JP3171402B2 - 画像形成装置の給紙案内装置 - Google Patents
画像形成装置の給紙案内装置Info
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- JP3171402B2 JP3171402B2 JP08395391A JP8395391A JP3171402B2 JP 3171402 B2 JP3171402 B2 JP 3171402B2 JP 08395391 A JP08395391 A JP 08395391A JP 8395391 A JP8395391 A JP 8395391A JP 3171402 B2 JP3171402 B2 JP 3171402B2
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- guide
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の給紙案
内装置に関する。
内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2−110039号公報に
記載されているように、画像形成装置の装置本体の下方
に複数の給紙カセットを配設し、これらの給紙カセット
の何れか一つから用紙を上方の画像形成装置に向けて供
給し、複写枚数が多い場合には、装置本体の側面に配設
された大型給紙装置から用紙を給紙するようにした画像
形成装置がある。
記載されているように、画像形成装置の装置本体の下方
に複数の給紙カセットを配設し、これらの給紙カセット
の何れか一つから用紙を上方の画像形成装置に向けて供
給し、複写枚数が多い場合には、装置本体の側面に配設
された大型給紙装置から用紙を給紙するようにした画像
形成装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−11003
9号公報に記載された画像形成装置のように、装置本体
の下方に給紙カセットを配設する形式は一般的にフロン
トローディングタイプと称せられ、給紙カセットへの用
紙の補給等を装置本体の前面から行うもので、装置本体
の設置スペースの縮小化に寄与することができるが、こ
のようなフロントローディングタイプは給紙カセットか
ら上方に延出する給紙通路の全長が長くなり、この給紙
通路を形成するために長い対の用紙ガイドを必要とす
る。また、用紙を搬送する搬送ローラは用紙ガイドによ
り保持されるが、用紙ガイドが長いと言うことは用紙ガ
イドの剛性が不足勝ちになるため、対の搬送ローラ間の
接触圧が小さくなり用紙の搬送力が低下する。この結
果、用紙の不送り、ジャム等が発生する。用紙ガイドを
分割する方法もあるが、この方法は用紙ガイドの数が増
加し、それらを個々に支持するための構造も複雑化し、
コストが高くなる。
9号公報に記載された画像形成装置のように、装置本体
の下方に給紙カセットを配設する形式は一般的にフロン
トローディングタイプと称せられ、給紙カセットへの用
紙の補給等を装置本体の前面から行うもので、装置本体
の設置スペースの縮小化に寄与することができるが、こ
のようなフロントローディングタイプは給紙カセットか
ら上方に延出する給紙通路の全長が長くなり、この給紙
通路を形成するために長い対の用紙ガイドを必要とす
る。また、用紙を搬送する搬送ローラは用紙ガイドによ
り保持されるが、用紙ガイドが長いと言うことは用紙ガ
イドの剛性が不足勝ちになるため、対の搬送ローラ間の
接触圧が小さくなり用紙の搬送力が低下する。この結
果、用紙の不送り、ジャム等が発生する。用紙ガイドを
分割する方法もあるが、この方法は用紙ガイドの数が増
加し、それらを個々に支持するための構造も複雑化し、
コストが高くなる。
【0004】さらに、給紙通路が長いためジャム処理も
面倒で、給紙通路を開放するにはその給紙通路と大型給
紙装置との間隔を大きくする必要があり、この場合に
は、装置本体からの大型給紙装置の突出量が大きくな
り、省スペース化の要求にに応えることができない。ま
た、装置本体の側面に装着された大型給紙装置は、用紙
を側方から供給するもので、この大型給紙装置に用紙を
補給し、或いは、サイズの異なる用紙を入れ替える場合
には、装置本体の前面から側方に回り込んだ方が操作し
易い。しかし、そのために装置本体の側方に作業スペー
スを開けることは省スペース化の要求に反する。
面倒で、給紙通路を開放するにはその給紙通路と大型給
紙装置との間隔を大きくする必要があり、この場合に
は、装置本体からの大型給紙装置の突出量が大きくな
り、省スペース化の要求にに応えることができない。ま
た、装置本体の側面に装着された大型給紙装置は、用紙
を側方から供給するもので、この大型給紙装置に用紙を
補給し、或いは、サイズの異なる用紙を入れ替える場合
には、装置本体の前面から側方に回り込んだ方が操作し
易い。しかし、そのために装置本体の側方に作業スペー
スを開けることは省スペース化の要求に反する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成部と、この画像形成部の下方に上下方向に間隔を開
けて配置された複数の給紙カセットと、これらの給紙カ
セットの先端部から前記画像形成部に向けて縦方向に延
出する用紙ガイドと、この用紙ガイドを挟んで前記給紙
カセットの配置位置と逆側に位置するとともに前記用紙
ガイドに所定の隙間を開けて側面が対向配置された大型
給紙装置と、前記用紙ガイドと前記大型給紙装置の前記
側面とにより形成されてすべての前記給紙カセットから
引き出された用紙を案内する給紙通路とよりなる。
形成部と、この画像形成部の下方に上下方向に間隔を開
けて配置された複数の給紙カセットと、これらの給紙カ
セットの先端部から前記画像形成部に向けて縦方向に延
出する用紙ガイドと、この用紙ガイドを挟んで前記給紙
カセットの配置位置と逆側に位置するとともに前記用紙
ガイドに所定の隙間を開けて側面が対向配置された大型
給紙装置と、前記用紙ガイドと前記大型給紙装置の前記
側面とにより形成されてすべての前記給紙カセットから
引き出された用紙を案内する給紙通路とよりなる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、用
紙ガイドの奥側の一側の近傍に大型給紙装置を垂直な回
動軸心をもって回動自在に保持する支点部を設けた。
紙ガイドの奥側の一側の近傍に大型給紙装置を垂直な回
動軸心をもって回動自在に保持する支点部を設けた。
【0007】請求項3の発明は、請求項1において、用
紙ガイドの奥側の一側と手前側の一側との近傍に大型給
紙装置を垂直な回動軸心をもって回動自在に保持する支
点部を設けた。
紙ガイドの奥側の一側と手前側の一側との近傍に大型給
紙装置を垂直な回動軸心をもって回動自在に保持する支
点部を設けた。
【0008】
【作用】請求項1の発明は、大型給紙装置の側面を、給
紙通路を形成するための対の用紙ガイドの一方の用紙ガ
イドとして兼用することができ、これにより、用紙ガイ
ドの数を少なくすると共に用紙ガイドを支持する支持構
造を簡略化することが可能となる。また、大型給紙装置
の側面は単体の用紙ガイドに比して剛性が高いため、搬
送ローラの支持強度を高め、対の搬送ローラの接触圧を
一定以上に維持することができ、これにより、用紙の不
送りやジャム等の発生を少なくすることができる。
紙通路を形成するための対の用紙ガイドの一方の用紙ガ
イドとして兼用することができ、これにより、用紙ガイ
ドの数を少なくすると共に用紙ガイドを支持する支持構
造を簡略化することが可能となる。また、大型給紙装置
の側面は単体の用紙ガイドに比して剛性が高いため、搬
送ローラの支持強度を高め、対の搬送ローラの接触圧を
一定以上に維持することができ、これにより、用紙の不
送りやジャム等の発生を少なくすることができる。
【0009】請求項2の発明は、支点部を中心として大
型給紙装置を回動させることにより、給紙通路を手前側
に向けて広く開放することができ、これにより、ジャム
処理を容易に行うことが可能となる。
型給紙装置を回動させることにより、給紙通路を手前側
に向けて広く開放することができ、これにより、ジャム
処理を容易に行うことが可能となる。
【0010】請求項3の発明は、奥側の支点部を中心と
して大型給紙装置を回動させることにより、給紙通路を
手前側に向けて広く開放し、ジャム処理を容易に行うこ
とが可能となり、また、手前側の支点部を中心として大
型給紙装置を回動させることにより、大型給紙装置への
用紙の補給或いはサイズの異なる用紙の入れ替え作業を
画像形成装置本体の前面側から容易に行うことが可能と
なる。
して大型給紙装置を回動させることにより、給紙通路を
手前側に向けて広く開放し、ジャム処理を容易に行うこ
とが可能となり、また、手前側の支点部を中心として大
型給紙装置を回動させることにより、大型給紙装置への
用紙の補給或いはサイズの異なる用紙の入れ替え作業を
画像形成装置本体の前面側から容易に行うことが可能と
なる。
【0011】
【実施例】請求項1の発明の一実施例を図1に基づいて
説明する。1は画像形成装置の本体で、この本体1の上
部には原稿の内容を光学的に読み取る原稿読取装置2が
装着され、内部には用紙搬送路3と画像形成部4とが設
けられている。この画像形成部4は、回転自在に保持さ
れた感光体5と、この感光体5に電圧を印加して帯電さ
せる帯電チャージャ6と、前記原稿読取装置2によって
形成された感光体5上の静電潜像を現像する現像器7
と、感光体5上の現像画像を用紙に転写する転写チャー
ジャ8と、感光体5から用紙を分離させる分離チャージ
ャ9と、感光体5を清掃するクリーニングユニット10
と、前記転写チャージャ8を通過した用紙を挾持してこ
の用紙に転写された転写画像を定着する定着部11とよ
りなる。さらに、前記用紙搬送路3には、搬送ローラ1
2と、リバースローラ13と、レジストローラ14とが
順次配設され、前記定着部11と排紙受け15との間に
は排紙ローラ16が設けられている。
説明する。1は画像形成装置の本体で、この本体1の上
部には原稿の内容を光学的に読み取る原稿読取装置2が
装着され、内部には用紙搬送路3と画像形成部4とが設
けられている。この画像形成部4は、回転自在に保持さ
れた感光体5と、この感光体5に電圧を印加して帯電さ
せる帯電チャージャ6と、前記原稿読取装置2によって
形成された感光体5上の静電潜像を現像する現像器7
と、感光体5上の現像画像を用紙に転写する転写チャー
ジャ8と、感光体5から用紙を分離させる分離チャージ
ャ9と、感光体5を清掃するクリーニングユニット10
と、前記転写チャージャ8を通過した用紙を挾持してこ
の用紙に転写された転写画像を定着する定着部11とよ
りなる。さらに、前記用紙搬送路3には、搬送ローラ1
2と、リバースローラ13と、レジストローラ14とが
順次配設され、前記定着部11と排紙受け15との間に
は排紙ローラ16が設けられている。
【0012】前記本体1には、複数の給紙カセット17
が上下方向に間隔を開けて配列され、これらの給紙カセ
ット17の先端部には給紙ローラ18と分離ローラ19
とが互いに接触されて回転自在に設けられている。ま
た、これらの給紙カセット17の先端面に沿う用紙ガイ
ド20が前記本体1に固定的に設けられている。そし
て、前記本体1の右側には大型給紙装置21が装着され
ている。この大型給紙装置は、ベルト22により昇降さ
れる昇降台23と、この昇降台23に積層された用紙2
4に接触される給紙ローラ25と、用紙24の先端縁を
揃える規制板26とを有している。しかして、この大型
給紙装置21の側面27と前記用紙ガイド20とを所定
の間隔を開けて対向配置することにより給紙通路28が
形成されている。また、用紙ガイド20にはモータ(図
示せず)に連結された二つの搬送ローラ29が回転自在
に保持され、これらの搬送ローラ29に接触する搬送ロ
ーラ30が前記大型給紙装置21に回転自在に保持され
ている。
が上下方向に間隔を開けて配列され、これらの給紙カセ
ット17の先端部には給紙ローラ18と分離ローラ19
とが互いに接触されて回転自在に設けられている。ま
た、これらの給紙カセット17の先端面に沿う用紙ガイ
ド20が前記本体1に固定的に設けられている。そし
て、前記本体1の右側には大型給紙装置21が装着され
ている。この大型給紙装置は、ベルト22により昇降さ
れる昇降台23と、この昇降台23に積層された用紙2
4に接触される給紙ローラ25と、用紙24の先端縁を
揃える規制板26とを有している。しかして、この大型
給紙装置21の側面27と前記用紙ガイド20とを所定
の間隔を開けて対向配置することにより給紙通路28が
形成されている。また、用紙ガイド20にはモータ(図
示せず)に連結された二つの搬送ローラ29が回転自在
に保持され、これらの搬送ローラ29に接触する搬送ロ
ーラ30が前記大型給紙装置21に回転自在に保持され
ている。
【0013】さらに、前記本体1を載置するデスク31
にも複数の給紙カセット17が上下方向に配列されてい
る。これらの給紙カセット17の先端部には給紙ローラ
18と分離ローラ19とが設けられているとともに、給
紙カセット17内の用紙を前記給紙通路28に供給する
給紙通路32が設けられている。
にも複数の給紙カセット17が上下方向に配列されてい
る。これらの給紙カセット17の先端部には給紙ローラ
18と分離ローラ19とが設けられているとともに、給
紙カセット17内の用紙を前記給紙通路28に供給する
給紙通路32が設けられている。
【0014】このような構成において、給紙に際して、
本体1又はデスク31から選択された給紙カセット17
の用紙は、給紙通路28により或いは給紙通路32と給
紙通路28とによりレジストローラ14まで搬送され
る。ここで、大型給紙装置21の側面27を、給紙通路
28を用紙ガイド20に対向する用紙ガイドとして兼用
することができるため、用紙ガイドの数を少なくすると
共に用紙ガイドを支持する支持構造を簡略化することが
可能となる。また、大型給紙装置21の側面27は単体
の用紙ガイドに比して剛性が高いため、搬送ローラ30
の支持強度を高めて対の搬送ローラ29,30の接触圧
を一定以上に維持することができ、これにより、用紙の
不送り、ジャム等の発生を少なくすることができる。な
お、一度に多数枚の用紙に画像を転写する時は、大型給
紙装置21の用紙24を給紙ローラ25によりレジスト
ローラ14まで供給する。
本体1又はデスク31から選択された給紙カセット17
の用紙は、給紙通路28により或いは給紙通路32と給
紙通路28とによりレジストローラ14まで搬送され
る。ここで、大型給紙装置21の側面27を、給紙通路
28を用紙ガイド20に対向する用紙ガイドとして兼用
することができるため、用紙ガイドの数を少なくすると
共に用紙ガイドを支持する支持構造を簡略化することが
可能となる。また、大型給紙装置21の側面27は単体
の用紙ガイドに比して剛性が高いため、搬送ローラ30
の支持強度を高めて対の搬送ローラ29,30の接触圧
を一定以上に維持することができ、これにより、用紙の
不送り、ジャム等の発生を少なくすることができる。な
お、一度に多数枚の用紙に画像を転写する時は、大型給
紙装置21の用紙24を給紙ローラ25によりレジスト
ローラ14まで供給する。
【0015】次いで、請求項2の発明の一実施例を図2
ないし図4に基づいて説明する。前記実施例と統一部分
は同一符号を用い説明も省略する(以下同様)。図2に
示すように、大型給紙装置21は、上方から見て用紙の
両側縁を案内する一対のサイドフェンス33を有してい
る。そして、用紙ガイド20の奥側の一側の近傍には、
大型給紙装置21全体を垂直な回動軸心をもって回動自
在に保持する支点部34が設けられている。さらに、大
型給紙装置21の規制板26には複数の板ばね35の一
端が固定され、図4に示すように、これらの板ばね35
の両側に形成された屈曲片36には搬送ローラ30が回
転自在に保持されている。
ないし図4に基づいて説明する。前記実施例と統一部分
は同一符号を用い説明も省略する(以下同様)。図2に
示すように、大型給紙装置21は、上方から見て用紙の
両側縁を案内する一対のサイドフェンス33を有してい
る。そして、用紙ガイド20の奥側の一側の近傍には、
大型給紙装置21全体を垂直な回動軸心をもって回動自
在に保持する支点部34が設けられている。さらに、大
型給紙装置21の規制板26には複数の板ばね35の一
端が固定され、図4に示すように、これらの板ばね35
の両側に形成された屈曲片36には搬送ローラ30が回
転自在に保持されている。
【0016】このような構成において、給紙通路28に
ジャムが発生した場合には、図2に示すように、また、
図3に仮想線をもって示すように、支点部34を中心と
して大型給紙装置21全体を反時計方向に回動させるこ
とにより、給紙通路28を手前側に向けて広く開放する
ことができ、これにより、ジャム処理を容易に行うこと
が可能となる。
ジャムが発生した場合には、図2に示すように、また、
図3に仮想線をもって示すように、支点部34を中心と
して大型給紙装置21全体を反時計方向に回動させるこ
とにより、給紙通路28を手前側に向けて広く開放する
ことができ、これにより、ジャム処理を容易に行うこと
が可能となる。
【0017】さらに、請求項3の発明の一実施例を図5
に基づいて説明する。本実施例は、用紙ガイド20の奥
側の一側に、大型給紙装置21全体を垂直な回転軸心を
もって回動自在に保持する支点部34を設けるととも
に、用紙ガイド20の手前側の一側の近傍に、大型給紙
装置21の上部を垂直な回動軸心をもって回動自在に保
持する支点部37設けたものである。
に基づいて説明する。本実施例は、用紙ガイド20の奥
側の一側に、大型給紙装置21全体を垂直な回転軸心を
もって回動自在に保持する支点部34を設けるととも
に、用紙ガイド20の手前側の一側の近傍に、大型給紙
装置21の上部を垂直な回動軸心をもって回動自在に保
持する支点部37設けたものである。
【0018】このような構成において、給紙通路28に
ジャムが発生した場合には、前記実施例において説明し
たように、奥側の支点部34を中心として大型給紙装置
21全体を反時計方向に回動することにより給紙通路2
8を開放する。また、大型給紙装置21に用紙24を補
給し或いは異なるサイズの用紙24を入れ替える場合に
は、手前側の支点部37を中心として大型給紙装置21
の上部を時計方向に回動する。これにより、本体1の前
面側から大型給紙装置21の昇降台23の上に用紙24
を容易に挿入することができる。
ジャムが発生した場合には、前記実施例において説明し
たように、奥側の支点部34を中心として大型給紙装置
21全体を反時計方向に回動することにより給紙通路2
8を開放する。また、大型給紙装置21に用紙24を補
給し或いは異なるサイズの用紙24を入れ替える場合に
は、手前側の支点部37を中心として大型給紙装置21
の上部を時計方向に回動する。これにより、本体1の前
面側から大型給紙装置21の昇降台23の上に用紙24
を容易に挿入することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、画像形成部と、この
画像形成部の下方に上下方向に間隔を開けて配置された
複数の給紙カセットと、これらの給紙カセットの先端部
から前記画像形成部に向けて縦方向に延出する用紙ガイ
ドと、この用紙ガイドを挟んで前記給紙カセットの配置
位置と逆側に位置するとともに前記用紙ガイドに所定の
隙間を開けて側面が対向配置された大型給紙装置と、前
記用紙ガイドと前記大型給紙装置の前記側面とにより形
成されてすべての前記給紙カセットから引き出された用
紙を案内する給紙通路とよりなるので、大型給紙装置の
側面を、給紙通路を形成するための対の用紙ガイドの一
方の用紙ガイドとして兼用することができ、これによ
り、用紙ガイドの数を少なくすると共に用紙ガイドを支
持する支持構造を簡略化することができ、また、大型給
紙装置の側面は単体の用紙ガイドに比して剛性が高いた
め、搬送ローラの支持強度を高め、対の搬送ローラの接
触圧を一定以上に維持することができ、これにより、用
紙の不送りやジャム等の発生を少なくすることができる
等の効果を有する。
画像形成部の下方に上下方向に間隔を開けて配置された
複数の給紙カセットと、これらの給紙カセットの先端部
から前記画像形成部に向けて縦方向に延出する用紙ガイ
ドと、この用紙ガイドを挟んで前記給紙カセットの配置
位置と逆側に位置するとともに前記用紙ガイドに所定の
隙間を開けて側面が対向配置された大型給紙装置と、前
記用紙ガイドと前記大型給紙装置の前記側面とにより形
成されてすべての前記給紙カセットから引き出された用
紙を案内する給紙通路とよりなるので、大型給紙装置の
側面を、給紙通路を形成するための対の用紙ガイドの一
方の用紙ガイドとして兼用することができ、これによ
り、用紙ガイドの数を少なくすると共に用紙ガイドを支
持する支持構造を簡略化することができ、また、大型給
紙装置の側面は単体の用紙ガイドに比して剛性が高いた
め、搬送ローラの支持強度を高め、対の搬送ローラの接
触圧を一定以上に維持することができ、これにより、用
紙の不送りやジャム等の発生を少なくすることができる
等の効果を有する。
【0020】請求項2の発明は、請求項1において、用
紙ガイドの奥側の一側の近傍に大型給紙装置を垂直な回
動軸心をもって回動自在に保持する支点部を設けたの
で、支点部を中心に大型給紙装置を回動させることによ
り、給紙通路を手前側に向けて広く開放することがで
き、これにより、ジャム処理を容易に行うことができる
効果を有する。
紙ガイドの奥側の一側の近傍に大型給紙装置を垂直な回
動軸心をもって回動自在に保持する支点部を設けたの
で、支点部を中心に大型給紙装置を回動させることによ
り、給紙通路を手前側に向けて広く開放することがで
き、これにより、ジャム処理を容易に行うことができる
効果を有する。
【0021】請求項3の発明は、請求項1において、用
紙ガイドの奥側の一側と手前側の一側との近傍に大型給
紙装置を垂直な回動軸心をもって回動自在に保持する支
点部を設けたので、奥側の支点部を中心に大型給紙装置
を回動させることにより、給紙通路を手前側に向けて広
く開放し、ジャム処理を容易に行うことができ、また、
手前側の支点部を中心に大型給紙装置を回動させること
により、大型給紙装置への用紙の補給或いはサイズの異
なる用紙の入れ替え作業を画像形成装置本体の前面側か
ら容易に行うことができる等の効果を有する。
紙ガイドの奥側の一側と手前側の一側との近傍に大型給
紙装置を垂直な回動軸心をもって回動自在に保持する支
点部を設けたので、奥側の支点部を中心に大型給紙装置
を回動させることにより、給紙通路を手前側に向けて広
く開放し、ジャム処理を容易に行うことができ、また、
手前側の支点部を中心に大型給紙装置を回動させること
により、大型給紙装置への用紙の補給或いはサイズの異
なる用紙の入れ替え作業を画像形成装置本体の前面側か
ら容易に行うことができる等の効果を有する。
【図1】請求項1の発明に係るもので、画像形成装置の
内部を示す正面図である。
内部を示す正面図である。
【図2】請求項2の発明に係るもので、一部を断面にし
て大型給紙装置の回動動作を示す平面図である。
て大型給紙装置の回動動作を示す平面図である。
【図3】その複写機の平面図である。
【図4】その搬送ローラの支持構造を示す一部の縦断側
面図である。
面図である。
【図5】請求項3の発明に係るもので、一部を断面にし
て大型給紙装置の回動動作を示す平面図である。
て大型給紙装置の回動動作を示す平面図である。
4 画像形成部 17 給紙カセット 20 用紙ガイド 21 大型給紙装置 27 大型給紙装置の側面 28 給紙通路
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−176130(JP,U) 実開 平3−125743(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/00 301 G03G 15/00 530
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成部と、この画像形成部の下方に
上下方向に間隔を開けて配置された複数の給紙カセット
と、これらの給紙カセットの先端部から前記画像形成部
に向けて縦方向に延出する用紙ガイドと、この用紙ガイ
ドを挟んで前記給紙カセットの配置位置と逆側に位置す
るとともに前記用紙ガイドに所定の隙間を開けて側面が
対向配置された大型給紙装置と、前記用紙ガイドと前記
大型給紙装置の前記側面とにより形成されてすべての前
記給紙カセットから引き出された用紙を案内する給紙通
路とよりなることを特徴とする画像形成装置の給紙案内
装置。 - 【請求項2】 用紙ガイドの奥側の一側の近傍に大型給
紙装置を垂直な回動軸心をもって回動自在に保持する支
点部を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
装置の給紙案内装置。 - 【請求項3】 用紙ガイドの奥側の一側と手前側の一側
との近傍に大型給紙装置を垂直な回動軸心をもって回動
自在に保持する支点部を設けたことを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置の給紙案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08395391A JP3171402B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 画像形成装置の給紙案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08395391A JP3171402B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 画像形成装置の給紙案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04317930A JPH04317930A (ja) | 1992-11-09 |
JP3171402B2 true JP3171402B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
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