JP3173644U - 自転車等乗物乗者用合羽状体 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋をしないときは丸めて取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供する。
【解決手段】自転車等設置チャイルドシートにおける着座者が着衣できる合羽状体本体をチャイルドシートに装着した取付枠体8に着脱自在に連結し、保護カバー6をチャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に取り付け、その保護カバーで取付枠体に蓋をでき、その蓋をしないときは丸めて取付枠体の後端側に保持できる。
【選択図】図2
【解決手段】自転車等設置チャイルドシートにおける着座者が着衣できる合羽状体本体をチャイルドシートに装着した取付枠体8に着脱自在に連結し、保護カバー6をチャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に取り付け、その保護カバーで取付枠体に蓋をでき、その蓋をしないときは丸めて取付枠体の後端側に保持できる。
【選択図】図2
Description
本考案は、特にチャイルドシート設置自転車に子供を乗せるときに便利に使用できる合羽状体に関する。
従来、チャイルドシート設置自転車に子供を乗せる場合に、雨が降ってきたときに、通常の雨合羽を着せてチャイルドシートに座らせるのは、特に走行中では前面からの雨の脚部への侵入を防止できないのみならず、チャイルドシートに雨合羽を常備していたとしても、雨に濡れたものを着用しなければならない場合があることや、その着用には手間取るという不便があった。
その不便を改善するために、下記特許文献1(実用新案権利者は本願出願人)には、自転車に設置したチャイルドシートに取り付けた備付けの合羽状体であって、合羽状雨具と、チャイルドシート等の保護カバーをそれぞれを専用に両者を一体にして設けることにより、チャイルドシート等に備付けにできて使用の操作も簡単であり、しかも雨降りにも着用する雨具の部分が濡れないように保管でき、チャイルドシートの保護カバーとしての使用と、雨具としての快適な使用の両方の使用を効果的に行える自転車等乗物乗車者用合羽状体が示されている。
また、下記特許文献2(実用新案権利者は本願出願人)には、自転車等のチャイルドシートや荷物籠に取付けられる部分と着衣する合羽状体本体の部分を切り離し、かつ係止・脱離自在の留め具により接合すれば、その留め具の脱離により切り離された合羽状体は通常の雨合羽のように使用でき、その留め具による接合によりチャイルドシートや荷物籠を効果的に使用しかつ合羽としても使用できることが示されている。
また、下記特許文献3(実用新案権利者は本願出願人)には、上記の自転車等乗物乗車者用合羽状体を防水加工したシートを用いて仕立てるにも、繋ぎ目は単なる縫合では雨漏りがすることがあるので、高周波ウエルダー加工又は一方片面の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着による接合をすればよいことが示されている。
その不便を改善するために、下記特許文献1(実用新案権利者は本願出願人)には、自転車に設置したチャイルドシートに取り付けた備付けの合羽状体であって、合羽状雨具と、チャイルドシート等の保護カバーをそれぞれを専用に両者を一体にして設けることにより、チャイルドシート等に備付けにできて使用の操作も簡単であり、しかも雨降りにも着用する雨具の部分が濡れないように保管でき、チャイルドシートの保護カバーとしての使用と、雨具としての快適な使用の両方の使用を効果的に行える自転車等乗物乗車者用合羽状体が示されている。
また、下記特許文献2(実用新案権利者は本願出願人)には、自転車等のチャイルドシートや荷物籠に取付けられる部分と着衣する合羽状体本体の部分を切り離し、かつ係止・脱離自在の留め具により接合すれば、その留め具の脱離により切り離された合羽状体は通常の雨合羽のように使用でき、その留め具による接合によりチャイルドシートや荷物籠を効果的に使用しかつ合羽としても使用できることが示されている。
また、下記特許文献3(実用新案権利者は本願出願人)には、上記の自転車等乗物乗車者用合羽状体を防水加工したシートを用いて仕立てるにも、繋ぎ目は単なる縫合では雨漏りがすることがあるので、高周波ウエルダー加工又は一方片面の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着による接合をすればよいことが示されている。
上記特許文献1〜3に記載のチャイルドシート着座者用合羽状体は、着座者の前側に保護カバーを取付けており、チャイルドシート不使用時にはその保護カバーをハンドル側に引っ張ってチャイルドシートを覆うしかなく、手を前に延ばしてするその操作が面倒であるだけでなく、保護カバーを取付けている取付枠体は雨に濡れる状態になっており、特に後側の隙間から雨がチャイルドシートに侵入することもあって、そこが濡れていると清掃等の面倒があり、直ぐに再使用できない不便があった。
本考案者は、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、チャイルドシートの後側、すなわちハンドルの直前に保護カバーが位置するようにすれば、チャイルドシートから着座者を抱え出した位置でその保護カバーを操作してチャイルドシートを覆うのは簡単であり、しかも保護カバーの取付枠体も覆うことができ、そこは二重に覆われるのでチャイルドシート内への雨漏りも避けられ、直ぐに再使用できることを考え付き、本考案をするに至った。
したがって、本考案は、(1)、自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置されたチャイルドシートにおける着座者がその頭部から被りその首部以下及び該チャイルドシートをスカート状部で覆い、そのスカート状部の後端部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成されており、かつ該着座者の頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記チャイルドシートにその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合されて該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記チャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供するものである。
また、本考案は、(2)、自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置された荷物入れ体及び運転者の首部以下をスカート状部で覆い、そのスカート状部の中間部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成されており、かつ該運転者の頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記荷物入れ体にその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合され該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記荷物入れ体に荷物を出し入れする空間を設けられる位置に対応する上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体、(3)、自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置されたチャイルドシートにおける着座者及び運転者がそれぞれの頭部から被りそれぞれの首部以下及び該チャイルドシートをスカート状部で覆い、上記着座者と運転者の間のスカート状部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成され、その係止部と上記運転者との間のスカート状部は一体又は係止・脱離自在の留め具により着脱自在であり、かつそれぞれの頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる2人用合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記チャイルドシートにその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合され該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記チャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体、(4)、下記(a)〜(f)のいずれか1つ又はいずれか複数又は全部を有する上記(1)又は(3)の自転車等乗物乗車者用合羽状体、
(a)保護カバーはシートの基端側に両側に切欠部を設け、該切欠部は環を作るように絞られて合わせ目は該シート又は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在であり、環の内側にハンドルが位置できる
(b)合羽状体本体、取付枠体及び保護カバーは高分子材料からなる防水加工をしたシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている
(c)保護カバーはネオプレンゴムシート又はゴム引き布を用いる
(d)取付枠体の後端面に開閉自在の蓋付きのポケットを設ける
(e)取付枠体の前端面はたくし上げて留め具により係止・脱離自在に保持する
(f)合羽状体本体は裏面に汗対策用のメッシュ加工をする
(g)保護カバーにハンドルに設置されたメータ、電動アシストへの切り換えスイッチ器具、その切り換えの表示器具等の器具類のそれぞれを覗き見る透明シート張りの覗き窓を1つ又は複数設ける
(h)着座者用のズボンを設け、このズボンは高分子材料からなる防水加工をしたシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている(5)、上記(4)に記載の上記(a)〜(g)のいずれか1つ又はいずれか複数又は全部を有する上記(2)の自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供するものである。
したがって、本考案は、(1)、自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置されたチャイルドシートにおける着座者がその頭部から被りその首部以下及び該チャイルドシートをスカート状部で覆い、そのスカート状部の後端部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成されており、かつ該着座者の頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記チャイルドシートにその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合されて該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記チャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供するものである。
また、本考案は、(2)、自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置された荷物入れ体及び運転者の首部以下をスカート状部で覆い、そのスカート状部の中間部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成されており、かつ該運転者の頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記荷物入れ体にその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合され該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記荷物入れ体に荷物を出し入れする空間を設けられる位置に対応する上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体、(3)、自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置されたチャイルドシートにおける着座者及び運転者がそれぞれの頭部から被りそれぞれの首部以下及び該チャイルドシートをスカート状部で覆い、上記着座者と運転者の間のスカート状部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成され、その係止部と上記運転者との間のスカート状部は一体又は係止・脱離自在の留め具により着脱自在であり、かつそれぞれの頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる2人用合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記チャイルドシートにその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合され該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記チャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体、(4)、下記(a)〜(f)のいずれか1つ又はいずれか複数又は全部を有する上記(1)又は(3)の自転車等乗物乗車者用合羽状体、
(a)保護カバーはシートの基端側に両側に切欠部を設け、該切欠部は環を作るように絞られて合わせ目は該シート又は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在であり、環の内側にハンドルが位置できる
(b)合羽状体本体、取付枠体及び保護カバーは高分子材料からなる防水加工をしたシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている
(c)保護カバーはネオプレンゴムシート又はゴム引き布を用いる
(d)取付枠体の後端面に開閉自在の蓋付きのポケットを設ける
(e)取付枠体の前端面はたくし上げて留め具により係止・脱離自在に保持する
(f)合羽状体本体は裏面に汗対策用のメッシュ加工をする
(g)保護カバーにハンドルに設置されたメータ、電動アシストへの切り換えスイッチ器具、その切り換えの表示器具等の器具類のそれぞれを覗き見る透明シート張りの覗き窓を1つ又は複数設ける
(h)着座者用のズボンを設け、このズボンは高分子材料からなる防水加工をしたシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている(5)、上記(4)に記載の上記(a)〜(g)のいずれか1つ又はいずれか複数又は全部を有する上記(2)の自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供するものである。
本考案によれば、チャイルドシートの後側、すなわちハンドルの直前に保護カバーが位置するようにしたので、チャイルドシートから着座者を抱え出した位置でその保護カバーを操作してチャイルドシートを覆うのは簡単であり、しかも保護カバーの取付枠体も覆うことができ、そこは二重に覆われるのでチャイルドシート内への雨漏りも極度に避けられ、直ぐに再使用でき、便利である。
また、高分子材料からなるシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供することができるので、強い雨にも、長く使用した後の雨にも雨漏りのない自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供することができる。
また、保護カバーは切り欠き部を形成することによりその絞りによりハンドルを覆うことができ、その操作も簡単であり、運転者の手を雨から効果的に保護することもできる。
また、自転車等のチャイルドシートや荷物籠に取付けられる取付枠体と着衣する合羽状体本体を別個に設け、かつ係止・脱離自在の留め具により連結するようにしたので、その留め具の脱離により切り離された合羽状体本体は通常の雨合羽のように使用でき、その後その留め具による接合をすれば、自転車等のチャイルドシートの着座者や運転者が僅かな間でも露出しないようにして、雨に濡れる等のことを回避することができ、留め具による連結した状態での本来の効用とともに一層の実用性を高めることができる。
また、取付枠体とチャイルドシート等の保護カバーのそれぞれを専用に両者を一体に設けた簡単な構造であるので、チャイルドシート等にコンパクトに備付けにできてチャイルドシートの前端下端が開口している場合には風除けにもでき、使用の操作も簡単である。
また、保護カバーにより雨降り等にも、雨具にもなる合羽状体本体を汚れないように保管でき、雨降り等の臨機に応じて濡れていない雨具として直ちに使用できるとともに、雨、雪等や、黄砂、塵等のゴミ、さらには直射日光からチャイルドシート等を保護することができ、雨等が降っていてもチャイルドシート等の内部は汚れていないのでその掃除をすることなくその内部を直ちに快適に使用でき、その他防寒、避暑用等としても使用でき、嵩張らない簡潔な形状にできる保護カバーとしての使用と雨具等としての快適な使用の両方の使用を効果的に行える自転車等乗物乗者用合羽状体を提供することができる。
また、取付枠体の下端周縁及び/又は着座者出入口の前側を除く3辺はゴム材又は紐で伸縮自在であるので、取付枠体をチャイルドシートに緊密に取付けられ、着座者出入口に着座者を隙間があり過ぎないように着座させることができ、保護カバーはネオプレンゴムシート又はゴム引き布を用いれば、防水を徹底することができ、取付枠体の後端面に開閉
自在の蓋付きのポケットを設ければ、合羽状本体を入れておき、直ぐに取り出して使用でき、取付枠体の前端面はたくし上げて留め具により係止・脱離自在に保持すれば、チャイルドシートの前側下端部が回動して開閉する場合に、その閉じたときは取付枠体の下端部はたくし上げることにより余分に垂れ下がる遊動する部分をなくすことができ、着座者用のズボンを設ければ、豪雨の雨漏りの場合にも着座者を保護し、寒冷時には保温にもなる。
また、高分子材料からなるシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供することができるので、強い雨にも、長く使用した後の雨にも雨漏りのない自転車等乗物乗車者用合羽状体を提供することができる。
また、保護カバーは切り欠き部を形成することによりその絞りによりハンドルを覆うことができ、その操作も簡単であり、運転者の手を雨から効果的に保護することもできる。
また、自転車等のチャイルドシートや荷物籠に取付けられる取付枠体と着衣する合羽状体本体を別個に設け、かつ係止・脱離自在の留め具により連結するようにしたので、その留め具の脱離により切り離された合羽状体本体は通常の雨合羽のように使用でき、その後その留め具による接合をすれば、自転車等のチャイルドシートの着座者や運転者が僅かな間でも露出しないようにして、雨に濡れる等のことを回避することができ、留め具による連結した状態での本来の効用とともに一層の実用性を高めることができる。
また、取付枠体とチャイルドシート等の保護カバーのそれぞれを専用に両者を一体に設けた簡単な構造であるので、チャイルドシート等にコンパクトに備付けにできてチャイルドシートの前端下端が開口している場合には風除けにもでき、使用の操作も簡単である。
また、保護カバーにより雨降り等にも、雨具にもなる合羽状体本体を汚れないように保管でき、雨降り等の臨機に応じて濡れていない雨具として直ちに使用できるとともに、雨、雪等や、黄砂、塵等のゴミ、さらには直射日光からチャイルドシート等を保護することができ、雨等が降っていてもチャイルドシート等の内部は汚れていないのでその掃除をすることなくその内部を直ちに快適に使用でき、その他防寒、避暑用等としても使用でき、嵩張らない簡潔な形状にできる保護カバーとしての使用と雨具等としての快適な使用の両方の使用を効果的に行える自転車等乗物乗者用合羽状体を提供することができる。
また、取付枠体の下端周縁及び/又は着座者出入口の前側を除く3辺はゴム材又は紐で伸縮自在であるので、取付枠体をチャイルドシートに緊密に取付けられ、着座者出入口に着座者を隙間があり過ぎないように着座させることができ、保護カバーはネオプレンゴムシート又はゴム引き布を用いれば、防水を徹底することができ、取付枠体の後端面に開閉
自在の蓋付きのポケットを設ければ、合羽状本体を入れておき、直ぐに取り出して使用でき、取付枠体の前端面はたくし上げて留め具により係止・脱離自在に保持すれば、チャイルドシートの前側下端部が回動して開閉する場合に、その閉じたときは取付枠体の下端部はたくし上げることにより余分に垂れ下がる遊動する部分をなくすことができ、着座者用のズボンを設ければ、豪雨の雨漏りの場合にも着座者を保護し、寒冷時には保温にもなる。
詳細は以下の実施例で説明するが、本考案は、以下の実施例に示したものと類似のものも含む。
次に図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
図1に示すように、1は自転車の車体(自転車等の乗物には電動アシスト自転車、バイク、スクータ、三輪車等の二・三輪車、水上乗物、遊園地の乗物等の乗者(乗車者、乗船者等)が露出するタイプの乗物が含まれる)、2、2はハンドル、2a、2aは握持部、3はチャイルドシート、3aはチャイルドシートの前端部、3bは開閉自在に回動自在の足持たれ板兼用底板、3cは手持たれバーである。
図2に示すように、合羽状体4は、合羽状体本体5と保護カバー6と取付枠体8とからなり、9は着座者用のズボンである。
合羽状体本体5は、図1のチャイルドシート3に着座した着座者(子供)がその頭部から被りその首部以下及び該チャイルドシート3をスカート状部(マント状部、逆さロート状部、ラッパ状部)5aで覆い(チャイルドシート3の前端面の下端及び前側下端部分は直には被覆されなくてもよく、例えばスカートの下から足が出ているような場合もスカートは下半身を覆っているといえる。)、かつその頭部をプラスチック製の透視可能シート(下端縁は覆って危険をなくす)5b付きフード5cで覆うことができるように、高分子材料からなる防水加工をしたシート(ナイロン、ビニール等のプラスチックシート、ネオプレンゴム(ウェットスーツ)等のゴムシート、天然又は合成布、不織布やこれらの少なく2つの複合シート、中空の二重構造シート等の防水性シート又は防水処理したシート、放射線防護シート(布)、但し避暑用に日傘の代わりに使用する場合はこれに限らない。)を用いて仕立てられており、通常の合羽としても使用できる。なお、「防水加工をしたシート」とは、防水性材料を用いる場合は防水性を損なうような加工をしないことであり、防水性のない材料を用いる場合には防水処理をすることをいうものとする。
スカート状部5aの後端部両側には下端側を開放した係止用スリット5f(図示)、5f(図示省略)が設けられ、係止用スリット5f、5fは図1のハンドル2、2が挿入されて係止され、その離脱もできて係止・離脱自在であるが、図3に示すように、ハンドルの握持部2a、2aは露出されるがそのほかのハンドル2、2はスカート状部5aの後端部で覆われる。
なお、図示省略したが、上記スリットの代わりに、裏面側にゴム環を取付け、ゴム環にハンドル2、2を挿入して係止し、その離脱もできて係止・離脱自在にするようにしてもよい。この場合はハンドルの握持部2a、2aも露出してもよいが、露出させずにスカート状部5aの後端部で覆うようにしてもよい。そのほかフック、フックとリング、ホック、紐を縛りつける、スナップボタンその他でもよい。
なお、図2に示すように、スカート状部5aの前面中央上端にはスリット5a−2が設けられ、合羽状体本体5を頭から被り易いように余裕をもたせることができるようになっているが、着衣後はスナップボタン留めできるようになっている。
そして、スカート状部5aには前面下方に面ファスナー(マジックテープ(登録商標))(例えば多数の可撓性鉤片を植設した布と、その鉤片が係合するリング状等片を多数植設した布とからなる)の一方の部材5d、5dが間隔をおいて2個取り付けられている。
図1に示すように、1は自転車の車体(自転車等の乗物には電動アシスト自転車、バイク、スクータ、三輪車等の二・三輪車、水上乗物、遊園地の乗物等の乗者(乗車者、乗船者等)が露出するタイプの乗物が含まれる)、2、2はハンドル、2a、2aは握持部、3はチャイルドシート、3aはチャイルドシートの前端部、3bは開閉自在に回動自在の足持たれ板兼用底板、3cは手持たれバーである。
図2に示すように、合羽状体4は、合羽状体本体5と保護カバー6と取付枠体8とからなり、9は着座者用のズボンである。
合羽状体本体5は、図1のチャイルドシート3に着座した着座者(子供)がその頭部から被りその首部以下及び該チャイルドシート3をスカート状部(マント状部、逆さロート状部、ラッパ状部)5aで覆い(チャイルドシート3の前端面の下端及び前側下端部分は直には被覆されなくてもよく、例えばスカートの下から足が出ているような場合もスカートは下半身を覆っているといえる。)、かつその頭部をプラスチック製の透視可能シート(下端縁は覆って危険をなくす)5b付きフード5cで覆うことができるように、高分子材料からなる防水加工をしたシート(ナイロン、ビニール等のプラスチックシート、ネオプレンゴム(ウェットスーツ)等のゴムシート、天然又は合成布、不織布やこれらの少なく2つの複合シート、中空の二重構造シート等の防水性シート又は防水処理したシート、放射線防護シート(布)、但し避暑用に日傘の代わりに使用する場合はこれに限らない。)を用いて仕立てられており、通常の合羽としても使用できる。なお、「防水加工をしたシート」とは、防水性材料を用いる場合は防水性を損なうような加工をしないことであり、防水性のない材料を用いる場合には防水処理をすることをいうものとする。
スカート状部5aの後端部両側には下端側を開放した係止用スリット5f(図示)、5f(図示省略)が設けられ、係止用スリット5f、5fは図1のハンドル2、2が挿入されて係止され、その離脱もできて係止・離脱自在であるが、図3に示すように、ハンドルの握持部2a、2aは露出されるがそのほかのハンドル2、2はスカート状部5aの後端部で覆われる。
なお、図示省略したが、上記スリットの代わりに、裏面側にゴム環を取付け、ゴム環にハンドル2、2を挿入して係止し、その離脱もできて係止・離脱自在にするようにしてもよい。この場合はハンドルの握持部2a、2aも露出してもよいが、露出させずにスカート状部5aの後端部で覆うようにしてもよい。そのほかフック、フックとリング、ホック、紐を縛りつける、スナップボタンその他でもよい。
なお、図2に示すように、スカート状部5aの前面中央上端にはスリット5a−2が設けられ、合羽状体本体5を頭から被り易いように余裕をもたせることができるようになっているが、着衣後はスナップボタン留めできるようになっている。
そして、スカート状部5aには前面下方に面ファスナー(マジックテープ(登録商標))(例えば多数の可撓性鉤片を植設した布と、その鉤片が係合するリング状等片を多数植設した布とからなる)の一方の部材5d、5dが間隔をおいて2個取り付けられている。
図2、3、4、5に示すように、取付枠体8は、上記シートを用いて仕立てられるが、下面を開口して開口8aを有し、上面に矩形状の着座者出入口8bを有し、上記ハンドル2、2を挿通させるハンドル挿通スリット8c、8cを後端両側面に有する袋状に形成されて上記チャイルドシート3にその前端部3aに開口部があるときはこれを閉塞するように上記開口8aを介して着脱自在に嵌合されて該チャイルドシート3を包み込んで固定される。上記開口8aの下端周側縁、上記着座者出入口8bの前側を除く3辺(両側辺及び後辺)がゴム材又は紐により伸縮自在になっている。
取付枠体8には、その上面前端両側に上記の面ファスナーの一方の部材5d、5dに対応する面ファスナーの他方の部材8d、8dが取り付けられ、上記ハンドル挿通スリット8c、8cの近傍の後端両側面に面ファスナーの一方の部材8e、8eが取り付けられ(近傍の保護カバーに取り付けられてもよい)、前端面には図1の前端部3aに開口部が閉じられたとき余分になる下端部をたくし上げで保持できるように、オープンファスナー(開いたときに切り離しができ、再度接合ができ、その繰り返しができるファスナー)の両部材8f、8fが取り付けられ、図1の手持たれバー3cに巻き付けて面ファスナーで保持するバー覆い片8gが上面の裏面に取り付けられ、図2では省略したが図4、5に示すように後端面には開閉自在の蓋付きポケット8hが取り付けられ、合羽状体本体5を収納できるようになっている。
取付枠体8には、その上面前端両側に上記の面ファスナーの一方の部材5d、5dに対応する面ファスナーの他方の部材8d、8dが取り付けられ、上記ハンドル挿通スリット8c、8cの近傍の後端両側面に面ファスナーの一方の部材8e、8eが取り付けられ(近傍の保護カバーに取り付けられてもよい)、前端面には図1の前端部3aに開口部が閉じられたとき余分になる下端部をたくし上げで保持できるように、オープンファスナー(開いたときに切り離しができ、再度接合ができ、その繰り返しができるファスナー)の両部材8f、8fが取り付けられ、図1の手持たれバー3cに巻き付けて面ファスナーで保持するバー覆い片8gが上面の裏面に取り付けられ、図2では省略したが図4、5に示すように後端面には開閉自在の蓋付きポケット8hが取り付けられ、合羽状体本体5を収納できるようになっている。
図2に示すように、保護カバー6は、取付枠体8の後端面上部にシート(前述の種類のシート、特にネオプレンゴムシート又はゴム引き布が好ましい。)の一端が固着(上記の高周波加熱接合あるいは縫着及び片面粘着テープによる接合でもよい)され、その基端側の末広がりのシートには両側に互いに凹状(背中合わせの凹状)の切欠部6a、6aが形成され、そのシートは先端に行くほど内側に湾曲して幅狭になって蓋状に形成され、図4に示すようにその先端を回動して取付枠体8を上から蓋ができ、その周縁は取付枠体8の周側に密接できるようになっている。切欠部6a、6aの先端には上記面ファスナーの一方の部材8e、8eに対応する面ファスナーの他方の部材6b、6bが取り付けられている。
図4に示すように、切欠部6a、6aは、環を作るように絞られて先端は面ファスナー(8e、8eと6b、6b)により係止・脱離自在に留められ、この状態ではハンドルの握持部2a、2aは露出しているが、ハンドルは環の内側に位置する。なお、握持部2a、2aが露出しないで、手が差し込めるように切欠部の切り欠きを浅く、あるいは逆に突出させるように設計してもよく、そのためにシート片を付加してもよく、手は雨に濡れないようにできる。なお、その係止・脱離はスナックボタン、フック、フックとリング、ホック、紐を縛りつける、その他であってもよく、他の「係止・脱離自在」についても同様である。
図2、4に示すように、保護カバー6には透明ブラスチックシート張りの覗き窓6cが設けられ、図4に示すように、電動アシスト自転車のようにスピードメータ6dを上から目視できる。図示省略したが、メータ、電動アシストへの切り換えスイッチ器具、その切り換えの表示器具等の器具類のそれぞれを覗き見る透明シート張りの覗き窓を1つ又は複数設けてもよい。また、図2、5に示すように、保護カバー6の外面には、面ファスナーの一方の部材を先端に有するバンド6e、6eが取り付けられ、保護カバー6の両側を内側に丸め込み、さらに先端から基端側に丸め込んで取付枠体8の後端上面両側に取り付けた面ファスナーの他方の部材8i、8iにそのバンド6c、6cの先端の面ファスナーの一方の部材を係止し(係止・脱離自在)、チャイルドシート不使用時に保護カバー6を取付枠体8の後部上端にまとめて保持する。
図4に示すように、切欠部6a、6aは、環を作るように絞られて先端は面ファスナー(8e、8eと6b、6b)により係止・脱離自在に留められ、この状態ではハンドルの握持部2a、2aは露出しているが、ハンドルは環の内側に位置する。なお、握持部2a、2aが露出しないで、手が差し込めるように切欠部の切り欠きを浅く、あるいは逆に突出させるように設計してもよく、そのためにシート片を付加してもよく、手は雨に濡れないようにできる。なお、その係止・脱離はスナックボタン、フック、フックとリング、ホック、紐を縛りつける、その他であってもよく、他の「係止・脱離自在」についても同様である。
図2、4に示すように、保護カバー6には透明ブラスチックシート張りの覗き窓6cが設けられ、図4に示すように、電動アシスト自転車のようにスピードメータ6dを上から目視できる。図示省略したが、メータ、電動アシストへの切り換えスイッチ器具、その切り換えの表示器具等の器具類のそれぞれを覗き見る透明シート張りの覗き窓を1つ又は複数設けてもよい。また、図2、5に示すように、保護カバー6の外面には、面ファスナーの一方の部材を先端に有するバンド6e、6eが取り付けられ、保護カバー6の両側を内側に丸め込み、さらに先端から基端側に丸め込んで取付枠体8の後端上面両側に取り付けた面ファスナーの他方の部材8i、8iにそのバンド6c、6cの先端の面ファスナーの一方の部材を係止し(係止・脱離自在)、チャイルドシート不使用時に保護カバー6を取付枠体8の後部上端にまとめて保持する。
合羽状体本体5、取付枠体8、保護カバー6、着座者用ズボン9は、ビニールシートを用いて仕立てるときは、例えばフード5cのつなぎ目5c−1、取付枠体8の袋状の4隅のつなぎ目、保護カバー6と取付枠体8とのつなぎ目は高周波ウェルダー加工(高周波加熱)により接合するが、ナイロンシートを用いて仕立てるときは、繋ぎ目は雨漏りしない
加工の仕方による方法を用いるが、片面を縫合(通常のミシン、高周波ミシン等)し、他面に片面粘着テープ(片面だけに粘着剤を塗布したテープ)を貼着し、いずれも雨漏りを防止できる。なお、ビニールのように高周波ウェルダー加工し易い材質のシートは高周波ウェルダー加工により接合し、ナイロンのように高周波ウェルダー加工し難い材質のシートは縫合と片面粘着テープの貼着により接合することが好ましい。
加工の仕方による方法を用いるが、片面を縫合(通常のミシン、高周波ミシン等)し、他面に片面粘着テープ(片面だけに粘着剤を塗布したテープ)を貼着し、いずれも雨漏りを防止できる。なお、ビニールのように高周波ウェルダー加工し易い材質のシートは高周波ウェルダー加工により接合し、ナイロンのように高周波ウェルダー加工し難い材質のシートは縫合と片面粘着テープの貼着により接合することが好ましい。
このようにして自転車設置チャイルドシート着座者用合羽状体が得られるが、合羽状体4を使用するには、図4、5に示すように、取付枠体8をチャイルドシート3に装着し、図5に示すように取付枠体8の後部上端に保護カバー6をまとめて保持したまま、蓋付きポケット8hに収納しておいた合羽状体本体5を取り出し、合羽状体本体5を取付枠体8にファスナー(5d、5dと8d、8d)により連結する。
この第一の使用形態の場合には、合羽状体本体5をすっぽり被るので、脱ぐことともに、簡単であり、突然の雨降り等にも臨機に応じて子供の雨具として使用でき、チャイルドシート3に着座した子供は合羽状体本体5を着衣しているので雨や雪等、場合によっては直射日光から保護されるとともに、透視可能シート5bを介して前方を目視することができる。
このようにして、自転車を走行させても、子供のどのような動作にもかかわらず、子供は雨等に濡れることがなく、場合によっては直射日光を避けることができる。なお、透視可能シート5bは下端を残して周側を固着してもよいが、上端だけを固着し、折り返し、あるいは裏返して開け、直接目視できるようにしてもよく、その際折り返したあるいは裏返した透視可能シート5bの先端とフード5cに係止・脱離自在の留め具(面ファスナー、スナップボタン等の上記例示のもの)を設けて係止、脱離自在に留めるようにしてもよい。
この第一の使用形態の場合には、合羽状体本体5をすっぽり被るので、脱ぐことともに、簡単であり、突然の雨降り等にも臨機に応じて子供の雨具として使用でき、チャイルドシート3に着座した子供は合羽状体本体5を着衣しているので雨や雪等、場合によっては直射日光から保護されるとともに、透視可能シート5bを介して前方を目視することができる。
このようにして、自転車を走行させても、子供のどのような動作にもかかわらず、子供は雨等に濡れることがなく、場合によっては直射日光を避けることができる。なお、透視可能シート5bは下端を残して周側を固着してもよいが、上端だけを固着し、折り返し、あるいは裏返して開け、直接目視できるようにしてもよく、その際折り返したあるいは裏返した透視可能シート5bの先端とフード5cに係止・脱離自在の留め具(面ファスナー、スナップボタン等の上記例示のもの)を設けて係止、脱離自在に留めるようにしてもよい。
このように、合羽状体本体5を展開して、すっぽり被って着衣し、また、その反対に脱ぐことも簡単であるが、それでもチャイルドシート3に子供を着座させて着衣させる間、あるいは脱衣させて抱え出す間にも子供が雨等に濡れることがある。これも回避しようとするときは、図2に示す合羽状体本体5を取付枠体8に連結する前に、通常の雨合羽と同様に子供に着衣させ、その後に子供をチャイルドシート3に着座させ、合羽状体本体5を取付枠体8に連結すればよい。
子供をチャイルドシート3から抱え出すには、合羽状体本体5を取付枠体8から取外し、これを着衣したまま子供をチャイルドシート3から抱え出し、通常の雨合羽のように使用すればよい。
子供をチャイルドシート3から抱え出すには、合羽状体本体5を取付枠体8から取外し、これを着衣したまま子供をチャイルドシート3から抱え出し、通常の雨合羽のように使用すればよい。
また、図4に示すように、合羽状体本体5は取付枠体8から取り外して、蓋付きポケット8h又はチャイルドシート3内に収容するとともに、取付枠体8の後端上部にまとめて保持しておいた保護カバー6を面ファスナーを脱離してバンド6e、6eを解放することにより展開し、それからチャイルドシート3の上から覆って蓋をし、上記ハンドル2、2は切欠部6a、6aにより面ファスナー(6b、6bと8e、8e)留めにより作られた環の中に位置させる第二の使用形態がある。この場合には、チャイルドシート3の内部は雨等や塵等のゴミ、直射日光から保護され、チャイルドシート3に子供を着座させて使用するときに、また、足持たれ板兼用底板3bを閉じて底板としたチャイルドシート3を荷物入れ体として使用するときに、雨等に濡れた内部の清掃をしたり、直射日光で暑過ぎる場合に通風により冷やすようなことなく、直ちに使用でき、自転車という機動性の高い乗物に設置したチャイルドシートの実用性を最大限のほどに高めることができる。特に取付枠体8の上面、上部周側部は保護シートに覆われ、チャイルドシート3は二重に覆われる部分では雨漏りを極度に防止することができる。
また、図5に示すように、保護カバー6をハンドル2、2から外して、取付枠体8から蓋を開けるように回動し、両側を内側に丸めてから先端側から基端側に丸め込み、バンド6e、6eにより後戻り止めをして固定し、チャイルドシート3の後側を開口する第三の
使用形態がある。
この場合には、雨等が降っていないときは、チャイルドシート3に子供を着座させて使用することができるし、上記したと同様にチャイルドシート3を荷物入れ体として使用してもよい。その際、丸め込んだ保護カバー6を展開してその先端側を基端側に多少丸め込んで、チャイルドシート3の後端上縁に引っかけることにより蓋としても利用することができる。また、収容した合羽状体本体5を着座した子供に着衣させたり(フードは被らせても被らせなくてもよい)、膝や足を温めるために利用してもよく、保護カバー6はチャイルドシート3との間に空気層の保温層を設けられるように利用してもよい。
なお、合羽状体4はチャイルドシートに備付けにしておくと、足持たれ板兼用底板3bを足持たれ板として使用できるようにチャイルドシート前端下端が開口してしてもこれを閉塞でき、風防として使用することができる。
また、図5に示すように、保護カバー6をハンドル2、2から外して、取付枠体8から蓋を開けるように回動し、両側を内側に丸めてから先端側から基端側に丸め込み、バンド6e、6eにより後戻り止めをして固定し、チャイルドシート3の後側を開口する第三の
使用形態がある。
この場合には、雨等が降っていないときは、チャイルドシート3に子供を着座させて使用することができるし、上記したと同様にチャイルドシート3を荷物入れ体として使用してもよい。その際、丸め込んだ保護カバー6を展開してその先端側を基端側に多少丸め込んで、チャイルドシート3の後端上縁に引っかけることにより蓋としても利用することができる。また、収容した合羽状体本体5を着座した子供に着衣させたり(フードは被らせても被らせなくてもよい)、膝や足を温めるために利用してもよく、保護カバー6はチャイルドシート3との間に空気層の保温層を設けられるように利用してもよい。
なお、合羽状体4はチャイルドシートに備付けにしておくと、足持たれ板兼用底板3bを足持たれ板として使用できるようにチャイルドシート前端下端が開口してしてもこれを閉塞でき、風防として使用することができる。
図6に示すように、11は2人用合羽状体であり、2人用合羽状体11は2人用合羽状体本体12と保護カバー13が図示されている。
2人用合羽状体本体12は、自転車のハンドル側に設置されたチャイルドシート14における着座者15及び運転者16がそれぞれの頭部から被りそれぞれの首部以下及びチャイルドシート14をスカート状部12aで覆い、かつそれぞれの頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができるようにシート(前述のもの)により形成されている。保護カバー13は図2の取付枠体8に取り付けた保護カバー6と同様の保護カバーである。
取付枠体も図2の取付枠体8に準じる。
2人用合羽状体本体12のハンドルとの係止部と運転者との間のスカート状部12aは一体でもよいが、図6に示す連結部17で2分して係止・脱離自在の留め具(例えば面ファスナー、スナップボタン)により接合されていてもよく、他方その接合を解くことにより子供と運転者の別々の雨具として使用でき、運転者の動作の自由度が増して、特に運転中の危険を少なくできる。その際、子供の雨具としては実施例1のものに準じて扱えばよい。
なお、ビニールシート、ナイロンシートを用いて仕立て、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面縫合かつ他方片面片面粘着テープの貼着により接合することは実施例1の場合と同様である。
このようにして自転車設置チャイルドシート着座者・運転者用合羽状体が得られ、雨具、保護カバーとして使用できるが、雨等や直射日光からサドル等の自転車全体を保護するカバーとしても利用できる。
2人用合羽状体本体12は、自転車のハンドル側に設置されたチャイルドシート14における着座者15及び運転者16がそれぞれの頭部から被りそれぞれの首部以下及びチャイルドシート14をスカート状部12aで覆い、かつそれぞれの頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができるようにシート(前述のもの)により形成されている。保護カバー13は図2の取付枠体8に取り付けた保護カバー6と同様の保護カバーである。
取付枠体も図2の取付枠体8に準じる。
2人用合羽状体本体12のハンドルとの係止部と運転者との間のスカート状部12aは一体でもよいが、図6に示す連結部17で2分して係止・脱離自在の留め具(例えば面ファスナー、スナップボタン)により接合されていてもよく、他方その接合を解くことにより子供と運転者の別々の雨具として使用でき、運転者の動作の自由度が増して、特に運転中の危険を少なくできる。その際、子供の雨具としては実施例1のものに準じて扱えばよい。
なお、ビニールシート、ナイロンシートを用いて仕立て、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面縫合かつ他方片面片面粘着テープの貼着により接合することは実施例1の場合と同様である。
このようにして自転車設置チャイルドシート着座者・運転者用合羽状体が得られ、雨具、保護カバーとして使用できるが、雨等や直射日光からサドル等の自転車全体を保護するカバーとしても利用できる。
図6において、2人用合羽状体本体12は、子供用雨具部分を平坦シートにしてスカート状部の一部にすれば運転者用合羽状体本体とすることができ、これと保護カバー13を有する運転者用合羽状体とすることができる。
そのほかは実施例2に準じる。
このようにして自転車運転者用合羽状体が得られ、雨具、保護カバーとして使用できるが、雨等や直射日光からサドル等の自転車全体を保護するカバーとしても利用できる。
そのほかは実施例2に準じる。
このようにして自転車運転者用合羽状体が得られ、雨具、保護カバーとして使用できるが、雨等や直射日光からサドル等の自転車全体を保護するカバーとしても利用できる。
上記において、スカート状部の少なくとも一部は伸縮自在のゴム生地を使用したり、蛇腹構造を取り入れてもよい。そのようにすれば、チャイルドシートや荷物籠の寸法が異なっても適宜適用できる。
1 自転車の車体
3 チャイルドシート
3a チャイルドシートの前端部
4 合羽状体
5 合羽状体本体
5b 透視可能シート
5c フード
6、13 保護カバー
6a 切り欠き部
8 取付枠体
11 2人用合羽状体
12 2人用合羽状体本体
3 チャイルドシート
3a チャイルドシートの前端部
4 合羽状体
5 合羽状体本体
5b 透視可能シート
5c フード
6、13 保護カバー
6a 切り欠き部
8 取付枠体
11 2人用合羽状体
12 2人用合羽状体本体
Claims (5)
- 自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置されたチャイルドシートにおける着座者がその頭部から被りその首部以下及び該チャイルドシートをスカート状部で覆い、そのスカート状部の後端部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成されており、かつ該着座者の頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記チャイルドシートにその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合されて該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記チャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体。
- 自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置された荷物入れ体及び運転者の首部以下をスカート状部で覆い、そのスカート状部の中間部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成されており、かつ該運転者の頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記荷物入れ体にその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合され該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記荷物入れ体に荷物を出し入れする空間を設けられる位置に対応する上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体。
- 自転車等の乗者が露出するタイプの乗物のハンドル側に設置されたチャイルドシートにおける着座者及び運転者がそれぞれの頭部から被りそれぞれの首部以下及び該チャイルドシートをスカート状部で覆い、上記着座者と運転者の間のスカート状部が上記自転車等の乗物のハンドルの全部又は一部を上側から覆いかつ該ハンドルに係止・脱離自在に形成され、その係止部と上記運転者との間のスカート状部は一体又は係止・脱離自在の留め具により着脱自在であり、かつそれぞれの頭部を透視可能シート付きフードで覆うことができる2人用合羽状体本体と、下面を開口し上面に上記着座者を出し入れする着座者出入口を有し、上記ハンドルを挿通させるハンドル挿通スリットを有する袋状に形成されて上記チャイルドシートにその前端部に開口部があるときは閉塞するように上記開口を介して着脱自在に嵌合され該チャイルドシートを包み込んで固定される取付枠体と、上記チャイルドシートに着座者を出し入れする空間を設けられる位置の後方の上記取付枠体の後端側に細長状のシートの一端が固着され、該シートの他端側を回動して上記着座者出入口を覆って上記取付枠体に蓋をする蓋状に形成されて該取付枠体に着脱自在に嵌合し、かつ上記ハンドルを突出させる空間を有し、上記の蓋をしないときは丸めて上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により保持される保護カバーを有し、上記合羽状体本体は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在である自転車等乗物乗車者用合羽状体
- 下記(a)〜(h)のいずれか1つ又はいずれか複数又は全部を有する請求項1又は3に記載の自転車等乗物乗車者用合羽状体。
(a)保護カバーはシートの基端側に両側に切欠部を設け、該切欠部は環を作るように絞られて合わせ目は該シート又は上記取付枠体に係止・脱離自在の留め具により着脱自在であり、環の内側にハンドルが位置できる
(b)合羽状体本体、取付枠体及び保護カバーは高分子材料からなる防水加工をしたシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている
(c)保護カバーはネオプレンゴムシート又はゴム引き布を用いる
(d)取付枠体の後端面に開閉自在の蓋付きのポケットを設ける
(e)取付枠体の前端面はたくし上げて留め具により係止・脱離自在に保持する
(f)合羽状体本体は裏面に汗対策用のメッシュ加工をする
(g)保護カバーにハンドルに設置されたメータ、電動アシストへの切り換えスイッチ器具、その切り換えの表示器具等の器具類のそれぞれを覗き見る透明シート張りの覗き窓を1つ又は複数設ける
(h)着座者用のズボンを設け、このズボンは高分子材料からなる防水加工をしたシートを用いて仕立てられ、つなぎ目は高周波ウェルダー加工又は一方片面側の縫合とその縫合に対応する他方片面側の片面粘着テープの貼着により接合され、雨漏り防止されている - 請求項4に記載の上記(a)〜(g)のいずれか1つ又はいずれか複数又は全部を有する請求項2に記載の自転車等乗物乗車者用合羽状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011006210U JP3173644U (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | 自転車等乗物乗者用合羽状体 |
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JP2011006210U JP3173644U (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | 自転車等乗物乗者用合羽状体 |
Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107336645A (zh) * | 2016-05-03 | 2017-11-10 | 遵义医学院附属医院 | 一种颈椎支撑保护装置及其制作方法 |
-
2011
- 2011-10-24 JP JP2011006210U patent/JP3173644U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107336645A (zh) * | 2016-05-03 | 2017-11-10 | 遵义医学院附属医院 | 一种颈椎支撑保护装置及其制作方法 |
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