JP3170737B2 - 多穴孔明けパンチ - Google Patents

多穴孔明けパンチ

Info

Publication number
JP3170737B2
JP3170737B2 JP23253393A JP23253393A JP3170737B2 JP 3170737 B2 JP3170737 B2 JP 3170737B2 JP 23253393 A JP23253393 A JP 23253393A JP 23253393 A JP23253393 A JP 23253393A JP 3170737 B2 JP3170737 B2 JP 3170737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
slider
slide rail
guide surface
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23253393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0760695A (ja
Inventor
忠三 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CARL Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
CARL Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CARL Manufacturing Co Ltd filed Critical CARL Manufacturing Co Ltd
Priority to JP23253393A priority Critical patent/JP3170737B2/ja
Priority to TW83107618A priority patent/TW241219B/zh
Priority to US08/294,994 priority patent/US5463922A/en
Priority to CN94116816A priority patent/CN1046457C/zh
Priority to GB9420376A priority patent/GB2294003B/en
Publication of JPH0760695A publication Critical patent/JPH0760695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3170737B2 publication Critical patent/JP3170737B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D5/08Means for actuating the cutting member to effect the cut
    • B26D5/16Cam means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/02Perforating by punching, e.g. with relatively-reciprocating punch and bed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8776Constantly urged tool or tool support [e.g., spring biased]
    • Y10T83/8785Through return [noncutting] stroke
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8821With simple rectilinear reciprocating motion only
    • Y10T83/8828Plural tools with same drive means
    • Y10T83/883Tools positioned by template
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8821With simple rectilinear reciprocating motion only
    • Y10T83/8828Plural tools with same drive means
    • Y10T83/8831Plural distinct cutting edges on same support
    • Y10T83/8834Successively acting

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は規格紙であるA列および
B列の各種規格紙に対応して孔明けができ、かつ、小型
化して多数枚積み重ねられた紙に孔明けできるようにし
た多穴孔明けパンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】規格紙A4は三十穴、規格紙B5は二十
六穴の孔が開けられてファイルに綴じられる。この規格
紙に孔明けする従来の多穴孔明けパンチを図15に示し
て説明する。基盤1に対して開閉可能に紙押え2を設け
て、基盤1と紙押え2の間に紙3を挟んで位置決めし、
紙押え2に一体に設けた定規4の凹部5にパンチ本体6
の突起部7を嵌合するようにして、パンチ本体6を定規
4に沿わせて移動しながら孔明けするようにしている。
ここに例示する従来例では凹部5が五個あり、パンチ本
体6のパンチにより一度に六穴開けられるようになって
いる。
【0003】また、図14に示す従来例は三十穴あるい
は二十六穴を一度に開けるようにした穴明けパンチであ
り、基盤1と本体2との間に差し込みその紙の大きさに
対応してセレクトレバー9により孔数を設定し、ハンド
ル8を押し下げることにより一度に孔明けするようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
図15に示すものは最も小型化されていて、収納保管や
取扱に便利であり、事務用品として優れた特徴を有する
が、パンチ本体6にて孔明けする動作は握力によって行
うので、パンチ本体6のスプリングバックのスプリング
の弾性力に抗して一度に六個の孔を開けるには相当な握
力の強さが要求される。そのために、一度に孔明けでき
る紙の枚数はせいぜい五枚の紙が限度であり、一度に多
くの紙に孔をあけるのが困難であるという問題がある。
【0005】また、図14に示す従来例にあってはハン
ドル8を押し下げて孔明けするので、多数枚の紙を一度
に三十穴の孔が開けられるので、効率的に孔明けするこ
とができるという優れた特徴を有しているが、孔明けパ
ンチが大型になり、特に事務用品として机上で使用する
場合には場所をとり、また、収納保管や取扱が不便であ
るという問題がある。
【0006】本発明は規格紙であるA列およびB列の各
種規格紙に対応して孔明けができ、かつ、小型化して多
数枚積み重ねられた紙に軽い力で孔明けできるようにし
た多穴孔明けパンチを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、スライドレ
ールに必要個数のパンチを上下動可能で、かつ、一列に
配設すると共に該スライドレールにスライダーを移動可
能に設けて、スライダーをスライド移動することでパン
チを上下動するようにした多穴孔明けパンチにおいて、
各々のパンチに設けられ、パンチを、当該パンチの軸線
と直交する方向に貫通した作動ピンと、スライダに設け
られ、中央部が低い波形に形成された波形溝とを具備し
て、スライダーをスライド移動することで、波形溝に、
スライドレールに配設されたパンチの作動ピンが順次係
合して、一列に配列した必要個数のパンチを順次上下動
させることを特徴とする。
【0008】このように構成することで、スライダーを
スライド移動することにより、作動ピンがスライダーの
波形溝に順次押し下げられて、紙に一列の孔を明けるこ
とができると共に、作動ピンがスライダーの波形溝に順
次押し上げられて、パンチを順次押し上げることができ
る。
【0009】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、スライダーの波形溝は、中央部を低い波形に形成し
た上案内面と、該上案内面と所定の間隔を有すると共に
該上案内面の両端から突き出るようにして形成した下案
内面とからなることを特徴とする。
【0010】このように構成することで、スライダーを
スライド移動することにより、作動ピンが上案内面に順
次押し下げられると共に、押し下げられた作動ピンが下
案内面によって順次押し上げられる。
【0011】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、スライドレールの側面に形成され作動ピンが嵌合し
て上下動可能な複数の作動ピン嵌合長孔を設け、各作動
ピン嵌合長孔の上部に作動ピンを保持するくびれ部を形
成したことを特徴とする。
【0012】このように構成することで、各作動ピン嵌
合孔の上部に形成されたくびれ部に作動ピンを係合させ
ることにより、各作動ピン嵌合孔に嵌合された作動ピン
を作動ピン嵌合孔の上部に保持することができる。
【0013】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
は、隣接する作動ピン嵌合長孔の間に撓み長孔を設けた
ことを特徴とする。
【0014】このように構成することで、撓み長孔を撓
ませることにより作動ピン嵌合孔の変形を吸収すること
ができ、作動ピンを作動ピン嵌合長孔に対して上下動す
る際に、作業ピンが容易にくびれ部を通過することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、図13に本実施例の外観を示してその概
略を説明すると、基盤10にはスライドレール11が固定さ
れており、このスライドレール11には後で説明するパン
チが挿通されるパンチ挿通孔12が明けられている。この
パンチ挿通孔12の数は例えば規格紙A4の三十穴の孔に
合わせて明けられており、規格紙B5の二十六穴の孔を
賄うようになっている。
【0016】また、スライドレール11の側面には後で説
明するパンチに設けられた作動ピン13が嵌合してパンチ
を上下動するように、作動ピン嵌合長孔15が設けられて
いる。16は作動ピン嵌合長孔15の間に設けられた撓み長
孔である。そして、スライドレール11に嵌合されている
スライダー14をスライドさせることにより、後で説明す
るスライダー14に設けられた案内面が作動ピン13に係合
して、パンチを順に押し下げて孔明けするようになって
いる。スライダー14は後で詳細に説明するが、図5及び
図6に示すように、スライドレール11に嵌合できるよう
に門形になっており、その内側には作動ピン13に係合し
てパンチを上下動させるための案内溝(波形溝)141お
よびスライドレール11にガイドされるガイド溝142が設
けられている。
【0017】まず、図3ないし図6を用いてスライダー
14について説明する。図4において、スライダ14には上
案内面143と下案内面144により案内溝141が形成されて
おり、この案内溝141の形状は両側に下降傾斜面からな
る掬い上げ部(イ)および押上部(ロ)と、中央部に押
し下げ部(ハ)を形成した中央部が低い波形になってい
る。そして、案内溝141の幅は押上部(ロ)の頂部付近
までは広くなっており、押上部(ロ)の頂部から押し下
げ部(ハ)にかけて次第に、作動ピン13の直径に略等し
くなるように狭くなっている。
【0018】また、下案内面144の掬い上げ部(イ)の
部分は上案内面143の両端から突き出た状態になってい
る。145は握り部であり、二つ割りされた本体を喉部146
にあけた螺子孔147に螺子148を螺合して結合するように
している。もちろん、本体を二つ割りにしないで一体成
形するようにしてもよい。142はガイドレール11のガイ
ド面に嵌合されるガイド溝である。
【0019】また、図7および図8に示すスライダ14
は、スライダー14の高さを低くするために、スライダー
14側にパンチ逃げ孔149が設けられている。21はケーシ
ングであり、ケーシング21を取りはずした状態を示す図
13の外観をよくするために設けられている。
【0020】次に図9から図12を用いてスライドレー
ル11について説明する。スライドレール11の平面を示す
図9において、中心線Cに沿ってパンチ挿通孔12が例え
ば規格紙A4の三十穴の孔のピッチ間隔Pで開けられて
いる。また、スライドレール11の側面を示す図10にお
いて、その側面には図11に示すようにパンチ挿通孔12
の軸線に一致させて、作動ピン嵌合長孔15が開けられて
いる。また、この作動ピン嵌合長孔15の間、すなわち図
12に示すようにP/2の位置に、撓み長孔16が開けられ
ている。
【0021】作動ピン嵌合長孔15の形状は図12に示す
ように、くびれ部151が形成されており、このくびれ部1
51間の幅Wは作動ピン13の直径よりも幾分小さくなって
いて、作動ピン13がこのくびれ部151により、作動ピン
嵌合長孔15の上端部に保持されるようになっている。そ
して、作動ピン13がこのくびれ部151を通過する時に、
このくびれ部151が押し広げられるようにするために、
撓み長孔16を設けてスライドレール11の側壁111の変形
を許容するようにしている。
【0022】また、図11に示すようにスライドレール
11の断面形状は、スライダー14のガイド溝142(図5参
照)が嵌合してスライダー14をガイドするためのガイド
突起112が形成されており、その下面には基盤10との
間に紙挿入用の間隙を形成するための段部113が形成さ
れ、その端部は紙の挿入を容易にするために傾斜面114
が形成されている。なお、図1に示すように、スライド
レール11の両端にはパンチがない逃げ部Eが設けられて
いる。
【0023】また、図2に示すように、パンチ17にはパ
ンチ17を直角に貫通する作動ピン13が設けられており、
該作動ピン13は、スライドレール11のパンチ挿通孔12に
パンチ17を挿通し、作動ピン13をスライドレール11の作
動ピン嵌合長孔15に嵌合し、スライダ14のガイド溝142
をスライドレール11のガイド突起112に嵌合した状態
において、その両端部がスライダー14に設けた案内溝14
1内に嵌入する構造になっている。また、作動ピン13が
案内溝141の下案内面144の押上部(ロ)により押し上げ
られた際には、作動ピン13がくびれ部151(図12参
照)に保持され、かつ、パンチ17の刃部171がスライド
レール11のパンチ挿通孔12内に引き込まれる状態になっ
ており、また、スライダ14の上案内面143の押し下げ部
(ハ)で押し下げられた際には、パンチ17の刃部171が
基盤10に設けたパンチ孔101を貫通するようになってい
る。なお、図2に示す符号102はパンチ屑受け部であ
る。
【0024】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。図1において、スライダー14には中
央を低くした波形の案内溝141が設けられているので、
スライダー14をスライドレール11にそって移動させるこ
とにより、作動ピン13が上案内面143の押し下げ部
(ハ)(図4参照)により押し下げられてパンチ17が押
し下げられ、孔明けすることが可能になる。そして、こ
のパンチ17は上案内面143の押し下げ部(ハ)により順
次押し下げられるので、実質的に紙を貫通するのは一本
のパンチ17のみであり、軽い力で孔明けすることが可能
になる。
【0025】また、図1及び図4に示すように、案内溝
141は中央を低くした波形になっているので、スライダ
ー14を移動することにより作動ピン13がこの案内溝141
に案内されて、上案内面143の押し下げ部(ハ)で順次
パンチ17が押し下げられて孔明けし、押し下げられて孔
明けしたパンチ17を順次下案内面144の押上部(ロ)で
押し上げることが可能である。これにより、各々のパン
チ17をバネ等で上方に付勢することがなくとも、紙を貫
通させたパンチ17を確実に上方に引き戻すことができ
る。さらに、下案内面144を上案内面143の両端から突出
させたので、作動ピン13を案内溝(波形溝)141に確実
に導くことができる。そして、作動ピン嵌合長孔15には
くびれ部151が設けられているので、下案内面144の押上
部(ロ)で押し上げられたパンチ17の作動ピン13がこの
くびれ部151により係止され、パンチ17の刃部171がパン
チ挿入孔12内に引き込まれた状態で、パンチ17を保持す
ることが可能になる。これにより、スライダー14をスラ
イドレール11の両端に設けた逃げ部Eの位置のどちらか
に位置させることにより、すべてのパンチ17の刃部171
をパンチ挿通孔12内に引き込んだ状態で保持し、孔明け
される紙の差し込みを可能にする。
【0026】また、作動ピン嵌合長孔15同志の間に撓み
長孔16が設けられているので、作動ピン13が作動ピン嵌
合長孔15のくびれ部151を通過する時に、作動ピン嵌合
長孔15と撓み長孔16との間のスライドレール11の側壁11
1が撓み、くびれ部151における作動ピン13の通過を円滑
に行い、スライダー14の移動に必要な力を軽減すること
が可能になる。
【0027】また、パンチ17に略直交するように作動ピ
ン13を設け、かつ、スライダー14に形成した案内溝141
によりこの作動ピン13を作動ピン嵌合長孔15に案内させ
て上下動させるようにしたので、パンチ17の上下端をパ
ンチ挿通孔12で両端支持し、作動ピン13によりパンチ17
に対して垂直方向に力を与えることができ、これにより
パンチ17の回転をなくしてパンチ17の円滑な上下動を可
能にして、パンチ17の押し下げ力を軽減することが可能
になる。更に、作動ピン13が作動ピン嵌合長孔15に形成
したくびれ部151を押し下げ方向に通過させた後には、
パンチ17には何の押上力も働いていないので、孔明け時
にパンチ17の刃部171で紙を切る力のみとなり、かつ、
孔明けにおいては一本のパンチ17のみの作用であるの
で、孔明け時における力を軽減することが可能になる。
【0028】このように、実質的に孔明けするのは一本
のパンチ17であること、パンチ17の上下動を円滑にする
こと、および孔明け時の孔明けの力はパンチ17の刃部17
1で紙を切る力のみであることの相乗作用により、孔明
けに必要な力を小さくしたので、スライダー14の移動に
よる孔明けを実現することができ、多穴孔明けパンチを
小型化することが可能になる。
【0029】
【発明の効果】本発明のうち請求項1に記載の発明によ
れば、各々のパンチに設けられ、該パンチ及びスライド
レールに対して直交するように突出させた作動ピンを、
スライダの中央部が低い波形に形成された波形溝にて順
次押し下げるようにしたので、スライダーをスライドレ
ールに沿って移動して作動ピンを波形溝にて順次押しな
がら孔明けするパンチの数を少なくして、孔明けに必要
な力を小さくすることができる。また、波形溝を中央が
低い波形に形成したので、スライダーをスライドレール
に対してスライド移動するだけで、波形溝にて作動ピン
が順次押し下げられてパンチが順次押し下げられると共
に、押し下げられることで多数枚の紙を貫通したパンチ
の作動ピンを波形溝にて順次押し上げてパンチを確実に
引き戻すことができる。さらに、パンチをバネ等で上方
に付勢することなくとも、押し下げられたパンチを引き
戻すことができ、構造を簡易にすることができる。
【0030】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
によれば、スライダーの波形溝を、中央部が低い波形に
形成された上案内面と、該上案内面と所定の間隔を有す
ると共に該上案内面の両端から突き出るようにして形成
した下案内面とで構成したので、上案内面の押し下げ部
で作動ピンが押し下げられてパンチが押し下げられると
共に、下案内面の押上部で押し下げられることで多数枚
の紙を貫通したパンチの作動ピンを押し上げてパンチを
確実に引き戻すことができる。さらに、下案内面を上案
内面の両端から突出させたので、作動ピンを波形溝に確
実に導くことができる。
【0031】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
によれば、スライドレールの側面に配設した作動ピン嵌
合長孔の上部にくびれ部を形成したので、パンチをバネ
等で上方に付勢することなくとも作動ピン嵌合長孔の上
端部に保持することができ、構造を簡易にすることがで
きる。
【0032】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
によれば、隣接する作動ピンの間に撓み長孔を設けたの
で、該撓み長孔を撓ませることで作動ピン嵌合長孔の変
形を吸収することができ、作動ピンを作動ピン嵌合長孔
に対して上下動させる際には、作動ピンが容易に作動ピ
ン嵌合長孔のくびれ部を通過することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1のAーA線における縦断面図である。
【図3】図5のBーB線における横断面図である。
【図4】図1におけるスライダーを二つ割りにした正面
図である。
【図5】図1におけるスライダーの側面図である。
【図6】図1および図13におけるスライダーの斜視図
である。
【図7】他のスライダーの実施例を示す正面図である。
【図8】図7のCーC線における縦断面図である。
【図9】図1に示すスライドレールの平面図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】図10のDーD線における縦断面図である。
【図12】図10における作動ピン嵌合長孔の拡大図で
ある。
【図13】図1に示した本実施例のカバーを取り外した
状態の全体斜視図である。
【図14】従来例の斜視図である。
【図15】他の従来例の斜視図である。
【符号の説明】 10 基盤 11 スライドレール 112 ガイド面 12 パンチ挿入孔 13 作動ピン 14 スライダー 141 案内溝(波形溝) 142 ガイド溝 143 上案内面 144 下案内面 15 作動ピン嵌合長孔 151 くびれ部 16 撓み長孔 17 パンチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドレールに必要個数のパンチを上
    下動可能で、かつ、一列に配設すると共に該スライドレ
    ールにスライダーを移動可能に設けて、前記スライダー
    をスライド移動することで前記パンチを上下動するよう
    にした多穴孔明けパンチにおいて、 各々の前記パンチに設けられ、前記パンチを、当該パン
    チの軸線と直交する方向に貫通した作動ピンと、 前記スライダに設けられ、中央部が低い波形に形成され
    た波形溝とを具備して、 前記スライダーをスライド移動することで、前記波形溝
    に、前記スライドレールに配設された前記パンチの前記
    作動ピンが順次係合して、一列に配列した必要個数の前
    記パンチを順次上下動させる ことを特徴とする多穴孔明
    けパンチ。
  2. 【請求項2】 前記スライダーの波形溝は、中央部を低
    い波形に形成した上案内面と、該上案内面と所定の間隔
    を有すると共に該上案内面の両端から突き出るようにし
    て形成した下案内面とからなることを特徴とする請求項
    1に記載の多穴孔明けパンチ。
  3. 【請求項3】 前記スライドレールの側面に形成され前
    記作動ピンが嵌合して上下動可能な複数の作動ピン嵌合
    長孔を設け、各作動ピン嵌合長孔の上部に前記作動ピン
    を保持するくびれ部を形成したことを特徴とする請求項
    1または2に記載の多穴孔明けパンチ。
  4. 【請求項4】 隣接する前記作動ピン嵌合長孔の間に撓
    み長孔を設けたことを特徴とする請求項3に記載の多穴
    孔明けパンチ。
JP23253393A 1993-08-25 1993-08-25 多穴孔明けパンチ Expired - Lifetime JP3170737B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23253393A JP3170737B2 (ja) 1993-08-25 1993-08-25 多穴孔明けパンチ
TW83107618A TW241219B (en) 1993-08-25 1994-08-19 Multiple holes drilling machine
US08/294,994 US5463922A (en) 1993-08-25 1994-08-24 Punch for making a multiplicity of holes
CN94116816A CN1046457C (zh) 1993-08-25 1994-08-25 多孔穿孔器
GB9420376A GB2294003B (en) 1993-08-25 1994-10-10 Punch for making a multiplicity of holes

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23253393A JP3170737B2 (ja) 1993-08-25 1993-08-25 多穴孔明けパンチ
GB9420376A GB2294003B (en) 1993-08-25 1994-10-10 Punch for making a multiplicity of holes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0760695A JPH0760695A (ja) 1995-03-07
JP3170737B2 true JP3170737B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=26305769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23253393A Expired - Lifetime JP3170737B2 (ja) 1993-08-25 1993-08-25 多穴孔明けパンチ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5463922A (ja)
JP (1) JP3170737B2 (ja)
CN (1) CN1046457C (ja)
GB (1) GB2294003B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6622603B1 (en) * 1997-03-12 2003-09-23 International Business Machines Corporation Linear via punch
US6672504B1 (en) * 1999-07-15 2004-01-06 Canon Kabushiki Kaisha Sheet punching device featuring selectively usable punch trains
JP4767385B2 (ja) * 2000-01-19 2011-09-07 大同工業株式会社 孔明け装置
AU1972001A (en) * 2000-02-14 2001-08-16 Hallmark Cards Incorporated Stripping apparatus
US6769600B1 (en) * 2000-06-16 2004-08-03 Dayton-Phoenix Group, Inc. Motor lamination notching apparatus and method with selectively positionable punches
JP3684166B2 (ja) * 2001-03-13 2005-08-17 キヤノン株式会社 孔あけ装置とこの装置を備えたシート処理装置および画像形成装置
JP4709422B2 (ja) * 2001-04-27 2011-06-22 株式会社セーコウ 穿孔装置
US7299731B2 (en) 2002-01-25 2007-11-27 Alterra Holdings Corporation Paper trimmer
US6877413B1 (en) * 2003-09-30 2005-04-12 Cheng Tien Int'l Corp. Slideable hole punch
US7032490B2 (en) * 2004-04-09 2006-04-25 Primax Electronics Ltd. Hole punch
TWI241946B (en) * 2004-06-17 2005-10-21 Primax Electronics Ltd Punching apparatus
CN1305649C (zh) * 2004-06-28 2007-03-21 宇东电浆科技股份有限公司 打孔装置
US20070044624A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-01 Marks Joel S Hole punch element
US20070044618A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-01 Marks Joel S Hole punch element
JP4780604B2 (ja) * 2005-10-07 2011-09-28 カール事務器株式会社 用紙の位置決め機構
US7654183B2 (en) * 2006-01-23 2010-02-02 Worktools, Inc. Compact heavy duty hole punch
US20080240186A1 (en) * 2007-03-29 2008-10-02 Xinbing Liu Polygonal cross-section laser rod for low-cost flashlamp-pumped laser
JP5346733B2 (ja) * 2009-08-03 2013-11-20 大同工業株式会社 孔明け装置
JP5650912B2 (ja) * 2010-02-12 2015-01-07 大同工業株式会社 穿孔装置
JP5214689B2 (ja) * 2010-09-13 2013-06-19 株式会社セーコウ 穿孔装置
CN102277905B (zh) * 2011-05-05 2013-03-20 杨东佐 一种梁挂接件、建筑框架结构及安装方法
US10115259B2 (en) 2012-06-15 2018-10-30 Ncr Corporation Item validation
US20150239143A1 (en) * 2014-02-25 2015-08-27 Chun Yuan Chang Punching machine
CN108839108A (zh) * 2018-07-12 2018-11-20 陈凡强 冲子工具

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US767914A (en) * 1903-11-30 1904-08-16 Theodore F Philippi Punching-machine.
US3227023A (en) * 1961-11-20 1966-01-04 Gen Binding Corp Successively acting punching machine
JPS4523257Y1 (ja) * 1966-09-13 1970-09-12
IT968976B (it) * 1972-10-16 1974-03-20 Gronda D Macchina perforatrice e rilegatri ce particolarmente per fogli da riunire con un dorso di plastica
US4125045A (en) * 1976-06-22 1978-11-14 Kerason Sa Sheet punching machine
JPS56171197U (ja) * 1980-04-02 1981-12-17
US4509397A (en) * 1982-09-27 1985-04-09 Carl Manufacturing Co., Ltd. Punch and perforation jig assembly having position maintaining feature
SE447717B (sv) * 1985-05-03 1986-12-08 Bo Lindberg Anordning for manuell halslagning av pappersark och liknande
JPS6227960A (ja) * 1985-07-31 1987-02-05 キヨ−ラク株式会社 輸液用プラスチツク容器
JPH0616699Y2 (ja) * 1988-02-29 1994-05-02 カール事務器株式会社 紙截断器のカッタ刃支持構造
US5044242A (en) * 1990-05-11 1991-09-03 Tom Chiang Cutter shaft of perforator
GB9211191D0 (en) * 1992-05-27 1992-07-08 Ofrex Group Holdings Plc Punching devices

Also Published As

Publication number Publication date
GB2294003A (en) 1996-04-17
GB2294003B (en) 1998-07-08
GB9420376D0 (en) 1994-11-23
JPH0760695A (ja) 1995-03-07
CN1107774A (zh) 1995-09-06
CN1046457C (zh) 1999-11-17
US5463922A (en) 1995-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3170737B2 (ja) 多穴孔明けパンチ
US4656907A (en) Paper punch
US5287783A (en) Paper cutter
KR101451209B1 (ko) 천공 펀치
JPS6190690A (ja) 引込み式ナイフ
US20030137811A1 (en) Novel lever design that combines module insertion, retention, ejection functions for add-in cards
JP3198434U (ja) パンチ及び穿孔刃
JP2001191678A (ja) リング開閉具及び綴じ装置
JPWO2012115075A1 (ja) 見出し形成用器具
KR100316747B1 (ko) 다수의구멍을뚫는펀치
KR20020003299A (ko) 철구
JPH05504099A (ja) 書類穿孔器
US20100175523A1 (en) Low-effort paper punch
JP4623284B2 (ja) パンチ用サイドゲージ
JP2012245620A (ja) 刃及び綴じ機
JP3205965U (ja) パンチ
US20080102681A1 (en) Zero insertion force connector with an improved driver member
KR200257901Y1 (ko) 사무용 펀치
JPH06344298A (ja) 多穴孔明けパンチ
JP7475583B1 (ja) ガイド装置
JP3141227B2 (ja) 多機能孔明け機の紙位置決装置
JP2556188Y2 (ja) パンチ付ステープラー
JP3649198B2 (ja) キースイッチ装置
JP6075141B2 (ja) 綴じ機
TWI375145B (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090323

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120323

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140323

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term