JPS6132043Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6132043Y2 JPS6132043Y2 JP13612384U JP13612384U JPS6132043Y2 JP S6132043 Y2 JPS6132043 Y2 JP S6132043Y2 JP 13612384 U JP13612384 U JP 13612384U JP 13612384 U JP13612384 U JP 13612384U JP S6132043 Y2 JPS6132043 Y2 JP S6132043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip
- substrate
- board
- cylindrical body
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 239000004566 building material Substances 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 1
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- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建物の階段角部に取付けられる建物用
すべり止めに関するものである。
すべり止めに関するものである。
従来階段に取付けられるすべり止め１は、第２
図に示されるように、階段２の角部の凹所３を設
けてすべり止め１があまり突出されないように取
付けられていたが、この凹所３を設けることは階
段施工上煩雑な工事となり、角部を平滑状に施工
することが望まれるようになり、それに伴つてす
べり止め１自体も比較的その厚味を薄くしなけれ
ばならなかつた。
図に示されるように、階段２の角部の凹所３を設
けてすべり止め１があまり突出されないように取
付けられていたが、この凹所３を設けることは階
段施工上煩雑な工事となり、角部を平滑状に施工
することが望まれるようになり、それに伴つてす
べり止め１自体も比較的その厚味を薄くしなけれ
ばならなかつた。
しかし、すべり止め１を薄く形成することは、
とくにその基材４に凹溝５を形成してすべり止め
材６を嵌着するすべり止め１では、その嵌合部分
が少なくなり昇降途中の剥離等の問題が生じ、第
２図に示されるように、そのすべり止め材６を円
筒状体としたものでは、踏圧によつて回転運動が
生じて脱抜が生じ易かつた。
とくにその基材４に凹溝５を形成してすべり止め
材６を嵌着するすべり止め１では、その嵌合部分
が少なくなり昇降途中の剥離等の問題が生じ、第
２図に示されるように、そのすべり止め材６を円
筒状体としたものでは、踏圧によつて回転運動が
生じて脱抜が生じ易かつた。
また、このような嵌合式のすべり止めに代え
て、第３図に示されるように、基板４の上面には
凸部７あるいは、第４図に示されるように、中空
突部８を一体に突出したものも存していたが、こ
れらはいずれもその突出される凸部７あるいは中
空突部８の結合部分が基材４の平板部分の上面で
あるため、昇降の際の踏圧等によつて結合部分が
ちぎれたりすることになり同様のすべり止め効果
を失わせることになつた。
て、第３図に示されるように、基板４の上面には
凸部７あるいは、第４図に示されるように、中空
突部８を一体に突出したものも存していたが、こ
れらはいずれもその突出される凸部７あるいは中
空突部８の結合部分が基材４の平板部分の上面で
あるため、昇降の際の踏圧等によつて結合部分が
ちぎれたりすることになり同様のすべり止め効果
を失わせることになつた。
本考案は上記に鑑み、略Ｌ字状の基板を比較的
薄肉に成形することができる硬質合成樹脂材より
製すると共に、この基板の先端側から後端側の上
面には、その下半部を基板の凹部内に一体に結合
され、その上半部を基板より上方に突出する複数
個の円筒状体を並列し、その各々の円筒状体の側
面部を結合して形成される軟質合成樹脂材より製
せられる表面材を被覆して、基板と表面材との結
合を強固にすると共に、表面部分に十分なるすべ
り止め効果と緩衝効果を与えることのできる建物
用すべり止めを提供するものである。
薄肉に成形することができる硬質合成樹脂材より
製すると共に、この基板の先端側から後端側の上
面には、その下半部を基板の凹部内に一体に結合
され、その上半部を基板より上方に突出する複数
個の円筒状体を並列し、その各々の円筒状体の側
面部を結合して形成される軟質合成樹脂材より製
せられる表面材を被覆して、基板と表面材との結
合を強固にすると共に、表面部分に十分なるすべ
り止め効果と緩衝効果を与えることのできる建物
用すべり止めを提供するものである。
本考案の構成を以下の実施例の基づいて説明す
ると、９は硬質合成樹脂材より製せられる略Ｌ字
状の基板で、その下面を平担状に形成した平板状
主体９ａの先端に略直角状に係止前縁９ｂを連設
している。この基板９は平板状主体９ａを階段２
の角部付近の踏面２ａに、また係止前縁９ｂを階
段２の蹴上面２ｂに設置される。
ると、９は硬質合成樹脂材より製せられる略Ｌ字
状の基板で、その下面を平担状に形成した平板状
主体９ａの先端に略直角状に係止前縁９ｂを連設
している。この基板９は平板状主体９ａを階段２
の角部付近の踏面２ａに、また係止前縁９ｂを階
段２の蹴上面２ｂに設置される。
１０は上記基板９の先端側から後端側の上面
に、その成形時一体的に被覆される軟質合成樹脂
材から製せられる表面材で、この表面材１０は、
その下半部１１ｂをこの基板９に形成される凹部
９ｃ内に一体に結合され、その上半部１１ａを基
板９より上方の突出されている複数個の円筒状体
１１を並列し、各々の円筒状体１１，１１…の側
面部を結合して形成されている。
に、その成形時一体的に被覆される軟質合成樹脂
材から製せられる表面材で、この表面材１０は、
その下半部１１ｂをこの基板９に形成される凹部
９ｃ内に一体に結合され、その上半部１１ａを基
板９より上方の突出されている複数個の円筒状体
１１を並列し、各々の円筒状体１１，１１…の側
面部を結合して形成されている。
なお、こ表面材１０は、昇降の際履物により擦
過されて摩耗が激しいため、その耐摩耗性が高
く、しかも表面の柔軟性が損われない軟質性のウ
レタン樹脂を用いることも可能である。
過されて摩耗が激しいため、その耐摩耗性が高
く、しかも表面の柔軟性が損われない軟質性のウ
レタン樹脂を用いることも可能である。
上記の如く構成されたすべり止め１を階段に固
定するには基板９の下面に感圧性粘着シート（図
示せず）を貼着するか、別途接着材を階段角部に
塗布して接着されるが、これらの接着強度を高め
るため基板９の下面に多数の筋溝を設けて粗面加
工することが望ましい。
定するには基板９の下面に感圧性粘着シート（図
示せず）を貼着するか、別途接着材を階段角部に
塗布して接着されるが、これらの接着強度を高め
るため基板９の下面に多数の筋溝を設けて粗面加
工することが望ましい。
本考案は上記の如き構成を有しているもので、
硬質合成樹脂材から製せられる基板の上面には、
その下半部が上記基板の凹部内に一体に結合さ
れ、その上半部を基板より上方に突出する複数個
の円筒状体を並列し、各々の円筒状体の側面部を
結合して形成される軟質合成樹脂材から製せられ
る表面材を被覆してなり、表面材と基板とは、こ
の基板の凹部内で、各々の円筒状体の下半部がそ
の周面にわたつて波形状に結合されているので非
常に強固であり、使用中途において脱抜したり、
ちぎれたりすることがなく長期間の使用に耐える
ことができる。
硬質合成樹脂材から製せられる基板の上面には、
その下半部が上記基板の凹部内に一体に結合さ
れ、その上半部を基板より上方に突出する複数個
の円筒状体を並列し、各々の円筒状体の側面部を
結合して形成される軟質合成樹脂材から製せられ
る表面材を被覆してなり、表面材と基板とは、こ
の基板の凹部内で、各々の円筒状体の下半部がそ
の周面にわたつて波形状に結合されているので非
常に強固であり、使用中途において脱抜したり、
ちぎれたりすることがなく長期間の使用に耐える
ことができる。
また、表面材の円筒状体は基板より上方に突出
する上半部と、基板内に埋植されている下半部と
によつて中空部分が形成され、しかも、各々の円
筒状体がその側面部で連続状に結合されているた
め、外部からの押圧や衝撃に対して複数個集合さ
れている円筒状体全体に作用して大きな衝撃吸収
効果が得られることができ、また緩衝作用が表面
材全体で行われて硬質材からなる基板の衝撃から
の破損を防止して比較的薄肉の基板を用いること
を可能としており、従つて、階段に凹所を設ける
必要がないすべり止め効果を得ることができ、階
段全体の施工を簡便にかつ廉価に仕上げることが
できる。
する上半部と、基板内に埋植されている下半部と
によつて中空部分が形成され、しかも、各々の円
筒状体がその側面部で連続状に結合されているた
め、外部からの押圧や衝撃に対して複数個集合さ
れている円筒状体全体に作用して大きな衝撃吸収
効果が得られることができ、また緩衝作用が表面
材全体で行われて硬質材からなる基板の衝撃から
の破損を防止して比較的薄肉の基板を用いること
を可能としており、従つて、階段に凹所を設ける
必要がないすべり止め効果を得ることができ、階
段全体の施工を簡便にかつ廉価に仕上げることが
できる。
第１図本考案に係る建物用すべり止めの取付け
状態を示す断面図、第２図乃第４図は従来のすべ
り止めを示す断面図である。 １……すべり止め、９……基板、１０……表面
材、１１……円筒状体、１１ａ……円筒状体１１
の上半部、１１ｂ……円筒状体１１の下半部。
状態を示す断面図、第２図乃第４図は従来のすべ
り止めを示す断面図である。 １……すべり止め、９……基板、１０……表面
材、１１……円筒状体、１１ａ……円筒状体１１
の上半部、１１ｂ……円筒状体１１の下半部。
Claims (1)
- 硬質合成樹脂材より製せられる略Ｌ字状の基板
の先端側から後端側の上面には、その下半部を上
記基板の凹部内に一体に結合され、その上半部を
基板より上方に突出される複数個の円筒状体を並
列し、その各々の円筒状体の側面部を結合して形
成される硬質合成樹脂材ら製せられる表面材を被
覆してなる建物用すべり止め。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13612384U JPS6068128U (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 建物用すべり止め |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13612384U JPS6068128U (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 建物用すべり止め |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6068128U JPS6068128U (ja) | 1985-05-15 |
| JPS6132043Y2 true JPS6132043Y2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=30306162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13612384U Granted JPS6068128U (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 建物用すべり止め |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6068128U (ja) |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP13612384U patent/JPS6068128U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6068128U (ja) | 1985-05-15 |
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