JPH09304981A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09304981A
JPH09304981A JP8123785A JP12378596A JPH09304981A JP H09304981 A JPH09304981 A JP H09304981A JP 8123785 A JP8123785 A JP 8123785A JP 12378596 A JP12378596 A JP 12378596A JP H09304981 A JPH09304981 A JP H09304981A
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image forming
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forming apparatus
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Ryukichi Inoue
井上隆吉
Tatsuo Hamada
濱田達雄
Yoshihisa Ibaraki
茨木義久
Yoshihiro Matsuo
松尾佳広
Yoshiyuki Yamazaki
山▲崎▼良行
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の使用状態において略垂直方向に記録シ
ート保持するシート積載手段を有する画像形成装置にお
いて、シート積載手段の開放部から入射光が画像形成手
段部に進入し、画像形成が阻害されるのを防止するこ
と。 【解決手段】 略垂直方向に1枚もしくは複数枚の記録
シートを保持するシート積載手段(1)と、記録シート
をシート積載手段から給送するシート給送手段(9)
と、給送される記録シートに画像を形成する画像形成手
段(19)を有する画像形成装置において、その先端が
記録シートの上面に接触又は近接する位置に遮光シート
(15)を設け、該遮光シートによりシート積載手段の
開放部から画像形成手段に向かう光を遮断し、該光によ
る画像形成の障害を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常の使用状態に
おいて略垂直方向に記録シートを保持するシート積載手
段を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の使用状態において略垂直方
向に記録シートを保持するシート積載手段を有する画像
形成装置は、図8に示す様に構成されている。
【0003】同図において、101は画像を書き込む少
なくとも1枚の記録シートを支えるシート積載手段とし
てのトレイであり、102はトレイ101上の記録シー
トの幅方向の位置を決め、規制する第1幅規制部材であ
り、103は手挿し部の構造をもった手挿しブロックで
あり、下部に位置するトレイ101の上部に配設され
る。なお本明細書において、トレイに対し記録シートを
載置する側を上部といい、その反対を下部という(即ち
図1における左側を上部、右側を下部という)。104
は手挿しする記録シートの幅方向の位置を決め、規制す
る第2幅規制部材であり、105はトレイ101に積載
されたシートの先端側を支持し、かつ、図示しないカム
の回動にともない図中左方向にシートを押し上げる中板
であり、106は中板105に力を加える給紙圧バネで
あり、107は重送を防止する分離パッドであり、10
8は分離パッド107を付勢する分離パッドバネであ
る。
【0004】109は積載されたシートをその回動によ
って給紙するDカットローラであり、110は空転可能
な補助コロであり、111は図示されていない付勢手段
により付勢され、給紙されてきたシートを搬送する搬送
ローラであり、ローラ109、111によりシート給送
手段が構成され、112は搬送ローラ111に対向する
搬送コロであり、113は搬送コロを回動自在に保持
し、かつDカットローラ前後でのシートのガイド部材で
あるシートガイドであり、114は以上に述べた給紙機
構を保持する給紙フレームである。
【0005】115は手挿し部より挿入されたシートの
図中右手の面をガイドするガイドマイラーであり、11
6は手挿し部より挿入されたシートの図中左手の面をガ
イドする補助マイラーであり、117は給紙フレームを
抜けてきたシートをガイドする転写前ガイドである。
【0006】118はクリーニング、帯電、潜像形成、
現像形成等の画像形成手段を一体に保持する現像カート
リッジで、前記ローラ109、111に対しシート搬送
方向下流側に配設され、119は上記現像カートリッジ
に保持された電子感光体等の感光ドラムであり、120
は搬送されてくる記録シートに感光ドラム119上のト
ナーを転写する転写ローラであり、121は全体は図示
しない画像形成装置の枠組みであるフレームであり、1
22は外装部材である。
【0007】図9は前記のガイドマイラーの正面図であ
り、同図において123は前記Dカットローラ109や
補助コロ110を回避する第1切り欠きであり、124
a,bは図示していないガイドコロa,bを回避する第
2切り欠きである。
【0008】図10はシート給紙搬送過程の概略断面図
である。同図において、101〜119は図8と同じ要
素を示しているが、ガイドマイラー115は図9におけ
る第1切り欠き123付近の断面図で示している。Sは
積載されたシートであり、Stは最上面にあり、給紙、
搬送されたシートであり、太字の矢印は外部から入射可
能な外光を表わしている。
【0009】以上の構成により、従来の略垂直方向に記
録シートを保持するトレイを持つ画像形成装置の給紙搬
送は以下のように行われている。まずマルチ給紙につい
て説明する。
【0010】記録シートSはトレイ101上に置かれ、
次に第1幅規制部材102を押当てることにより左右の
位置が決められる。給紙を始める際には図示しない回転
制御手段によりDカットローラ109が回動し、Dカッ
トローラ軸に固定された図示しないカムにより中板が回
動し最上面の記録シートStをDカットローラ109に
押し付ける。回動するDカットローラ109により搬送
力を受けシートStは進んでいく。このとき、分離パッ
ドバネ108に付勢され、Dカットローラ109に押し
付けられた分離パッド107により、最上面のシートS
t以外のシートが動いていた場合は前記分離パッド10
7の摩擦抵抗により進行が止まり、重送が阻止される。
その後回動する搬送ローラ111、搬送コロ112のニ
ップにシートStが入り込み、Dカットローラ109の
給紙が終了してもシートStは搬送される。その後現像
カートリッジ120内で形成された画像はシートStが
感光ドラム119と転写ローラ120のニップで搬送さ
れていく中でシートSt上に転写されていく。この後、
図示しない定着手段、排紙手段により、画像の定着、機
外への排出が行われ、画像形成は完了する。
【0011】次に、手挿し給紙について説明すると、1
枚のシートS1(図示せず)が手挿しブロック103と
第2幅規制部材104によって構成される手挿し口に差
し込まれ、次に第2幅規制部材104をシートS1につ
き当てることによりシートS1の幅方向の位置が決めら
れる。以下の動作はマルチ給紙の場合と同様である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の略
垂直方向に記録シートを保持するトレイを持つ画像形成
装置においては、上方から照射する光(照明、日光等)
が、トレイの給紙口等の開放部(例えばトレイ101と
ブロック103の間の開口部)から装置内部に入り込み
やすい。またDカットローラ109を使用する場合、給
紙後にゴムローラとシートの間に隙間ができ、図10に
示すとおり、トレイの開放部から照射する光がシートS
tの表面で反射し、感光ドラム119にまで達してしま
う。この場合、ドラム表面の電荷の分布が乱れ現像剤が
広がって、ボケた画像がシートに形成されてしまう。
【0013】本発明の第1の目的は、略垂直方向に記録
シートを保持するトレイを有する画像形成装置におい
て、上記外光の影響を受けない乃至受けにくい構成を実
現することにある。
【0014】本発明の第2の目的は、よりコストの安い
構成で、外光の影響を受けない乃至受けにくい構成を実
現することにある。
【0015】本発明の第3の目的は、より確実な遮光効
果を得て、かつ幅の小さな記録シートを給紙、搬送中
に、幅方向の隙間からの外光の入射を防ぐことにある。
【0016】本発明の第4の目的は、シート積載手段で
の記録シートの積載量に拘らず安定した遮光効果を得る
ことにある。また、搬送中の記録シートに加わる抵抗を
少なくすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の発明は、略垂直方向に1枚もしくは複数枚の
記録シートを保持するシート積載手段と、記録シートを
シート積載手段から給送するシート給送手段と、給送さ
れる記録シートに画像を形成する画像形成手段を有する
画像形成装置において、その先端が記録シートの上面に
接触又は近接する位置に配設され、シート積載手段の開
放部から画像形成手段に向かう光を遮断する遮光シート
を有することを特徴とする。
【0018】第2の発明は、第1の発明において、前記
シート積載手段は、下部に位置する下部シート積載手段
と下部シート積載手段の上部に配設された少なくとも1
つの上部シート積載手段からなり、前記遮光シートは、
上部シート積載手段から給送される記録シートのガイド
部材を兼ねることを特徴とする。
【0019】第3の発明は、第1又は2の発明におい
て、前記遮光シートは、その先端が給送手段の搬送方向
上流側近傍において記録シートに接触するか近接する位
置に配設されていることを特徴とする。
【0020】第4の発明は、第1又は2の発明におい
て、前記遮光シートは、複数の分離手段により分離され
た離隔部を有し、該離隔部の先端が記録シートに接触又
は近接する位置に配設されていることを特徴とする。
【0021】第5の発明は、第1又は2の発明におい
て、前記遮光シートは、その先端が記録シートの積載範
囲において記録シートの最上面に接触又は近接する位置
に配設されていることを特徴とする。
【0022】第6の発明は、第5の発明において、前記
遮光シートは、記録シートのサイズに応じて分離されて
いることを特徴とする。
【0023】第7の発明は、第1の発明において、前記
遮光シートは、画像形成手段とシート給送手段の間に配
設され、該遮光シートの先端が搬送される記録シートに
接触又は近接していることを特徴とする。
【0024】第8の発明は、第1乃至7のいずれかの発
明において、前記遮光シートは、可撓性シートであるこ
とを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は本発明の特徴を最もよく表わ
す第1の実施形態の主断面図である。同図において、1
は画像を記録する少なくとも1枚の記録シートを略垂直
に支えるシート積載手段としてのトレイであり、2はト
レイ1上のシートの幅方向の位置を決め、規制する第1
幅規制部材であり、3は手挿し部の構造をもった手挿し
ブロックであり、4は手挿しする記録シートの幅方向の
位置を決め、規制する第2幅規制部材であり、5はトレ
イ1に積載された記録シートの先端側を支持し、かつ、
図示しないカムの回動にともない図中左方向にシートを
押し上げる中板であり、6は中板5に力を加える給紙圧
バネであり、7は重送を防止する分離パッドであり、8
は分離パッド7を付勢する分離パッドバネである。
【0026】9は積載されたシートをその回動によつて
給紙するDカットローラであり、10は空転可能な補助
コロであり、11は図示されていない付勢手段に付勢さ
れ、給紙されてきたシートを搬送する搬送ローラであ
り、12は搬送ローラ11に対向する搬送コロであり、
13は搬送コロを回動自在に保持し、かつDカットロー
ラ前後でのシートのガイド部材であるシートガイドであ
り、14は以上に述べた給紙機構を保持する給紙フレー
ムである。
【0027】15は手挿し部より挿入されたシートの図
中右手の面をガイドする可撓性のガイドマイラーであ
り、トレイ1の開放部からの光の進入を阻止する遮光シ
ート部材を兼ねており、15aは周辺のたわみと独立し
た形状を保てるよう2本の分離手段であるスリットで他
の部分と分離されたガイドマイラーの離隔部部であり、
16は手挿し部より挿入されたシートの図中左手の面を
ガイドする補助マイラーであり、17は給紙フレームを
抜けてきたシートをガイドする転写前ガイドであり、1
8はクリーニング、帯電、潜像形成、現像形成等の画像
形成手段を一体に保持する現像カートリッジであり、1
9は上記現像カートリッジに保持された感光ドラムであ
り、20は搬送されてくるシートに感光ドラム19上の
トナーを転写する転写ローラであり、21は全体は図示
しない画像形成装置の枠組みであるフレームであり、2
2は外装部材である。
【0028】図2は前記のガイドマイラー15の正面図
であり、同図において23は前記Dカットローラ9や補
助コロ10を回避する第1切り欠きであり、24a,b
は図示していないガイドコロa,bを回避する第2切り
欠きである。
【0029】図3はシート給紙搬送過程の概略断面図で
ある。同図において、1〜19は図1と同じ要素を示し
ているが、可撓性シートであるガイドマイラー15は図
2における第1切り欠き23付近の断面図で示してお
り、ガイドマイラーの形状は離隔部15aの部分に相当
する。Sは積載された記録シートであり、Stは最上面
にあり、給紙、搬送された記録シートであり、太字の矢
印は外部から入射可能な外光を表わしている。
【0030】以上の構成により、略垂直方向にシートを
保持するトレイを有する画像形成装置の給紙搬送は以下
のように行われる。まずマルチ給紙について説明する。
【0031】記録シートSはトレイ1上に置かれ、次に
第1幅規制部材2を押当てることにより左右の位置が決
められる。給紙を始める際には図示しない回転制御手段
によりDカットローラ9が回動し、Dカットローラ軸に
固定された図示しないカムにより中板が回動し最上面の
記録シートStをDカットローラ9に押し付ける。回動
するDカットローラ9により搬送力を受けシートStは
進んでいく。このとき、分離パッドバネ8に付勢され、
Dカットローラ9に押し付けられた分離パッド7によ
り、最上面のシートSt以外のシートが動いていた場合
は前記分離パッド7の摩擦抵抗により進行が止まり、重
送が阻止される。その後回動する搬送ローラ11、搬送
コロ12のニップにシートStが入り込み、Dカットロ
ーラ9の給紙が終了してもシートStは搬送される。こ
のとき、ガイドマイラーの一部15aの先端は、ローラ
9、11の搬送方向上流の近傍においた記録シートにに
接しているか、わずかな隙間を残すかという形態でシー
トに近接している。その後現像カートリッジ20で形成
された画像は、記録シートStが感光ドラム19と転写
ローラ20のニップで搬送されていく過程で、シートS
t上に転写されていく。この後、図示しない定着手段、
排紙手段により、画像の定着、機外への排出が行われ、
画像形成は完了する。
【0032】次に、手挿し給紙について説明すると、1
枚のシートS1(図示せず)が手挿しブロック3と第2
幅規制部材4によって構成される手挿し口に差し込ま
れ、次に第2幅規制部材4をシートS1につき当てるこ
とによりシートS1の幅方向の位置が決められる。以下
のシート給送、画像形成、転写等の動作は、前記マルチ
給紙の場合と同様である。
【0033】以上の構成をとることにより、以下の様な
効果が得られる。
【0034】1.最も感光ドラム19まで外光を通しや
すいDカットローラ9とシートStとの隙間のある範囲
で、ガイドマイラー15の離隔部15aの先端が紙に接
しているか、わずかな隙間を残すかという形態でシート
に近接しているため、シートStとガイドマイラーの一
部15aの最接近部でほとんどの外光が遮断される。こ
のため、外光が感光ドラムに及ぼす悪影響をほぼなくす
ことが可能となる。
【0035】2.手挿しの場合の記録シートを案内する
ガイドマイラー15の一部を利用して遮光を行うため、
コストに影響なく遮光が行える。
【0036】3.印字精度、搬送性等の面でもDカット
ローラ9のすぐ近くのみマイラーがシートに接するの
で、シートへのマイラー接触の悪影響を少ならしめるこ
とができる。
【0037】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態の主断面図であり、同図において1〜20で示
す構成は図1と同等である。25は、手挿しブロック3
に張り付けられた遮光マイラーである。
【0038】図5は、前記遮光マイラー25の正面図で
あり、25a、25bはそれぞれスリットにより分離さ
れ独立にたわむことの可能な離隔部であり、例えばA4
サイズ、B5サイズの記録シート領域に対応する。26
は、両面接着剤塗布範囲である。
【0039】本実施形態におけるシートの給紙、搬送、
転写は第1の実施形態と同様である。外光の遮断は遮光
マイラー25で行われる。
【0040】本構成に固有の効果は以下の通りである。
【0041】1.印字範囲全域に遮光マイラー25があ
るため、外光の画像に対する影響はほぼ完全になくすこ
とが可能となる。
【0042】2.スリットを入れて、記録シートの幅の
大小に対応することにより、各シートサイズに対応して
遮光を行うことにより、シートが積載されていない範囲
の中板上方からの入射光も遮断することができ、幅の小
さなシートを連続給紙しても画像範囲外への外光の照射
を防止することが可能となり、感光ドラムへの悪影響を
なくすことができる。
【0043】なお、図5に示したスリットの数は2本以
外でも紙の幅に対応する形であれば、同等の効果が得ら
れるのは自明である。
【0044】(第3の実施形態)図6は本発明の第3の
実施形態の主断面図であり、同図において1〜21で示
す構成は図1と同等である。27は転写ローラ20のシ
ート搬送方向上流においてフレーム21に固定された転
写前ステーであり、28は転写前ステー27に張り付け
られた転写前マイラーである。フレーム27及びマイラ
ー28は転写前ユニットを構成する。
【0045】図7は転写前ユニットの正面図である。
【0046】本実施形態におけるシートの給紙、搬送、
転写は第1の実施形態と同様である。外光の遮断は転写
前マイラー28で行われる。
【0047】本構成に固有の効果は以下の通りである。
【0048】1.前記実施形態のような記録シートの積
載量の影響を受けることなく、安定した遮光効果が得ら
れる。
【0049】2.転写前マイラー28に、導電性の素材
を採用すると、Dカットローラ9によるシートの帯電を
解消することが可能となる。
【0050】3.記録シートの積載量の変化に対応する
必要がないため、転写前マイラーの変形量が少なく、シ
ートStに加わる抵抗が少ない。
【0051】なお、図7に示したスリットの数は複数で
あるが、スリットの数が、0本、1本、2本以上であっ
ても、図6の構成をとることにより、同等の効果が得ら
れるのは自明である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、第1、8の発明に
よれば、略垂直方向に記録シートを保持するシート積載
手段を持つ画像形成装置において、開放部からの入射光
が遮光シートにより遮光され、画像形成手段等に悪影響
を及ぼすことを防止することが可能となる。
【0053】また、第2の発明によれば、遮光シートが
上部シート積載手段の記録シートのガイドを兼ねるの
で、製造コストを然程増加することなく安価な手段によ
り外光の影響を低減することができる。
【0054】また、第3の発明によれば、シート給送手
段の近傍のみ遮光シートが記録シートに接するので印字
精度、搬送性等の面でも影響しないという効果が得られ
る。また、第4の発明によれば、遮光シートは、分離手
段により分離された離隔部の先端を記録シートに接触又
は近接するようにしたので、入射光の通り易い部分の遮
光をより確実に行うことができる。
【0055】また、第5、6の発明によれば、記録シー
トの積載範囲において遮光シートが配置され記録シート
に接触又は近接るため、広範囲でより確実な遮光効果が
得られる。また、遮光シートを各シートサイズに対応し
て分離し遮光を行うことにより、記録シートが積載され
ていない範囲の隙間からの入光も遮断することが可能と
なる。
【0056】また、第7の発明によれば、給送手段と画
像形成手段の間で遮光をおこなうので、シート積載手段
でのシートの積載量にかかわらない安定した遮光効果が
得られ、また、転写前遮光手段の変形量が少なく、搬送
中の記録シートに加わる抵抗が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る略垂直方向にシ
ートを保持するトレイを有する画像形成装置の主断面図
である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る遮光部分をもっ
たガイドマイラーの正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る給紙、転写装置
が給紙しているときの主断面図であり、遮光効果を図示
している。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る給紙、転写装置
が給紙しているときの主断面図であり、遮光効果を図示
している。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る遮光マイラーの
正面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る給紙、転写装置
が給紙しているときの主断面図であり、遮光効果を図示
している。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る転写前ユニット
の正面図である。
【図8】従来例に係る略垂直方向にシートを保持する給
紙口を持つ画像形成装置の給紙、転写装置の主断面図で
ある。
【図9】従来例に係るガイドマイラーの正面図である。
【図10】従来例に係る給紙、転写装置が給紙している
ときの主断面図である。
【符号の説明】
1…トレイ 2…幅規制板A 3…手挿しブロック 5…中板 7…分離パッド 9…Dカットロー
ラ 10…補助コロ 11…搬送ローラ 15…ガイドマイラー 18…カートリッ
ジ 19…感光ドラム 21…フレーム 25…遮光マイラー 27…転写前ステ
ー 28…転写前マイラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 11/00 B41J 29/12 A (72)発明者 松尾佳広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山▲崎▼良行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略垂直方向に1枚もしくは複数枚の記録
    シートを保持するシート積載手段と、記録シートをシー
    ト積載手段から給送するシート給送手段と、給送される
    記録シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像
    形成装置において、その先端が記録シートの上面に接触
    又は近接する位置に配設され、シート積載手段の開放部
    から画像形成手段に向かう光を遮断する遮光シートを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記シート積載手段は、下部に位置する下部シート積載
    手段と下部シート積載手段の上部に配設された少なくと
    も1つの上部シート積載手段からなり、前記遮光シート
    は、上部シート積載手段から給送される記録シートのガ
    イド部材を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記遮光シートは、その先端が給送手段の搬送方
    向上流側近傍において記録シートに接触するか近接する
    位置に配設されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記遮光シートは、複数の分離手段により分離さ
    れた離隔部を有し、該離隔部の先端が記録シートに接触
    又は近接する位置に配設されていることを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記遮光シートは、その先端が記録シートの積載
    範囲において記録シートの最上面に接触又は近接する位
    置に配設されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記遮光シートは、記録シートのサイズに応じて分離さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記遮光シートは、画像形成手段とシート給送手段の間
    に配設され、該遮光シートの先端が搬送される記録シー
    トに接触又は近接していることを特徴とする画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の画像
    形成装置において、前記遮光シートは、可撓性シートで
    あることを特徴とする画像形成装置。
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