JPH07259228A - 壁パネルの取付構造 - Google Patents
壁パネルの取付構造Info
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- JPH07259228A JPH07259228A JP5345194A JP5345194A JPH07259228A JP H07259228 A JPH07259228 A JP H07259228A JP 5345194 A JP5345194 A JP 5345194A JP 5345194 A JP5345194 A JP 5345194A JP H07259228 A JPH07259228 A JP H07259228A
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- bolt
- plate
- mounting plate
- reinforcing plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】地震時に建物の躯体が壁パネルの面と平行に或
いは面に垂直に変位しても、該変位によって壁パネルが
破壊することを防止する。 【構成】壁パネル1に設けたアンカーナット2と対向す
る位置に、ボルト部材5を貫通させるボルト孔3aと取
付プレート4の長孔4aを形成した面の端部よりも突出
する長さを有する補強プレート3を固着する。補強プレ
ート3の所定位置に取付プレート4の厚さよりも僅かに
高い脚部材(脚部7b,カラー14)を設ける。ボルト部
材5を取付プレート4の長孔4a,補強プレート3のボ
ルト孔3aを貫通させてアンカーナット2に螺合し、且
つボルト部材5を直接或いは間接的に脚部材に当接させ
て締結する。
いは面に垂直に変位しても、該変位によって壁パネルが
破壊することを防止する。 【構成】壁パネル1に設けたアンカーナット2と対向す
る位置に、ボルト部材5を貫通させるボルト孔3aと取
付プレート4の長孔4aを形成した面の端部よりも突出
する長さを有する補強プレート3を固着する。補強プレ
ート3の所定位置に取付プレート4の厚さよりも僅かに
高い脚部材(脚部7b,カラー14)を設ける。ボルト部
材5を取付プレート4の長孔4a,補強プレート3のボ
ルト孔3aを貫通させてアンカーナット2に螺合し、且
つボルト部材5を直接或いは間接的に脚部材に当接させ
て締結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁パネルを躯体に取り
付ける取付構造に関し、特に耐震性を向上させた取付構
造に関するものである。
付ける取付構造に関し、特に耐震性を向上させた取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、鉄骨構造の躯体に軽量気泡コ
ンクリート(ALC)パネルやセメント系パネル等から
なる壁パネルを取り付けて壁面を構成した建築物が多
い。このような建築物では、躯体に壁パネルの重量を支
持する自重受金具を取り付けて該自重受金具によって壁
パネルを支持し、且つ躯体と壁パネルの表面とを接続す
るプレート部材を配設して該プレート部材の一端を躯体
に固定すると共に他端側をボルトを介して壁パネルに固
定するように構成している。
ンクリート(ALC)パネルやセメント系パネル等から
なる壁パネルを取り付けて壁面を構成した建築物が多
い。このような建築物では、躯体に壁パネルの重量を支
持する自重受金具を取り付けて該自重受金具によって壁
パネルを支持し、且つ躯体と壁パネルの表面とを接続す
るプレート部材を配設して該プレート部材の一端を躯体
に固定すると共に他端側をボルトを介して壁パネルに固
定するように構成している。
【0003】鉄骨構造の建築物は、特に地震による水平
力が作用したとき上下の梁の水平方向相対変位量が異な
るため長方形に形成されていた躯体フレームは略平行四
辺形に変形し、上層の梁と下層の梁との梁間距離が変化
する。従って、壁パネルを躯体と剛に取り付けると、パ
ネル取付部の面内方向に剪断力が発生し、許容力を越え
るとパネル取付部の破壊を来す。このため、躯体フレー
ムの変形に対し、壁パネルを相対的移動可能に取り付け
て追従させるのが一般である。
力が作用したとき上下の梁の水平方向相対変位量が異な
るため長方形に形成されていた躯体フレームは略平行四
辺形に変形し、上層の梁と下層の梁との梁間距離が変化
する。従って、壁パネルを躯体と剛に取り付けると、パ
ネル取付部の面内方向に剪断力が発生し、許容力を越え
るとパネル取付部の破壊を来す。このため、躯体フレー
ムの変形に対し、壁パネルを相対的移動可能に取り付け
て追従させるのが一般である。
【0004】上記の如く、壁パネルを躯体に柔接合する
取付構造として種々の提案がなされている(特開平3-2
5138号公報, 同3-55337号公報, 実開平3-23514号公
報, 同3-23518号公報, 同3-23519号公報)。この中
で、実開平3-23514号公報(実願平1-83800号に添付さ
れた明細書)に開示された技術は、頭部付根部分にねじ
軸部よりも径大で且つ所定長さのスペーサ軸部を有する
ボルトを用い、このボルトのスペーサ軸部を一端が躯体
に固定された取付プレートの長孔に嵌合させると共に、
該スペーサ軸部の端をストッパプレートに当接させるこ
とで躯体に直接或いは間接的に当てるように構成されて
いる。
取付構造として種々の提案がなされている(特開平3-2
5138号公報, 同3-55337号公報, 実開平3-23514号公
報, 同3-23518号公報, 同3-23519号公報)。この中
で、実開平3-23514号公報(実願平1-83800号に添付さ
れた明細書)に開示された技術は、頭部付根部分にねじ
軸部よりも径大で且つ所定長さのスペーサ軸部を有する
ボルトを用い、このボルトのスペーサ軸部を一端が躯体
に固定された取付プレートの長孔に嵌合させると共に、
該スペーサ軸部の端をストッパプレートに当接させるこ
とで躯体に直接或いは間接的に当てるように構成されて
いる。
【0005】上記技術では、柱と壁パネルが相対的に変
位しても取付プレートが壁パネルに対し移動が許容され
ているため、壁パネルに無理な力が及んでも破損を招い
たり耐久性や取り付けの信頼性を低下させることがな
い。
位しても取付プレートが壁パネルに対し移動が許容され
ているため、壁パネルに無理な力が及んでも破損を招い
たり耐久性や取り付けの信頼性を低下させることがな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記技術であっ
ても全く問題がないわけではなく、躯体に作用する地震
時の力が壁パネルの面に対し垂直方向に作用したとき、
壁パネルを破壊する虞があるという問題がある。即ち、
地震時の力がボルトに対する曲げ力となって作用し、そ
の結果、ストッパプレートのエッジ部に大きな力が掛
り、該エッジ部が壁パネルに食い込んで該パネルが破壊
するという問題がある。
ても全く問題がないわけではなく、躯体に作用する地震
時の力が壁パネルの面に対し垂直方向に作用したとき、
壁パネルを破壊する虞があるという問題がある。即ち、
地震時の力がボルトに対する曲げ力となって作用し、そ
の結果、ストッパプレートのエッジ部に大きな力が掛
り、該エッジ部が壁パネルに食い込んで該パネルが破壊
するという問題がある。
【0007】またボルトの形状が特殊なため、製作が困
難であり、製造コストが上昇するという問題がある。特
に、スペーサ軸部の端面をストッパプレートに当接させ
てボルトの締結力を作用させるため、スペーサ軸部の直
径をねじ軸部の径よりも十分に大きくすることが必要で
あり、スペーサ軸部の径の増大に伴ってボルト頭部の径
も必然的に大きくなる。従って、材料コスト及び加工コ
ストが増大して製造コストが上昇することとなる。
難であり、製造コストが上昇するという問題がある。特
に、スペーサ軸部の端面をストッパプレートに当接させ
てボルトの締結力を作用させるため、スペーサ軸部の直
径をねじ軸部の径よりも十分に大きくすることが必要で
あり、スペーサ軸部の径の増大に伴ってボルト頭部の径
も必然的に大きくなる。従って、材料コスト及び加工コ
ストが増大して製造コストが上昇することとなる。
【0008】本発明の目的は、地震時に建物の躯体が略
平行四辺形に変形し、梁間距離が変化しても壁パネルが
破壊することのない取付構造を提供せんとするものであ
る。
平行四辺形に変形し、梁間距離が変化しても壁パネルが
破壊することのない取付構造を提供せんとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る壁パネルの取付構造は、取付プレートに
形成された長孔にボルト部材を貫通させて壁パネルに設
けたアンカーナットに締結すると共に取付プレートを躯
体に固着して壁パネルを躯体に取り付ける取付構造であ
って、壁パネルに設けたアンカーナットと対向する位置
にボルト部材を貫通させるボルト孔と取付プレートの長
孔を形成した面の端部よりも突出する長さを有する補強
プレートを固着すると共に、該補強プレートの所定位置
に取付プレートの厚さよりも僅かに高い脚部材を取り付
け、ボルト部材を取付プレートの長孔,補強プレートの
ボルト孔を貫通させて壁パネルに設けたアンカーナット
に螺合すると共にボルト部材の頭部を直接又は間接的に
脚部材に当接させて締結することを特徴とするものであ
る。
に本発明に係る壁パネルの取付構造は、取付プレートに
形成された長孔にボルト部材を貫通させて壁パネルに設
けたアンカーナットに締結すると共に取付プレートを躯
体に固着して壁パネルを躯体に取り付ける取付構造であ
って、壁パネルに設けたアンカーナットと対向する位置
にボルト部材を貫通させるボルト孔と取付プレートの長
孔を形成した面の端部よりも突出する長さを有する補強
プレートを固着すると共に、該補強プレートの所定位置
に取付プレートの厚さよりも僅かに高い脚部材を取り付
け、ボルト部材を取付プレートの長孔,補強プレートの
ボルト孔を貫通させて壁パネルに設けたアンカーナット
に螺合すると共にボルト部材の頭部を直接又は間接的に
脚部材に当接させて締結することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】上記壁パネルの取付構造では、壁パネルにボル
ト部材を貫通させるボルト孔と取付プレートの長孔を形
成した側の端部よりも突出する長さを有する補強プレー
トをアンカーナットに対向させた位置に固着し、この補
強プレートの所定位置に取付プレートの厚さよりも僅か
に高い脚部材を取り付けてボルト部材を取付プレートの
長孔,補強プレートのボルト孔を貫通させてアンカーナ
ットに螺合すると共に頭部を脚部に直接或いは間接的に
当接させて締結する。従って、壁パネルは取付プレート
(躯体)に対し面と平行な方向で且つ長孔の方向に該長
孔の長さに応じた相対移動の自由度を有する。
ト部材を貫通させるボルト孔と取付プレートの長孔を形
成した側の端部よりも突出する長さを有する補強プレー
トをアンカーナットに対向させた位置に固着し、この補
強プレートの所定位置に取付プレートの厚さよりも僅か
に高い脚部材を取り付けてボルト部材を取付プレートの
長孔,補強プレートのボルト孔を貫通させてアンカーナ
ットに螺合すると共に頭部を脚部に直接或いは間接的に
当接させて締結する。従って、壁パネルは取付プレート
(躯体)に対し面と平行な方向で且つ長孔の方向に該長
孔の長さに応じた相対移動の自由度を有する。
【0011】このため、躯体に水平力が作用して梁間距
離が変化したとき、この変化に伴って躯体が壁パネルに
対し相対的に移動し、壁パネルには梁間距離の変化に伴
う力が作用することがなく、壁パネルの回動運動が可能
となる。
離が変化したとき、この変化に伴って躯体が壁パネルに
対し相対的に移動し、壁パネルには梁間距離の変化に伴
う力が作用することがなく、壁パネルの回動運動が可能
となる。
【0012】また躯体の梁間距離の変化が壁パネルの面
に対し垂直方向な力として作用したとき、取付プレート
のエッジが補強プレートの面を押圧することとなり、こ
のとき補強プレートに作用する力は、該補強プレートの
全面積から壁パネルに伝達される。従って、壁パネルに
は局部的に大きな力が作用することがなく、破壊するこ
とがない。
に対し垂直方向な力として作用したとき、取付プレート
のエッジが補強プレートの面を押圧することとなり、こ
のとき補強プレートに作用する力は、該補強プレートの
全面積から壁パネルに伝達される。従って、壁パネルに
は局部的に大きな力が作用することがなく、破壊するこ
とがない。
【0013】
【実施例】以下、上記壁パネルの取付構造について図を
用いて説明する。図1は第1実施例に係る壁パネルの取
付構造を説明する断面図、図2は第1実施例に係る壁パ
ネルの取付構造を説明する斜視展開図、図3は躯体に取
り付けた壁パネルの全体構造を示す模式斜視図、図4は
補強プレート及びブリッジ金具を一体化させた第2実施
例を示す斜視図、図5は第3実施例に係る壁パネルの取
付構造を説明する斜視図、図6は第3実施例に於けるボ
ルト部材の緩み防止対策の例を示す斜視図である。
用いて説明する。図1は第1実施例に係る壁パネルの取
付構造を説明する断面図、図2は第1実施例に係る壁パ
ネルの取付構造を説明する斜視展開図、図3は躯体に取
り付けた壁パネルの全体構造を示す模式斜視図、図4は
補強プレート及びブリッジ金具を一体化させた第2実施
例を示す斜視図、図5は第3実施例に係る壁パネルの取
付構造を説明する斜視図、図6は第3実施例に於けるボ
ルト部材の緩み防止対策の例を示す斜視図である。
【0014】先ず、図1〜図3により第1実施例に係る
壁パネルの取付構造について説明する。図に於いて、壁
パネル1は軽量気泡コンクリート(ALC)パネルやセ
メント系パネル或いは押出中空パネル等からなり、本実
施例ではALCパネルを対象としている。この壁パネル
1の所定位置、例えば長手方向両端側であって壁パネル
1の中央部の2ヵ所或いは幅方向両端側の4ヵ所にアン
カーナット2が設けられている。
壁パネルの取付構造について説明する。図に於いて、壁
パネル1は軽量気泡コンクリート(ALC)パネルやセ
メント系パネル或いは押出中空パネル等からなり、本実
施例ではALCパネルを対象としている。この壁パネル
1の所定位置、例えば長手方向両端側であって壁パネル
1の中央部の2ヵ所或いは幅方向両端側の4ヵ所にアン
カーナット2が設けられている。
【0015】壁パネル1の表面であってアンカーナット
2と対応する位置に補強プレート3が固着されている。
補強プレート3は、躯体の変位に伴って後述する取付プ
レート4から壁パネル1に対し該パネル1の面に垂直方
向の力が作用したとき、この力を分散させて分布荷重に
変換する機能を有する。このため、補強プレート3は取
付プレート4を取り付けたとき該プレート4の長手方向
の端部から十分に突出し得る長さを有し、且つ適度な剛
性を持った鋼板によって構成されている。
2と対応する位置に補強プレート3が固着されている。
補強プレート3は、躯体の変位に伴って後述する取付プ
レート4から壁パネル1に対し該パネル1の面に垂直方
向の力が作用したとき、この力を分散させて分布荷重に
変換する機能を有する。このため、補強プレート3は取
付プレート4を取り付けたとき該プレート4の長手方向
の端部から十分に突出し得る長さを有し、且つ適度な剛
性を持った鋼板によって構成されている。
【0016】補強プレート3には、アンカーナット2に
螺合するボルト部材5を貫通させるボルト孔3a、及び
補強プレート3を壁パネル1に固着するためのコンクリ
ート釘或いはコンクリートネジ等の係止具6を挿通する
穴3bが形成されている。従って、アンカーナット2に
螺合し得るボルトをボルト孔3aに挿通してアンカーナ
ット2に螺合させることで、補強プレート3の壁パネル
1に対する固着位置を設定することが可能であり、この
状態で係止具6を穴3bに挿通して補強プレート3を壁
パネル1に固着することが可能である。
螺合するボルト部材5を貫通させるボルト孔3a、及び
補強プレート3を壁パネル1に固着するためのコンクリ
ート釘或いはコンクリートネジ等の係止具6を挿通する
穴3bが形成されている。従って、アンカーナット2に
螺合し得るボルトをボルト孔3aに挿通してアンカーナ
ット2に螺合させることで、補強プレート3の壁パネル
1に対する固着位置を設定することが可能であり、この
状態で係止具6を穴3bに挿通して補強プレート3を壁
パネル1に固着することが可能である。
【0017】補強プレート3と対向してブリッジ金具7
が配置されている。ブリッジ金具7は、平面部7aと、
脚部材となる平面部7aの両端から直角に突設された2
つの脚部7bとを有し、断面がコ字状に形成されてい
る。平面部7aの中心線上の所定位置にはボルト部材5
を貫通させるボルト孔7cが形成されている。
が配置されている。ブリッジ金具7は、平面部7aと、
脚部材となる平面部7aの両端から直角に突設された2
つの脚部7bとを有し、断面がコ字状に形成されてい
る。平面部7aの中心線上の所定位置にはボルト部材5
を貫通させるボルト孔7cが形成されている。
【0018】脚部7bの高さは取付プレート4の厚さよ
りも僅かに大きい寸法を有しており、また対向する脚部
7bの内法は取付プレート4の幅よりも十分に大きい寸
法を持って形成されている。そして脚部7bを補強プレ
ート3に当接させてブリッジ金具7を配置することで、
補強プレート3とブリッジ金具7との間に取付プレート
4を挿通するための空隙8を構成している。
りも僅かに大きい寸法を有しており、また対向する脚部
7bの内法は取付プレート4の幅よりも十分に大きい寸
法を持って形成されている。そして脚部7bを補強プレ
ート3に当接させてブリッジ金具7を配置することで、
補強プレート3とブリッジ金具7との間に取付プレート
4を挿通するための空隙8を構成している。
【0019】ブリッジ金具7にはボルト部材5による締
結力が作用する。このため、ブリッジ金具7は十分な強
度と剛性を持った鋼材、例えば平面部7aの寸法と等し
いウエブを持った溝形鋼を用い、この溝形鋼のフランジ
を脚部7bと等しい寸法に切断したもの、或いは所定の
厚さを持ったフラットバーをコ字状に曲げ加工したもの
が用いられる。
結力が作用する。このため、ブリッジ金具7は十分な強
度と剛性を持った鋼材、例えば平面部7aの寸法と等し
いウエブを持った溝形鋼を用い、この溝形鋼のフランジ
を脚部7bと等しい寸法に切断したもの、或いは所定の
厚さを持ったフラットバーをコ字状に曲げ加工したもの
が用いられる。
【0020】建物の躯体となる梁9には壁パネル1を取
り付ける際の基準となる定規アングル10が溶接されてい
る。この定規アングル10は、アングル材(山形鋼)から
なり、一方のフランジ10aが梁9に溶接等の手段で固着
されることで、他方のフランジが起立片10bとして壁パ
ネル1の取付基準を構成している。また定規アングル10
には自重受金具11(図3参照)が取り付けられており、
この自重受金具11に壁パネル1を載置することで該パネ
ル1の自重が躯体に伝達されている。
り付ける際の基準となる定規アングル10が溶接されてい
る。この定規アングル10は、アングル材(山形鋼)から
なり、一方のフランジ10aが梁9に溶接等の手段で固着
されることで、他方のフランジが起立片10bとして壁パ
ネル1の取付基準を構成している。また定規アングル10
には自重受金具11(図3参照)が取り付けられており、
この自重受金具11に壁パネル1を載置することで該パネ
ル1の自重が躯体に伝達されている。
【0021】取付プレート4は平行に配置された2つの
片を有するZ字状に形成されており、一方の片に長孔4
aが形成され、他方の片が定規アングル10に溶接される
溶接片4bとして形成されている。前記長孔4aは、壁
パネル1のアンカーナット2に螺合するボルト部材5の
太さよりも僅かに大きい幅と、予め設計段階で設定され
た長さを持って形成されている。
片を有するZ字状に形成されており、一方の片に長孔4
aが形成され、他方の片が定規アングル10に溶接される
溶接片4bとして形成されている。前記長孔4aは、壁
パネル1のアンカーナット2に螺合するボルト部材5の
太さよりも僅かに大きい幅と、予め設計段階で設定され
た長さを持って形成されている。
【0022】ボルト部材5は、補強プレート3とブリッ
ジ金具7との間に形成された空隙8に挿通された取付プ
レート4,ブリッジ金具7,補強プレート3を介して壁
パネル1を躯体に取り付けるものである。即ち、ワッシ
ャー12を装着したボルト部材5をブリッジ金具7のボル
ト孔7c,取付プレート4の長孔4aを貫通させてアン
カーナット2に螺合することで取付プレート4と壁パネ
ル1が接続される。
ジ金具7との間に形成された空隙8に挿通された取付プ
レート4,ブリッジ金具7,補強プレート3を介して壁
パネル1を躯体に取り付けるものである。即ち、ワッシ
ャー12を装着したボルト部材5をブリッジ金具7のボル
ト孔7c,取付プレート4の長孔4aを貫通させてアン
カーナット2に螺合することで取付プレート4と壁パネ
ル1が接続される。
【0023】このとき、ボルト部材5の締結力はブリッ
ジ金具7を介して補強プレート3に伝達され、補強プレ
ート3と脚部7bとの接触部には高い面圧が作用する
が、この面圧は補強プレート3の全面積に分散されて壁
パネル1に伝達される。このため、壁パネル1に大きい
接触圧が作用することがなく、部分的な破壊等が生じる
虞がない。
ジ金具7を介して補強プレート3に伝達され、補強プレ
ート3と脚部7bとの接触部には高い面圧が作用する
が、この面圧は補強プレート3の全面積に分散されて壁
パネル1に伝達される。このため、壁パネル1に大きい
接触圧が作用することがなく、部分的な破壊等が生じる
虞がない。
【0024】また補強プレート3とブリッジ金具7との
間に形成された空隙8が取付プレート4の厚さよりも僅
かに大きいため、ボルト部材5をアンカーナット2に締
結しても取付プレート4には必要以上の力が作用するこ
とはなく、取付プレート4と壁パネル1は互いに相対的
な移動の自由度を有することとなる。
間に形成された空隙8が取付プレート4の厚さよりも僅
かに大きいため、ボルト部材5をアンカーナット2に締
結しても取付プレート4には必要以上の力が作用するこ
とはなく、取付プレート4と壁パネル1は互いに相対的
な移動の自由度を有することとなる。
【0025】このため、地震による水平力が作用して躯
体が壁パネル1の面と平行な方向に変位し、壁パネル1
の下端側を取り付ける梁と上端側を取り付ける梁との距
離が変化したとき、この変化応じて取付プレート4が上
下方向に移動することとなる。従って、梁間距離の変化
量が長孔4aの長さの範囲内であれば、躯体が壁パネル
1に対し相対的に上下移動することとなって壁パネル1
に力を及ぼすことがない。
体が壁パネル1の面と平行な方向に変位し、壁パネル1
の下端側を取り付ける梁と上端側を取り付ける梁との距
離が変化したとき、この変化応じて取付プレート4が上
下方向に移動することとなる。従って、梁間距離の変化
量が長孔4aの長さの範囲内であれば、躯体が壁パネル
1に対し相対的に上下移動することとなって壁パネル1
に力を及ぼすことがない。
【0026】また躯体に壁パネル1の面と垂直な方向へ
の変位が生じたとき、この変位に応じて取付プレート4
から補強プレート3に局部的に大きい力が作用すること
となる。前記力は補強プレート3によって支持され、該
プレート3の全面積に分布して壁パネル1には接触面圧
として作用する。このため、壁パネル1に局部的に大き
な力が作用することがない。
の変位が生じたとき、この変位に応じて取付プレート4
から補強プレート3に局部的に大きい力が作用すること
となる。前記力は補強プレート3によって支持され、該
プレート3の全面積に分布して壁パネル1には接触面圧
として作用する。このため、壁パネル1に局部的に大き
な力が作用することがない。
【0027】然し、地震時に躯体に作用する力の方向が
壁パネル1の面と平行であるという保証はない。即ち、
躯体の変位に伴って取付プレート4が補強プレート3,
ブリッジ金具7に対しこじるような姿勢になり、空隙8
内を円滑に移動し得なくなる虞がある。
壁パネル1の面と平行であるという保証はない。即ち、
躯体の変位に伴って取付プレート4が補強プレート3,
ブリッジ金具7に対しこじるような姿勢になり、空隙8
内を円滑に移動し得なくなる虞がある。
【0028】このため、本実施例では、補強プレート3
のブリッジ金具7と対向する面に突起3cを形成し、こ
の突起3cと取付プレート4を接触させることで、空隙
8内に於ける取付プレート4の移動を円滑に行なえるよ
うにしている。尚、取付プレート4と接触する突起は補
強プレート3に設けても良く、またブリッジ金具7の平
面部7aであって補強プレート3と対向する面に設けて
も良い。更に、補強プレート3及びブリッジ金具7の対
向する位置に夫々設けても良い。
のブリッジ金具7と対向する面に突起3cを形成し、こ
の突起3cと取付プレート4を接触させることで、空隙
8内に於ける取付プレート4の移動を円滑に行なえるよ
うにしている。尚、取付プレート4と接触する突起は補
強プレート3に設けても良く、またブリッジ金具7の平
面部7aであって補強プレート3と対向する面に設けて
も良い。更に、補強プレート3及びブリッジ金具7の対
向する位置に夫々設けても良い。
【0029】次に、壁パネル1を躯体に取り付ける際の
手順について説明する。先ず、壁パネル1に補強プレー
ト3を固着し、該補強プレート3に取付プレート4,ブ
リッジ金具7を対向させ、ボルト部材5をボルト孔7
c,長孔4aボルト孔3aに貫通させてアンカーナット
2に仮止めする。定規アングル10に自重受金具11を取り
付ける。
手順について説明する。先ず、壁パネル1に補強プレー
ト3を固着し、該補強プレート3に取付プレート4,ブ
リッジ金具7を対向させ、ボルト部材5をボルト孔7
c,長孔4aボルト孔3aに貫通させてアンカーナット
2に仮止めする。定規アングル10に自重受金具11を取り
付ける。
【0030】次に、上記壁パネル1を吊り込んで所定の
自重受金具11に載置し、取付プレート4の溶接片4bを
定規アングル8の起立片8bに予め設定された寸法を持
って重ね合わせ、その後、ボルト部材5を本締めしてア
ンカーナット2に締結すると共に、溶接片4bを起立片
8aに溶接する。これにより、壁パネル1は躯体に対し
相対移動の自由度を持って取り付けられる。
自重受金具11に載置し、取付プレート4の溶接片4bを
定規アングル8の起立片8bに予め設定された寸法を持
って重ね合わせ、その後、ボルト部材5を本締めしてア
ンカーナット2に締結すると共に、溶接片4bを起立片
8aに溶接する。これにより、壁パネル1は躯体に対し
相対移動の自由度を持って取り付けられる。
【0031】ボルト部材5をアンカーナット2に締結し
た後、ボルト部材5の緩みを防止するための対策を施す
ことが好ましい。この対策としては、例えばボルトブリ
ッジ5の頭部をブリッジ金具7に点溶接する方法,ボル
ト部材5のネジ部とアンカーナット2の螺合部位にロッ
ク剤を塗布する方法等種々の方法がある。
た後、ボルト部材5の緩みを防止するための対策を施す
ことが好ましい。この対策としては、例えばボルトブリ
ッジ5の頭部をブリッジ金具7に点溶接する方法,ボル
ト部材5のネジ部とアンカーナット2の螺合部位にロッ
ク剤を塗布する方法等種々の方法がある。
【0032】次に、第2実施例の取付構造について図4
により説明する。図に示す金物13は、補強プレート3と
しての機能を有する平面部13aと、ブリッジ金具7の平
面部7aとしての機能を有する平面部13b及び脚部7b
としての機能を有する側面部13cを一体化させて四角筒
状に形成したものである。
により説明する。図に示す金物13は、補強プレート3と
しての機能を有する平面部13aと、ブリッジ金具7の平
面部7aとしての機能を有する平面部13b及び脚部7b
としての機能を有する側面部13cを一体化させて四角筒
状に形成したものである。
【0033】金物13に於いて、平面部13a,13bは取付
プレート4の幅よりも大きい幅と、取付プレート4を取
り付けたとき該プレート4の長手方向の端部から十分に
突出し得る長さを有しており、側面部13cは内法が取付
プレート4の厚さよりも僅かに大きい寸法を有してい
る。また平面部13a,13bには軸心を一致させてボルト
孔13d及び係止具6を挿通する下穴13eが形成されてい
る。
プレート4の幅よりも大きい幅と、取付プレート4を取
り付けたとき該プレート4の長手方向の端部から十分に
突出し得る長さを有しており、側面部13cは内法が取付
プレート4の厚さよりも僅かに大きい寸法を有してい
る。また平面部13a,13bには軸心を一致させてボルト
孔13d及び係止具6を挿通する下穴13eが形成されてい
る。
【0034】上記金物13を構成するには、フラットバー
と溝形鋼を組み合わせて当接部位を溶接或いはボルト締
結しても良く、折り曲げ成形した部材とフラットバーを
つみあわせて当接部位を溶接,ボルト締結しても良い。
と溝形鋼を組み合わせて当接部位を溶接或いはボルト締
結しても良く、折り曲げ成形した部材とフラットバーを
つみあわせて当接部位を溶接,ボルト締結しても良い。
【0035】上記の如く、予め補強プレート3とブリッ
ジ金具7を一体化させた金具或いは金物13を用いること
によって、取付施工時の部品点数が削減され、壁パネル
1を躯体に取り付ける際の作業が容易になる。
ジ金具7を一体化させた金具或いは金物13を用いること
によって、取付施工時の部品点数が削減され、壁パネル
1を躯体に取り付ける際の作業が容易になる。
【0036】次に、第3実施例に係る取付構造について
図5,図6により説明する。図5(a)に示すように、
補強プレート3のボルト孔3aには脚部材となる円筒状
のカラー14が設けられている。カラー14は溶接或いはネ
ジ込みによって補強プレート3に固着されている。
図5,図6により説明する。図5(a)に示すように、
補強プレート3のボルト孔3aには脚部材となる円筒状
のカラー14が設けられている。カラー14は溶接或いはネ
ジ込みによって補強プレート3に固着されている。
【0037】カラー14は、補強プレート3からの高さが
取付プレート4の厚さよりも僅かに高くなるように、且
つ内径がボルト部材5のネジ径よりも僅かに大きく、更
に肉厚はボルト部材5を予め設定された締付トルクで締
結したときに座屈を生じることのない厚さに夫々設定さ
れている。
取付プレート4の厚さよりも僅かに高くなるように、且
つ内径がボルト部材5のネジ径よりも僅かに大きく、更
に肉厚はボルト部材5を予め設定された締付トルクで締
結したときに座屈を生じることのない厚さに夫々設定さ
れている。
【0038】従って、図5(b)に示すように、取付プ
レート4の長孔4aにカラー14を嵌合させ、ワッシャー
12,スプリングワッシャー15を取り付けたボルト部材5
をカラー14に嵌合させて図示しないアンカーボルトに締
結することで、壁パネル1を長孔4aの方向に対し相対
移動の自由度を持って躯体に取り付けることが可能であ
る。またボルト部材5にスプリングワッシャー15を装着
することでボルト部材5の緩みを防止することが可能で
ある。
レート4の長孔4aにカラー14を嵌合させ、ワッシャー
12,スプリングワッシャー15を取り付けたボルト部材5
をカラー14に嵌合させて図示しないアンカーボルトに締
結することで、壁パネル1を長孔4aの方向に対し相対
移動の自由度を持って躯体に取り付けることが可能であ
る。またボルト部材5にスプリングワッシャー15を装着
することでボルト部材5の緩みを防止することが可能で
ある。
【0039】然し、ボルト部材5の緩みを略完全に防止
するには、図6(a)〜(c)に示すように構成するこ
とが好ましい。即ち、同図(a)に示すように、取付プ
レート4の幅方向を横断して該プレート4を抱き込むよ
うなコ字状のワッシャー16を形成し、ボルト部材5とワ
ッシャー16を溶接することで、ボルト部材5に躯体の変
位に伴って緩み方向のトルクが作用しても、ワッシャー
16が取付プレート4と係合して緩みを防止することが可
能である。
するには、図6(a)〜(c)に示すように構成するこ
とが好ましい。即ち、同図(a)に示すように、取付プ
レート4の幅方向を横断して該プレート4を抱き込むよ
うなコ字状のワッシャー16を形成し、ボルト部材5とワ
ッシャー16を溶接することで、ボルト部材5に躯体の変
位に伴って緩み方向のトルクが作用しても、ワッシャー
16が取付プレート4と係合して緩みを防止することが可
能である。
【0040】また同図(b)に示すように、取付プレー
ト4に形成した長孔4aに沿って両側に溶接ビードによ
って突起17を形成し、且つワッシャー18を突起17間の距
離よりも小さい幅寸法を持った四角形に形成してボルト
部材5に溶接しても良い。この場合、ボルト部材5に緩
み方向のトルクが作用してボルト部材5が回転したと
き、ワッシャー18が突起17に当接してボルト部材5の回
転を防止することが可能である。
ト4に形成した長孔4aに沿って両側に溶接ビードによ
って突起17を形成し、且つワッシャー18を突起17間の距
離よりも小さい幅寸法を持った四角形に形成してボルト
部材5に溶接しても良い。この場合、ボルト部材5に緩
み方向のトルクが作用してボルト部材5が回転したと
き、ワッシャー18が突起17に当接してボルト部材5の回
転を防止することが可能である。
【0041】また同図(c)に示すように、プレス加工
或いは点溶接によってワッシャー19の一方の面に突起20
を形成し、該ワッシャー19をボルト部材5に溶接しても
上記各例と同様にしてボルト部材5の緩みを防止するこ
とが可能である。
或いは点溶接によってワッシャー19の一方の面に突起20
を形成し、該ワッシャー19をボルト部材5に溶接しても
上記各例と同様にしてボルト部材5の緩みを防止するこ
とが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
壁パネルの取付構造では、壁パネルを躯体との間に取付
プレートに形成した長孔の方向に対する移動の自由度を
持って取り付けることが出来る。このため、躯体が変位
したとき、壁パネルに対し躯体が移動することとなって
変位に伴う力が壁パネルに作用することがない。
壁パネルの取付構造では、壁パネルを躯体との間に取付
プレートに形成した長孔の方向に対する移動の自由度を
持って取り付けることが出来る。このため、躯体が変位
したとき、壁パネルに対し躯体が移動することとなって
変位に伴う力が壁パネルに作用することがない。
【0043】また補強プレートが取付プレートの端部よ
りも突出するため、取付プレートを介して壁パネルの面
に対し垂直方向の力が作用しても、この力は補強プレー
トの全面積に分布して局部的に大きな力が作用すること
がない。更に、作業者が誤って基準値を越えてボルトを
締めすぎても取付プレートの移動性は損なわれることが
ない。従って、壁パネルの破壊を防止することが出来る
等の特徴を有するものである。
りも突出するため、取付プレートを介して壁パネルの面
に対し垂直方向の力が作用しても、この力は補強プレー
トの全面積に分布して局部的に大きな力が作用すること
がない。更に、作業者が誤って基準値を越えてボルトを
締めすぎても取付プレートの移動性は損なわれることが
ない。従って、壁パネルの破壊を防止することが出来る
等の特徴を有するものである。
【図1】第1実施例に係る壁パネルの取付構造を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図2】第1実施例に係る壁パネルの取付構造を説明す
る斜視展開図である。
る斜視展開図である。
【図3】躯体に取り付けた壁パネルの全体構造を示す模
式斜視図である。
式斜視図である。
【図4】第2実施例に係る壁パネルの取付構造を説明す
る斜視図である。
る斜視図である。
【図5】第3実施例に係る壁パネルの取付構造を説明す
る図である。
る図である。
【図6】ボルト部材の緩みを防止する方法を説明する斜
視図である。
視図である。
1 壁パネル 2 アンカーナット 3 補強プレート 3a ボルト孔 3b 下穴 3c 突起 4 取付プレート 4a 長孔 4b 溶接片 5 ボルト部材 6 係止具 7 ブリッジ金具 7a 平面部 7b 脚部 7c ボルト孔 8 空隙 9 梁 10 定規アングル 10a フランジ 10b 起立片 11 自重受金具 12 ワッシャー 13 金物 14 カラー
Claims (1)
- 【請求項1】 取付プレートに形成された長孔にボルト
部材を貫通させて壁パネルに設けたアンカーナットに締
結すると共に取付プレートを躯体に固着して壁パネルを
躯体に取り付ける取付構造であって、壁パネルに設けた
アンカーナットと対向する位置にボルト部材を貫通させ
るボルト孔と取付プレートの長孔を形成した面の端部よ
りも突出する長さを有する補強プレートを固着すると共
に、該補強プレートの所定位置に取付プレートの厚さよ
りも僅かに高い脚部材を取り付け、ボルト部材を取付プ
レートの長孔,補強プレートのボルト孔を貫通させて壁
パネルに設けたアンカーナットに螺合すると共にボルト
部材の頭部を直接又は間接的に脚部材に当接させて締結
することを特徴とした壁パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5345194A JPH07259228A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 壁パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5345194A JPH07259228A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 壁パネルの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07259228A true JPH07259228A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12943228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5345194A Withdrawn JPH07259228A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 壁パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07259228A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009263937A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Mitsubishi Material Kenzai Corp | パネル壁材の取付構造 |
CN102518240A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-06-27 | 邵忠炎 | 一种锚板连接结构 |
JP2013091988A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Asahi Kasei Homes Co | 複合パネルの取付構造 |
JP2023111222A (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-10 | フジテック株式会社 | エレベータのかご室 |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP5345194A patent/JPH07259228A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009263937A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Mitsubishi Material Kenzai Corp | パネル壁材の取付構造 |
JP2013091988A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Asahi Kasei Homes Co | 複合パネルの取付構造 |
CN102518240A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-06-27 | 邵忠炎 | 一种锚板连接结构 |
JP2023111222A (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-10 | フジテック株式会社 | エレベータのかご室 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |