JP4900774B2 - 植物栽培用誘引装置 - Google Patents

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本発明は、植物の成長に合わせて植物の茎を誘引する植物栽培用誘引装置に関する。
トマトやキュウリ等の蔓性の植物を栽培する場合、植物の周年生産や多収化を可能にするハイワイヤー栽培法が注目されている。このハイワイヤー栽培法は、水平に張られた誘引線に誘引具を掛け、誘引具から誘引紐を垂らして植物を誘引する。そして、植物が成長して誘引線の高さを超えると、誘引具から誘引紐を繰り出して植物を所定の高さ(例えば、約30cm)だけ下に降ろすとともに、誘引紐を横方向に移動させて茎を斜めに引き回して茎の折れ曲がりを防止する。
このようなハイワイヤー栽培法を利用した栽培装置には、特許文献1に記載のように、ループ状に形成されたレール内にチェーン等の走行部材を配設し、この走行部材を動かすための駆動部をレールに取り付け、走行部材に基台部を固定し、基台部に設けられた2つのローラにループ状の紐部材を掛け回して下方に垂れ下げ、垂れ下がった一方の紐部材に栽培容器を取り付け、他方の紐部材に栽培容器から誘引される植物の茎を係止したものや、特許文献2に記載のように、ベッド上に所定間隔を有して栽培容器を複数載置し、誘引線に取り付けた複数の誘引具のそれぞれから誘引紐を垂らして対応する栽培容器から延びる植物の茎を上方へ誘引するものが知られている。
特開2000−209949号公報 特開2001−269064号公報
特許文献1に記載の栽培装置は、レール内にチェーン等の走行部材が配設され、この走行部材を動かすための駆動部がレールに取り付けられており、構造が複雑である。またこの栽培装置は、植物全体を栽培容器ごと移動させるものであり、複数の栽培容器がレールに取り付けられているので、レールに作用する負荷は大きく、レールの剛性や支持を強化する必要がある。このため、この栽培装置はコストが高くなるという問題がある。
また特許文献2に記載の栽培装置は、誘引線にワイヤが使用されているものでは、ワイヤ表面の凹凸が摩擦抵抗を大きくするので、誘引具を水平方向に移動させようとすると、この誘引具に誘引された植物全体を持ち上げなければ誘引具を移動させることができないという問題がある。また誘引線にはこれを支持する等の目的で誘引線に対して等間隔に交差する他のワイヤが配設されている場合がある。この場合も、誘引具を持ち上げて完全に外した状態にしなければ誘引具を移動させることができない場合がある。これらの作業は、通常2.5〜5kgの重量を有した植物を肩より上の高さまで持ち上げなければならないので、作業者の負担は大きい。これは一般的に背の低い作業者ほど不利であり、また栽培面積の大規模化に伴って女性や高齢者の雇用を考慮すると、これらの作業者の負担がますます大きくなる。さらに多収化を目指せば果実重量が増大して植物全体の重量も増大することが予想され、作業者の負担軽減が望まれている。
本発明は、このような問題や要望に応えるものであり、栽培装置のコストが安価であり、作業者への負担を軽くすることが可能な植物栽培用誘引装置を提供することを目的とする。
このような課題を解決するため、本発明は、施設内で植物(例えば、実施形態におけるトマトT)の栽培列の上方の所定の高さに配設されたレールと、該レールに沿って延びる支持部材及び該支持部材の延びる方向に所定間隔を有して配設されてレールに対して支持部材を移動自在に支持する複数個の支持部を有したランナと、該ランナに設けられた紐部材と、紐部材に着脱可能に掛止される掛止部及び該掛止部の下部に設けられ誘引紐を繰り出し且つ巻き戻し可能な本体部を備えて該本体部から繰り出される誘引紐に栽培列の植物の茎を係止する誘引具とを有することを特徴とする。
この発明によれば、レールに取り付けられるランナはレールに沿って延びる支持部材に所定間隔を有して配設された複数個の支持部を有しているので、誘引具及びランナを介してレールに作用する植物の加重をレールの延びる方向に分散することができる。また支持部材はレールに沿って延びているので、ランナの一端部は隣接する他のランナの他端部に当接することで、必要以上に隣接するランナ同士が接近することはない。このため、レールの一点にかかる荷重を小さくすることができ、レールの剛性や支持強度を低く抑えることができ、その結果、誘引装置全体のコストを安価にすることができる。またランナはレールに沿って移動自在であるので、ランナの移動抵抗は小さい。このため、植物の重量が大きくなってもランナの移動は容易であり、誘引具から誘引紐を繰り出すとともに、誘引紐を横方向に移動させる蔓下げ作業を容易に行うことができる。このため、蔓下げ作業の作業者への負担を軽減することができる。
また本発明は、施設内で植物の栽培列の上方の所定の高さに配設されたレールと、該レールに沿って延びる支持部材及び該支持部材の延びる方向に沿って延びてレールに対して支持部材を摺動自在に支持する支持部を有したランナと、該ランナに設けられた紐部材と、紐部材に着脱可能に掛止される掛止部及び該掛止部の下部に設けられ誘引紐を繰り出し且つ巻き戻し可能な本体部を備えて該本体部から繰り出された誘引紐に栽培列の植物の茎を係止する誘引具とを有することを特徴とする。
この発明によれば、レールに取り付けられるランナはレールに沿って延びる支持部材にこの延びる方向に沿って延びた支持部によって摺動自在に支持されるので、誘引具及びランナを介してレールに作用する植物の加重をレールの延びる方向に分散することができる。また支持部材はレールに沿って延びているので、ランナの一端部は隣接する他のランナの他端部に当接することで、必要以上に隣接するランナ同士が接近することはない。このため、レールの一点にかかる荷重を小さくすることができ、レールの剛性や支持強度を低く抑えることができ、その結果、誘引装置全体のコストを安価にすることができる。またランナは支持部を介してレールに沿って摺動自在であるので、植物の重量が大きくなってもランナの移動は容易であり、誘引具から誘引紐を繰り出すとともに、誘引紐を横方向に移動させる蔓下げ作業を容易に行うことができる。このため、蔓下げ作業の作業者への負担を軽減することができる。
また本発明のレールは、互いに着脱可能なレール部材を複数連結してなることを特徴とする。
この発明によれば、レールは互いに着脱可能なレール部材を複数連結してなることにより、様々な長さの栽培列に対応することができ、レールの途中を取り外してランナを追加したり外したりすることができ、誘引装置の使い勝手を向上することができる。
さらに本発明のレールは、互いに着脱可能なレール部材を複数連結して湾曲したレール部材を端部に配置して環状に形成されることを特徴とする。
この発明によれば、互いに着脱可能なレール部材を複数連結して湾曲したレール部材を端部に配置してレールを環状に形成することにより、栽培列の端部に到達した茎を湾曲したレール部材に沿って移動させてレールの並設された他の直線部に移動させることができる。このため、栽培列の端部に到達した茎を支持部材から一旦外して並設された他のレールに設けられた支持部材に取り付ける作業が不要となり、作業者の労力を軽減することができる。
また本発明のレールは、栽培列の上方の所定の高さに張り渡された支持ワイヤに着脱自在に取り付け可能であることを特徴とする。
この発明によれば、レールは、栽培列の上方の所定の高さに張り渡された支持ワイヤに着脱自在に取り付け可能であることにより、既設の支持ワイヤを利用してレールを栽培列の上方の所定の高さ位置に設けることができる。このため、レールを支持するための新たな部材が不要となり、誘引装置のコストをさらに安価にすることができる。
また本発明は、支持部材の長手方向の両側に該支持部材の短手方向に貫通する一対の貫通孔が設けられ、紐部材は、一対の貫通孔のうちの一方側の貫通孔に挿通されて他方側の貫通孔側へ延びる紐部材と、他方側の貫通孔に挿通されて一方側の貫通孔側へ延びる紐部材とが支持部材の下方で交差するように一対の貫通孔間に掛け回されることを特徴とする。
この発明によれば、紐部材は、一対の貫通孔のうちの一方側の貫通孔に挿通されて他方側の貫通孔側へ延びる紐部材と、他方側の貫通孔に挿通されて一方側の貫通孔側へ延びる紐部材とが支持部材の下方で交差することにより、誘引具を紐部材に掛ける方向を2通りにすることができる。このため、誘引具を紐部材に掛ける作業の作業性を向上することができ、作業者の負担をより軽減することができる。
また本発明は、レールに着脱可能に取り付けられ、誘引具から延びる誘引紐に係止された植物の自重によって引っ張られる支持部材の移動を規制する移動規制部材を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、移動規制部材をレールに着脱可能に取り付けることにより、誘引具に誘引された植物の自重によりその植物の株側に支持部材が引っ張られて移動する事態を未然に防止することができる。このため、茎が垂れ下がって栽培ベッド等に接触して、病気の発生を抑止することができる。
本発明に係わる植物栽培用誘引装置によれば、栽培列の上方に配設されたレールと、このレールに沿って延びる支持部材及び該支持部材の延びる方向に所定間隔を有して配設された複数個の支持部を有したランナと、ランナに設けられて誘引具を着脱自在に取り付ける紐部材とを有することにより、栽培装置のコストが安価であり、作業者への負担を軽くすることが可能な植物栽培用誘引装置を提供することができる。
以下、本発明に係わる植物栽培用誘引装置の好ましい実施の形態を図1から図3に基づいて説明する。本実施の形態は、トマトを栽培する植物栽培用誘引装置を例にして説明する。
植物栽培用誘引装置1は、図1(斜視図)に示すように、温室内においてトマトTの栽培ベッド10の栽培列の上方位置に配設されたループ状のレール20と、このレール20に沿って移動自在に取り付けられた複数のランナ30と、各ランナ30に設けられた紐部材40と、紐部材40に掛止された誘引具50とを有して構成される。
レール20は、長手方向に沿って延びる一対の直線部21,21'と、これら直線部21,21'の端部間を繋ぐ湾曲部23,23'とを有してなる。レール20は互いに着脱可能な複数のレール部材24を連結して形成されている。レール20は、温室内の所定の高さに設置され、トマトの場合には、約3mの高さに設置される。なお、レール20の配設方向は前述したものに限るものではなく、また直線部21,21'及び湾曲部23,23'を構成するレール部材24の長さや数は任意に設定することができる。
レール20の形状は、特に限定されるものではないが、断面略コ字状又は略C字状に形成されたものを用い、レール20は、その開口部を下方に向けて配設されている。レール20には、ランナ30が移動自在に取り付けられている。
ランナ30は、図2(a)(側面図)に示すように、レール20に沿って延びる棒状の支持部材31と、支持部材31の延びる方向に所定間隔を有して配設されてレール20に対して支持部材31を移動自在に支持する2個の支持部35を有してなる。支持部材31は、合成樹脂材料や金属材料で形成され、内部が中空状であって軽量化されている。支持部材31の断面形状は限定されるものではないが、円形状、矩形状のいずれでもよい。
支持部材31の長手方向の両端部には、図3(a)(側面図)に示すように、短手方向(横方向)に貫通する貫通孔31aが設けられている。これらの貫通孔31aには、連結紐32が挿通されて上方へ延びて支持部材31の上方に環状に繋がっている。この連結紐32に支持部35が接続されている。なお、連結紐32は支持部35を支持部材31に連結できればよく、合成樹脂材料や金属材料等で形成されたフックでもよい。
支持部35は、レール20内を転動する転動輪36とこれを回転自在に支持する連結部材37と、連結部材37の下部に取り付けられて連結紐32を通して支持部35を支持部材31に連結する連結部38とを有して構成される。なお、支持部35の構造は、支持部材31をレール20に沿って容易に移動させることができるものであれば前述した構成に限るものではなく、支持部35を支持部材31の両端部に設ける他に、これらの中間部に1又は2以上設けてもよい。また転動輪36の代わりに摺動面を有したスライド部材でもよい。さらに支持部は、支持部材31の上部に支持部材31の延びる方向に沿って延びてレール20に対して摺動する板状部材であってもよい。この場合の板状部材は、支持部材31の略全長に亘って延びてもよいし、所定長さを有して延びてもよい。
このように構成されたランナ30が取り付けられるレール20には、図2(a)に示すように、レール20に対する位置ずれを規制するための移動規制部材60が取り付けられている。この移動規制部材60は、レール20に着脱自在であり、レール20を挟持して下方へ延びて支持部材31と当接可能なクリップである。なお、クリップは、図示は省略するが、回動自在に取り付けられて対向配置された一対の挟持部とこれらの挟持部を互いに付勢する付勢ばねと付勢ばねの付勢力に抗して一対の挟持部を互いに離反させる把持部とを有してなる。また移動規制部材60は、レール20に取り付ける他に、ランナ30に内蔵されて外部から操作可能にしたものでもよい。
支持部材31の両側に設けられた貫通孔31aには、図3(a)及び(b)(裏面図)に示すように、ワイヤ等の紐部材40が繋がっている。この紐部材40は貫通孔31aに通されて下方に垂れ下がり、支持部材31の下方で交差している。
紐部材40に掛止される誘引具50は、図2(a)に示すように、上部に設けられたフック状の掛止部51と、掛止部51の下部に接続されて誘引紐70を繰り出し及び巻き戻し可能な本体部52と本体部52から繰り出された誘引紐70の繰り出しを規制するロック装置(図示せず)とを有してなる。
次に、前述した植物栽培用誘引装置1によるトマトTの誘引作業について説明する。図1に示すように、先ず、栽培ベッド10の栽培列の上方に延びるレール20に取り付けられた複数のランナ30のそれぞれに誘引具50を掛止し、栽培ベッド10に植えられているトマトTの各株に対応する誘引具50から誘引紐70を繰り出して垂下させ、誘引紐70の下端部をトマトTの茎Tkの下部に係止する。そして、茎Tkが伸びるに従い、誘引紐70を成長した茎Tkの先端部にクリップで止めて、誘引紐70により茎Tkを支えながら成長させる。
そして、茎Tkが一定長さ伸びると、誘引具50から誘引紐70を繰り出して茎Tkの上部に巻き掛け、そして、その誘引具50を掛止したランナ30をレール20に沿って矢印A方向(右側方向)に移動させて茎Tkを支持して、茎Tkの下部が湾曲するようにしながら栽培していく。
ここで、ランナ30の支持部材31は、図2(a)に示すように、レール20に沿って延びた棒状部材であり、且つその両端部に支持部35が設けられているので、誘引具50及びランナ30を介してレール20に作用する植物(トマト)の加重をレール20の延びる方向に分散することができる。また、支持部材31はレール20に沿って延びているので、ランナ30の一端部は隣接する他のランナ30の他端部に当接するので、必要以上に隣接するランナ同士が接近することはない。このため、レール20の一点にかかる荷重を小さくすることができ、レール20の剛性や支持強度を低く抑えることができ、その結果、誘引装置全体のコストを安価にすることができる。またランナ30は図3(a)に示す転動輪36を介して移動自在であるので、ランナ30の移動抵抗は小さい。このため、植物(トマト)が多収化されて植物の重量が大きくなってもランナ30の移動は容易であり、誘引具50から誘引紐70を繰り出すとともに、誘引紐70を横方向に移動させる蔓下げ作業を容易に行うことができる。このため、蔓下げ作業の作業者への負担を軽減することができる。
またレール20は複数のレール部材24を連結して構成されているので、図2(b)(側面図)に示すように、これらのレール部材24を栽培ベッドの上方の所定の高さに張り渡されている支持ワイヤ73に取り付けることができる。このため、既存の支持ワイヤ73を利用してレール20を配設することができ、植物栽培用誘引装置1のコストをさらに安価にすることができる。
またレール20は互いに着脱可能な複数のレール部材24から構成されているので、レール部材24を連結する構成を変えることで、様々な長さの栽培列に対応することができ、またレール20の途中のレール部材24を取り外してランナ30を追加したり外したりすることもできる。このため、植物栽培用誘引装置1の使い勝手を向上することができる。
さらに、図1に示すように、レール20は端部に湾曲したレール部材を配置して環状に形成されているので、栽培ベッド10の端部に到達した茎Tkを湾曲したレール部材に沿って移動させてレール20の並設された他の直線部21'に移動させることができる。このため、栽培ベッド10の端部に到達した茎Tkをランナ30から一旦外してループ状に繋がっていない他の直線部21'に茎Tkを引っ掛ける作業が不要となり、作業者の労力を軽減することができる。
また図3(b)(裏面図)に示すように、支持部材31に設けられた紐部材40は支持部材31の下方で交差しているので、誘引具50を紐部材40に掛ける方向を二点鎖線I、IIで示すような2通りにすることができる。このため、誘引具50を紐部材40に掛ける作業のし易さが向上して、作業者の負担をより軽減することができる。
また図2(a)に示すように、移動規制部材60をレール20に着脱可能に取り付けることにより、誘引具50に誘引された植物の自重によりその植物の株側に支持部材31が引っ張られて移動する事態を未然に防止することができ、茎Tkが垂れ下がって栽培ベッド10等に接触して、病気の発生を抑止することができる。
本発明の一実施の形態に係わる植物栽培用誘引装置の斜視図を示す。 この植物栽培用誘引装置の側面図を示し、同図(a)は誘引装置の動作を説明するための側面図であり、同図(b)はレールの取り付け方法を説明するための側面図である。 ランナを示し、同図(a)はランナの側面図であり、同図(b)はランナの裏面図である。
符号の説明
1 植物栽培用誘引装置
20 レール
24 レール部材
30 ランナ
31 支持部材
35 支持部
40 紐部材
50 誘引具
60 移動規制部材
73 支持ワイヤ
T トマト(植物)

Claims (7)

  1. 施設内で植物の栽培列の上方の所定の高さに配設されたレールと、
    該レールに沿って延びる支持部材及び該支持部材の延びる方向に所定間隔を有して配設されて前記レールに対して前記支持部材を移動自在に支持する複数個の支持部を有したランナと、
    該ランナに設けられた紐部材と、
    前記紐部材に着脱可能に掛止される掛止部及び該掛止部の下部に設けられ誘引紐を繰り出し且つ巻き戻し可能な本体部を備えて該本体部から繰り出される誘引紐に前記栽培列の植物の茎を係止する誘引具と
    を有することを特徴とする植物栽培用誘引装置。
  2. 施設内で植物の栽培列の上方の所定の高さに配設されたレールと、
    該レールに沿って延びる支持部材及び該支持部材の延びる方向に沿って延びて前記レールに対して前記支持部材を摺動自在に支持する支持部を有したランナと、
    該ランナに設けられた紐部材と、
    前記紐部材に着脱可能に掛止される掛止部及び該掛止部の下部に設けられ誘引紐を繰り出し且つ巻き戻し可能な本体部を備えて該本体部から繰り出される誘引紐に前記栽培列の植物の茎を係止する誘引具と
    を有することを特徴とする植物栽培用誘引装置。
  3. 前記レールは、互いに着脱可能なレール部材を複数連結してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の植物栽培用誘引装置。
  4. 前記レールは、互いに着脱可能なレール部材を複数連結して湾曲したレール部材を端部に配置して環状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培用誘引装置。
  5. 前記レールは、前記栽培列の上方の所定の高さに張り渡された支持ワイヤに着脱自在に取り付け可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の植物栽培用誘引装置。
  6. 前記支持部材の長手方向の両側に該支持部材の短手方向に貫通する一対の貫通孔が設けられ、
    前記紐部材は、前記一対の貫通孔のうちの一方側の貫通孔に挿通されて他方側の貫通孔側へ延びる紐部材と、他方側の貫通孔に挿通されて一方側の貫通孔側へ延びる紐部材とが前記支持部材の下方で交差するように前記一対の貫通孔間に掛け回される
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の植物栽培用誘引装置。
  7. 前記レールに着脱可能に取り付けられ、前記誘引具から延びる誘引紐に係止された植物の自重によって引っ張られる前記支持部材の移動を規制する移動規制部材を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の植物栽培用誘引装置。
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