JP3176510B2 - 建物ユニットの据付調整治具 - Google Patents

建物ユニットの据付調整治具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物ユニットの据付調整
治具に関する。
【0002】
【従来の技術】複数個の建物ユニットを据付けることに
より構築されるユニット建物では、各建物ユニットを運
搬可能な一定の大きさの箱状のものとして工場で予め組
立ててから建築現場へ運搬し、この建築現場において、
前後左右或いは上下に据付け互いに接合して、建物とす
る。
【0003】上記据付けにあたって、建物ユニットは、
例えばクレーンの使用により所定の位置へ置かれた後、
隣接する他の建物ユニットとの相対位置が所定の位置と
なるように調整される。
【0004】このような建物ユニットの据付調整治具と
して、従来、特公昭55ー32135号公報、特開平4-281964号
公報に記載のものがある。これらの据付調整治具は、両
建物ユニットの柱頭部のそれぞれに設けられている一対
の係合孔のそれぞれに投入される一対の係合子(係止用
脚部)を有するとともに、両係合子のそれぞれと螺合す
る左ねじ部と右ねじ部とを備えた調整棒を有している。
そして、調整棒の回転によって一対の係合子の間隔を拡
縮し、結果として両建物ユニットの間隔を調整可能とす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には下記、の問題点がある。 調整棒の回転により係合子を介して両建物ユニットを
相対移動せしめる据付調整方向が、両建物ユニットの間
隔を拡縮する方向に限られる。このため、両建物ユニッ
トの相並ぶ壁形成面が互いに面一をなすようにそろえる
如くの据付調整ができない。
【0006】調整棒の回転により係合子を介して両建
物ユニットに加わる据付調整力が建物ユニットの柱頭部
に作用する。このため、据付調整力は、当該建物ユニッ
トを基礎上面や下階建物ユニット上面に対し一時的に前
のめりさせるモーメントを生じ易く、当該建物ユニット
を基礎上面や下階建物ユニット上面に対し水平に滑らす
力として作用しにくい。即ち、据付調整の作業能率が低
い。
【0007】尚、従来技術では、両建物ユニットの相並
ぶ壁形成面を互いに面一にそろえる方法として、各建物
ユニットの梁にチェーンブロックのフックを掛けて当該
建物ユニットを引張り、両建物ユニットの相対位置を調
整するようにしている。このため、(a) 両建物ユニット
の相対位置を微調整できない、(b) 作業時間が多大とな
る、(c) チェーンブロックのフックへ掛けて引張るに足
る広い作業スペースが必要となる。
【0008】本発明は、両建物ユニットの相並ぶ壁形成
面が互いに面一をなすように、高精度かつ簡易に据付調
整可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、相隣る2つの建物ユニットを互いに略平行に据付
け、両建物ユニットの上記略平行方向に沿う据付調整方
向での相対位置を調整可能とする建物ユニットの据付調
整治具において、両建物ユニットの構造材のそれぞれに
係止される一対の係止部材を有し、両係止部材のそれぞ
れが各建物ユニットの構造材への係止状態下で前記据付
調整方向に沿う一直線上にて相対して一対をなす係合部
のそれぞれを備えるとともに、両係止部材のそれぞれが
備える上記係合部のそれぞれに係合する一対の係合子を
有し、更に、両係合子のそれぞれと螺合する左ねじ部と
右ねじ部とを備えた調整棒を有し、調整棒の回転によっ
て一対の係止部材を前記据付調整方向で相対移動可能と
してなるようにしたものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記両係止部材が浮き上がり
防止板に保持されて両建物ユニットの構造材のそれぞれ
に係止されてなるようにしたものである。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記両係止部材のそれ
ぞれが両建物ユニットの構造材である床梁に係止される
ようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記〜の
作用がある。 相隣る2つの建物ユニットが互いに略平行に据付けら
れるとき、調整棒の回転により係止部材と係合子を介し
て両建物ユニットを相対移動せしめる据付調整方向が、
両建物ユニットの上記略平行方向に沿う方向となる。こ
のため、両建物ユニットの相並ぶ壁形成面(上記略平行
方向に直交する面)が互いに面一となるようにそろえる
ことができる。
【0013】両建物ユニットの相対位置の変化量は、
調整棒の回転による調整棒と係合子との螺動量の調整に
より調整できる。従って、両建物ユニットの相対位置を
微調整できる。
【0014】据付調整作業は、両建物ユニットの構造
材(床梁等)への係止部材の係止、係止部材の係合部へ
の係合子の係合、両係合子に対する調整棒の螺動により
なされる。この作業時間は比較的短い。 据付調整治具は比較的コンパクトであり、広い作業ス
ペースを必要としない。
【0015】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 係止部材は、係合子を介して付与される据付調整力の
作用方向が、構造材(床梁等)への係止位置に対し偏心
しており、構造材(床梁等)への係止位置回りで据付調
整力に起因するモーメントを受ける。このとき、両係止
部材が浮き上がり防止板に保持されて両建物ユニットの
構造材のそれぞれに係止されるものとすることにより、
係止部材が上記モーメントによって構造材(床梁等)の
上方へと浮き上がるのを防止し、結果として浮き上がり
による係止部材自体の変形、構造材(床梁等)の変形を
回避できる。
【0016】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 調整棒の回転により係止部材と係合子を介して両建物
ユニットに加わる据付調整力が建物ユニットの床梁に作
用する。このため、据付調整力は、当該建物ユニットを
基礎上面や下階建物ユニット上面に対し一時的に前のめ
りさせる如くのモーメント生ずることなく、当該建物ユ
ニットを確実に基礎上面や下階建物ユニット上面に対し
水平に滑らす力として作用し、据付調整の作業効率を向
上できる。
【0017】
【実施例】図1は据付調整治具の全体据付状態を示す模
式図、図2は係止部材と浮き上がり防止板との結合状態
を示す模式図、図3は係止部材を示す模式図、図4は浮
き上がり防止板を示す模式図、図5はワッシャを示す模
式図、図6は係止ピンを示す模式図、図7は調整棒を示
す模式図、図8は係合子を示す模式図、図9は調整棒と
係合子との螺合状態を示す模式図、図10は両建物ユニ
ットの据付調整前状態を示す模式図、図11は両建物ユ
ニットの床梁に係止部材を係止した状態を示す模式図、
図12は両建物ユニットの床梁に据付調整治具の全体を
取付けた状態を示す模式図、図13は両建物ユニットの
据付調整完了状態を示す模式図、図14は建物ユニット
を示す模式図、図15は建物ユニットの据付状態を示す
模式図である。
【0018】ユニット建物10は、図15に示す如く、
各建物ユニット11を運搬可能な一定の大きさの箱状の
ものとして工場で予め組立て、その後各建物ユニット1
1を建築現場へ運搬し、その建築現場において、各建物
ユニット11を基礎1上で前後左右に据付けてアンカー
ボルト2にて固定し、更には下階建物ユニット11の上
に上階建物ユニット11を据付けて互いに接合して構築
される。
【0019】建物ユニット11は、図14に示す如く、
4本の形鋼製床梁12と、4本の角鋼管製柱13と、4
本の形鋼製天井梁14とを互いに箱状に組立てて構成さ
れる。
【0020】更に、本発明の据付調整治具20は、基礎
1上(或いは下階建物ユニット11上、以下同じ)で相
隣る2つの建物ユニット11、11を互いに略平行に据
付け、両建物ユニット11、11の上記略平行方向に沿
う据付調整方向での相対位置を調整し、両建物ユニット
11、11の相並ぶ壁形成面15を面一にそろえる如く
に据付調整可能とする。尚、図13において、16は壁
面材である。
【0021】ここで、据付調整治具20は、一対の係止
部材21と、浮き上がり防止板22と、ワッシャ23
と、係止ピン24と、一対の係合子25と、調整棒26
とを有して構成される。
【0022】一対の係止部材21は、図3に示す如く構
成され、両建物ユニット11、11の床梁12のそれぞ
れに係止ピン24を介して係止される。そして、両係止
部材21、21のそれぞれは、各建物ユニット11の床
梁12への係止状態下で前記据付調整方向に沿う一直線
上にて相対して一対をなす孔状係合部31のそれぞれを
備える。このとき、両係止部材21、21は、図4に示
す一枚の浮き上がり防止板22に保持されて両建物ユニ
ット11、11の床梁12のそれぞれに係止される。
【0023】このため、両係止部材21、21は、両建
物ユニット11、11の床梁12への係止時に、図2に
示す如く、係止部材21と浮き上がり防止板22とワッ
シャ23と係止ピン24からなる組立体に組立てられて
用いられる。即ち、浮き上がり防止板22に設けられて
いる全4個の長孔22Aのそれぞれにはワッシャ23
(図5)を介して係止ピン24(図6)が挿通され、こ
の係止ピン24の中間ねじ部24Aは各係止部材21に
設けられている各2個のねじ孔21Aのそれぞれに螺着
される。これにより、両係止部材21、21は浮き上が
り防止板22に保持されるものとなり、各係止ピン24
の先端係止部24Bは各係止部材21の下面から下方に
突出し、この係止ピン24の先端係止部24Bは各建物
ユニット11、11の床梁12に予め穿設されている間
柱取付孔12A(図10)に挿通係止される。
【0024】一対の係合子25は、図8に示す如くに構
成され、両係止部材21、21のそれぞれが備える前述
孔状係合部31のそれぞれに係合する係合ピン25Aを
備える。また、一方の係合子25は左めねじ部25Lを
備え、他方の係合子25は右めねじ部25Rを備える。
【0025】調整棒26は、図7に示す如くに構成さ
れ、両係合子25の左めねじ部25Lと右めねじ部25
Rのそれぞれと螺合する左ねじ部26Lと右ねじ部26
Rとを備える。両係合子25、25は、調整棒26の左
ねじ部26Lと右ねじ部26Rのそれぞれに図9に示す
如くに螺着された組立体として用いられる。
【0026】そして、据付調整治具20の全体では、図
1に示す如く、調整棒26に螺着された各係合子25の
係合ピン25Aを図2に示した組立体を構成している各
係止部材21の孔状係合部31に係合せしめられて用い
られる。これにより、据付調整治具20にあっては、調
整棒26の回転により対向移動する両係合子25、25
を介して、一対の係止部材21、21を前述の据付調整
方向で相対移動可能とするのである。
【0027】以下、据付調整治具20を用いた据付調整
方法について説明する(図10〜図13)。
【0028】(1) 相隣る2つの建物ユニット11、11
を基礎1上で互いに略平行に据付ける(図10)。この
とき、両建物ユニット11、11の上記略平行方向に直
交する壁形成面15、15は互いにδだけずれており、
このずれδを解消するように両建物ユニット11、11
の相対位置を、上記略平行方向に沿う据付調整方向で調
整するものとする。
【0029】(2) 据付調整治具20の係止部材21と浮
き上がり防止板22とワッシャ23と係止ピン24を前
述図2に示した如くの組立体とし、この組立体を構成す
る4本の係止ピン24の先端係止部24Bを、図11に
示す如く、各建物ユニット11、11の床梁12に穿設
されている間柱取付孔12Aに挿通係止する。
【0030】(3) 据付調整治具20の調整棒26に図9
に示した如くに螺着した両係合子25、25の係合ピン
25Aを、上記(2) の各係止部材21の孔状係合部31
に挿入係合する(図12)。
【0031】(4) 上記(3) の調整棒26を回転する。こ
れにより、調整棒26上の両係合子25、25が互いに
接近もしくは離隔する方向に対向移動し、ひいては各係
合子25に係合している両係止部材21、21のそれぞ
れが同方向(据付調整方向)に相対移動し、結果とし
て、各係止部材21が係止ピン24を介して係止されて
いる両建物ユニット11、11を上記据付調整方向にて
相対移動し、ひいては前述(1) のずれδを解消する(図
13)。
【0032】尚、上記(1) 〜(4) では、各建物ユニット
11がアンカーボルト2によって未だ固定されず移動自
由である。
【0033】(5) 上記(4) により両建物ユニット11、
11の据付調整完了した後、各建物ユニッ11をアンカ
ーボルト2によって基礎1上に固定する。
【0034】尚、上記(1) 〜(4) で相隣る建物ユニット
11、11のうちの一方の建物ユニット11をアンカー
ボルト2によって基礎1に固定しておくものとすれば、
この先固定の建物ユニット11の壁形成面15が据付調
整基準面となる。
【0035】以下、本実施例の作用について説明する。 相隣る2つの建物ユニット11、11が互いに略平行
に据付けられるとき、調整棒26の回転により係止部材
21と係合子25を介して両建物ユニット11、11を
相対移動せしめる据付調整方向が、両建物ユニット1
1、11の上記略平行方向に沿う方向となる。このた
め、両建物ユニット11、11の相並ぶ壁形成面15
(上記略平行方向に直交する面)が互いに面一となるよ
うにそろえることができる。
【0036】両建物ユニット11、11の相対位置の
変化量は、調整棒26の回転による調整棒26と係合子
25との螺動量の調整により調整できる。従って、両建
物ユニット11、11の相対位置を微調整できる。
【0037】据付調整作業は、両建物ユニット11、
11の構造材(床梁12等)への係止部材21の係止、
係止部材21の係合部31への係合子25の係合、両係
合子25に対する調整棒26の螺動によりなされる。こ
の作業時間は比較的短い。
【0038】据付調整治具20は比較的コンパクトで
あり、広い作業スペースを必要としない。
【0039】係止部材21は、係合子25を介して付
与される据付調整力の作用方向が、構造材(床梁12
等)への係止位置に対し偏心しており、構造材(床梁1
2等)への係止位置回りで据付調整力に起因するモーメ
ントを受ける。このとき、両係止部材21が浮き上がり
防止板22に保持されて両建物ユニット11、11の構
造材のそれぞれに係止されるものとすることにより、係
止部材21が上記モーメントによって構造材(床梁12
等)の上方へと浮き上がるのを防止し、結果として浮き
上がりによる係止部材21自体の変形、構造材(床梁1
2等)の変形を回避できる。
【0040】調整棒26の回転により係止部材21と
係合子25を介して両建物ユニット11、11に加わる
据付調整力が建物ユニット11の床梁12に作用する。
このため、据付調整力は、当該建物ユニット11を基礎
1上面や下階建物ユニット11上面に対し一時的に前の
めりさせる如くのモーメント生ずることなく、当該建物
ユニット11を確実に基礎1上面や下階建物ユニット1
1上面に対し水平に滑らす力として作用し、据付調整の
作業効率を向上できる。
【0041】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、浮き上がり
防止板(22)を用いることは必須でない。このとき、
係止部材(21)は係止ピン(24)を一体的に備えて
いても良い。
【0042】また、本発明の実施において、両係止部材
のそれぞれは、建物ユニットの床梁でなく、天井梁もし
くは柱頭部等の他の構造材に係止せしめられて用いられ
るものであっても良い。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、両建物ユ
ニットの相並ぶ壁形成面が互いに面一をなすように、高
精度かつ簡易に据付調整可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は据付調整治具の全体据付状態を示す模式
図である。
【図2】図2は係止部材と浮き上がり防止板との結合状
態を示す模式図である。
【図3】図3は係止部材を示す模式図である。
【図4】図4は浮き上がり防止板を示す模式図である。
【図5】図5はワッシャを示す模式図である。
【図6】図6は係止ピンを示す模式図である。
【図7】図7は調整棒を示す模式図である。
【図8】図8は係合子を示す模式図である。
【図9】図9は調整棒と係合子との螺合状態を示す模式
図である。
【図10】図10は両建物ユニットの据付調整前状態を
示す模式図である。
【図11】図11は両建物ユニットの床梁に係止部材を
係止した状態を示す模式図である。
【図12】図12は両建物ユニットの床梁に据付調整治
具の全体を取付けた状態を示す模式図である。
【図13】図13は両建物ユニットの据付調整完了状態
を示す模式図である。
【図14】図14は建物ユニットを示す模式図である。
【図15】図15は建物ユニットの据付状態を示す模式
図である。
【符号の説明】
11 建物ユニット 12 床梁(構造材) 20 据付調整治具 21 係止部材 22 浮き上がり防止板 24 係止ピン 25 係合子 26 調整棒 26L 左ねじ部 26R 右ねじ部 31 孔状係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−281964(JP,A) 特開 平4−297666(JP,A) 特開 平6−37449(JP,A) 特公 昭55−32135(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/18 E04B 1/348

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相隣る2つの建物ユニットを互いに略平
    行に据付け、両建物ユニットの上記略平行方向に沿う据
    付調整方向での相対位置を調整可能とする建物ユニット
    の据付調整治具において、 両建物ユニットの構造材のそれぞれに係止される一対の
    係止部材を有し、両係止部材のそれぞれが各建物ユニッ
    トの構造材への係止状態下で前記据付調整方向に沿う一
    直線上にて相対して一対をなす係合部のそれぞれを備え
    るとともに、 両係止部材のそれぞれが備える上記係合部のそれぞれに
    係合する一対の係合子を有し、 更に、両係合子のそれぞれと螺合する左ねじ部と右ねじ
    部とを備えた調整棒を有し、調整棒の回転によって一対
    の係止部材を前記据付調整方向で相対移動可能としてな
    ることを特徴とする建物ユニットの据付調整治具。
  2. 【請求項2】 前記両係止部材が浮き上がり防止板に保
    持されて両建物ユニットの構造材のそれぞれに係止され
    てなる請求項1記載の建物ユニットの据付調整治具。
  3. 【請求項3】 前記両係止部材のそれぞれが両建物ユニ
    ットの構造材である床梁に係止される請求項1又は2記
    載の建物ユニットの据付調整治具。
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