JP3112357U - 蔓性作物の支持ロープ支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】蔓性作物の蔓を上方へ誘導し巻きつけるロープを上方または横方向へ張るためにパッカーにロープの係止手段を設けて支柱への挟み止めと、支柱間にロープを張り渡すのを容易にすることを目的とする。
【解決手段】蔓性作物の支持支柱へパッカーを挟み止めすると共に、パッカーに設けた係止手段にロープを架けて支柱間にロープを張り渡すようにした。また前記係止手段が、パッカーの本体部分を構成する半円弧筒体の開口端の両側から各突出させたロープ保持片に形成する蟻溝であり、さらに請求項3記載のように、この蟻溝が保持片の中央に形成する矩形の長穴と、この長穴の側方外壁の中央部分を切り欠いたロープ通し溝とで構成する鍵穴形状とした。また支柱の側面に複数個の突子を所要の高さ間隔で連設し、この突子にパッカーの裏面に設けた凹溝が嵌り込むようにした。
【選択図】図1
【解決手段】蔓性作物の支持支柱へパッカーを挟み止めすると共に、パッカーに設けた係止手段にロープを架けて支柱間にロープを張り渡すようにした。また前記係止手段が、パッカーの本体部分を構成する半円弧筒体の開口端の両側から各突出させたロープ保持片に形成する蟻溝であり、さらに請求項3記載のように、この蟻溝が保持片の中央に形成する矩形の長穴と、この長穴の側方外壁の中央部分を切り欠いたロープ通し溝とで構成する鍵穴形状とした。また支柱の側面に複数個の突子を所要の高さ間隔で連設し、この突子にパッカーの裏面に設けた凹溝が嵌り込むようにした。
【選択図】図1
Description
本考案は蔓性の作物を育成する支柱に針金や紐を固定する支持具に関する。
蔓性の作物の蔓を上方または横方向へ誘引する際、作物の列に沿わせて支柱を適当な間隔で立てて紐を結んで複数段設置するか、太い番線を曲げて加工したU字形のクリップを支柱に嵌めてその開口端に設けたフックに紐等をかけていた。しかし紐で結ぶのは手間がかかりすぎ、U字クリップは支柱からずり落ちたり、嵌めるのに手が痛いとか、収納の際隣のフックと絡みあったり、外れて落ちるとフック部分がほとんど上になり足やタイヤに刺さったりして危険であった。
またかかる蔓性作物の蔓の支持方法として特許文献1には、蔓性作物の蔓を上方へ誘導し巻きつける紐を上方のフレーム又はワイヤへ固定する手段が開示され、特許文献2には作物の上方へ網を張りその網を上下に簡単に移動する手段が開示されている。
特開2002―142574号
特開平7―59471号
特開平9―47159号
本考案は、蔓性作物の蔓を上方へ誘導し巻きつけるロープを上方または横方向へ張るために特許文献3のような断面U字状のプラスチック製パッカーにロープの係止手段を設けて支柱への挟み止めと、支柱間にロープを張り渡すのを容易にすることを目的とする。
本考案、蔓性作物のロープ支持具は、請求項1記載のように、蔓性作物の支持支柱1へパッカー2を挟み止めすると共に、パッカー2に設けた係止手段にロープ3を掛けて支柱1間にロープ3を張り渡すようにした。
また請求項2記載のように、前記係止手段が、パッカーの本体部分を構成する半円弧筒体4の開口端の両側から各突出させたロープ保持片5に形成する蟻溝であり、さらに請求項3記載のように、この蟻溝が保持片5の中央に形成する矩形の長穴6と、この長穴6の側方外壁の中央部分を切り欠いたロープ通し溝7とで構成する鍵穴形状とした。
また請求項4記載のように、支柱1の側面に複数個の突子8を所要の高さ間隔で連設し、この突子8にパッカーの裏面に設けた凹溝9が嵌り込むようにした。
本考案の蔓性作物の支持ロープ支持具は、従来のように支柱に張り巡らすロープや紐、ワイヤまたは針金を支柱に結び止めする必要が無く容易に作業をすることが出来る。また作物の成長に合わせてパッカーの位置を容易に変えることが出来る。すなわち支柱にパッカーを用いて段ごとにはめ込み、その蟻溝に支持ロープを張り渡すのでしっかりと紐の支持が出来て外れにくく大幅な時間の省略になり作業も大変楽となる。また他のものと絡むことはなく、外れ落ちたりずり落ちたりすることもなく紐の支持をする。
ロープの掛け部が蟻溝形状となっているので農業では立性、蔓性の作物を、紐等で上向きに段々に誘引して栽培する際、紐を水平にしっかり支持する器具として使用が出来、家庭の室内で使用するときは、家具のパイプにはめて蟻溝を利用して物を掛けることが出来るなど多様な使い方も出来る。
本考案実施の最良の形態は、蔓性作物の支持支柱1へパッカー2を挟み止めすると共に、パッカーに設けた係止手段にロープ3を架けて支柱1間にロープ3を張り渡すようにしたロープ支持具である。
図1は、本考案の蔓性作物の支持支柱1へ嵌着するパッカー2であって支持支柱1に掛け止めする本体部分が半円弧の筒体4となっており、支柱1に係入する開口端の両側から外方に向けてロープ保持片5を各突出して対峙させ、この保持片5に各形成する蟻溝にロープを掛け止めするようにした。すなわち前記蟻溝は保持片5の中央に矩形の長穴6を形成し、この長穴6の側方外壁の中央部分を切り欠いてロープ通し溝7とした鍵穴形状となっている。
図2はパッカーを支柱1に装着したときの要部断面図であり、支柱1の側面に複数個の突子8を所要の高さ間隔で連設し、この突子8にパッカー2の裏面に設けた凹溝9が嵌り込むようになっている。
図3は使用例を示し、蔓性の作物10の蔓を上方または横方向へ誘引するために作物の列に沿わせて複数本の支柱1を適当な間隔で立て、これら支柱1に本考案のパッカー2を高さを合わせて装着する。そして並べた支持支柱1の端からロープ3を前記蟻溝に通してピンと張れば作業は完了する。従って従来のように支柱1に張り巡らすロープや紐、ワイヤまたは針金を支柱に結び止めする必要が無く容易に作業をすることが出来る。また作物の成長に合わせてパッカーの位置を容易に変えることが出来る。
1 支持支柱
2 パッカー
3 ロープ
4 半円弧筒体
5 ロープ保持片
6 矩形の長穴
7 ロープ通し溝
8 突子
9 凹溝
10 蔓性作物
2 パッカー
3 ロープ
4 半円弧筒体
5 ロープ保持片
6 矩形の長穴
7 ロープ通し溝
8 突子
9 凹溝
10 蔓性作物
Claims (4)
- 蔓性作物の支持支柱(1)へパッカー(2)を挟み止めすると共に、パッカーに設けた係止手段にロープ(3)を掛けて支柱(1)間にロープ(3)を張り渡すようにした蔓性作物の支持ロープ支持具。
- 前記係止手段が、パッカー(2)の本体部分を構成する半円弧筒体(4)の開口端の両側から各突出させたロープ保持片(5)に形成する蟻溝である請求項1記載の蔓性作物の支持ロープ支持具。
- 前記蟻溝が保持片(5)の中央に形成する矩形の長穴(6)と、この長穴(6)の側方外壁の中央部分を切り欠いたロープ通し溝(7)とで構成する鍵穴形状である請求項2記載の蔓性作物の支持ロープ支持具。
- 支柱(1)の側面に複数個の突子8を所要の高さ間隔で連設し、この突子8にパッカーの裏面に設けた凹溝9が嵌り込むようにした請求項1記載の蔓性作物の支持ロープ支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002986U JP3112357U (ja) | 2005-05-09 | 2005-05-09 | 蔓性作物の支持ロープ支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005002986U JP3112357U (ja) | 2005-05-09 | 2005-05-09 | 蔓性作物の支持ロープ支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3112357U true JP3112357U (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=43274777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005002986U Expired - Fee Related JP3112357U (ja) | 2005-05-09 | 2005-05-09 | 蔓性作物の支持ロープ支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112357U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019520044A (ja) * | 2016-05-31 | 2019-07-18 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 管状のエアロゾル発生物品および保持機構を備えた電気的に作動するエアロゾル発生システム |
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2005
- 2005-05-09 JP JP2005002986U patent/JP3112357U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019520044A (ja) * | 2016-05-31 | 2019-07-18 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 管状のエアロゾル発生物品および保持機構を備えた電気的に作動するエアロゾル発生システム |
US11154091B2 (en) | 2016-05-31 | 2021-10-26 | Philip Morris Products S.A. | Electrically operated aerosol-generating system with a tubular aerosol-generating article and a retaining feature |
JP7034940B2 (ja) | 2016-05-31 | 2022-03-14 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 管状のエアロゾル発生物品および保持機構を備えた電気的に作動するエアロゾル発生システム |
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