JP3362275B2 - 階段の構造 - Google Patents

階段の構造

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JP3362275B2
JP3362275B2 JP27642995A JP27642995A JP3362275B2 JP 3362275 B2 JP3362275 B2 JP 3362275B2 JP 27642995 A JP27642995 A JP 27642995A JP 27642995 A JP27642995 A JP 27642995A JP 3362275 B2 JP3362275 B2 JP 3362275B2
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昭宣 里見
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の構造、特に
階段の踏み面に階段用床板を設けて防滑性や遮音性を高
めるようにした階段の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】踏板に鋼板が用いられているマンション
などの鉄骨製階段をはじめとして、踏板にコンクリート
製や木製などの種々の材料が用いられている階段におい
ては、昇降時の騒音を軽減したり防滑性を高めたりする
ために、その踏み面に合成ゴム製の階段用床板を貼り付
けることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、合成ゴ
ム製の階段用床板は、踏板の表面である踏み面に対する
接合強度をそれほど高くすることができないため、剥離
したり位置ずれしたりするという心配や、剥離したり位
置ずれしたりした床板に歩行者がつまずくといった危険
があった。また、合成ゴム製の階段用床板は耐候性に乏
しいので、屋外に設けた鉄骨性階段などに使用すると、
比較的短期間のうちに劣化してしまうという問題があっ
た。
【0004】そこで、本願出願人は、先に、軟質塩化ビ
ニル樹脂製シートの裏面全体にブチルゴム系粘着剤を積
層した構造の階段用床板を提案した。この階段用床板を
踏み面に貼り付けた階段にあっては、上述した合成ゴム
製の階段用床板を貼り付けた階段に比べて耐剥離性や耐
候性が向上し、同時に合成ゴム製の階段用床板を貼り付
けた階段に比べて遜色のない防滑性や遮音性が得られ
た。
【0005】ところで、上述の軟質塩化ビニル樹脂製シ
ートの裏面全体にブチルゴム系粘着剤を積層した構造の
階段用床板を踏板に貼り付けた鉄骨製階段について、鋭
意調査を繰り返した結果、この床板にあっても、踏板に
貼り付いているブチルゴム系粘着剤が軟化すると位置ず
れの起こる可能性を否定できないことが判明した。特
に、気温の高い夏場では、踏板に使われている鋼板の温
度が上がってブチルゴム系粘着剤が軟化しやすい状況に
なるため、歩行が頻繁に行われると当該床板が位置ずれ
する可能性を否定できないことが判明した。
【0006】本発明は以上の状況に鑑みてなされたもの
であり、上述したような床板、すなわち、裏面にブチル
ゴム系粘着剤を積層した構造の合成樹脂製の階段用床板
を鋼板などでなる踏板に貼り付けて用いた場合に、従来
の合成ゴム製の階段用床板を用いた場合と比べて遜色の
ない防滑性や防音性が発揮されることは勿論、裏面全体
にブチルゴム系粘着剤を積層した構造の合成樹脂製の階
段用床板を用いた場合に比べて耐位置ずれ性が改善され
る階段の構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の階
段の構造は、階段の踏み面とその踏み面に連接する蹴上
げとに亘って合成樹脂製の階段用床板が重ね合わされ、
床板と踏み面および蹴上げとの重なり箇所が、踏み面を
横切って設けられた帯状の接着剤層と、その接着剤層の
配されていない箇所の全体に設けられたブチルゴム系粘
着剤層とによって接合されている、というものである。
【0008】この構成を採用する場合には、請求項2に
係る発明のように、踏み面を横切る帯状の接着剤層が、
踏み面の前後方向後方部に設けられていることが望まし
い。
【0009】請求項3に係る発明の階段の構造は、階段
の踏み面とその踏み面に連接する蹴上げとに亘って合成
樹脂製の階段用床板が重ね合わされ、床板と踏み面およ
び蹴上げとの重なり箇所が、踏み面と蹴上げとにより形
作られたコーナ部を横切って設けられた帯状の接着剤層
と、その接着剤層の配されていない箇所の全体に設けら
れたブチルゴム系粘着剤層とによって接合されている、
というものである。
【0010】請求項4に係る発明の階段の構造は、階段
の踏み面とその踏み面に連接する蹴上げとに亘って合成
樹脂製の階段用床板が重ね合わされ、床板と踏み面およ
び蹴上げとの重なり箇所が、踏み面を横切って設けられ
た帯状の接着剤層と、踏み面と蹴上げとにより形作られ
たコーナ部を横切って設けられた帯状の接着剤層と、そ
れらの接着剤層の配されていない箇所の全体に設けられ
たブチルゴム系粘着剤層とによって接合されている、と
いうものである。
【0011】そして、請求項1、請求項2、請求項3ま
たは請求項4の構成を採用する場合には、請求項5に係
る発明のように、踏み面とその踏み面に重なり合ってい
る床板における少なくとも前後方向後方側の端縁とが、
シーリング剤で接合されていることが望ましい。
【0012】また、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4または請求項5の構成を採用する場合、請求項6
に係る発明のように、踏み面を有する踏板に鋼板を用い
ることが可能であり、その場合には請求項7に係る発明
のように、鋼板に縞鋼板を用いることが望ましい。
【0013】各請求項に記載した構成によれば、ブチル
ゴム系粘着剤が軟化を起こすまでの使用期間中は、ブチ
ルゴム系粘着剤と接着剤との共働によって床板が大きな
接合強度の下で踏み面に保持される。ところで、接着剤
はブチルゴム系粘着剤に比べて接合性に優れており、そ
れの優れた接合性もブチルゴム系粘着剤に比べて広い温
度範囲において発揮される。そのため、たとえブチルゴ
ム系粘着剤層が軟化したとしても、接着剤層が発揮する
接合強度によって合成樹脂製の階段用床板が位置ずれし
ないように踏み面に保持される。ここで、接着剤層には
速乾性接着剤を好適に用いることができ、このものを用
いることによって、当該床板を施工した後、使用可能に
なるまでの時間が短縮されて全体的な施工性が改善され
る。速乾性接着剤の具体例には、たとえばウレタン樹脂
系接着剤、シリコン樹脂系接着剤、変性シリコン樹脂系
接着剤などが知られている。
【0014】ところで、階段の踏み面に接合された床板
には、歩行時に踏み面の前方側に向く力が加わりやす
い。このため、ブチルゴム系粘着剤層が軟化していると
きには、請求項2に係る発明のように上記接着剤層が踏
み面の前後方向後方部に設けられていると、床板の全体
がその接着剤層によって保持されるので、床板の位置ず
れを防ぐ上で好ましい。また、請求項4に係る発明のよ
うに、接着剤層が、踏み面とコーナ部とのそれぞれを横
切って設けられていると、床板が前方へ押されても後方
へ押されてもそれらの接着剤層が床板の位置ずれを効果
的に阻止する働きをするし、また、コーナ内部の隙間を
塞ぐことにより、昇降時に床板コーナ部に繰り返しかか
る踏圧力によるその部分の疲労が大幅に軽減され、その
部分で破れる危険性などが相応量減少する。
【0015】請求項5に係る発明において、シーリング
剤は、踏み面と床板との隙間に雨水などの水が浸入する
ことを阻止する働きと、床板と踏み面とを接合する働き
とを発揮する。したがって、そのシーリング剤によっ
て、床板と踏み面との接合強度が高められると同時に、
上記隙間への水の浸入に伴う床板の剥離などが防止され
る。ここで、「床板における少なくとも前後方向後方側
の端縁」とは、床板の前後方向後方側の端縁のみなら
ず、床板の左右方向(幅方向)の端縁をシーリング剤で
踏み面に接合してもよい、という意味である。シーリン
グ剤の具体例としては、たとえばエポキシ系、ウレタン
系、変性シリコン系などのシーリング剤が知られてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態によ
る階段の構造の一部を破断して示した概略斜視図、図2
はその階段の構造に使われている合成樹脂製の階段用床
板5を示す概略斜視図である。
【0017】図1に示した階段は、鉄骨製であって、そ
の踏板1には縞鋼板が使われている。周知のように、縞
鋼板は、その表面に多数の小突起を所定のパターンに配
列して縞模様としたものであり、それらの小突起が幾分
かの防滑性を発揮し得るようになっている。
【0018】図2に示した合成樹脂製の階段用床板5
は、合成樹脂シート51の前端縁52を下方に折り曲げ
たものであり、シート51は一層構造であっても、2層
以上の多層構造であってもよい。シート51の表面に
は、その前端縁側(足掛け部)aと踏込部bと踏込み奥
部cとに、防滑性や遮音性を高め得る突起パターンP
1,P2,P3を0.5〜2mm程度の高さにたとえば
エンボス加工してある。シート51の前端縁52は加熱
して折り曲げることにより形成されている。
【0019】シート51の厚さは2〜5mmとするのが
好ましく、2mmより薄いと十分な防滑性や遮音性を期
待し得なくなる。シート51は軟質ポリエチレン樹脂の
ようなオレフィン系樹脂や軟質塩化ビニル樹脂などで成
形でき、それらの合成樹脂に可塑剤、充填剤、着色剤な
どの様々な添加剤や機能向上剤を加えることによって耐
磨耗性や耐候性や踏圧感などの物性を改善することが可
能である。
【0020】シート51の裏面にはブチルゴム系粘着剤
層61と接着剤層62とが設けられている。接着剤層6
2は、シート51の後端縁53の近傍箇所を横方向に横
切った帯状に形成されており、その接着剤層62の配さ
れていない箇所の全体にブチルゴム系粘着剤層61が設
けられている。ブチルゴム系粘着剤層61はテープまた
はシートの形で製造されたものを、上記シート51の裏
面に貼り付けることによって形成することができ、ま
た、接着剤層62は、施工現場でシート51の裏面のブ
チルゴム系粘着剤層61が形成されていない空所に接着
剤を塗布したり、踏板1の踏み面11側に塗布したりす
ることにより形成することができる。
【0021】図1〜図4に示すように、上記床板5は、
縞鋼板でなる階段の踏み面11とその踏み面11に連接
する蹴上げ12とに亘って重ね合わされており、床板5
と踏み面11および蹴上げ12との重なり箇所が上記し
たブチルゴム系粘着剤層61や接着剤層62によって接
合されている。これらの層61,62のうち、接着剤層
62は、踏み面11の前後方向後方部においてその踏み
面11を横切って帯状に設けられている。
【0022】また、図3および図4で判るように、床板
5における後端縁53と左右の側端縁54,54と前端
縁52は、シーリング剤7で踏み面11に接合されてい
る。このシーリング剤7は、床板5と踏み面11との接
合強度を高めることと、床板5と踏み面11の間の隙間
への水の浸入を防ぐこととに役立つ。ここで、シーリン
グ剤7を設ける箇所は、床板5における少なくとも後端
縁53である。したがって、後端縁53と左右の側端縁
54,54とだけに設けても、図示例のように後端縁5
3と左右の側端縁54,54と前端縁52の全周に亘っ
て設けてもよい。
【0023】図1〜図4で説明した実施形態において、
接着剤層62にはウレタン樹脂系接着剤、シリコン樹脂
系接着剤、変性シリコン樹脂系接着剤などの速乾性接着
剤を好適に用いることができ、これらのから選ばれる速
乾性接着剤を用いることによって、当該床板を施工した
後、使用可能になるまでの時間が短縮されて全体的な施
工性が改善されるという利点がある。また、シーリング
剤7には、エポキシ系、ウレタン系、変性シリコン系の
シーリング剤などから選ばれる公知のシーリング剤を好
適に用いることができる。さらに、上記の実施形態にお
いては、接着剤層62を踏み面11の前後方向後方部の
一箇所においてその踏み面11を横切って帯状に設けて
あるけれども、接着剤層62を他の箇所、たとえば踏み
面11の前後方向中央部や前後方向前方部などにその踏
み面11を横切って帯状に設けることも可能であり、そ
の際、接着剤層62を一箇所だけでなく複数箇所に設け
てもよい。
【0024】図5および図6は他の実施形態を示してい
る。この実施形態では、床板5と踏み面11および蹴上
げ12との重なり箇所が、踏み面11と蹴上げ12とに
より形作られたコーナ部Cを横切って設けられた帯状の
接着剤層62と、その接着剤層62の配されていない箇
所の全体に設けられたブチルゴム系粘着剤層61とによ
って接合されている。
【0025】図7はさらに他の実施形態を示している。
この実施形態では、床板5と踏み面11および蹴上げ1
2との重なり箇所が、踏み面11の前後方向後方部にそ
の踏み面を横切って設けられた帯状の接着剤層62と、
上記コーナ部Cを横切って設けられた帯状の接着剤層6
2と、それらの接着剤層62の配されていない箇所の全
体に設けられたブチルゴム系粘着剤層61とによって接
合されている。
【0026】この実施形態においては、接着剤層62
を、コーナ部Cの他に、踏み面11の前後方向後方部の
一箇所においてその踏み面11を横切って帯状に設けて
あるけれども、コーナ部Cの他に、接着剤層62を踏み
面11の他の箇所、たとえば踏み面11の前後方向中央
部や前後方向前方部などにその踏み面11を横切って帯
状に設けることも可能であり、その際、接着剤層62を
一箇所だけでなく複数箇所に設けてもよい。
【0027】図5〜図7に示した各実施形態において、
上記した事項以外については図1〜図4で説明したとこ
ろとまったく同様であるので、同一部分に同一符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0028】以上説明した各実施形態においては、踏板
1を縞鋼板で形成してあるけれども、縞鋼板以外の材
料、たとえば表面に小突起を有していない平鋼板のほ
か、コンクリートや木で踏板が形成された階段に対して
も本発明を適用することが可能である。縞鋼板を踏板1
に用いた階段の構造に本発明を適用すると、縞鋼板の表
面に形成されている多数の小突起が床板5のブチルゴム
系粘着剤層61や接着剤層62に喰い込んだ状態になっ
て床板5の位置ずれを防ぐことに役立つという利点があ
る。
【0029】
【実施例】本発明の効果を確認するために行った実施例
を説明する。
【0030】傾斜のついた台にサンプルを貼り付け、荷
重を加えてその位置ずれを調査した。サンプルの横幅は
33mm、荷重は5kgfを2分間サイクルで30分間
加えた(136kgfの荷重に相当する)。ブチルゴム
系粘着剤のみでサンプルを貼り付けた場合には、温度7
0℃で2mmの位置ずれを生じた。これに対し、ブチル
ゴム系粘着剤の一部を、踏み面を横切る帯状の接着剤層
(速乾性接着剤の塗布層)で置換したもの(発明相当
品)では、位置ずれがまったく生じなかった。また、上
記発明相当品の周辺部に一液性シーリング剤を施した場
合にも、位置ずれがまったく生じなかった。
【0031】
【発明の効果】各請求項に記載した本発明に係る階段の
構造によれば、床板と踏み面との接合が、ブチルゴム系
粘着剤層のみならず接着剤層によっても行われているの
で、通常の使用状態では剥離や位置ずれの心配がない。
そして、たとえ、気温の高い夏場に、踏板に使われてい
る縞鋼板の温度が上がってブチルゴム系粘着剤が軟化し
ても、床板が位置ずれを起こす心配がなくなる。したが
って、本発明によると、床板の剥離や位置ずれを起こさ
ない階段の構造を提供することができるようになる。ま
た、請求項3に係る発明によると、床板コーナ部に変則
的に繰り返しかかる踏圧力によるその部分の破壊がかな
り減少する。
【0032】また、請求項5に係る発明によると、シー
リング剤によって、床板と踏み面との接合強度が高めら
れると同時に、床板と踏み面の間の隙間への水の浸入に
伴う床板の剥離などが防止されるので、床板の耐剥離性
や耐位置ずれ性が長期に亘って良好に維持される。
【0033】さらに、請求項6や請求項7に係る発明の
ように、踏板に鋼板、特に縞鋼板が使われていると、縞
鋼板の表面の小突起が床板の位置ずれを防ぐことに役立
つので、耐位置ずれ性がさらに改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による階段の構造の一部
を破断して示した概略斜視図である。
【図2】合成樹脂製の階段用床板を示す概略斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図4】図3の要部を説明的に表した平面図である。
【図5】本発明の実施の他の形態を示す断面図である。
【図6】図5の要部を説明的に表した平面図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 踏板 5 床板 7 シーリング剤 11 踏み面 12 蹴上げ 61 ブチルゴム系粘着剤層 62 接着剤層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−123214(JP,A) 特開 平5−311856(JP,A) 実開 平6−44909(JP,U) 実開 平2−58529(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 11/16 E04F 15/00 E04D 5/00 - 12/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の踏み面とその踏み面に連接する蹴
    上げとに亘って合成樹脂製の階段用床板が重ね合わさ
    れ、 床板と踏み面および蹴上げとの重なり箇所が、踏み面を
    横切って設けられた帯状の接着剤層と、その接着剤層の
    配されていない箇所の全体に設けられたブチルゴム系粘
    着剤層とによって接合されていることを特徴とする階段
    の構造。
  2. 【請求項2】 踏み面を横切る帯状の接着剤層が、踏み
    面の前後方向後方部に設けられている請求項1に記載の
    階段の構造。
  3. 【請求項3】 階段の踏み面とその踏み面に連接する蹴
    上げとに亘って合成樹脂製の階段用床板が重ね合わさ
    れ、 床板と踏み面および蹴上げとの重なり箇所が、踏み面と
    蹴上げとにより形作られたコーナ部を横切って設けられ
    た帯状の接着剤層と、その接着剤層の配されていない箇
    所の全体に設けられたブチルゴム系粘着剤層とによって
    接合されていることを特徴とする階段の構造。
  4. 【請求項4】 階段の踏み面とその踏み面に連接する蹴
    上げとに亘って合成樹脂製の階段用床板が重ね合わさ
    れ、 床板と踏み面および蹴上げとの重なり箇所が、踏み面を
    横切って設けられた帯状の接着剤層と、踏み面と蹴上げ
    とにより形作られたコーナ部を横切って設けられた帯状
    の接着剤層と、それらの接着剤層の配されていない箇所
    の全体に設けられたブチルゴム系粘着剤層とによって接
    合されていることを特徴とする階段の構造。
  5. 【請求項5】 踏み面とその踏み面に重なり合っている
    床板における少なくとも前後方向後方側の端縁とが、シ
    ーリング剤で接合されている請求項1、請求項2、請求
    項3、請求項4のいずれかに記載の階段の構造。
  6. 【請求項6】 踏み面を有する踏板が鋼板である請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれ
    かに記載の階段の構造。
  7. 【請求項7】 鋼板が縞鋼板である請求項6に記載の階
    段の構造。
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