JPS6222584Y2 - - Google Patents

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JPS6222584Y2
JPS6222584Y2 JP1983194036U JP19403683U JPS6222584Y2 JP S6222584 Y2 JPS6222584 Y2 JP S6222584Y2 JP 1983194036 U JP1983194036 U JP 1983194036U JP 19403683 U JP19403683 U JP 19403683U JP S6222584 Y2 JPS6222584 Y2 JP S6222584Y2
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JP
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slip
partition piece
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piece
front side
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JP1983194036U
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JPS59111226U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として階段に用いる建物用すべり
止めに関するものである。
建物用すべり止めは、階段の段鼻部に固着され
て使用されるもので、一般的に、階段段鼻部へ
の強固な固着力、先端部分における緩衝性、
上面部分における所要のすべり止め効果という三
つの機能を完全に充足することが望ましい。
一方、従来、この種のすべり止めとしては、例
えば第1図あるいは第2図に示されるように、す
べり止めの先端部が硬質材料で形成されたもの、
あるいは、すべり止め材を硬質材にて形成し、そ
の前後縁に軟質材を装着したもの(実開昭51−
92929号公報参照)が提案されているが、前者の
ものは、緩衝効果に欠け、後者のものは、緩衝性
に対する配慮はなされているが、階段段鼻部への
固着部材とすべり止め部が同一の材料で形成され
ているため、固着強度も高くかつ所要のすべり止
め効果をも発揮できるようにすることが難しく、
かつ、緩衝部とすべり止め部における接着不良が
生じやすいという欠点を有し、いまだ完全に上述
した機能のすべてを充足するものは提案されてい
ない。
本考案は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、階段段鼻部への固着力が高く、か
つ先端に緩衝性を具えるとともにその表面に所要
のすべり止め効果を発揮する建物用すべり止めを
提供することを目的とする。
以下、本考案による建物用すべり止めの実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
第3図において、基板11は、階段の段鼻部に
すべり止めを止着する基部部材であり、該階段段
鼻部への固着強度を考慮して金属材料により形成
され、細長い水平片12の先端に下方に垂下する
係止前縁13を一体に連設して断面略倒L字状に
形成されている。上記基板11の水平片12の上
面中央部には、基板11の長手方向に適宜の突出
高さで連続する仕切片14が一体に突設されてい
る。
上記基板11は、水平片12に突設される仕切
片14を挟んでその前側壁により当接面14aを
形成する略逆L字状の前側面11aとその後側壁
により当接面14bを形成する略L字状の後側面
11bとを有している。
上記仕切片14を挟んで、その前側面11aに
は軟質性材料からなる前側すべり止め部材15が
一体的に固着されている。この前側すべり止め部
材15は、軟質性の合成ゴム或は合成樹脂等の柔
軟性を有する材料から製せられ、第3図に示すよ
うに、その内部には中空部20が形成され、その
上面から前側面にかけて半円形に形成されるとと
もに、その前端は上記係止前縁13の前側面と略
一致するようにされている。従つて、すべり止め
の先端角部16は、あたかもタイヤのようになつ
た軟質性材料によつて形成されることになり、衝
撃に対する緩衝効果を高め、その安全性を向上さ
せることができる。
上記仕切片14を挟んでその後側面11bに
は、後側すべり止め部材17が一体的に固着され
ている。
この後側すべり止め部材17は、硬質あるいは
半硬質の合成樹脂材により形成され、その表面に
はすべり止め効果をより向上させるために複数の
凹凸条18,18′からなるすべり止め部19が
形成されている。
なお、本考案による建物用すべり止めを形成す
るには、押出成型機により押出成型された前側す
べり止め部材15及び後側すべり止め部材17を
仕切片14を挟んで水平片12の前側面11aお
よび後側面11bの上面にプレス加工して一体的
に圧着したり、あるいは上記基板11を押出成型
機に通して上記前後側すべり止め部材15,17
を水平片12の上面に一体的に融着すればよい。
この場合、前側すべり止め部材15と後側すべ
り止め部材17とは、各の底面部に加えて、その
後端部あるいは前端部において仕切片14の当接
面14a,14bに接合されることとなるので、
単に前側すべり止め部材15と後側すべり止め部
材17とを基板11上にのみ連接する場合に比べ
て接合面積が増大し、かつ直接二つの部材15,
17が直接連接しないため、階段昇降に際しての
踏圧で起こる垂直応力、水平応力等によつてすべ
り止め部材15,17が位置ずれを起こすことが
なく、また二つの部材が相互に剥離せず基板11
からの脱離を防止することができる。
第4図は本考案の第二の実施例を示す断面図で
ある。
前述の第3図においては、前側すべり止め部材
15の前端が基板11の係止前縁13の前側面と
略一致するように形成した場合について図示した
が、本考案はこれに限られず、第4図に示すよう
に、前側すべり止め部材15の前端を上記係止前
縁13の前側面より前方に突出させてもよい。
この場合は、階段からの転落等により手、足、
頭部等が硬質材料の係止前縁13に直接衝突しな
いようにするとともに、上面からの踏圧によつて
生ずる前側すべり止め部材15の変形からの損傷
や仕切片14との連接部の剥れ等を一層防止する
ことができる。
第5図は第三の実施例を示す断面図である。
この実施例においては、後側すべり止め部材1
7の後端が踏面または蹴上げ面に張着される仕上
げタイル22と同一高さとなるように後方に向つ
て傾斜され、かつ全体がやや薄肉に形成されてい
る。
このように後側すべり止め部材17がやや薄肉
状に形成されているので、前側すべり止め部材1
5は、第5図に示すように、後側すべり止め部材
17の表面より高く突出し、かつ係止前縁13の
前側面より前方へ突出してすべり止め先端角部の
緩衝効果を高めるとともに、階段昇降時の激しい
踏圧に対する耐久性を保持することができる。
なお、上記前側すべり止め部材15の表面に細
かい凹凸条を設けて後側すべり止め部材17との
違和感を和らげ意匠的な効果を高めることが望ま
しい。
また、上記前側すべり止め部材15は、階段昇
降時に最も多く踏まれる部分に位置しているの
で、後側すべり止め部材17に比して表面が摩耗
しやすく、かつ変形が大であるため、その全体あ
るいは表面層を例えばウレタン等の耐摩耗性の高
い柔軟性を有する材料で形成することも考えられ
る。
第3図又は第4図に示すようなすべり止めの貼
付施工においては、階段段鼻部21に定木を埋込
んで予め取付凹所を形成し、この凹所に接着剤等
によりすべり止めを貼着することによつて階段基
部に固定していたが、この実施例によるすべり止
めの場合は、階段段鼻部21に上記のような取付
凹所を形成することなく直接すべり止めを貼着す
ることができ、取付施工が容易となる。第6図は
本考案の第四の実施例を示す断面図であり、仕切
片14の突出高さをすべり止め部材15,17の
表面よりも若干低くなるように形成した場合を示
すものである。
すなわち、仕切片14の突出高さとすべり止め
部材15,17の表面高さをほぼ同一にすること
によつて、一般に耐摩耗性の低いすべり止め部材
15,17はその摩耗量が大きいので、ある程度
の期間使用するとすべり止め部材15,17の表
面高さが仕切片14の突出高さより低くなつて履
物の裏面がすべり止め部材15,17に接触しに
くくなり、すべり止めの効果が滅殺されてしま
う。従つて、上記両者の摩耗量の差の分だけ予め
仕切片14の突出高さを低くしておくことが望ま
しい。
第7図は第5図の実施例を示す断面図である。
この実施例においては、基板11に突設される
仕切片14の上端に横向きの突縁23,23′が
設けられている。
この場合は、上記突縁23,23′の横方向の
突出によつて前側すべり止め部材15および後側
すべり止め部材17と基板11との係合が得ら
れ、上記すべり止め部材15,17は基板11の
前側面11aおよび後側面11bからの剥離を一
層防止することができる。
第8図は第六の実施例を示す断面図である。
この実施例においては、基板11の係止前縁1
3の前側面を前側すべり止め部材15と連続して
同一の軟質性材料からなる被覆片24で覆つてい
る。
この場合は、すべり止めの先端角部16ばかり
でなく、前側面も軟質性材料で被覆されているの
で、更に緩衝効果を高め安全性を向上することが
できる。なお、被覆片24の下端は、係止前縁1
3の下端内側に巻き込むようにしてもよい。
上記第4図ないし第8図中における第3図の符
号と同一符号は同一の部材を示す。
本考案は以上説明したように、建物用すべり止
めを形成する前側すべり止め部材と後側すべり止
め部材を一体的に固着する基板を、階段の段鼻部
への固着に最適な金属材料により構成したので、
すべり止めを階段の段鼻部へ確実強固に固着する
ことができ、使用中のすべり止めの脱落を完全に
防止することができる上に、階段の段鼻部分に位
置される前側すべり止め部材を、軟質性材料によ
り形成するとともに、その内部に中空部を形成し
たので、先端部における緩衝効果を高めすべり止
めの安全性を向上させることができる。
その上、後側すべり止め部材を硬質又は半硬質
の合成樹脂材から構成したので、建物用すべり止
めの使用される部位によつて、例えば耐摩耗性の
高い材料を使用して製品寿命を長くしたり、ある
いは容易に褪色しない材料を使用して長期に渡り
美観を保つようにしたりする等、その材料をすべ
り止めの後端に位置される階段踏板に対応して適
宜に選択することができ、種々の要求に合致した
すべり止めを提供することができる。
さらに、前側すべり止め部材および後側すべり
止め部材は、基板の前側面および後側面ととも
に、仕切片の前後側壁に形成される当接面にその
後側端あるいは前側端を接合させた状態で固着さ
れ、前側すべり止め部材は、基板の前側面との接
合に加えその後側端部位が仕切片の当接面に固着
されるとともに、後側すべり止め部材も、その前
側端部が仕切片の当接面に固着されているので、
基板との接合面積が増加し、単に異種材料からな
る部材を基板上に列設した場合には、踏圧等によ
りこれらが基板に沿つて移動し、部材間が剥離し
たり、脱落することがあるのに対し、仕切片を介
在することによつて移動を防ぎ、踏圧等による脱
落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の建物用すべり止めを
示す断面図、第3図は本考案による建物用すべり
止めの第一の実施例を示す斜視図、第4図ないし
第8図は第二の実施例を示す断面図である。 11……基板、11a……前側面、11b……
後側面、12……水平片、13……係止前縁、1
4……仕切片、14a,14b……当接面、15
……前側すべり止め部材、17……後側すべり止
め部材、19……すべり止め部、20……中空
部、23,23′……突縁、24……被覆片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略倒L字状で金属材料により構成される基
    板の水平片の上面にはその長手方向に適宜の突出
    高さで連続する仕切片を一体に突出し、この基板
    には仕切片を挟んでその前側壁により当接面を形
    成する前側面とその後側壁により当接面を形成す
    る後側面とを有し、その前側面には内部に中空部
    を有するとともに、その後側端を上記仕切片の当
    接面に接合させた軟質性材料からなる前側すべり
    止め部材を、後側面には表面にすべり止め部を有
    するとともにその前側端を上記仕切片の当接面に
    接合させた硬質又は半硬質の合成樹脂料からなる
    後側すべり止め部材をそれぞれ上記基板と一体に
    固着したことを特徴とする建物用すべり止め。
JP19403683U 1983-12-19 1983-12-19 建物用すべり止め Granted JPS59111226U (ja)

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JP19403683U JPS59111226U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 建物用すべり止め

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JP19403683U JPS59111226U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 建物用すべり止め

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Publication Number Publication Date
JPS59111226U JPS59111226U (ja) 1984-07-27
JPS6222584Y2 true JPS6222584Y2 (ja) 1987-06-09

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ID=30417184

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52141016A (en) * 1976-05-19 1977-11-25 Naka Tech Lab Assembled antiisliding material
JPS5372320A (en) * 1976-12-08 1978-06-27 Naka Tech Lab Antiskid for stairs

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423771Y2 (ja) * 1975-01-22 1979-08-14

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JPS59111226U (ja) 1984-07-27

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