JP4060446B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリンタや複写機などに組込まれた給紙装置に係り、特に、多数枚の用紙を収容した大容量フィーダーを含む給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタや複写機の給紙装置として、数千枚単位の用紙を収容可能な大容量フィーダー(以下、LCFと称する)を備えたものが知られている。LCFは、複写機本体側に設けられた凹所に対して脱着自在に装着される。LCFが凹所に対向する前面部にはピンが突設され、本体側の凹所の対応する部位にピンが挿通される孔を形成したブラケットが設けられている。つまり、LCFが複写機本体に装着されたとき、LCFのピンが凹所のブラケット孔に挿通され、LCFが複写機本体に対して位置決めされる。
【0003】
また、LCF前面と凹所との間には、複写機本体に装着される他の給紙カセットから取り出された用紙を感光体ドラム手前のレジストローラへ搬送するための搬送パスが形成されている。つまり、LCFが凹所に対向した前面部には、上記ピンの他に複数の搬送ガイドが取付けられており、対向する複写機本体の凹所には、上記LCF側の各搬送ガイドとの間で上記搬送パスを規定する複数の搬送ガイドがそれぞれ対応して設けられている。従って、LCFが複写機本体の凹所から離脱される際には、LCF側の搬送ガイドと本体側の搬送ガイドが分離されて搬送パスが露出され、ジャム処理が可能となる。
【0004】
このように、LCFおよび複写機本体のそれぞれに設けられた複数組の搬送ガイドは、上述したLCFの位置決め手段としてのピンおよびブラケットの孔の作用によって、相対的な位置決めがなされる。
【0005】
また、LCFおよび複写機本体に設けられた複数の搬送ガイドは、周知の電子写真プロセスにおける画像転写時に用紙を介して搬送ガイドに流れ込む電荷を逃がすため、他の部材と絶縁させた上で、定電圧素子としてのバリスタを介してアースされる。しかし、各搬送ガイド毎にバリスタを接続するとコスト高になるため、通常、各搬送ガイドは金属製の板ばね等を介して互いに電気的に導通されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の従来の給紙装置において、LCF側の複数の搬送ガイドのうちレジストローラ直前の搬送ガイドは、上記搬送パスを通る用紙をレジストローラに向けてガイドするとともにLCFから取り出された用紙をレジストローラに向けてガイドする。このため、レジストローラ手前のLCF側の搬送ガイドには、他の搬送ガイドと比べてより正確な位置決めが要求される。この搬送ガイドの位置が不安定である場合には、搬送パスを通して搬送される用紙の搬送方向が不安定となり、レジストローラにて正常な搬送姿勢に整位できなくなる。
【0007】
特に、上述した従来の給紙装置では、各搬送ガイドの位置決めがLCFに固設されたピンと凹所に設けられたブラケットの孔によるため、正確な位置決めが必要とされるレジストローラ手前の搬送ガイドの位置決め手段としては不十分であった。
【0008】
また、従来の給紙装置では、搬送パスを挟んで設けられた複数の搬送ガイド間の導通をとるため、複数の板ばねを必要としており、コスト高になる問題があった。
【0009】
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、露出可能な搬送パスを規定する搬送ガイドを正確に位置決めでき、各搬送ガイドを導通させるための専用の部材を必要とせず、用紙の搬送姿勢を安定させることができるとともに、装置の製造コストを低減できる給紙装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の給紙装置は、用紙に所定の処理をなす処理部に向けて用紙を給送する給紙装置であって、複数枚の用紙を収容した収容容器を装置本体に対して脱着自在に備えた給紙装置において、上記収容容器とは別に用紙を収容した収容部と、この収容部から用紙を取出す第1の取出し手段と、上記収容容器から用紙を取出す第2の取出し手段と、上記収容容器が装置本体に対向した外側面に沿って設けられた上記収容部から上記処理部を通って延びた搬送路を有し、上記第1の取出し手段にて上記収容部から取出された用紙を上記搬送路を介して上記処理部へ搬送するとともに、上記第2の取出し手段にて上記収容容器から取出された用紙を上記搬送路を介して上記処理部へ搬送する搬送手段と、上記搬送路に対向した上記収容容器の外側面に上記搬送路に沿って並設され、上記収容容器を装置本体に装着した状態で上記搬送路の一側を規定するとともに、上記収容容器を装置本体から離脱させた状態で上記搬送路の一側を開放する複数の第1のガイド手段と、上記第1のガイド手段に対応して上記搬送路の他側で装置本体に固設され、上記第1のガイド手段との間で上記搬送路を規定する複数の第2のガイド手段と、上記収容容器を上記装置本体に対して位置決めする位置決め機構と、を備え、上記複数の第1のガイド手段のうち上記処理部に最も近い第1のガイド手段は、上記搬送路の一側に対向した搬送ガイドと、この搬送ガイドを上記収容容器の外側面に対して移動可能に支持した支持手段と、この支持手段にて支持された搬送ガイドを上記搬送路に向けて付勢する付勢手段と、上記収容容器が装置本体に装着された状態で、上記付勢手段による付勢力に抗して上記搬送ガイドを位置決めする上記位置決め機構とは別の位置決め手段と、を有し、上記位置決め手段は、上記搬送路の他側に対向して設けられた上記第2のガイド手段から当該搬送ガイドに向けて突設されたピンを嵌入せしめるように当該搬送ガイドに形成された孔を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の給紙装置として、数千枚単位の用紙を収容可能な大容量フィーダ2(以下、単にLCF2と称する)(収容容器)を含む複写機1の給紙部10の構造を概略的に示してある。LCF2は、複写機本体1(装置本体)の図中右側側面に形成された凹所1aに対して挿脱自在に装着される。尚、ここでは、図中矢印方向にLCF2をスライドさせて、LCF2を凹所1aから離脱させた状態を図示してある。この状態で、LCF2と複写機本体1の凹所1aとの間に規定される搬送パス20(後述する)が露出され、用紙のジャム処理が可能となる。
【0012】
この複写機1にて画像を出力する場合、周知の電子写真方式による画像形成プロセスにより感光体ドラム3の表面3a上に現像剤像が形成され、給紙部10(以下に詳述する)を介してドラム表面3aに向けて用紙が給紙され、この用紙上に現像剤像が転写され、図示しない定着装置によって現像剤像が用紙上に定着されて画像が出力される。この一連の画像形成プロセスに関わる構成については、周知の技術であるため図示を省略してある。
【0013】
複写機1の給紙部10は、サイズの異なる複数枚の用紙をそれぞれ収容した3つの給紙カセット4、5、6、使用頻度の高い特定サイズの用紙を多数枚収容したLCF2、および手差し給紙部7を有している。用紙カセット4、5、6、LCF2、或いは手差し給紙部7から給紙された用紙は、複数の搬送ローラおよび搬送ガイドを介して、感光体ドラム3の直前に設けられた一対のレジストローラ8へ搬送される。そして、このレジストローラ8によって用紙の先端が一旦整位されて搬送姿勢が整えられた後、ドラム表面3a上に形成された現像剤像に同期して送り込まれる。
【0014】
各給紙カセット4、5、6は、複写機1のフロント側(紙面手前側)から複写機本体に対して挿脱自在に装着されている。各給紙カセット4、5、6内にそれぞれ収容された用紙は、その最上端にある用紙の端部に接触して配置されたピックアップローラ11によって1枚ずつ取出され、給紙ローラ12によって搬送パス20上に送り込まれる。搬送パス20に送り込まれた用紙は、複数の搬送ローラ13によって搬送され、レジストローラ8へ送り込まれる。
【0015】
ところで、この搬送パス20は、LCF2が複写機本体1の凹所1aに対向した前面部2aに設けられた複数の搬送ガイド21、およびこれらの搬送ガイド21に対応して複写機本体1の凹所1aに設けられた複数の搬送ガイド22によって規定される。つまり、LCF2が複写機本体1の凹所1aに正常に装着された状態で、LCF2の前面部2aに設けられた複数の搬送ガイド21と複写機本体1側の凹所1aに設けられた複数の搬送ガイド22との間で搬送パス20が形成される。
【0016】
また、LCF2は、複写機本体1に設けられた上記凹所1aに対して挿脱自在に取付けられる。LCF2が凹所1aに装着される場合、図2に示す位置決め機構によってLCF2が凹所1aに対して位置決めされる。すなわち、LCF2の位置決め機構は、LCF2の前面部2aに突設されたピン31、およびこのピン31に対応して凹所1aに設けられたブラケット32を有している。LCF2が凹所1aに装着されると、LCF2の前面部2aに設けられたピン31が凹所1aのブラケット32に形成された孔32aに嵌入され、LCF2が凹所1aに対して位置決めされる。この位置決め機構により、ジャム処理時にLCF2を凹所1aから離脱させ、ジャム処理終了後にLCF2を凹所1aに装着する際に、LCF2を凹所1aに対して正しく位置決めできる。尚、本実施の形態では、これらのピン31およびブラケット32は、複写機1のリア側(紙面奥側)にのみ設けられている。
【0017】
LCF2に収容された用紙は、図示しない昇降機構によって上下動される支持板14上に集積されており、支持板14の上昇に伴って所定の取り出し位置へ上昇される。取り出し位置には、ピックアップローラ15が待機され、支持板14の上昇によって、このピックアップローラ15が最上端の用紙の端部に接触される。ピックアップローラ15によって取出された用紙は、給紙ローラ16を介してレジストローラ8へ送り込まれる。
【0018】
さらに、手差し給紙部7は、LCF2とともに複写機本体1に対して挿脱自在に設けられた給紙トレイ17を有している。給紙トレイ17上にセットされた用紙は、最上端の用紙先端に接触配置されたピックアップローラ18によって取出され、給紙ローラ19を介してレジストローラ8へ送り込まれる。
【0019】
図2には、上記給紙部10の要部の構成として、レジストローラ8手前の搬送パス20に設けられた複数の搬送ガイド21、22、およびその周辺部材を拡大して示してある。尚、ここでも、LCF2が凹所1aから離脱された状態を図示してある。
【0020】
また、図3には、LCF2が凹所1aにセットされた状態における、レジストローラ8手前の搬送パス20周辺をさらに拡大して示してある。これによると、LCF2の前面部2aに設けられた搬送ガイド21のうちレジストローラ8に最も近い最下流側の搬送ガイド21a(第2部材)は、2系統の紙パスを通る用紙をガイドする。つまり、搬送ガイド21aは、LCF2の前面部2aと凹所1aとの間に規定された搬送パス20を介して図中矢印A方向に搬送される用紙をレジストローラ8に向けてガイドする機能を有するとともに、LCF2から取り出されて図中矢印B方向に搬送される用紙をレジストローラ8に向けてガイドする機能を有している。
【0021】
従って、各給紙カセット4、5、6、およびLCF2から給紙される用紙を正しい搬送姿勢でレジストローラ8へ送り込むためには、上記搬送ガイド21aを正確に位置決めすることが特に重要となる。
【0022】
以下、この搬送ガイド21aを位置決めするための構成について説明する。尚、ここでは、最も下流側の搬送ガイド21aについて代表して説明するが、他の搬送ガイドも同様にして位置決めすることができることは言うまでもない。
【0023】
図4には、LCF2が凹所1aから離脱された際における各搬送ガイド21a、22aの状態を示してある。また、図5には、LCF2が凹所1aに装着された際における各搬送ガイド21a、22aの状態を示してある。
【0024】
LCF2側の搬送ガイド21aは、LCF2に固設された支持フレーム24に対し、導電性材料により形成された複数本のピン23(支持部材)を介して可動的に取付けられている。
【0025】
つまり、各ピン23の先端は、搬送ガイド21aを貫通してかしめられて固定されている。また、各ピン23は、支持フレーム24に取付けられた絶縁部分25の孔25aにそれぞれスライド自在に嵌入されている。絶縁部分25には、2本のピン23を挿通するための2つの孔25aが形成されており、各孔25aの内径はピン23の外径より1〜2mm程度大きく設定されている。さらに、各ピン23の後端は、絶縁部分25の背面側でストッパ26によって固定されて抜き止めされている。尚、搬送ガイド21aと絶縁部分25との間には、各ピン23に巻き回された複数の圧縮バネ27(付勢機構)が介在されており、搬送ガイド21aが搬送パス20に向けて付勢されるようになっている。本実施の形態では、図示した構成が複写機1のフロント側およびリア側にそれぞれ1つずつ設けられ、4本のピン23によって1つの搬送ガイド21aが支持されている。
【0026】
上記構成によって搬送ガイド21aをLCF2に対して支持することにより、搬送ガイド21aを上下方向およびフロント/リア方向に僅かに移動させることができる。また、LCF2の支持フレーム24と搬送ガイド21aとの間に上記絶縁部分25が介在されているため、搬送ガイド21aが他の部材から絶縁した状態で支持されている。
【0027】
一方、上記搬送ガイド21aに対向する位置に設けられ、この搬送ガイド21aとの間で搬送パス20を規定する搬送ガイド22a(第1部材)は、複写機本体1の凹所1aの対応する部位に固設されている。尚、この搬送ガイド22aには、定電圧素子としての図示しないバリスタが接続され、このバリスタを介して搬送ガイド22aがアースされている。
【0028】
また、本体1側の搬送ガイド22aには、LCF2側の搬送ガイド21aに向けて突出した導電性材料により形成されたピン33が固設され、対応するLCF2側の搬送ガイド21aの部位には、上記ピン33が嵌入される孔34が形成されている。尚、これらのピン33および孔34は、複写機1のフロント側およびリア側それぞれに1組づつ設けられている。
【0029】
さらに、LCF2側の搬送ガイド21aから搬送パス20側に突出した各ピン23の先端部分には、搬送パス20の幅を規定するためのスペーサー28がそれぞれ設けられている。つまり、図5に示したようにLCF2側の搬送ガイド21aが本体1側の搬送ガイド22aに押付けられた状態で、各ピン23の突出部分に設けられたスペーサー28が搬送ガイド22aに当接されて搬送パス20の幅が決定される。本実施の形態では、搬送パス20の幅が3〜5mmになるように、各スペーサー28の高さが設定されている。
【0030】
しかして、図5に示すようにLCF2が本体1の凹所1aに装着されると、本体1側の搬送ガイド22aに設けられた各ピン33がLCF2側の搬送ガイド21aに形成された各孔34に挿通されるとともに、LCF2側の搬送ガイド21aから突設された各スペーサー28が本体1側の搬送ガイド22aに当接され、搬送ガイド21aが搬送ガイド22aに対して位置決めされる。このとき、LCF2側の搬送ガイド21aに固設された複数のピン23の先端が本体1側の搬送ガイド22aに接触されるとともに、本体1側の搬送ガイド22aから突設されたピン33がLCF2側の搬送ガイド21aの孔34に接触されるため、各搬送ガイド21a、22aが電気的に導通される。よって、本体1側の搬送ガイド22aに接続されたバリスタを介してLCF2側の搬送ガイド21aが同時にアースされる。
【0031】
以上のように、本実施の形態によると、ジャム処理などによりLCF2を複写機本体1から離脱させた後、ジャム処理終了後にLCF2を本体1の凹所1aに装着すると、LCF2の前面2aに設けられたピン31および凹所1aに設けられたブラケット32の孔32aにより、LCF2が凹所1aに対して位置決めされて装着される。これと同時に、LCF2側に設けられたレジストローラ8手前の最も下流側の搬送ガイド21aが、対向する本体1側の搬送ガイド22aに対してさらに正確に位置決めされる。つまり、LCF2が本体1の凹所1aに装着された際に、LCF2側の搬送ガイド21aの位置決めが不十分であっても、上述した搬送ガイド21aの位置決め構造によって搬送ガイド21aの十分な位置出しが可能となる。これにより、搬送ガイド21aによってガイドされる用紙の搬送姿勢を安定させることができ、用紙の搬送方向を安定させることができる。
【0032】
また、本実施の形態によると、LCF2を複写機本体1に装着した時点でLCF2側の搬送ガイド21aを本体1側の搬送ガイド22aに導通させることができる。このため、LCF2側の搬送ガイド21aを他の部材から絶縁させた状態で支持できるとともに、本体1側の搬送ガイド22aを介してアースでき、従来、各搬送ガイド間に装着していた導通のための複数の板ばねが不要となり、装置を構成する部材点数を少なくでき、装置の製造コストを低減できる。
尚、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の給紙装置は、上記のような構成および作用を有しているので、露出可能な搬送パスを規定する搬送ガイドを正確に位置決めでき、各搬送ガイドを導通させるための専用の部材を必要とせず、用紙の搬送姿勢を安定させることができるとともに、装置の製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る複写機の給紙部を示す概略図。
【図2】図2の給紙部の要部を拡大して示す概略図。
【図3】図2の要部をさらに拡大した拡大図。
【図4】本体側の搬送ガイドに対してLCF側の搬送ガイドが離間された状態を示す概略図。
【図5】本体側の搬送ガイドに対してLCF側の搬送ガイドが位置決めされた状態を示す概略図。
【符号の説明】
2…LCF、
7…手差し給紙部、
21、22…搬送ガイド、
23…ピン、
24…支持フレーム、
31、33…ピン、
32a、34…孔。
Claims (4)
- 用紙に所定の処理をなす処理部に向けて用紙を給送する給紙装置であって、複数枚の用紙を収容した収容容器を装置本体に対して脱着自在に備えた給紙装置において、
上記収容容器とは別に用紙を収容した収容部と、
この収容部から用紙を取出す第1の取出し手段と、
上記収容容器から用紙を取出す第2の取出し手段と、
上記収容容器が装置本体に対向した外側面に沿って設けられた上記収容部から上記処理部を通って延びた搬送路を有し、上記第1の取出し手段にて上記収容部から取出された用紙を上記搬送路を介して上記処理部へ搬送するとともに、上記第2の取出し手段にて上記収容容器から取出された用紙を上記搬送路を介して上記処理部へ搬送する搬送手段と、
上記搬送路に対向した上記収容容器の外側面に上記搬送路に沿って並設され、上記収容容器を装置本体に装着した状態で上記搬送路の一側を規定するとともに、上記収容容器を装置本体から離脱させた状態で上記搬送路の一側を開放する複数の第1のガイド手段と、
上記第1のガイド手段に対応して上記搬送路の他側で装置本体に固設され、上記第1のガイド手段との間で上記搬送路を規定する複数の第2のガイド手段と、
上記収容容器を上記装置本体に対して位置決めする位置決め機構と、を備え、
上記複数の第1のガイド手段のうち上記処理部に最も近い第1のガイド手段は、
上記搬送路の一側に対向した搬送ガイドと、
この搬送ガイドを上記収容容器の外側面に対して移動可能に支持した支持手段と、
この支持手段にて支持された搬送ガイドを上記搬送路に向けて付勢する付勢手段と、
上記収容容器が装置本体に装着された状態で、上記付勢手段による付勢力に抗して上記搬送ガイドを位置決めする上記位置決め機構とは別の位置決め手段と、を有し、
上記位置決め手段は、
上記搬送路の他側に対向して設けられた上記第2のガイド手段から当該搬送ガイドに向けて突設されたピンを嵌入せしめるように当該搬送ガイドに形成された孔を有することを特徴とする給紙装置。 - 上記支持手段は、上記搬送ガイドを上記収容容器に対して絶縁状態で支持していることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
- 上記位置決め手段は、上記収容容器が装置本体に装着されて上記搬送ガイドが位置決めされた状態で、該搬送ガイドを上記第2のガイド手段に対して電気的に導通させる手段を有することを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
- 上記導通させる手段によって電気的に導通された状態の上記搬送ガイドおよび上記第2のガイド手段をアースするバリスタを有することを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。
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