JP3175634B2 - 半導体遅延回路 - Google Patents

半導体遅延回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体遅延回路に
関し、特に、遅延時間を所望の値に調整する機能を具備
した半導体遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体テクノロジーの進歩に伴い、半導
体集積回路(LSI)の速度性能は、近年ますます高速
になってきている。例えば、現在では、動作クロック周
波数が200MHz以上のダイナミックランダムアクセ
スメモリ(DRAM)が開発されるに至っており、今
後、動作クロック周波数が400MHz以上のDRAM
も出てくるものと予想されている。
【0003】このように半導体集積回路が高速になって
くると、従来に比べて、プリント基板上での信号の伝搬
遅延に対する配慮が、ますます重要となる。例えば、プ
リント基板上に、CPUなどのロジックLSIや、複数
のDRAMを搭載しているシステムを考えてみると、一
般に、ロジックLSIから個々のDRAMまでの距離は
異なるため、伝搬遅延時間はDRAM毎で異なる。しか
しながら、高速のDRAMほど、外部からの信号タイミ
ングに対する余裕度は、小さくならざるを得ないため、
このようなシステムでは、或るDRAM(例えば、ロジ
ックLSIから最も遠いDRAM)において信号タイミ
ングのずれによる誤動作が発生する可能性が生じる。
【0004】上述の問題点に対する対策の一つとして、
半導体集積回路内部の遅延時間を調整することが考えら
れる。例えば、上述の例において、複数のDRAMの個
々の遅延時間をそれぞれ所望の値に調整することによ
り、タイミングのずれを補正するというものである。
【0005】ところで、遅延時間を調整する技術として
は、従来、種々の提案がなされており、例えば特開平2
−139957号公報には、入力にn段の遅延回路を直
列に接続し、1段又は複数段毎に遅延回路の出力を取り
出してセレクタに入力し制御端子からの制御信号により
一つを選択し遅延時間を調整して内部回路に出力するよ
うにした半導体集積回路が提案されている。
【0006】また例えば特開平8−274601号公報
には、直列に接続した複数の遅延回路の各出力をセレク
タに入力し一つを選択して遅延時間を調整する回路にお
いて、遅延調整端子に入力する信号はフリップフロップ
に入力され、遅延回路の各出力のうち最も遅延時間が大
きい信号で同期化してセレクタの選択信号とする回路構
成が提案されている。以下、従来の回路構成の一例を、
図6乃至図10を用いて説明する。
【0007】図6は、従来の半導体遅延回路の回路構成
の要部を示す図である。この遅延回路においては、選択
信号S1〜S4のうちのどれを選択(“H”レベル)す
るかによって、通過するインバータ段数が変化するの
で、入力信号INから出力信号OUTまでの伝搬遅延時
間も変化する。
【0008】図7は、図6に示した選択信号S1〜S4
を発生する、選択信号発生部601の回路構成を示す図
である。図7から明らかなように、選択信号発生部60
1は、一種のデコーダ回路であり、表1に示すように、
外部制御信号C1、C2の論理レベル(“H”または
“L”)の組み合わせによって、選択信号S1〜S4の
うちで“H”となるものが決定される。即ち、S1〜S
4のうち、所望の信号が選択される。表1に図7のデコ
ーダ回路の論理を表わす真理値表を掲げる。例えば、C
1=“H”、C2=“L”を与えた時、S2=“H”、
S1=S3=S4=“L”となって、S2が選択され
る。
【0009】選択信号S2が選択された結果、図6にお
いて、左から2番目のスイッチ回路を構成する、Pチャ
ネル型MOSトランジスタMP52と、Nチャネル型M
OSトランジスタMN52がオン状態となって、他のス
イッチ回路を構成するMOSトランジスタMP51、M
P53、MP54、MN51、MN53、MN54は、
全てオフ状態となる。従って、入力INから出力OUT
に至る伝搬遅延時間は、インバータI501、I50
2、I503、I504、I512、MOSトランジス
タMP52とMN52からなるスイッチ回路、インバー
タI531を通る伝搬遅延時間となる。
【0010】
【表1】
【0011】ところで、図6において、インバータI5
01〜I508、I510〜I514の所に、丸で囲ん
だ数字xが示されている。例えばインバータI501に
は、インバータI502には、インバータI511
にはが付されている。この丸で囲んだ数字は、図8か
らわかるように、インバータを構成しているトランジス
タのゲート幅の相対的な大きさを、便宜上、定義したも
のである。
【0012】図8を参照して、ゲート幅20μm(マイ
クロメータ)のPチャネル型トランジスタMP71と、
ゲート幅10μmのNチャネル型トランジスタMN71
Kから成るCMOSインバータを単位サイズとし、この
単位サイズと比較したインバータのサイズを、「x」と
表している。以下、この数字xのことを、「相対サイ
ズ」と呼ぶことにする。例えば、相対サイズx=1.5
のインバータは、Pチャネル型トランジスタのゲート幅
30μm、Nチャネル型トランジスタのゲート幅15μ
mのインバータを表すものとする。
【0013】なお、図8に示したインバータは、Pチャ
ネル型トランジスタとNチャネル型トランジスタの電流
能力(電流駆動能力、もしくはドライブ能力ともいう)
の比が、1:2の場合の例である。即ち、インバータの
出力が立ち上がる場合と、立ち下がる場合のそれぞれの
伝搬遅延時間を等しくするように、P−Nチャネル型の
トランジスタのゲート幅WpとWnの比を、2:1とし
ている。なお、一般に、P−Nチャネル型のトランジス
タの電流能力比を1:rとするには、P−Nチャネル型
のトランジスタゲート幅比をr:1とすればよい。
【0014】また、図9は、相対サイズxのインバータ
I801と、相対サイズm・xのインバータI802を
直列接続した回路を表しており、図9では、I801の
伝搬遅延時間をtpdと定義している。
【0015】さらに、図10は、図9において定義され
た、mとtpdの関係を表す。周知のように、一般に、
次段のサイズとの比率mが大きくなるほど、負荷容量を
充(放)電する時間が大きくなる。即ち、遅延時間tp
dは大きくなり、近似的に、例えば図10のような直線
的関係が得られる。なお、一般に、mとtpdの関係
は、MOSトランジスタの性能によって変わるものであ
り、当然ながら、図10は、その一例を表すものであ
る。例えば、トランジスタのゲート長(チャネル長)が
短縮化されると、トランジスタ性能は高くなり、同じm
においてのtpdは小さくなる。
【0016】再び図6を参照して、インバータI501
の相対サイズが“1”、インバータI502の相対サイ
ズが“2”となっていることから、インバータI501
とI502の相対サイズの比は1:2である。従って、
図10におけるm=2のtpd、即ち、200psec
(ピコ秒)が、I501の伝搬遅延時間となる。また、
インバータI502の負荷は、インバータI503とI
511であり、インバータI503(相対サイズ=3)
とI511(相対サイズ=1)の相対サイズの和は、1
+3=4となるから、I502(相対サイズ=2)と、
I503+I511(相対サイズの和=4)との相対サ
イズの比は2:4=1:2となる。
【0017】従って、インバータI502の遅延時間
も、インバータI501と同じく、200psecとな
る。以下、同様にして、インバータI503乃至I50
8の個々の遅延時間は、全て200psecとなる。な
お、インバータI510は、インバータI508のtp
dを、他と同じにするために設けられた、負荷調整用イ
ンバータである。
【0018】次に、選択信号S1〜S4によって制御さ
れるスイッチ回路について説明する。図6において、ト
ランジスタMP51、MP52、MP53、MP54は
全て、同一のサイズとする。また、トランジスタMN5
1、MN52、MN53、MN54も全て同一サイズと
する。さらに、インバータI521、I522、I52
3、I524も全て同一のサイズとする。このように構
成することにより、インバータI511からI531に
至る経路、I512からI531に至る経路、I513
からI531に至る経路、I514からI531に至る
経路の伝搬遅延時間は、全て同一になる。この時間を、
便宜上、A(psec)とする。
【0019】以上のことから、例えば、選択信号S1が
選ばれた場合の入力INから出力OUTまでのトータル
伝搬遅延時間は、I501、I502、I511〜I5
31の各遅延時間の和であるから、 200+200+A=400+A(psec) となる。
【0020】同様に、選択信号S2が選ばれた場合に
は、I501、I502、I503、I504、I51
2〜I531の各遅延時間の和であるから、 200+200+200+200+A=800+A(p
sec) となる。
【0021】以下、同様にして、選択信号S3が選ばれ
た場合には、 1200+A(psec)、 選択信号S4が選ばれた場合には、 1600+A(psec) となる。
【0022】従って、選択信号S1→S2→S3→S4
と切り替えていけば、400psecずつ遅延時間が増
加していくことがわかる。即ち、インバータ2段分の遅
延時間である、400psecの時間刻みで、遅延時間
の設定を行うことができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術は下記記載の問題点を有している。
【0024】(1)第1の問題点は、遅延時間を調整す
る時間刻みを、余り小さくできない、ということであ
る。例えば、数100ピコ秒より小さくすることができ
ない。
【0025】その理由は、時間刻み(最小単位)が、イ
ンバータ2段分の遅延時間とされているためである。
【0026】(2)第2の問題点は、調整ステップ数
(選択信号Siの個数)を、余り増やすことができな
い、ということである。
【0027】その理由は、上記第1の問題点とも関連し
ているが、時間刻みがインバータ2段分の遅延時間であ
るため、調整ステップ数を増やす(セレクタに入力され
る信号本数を増やす)と、最長の遅延時間が大きくなり
すぎてしまうためである。
【0028】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、遅延時間を調整
する時間刻みを十分小さくし、かつ、調整ステップ数も
所望の個数にすることができる、半導体遅延回路を提供
することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体遅延回路は、遅延時間差が等間隔の
複数個(m個)の伝達経路を有するインバータツリー回
路を、複数個(n個)直列接続し、複数個(m×n個)
の前記伝達経路の出力を、スイッチ回路によって、選択
的に外部に伝達するように構成していることを特徴とし
ている。
【0030】本発明においては、前記インバータツリー
回路を、CMOSで構成し、Pチャネル型トランジスタ
およびNチャネル型トランジスタのゲート幅を調整する
ことにより、等間隔の遅延時間差を実現していることを
特徴としている。
【0031】また、本発明においては、前記インバータ
ツリー回路のm個の伝達経路のインバータ段数の最大値
をk個とした時、k<mとなるように、インバータツリ
ー回路を構成することで、前記遅延時間差を小さくして
いることを特徴としている。
【0032】さらに、本発明においては、スイッチ回路
の選択信号を、L個の外部制御信号を入力とするデコー
ダ回路の、2のL乗個の出力信号とすることにより、複
数のスイッチ回路のうちのただ一つだけがオンとなるよ
うに構成していることを特徴としている。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、遅延時間差が等間隔の複数個(m個)の伝達経路を
有するインバータツリー回路を、複数個(n個)直列接
続し、複数個(n×n個)の前記伝達経路の出力を、ス
イッチ回路によって、選択的に外部に伝達するように構
成している。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、インバータツリー回路を、CMOSで構成し、CM
OSインバータの相対サイズを調整することにより、等
間隔の遅延時間差を実現している。そして、信号伝達経
路間の遅延時間をCMOSインバータ2段分の遅延時間
よりも小とし、最長の遅延時間を大きくすることなく調
整ステップ数を増やすことを可能としている。
【0034】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。
【0035】[実施例1]図1は、本発明の第1の実施
例の半導体遅延回路の要部構成を示す図である。図2
は、本発明の第1の実施例における選択信号発生部の回
路構成を示す図である。
【0036】まず、選択信号発生部は、図2に示すよう
に、外部制御信号C1〜C3を入力とし、選択信号S1
〜S8を発生している。回路構成的には、図7に示し
た、従来例の選択信号発生部601と同様であるが、外
部制御信号を2個から3個へ増やすことにより、発生す
る選択信号を4個から8個に増やしている。調整ステッ
プ数を、図7に示した構成の2倍にしている。
【0037】外部制御信号C1〜C3の論理レベルの8
通りの組み合わせに対する、選択信号S1〜S8の論理
レベルを、表2に示す。C1〜C3の各組み合わせに対
し、S1〜S8のうちのただ一つだけが“H”レベルと
なることがわかる。
【0038】
【表2】
【0039】次に、図1の遅延回路要部において、最初
のインバータツリー回路101の中の各インバータの伝
搬遅延時間tpdについて説明する。図1において、各
インバータに付記した、丸囲みの数字は、図6と同様、
相対サイズを表している。
【0040】図1を参照すると、まず、インバータI1
01は、自身の相対サイズが0.9で、負荷となってい
るインバータI102、I103の相対サイズがそれぞ
れ1.5、1であるから、相対サイズの比は、0.9:
(1.5+1)=0.9:2.5≒1:2.8となる。
即ち、m=2.8となるから、図10より、tpd=2
40psec(ピコ秒)となる。
【0041】同様に、インバータI103については、
自身と負荷(インバータI107とI112)との相対
サイズの比が、1:(2.2+3)=1:5.2、即ち
m=5.2となって、tpd=360psecとなる。
【0042】以下、I104、I105、I106につ
いて、同様の計算を行うと、それぞれのtpdは、35
0psec、370psec、490psecとなる。
【0043】また、インバータI102については、負
荷となるのが、I111と、次段のインバータツリー回
路101(前段のインバータツリー回路と同様の構成)
のI101とI104である。従って、インバータI1
02自身と負荷の相対サイズの比は、1.5:(3+
0.9+0.3)=1.5:4.2=1:2.8とな
り、tpd=240(psec)となる。
【0044】なお、従来技術と同様、選択信号により制
御されるスイッチ回路において、トランジスタMP1
1、MP12、MP13、MP14は全て同一のサイ
ズ、トランジスタMN11、MN12、MN13、MN
14も全て同一のサイズ、さらに、インバータI12
1、I122、I123、I124も全て同一のサイズ
とする。従って、I111からI131に至る経路、I
112からI131に至る経路、I113からI131
に至る経路、I114からI131に至る経路の伝搬遅
延時間は、全て同一になる。この時間を、便宜上、B
(psec)とする。
【0045】以上より、例えば、選択信号S1が選ばれ
た場合(信号S1がHighレベルの時)、入力INか
ら出力OUTまでのトータル伝搬遅延時間を計算する
と、I101、I102、I111〜I131の各遅延
時間の和であるから、 240+240+B=480+B(psec) となる。
【0046】同様に、選択信号S2が選ばれた場合、I
NからOUTまでのトータル遅延時間は、I101、I
103、I112〜I131の各遅延時間の和であるか
ら、 240+360+B=600+B(psec) となる。
【0047】また、選択信号S3の場合は、I104、
I105、I113〜I131の遅延時間の和であるか
ら、 350+370+B=720+B(psec) となり、S4では、I104、I106、I114〜I
131の遅延時間の和より、 350+490+B=840+B(psec) となる。
【0048】次に、選択信号S5が選ばれた場合を考え
ると、この場合、入力INを出発点として、I101、
I102を通った信号が、次のインバータツリー回路の
中のI101、I102、I111〜I131を通っ
て、出力OUTに至る。
【0049】従って、トータル伝搬遅延時間は、 240+240+240+240+B=960+B(p
sec) となる。
【0050】選択信号S5、S7、S8については、同
様の計算で、それぞれ、 240+240+240+360+B=1080+B
(psec) 240+240+350+370+B=1200+B
(psec) 240+240+350+490+B=1320+B
(psec) となる。
【0051】なお、図1において、右端のインバータI
110は、負荷調整用インバータである。
【0052】以上の計算結果を表にまとめると、表3の
ようになる。
【0053】
【表3】
【0054】表3より、選択信号をS1→S2→S3→
…と切り替えていくと、120(psec)ずつ、遅延
時間が増加していくことがわかる。言い換えると、12
0(psec)の時間刻みで、遅延時間の調整ができる
ことがわかる。即ち、上記した従来例の時間刻み400
(psec)の30%と、著しく小さくなっている。
【0055】ところで、上述の説明から明らかなよう
に、本実施例の遅延回路では、2段のインバータから成
る4つの伝達経路を備えたインバータツリー回路101
を有し、各インバータの相対サイズを調整することによ
って、120(psec)という、小さい等時間間隔で
遅延時間の調整ができるようにしているとともに、この
インバータツリー回路を2個直列に接続することによ
り、調整ステップ数を増やしている。なお、S4選択時
とS5選択時の遅延時間の差も、他と同様の120(p
sec)となるようにするため、インバータI101と
I102の遅延時間の和が、120psecのちょうど
4倍の480psecになるように、各インバータの相
対サイズを設定しているという特徴もある。
【0056】一般に、 (インバータツリー回路の中で最も速い伝達経路の遅延時間) =(時間刻み幅)×(インバータツリー内の伝達経路数) …(1) となるように、インバータの相対サイズ(具体的には、
トランジスタ寸法)を設定すれば、インバータツリー回
路を、複数個、直列に接続した場合においても、全ての
伝達経路の遅延時間を等時間間隔にできることがわか
る。
【0057】本実施例に、上式を適用すれば、 480(psec)=120(psec)×4 となっていることが確認できる。
【0058】ところで、上述のように、各インバータの
相対サイズを設計するのは、比較的容易である。特に、
負荷専用のインバータI107、I108、I109の
相対サイズは、他のインバータの相対サイズに従って、
自由に設定できるので、他のインバータの相対サイズさ
え、適宜に設定すれば、容易に設計できる。
【0059】また、実際の設計においては、各インバー
タ間をつなぐ金属配線の寄生容量などの効果を加味する
必要から、回路シミュレータSPICEなどのシミュレ
ータを使用して、設計精度を上げる必要も生じてくる。
但し、基本的設計は、上述の方法で可能であることはい
うまでもない。
【0060】[実施例2]図3は、本発明の第2の実施
例の半導体遅延回路の要部を示す図である。図4は、本
発明の第2の実施例における選択信号発生部の回路構成
を示す図である。
【0061】まず、図4を参照して、選択発生部は、図
7に示した、2個の外部制御信号から4個の選択信号を
発生する回路601を、2台有することにより構成され
ている。図4を参照して、左側の回路601は、外側制
御信号C1、C2を入力とし、選択信号S1〜S4を出
力とし、右側の回路601は、外部制御信号C3、C4
を入力とし、選択信号S1′〜S4′を出力とする。
【0062】従って、外部制御信号C1、C2、C3、
C4の論理レベルの組み合わせにより、S1〜S4のう
ちのただ一つが“H”レベル、かつ、S1′〜S4′の
うちのただ一つが“H”レベルになる。
【0063】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施例の遅延回路について説明する。本実施例では、図1
に示した、インバータツリー回路101を、4個、直列
に接続して構成される。なお、図3において、右端に
は、負荷調整用インバータI310が接続されている。
【0064】選択信号S1〜S4は、4台の各インバー
タツリー回路101に、共通に入力される。また、各イ
ンバータツリー回路のS1〜S4制御後の4本の出力
は、束ねられ、インバータI301(またはI302、
またはI303、またはI304)の入力に接続してい
る。
【0065】インバータI301の出力は、選択信号S
1′を入力とし、Pチャネル型トランジスタMP31と
Nチャネル型トランジスタMN31、インバータI31
1から成るスイッチ回路に接続している。インバータI
302〜I304の出力も、同様に、それぞれ、選択信
号S2′等で制御されたスイッチ回路に接続されてい
る。
【0066】最後に、4つのスイッチ回路の先の配線は
束ねられ、インバータI321を経由して、出力OUT
に至る。
【0067】前述のように、S1〜S4のうちの一つが
選択され、かつ、S1′〜S4′のうちの一つが選択さ
れるから、4×4=16通りの伝達経路のうち、一つだ
けが、出力OUTに伝達されることがわかる。例えば、
S2と、S3′が選択されたなら、図3の左から3番目
のインバータツリー回路101の、左から2番目の出力
(図3のaの箇所)を通る、伝達経路が、出力OUTま
で至る。
【0068】この場合の、入力INから出力OUTまで
のトータル伝搬遅延時間は、第1の実施例と同様の計算
によって、 240+240+240+240+350+370+C
=1680+C(psec) となる。
【0069】ここで、Cは、インバータツリー回路10
1内のインバータI111(またはI112等)からM
OSトランジスタMP11(またはMP12等)、MN
11(またはMP12等)に至る伝搬遅延時間と、イン
バータI301(またはI302等)からMOSトラン
ジスタMP31(またはMP32等)、MN31(また
はMN32等)、インバータI321に至る伝搬遅延時
間の和とする。
【0070】既に述べたように、インバータツリー回路
101内のインバータI111(またはI112等)以
降の伝達経路の遅延時間は、全て同一である。また、従
来例および第1の実施例と同様、インバータI301、
I302、I303、I304は全て同一のサイズ、ト
ランジスタMP31、MP32、MP33、MP34は
全て同一のサイズ、トランジスタMN31、MN32、
MN33、MN34は全て同一のサイズ、さらに、イン
バータI311、I312、I313、I314も全て
同一のサイズとしている。
【0071】従って、I301からI321に至る経
路、I302からI321に至る経路、I303からI
321に至る経路、I304からI321に至る経路の
伝搬遅延時間は、全て同一となる。従って、以上から、
上記のCは、16通りの全ての伝達経路に対して、同一
の大きさになる。
【0072】なお、本実施例の半導体遅延回路の、選択
信号と遅延時間の関係を、表4に示す。
【0073】
【表4】
【0074】従って、本実施例では、時間刻み120p
sec、調整ステップ数16の半導体遅延回路を実現し
ている。
【0075】[実施例3]図5は、本発明の第3の実施
例の要部(インバータツリー回路部)を示す図である。
本実施例は、前述の各実施例で用いていたインバータツ
リー回路101の代わりに、インバータツリー回路10
2を用いた、半導体遅延回路である。例えば、インバー
タツリー回路102を、2個(または4個)、直列接続
すれば、16通り(または32通り)の伝達経路が得ら
れる。なお、インバータツリー回路以外の回路構成につ
いては、前述の各実施例と同様の構成により実現できる
ことは明らかである。
【0076】本実施例のインバータツリー回路102
は、図5に示すように、ツリーの分岐の個数を2個から
3個に増やすことで、2段のインバータ列から成る伝達
経路の個数を2×2=4個から、3×3=9個に増やし
ている。但し、本実施例では、選択回路系を容易にする
ため、9個の経路のうち、8個を使用するように構成し
ている。このように、インバータツリー回路の中の伝達
経路の個数を増やすことにより、遅延時間の刻みを、前
述の各実施例より小さくすることができる。例えば、前
述の各実施例の時間刻みが120psecであったのに
対し、本実施例では70psec程度にすることができ
る。
【0077】なお、上述の各実施例では、IN、OU
T、C1等を外部端子として説明したが、実際の応用例
としては、DRAMなどのLSIの内部に、本発明の半
導体遅延回路を搭載する場合が多いものと考えられる。
また、本発明は、上述した各実施例に限定されるもので
なく、本発明の原理の準ずる種々の応用を含むことは勿
論である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0079】(1)本発明の第1の効果は、遅延時間の
調整時間刻み幅を著しく小さくできる、ということであ
る。
【0080】その理由は、インバータツリー回路を構成
し、各インバータの相対サイズ(具体的には、トランジ
スタ寸法)を変えることによって、等時間間隔の複数の
伝達経路を形成している、からである。
【0081】(2)本発明の第2の効果は、遅延時間を
調整するステップ数を増やすことができる、ということ
である。
【0082】その理由は、上述のインバータツリー回路
を、複数個、直列に接続することにより、伝達経路の個
数を増やすことができ、かつ、上述のように、時間刻み
幅が小さいことにより、ステップ数を増しても遅延時間
が増えすぎる、ことがないからである。
【0083】(3)本発明の第3の効果は、インバータ
ツリー回路を、複数個、直列に接続した場合において
も、全ての伝達経路を等時間間隔にできる、ということ
である。
【0084】その理由は、インバータツリー回路の中で
最も速い伝達経路の遅延時間を、 (時間刻み幅)×(インバータツリー内の伝達経路数) となるように、各インバータの相対サイズ(具体的に
は、トランジスタ寸法)を設定しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部構成を示す回路図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の選択信号発生部の回路
構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の要部構成を示す回路図
である。
【図4】本発明の第2の実施例の選択信号発生部の回路
構成を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例の要部構成を示す回路図
である。
【図6】従来例の要部構成を示す回路図である。
【図7】従来例の選択信号発生部の回路構成を示す図で
ある。
【図8】インバータの相対サイズの定義を示す回路図で
ある。
【図9】インバータのm、tpdの定義を示す回路図で
ある。
【図10】インバータのmとtpdの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
C1、C2、C3、C4 外部制御信号 IN 入力 I101〜I114、I121〜I124、I131、
I201〜I206、I211〜I218、I301〜
I304、I310〜I314、I321、I1501
〜I508、I510〜I514、I521〜I52
4、I531、I601〜I604、I611〜I61
4、I701、I801、I802 インバータ回路 MN11〜MN14、MN31〜MN34、MN51〜
MN54 スイッチ回路用Nチャネル型トランジスタ MN71 インバータ回路用Nチャネル型トランジスタ MP11〜MP14、MP31〜MP34、MP51〜
MP54 スイッチ回路用Pチャネル型トランジスタ MP71 インバータ回路用Pチャネル型トランジスタ N201〜N208、N601〜N604 NAND回
路 OUT 出力 S1〜S4、S5〜S8、S1′〜S4′ 選択信号 101、102 インバータツリー回路 601 選択信号発生部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力からツリー状に分岐し分岐経路上には
    インバータ回路が設けられ複数個(m個)の出力に至る
    m個の伝達経路を有するインバータツリー回路を複数段
    (n段)備え、 前段の前記インバータツリー回路の複数個(m個)の出
    力のうちの一つが後段の前記インバータツリー回路の入
    力に接続されることで、複数段(n段)の前記インバー
    タツリー回路が直列形態に接続されており、 前記各インバータツリー回路をCMOSで構成し、CM
    OSインバータの相対サイズを調整することで、前記m
    個の伝達経路の 遅延時間差が等間隔とされ、前記各伝
    達経路間の遅延時間の時間刻みはCMOSインバータ2
    段分の伝搬遅延時間よりも小とされ前記複数段(n段)のインバータツリー回路の 複数個
    (m×n個)の前記伝達経路の出力を、スイッチ回路に
    よって、選択的に外部に伝達する、ように構成したこと
    を特徴とする半導体遅延回路。
  2. 【請求項2】入力端子に入力端が接続された第1のイン
    バータ回路と、 入力端が第1のインバータ回路の出力端に接続され、出
    力端が第1のトランスファゲートを介して出力端子に接
    続され、第1の電流駆動能力を具備した第2のインバー
    タ回路と、 入力端が前記第1のインバータ回路の出力端に接続さ
    れ、出力端が第2のトランスファゲートを介して前記出
    力端子に接続され、前記第1の電流駆動能力と相違した
    第2の電流駆動能力を具備した第3のインバータ回路
    と、 前記第2のインバータ回路と前記第1のトランスファゲ
    ートとの間に挿入された第4のインバータ回路と、 前記第3のインバータ回路と前記第2のトランスファゲ
    ートとの間に挿入された第5のインバータ回路と、を備
    え、前記第4のインバータ回路と前記第5のインバータ
    回路とは同一の電流駆動能力を具備し、 前記入力端子に入力端が接続された第6のインバータ回
    路と、 入力端が前記第6のインバータ回路の出力端に接続さ
    れ、出力端が第3のトランスファゲートを介して前記出
    力端子に接続され、第3の電流駆動能力を具備した第7
    のインバータ回路と、 入力端が前記第6のインバータ回路の出力端に接続さ
    れ、出力端が第4のトランスファゲートを介して前記出
    力端子に接続され、前記第3の電流駆動能力と相違した
    第4の電流駆動能力を具備した第8のインバータ回路
    と、 入力端が前記第3のインバータ回路の出力端に接続さ
    れ、出力端がオープンの第9のインバータ回路と、 を備えたことを特徴とする半導体遅延回路。
  3. 【請求項3】入力端子に入力端が接続された第1のイン
    バータ回路と、 入力端が第1のインバータ回路の出力端に共通接続され
    た第2、第3のインバータ回路と、 入力端が前記第2のインバータ回路の出力端に共通接続
    された第4、第5のインバータ回路と、 入力端が前記第3のインバータ回路の出力端に共通接続
    された第6、第7のインバータ回路と、 前記第4のインバータ回路の出力端と出力端子との間に
    挿入された第1のトランスファゲートと、 前記第6のインバータ回路の出力端と前記出力端子との
    間に挿入された第2のトランスファゲートと、 を備え、前記第5のインバータ回路は前記第2のインバ
    ータ回路の出力端の負荷を与えるダミー回路であり、前
    記第7のインバータ回路は前記第3のインバータ回路の
    出力端の負荷を与えるダミー回路である、ことを特徴と
    する半導体遅延回路。
  4. 【請求項4】前記第1乃至第3のインバータ回路は、そ
    れぞれ第1乃至第3の電流駆動能力を有し、前記第1の
    電流駆動能力の前記第2の電流駆動能力との比は、前記
    第1の電流駆動能力の前記第3の電流駆動能力との比と
    相違している、ことを特徴と する請求項3記載の半導体
    遅延回路。
  5. 【請求項5】前記第4乃至第7のインバータ回路は、そ
    れぞれ第4乃至第7の電流駆動能力を有し、前記第4と
    第5の電流駆動能力を加算した値に対応する第1の値に
    対する前記第2の電流駆動能力の比は、前記第6と第7
    の電流駆動能力を加算した値に対応する第2の値に対す
    る前記第3の電流駆動能力との比と相違している、こと
    を特徴とする請求項3記載の半導体遅延回路。
  6. 【請求項6】入力端子と出力端子を備え前記入力端子に入力端が共通接続されそれぞれ出力端を
    有する第1、第2のインバータ回路を含む第1インバー
    タ群と、 入力端が前記第1のインバータ回路の前記出力端に共通
    接続されそれぞれ出力端を有する第3、第4のインバー
    タ回路と、入力端が前記第2のインバータ回路の前記出
    力端に共通接続されそれぞれ出力端を有する第5、第6
    のインバータ回路とを含む第2インバータ群と、 選択信号に応じて前記第3乃至第6のインバータ回路の
    前記出力端の一つを前記出力端子に電気的に接続する選
    択回路と、を備えたことを特徴とする半導体遅延回路。
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