JP2852185B2 - 循環式原稿送り装置 - Google Patents
循環式原稿送り装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿載置部から原稿
処理部を経由して再度原稿載置部に至る原稿搬送路をル
ープ状に構成した循環式原稿送り装置に関する。
処理部を経由して再度原稿載置部に至る原稿搬送路をル
ープ状に構成した循環式原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚の原稿、特に頁順が定められた複
数枚の原稿の取扱いを容易にすべく、原稿載置部に載置
された複数枚の原稿のうち最下部に位置する原稿から順
に原稿処理部に搬送し、処理を終了した原稿を再度原稿
載置部の最上部に搬送するようにした循環式原稿送り装
置がある。このように、循環式原稿送り装置は複数枚の
原稿を最下部に位置するものから順に搬送し、処理を終
了した原稿を複数枚の原稿の最上部に返すため、原稿載
置部に載置された複数枚の原稿の載置順序は常に変化し
ない。
数枚の原稿の取扱いを容易にすべく、原稿載置部に載置
された複数枚の原稿のうち最下部に位置する原稿から順
に原稿処理部に搬送し、処理を終了した原稿を再度原稿
載置部の最上部に搬送するようにした循環式原稿送り装
置がある。このように、循環式原稿送り装置は複数枚の
原稿を最下部に位置するものから順に搬送し、処理を終
了した原稿を複数枚の原稿の最上部に返すため、原稿載
置部に載置された複数枚の原稿の載置順序は常に変化し
ない。
【0003】したがって、例えば複写機において各原稿
から複数枚の複写画像を作成するマルチコピー時には、
原稿載置部に載置された複数枚の原稿を所定回数循環さ
せることにより、原稿の頁順と同一の順序の複写用紙を
1組ずつ所定数得ることができ、複写用紙の頁を合わせ
る作業が不要になる。このように、原稿載置部に載置さ
れた複数枚の原稿を複数回循環させるためには、複数枚
の原稿が原稿載置部において整然と載置されなければな
らない。
から複数枚の複写画像を作成するマルチコピー時には、
原稿載置部に載置された複数枚の原稿を所定回数循環さ
せることにより、原稿の頁順と同一の順序の複写用紙を
1組ずつ所定数得ることができ、複写用紙の頁を合わせ
る作業が不要になる。このように、原稿載置部に載置さ
れた複数枚の原稿を複数回循環させるためには、複数枚
の原稿が原稿載置部において整然と載置されなければな
らない。
【0004】そこで、従来の循環式原稿送り装置では、
例えば特開平4−242758号公報に開示されている
ように、原稿の排紙口を兼ねるペーパガイドを原稿搬送
方向に移動自在に設けている。このペーパガイドにより
原稿載置部における原稿の後端位置を規定し、複数枚の
原稿が原稿載置部において整然と載置されるようにして
いる。
例えば特開平4−242758号公報に開示されている
ように、原稿の排紙口を兼ねるペーパガイドを原稿搬送
方向に移動自在に設けている。このペーパガイドにより
原稿載置部における原稿の後端位置を規定し、複数枚の
原稿が原稿載置部において整然と載置されるようにして
いる。
【0005】図9は、複写機に装着された従来の循環式
原稿送り装置の内部構造を示す正面断面の略図であり、
図10は、同循環式原稿送り装置の要部の斜視図であ
る。循環式原稿送り装置100は、原稿載置部である原
稿トレイ102から原稿処理部である複写機120の原
稿台121を経由して再び原稿トレイ102に至る搬送
路を構成している。原稿トレイ102の下方には給紙ロ
ーラ103が備えられている。原稿トレイ102と原稿
台121との間には、搬送ローラ104およびローラ1
05a,105bにより給紙搬送路107が構成されて
いる。原稿台121の上部には搬送ベルト106が設け
られている。原稿台121と原稿トレイ102との間に
は、搬送ローラ108、ローラ115a,115b、排
紙ベルト113、ローラ117および排紙ローラ111
により排紙搬送路109が構成されている。
原稿送り装置の内部構造を示す正面断面の略図であり、
図10は、同循環式原稿送り装置の要部の斜視図であ
る。循環式原稿送り装置100は、原稿載置部である原
稿トレイ102から原稿処理部である複写機120の原
稿台121を経由して再び原稿トレイ102に至る搬送
路を構成している。原稿トレイ102の下方には給紙ロ
ーラ103が備えられている。原稿トレイ102と原稿
台121との間には、搬送ローラ104およびローラ1
05a,105bにより給紙搬送路107が構成されて
いる。原稿台121の上部には搬送ベルト106が設け
られている。原稿台121と原稿トレイ102との間に
は、搬送ローラ108、ローラ115a,115b、排
紙ベルト113、ローラ117および排紙ローラ111
により排紙搬送路109が構成されている。
【0006】ローラ117および排紙ローラ111はペ
ーパガイド110内に軸支されている。このペーパガイ
ド110は、排紙ベルト113の上側で原稿の搬送方向
に移動できるようにされており、原稿トレイ102に載
置された原稿の後端位置を規定する。ペーパガイド11
0の原稿トレイ102側の側面の上方には排紙口112
が形成されている。排紙ローラ111はこの排紙口11
2の近傍に設けられている。一方、ローラ117はペー
パガイド110の底面から下方に露出しており、ローラ
117の周面は排紙ベルト113に当接している。ペー
パガイド110の内部にはローラ117と排紙口112
との間に搬送路118が形成されている。
ーパガイド110内に軸支されている。このペーパガイ
ド110は、排紙ベルト113の上側で原稿の搬送方向
に移動できるようにされており、原稿トレイ102に載
置された原稿の後端位置を規定する。ペーパガイド11
0の原稿トレイ102側の側面の上方には排紙口112
が形成されている。排紙ローラ111はこの排紙口11
2の近傍に設けられている。一方、ローラ117はペー
パガイド110の底面から下方に露出しており、ローラ
117の周面は排紙ベルト113に当接している。ペー
パガイド110の内部にはローラ117と排紙口112
との間に搬送路118が形成されている。
【0007】図10に示すように、ペーパガイド110
の前後の側面110a,110bには、下方に水平方向
の長孔131が形成されており、上方にピン132が突
出している。ペーパガイド110はサブフレーム115
においてローラ114bを軸支しており、このサブフレ
ーム115の前後の側面にはガイドピン133が突出し
ている。このガイドピン133がペーパガイド110の
長孔131に嵌合している。
の前後の側面110a,110bには、下方に水平方向
の長孔131が形成されており、上方にピン132が突
出している。ペーパガイド110はサブフレーム115
においてローラ114bを軸支しており、このサブフレ
ーム115の前後の側面にはガイドピン133が突出し
ている。このガイドピン133がペーパガイド110の
長孔131に嵌合している。
【0008】また、ピン132は図11に示すように、
循環式原稿送り装置100本体の前後のフレーム14
1,142に形成されたレール143,144に嵌合し
ている。ピン132がレール143,144内を摺動
し、長孔131内をガイドピン133が摺動することに
より、ペーパガイド110は矢印AまたはB方向に移動
する。このようにして、原稿トレイ102に載置される
原稿の搬送方向の長さに応じてペーパガイド110を移
動させることができる。
循環式原稿送り装置100本体の前後のフレーム14
1,142に形成されたレール143,144に嵌合し
ている。ピン132がレール143,144内を摺動
し、長孔131内をガイドピン133が摺動することに
より、ペーパガイド110は矢印AまたはB方向に移動
する。このようにして、原稿トレイ102に載置される
原稿の搬送方向の長さに応じてペーパガイド110を移
動させることができる。
【0009】以上の構成により、原稿トレイ102に載
置された複数枚の原稿のうち最下部に位置する原稿から
順に給紙ローラ103の回転によって給紙搬送路107
に給紙される。給紙された原稿は搬送ローラ104およ
びローラ105a,105bの回転によって搬送ベルト
106に導かれる。搬送ベルト106は原稿を原稿台1
21上の所定の位置まで搬送する。原稿は原稿台121
上において停止し、原稿台121の下面から図外の露光
装置による露光を受ける。露光処理を終了した原稿は搬
送ベルト106の回転により排紙搬送路109に導か
れ、搬送ローラ108、ローラ114a,114bの回
転によってペーパガイド110内に導かれる。
置された複数枚の原稿のうち最下部に位置する原稿から
順に給紙ローラ103の回転によって給紙搬送路107
に給紙される。給紙された原稿は搬送ローラ104およ
びローラ105a,105bの回転によって搬送ベルト
106に導かれる。搬送ベルト106は原稿を原稿台1
21上の所定の位置まで搬送する。原稿は原稿台121
上において停止し、原稿台121の下面から図外の露光
装置による露光を受ける。露光処理を終了した原稿は搬
送ベルト106の回転により排紙搬送路109に導か
れ、搬送ローラ108、ローラ114a,114bの回
転によってペーパガイド110内に導かれる。
【0010】図12(A)に示すように、搬送方向の長
さが短い原稿が原稿トレイ102上に載置される場合に
は、ペーパガイド110は最も給紙搬送路107に接近
した位置にされている。一方、搬送方向の長さが最大の
原稿が原稿トレイ102上に載置された場合には同図
(B)に示すように、ペーパガイド110は最も排紙搬
送路109側にされる。同図(A)に示すように原稿サ
イズが小さい場合には、排紙搬送路109を通過した原
稿は排紙ベルト113によって搬送路118に導かれ、
排紙ローラ111の回転により排紙口112から原稿ト
レイ102に載置された原稿の最上部に放出される。一
方、最大サイズの原稿の場合には同図(B)に示すよう
に、搬送路109を通過した原稿は、排紙ベルト113
の上面の中間部から搬送路118に導かれ、排紙口11
2から原稿トレイ102に載置されている原稿の最上部
に放出される。
さが短い原稿が原稿トレイ102上に載置される場合に
は、ペーパガイド110は最も給紙搬送路107に接近
した位置にされている。一方、搬送方向の長さが最大の
原稿が原稿トレイ102上に載置された場合には同図
(B)に示すように、ペーパガイド110は最も排紙搬
送路109側にされる。同図(A)に示すように原稿サ
イズが小さい場合には、排紙搬送路109を通過した原
稿は排紙ベルト113によって搬送路118に導かれ、
排紙ローラ111の回転により排紙口112から原稿ト
レイ102に載置された原稿の最上部に放出される。一
方、最大サイズの原稿の場合には同図(B)に示すよう
に、搬送路109を通過した原稿は、排紙ベルト113
の上面の中間部から搬送路118に導かれ、排紙口11
2から原稿トレイ102に載置されている原稿の最上部
に放出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
循環式原稿送り装置では、原稿の排紙搬送路の一部に排
紙ベルトを備え、この排紙ベルトの回転により、ペーパ
ガイドの位置に係わらず原稿トレイの最上部に処理を終
了した原稿を放出できるようにしていた。この排紙ベル
トはゴムまたは布を素材としたものであり、汚損や磨耗
によって寿命が短い欠点があり、ベルトの周長の変化に
より動作不良を生じる場合がある。また、排紙ベルトに
回転力を供給するための駆動機構が必要となり、コスト
の上昇を招く。
循環式原稿送り装置では、原稿の排紙搬送路の一部に排
紙ベルトを備え、この排紙ベルトの回転により、ペーパ
ガイドの位置に係わらず原稿トレイの最上部に処理を終
了した原稿を放出できるようにしていた。この排紙ベル
トはゴムまたは布を素材としたものであり、汚損や磨耗
によって寿命が短い欠点があり、ベルトの周長の変化に
より動作不良を生じる場合がある。また、排紙ベルトに
回転力を供給するための駆動機構が必要となり、コスト
の上昇を招く。
【0012】この発明の目的は、ペーパガイドの移動に
よって伸縮する搬送路を、搬送方向について固定部、連
結部および移動部の3分割に構成するとともに、各部を
上下2分割にし、連結部および移動部を固定部に出し入
れすることにより、原稿搬送路自体を伸縮できるように
して排紙ベルトを不要にし、汚損や磨耗による早期劣化
および動作不良を生じることがなく、駆動機構を必要と
しないペーパガイドを備えた循環式原稿送り装置を提供
することにある。
よって伸縮する搬送路を、搬送方向について固定部、連
結部および移動部の3分割に構成するとともに、各部を
上下2分割にし、連結部および移動部を固定部に出し入
れすることにより、原稿搬送路自体を伸縮できるように
して排紙ベルトを不要にし、汚損や磨耗による早期劣化
および動作不良を生じることがなく、駆動機構を必要と
しないペーパガイドを備えた循環式原稿送り装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、原稿載置部の給紙口から原稿処理部に至る給紙搬送
路と、原稿処理部から原稿載置部の排紙口に至る排紙搬
送路と、を備え、原稿載置部で本体に対して原稿搬送方
向に移動自在にしたペーパガイドに排紙口および排紙搬
送路の一部を形成した循環式原稿送り装置において、前
記ペーパガイドを、原稿の搬送方向に対して固定部、連
結部および移動部の3分割に構成するとともに、これら
固定部、連結部および移動部のそれぞれを原稿搬送路を
挟む上側部材および下側部材に分割し、固定部および移
動部の上側部材を下側部材に対して背面側を軸として開
閉自在にし、かつ、連結部および移動部を固定部に対し
て出し入れ自在にしたことを特徴とする。
は、原稿載置部の給紙口から原稿処理部に至る給紙搬送
路と、原稿処理部から原稿載置部の排紙口に至る排紙搬
送路と、を備え、原稿載置部で本体に対して原稿搬送方
向に移動自在にしたペーパガイドに排紙口および排紙搬
送路の一部を形成した循環式原稿送り装置において、前
記ペーパガイドを、原稿の搬送方向に対して固定部、連
結部および移動部の3分割に構成するとともに、これら
固定部、連結部および移動部のそれぞれを原稿搬送路を
挟む上側部材および下側部材に分割し、固定部および移
動部の上側部材を下側部材に対して背面側を軸として開
閉自在にし、かつ、連結部および移動部を固定部に対し
て出し入れ自在にしたことを特徴とする。
【0014】請求項2に記載した発明は、前記連結部の
下側部材を、両端のそれぞれが固定部の下側部材および
移動部の下側部材に固定された可撓性シートにより構成
し、可撓性シートの少なくとも一端を所定の張力で巻き
取る巻取部材を固定部の下側部材または移動部の下側部
材に設けたことを特徴とする。
下側部材を、両端のそれぞれが固定部の下側部材および
移動部の下側部材に固定された可撓性シートにより構成
し、可撓性シートの少なくとも一端を所定の張力で巻き
取る巻取部材を固定部の下側部材または移動部の下側部
材に設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載した発明においては、原稿載置
部における原稿の後端位置を規定するペーパガイドが、
原稿搬送方向について固定部、連結部および移動部の3
分割に構成され、さらにそれぞれが原稿搬送路を挟んで
上下2分割に構成される。したがって、原稿処理部から
原稿載置部に至る排紙搬送路の一部が、固定部、連結部
および移動部のそれぞれの上側部材と下側部材との間に
形成される。連結部および移動部は、固定部に対して出
し入れ自在にされている。したがって、固定部に対して
連結部および移動部を所定量出し入れすることにより、
原稿載置部に載置する原稿の搬送方向の長さに応じてペ
ーパガイドを移動させた際に、このペーパガイドの移動
に合わせて排紙搬送路の長さが適当に変化する。
部における原稿の後端位置を規定するペーパガイドが、
原稿搬送方向について固定部、連結部および移動部の3
分割に構成され、さらにそれぞれが原稿搬送路を挟んで
上下2分割に構成される。したがって、原稿処理部から
原稿載置部に至る排紙搬送路の一部が、固定部、連結部
および移動部のそれぞれの上側部材と下側部材との間に
形成される。連結部および移動部は、固定部に対して出
し入れ自在にされている。したがって、固定部に対して
連結部および移動部を所定量出し入れすることにより、
原稿載置部に載置する原稿の搬送方向の長さに応じてペ
ーパガイドを移動させた際に、このペーパガイドの移動
に合わせて排紙搬送路の長さが適当に変化する。
【0016】請求項2に記載した発明においては、固定
部および移動部に両端のそれぞれを固定した可橈性シー
トにより、連結部の下側部材が構成される。この可橈性
シートの一方の端部は巻取部材により所定の張力で巻き
取られる。したがって、原稿載置部に載置する原稿のサ
イズに合わせてペーパガイドを移動させると、この移動
に合わせて可橈性シートが巻取部材に巻き取られまたは
巻取部材から繰り出され、ペーパガイド内に必要な長さ
の排紙搬送路が構成される。
部および移動部に両端のそれぞれを固定した可橈性シー
トにより、連結部の下側部材が構成される。この可橈性
シートの一方の端部は巻取部材により所定の張力で巻き
取られる。したがって、原稿載置部に載置する原稿のサ
イズに合わせてペーパガイドを移動させると、この移動
に合わせて可橈性シートが巻取部材に巻き取られまたは
巻取部材から繰り出され、ペーパガイド内に必要な長さ
の排紙搬送路が構成される。
【0017】
【実施例】図1は、この発明の実施例である循環式原稿
送り装置の構成を示す正面断面図の略図である。循環式
原稿送り装置1は、一例として複写機31の上面に装着
され、原稿台32上に原稿を搬送する。原稿トレイ2の
底面には搬送ベルト3が備えられている。原稿トレイ2
から原稿台32に至る間には、搬送ローラ4およびロー
ラ5a〜5cにより給紙搬送路6が構成されている。原
稿台32の上面には搬送ベルト7が設けられている。原
稿台32から原稿トレイ2に至る間には搬送ローラ8お
よびローラ9a〜9cにより排紙搬送路10が構成され
ている。
送り装置の構成を示す正面断面図の略図である。循環式
原稿送り装置1は、一例として複写機31の上面に装着
され、原稿台32上に原稿を搬送する。原稿トレイ2の
底面には搬送ベルト3が備えられている。原稿トレイ2
から原稿台32に至る間には、搬送ローラ4およびロー
ラ5a〜5cにより給紙搬送路6が構成されている。原
稿台32の上面には搬送ベルト7が設けられている。原
稿台32から原稿トレイ2に至る間には搬送ローラ8お
よびローラ9a〜9cにより排紙搬送路10が構成され
ている。
【0018】また、ペーパガイド11が図中矢印Aおよ
びBで示す搬送方向に移動自在にされている。このペー
パガイド11には搬送ローラ12、可撓性シート13お
よび排紙ローラ14が設けられており、搬送ローラ8と
ローラ9cとの接触位置から原稿トレイ2に対向した排
紙口15までの間に排紙搬送路10を連続している。以
上の構成により循環式原稿送り装置1では、原稿トレイ
2上に載置された複数枚の原稿30のうち最下部に位置
する原稿を給紙ベルト3の回転により給紙搬送路6に給
紙する。給紙された原稿は、搬送ローラ4およびローラ
5aでローラcの回転により給紙搬送路6を経由して搬
送ベルト7に導かれる。搬送ベルト7は原稿を原稿台3
2上の所定の位置に搬送する。複写機31が有する図外
の露光装置より原稿の露光が終了すると、原稿台32上
の原稿は搬送ベルト7の回転により排紙搬送路10に導
かれる。この後、原稿は搬送ローラ8およびローラ9a
〜9cの回転によりペーパガイド11内に導かれる。ペ
ーパガイド11は、ローラ12および排紙ローラ14の
回転により原稿を可撓性シート13の上面を経由して排
紙口15から原稿トレイ2に放出する。排紙口15から
放出された原稿は、原稿トレイ2上に載置された原稿3
0の最上部に載置される。
びBで示す搬送方向に移動自在にされている。このペー
パガイド11には搬送ローラ12、可撓性シート13お
よび排紙ローラ14が設けられており、搬送ローラ8と
ローラ9cとの接触位置から原稿トレイ2に対向した排
紙口15までの間に排紙搬送路10を連続している。以
上の構成により循環式原稿送り装置1では、原稿トレイ
2上に載置された複数枚の原稿30のうち最下部に位置
する原稿を給紙ベルト3の回転により給紙搬送路6に給
紙する。給紙された原稿は、搬送ローラ4およびローラ
5aでローラcの回転により給紙搬送路6を経由して搬
送ベルト7に導かれる。搬送ベルト7は原稿を原稿台3
2上の所定の位置に搬送する。複写機31が有する図外
の露光装置より原稿の露光が終了すると、原稿台32上
の原稿は搬送ベルト7の回転により排紙搬送路10に導
かれる。この後、原稿は搬送ローラ8およびローラ9a
〜9cの回転によりペーパガイド11内に導かれる。ペ
ーパガイド11は、ローラ12および排紙ローラ14の
回転により原稿を可撓性シート13の上面を経由して排
紙口15から原稿トレイ2に放出する。排紙口15から
放出された原稿は、原稿トレイ2上に載置された原稿3
0の最上部に載置される。
【0019】図2は、上記循環式原稿送り装置の外観図
である。循環式原稿送り装置1は、上面に原稿トレイ2
を備えている。この原稿トレイ2に原稿が載置される。
原稿トレイ2は、原稿搬送方向に直行する方向の原稿の
載置位置を規定する一対の整合板18を備えている。こ
の整合板18は原稿搬送方向に並行な原稿の側面に当接
し、互いに接離する方向に移動する。すなわち、一方の
整合板18が他方の整合板18に対して接近する方向に
移動すると、他方の整合板18も一方の整合板18に対
して接近する方向に移動し、一方の整合板18が他方の
整合板18から離間する方向に移動すると、他方の整合
板18も一方の整合板18に対して離間する方向に移動
する。
である。循環式原稿送り装置1は、上面に原稿トレイ2
を備えている。この原稿トレイ2に原稿が載置される。
原稿トレイ2は、原稿搬送方向に直行する方向の原稿の
載置位置を規定する一対の整合板18を備えている。こ
の整合板18は原稿搬送方向に並行な原稿の側面に当接
し、互いに接離する方向に移動する。すなわち、一方の
整合板18が他方の整合板18に対して接近する方向に
移動すると、他方の整合板18も一方の整合板18に対
して接近する方向に移動し、一方の整合板18が他方の
整合板18から離間する方向に移動すると、他方の整合
板18も一方の整合板18に対して離間する方向に移動
する。
【0020】原稿トレイ2に載置される原稿の搬送方向
の載置位置は、ペーパガイド11により規定される。ペ
ーパガイド11は移動体21、連結体22および固定体
23によって構成されている。固定体23は、循環式原
稿送り装置1の本体に固定されている。連結体22は固
定体23に対して原稿の搬送方向に出し入れ自在にされ
ており、移動体21は連結体22に対して原稿の搬送方
向に出し入れ自在にされている。
の載置位置は、ペーパガイド11により規定される。ペ
ーパガイド11は移動体21、連結体22および固定体
23によって構成されている。固定体23は、循環式原
稿送り装置1の本体に固定されている。連結体22は固
定体23に対して原稿の搬送方向に出し入れ自在にされ
ており、移動体21は連結体22に対して原稿の搬送方
向に出し入れ自在にされている。
【0021】図3は、上記ペーパガイドの組立図であ
る。ペーパガイド11は前述の通り、移動体21、連結
体22および固定体23から構成されている。移動体2
1は右側部材21aと下側部材21bとによって構成さ
れている。上側部材21aは背面において下側部材21
bにヒンジ24を介して開閉自在にされている。上側部
材21aには上側の排紙ローラ14aが軸支されてお
り、下側部材21bには下側の排紙ローラ14bが軸支
されている。また、下側部材21bには車輪25が回転
自在に取り付けられている。移動体21の上側部材21
aにはスリット26aを形成したカバー26が備えられ
ている。このカバー26のスリット26aに連結体22
に形成されたガイド22bが嵌入する。
る。ペーパガイド11は前述の通り、移動体21、連結
体22および固定体23から構成されている。移動体2
1は右側部材21aと下側部材21bとによって構成さ
れている。上側部材21aは背面において下側部材21
bにヒンジ24を介して開閉自在にされている。上側部
材21aには上側の排紙ローラ14aが軸支されてお
り、下側部材21bには下側の排紙ローラ14bが軸支
されている。また、下側部材21bには車輪25が回転
自在に取り付けられている。移動体21の上側部材21
aにはスリット26aを形成したカバー26が備えられ
ている。このカバー26のスリット26aに連結体22
に形成されたガイド22bが嵌入する。
【0022】一方、固定部材23は上側部材23aと下
側部材23bとによって構成されている。上側部材23
aは背面側において下側部材23bにヒンジ26を介し
て開閉自在にされている。上側部材23aには上側のロ
ーラ12aが軸支されており、下側部材23bには下側
のローラ12bおよびローラ9cが軸支されている。上
側部材23a内に連結体22が嵌入する。
側部材23bとによって構成されている。上側部材23
aは背面側において下側部材23bにヒンジ26を介し
て開閉自在にされている。上側部材23aには上側のロ
ーラ12aが軸支されており、下側部材23bには下側
のローラ12bおよびローラ9cが軸支されている。上
側部材23a内に連結体22が嵌入する。
【0023】移動体21の下側部材21bと固定体23
の下側部材23bは、前後2本の可撓性シート13によ
って連結されている。可撓性シート13の一端は、固定
体23の下側部材23bに固定されている。可撓性シー
ト13の他端は、移動体21の下側部材20bに軸支さ
れたローラ16に巻き付けられている。可撓性シート1
3は例えばPET等を素材とし、厚さは0.1〜0.2
mm程度にされている。
の下側部材23bは、前後2本の可撓性シート13によ
って連結されている。可撓性シート13の一端は、固定
体23の下側部材23bに固定されている。可撓性シー
ト13の他端は、移動体21の下側部材20bに軸支さ
れたローラ16に巻き付けられている。可撓性シート1
3は例えばPET等を素材とし、厚さは0.1〜0.2
mm程度にされている。
【0024】なお、移動体21の上側部材21aの外形
寸法は、固定体23の上側部材23aの内側の寸法より
小さくされており、移動体21の上側部材21aは連結
体22と共に固定体23の上側部材23a内に嵌入する
ことができる。また、移動体21の下側部材21bの形
状は固定体23の下側部材23bに嵌合できる形状にさ
れている。
寸法は、固定体23の上側部材23aの内側の寸法より
小さくされており、移動体21の上側部材21aは連結
体22と共に固定体23の上側部材23a内に嵌入する
ことができる。また、移動体21の下側部材21bの形
状は固定体23の下側部材23bに嵌合できる形状にさ
れている。
【0025】移動体21において、上側部材21aを下
側部材21bに対して閉鎖し、上側の排紙ローラ14a
と下側の排紙ローラ14bとが当接した際に、上側部材
21aと下側部材21bとの間には一定の間隙が与えら
れる。同様に、固定体23において上側部材23aを下
側部材23bに対して閉鎖し、上側のローラ12aが下
側のローラ12bに当接した際に、上側部材23aと下
側部材23bとの間には一定の間隙が与えられる。この
とき、連結体22と可撓性シート13との間にも一定の
間隙が与えられる。これらの間隙の間に原稿が移動す
る。
側部材21bに対して閉鎖し、上側の排紙ローラ14a
と下側の排紙ローラ14bとが当接した際に、上側部材
21aと下側部材21bとの間には一定の間隙が与えら
れる。同様に、固定体23において上側部材23aを下
側部材23bに対して閉鎖し、上側のローラ12aが下
側のローラ12bに当接した際に、上側部材23aと下
側部材23bとの間には一定の間隙が与えられる。この
とき、連結体22と可撓性シート13との間にも一定の
間隙が与えられる。これらの間隙の間に原稿が移動す
る。
【0026】なお、移動体21の上側部材21aおよび
固定体23の上側部材23aは、連結体22により連結
されているため、移動体21の上側部材21aおよび固
定体23の上側部材23aは、それぞれの下側部材21
bおよび23bに対して同時に開閉する。
固定体23の上側部材23aは、連結体22により連結
されているため、移動体21の上側部材21aおよび固
定体23の上側部材23aは、それぞれの下側部材21
bおよび23bに対して同時に開閉する。
【0027】また、それぞれの上側部材21aおよび2
3aには、図外のモータが設けられており、排紙ローラ
14aおよびローラ12aは、このモータにより回転力
の供給を受ける。
3aには、図外のモータが設けられており、排紙ローラ
14aおよびローラ12aは、このモータにより回転力
の供給を受ける。
【0028】以上の構成により、固定体23に対して移
動体21を矢印AまたはB方向に移動させることができ
る。図4(A)は移動体21を矢印A方向に最大位置ま
で移動した状態を示している。また、同図(B)は移動
体21を矢印B方向の限界位置まで移動した状態を示し
ている。このように、固定体23に対して移動体21を
矢印AまたはB方向に移動させることにより、原稿トレ
イ2の搬送方向の長さを原稿サイズに合わせて変えるこ
とができる。また、移動体21の上側部材21aおよび
固定体23の上側部材23aは連結体22とともに下側
部材21b,23bに対して開閉することができ、ペー
パガイト11内で原稿の紙詰まりを生じた際の作業を容
易に行うことができる。
動体21を矢印AまたはB方向に移動させることができ
る。図4(A)は移動体21を矢印A方向に最大位置ま
で移動した状態を示している。また、同図(B)は移動
体21を矢印B方向の限界位置まで移動した状態を示し
ている。このように、固定体23に対して移動体21を
矢印AまたはB方向に移動させることにより、原稿トレ
イ2の搬送方向の長さを原稿サイズに合わせて変えるこ
とができる。また、移動体21の上側部材21aおよび
固定体23の上側部材23aは連結体22とともに下側
部材21b,23bに対して開閉することができ、ペー
パガイト11内で原稿の紙詰まりを生じた際の作業を容
易に行うことができる。
【0029】さらに、移動体21の下側部材21bに備
えられたローラ25は図5に示すように、循環式原稿送
り装置1の本体に形成されたガイドレール27に嵌入し
ている。このガイドレール27内において車輪25が回
転することにより、移動体21は上下動することなく搬
送方向に移動する。
えられたローラ25は図5に示すように、循環式原稿送
り装置1の本体に形成されたガイドレール27に嵌入し
ている。このガイドレール27内において車輪25が回
転することにより、移動体21は上下動することなく搬
送方向に移動する。
【0030】図6は、上記移動体の下側部材に設けられ
る巻取ローラの構造および機能を示す断面図である。巻
取ローラ16は、一方の側面が開放した中空円筒形状を
呈している。巻取ローラ16の中空部には、円筒状のボ
ス51が形成されており、このボス51に回転軸52が
貫通している。巻取ローラ16はこの回転軸52により
軸支されている。ボス51にはコイルスプリング53が
巻着されている。このコイルバネ53の一端は回転軸5
2に固定され、他端は巻取ローラ16の側面に固定され
ている。以上のようにして巻取ローラ16にはコイルス
プリング53の弾性力が回転方向に作用している。
る巻取ローラの構造および機能を示す断面図である。巻
取ローラ16は、一方の側面が開放した中空円筒形状を
呈している。巻取ローラ16の中空部には、円筒状のボ
ス51が形成されており、このボス51に回転軸52が
貫通している。巻取ローラ16はこの回転軸52により
軸支されている。ボス51にはコイルスプリング53が
巻着されている。このコイルバネ53の一端は回転軸5
2に固定され、他端は巻取ローラ16の側面に固定され
ている。以上のようにして巻取ローラ16にはコイルス
プリング53の弾性力が回転方向に作用している。
【0031】なお、巻取ローラ16の周面には可撓性シ
ート13の一端が固定され、巻取ローラ16の周面に巻
き付けられている。
ート13の一端が固定され、巻取ローラ16の周面に巻
き付けられている。
【0032】以上の構成により、巻取ローラ16にはコ
イルスプリング53の弾性力が作用しているため、同図
(B)に示す可撓性シート13が引き出された状態、お
よび、同図(C)に示す可撓性シート13が巻き取られ
た状態のいずれにおいても、固定体23と移動体21と
の間に可撓性シート13を一定の張力により直線状に張
架することができる。
イルスプリング53の弾性力が作用しているため、同図
(B)に示す可撓性シート13が引き出された状態、お
よび、同図(C)に示す可撓性シート13が巻き取られ
た状態のいずれにおいても、固定体23と移動体21と
の間に可撓性シート13を一定の張力により直線状に張
架することができる。
【0033】なお、図7に示すように、可撓性シート1
3の搬送方向に並行な両側面を内側にカールすることに
より、詰まりを生じた原稿の処理時にオペレータが負傷
することを防止できる。
3の搬送方向に並行な両側面を内側にカールすることに
より、詰まりを生じた原稿の処理時にオペレータが負傷
することを防止できる。
【0034】また、図8に示すように、巻取ローラ16
の直径を両端部で小さく中央部で大きくすることによ
り、可撓性シート13をアーチ状に湾曲させ、可撓性シ
ート13の上面を通過する原稿との接触面積を小さくす
ることによって接触抵抗を軽減し、原稿の搬送を容易に
することができる。
の直径を両端部で小さく中央部で大きくすることによ
り、可撓性シート13をアーチ状に湾曲させ、可撓性シ
ート13の上面を通過する原稿との接触面積を小さくす
ることによって接触抵抗を軽減し、原稿の搬送を容易に
することができる。
【0035】さらに、可撓性シート13を構成するPE
Tフィルムに炭素微粒子を混入することにより、可撓性
シート13に導電性を与え、可撓性シート13との摩擦
により原稿が静電気を帯電しないようにし、原稿の搬送
不良を未然に防止することができる。
Tフィルムに炭素微粒子を混入することにより、可撓性
シート13に導電性を与え、可撓性シート13との摩擦
により原稿が静電気を帯電しないようにし、原稿の搬送
不良を未然に防止することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、固定
部に対して移動部および連結部を出し入れすることによ
り、原稿載置部に載置する原稿サイズに合わせてペーパ
ガイドを移動させることがてきるとともに、排紙搬送路
自体の長さを変えることができ、この排紙搬送路を経由
して処理を終了した原稿を原稿載置部に放出することが
できるため、排紙ベルトを不要にすることがてき、汚損
や磨耗による早期劣化および動作不良を未然に防止し、
また、駆動機構を必要としないために装置の小型化およ
びコストダウンを実現できる利点がある。
部に対して移動部および連結部を出し入れすることによ
り、原稿載置部に載置する原稿サイズに合わせてペーパ
ガイドを移動させることがてきるとともに、排紙搬送路
自体の長さを変えることができ、この排紙搬送路を経由
して処理を終了した原稿を原稿載置部に放出することが
できるため、排紙ベルトを不要にすることがてき、汚損
や磨耗による早期劣化および動作不良を未然に防止し、
また、駆動機構を必要としないために装置の小型化およ
びコストダウンを実現できる利点がある。
【0037】請求項2に記載した発明によれば、連結部
の下側部材を常時一定の張力で張架された可撓性シート
により構成することができ、原稿を安定して搬送できる
利点がある。
の下側部材を常時一定の張力で張架された可撓性シート
により構成することができ、原稿を安定して搬送できる
利点がある。
【図1】この発明の実施例である循環式原稿送り装置の
構成を示す正面断面の略図である。
構成を示す正面断面の略図である。
【図2】同循環式原稿送り装置の外観図である。
【図3】同循環式原稿送り装置が有するペーパガイドの
組立図である。
組立図である。
【図4】同ペーパガイドの動作を示す図である。
【図5】同ペーパガイドの循環式原稿送り装置に対する
取付状態を示す図である。
取付状態を示す図である。
【図6】同ペーパガイドが有する巻取ローラの構造およ
び機能を示す図である。
び機能を示す図である。
【図7】この発明の別の実施例に係るペーパガイドが有
する可撓性シートの断面形状を示す図である。
する可撓性シートの断面形状を示す図である。
【図8】この発明のさらに別の実施例に係るペーパガイ
ドの巻取ローラの構造を示す図である。
ドの巻取ローラの構造を示す図である。
【図9】従来の循環式原稿送り装置の構成を示す正面断
面図の略図である。
面図の略図である。
【図10】同従来の循環式原稿送り装置のペーパガイド
近傍を示す斜視図である。
近傍を示す斜視図である。
【図11】同従来の循環式原稿送り装置におけるペーパ
ガイドの移動機構を示す図である。
ガイドの移動機構を示す図である。
【図12】同従来の循環式原稿送り装置におけるペーパ
ガイドの移動状態を示す図である。
ガイドの移動状態を示す図である。
1−循環式原稿送り装置 2−原稿トレイ 6−給紙搬送路 10−排紙搬送路 11−ペーパガイド 13−可撓性シート 16−巻取ローラ 21−移動体 22−レール 23−固定体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗下 敏郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 兼崎 正浩 広島県深安郡神辺町大字川南495−1 株式会社サンエス内 (72)発明者 松田 光生 広島県深安郡神辺町大字川南495−1 株式会社サンエス内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 83/02 B65H 29/22 B65H 85/00
Claims (2)
- 【請求項1】原稿載置部の給紙口から原稿処理部に至る
給紙搬送路と、原稿処理部から原稿載置部の排紙口に至
る排紙搬送路と、を備え、原稿載置部で本体に対して原
稿搬送方向に移動自在にしたペーパガイドに排紙口およ
び排紙搬送路の一部を形成した循環式原稿送り装置にお
いて、 前記ペーパガイドを、原稿の搬送方向に対して固定部、
連結部および移動部の3分割に構成するとともに、これ
ら固定部、連結部および移動部のそれぞれを原稿搬送路
を挟む上側部材および下側部材に分割し、固定部および
移動部の上側部材を下側部材に対して背面側を軸として
開閉自在にし、かつ、連結部および移動部を固定部に対
して出し入れ自在にしたことを特徴とする循環式原稿送
り装置。 - 【請求項2】前記連結部の下側部材を、両端のそれぞれ
が固定部の下側部材および移動部の下側部材に固定され
た可撓性シートにより構成し、可撓性シートの少なくと
も一端を所定の張力で巻き取る巻取部材を固定部の下側
部材または移動部の下側部材に設けた請求項1に記載の
循環式原稿送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14638294A JP2852185B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 循環式原稿送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14638294A JP2852185B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 循環式原稿送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0812202A JPH0812202A (ja) | 1996-01-16 |
JP2852185B2 true JP2852185B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=15406446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14638294A Expired - Lifetime JP2852185B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 循環式原稿送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2852185B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4056535B2 (ja) * | 2005-05-18 | 2008-03-05 | 新明和工業株式会社 | 破砕装置 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14638294A patent/JP2852185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0812202A (ja) | 1996-01-16 |
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