JPH06344298A - 多穴孔明けパンチ - Google Patents

多穴孔明けパンチ

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JPH06344298A
JPH06344298A JP15789293A JP15789293A JPH06344298A JP H06344298 A JPH06344298 A JP H06344298A JP 15789293 A JP15789293 A JP 15789293A JP 15789293 A JP15789293 A JP 15789293A JP H06344298 A JPH06344298 A JP H06344298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
holes
arm
block
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP15789293A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuzo Mori
忠三 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by KARL JIMUKI KK, CARL Manufacturing Co Ltd filed Critical KARL JIMUKI KK
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Publication of JPH06344298A publication Critical patent/JPH06344298A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化して多数枚積み重ねられた紙に孔明け
できるようにすること。 【構成】 多穴孔明けパンチのパンチ孔の数を複数のブ
ロックに分割したパンチブロック11を基盤10に固定し、
各パンチブロック11のパンチ挿入孔 111に挿入したパン
チ14を押し下げるアーム12を設ける。これにより、パン
チブロック11を基盤10に固定して安定な状態にし、アー
ム12を押し下げる力を利用して強い力で孔明けすること
ができ、かつ、各パンチブロック11の孔明けを独立して
孔明けできるので、孔明けの数が少なくなって孔明けに
必要な力が少なくなり、アーム12を押し下げる強い力と
孔明けに必要な力を少なくすることとの相乗効果によ
り、多数枚の紙への孔明けを容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は規格紙であるA列および
B列の各種規格紙に対応して孔明けができ、かつ、小型
化して多数枚積み重ねられた紙に孔明けできるようにし
た多穴孔明けパンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】規格紙A4は三十穴、規格紙B5は二十
六穴の孔が開けられてファイルに綴じられる。この規格
紙に孔明けする従来の多穴孔明けパンチを図9に示して
説明する。基盤1に対して開閉可能に紙押え2を設け
て、基盤1と紙押え2の間に紙3を挟んで位置決めし、
紙押え2に一体に設けた定規4の凹部5にパンチ本体6
の突起部7を嵌合するようにして、パンチ本体6を定規
4に沿わせて移動しながら孔明けするようにしている。
ここに例示する従来例では凹部5が五個あり、パンチ本
体6のパンチにより一度に六穴開けられるようになって
いる。
【0003】また、図8に示す従来例は三十穴あるいは
二十六穴を一度に開けるようにした穴明けパンチであ
り、基盤1と紙押え2との間に挟んだ紙の大きさに対応
してセレクトレバー9により孔数を設定し、ハンドル8
を押し下げることにより一度に孔明けするようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
図9に示すものは最も小型化されていて、収納保管や取
扱に便利であり、事務用品として優れた特徴を有する
が、パンチ本体6にて孔明けする動作は握力によって行
うので、一度に六個の孔を開けるには相当な握力の強さ
が要求される。そのために、一度に孔明けできる紙の枚
数はせいぜい五枚の紙が限度であり、一度に多くの紙に
孔をあけるのが困難であるという問題がある。
【0005】また、図8に示す従来例にあってはハンド
ル8を押し下げて孔明けするので、多数枚の紙を一度に
三十孔開けられるので、効率的に孔明けすることができ
るという優れた特徴を有しているが、孔明けパンチが大
型になり、特に事務用品として机上で使用する場合には
場所をとり、また、収納保管や取扱が不便であるという
問題がある。
【0006】本発明は規格紙であるA列およびB列の各
種規格紙に対応して孔明けができ、かつ、小型化して多
数枚積み重ねられた紙に孔明けできるようにした多穴孔
明けパンチを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、多穴孔明けパンチのパンチ孔の
数を複数のブロックに分割したパンチブロックを形成
し、該パンチブロックを多穴孔明けパンチのパンチ孔に
合わせて基盤に固定し、該各パンチブロックのパンチ孔
に挿入したパンチを押し下げるアームを設け、各パンチ
ブロックの孔明けを独立して孔明け可能にしたことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明はこのように構成したので次の通りの作
用がある。すなわち、多穴孔明けパンチのパンチ孔の数
を複数のブロックに分割したパンチブロックを形成した
ので、構造を簡単にして小型化し規格紙の大きさに合わ
せて孔明けすることが可能になり、そして上記パンチブ
ロックを多穴孔明けパンチのパンチ孔に合わせて基盤に
固定し、該各パンチブロックのパンチ孔に挿入したパン
チを押し下げるアームを設けたので、パンチブロックを
基盤に固定して安定な状態にし、アームを押し下げる力
を利用して強い力で孔明けすることが可能であり、か
つ、各パンチブロックの孔明けを独立して孔明けできる
ようにしたので、孔明けの数が少なくなって孔明けに必
要な力を少なくし、アームを押し下げる強い力と孔明け
に必要な力を少なくすることとの相乗効果により、多数
枚の紙への孔明けが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、図3に本実施例の外観を示してその概略
を説明すると、基盤10には多穴パンチの孔数をブロック
に区画したパンチブロック11が固定されており、各パン
チブロック11のそれぞれにはアーム12が装着されてい
る。
【0010】図1において、基盤10には多穴パンチ孔
(三十穴)をブロックに区画したパンチ挿入孔 111を有
するパンチブロック11が螺子孔 118に螺合する螺子によ
り固定されており、それぞれのパンチブロック11にはア
ーム12が取り付けられて、各パンチブロック11は独立し
て、パンチブロック11に設けられたパンチ挿入孔 111に
挿入されているパンチにより孔明けできるようになって
いる。
【0011】パンチブロック11は図6に示すようにパン
チ挿入孔 111が開けられており(ここに図示されている
ものは7穴の孔が開けられている)、このパンチ挿入孔
111の中心を結ぶ線を中心線とした垂直U溝 112が設け
られている。パンチ挿入孔 111の間にはスリット 113が
設けられている。また、パンチブロック11の両側には両
側のパンチ挿入孔 111を含むようにして支持部 114が設
けられており、この支持部 114には水平U溝 115が形成
されている。パンチ挿入孔 111の下部には紙を挿入する
スペースを形成するための段部 116が設けられており、
また、支持部 114の間を低くして基盤10への取付部 117
が形成されている。
【0012】図7は多穴パンチ孔(三十穴)に合わせて
パンチブロック11を配設した状態を示す平面図であり、
取付部 117に設けられた螺子孔 118により基盤10に固定
されるよになっている。そして、この図9の上から順に
パンチ挿入孔 111が四個開けられたパンチブロック11、
次にパンチ挿入孔 111が六個開けられたパンチブロック
11、次にパンチ挿入孔 111が七個開けられたパンチブロ
ック11を二個、最後にパンチ挿入孔 111が六個開けられ
たパンチブロック11を配設することにより、三十穴のパ
ンチ孔を、4孔、6孔、7孔、7孔、6孔に区画してい
る。このように三十穴のパンチ孔を、4孔、6孔、7
孔、7孔、6孔に区画することにより、図2に示すよう
に規格紙A4に対しては三十穴、B5に対しては二十六
穴、A5に対しては二十穴、B6に対しては十穴を対応
させるようになっている。
【0013】図5において、基盤10はパンチ屑受け 101
に基板 102を蓋した構造になっており、基板 102にパン
チブロック11が螺子13にて固定されている。アーム12の
アーム本体 121には軸17が貫通しており、この軸17はパ
ンチブロック11の支持部 114に設けられた水平U溝 115
に支持されている(図4)。そして、アーム12は軸17に
装着されたスプリング16の弾性力がアーム12を起立させ
る方向に付与された状態で、パンチブロック11に装着さ
れている。スプリング16の一端はスリット 113の間に係
止されている。また、スプリング16の弾性力により起立
させられるアーム12の起立はアーム12の後端部 123が基
板 102に当接することにより規制されるようになってい
る。
【0014】パンチブロック11のパンチ挿入孔 111には
パンチ14が挿入され、このパンチ14はその先端およびア
ーム本体 121を貫通している軸15によりアーム本体 121
に支持されている。また、この軸15が垂直U溝 112内に
嵌入することにより、アーム12の押し下げを可能にして
いる。アーム本体 121にはアームカバー 122が装着され
ており、アーム12の長さを長くしてテコの原理により軽
い力で孔明けができるようにしていると共に、その外観
をきれいにしている。また、段部 116により基板 102と
の間に紙挿入間隙17を形成している。図4に示すよう
に、パンチ屑受け101にはピン19により自由回動可能な
ようにストッパ18が設けられている。このストッパ18の
先端にはアーム12の後端部に係合する係止部 181が設け
られている。
【0015】このストッパ18は図2において、アーム12
Aから12Eの各アームのそれぞれに個別に設けてもよ
く、または、アーム12Aから12Dに対して共通のストッ
パ18を設け、アーム12Eのみに独立したストッパ18を設
けてもよい。
【0016】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。多穴孔明けパンチのパンチ孔の数
(三十穴)を複数のブロックに分割したパンチ挿入穴 1
11を有するパンチブロック11を設けるようにしたので、
パンチブロック11のパンチ挿入孔 111の数を4孔、6
孔、7孔、7孔、6孔にして、多穴孔の数を区画するこ
とが可能になる。これにより、図2に示すようにA4の
規格紙に三十穴を開ける場合には、アーム12Aからアー
ム12Eにより開け、B5の規格紙に二十六穴を開ける場
合には、アーム12Bからアーム12Eを使用して開ければ
よく、更にA5に二十穴を開ける場合には、アーム12C
から12E、B6に十三穴を開ける場合には、アーム12D
および12Eにより開けるというように、特別な孔数選択
機構を設けることなく構造を簡単にして小型化し規格紙
の大きさに合わせて孔明けすることが可能である。
【0017】そして上記パンチブロック11を多穴孔明け
パンチのパンチ孔に合わせて基盤10に固定し、各パンチ
ブロック11のパンチ挿入孔 111に挿入したパンチ14を押
し下げるアーム12を設けたので、パンチブロック11を基
盤10に固定して安定な状態にし、アーム12を押し下げる
力を利用して強い力で孔明けすることが可能になり、か
つ、各パンチブロック11の孔明けを独立して孔明けでき
るようにしたので、孔明けの数が少なくなって孔明けに
必要な力が少なくなり、アーム12を押し下げる強い力と
孔明けに必要な力を少なくすることとの相乗効果によ
り、多数枚の紙への孔明けが可能になる。
【0018】また、図4に示すストッパ18を設けること
により、図2におけるアーム12Aから12Dのストッパ18
を18′の位置にして解除状態にし、アーム12Eのストッ
パ18の位置をそのままにして最初にアーム12Eで孔明け
すると、図4においてアーム12を12′のところまで押し
下げた時に、18″の位置にあったストッパ18が自由回動
して18の位置になって、アーム12′をその位置に保持す
ることになり、孔明けされている紙の位置を保持するこ
とが可能になる。また、孔明けしないときにはストッパ
18によりアーム12を12′の位置にして保持することがで
き、コンパクトな状態で保管することが可能になる。
【0019】また、図4に示すように軸17を水平U溝 1
15に支持しているので、アーム12を12′の位置まで押し
下げる時に、軸17が17′の位置まで移動することがで
き、パンチ14の上下動が円滑になってアーム12を押し下
げる力を軽減することが可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、多穴
孔明けパンチのパンチ孔の数を複数のブロックに分割し
たパンチブロックを形成したので、構造を簡単にして小
型化し規格紙の大きさに合わせて孔明けすることができ
る。そして上記パンチブロックを多穴孔明けパンチのパ
ンチ孔に合わせて基盤に固定し、各パンチブロックのパ
ンチ孔に挿入したパンチを押し下げるアームを設けたの
で、パンチブロックを基盤に固定して安定な状態にし、
アームを押し下げる力を利用して強い力で孔明けするこ
とができ、かつ、各パンチブロックの孔明けを独立して
孔明けできるようにしたので、孔明けの数が少なくなっ
て孔明けに必要な力を少なくし、アームを押し下げる強
い力と孔明けに必要な力を少なくすることとの相乗効果
により、多数枚の紙への孔明けを容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1における要部平面図である。
【図3】図1の外観図である。
【図4】図1のAーA線における一部縦断面図である。
【図5】図1におけるAーA線における縦断面図であ
る。
【図6】図1におけるパンチブロックの斜視図である。
【図7】図1におけるパンチブロックの平面図である。
【図8】従来例の斜視図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【符合の説明】
10 基盤 11 パンチブロック 111 パンチ挿入孔 14 パンチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多穴孔明けパンチのパンチ孔の数を複数
    のブロックに分割したパンチブロックを形成し、該パン
    チブロックを多穴孔明けパンチのパンチ孔に合わせて基
    盤に固定し、該各パンチブロックのパンチ孔に挿入した
    パンチを押し下げるアームを設け、各パンチブロックの
    孔明けを独立して孔明け可能にしたことを特徴とする多
    穴孔明けパンチ。
  2. 【請求項2】 パンチブロックの孔の数を4孔、6孔、
    7孔、7孔、6孔にし多穴孔明けパンチの孔の数をブロ
    ックに分割したことを特徴とする請求項1記載の多穴孔
    明けパンチ。
JP15789293A 1993-06-03 1993-06-03 多穴孔明けパンチ Pending JPH06344298A (ja)

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JP15789293A JPH06344298A (ja) 1993-06-03 1993-06-03 多穴孔明けパンチ

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JP15789293A JPH06344298A (ja) 1993-06-03 1993-06-03 多穴孔明けパンチ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004039040A1 (de) * 2004-04-09 2005-12-29 Primax Electronics Ltd. Lochstanze
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JP2015030051A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 株式会社リヒトラブ パンチ

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