JP3172147B2 - 階段用防音滑り止めシート及びその製造方法 - Google Patents

階段用防音滑り止めシート及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段用防音滑り止
めシート及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内又は屋外に設置された階段の
各ステップ上面は、これを敷物で体裁よく覆うようにし
ており、またその敷物は、各ステップの踏面となるマッ
トと、各ステップの縁部に沿設される滑り止め片とで構
成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記階段の敷
物は、プラスチック等の弾力性に欠ける素材より構成さ
れるのが通例であるため、階段を昇り降りする際の衝撃
で膝や爪先の負担が大きい問題があり、また上記敷物を
構成するマットと滑り止め片とが別々に取付けられるた
め、それらの施工作業が面倒であるばかりか作業に熟練
を要してコストが嵩み、また滑り止め片が剥がれたり浮
き上がることによって転倒事故が起き易くなる等の問題
もあった。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
で、従来の前記問題を一挙に解決することができる階段
用防音滑り止めシート及びその製造方法を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、階段の各ステップ上面に貼着さ
れるシート本体と、そのシート本体の側縁部上面に重ね
て接合されて各ステップの縁部を覆うゴム製の滑り止め
片とよりなり、シート本体が、無数のゴムチップを固め
た多孔のシート状に形成されると共に、該シート本体
の、滑り止め片と対応する部分が残余の部分よりも高密
度に構成され、その残余の部分と滑り止め片とは上面相
互が略面一であることを特徴とする。
【0006】この特徴によれば、各ステップの踏面とな
るシート本体は、それがゴム製であることと、多孔であ
ることとが相俟って高い弾力性を発揮して、階段を昇り
降りする人の膝や爪先の負担軽減を図り、しかも十分な
防音性と防滑性を発揮する。またシート本体と、その本
体側縁部の上面に重ねて接合される滑り止め片とは、何
れもゴム製で接合面相互のなじみ性が良好である上、特
にシート本体の、滑り止め片と対応する側縁部が残余の
部分よりも高密度に構成されることで該側縁部自体の圧
縮強度も高くなり、且つ該側縁部上面の平滑性が増して
滑り止め片との接合面積も広くなるため、全体として滑
り止め片とシート本体間の接合強度が効果的に高めら
れ、その結果、滑り止め片やその直下のシート本体側縁
部に大きな外力が頻繁に加わっても、滑り止め片が妄り
に剥がれたり浮き上がる虞れはないし、シート本体側縁
部が早期にへたる虞れはなく、耐久性が頗る良好であ
る。またシート本体の上記残余の部分と滑り止め片とは
上面相互が略面一であって相互間に段差がないため、滑
り止め片が一層剥がれにくくなる上、歩行者のつまずき
防止に有効である。更に滑り止め片とシート本体とを工
場等で予め接合一体化しておくことができるため、施工
現場ではシート本体の裏面を単に階段の各ステップに貼
着するだけでよく、作業を容易迅速に行うことができて
コスト節減や工期短縮が図られる。
【0007】また請求項2の発明は、階段の各ステップ
上面に貼着されるシート本体と、そのシート本体の側縁
部に設けられて各ステップの縁部を覆う滑り止め片とよ
りなる階段用防音滑り止めシートの製造方法であって、
無数のゴムチップを固めて多孔のシート本体を形成する
工程と、そのシート本体とは別個に、滑り止め片をゴム
材より所定形態に成形する工程と、その滑り止め片をシ
ート本体の側縁部上面に重ねてホットプレスにより一体
的に接合することにより、シート本体の、滑り止め片と
対応する部分を残余の部分よりも高密度に圧縮して該残
余の部分と滑り止め片の上面相互を略面一にする工程と
を有することを特徴とする。
【0008】この特徴によれば、請求項1の階段用防音
滑り止めシートが容易に得られる。また特に滑り止め片
をシート本体の側縁部上面に重ねてホットプレスにより
一体的に接合させる際に、シート本体の、滑り止め片と
対応する部分を残余の部分よりも高密度に圧縮して該残
余の部分と滑り止め片の上面相互を略面一にするように
したから、シート本体の、滑り止め片と対応する部分に
予め段差や凹部を形成しておかなくても、滑り止め片と
シート本体との接合と同時にそれらの上面相互を略面一
に形成できて、工程の簡素化延いてはコスト節減が図ら
れる。
【0009】尚、本発明において、「上面相互が略面
一」とは、上面相互が完全に面一である場合が含まれる
のは勿論のこと、その上面相互が面一に近い状態であっ
て、段差なく連続している場合も含まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0011】添付図面において、図1は、本発明の一実
施例に係るシートを階段に装着した一例を示す斜視図、
図2は、前記シートの拡大平面図(図1の2矢視拡大
図)、図3は図2の3−3線断面図、図4は、前記シー
トの製造過程を説明するための図3対応図であって、
(a)はシート本体及び滑り止め片にホットプレスを施
す直前の状態を示し、また(b)はシート本体及び滑り
止め片にホットプレスを施している状態を示すものであ
る。
【0012】先ず、図1〜3において、建物の屋内また
は屋外に設置された鉄筋コンクリート製または鉄板製の
階段の各ステップSには、本発明の防音滑り止めシート
1がそれぞれ敷設される。このシート1は、各ステップ
Sの上面に貼着される長方形状のシート本体2と、各ス
テップSの縁部eに対応するように形成されシート本体
2の一側縁部2a上面に重ねて接着されるゴム製の滑り
止め片3とより構成される。
【0013】前記シート本体2は、ウレタン樹脂系接着
剤bをバインダとして無数のゴムチップ4を固めたシー
ト状に形成される。而してそのシート本体2の内部に
は、ゴムチップ4の相互間に無数の独立気孔5が形成さ
れるため、該チップ4自体がゴム製であることと相俟っ
てシート本体2に十分な弾性が付与され、さらにその無
数の独立気孔5の存在によりシート本体2の防音性(遮
音性)も良好となる。またシート本体2の表面には、ゴ
ムチップ4の相互間に無数の不連続凹部6が形成されて
該表面の摩擦抵抗を大きくしているため、該チップ4自
体がゴム製であることと相俟って、シート本体2の表面
に十分な防滑性が付与される。
【0014】前記滑り止め片3は、図示例では、各ステ
ップSの縁部e上面を覆うように帯板状に形成されてシ
ート本体2の一側縁部2a上に接着される略水平な上板
部3uと、この上板部3uの外端に横断面C字状の連結
部3cを介して一体に連設されて各ステップSの縁部e
側面を覆うように帯板状に形成された略鉛直な側板部3
dとより横断面略L字状に構成され、図示例ではその上
板部3u、連結部3c及び側板部3dが一体成形され
る。
【0015】前記上板部3uは、外端に向かうにつれて
肉厚が漸増するように(従ってその上面がステップSの
縁部eに向かうにつれて緩やかに立ち上がって歩行者の
足裏が引っ掛かり易くなるように)形成されている。ま
た上板部3uの上面には、その長手方向(即ち各ステッ
プSの縁部eに沿う方向)に直線状に延びる複数条の滑
り止め用深溝7g1 が並設されると共に、その相隣なる
深溝7g1 間に、同じく直線状に延びる複数条の滑り止
め用浅溝7g2 が並設される。
【0016】また前記側板部3dと上板部3uとの間の
連結部3cを横断面C字状に形成したことにより、該連
結部3cに適度なクッション性を持たせることができ
る。尚、上記連結部3c及び側板部3dを省略して上板
部3uのみで滑り止め片3を構成することも可能であ
る。
【0017】またシート本体2の、滑り止め片3と対応
する部分(即ち前記一側縁部2a)は残余の部分2bよ
りも高密度に構成されており、その残余の部分2bと滑
り止め片3とは上面相互が略面一に形成される。
【0018】以上のようなシート構造によれば、各ステ
ップSの踏面となるシート本体2は、それがゴム製であ
ることと、多孔であることとが相俟って高い弾力性を発
揮して、階段を昇り降りする人の膝や爪先の負担軽減を
図り、しかも十分な防音性と防滑性を発揮する。また図
示例のようにシート本体2内の気孔が独立気孔であっ
て、シート本体2の表裏間を連通させるものではないか
ら、シート本体2自体が十分な防水性を発揮し、その下
側に水がしみ込む虞れもない。
【0019】またシート本体2と、その本体側縁部2a
上に接着される滑り止め片3とは、何れもゴム製で相互
間の接着面のなじみ性が良好である上、特にシート本体
2の、滑り止め片3と対応する部分(即ち上記側縁部2
a)が残余の部分2bよりも高密度に構成されることで
該側縁部2a自体の圧縮強度も高くなり、且つ該側縁部
2a上面の平滑性が増して滑り止め片3との接着面積も
広くなるため、全体として滑り止め片3とシート本体2
間の接合強度を効果的に高めることができる。これによ
り、滑り止め片3やその直下のシート本体側縁部2aに
大きな外力が頻繁に加わっても、滑り止め片3が妄りに
剥がれたり浮き上がる虞れはないし、シート本体側縁部
2aが早期にへたる虞れもないことから、耐久性が頗る
良好である。
【0020】またシート本体2の上記残余の部分2bと
滑り止め片3とは上面相互が略面一であって相互間に段
差がないため、滑り止め片3が一層剥がれにくくなる
上、歩行者のつまずき防止に有効である。
【0021】更に滑り止め片3とシート本体2とを工場
等で予め接合一体化しておくことができるため、施工現
場ではシート本体2の裏面を単に階段の各ステップSに
貼着するだけでよく、作業を容易迅速に行うことができ
てコスト節減や工期短縮に寄与することができる。
【0022】次に図4も併せて参照して前記階段用防音
滑り止めシート1の製造方法の一例を説明する。
【0023】先ず、古タイヤ等の使用済ゴム製品を粉砕
して得たランダム形状の無数の(図示例では外径約1〜
3mmの)ゴムチップ4を、ウレタン樹脂系接着剤をバ
インダとして固めて多孔のシート素材(図示せず)を成
形し、このシート素材を階段のステップSに対応した形
状・厚みに裁断することにより複数のシート本体2を形
成する。このようにして得たシート本体2の厚みはその
全体が一様である。尚、上記のような裁断工程を省略す
べく、階段のステップSに対応した形状・厚みのシート
本体2を直接成形するようにしてもよい。
【0024】一方、そのシート本体2とは別個に、前記
した特定断面形状の滑り止め片素材(図示せず)をゴム
材より一体成形し、これを階段のステップSの縁部eに
対応した長さに裁断して複数の滑り止め片3を形成す
る。尚、上記のような裁断工程を省略すべく、階段のス
テップSに対応した長さの滑り止め片3をゴム材より直
接成形するようにしてもよい。
【0025】次に上記滑り止め片3をシート本体2の側
縁部2a上面に接着剤(図示せず)を介して重ねてホッ
トプレスにより一体的に接合する。そのホットプレス工
程は、例えば上面に平坦な成形面10aを有する加熱可
能な下部成形型10と、下面に平坦な成形面11aを有
して下部成形型10に対し進退可能に昇降する同じく加
熱可能な上部成形型11とを用いて行われる。尚、図示
例では、上部成形型11の成形面11aに、滑り止め片
3の上板部3uの傾斜上面に対応したアンダーカット面
が形成されている。
【0026】そして下部成形型10の成形面10aの上
にシート本体2の裏面を載置させ、そのシート本体2の
一側縁部2a上に滑り止め片3の上板部3uの裏面を接
着剤を挟んで重ねる(図4の(a)の状態を参照)。次
いで上,下部成形型10,11及びその周囲の空間を加
熱した状態で、上部成形型11を下降させて両成形型1
0,11の成形面10a,11a間に、滑り止め片3と
シート本体2の側縁部2aとを強く挟圧することによ
り、シート本体2の、滑り止め片3と対応する側縁部2
aを残余の部分2bよりも高密度に圧縮し、これによ
り、上部成形型11を再上昇させたときにでも該残余の
部分2bと滑り止め片3の上面相互が略面一になるよう
にする。
【0027】このような製造工程によれば、前記階段用
防音滑り止めシート1が容易に得られる。また特に滑り
止め片3をシート本体2の側縁部2a上面に重ねてホッ
トプレスにより一体的に接合させる際に、シート本体2
の、滑り止め片3と対応する側縁部2aを残余の部分2
bよりも高密度に圧縮して該残余の部分2bと滑り止め
片3の上面相互を略面一にするようにしているため、シ
ート本体2の、滑り止め片3と対応する側縁部2aに予
め段差や凹部を形成しておかなくても、滑り止め片3と
シート本体2との接合と同時にそれらの上面相互を略面
一に難なく形成することができ、それだけ工程の簡素化
延いてはコスト節減が図られる。
【0028】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では、リサイクルのために古タイヤ等の使用済みゴ
ム製品を粉砕して得られる無数のゴムチップを用いるよ
うにしたが、本発明では、未使用のゴムブロックを粉砕
したゴムチップを用いるようにしてもよい。また滑り止
め片3の上面には、必要に応じて蛍光塗料等の発光材を
装着してもよく、その場合には、夜間における階段の上
り下りをより安全なものとすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
階段の各ステップ上面に貼着されるシート本体が、無数
のゴムチップを固めた多孔のシート状に形成されるの
で、各ステップの踏面となるシート本体に高い弾力性を
持たせて、階段を昇り降りする人の膝や爪先の負担軽減
が図られ、しかもそのシート本体に十分な防音性と防滑
性を持たせることができる。またこのシート本体と、そ
の本体側縁部の上面に重ねて接合される滑り止め片と
は、何れもゴム製で相互間の接合面のなじみ性が良好で
ある上、特にシート本体の、滑り止め片と対応する側縁
部分を残余の部分よりも高密度に構成したことで該側縁
部分自体の圧縮強度も高くなり、且つ該側縁部分上面の
平滑性が増して滑り止め片との接合面積も広くなるた
め、全体として滑り止め片とシート本体間の接合強度を
極めて効果的に高めることができ、従って滑り止め片や
その直下のシート本体側縁部に大きな外力が頻繁に加わ
っても、滑り止め片が妄りに剥がれたり浮き上がる虞れ
はないし、シート本体側縁部が早期にへたる虞れもない
から、耐久性が頗る良好である。さらにシート本体の上
記残余の部分と滑り止め片とは上面相互が略面一であっ
て相互間に段差がないため、滑り止め片が一層剥がれに
くくなる上、歩行者のつまずき防止に有効である。さら
にまた滑り止め片とシート本体とを工場等で予め接合一
体化しておくことができるため、施工現場ではシート本
体の裏面を単に階段の各ステップに貼着するだけでよ
く、作業を容易迅速に行うことができてコスト節減や工
期短縮に寄与することができる。
【0030】また請求項2の発明に係る製造方法によれ
ば、請求項1に係る階段用防音滑り止めシートが容易に
得られる。また特に滑り止め片をシート本体の側縁部上
面に重ねてホットプレスにより一体的に接合させる際
に、シート本体の、滑り止め片と対応する部分を残余の
部分よりも高密度に圧縮して該残余の部分と滑り止め片
の上面相互を略面一にするようにしたので、シート本体
の、滑り止め片と対応する部分に予め段差や凹部を形成
しておかなくても、滑り止め片とシート本体との接合と
同時にそれらの上面相互を略面一に形成でき、従って工
程の簡素化延いてはコスト節減に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシートを階段に装着し
た一例を示す斜視図
【図2】前記シートの拡大平面図(図1の2矢視拡大
図)
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】前記シートの製造過程を説明するための図3対
応図であって、(a)はシート本体及び滑り止め片にホ
ットプレスを施す直前の状態を示し、また(b)はシー
ト本体及び滑り止め片にホットプレスを施している状態
を示す。
【符号の説明】
S・・・・ステップ e・・・・縁部 1・・・・階段用防音滑り止めシート 2・・・・シート本体 2a・・・側縁部(滑り止め片に対応する部分) 2b・・・残余の部分 3・・・・滑り止め片 4・・・・ゴムチップ4 5・・・・独立気孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:10 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 11/16 - 11/17 B29C 65/02 B29D 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の各ステップ(S)上面に貼着され
    るシート本体(2)と、そのシート本体(2)の側縁部
    (2a)上面に重ねて接合されて各ステップ(S)の縁
    部(e)を覆うゴム製の滑り止め片(3)とよりなり、 シート本体(2)は、無数のゴムチップ(4)を固めた
    多孔のシート状に形成されると共に、該シート本体
    (2)の、滑り止め片(3)と対応する部分(2a)が
    残余の部分(2b)よりも高密度に構成され、 その残余の部分(2b)と滑り止め片(3)とは上面相
    互が略面一であることを特徴とする、階段用防音滑り止
    めシート。
  2. 【請求項2】 階段の各ステップ(S)上面に貼着され
    るシート本体(2)と、そのシート本体(2)の側縁部
    (2a)に設けられて各ステップ(S)の縁部(e)を
    覆う滑り止め片(3)とよりなる階段用防音滑り止めシ
    ートの製造方法であって、 無数のゴムチップ(4)を固めて多孔のシート本体
    (2)を形成する工程と、 そのシート本体(2)とは別個に、滑り止め片(3)を
    ゴム材より所定形態に成形する工程と、 その滑り止め片(3)をシート本体(2)の側縁部(2
    a)上面に重ねてホットプレスにより一体的に接合する
    ことにより、シート本体(2)の、滑り止め片(3)と
    対応する部分(2a)を残余の部分(2b)よりも高密
    度に圧縮して該残余の部分(2b)と滑り止め片(3)
    の上面相互を略面一にする工程とを有することを特徴と
    する、階段用防音滑り止めシートの製造方法。
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