JP3170685U - 植物栽培用の支柱体 - Google Patents

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明 永橋
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Abstract

【課題】蔓性植物の成長に伴って延びる蔓の誘導や処理が簡単に行える植物栽培用の支柱体を提供する。【解決手段】複数本の縦柱2を複数個の保持枠3で結合した植物栽培用の支柱体1であって、前記保持枠3に植物の蔓を引掛けるためのフック状の蔓係止部11を設け、延びた蔓を蔓係止部11に引掛けることで、蔓の誘導や処理を行う。【選択図】図1

Description

この考案は、アサガオ等の蔓性植物を栽培する場合に用いる植物栽培用の支柱体、更に詳しくは、蔓性植物の成長に伴う蔓の処理が円滑に行うことができる植物栽培用の支柱体に関する。
例えば、アサガオ等の蔓性植物を植木鉢で栽培する場合に用いられている植物栽培用の支柱体は、複数本の縦柱と、この縦柱の上下複数箇所の位置を連結することで、前記縦柱を所定間隔の配置に保持する保持枠で組立てられ、植木鉢の上に起立状となるよう配置して使用される。
ところで、アサガオ等の蔓性植物は、成長と共に蔓が延びるため、延びた蔓を支柱体の縦柱や保持枠に直接巻きつけて絡ませたり紐で止めて処理しなければならない。
従来、折り畳み式の植物栽培用の支柱体は、合計四本の縦柱と枠状に形成した複数の保持枠とからなり、前記縦柱は二本を一組とし、保持枠を挟んで二組の縦柱を対向するように配置した状態で、保持枠の途中に縦柱を交差させ、この交差部分を回転可能となるよう結合し、このようにして、二本を一組とする縦柱を所定間隔に保持すると共に、二組の縦柱を対面状に保持することで支柱体が組立てられている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3041716号公報
ところで、従来の支柱体における保持枠は、単なる枠状に形成されたものであるので、成長して延びる蔓性植物の蔓を誘引したり固定するための処理を行う場合、保持枠に対して蔓を直接巻きつけるか紐等で固定するようにしなければならず、このような作業は手間がかかり、特に蔓性植物の成長に合わせてこのような作業を繰り返し行うのは面倒であり、その改善が望まれているのが現状である。
そこで、この考案の課題は、成長して延びる蔓性植物の蔓を単に引掛けるだけで処理することができ、蔓を巻きつけたり紐等で固定する面倒な作業を不要にし、蔓性植物の育成が手間をかけずに行える便利な植物栽培用の支柱体を提供することにある。
上記の課題を解決するため、この考案は、複数本の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とからなる植物栽培用の支柱体であって、前記保持枠に、植物の蔓を引掛けるための蔓係止部を設けたものである。
ここで、上記保持枠は、例えば、上部保持枠と中間保持枠及び下部保持枠からなり、上部から下部に位置するものほど縦柱保持間隔が短くなるように形成され、合計四本の縦柱を各保持枠で結合することにより下部が狭くなる傾斜状の配置となる支柱体が組みあがり、上部保持枠と中間保持枠及び下部保持枠のそれぞれに蔓係止部が設けられている。
この考案によると、縦柱を結合する保持枠に植物の蔓を引掛けるための蔓係止部を設けたので、蔓性植物の成長に伴って延びる蔓を前記蔓係止部に引掛けるようにするだけで、蔓の誘引や固定の処理が行え、従来のような蔓を直接巻きつけたり紐等で固定する作業が不要になり、蔓性植物の育成が手間をかけずに行えるようになる。
この考案に係る植物栽培用の支柱体において、四本の縦柱を用いた第1の実施の形態を示す使用状態の斜視図 (a)は上記植物栽培用の支柱体を折り畳んだ時の縦柱の納まり状態を示す斜視図、(b)は(a)の矢印b−bから見た柱保持杆の拡大縦断面図 この考案に係る植物栽培用の支柱体において、四本の縦柱を用いた第2の実施の形態を示す使用状態の斜視図
以下、この考案の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図1と図2は、この考案の植物栽培用の支柱体において、合計四本の縦柱を用いた支柱体の第1の実施の形態を示している。
図1のように、植物栽培用の支柱体1は、二本を一組とする合計四本の縦柱2と、この縦柱2を四方に配置した状態で結合する複数の保持枠3とからなり、前記縦柱2は所定の長さを有する合成樹脂や金属のパイプを用い、また、保持枠3は合成樹脂を用いて矩形の枠状に形成されている。
上記保持枠3は、一組となる二本の縦柱2を所定の間隔で結合する長い棒状となる一対の柱保持杆4と、両柱保持杆4の端部同士を上下方向に回動可能なヒンジ機構5を用いて結合する長い棒状の連結杆6とで矩形の枠状に形成され、前記柱保持杆4は、図2(b)のように、その両端部寄りの内面側の位置に、縦柱2を交差状に保持する縦柱保持部7と、この縦柱保持部7を挟む一方又は両側の位置に相手縦柱2が納まる収納部8が設けられている。
上記した一対の柱保持杆4の端部と連結杆6の端部を結合するヒンジ機構5は、図2のように、柱保持杆4の端部に二又片5aを設け、連結杆6の端部に設けた枢止片5bを前記二又片5a間に挿入し、二又片5aと枢止片5bの嵌り合う部分を柱保持杆4の長さ方向に平行する枢止ピン5cで結合して形成され、このヒンジ機構5によって組立てられた保持枠3は、二本の柱保持杆4が水平状態の姿勢を保持したまま上下に相対回動できるような構造になっている。
図示の場合、保持枠3は、上部の保持枠3aと中間の保持枠3b及び下部の保持枠3cの三種類を用い、連結杆6は同じ長さであるが、上部から下部に位置する保持枠3ほど柱保持杆4の長さ及びその両端に設けた縦柱保持部7の間隔が少し短くなるように形成され、各保持枠3a〜3cで合計四の縦柱2を下部が狭くなる傾斜状の配置に結合するようになっている。
上記のように、各保持枠3a〜3cで縦柱2を結合することにより、一組となる二本の縦柱2と上下の各柱保持杆4とで、二本の縦柱2が下部で狭くなるよう傾斜した梯子状の支柱半体9と10が形成され、支柱体1は同じ条件の二組の支柱半体9と10が対向する配置に組立てられている。
上記した各保持枠3a〜3cの内面側には、図1と図2のように、柱保持杆4と連結杆6のそれぞれにおける一方又は両方において、植物の蔓を引掛けて係止するためのフック状の蔓係止部11が柱保持杆4と連結杆6の長さ方向に沿う配置で両端部寄りの位置に設けられている。
このフック状の蔓係止部11は、各保持枠3a〜3cの内面側において、図2(b)に示すように、柱保持杆4の端部寄りの位置から内側に向けて突出する根元部11aと、この根元部11aから柱保持杆4の長さ方向の中央側に向けて屈曲し、この柱保持杆4の長さ方向に沿う係止腕11bとで平面L字状に形成され、柱保持杆4と係止腕11bの間が係止腕11bの自由端側で開放する係止溝11cとなり、前記柱保持杆4には係止腕11bの自由端が臨む位置に、係止腕11b側に向けて突出する円弧状のような突起12が設けられ、前記係止溝11cの開放端部の間隔を突起12によって少し狭くし、係止溝11cに挿入した蔓がこの係止溝から抜けにくくなるようにしている。
上記連結杆6のフック状の蔓係止部11も、図2(a)のように上記と同様の条件で設けられ、柱保持杆4と連結杆6に対して蔓係止部11は、柱保持杆4又は連結杆6を形成する合成樹脂によって柱保持杆4又は連結杆6と一体成形されている。
図3は、この考案の植物栽培用の支柱体において、合計四本の縦柱を用いた支柱体の第2の実施の形態を示している。なお、上記した第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
図3のように、植物栽培用の支柱体1は、合計四本の縦柱2と、この縦柱2を四方に配置した状態で結合する上下複数の保持枠3とからなり、前記縦柱2は所定の長さを有する合成樹脂や金属のパイプを用い、また、保持枠3は合成樹脂を用いて四隅を丸くした矩形の枠状に形成され、各保持枠3は上部の保持枠3a、中間の保持枠3b、下部の保持枠3cと下に行くほど小さくなり、合計四本の縦柱2を上に向かって漸次拡開状の配置となるように結合するようになっている。
このような第2の実施の形態の支柱体1における各保持枠3は、周囲四箇所の位置に縦柱の結合保持部13が設けられ、更に、各結合保持部13間で両端部寄りの位置に、フック状の蔓係止部11が、上記第1の実施の形態と同じ条件で設けられている。
なお、植物栽培用の支柱体1の基本構造は、上記第1と第2の実施の形態に限るものではなく、複数本の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とで構成されているものであればよく、例えば、保持枠が円弧状であったり、保持枠が金属製である場合でもよく、何れにしても、保持枠に所要数の蔓係止部11を設けた構造であればよい。
この考案の支柱体1は上記のような構成であり、図1と図3に示すように、四本の縦柱2を各保持枠3a〜3cで結合し、縦柱2が下部すぼまりの傾斜状で四方に起立配置され、各縦柱2の下端を植木鉢Aに取付けることにより、植木鉢Aの上や地面に起立状となるよう配置し、蔓性植物の栽培に使用するものである。
上記のような使用状態において、上に延びていく蔓性植物は支柱体1の縦柱2と保持枠3に沿わせることで全体を見栄えの良いように仕上げていくものであるが、このとき蔓性植物から生じた蔓の処理は、保持枠3a〜3cに設けたフック状の蔓係止部11によって形成された係止溝11c内に蔓を開放端から差込み、蔓を係止溝11cで保持することにより、蔓の延びる方向を誘導処理することができ、蔓が支柱体1の外側に飛び出して全体が不体裁になるのを防ぐことができる。
このように、蔓性植物から生じた蔓の処理は、蔓を係止溝11c内に差し込んで蔓係止部11に係止するだけでよく、蔓を縦柱2や保持枠3に絡むように巻き付けたり紐等で縛るような作業が不要になり、蔓性植物の育成が手間をかけずに行えるようになる。
なお、図1と図3で示した第1及び第2の実施形態の支柱体1は、合計四本の縦柱2を用いて組み立てた例を示したが、支柱体1の構成に用いる縦柱2の本数はこれに限定されるものではなく、少なくとも三本以上であればよく、例えば、五本や六本等の縦柱を用いて支柱体1を構成することもできる。
1 支柱体
2 縦柱
3 保持枠
3a 上部の保持枠
3b 中間の保持枠
3c 下部の保持枠
4 柱保持杆
5 ヒンジ機構
6 連結杆
7 縦柱保持部
8 収納部
9、10 支柱半体
11 フック状の蔓係止部
11a 根元部
11b 係止腕
11c 係止溝
12 突起
13 結合保持部

Claims (1)

  1. 複数本の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とからなる植物栽培用の支柱体であって、前記保持枠に、植物の蔓を引掛けるための蔓係止部を設けた植物栽培用の支柱体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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