JPH061357Y2 - 事務用パンチ - Google Patents

事務用パンチ

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JPH061357Y2
JPH061357Y2 JP6298388U JP6298388U JPH061357Y2 JP H061357 Y2 JPH061357 Y2 JP H061357Y2 JP 6298388 U JP6298388 U JP 6298388U JP 6298388 U JP6298388 U JP 6298388U JP H061357 Y2 JPH061357 Y2 JP H061357Y2
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JP
Japan
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punch
base
lid
movable punch
movable
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JP6298388U
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JPH01166094U (ja
Inventor
石松 窪田
Original Assignee
石松 窪田
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 3.1.考案の目的 3.1.1産業上の利用分野 本考案は、事務用パンチに関するもので、特に多孔用の
穿孔器に関するものである。
3.1.2従来の技術 近年、ビジネスマンが主として使用するビジネス手帳が
普及しているが、これは上下にそれぞれ3つの穿孔があ
る計6孔のシートをファイルするものである。しかも、
手帳には大小があり、ファイルするバインダーに合わせ
るためには、それぞれ孔の間隔ピッチの異なる二種類の
シートを用意しなければならない。
そこで、同じ手帳にコピーシートや切抜きシートその他
予めパンチ孔の開穿していないシートをファイルしたい
ときは、そのための多孔パンチを使って穿孔していた
が、その多孔パンチの機構は位置固定式であったり、パ
ンチ各部が位動するものであった。そのため、シート孔
の間隔ピッチの異なる手帳にファイルするには2種類の
多孔パンチを用意しなければならなかったり、またその
位動調節にきわめて時間と手数がかかっていたため実用
性に欠けていた。
3.1.3考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は従来技術のこのような欠点を一掃し、
パンチ孔の異なる手帳その他バインダーを有するものの
間隔ピッチの違いに合わせてパンチバイトの位置を変換
するようにするのみならず、左右に並列する2個のパン
チバイト部の一方は固定し、他方を可動するようにして
切換え操作を簡単にし、円滑かつ迅速な使用ができるよ
うにすることを目的とするものである。
3.2構成 3.2.1問題を解決するための手段 基台および蓋体の一側部に穿孔部を有する固定パンチ部
を設置し、基台および蓋体の他側部に穿孔部を有する可
動パンチ部を設置し、この可動パンチ部の上面部に中央
に突起を設けた左右に水平片を形成した発条状の作動部
材を設け、この作動部材は蓋体面に形成した間隔をおい
た山溝を有する長溝に係合して摺動し得るようにし、前
記可動パンチ部はその下側前面に摘みを設けて摺動し得
るようにして成るものである。
また、シート挿入口に面する基台の一側部にはシート抑
え用スケールを出入れし得るように構成する。
また、蓋体は基台に対して開閉する固定手段を設けてい
る。
3.2.2作用 ファイルするバインダーの孔間隔のピッチ(通常は、5
1ピッチと70ピッチがある)に合わせて、基台一側部
のスケールを適当に出し入れした後、可動パンチ部の位
置をそれに合わせて左方または右方に摘みをもって移動
する。すると、発条状の作動部材の突起が蓋体側の二つ
の山溝のうちの一方に係合して固定するから、このよう
な規則状態において任意のシートを挿入口に挿入して穿
孔する。
3.2.3実施例 全体の形態は、横長長方形でペンケース風に成る。
(1)は基台、(2)はこの基台(1)の底面に被嵌する基台カ
バー板、(3)は基台(1)と同一形状に成る蓋体で、この蓋
体と前記基台との長手方向の一側部は後記する基台上の
固定パンチ部(4)および可動パンチ部(9)との間に支軸
(7)(7′)と弾機(8)(8′)とを介して開閉するように連結
する。この固定パンチ部(4)と可動パンチ部(9)とは、そ
れぞれ基台(1)上に独立して設置されている。
(4)は前記基台(1)の一側部上に3個所の穿孔部(5)…を
有して設置した固定パンチ部で、この各穿孔部(5)…上
方の蓋体(3)側にはバイト(6)…を設ける。(7)はこの固
定パンチ部(4)の支軸で、この支軸には弾機(8)が取付
く。(9)は前記基台(1)の他側部上に3個所の穿孔部(10)
…上方の蓋体(3)側にはバイト(11)…を設ける。また
(7′)は可動パンチ部(9)の支軸、(8′)はその支軸に取
付く弾機である。(12)はこの可動パンチ部(9)が左右に
摺動する基台(1)上の凹枠部で、この凹枠部の左右端部
を限度に可動パンチ部(9)は摺動する。同様に、蓋体(3)
の内側にも同形の凹枠部(13)を形成する。(14)はこの可
動パンチ部(9)の下側前面部に設けた摘みで、この摘み
をもって左右に摺動する。(15)はこの可動パンチ部(9)
の上側面に設けた発条状の作動部材で、これは中央部に
山形突起(16)を,左右両端部に水平片(17)(17)を設けて
いる。この作動部材(15)は、前記蓋体(3)の凹枠部(13)
の一部の長方向に形成した長溝(18)に係合し、この長溝
(18)の上面に所定間隔をおいて設けた山溝(19)に前記山
形突起(16)が係合して停止するようになり、また長溝(1
8)の左右端部には作動部材(15)の水平片(17)(17)が当接
して停止する。これによって、作動部材(15)の左右の位
動範囲は規制されている。
(20)は前記蓋体(3)の背面中央部に設けた開閉操作用の
レバーで、このレバーの内側に設けた突起(21)が掛合す
るフック(22)を基台(1)側に突設する。(23)はシート挿
入口、(24)はシート挿入口(23)に面した基台(1)の一側
部(前記可動パンチ部に遠い側)に長さ調節し得るよう
に設けたスケールで、その外端部にはストッパー(24′)
を設ける。(a)はシートである。
3.3効果 本考案はこのような構成から成るものであるから、並列
する2つのパンチ部の一方部のみを左右方向に位動する
可動式にしたことによって孔間隔のピッチの違いに合わ
せてパンチ部を1度調整するたけで確実に使用すること
ができ、これに対して他方のパンチ部は常に固定してい
るから、全体を常に安定状態に保持して使用することが
でき、簡単な操作によって円滑かつ迅速なパンチ作業を
することができるようになり、また器全体は不使用時に
は蓋体を基台と平行状態に固定しておくことができるか
ら、その携帯が便利となり、手帳などと一緒に携帯する
ことができるようになり、その実用的効果は大きいもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の背斜視
図、第2図は第1図A−A線の断面図、第3図は第1図
B−B線の断面図、第4図は要部の分解斜視図、第5図
は要部の正断面図、第6図および第7図は各使用時の平
面図、第8図は全体の正斜視図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台および蓋体の一側部に穿孔部を有する
    固定パンチ部を設置し、基台および蓋体の他側部に穿孔
    部を有する可動パンチ部を設置し、この可動パンチ部の
    上面部に中央に突起を設け左右に水平片を形成した発条
    状の作動部材を設け、この作動部材は蓋体面に形成した
    間隔をおいた山溝を有する長溝に係合して摺動し得るよ
    うにし、前記可動パンチ部はその下側前面に摘みを設け
    て摺動し得るようにして成る事務用パンチ。
  2. 【請求項2】基台および蓋体の一側部に穿孔部を有する
    固定パンチ部を設置し、基台および蓋体の他側部に穿孔
    部を有する可動パンチ部を設置し、この可動パンチ部の
    上面部に中央に突起を設け左右に水平片を形成した発条
    状の作動部材を設け、この作動部材は蓋体面に形成した
    間隔をおいた山溝を有する長溝に係合して摺動し得るよ
    うにし、前記可動パンチ部はその下側前面に摘みを設け
    て摺動し得るようにし、前記蓋体は基台に対して開閉す
    る固定手段を設けて成る事務用パンチ。
JP6298388U 1988-05-13 1988-05-13 事務用パンチ Expired - Lifetime JPH061357Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01166094U JPH01166094U (ja) 1989-11-21
JPH061357Y2 true JPH061357Y2 (ja) 1994-01-12

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