金収受シ
ステムにおいては、車線ゲートが4つのものを説明した
が、車線ゲートは5つ以上でもよい。また、実施の形態
2の有料道路料金収受システムにおいては、渋滞検知装
置が2つのものを説明したが、渋滞検知装置は3つ以上
でもよい。
【0029】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図について説明する。図13において、1〜2
2、25a、25b、26は図7と同じものである。2
7は料金所第1車線ゲートの誤進入車検知装置、28は
料金所第1車線ゲートの撮影装置、29は料金所第1車
線ゲートの警告装置、30は料金所第2車線ゲートの誤
進入車検知装置、31は料金所第2車線ゲートの撮影装
置、32は料金所第2車線ゲートの警告装置、33は料
金所第3車線ゲートの誤進入車検知装置、34は料金所
第3車線ゲートの撮影装置、35は料金所第3車線ゲー
トの警告装置、36は料金所第4車線ゲートの誤進入車
検知装置、37は料金所第4車線ゲートの撮影装置、3
8は料金所第4車線ゲートの警告装置である。
【0030】実施の形態3の動作を図14を参照しなが
ら説明する。図14において、非接触な記録内容の読み
取りが可能な車両側装置を設置した自動料金収受可能車
両は、料金所よりも前(手前所要時間30分位)に位置
し、チェックバリアに備えられたチェックバリア車両検
知判別装置1により検知の電波を受け、即、車両側装置
から車両ID情報を車両検知判別装置1に返す。すぐ後
に、チェックバリア車両検知判別装置1により自動料金
収受可能車両と判別する。また、自動料金収受不能車両
は、チェックバリア車両検知判別装置1により検知の電
波を受けても、車両側装置が無いか破損してるために車
両ID情報を返せない。このためチェックバリア車両検
知判別装置1により自動料金収受不能車両と判別する。
車両1台がチェックバリアを通過するごとにチェックバ
リア車両検知判別装置1によりいずれかに判別する。こ
れとは別に、チェックバリアに備えられ、通過する車両
の数をカウントする交通量算出装置3により交通量情報
が得られる。この判別情報と交通量情報を元に割合算出
装置2により自動料金収受不能車両の台数をカウントし
自動料金収受不能車両の一定時間あたりの割合を算出す
る。
【0031】これとは別に、渋滞検知装置a25a、渋
滞検知装置b25bにより交通量をカウントし、一定時
間あたりの車両数が特定数以上であれば渋滞と判別す
る。各々の情報と渋滞検知装置a25a、渋滞検知装置
b25bの位置より渋滞距離算出装置26で渋滞距離を
算出する。いま、有料道路出口料金所が4車線で構成さ
れ、事前に自動料金収受可能車両用の車線が、割合算出
装置2と渋滞距離算出装置26による情報を元に第2車
線ゲート14、第3車線ゲート18、自動料金収受不能
車両用の現在の車線が第1車線ゲート10、第4車線ゲ
ート22に、制御装置bより制御設定されているとす
る。
【0032】いま、自動料金収受不能車両で出口料金所
に進入する。料金所手前車両検知判別装置4にて自動料
金収受不能車と判別し、誘導表示装置5で第1車線ゲー
ト10、第4車線ゲート22に進入するよう誘導表示す
る。ここで誤って第2車線ゲート14に進入したとす
る。ここで、誤進入車を第2車線ゲート14の誤進入車
検知装置27で検知し、警告装置28で該当車両に警告
し、撮影装置29で該当車両を撮影する。これにより、
誤進入車両に対処できる。
【0033】次に実施の形態3の制御のフローを図15
を参照して説明する。図9と重複する部分は説明を省略
する。ステップS119において、誤進入車検知装置に
より誤進入車を検知し、次に、料金所の各車線ゲートに
進入する車両に対して、誤進入車か誤進入車でないかを
判別する(ステップS120)。誤進入該当車である場
合、撮影装置により車体全体またはナンバープレートの
撮影を行い(ステップS121)、警告装置により誤進
入車に電波または音声を使用し警告する(ステップS1
22)。誤進入該当車でない場合は、料金所の個々の車
線ゲートに進入した車両に対して自動料金収受装置によ
る非接触による自動料金収受、または自動料金収受不能
車両用の料金収受装置による料金収受を行う(ステップ
S130)。
【0034】以上のように、実施の形態3によれば、誤
進入車両に対して適切に検知対処する誤進入車検知装
置、警告装置、撮影装置を設置したので、誤進入車両に
対して適切に検知、対処することができ、有料道路料金
収受システムの信頼性向上を図れると共に、一定時間あ
たりに料金所を通過する車両数を増やし出口渋滞を解消
し、料金収受の効率化を図れるという効果がある。
【0035】なお、実施の形態3の有料道路料金収受シ
ステムにおいては、車線ゲートが4つのものを説明した
が、車線ゲートは5つ以上でもよい。また、実施の形態
3の有料道路料金収受システムにおいては、渋滞検知装
置が2つのものを説明したが、渋滞検知装置は3つ以上
でもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明に係る料金収受装置は、
料金所を通過する自動料金収受可能車両または自動料金
収受不能車両の時間あたりの割合を算出し、料金所の料
金収受方法を切り換えるので、出口渋滞が解消し料金収
受の効率化が図れる。
【0037】請求項2の発明に係る料金収受装置は、自
動料金収受可能と判別された車両に対しては自動料金収
受と設定した車線に進入するよう誘導表示装置で表示す
るように制御し、車両検知手段により自動料金収受不能
と判別された車両に対しては自動料金収受不能車両用の
料金収受装置による料金収受と設定した車線に進入する
よう誘導表示装置で表示するように制御するので、出口
渋滞が解消し料金収受の効率化が図れる。
【0038】請求項3の発明に係る料金収受装置は、渋
滞距離算出手段より算出される渋滞距離情報と、割合算
出手段より算出される割合情報より料金収受方法の制御
を行うので、出口渋滞が解消し料金収受の効率化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による有料道路料金収
受システムの構成を表す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による有料道路料金収
受システムの動作を表す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による有料道路料金収
受システムのフローチャート図である。
【図4】 本発明の実施の形態1による有料道路料金収
受システムの料金所車線ゲート制御テーブル図である。
【図5】 本発明の実施の形態1による有料道路料金収
受システムの動作を表す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1による有料道路料金収
受システムの誘導表示装置の表示例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2による有料道路料金収
受システムの構成を表す図である。
【図8】 本発明の実施の形態2による有料道路料金収
受システムの動作を表す図である。
【図9】 本発明の実施の形態2による有料道路料金収
受システムのフローチャート図である。
【図10】 本発明の実施の形態2による有料道路料金
収受システムの料金所車線ゲート制御テーブル図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態2による有料道路料金
収受システムの動作を表す図である。
【図12】 本発明の実施の形態2による有料道路料金
収受システムの誘導表示装置の表示例を示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態3による有料道路料金
収受システムの構成を表す図である。
【図14】 本発明の実施の形態3による有料道路料金
収受システムの動作を表す図である。
【図15】 本発明の実施の形態3による有料道路料金
収受システムのフローチャート図である。
【図16】 従来装置による有料道路料金収受システム
の構成を表す図。
【図17】 自動料金収受装置の構成図。
【図18】 従来装置による有料道路料金収受システム
の作用効果を表す図。
【符号の説明】
1 チェックバリア車両検知判別装置、2 割合算出装
置、3 交通量算出装置、4 料金所手前車両検知判別
装置、5 誘導表示装置、6 制御装置、7自動料金収
受装置、8 料金収受装置、9 収受方法指定装置、1
0 料金所第1車線ゲート、11 自動料金収受装置、
12 料金収受装置、13 収受方法指定装置、14
料金所第2車線ゲート、15 自動料金収受装置、16
料金収受装置、17 収受方法指定装置、18 料金
所第3車線ゲート、19 自動料金収受装置、20 料
金収受装置、21 収受方法指定装置、22 料金所第
4車線ゲート、23 出口側路上機、24 料金引き落
し処理装置、25a 渋滞検知装置a、25b 渋滞検
知装置b、26 渋滞距離検知装置、27 料金所第1
車線ゲートの誤進入車検知装置、28 料金所第1車線
ゲートの警告装置、29 料金所第1車線ゲートの撮影
装置、30 料金所第2車線ゲートの誤進入車検知装
置、31 料金所第2車線ゲートの警告装置、32 料
金所第2車線ゲートの撮影装置、33 料金所第3車線
ゲートの誤進入車検知装置、34 料金所第3車線ゲー
トの警告装置、35 料金所第3車線ゲートの撮影装
置、36料金所第4車線ゲートの誤進入車検知装置、3
7 料金所第4車線ゲートの警告装置、38 料金所第
4車線ゲートの撮影装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04 G08G 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料金所を通過する車両を検知してID情
    報が記憶された自動料金収受可能車両か自動料金収受不
    能車両かを検知する車両検知手段と、 前記料金所を通過する車両の数をカウントして交通量を
    把握する交通量検出手段と、 前記車両検知手段による検知情報と前記交通量検出手段
    による交通量情報に基づいて、自動料金収受可能車両ま
    たは自動料金収受不能車両の時間あたりの割合を算出す
    る割合算出手段と、 前記割合算出手段の算出結果に基づいて、前記料金所の
    料金収受方法を切り換える切り換え手段と、 を備えたことを特徴とする料金収受装置。
  2. 【請求項2】 前記車両検知手段により自動料金収受可
    能と判別された車両に対しては自動料金収受と設定した
    車線に進入するよう誘導表示装置で表示するように制御
    し、前記車両検知手段により自動料金収受不能と判別さ
    れた車両に対しては自動料金収受不能車両用の料金収受
    装置による料金収受と設定した車線に進入するよう前記
    誘導表示装置で表示するように制御する制御手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の料金収受装置。
  3. 【請求項3】 料金所よりも前に位置する渋滞検知用の
    渋滞検知手段と、前記渋滞検知手段による渋滞情報をも
    とに渋滞距離を算出する渋滞距離算出手段と、 を備え、前記渋滞距離算出手段より算出される渋滞距離
    情報と、前記割合算出手段より算出される割合情報と、
    により料金収受方法の制御を行うことを特徴とする請求
    項1記載の料金収受装置。
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