JPS6227960A - 輸液用プラスチツク容器 - Google Patents
輸液用プラスチツク容器Info
- Publication number
- JPS6227960A JPS6227960A JP60167405A JP16740585A JPS6227960A JP S6227960 A JPS6227960 A JP S6227960A JP 60167405 A JP60167405 A JP 60167405A JP 16740585 A JP16740585 A JP 16740585A JP S6227960 A JPS6227960 A JP S6227960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infusion
- seat
- container
- wall thickness
- plastic container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、血液、血漿代用液等静脈注射用の輸液を収容
する可撓性を有するプラスチック容器に関するものであ
る。
する可撓性を有するプラスチック容器に関するものであ
る。
従来の技術
輸液容器は落としても割れないこと、軽量であること等
の利点により、近年急速にプラスチック化が進んでおり
、特に実開昭５６−１９２３６号公報に示されているよ
うに、胴部断面が楕円形状のものが、点滴時に口部を下
にすることにより胴部が変形して内部に空気を供給する
ことなく点滴できるので多用されている。
の利点により、近年急速にプラスチック化が進んでおり
、特に実開昭５６−１９２３６号公報に示されているよ
うに、胴部断面が楕円形状のものが、点滴時に口部を下
にすることにより胴部が変形して内部に空気を供給する
ことなく点滴できるので多用されている。
発明が解決しようとする問題点
上記従来のプラスチック容器では、断面楕円形状の長袖
側の両側部の肉厚が特に薄く構成されているので、輸液
を充填した状態で正立させると、座部に近い上記両側部
にシワが発生して座屈現象を起し、自立できないという
問題があった。
側の両側部の肉厚が特に薄く構成されているので、輸液
を充填した状態で正立させると、座部に近い上記両側部
にシワが発生して座屈現象を起し、自立できないという
問題があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、輸液を
充填して座部な下側にして自立させたときの座屈強度が
大きく、座屈が生じることなく、また座部付近でシワが
発生することがないようにした輸液用プラスチック容器
を提供することを目的とするものである。
充填して座部な下側にして自立させたときの座屈強度が
大きく、座屈が生じることなく、また座部付近でシワが
発生することがないようにした輸液用プラスチック容器
を提供することを目的とするものである。
そしてその構成は、略楕円形に形成した容器の断面形状
の長軸側の両側部の肉厚を他の部分の肉厚より厚（し、
また座部に凹部を設け、この凹部に吊り環を折り曲げ自
在に設けた構成となっている。
の長軸側の両側部の肉厚を他の部分の肉厚より厚（し、
また座部に凹部を設け、この凹部に吊り環を折り曲げ自
在に設けた構成となっている。
作用
輸液を充填した状態で座部な下側にして自立され、この
ときの座屈力は長軸側の両側部の肉厚部で支持される。
ときの座屈力は長軸側の両側部の肉厚部で支持される。
また−ヒ記輸液中に他の輸液を混注したときの容積増は
短軸側の側壁の変形により吸収される。
短軸側の側壁の変形により吸収される。
実施例
本発明の実施例を図面に基づいて設問する。
図中１は容器であり、この容器１は線状低密度ポリエチ
レン（Ｌ −Ｌ Ｄ Ｐ Ｅ）にてブロー成形により、
その横断面形状が略楕円形に成形されている。そしてそ
の上下方向一端部には自立できるように平らな座部２が
設けられている。
レン（Ｌ −Ｌ Ｄ Ｐ Ｅ）にてブロー成形により、
その横断面形状が略楕円形に成形されている。そしてそ
の上下方向一端部には自立できるように平らな座部２が
設けられている。
そしてこの座部２には凹部２ａが設けてあり、この部分
に吊り環３が折り曲げ自在に、かつ一体に設げである。
に吊り環３が折り曲げ自在に、かつ一体に設げである。
また容器１の他端部には栓４ａにて密閉可能にした口部
４が設けである。
４が設けである。
この容器１の断面楕円形状の長軸側の両側部の肉厚ｔ１
が他の部分の肉厚ｔ２より厚くなっている。このｔｌは
長軸延長線上部分の胴部肉厚が最大で他の部分に向けて
殊々に薄肉となっている。
が他の部分の肉厚ｔ２より厚くなっている。このｔｌは
長軸延長線上部分の胴部肉厚が最大で他の部分に向けて
殊々に薄肉となっている。
すなわち、短軸側の両側部を含む胴部の平均肉厚ｔ３は
０．６０ｍｍであり、長袖側の両側部の肉厚ｔよは０．
Ｆ３０ｗｎにしである。なお第１図に示す容器１の容積
は８１０ｃ（である。
０．６０ｍｍであり、長袖側の両側部の肉厚ｔよは０．
Ｆ３０ｗｎにしである。なお第１図に示す容器１の容積
は８１０ｃ（である。
上記構成において、輸液を充填した状態で座部２を下側
圧して自立される。このとき吊り環３は折り曲げられて
凹部２ａに収容される。この自立時において、容器Ｉ内
の輸液の電縫により容器１にはこれを座屈させようとす
る力が作用し、特にこの力は長軸側の両側壁と座部２付
近に集中して作用するが、この座屈力が集中する長軸側
の両側壁が他の部分より肉厚になっていること、及び座
部２は凹部２ａによるリプ効果により補強されているこ
とにより座屈を起こすことなく、またシワが生じること
なく自立される。
圧して自立される。このとき吊り環３は折り曲げられて
凹部２ａに収容される。この自立時において、容器Ｉ内
の輸液の電縫により容器１にはこれを座屈させようとす
る力が作用し、特にこの力は長軸側の両側壁と座部２付
近に集中して作用するが、この座屈力が集中する長軸側
の両側壁が他の部分より肉厚になっていること、及び座
部２は凹部２ａによるリプ効果により補強されているこ
とにより座屈を起こすことなく、またシワが生じること
なく自立される。
このとき、上記したように長袖延長線上部分の胴部肉厚
が最大で他の部分に向けて稚々に薄肉とすると部分的に
弱い部分が発生することがないので特に座屈に強く好し
い。
が最大で他の部分に向けて稚々に薄肉とすると部分的に
弱い部分が発生することがないので特に座屈に強く好し
い。
上記実施例における容器１の構成材料はＬ−ＬＩ）ＰＥ
以外に、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などのポリオレフィン樹脂、ポリ塩化
ビニルなどの可撓性を有するブロー成形可能な合成樹脂
が用いられる。
以外に、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などのポリオレフィン樹脂、ポリ塩化
ビニルなどの可撓性を有するブロー成形可能な合成樹脂
が用いられる。
また断面形状の長軸側側壁を他の側壁より肉厚に成形す
るための手段としては、肉厚にする部分に該当するパリ
スンの肉厚を押出しの段階で厚肉にしたり、あるいは肉
厚にするパリスンの部分に冷風をあてて他の部分より樹
脂温度を低くしてこの部分のパリス／の伸びを悪くして
この部分な厚肉にする等の手段がとられる。
るための手段としては、肉厚にする部分に該当するパリ
スンの肉厚を押出しの段階で厚肉にしたり、あるいは肉
厚にするパリスンの部分に冷風をあてて他の部分より樹
脂温度を低くしてこの部分のパリス／の伸びを悪くして
この部分な厚肉にする等の手段がとられる。
なお本発明の略楕円形とは、楕、円、形だけでなく長円
形などを含めた偏平形状である。
形などを含めた偏平形状である。
発明の効果
本発明によれば、輸液を充填して座部２を下側にして自
立させたときの座屈強度が大きくなって座屈することが
なくなり、また座部付近にシワが発生することがなくな
る。また輸液を混注した場合にもシワや折れが発生する
ことがなＸ１１゜
立させたときの座屈強度が大きくなって座屈することが
なくなり、また座部付近にシワが発生することがなくな
る。また輸液を混注した場合にもシワや折れが発生する
ことがなＸ１１゜
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は正面図、
第２図は第１図の■−■線に沿う拡大断面図である。 １は容器、２は座部、２ａは凹部、３は吊り環、４は口
部。
第２図は第１図の■−■線に沿う拡大断面図である。 １は容器、２は座部、２ａは凹部、３は吊り環、４は口
部。
Claims (1)
- 横断面形状が略楕円形に形成され、かつ上下方向一端部
に座部２を、他端部に密栓可能にした口部４を設け、さ
らに可撓性を有するプラスチックにて中空成形された輸
液用プラスチック容器において、略楕円形にした断面形
状の長軸側の両側部の肉厚ｔ＿１を他の部分の肉厚ｔ＿
２より厚くし、また上記座部２に凹部２ａを設け、この
凹部２ａに吊り環３を折り曲げ自在に設けたことを特徴
とする輸液用プラスチック容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60167405A JPS6227960A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 輸液用プラスチツク容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60167405A JPS6227960A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 輸液用プラスチツク容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227960A true JPS6227960A (ja) | 1987-02-05 |
| JPH0318465B2 JPH0318465B2 (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=15849085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60167405A Granted JPS6227960A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 輸液用プラスチツク容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6227960A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6232957A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-12 | キヨ−ラク株式会社 | 輸液容器 |
| JPS62139659A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-23 | キヨ−ラク株式会社 | 輸液用プラスチック容器 |
| JPH0760695A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-07 | Karl Jimuki Kk | 多穴孔明けパンチ |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP60167405A patent/JPS6227960A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6232957A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-12 | キヨ−ラク株式会社 | 輸液容器 |
| JPH0343905B2 (ja) * | 1985-08-05 | 1991-07-04 | Kyoraku Co Ltd | |
| JPS62139659A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-23 | キヨ−ラク株式会社 | 輸液用プラスチック容器 |
| JPH0368701B2 (ja) * | 1985-12-12 | 1991-10-29 | Kyoraku Co Ltd | |
| JPH0760695A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-07 | Karl Jimuki Kk | 多穴孔明けパンチ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0318465B2 (ja) | 1991-03-12 |
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