JP2006014605A - スライド式つる下げ構造、つる下げ誘引システム、つる下げ誘引方法およびつる下げ部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スライド式つる下げ構造は、栽培植物体をつる下げ誘引する誘引紐4と、誘引紐4の下垂する長さを自在に調節する円筒状等のスライド部材1と、栽培植物体上方に略水平方向に設けられたスライド部材1が摺動可能なレール3とを備え、誘引紐4は、その固定用端部4Fが該レール3等に固定され、レール3に摺設されたスライド部材1の中空部5を通って下垂され、下垂領域4Dにおいて栽培植物体が誘引紐4上に支持されるように設けられる。
【選択図】 図1
Description
(2) 前記スライド部材はその側面に欠切部が設けられて断面が略C字状をなしており、かかる構成により、前記レールを栽培施設内に固設するための結合用部材が該レール上に設けられている場合であっても、該スライド部材は、その欠切部位置を該結合用部材位置に合わせることによって、これを通り抜けることが可能であることを特徴とする、(1)に記載のスライド式つる下げ構造。
(4) 前記スライド部材は、前記結合用部材を通り抜けるための欠切部の縁部が、該欠切部の左右両側において面取りされているかまたは丸みを有する形状に形成されていることを特徴とする、(1)ないし(3)のいずれかに記載のスライド式つる下げ構造。
(6) (1)ないし(4)のいずれかに記載のスライド式つる下げ構造を用いて行うつる下げ誘引方法であって、栽培植物体は支持用部材によって前記スライド部材から下垂された前記誘引紐上に初期的に支持され、つる下げ必要時においては前記レール上にて該スライド部材の摺動がなされることによって該誘引紐の下垂長が長くされてつる下げがなされ、この際必要に応じて、栽培植物体上の前記初期的支持位置よりも先端部よりの位置が、新たに該支持用部材によって該誘引紐上に支持されることを特徴とする、つる下げ誘引方法。
(8) 塩化ビニール等プラスチック材料によりなることを特徴とする、(7)に記載のスライド部材。
図1は、本発明のスライド式つる下げ構造の基本的構成を示す説明図である。図において本スライド式つる下げ構造は、施設栽培におけるつる下げ誘引を行うためのスライド式つるさげ構造であって、該構造は、栽培植物体をつる下げ誘引するための誘引紐4と、該誘引紐4の下垂する長さを自在に調節するための円筒状もしくは円環状のスライド部材1と、および栽培植物体上方に略水平方向に設けられた、該スライド部材1が摺動可能なレール3とを備えてなり、該誘引紐4は、その一方端部である固定用端部4Fが該レール3またはその他の固定物に固定され、該レール3に摺設された該スライド部材1の中空部5を通って下垂され、その下垂する領域4Dにおいて栽培植物体が該誘引紐4上に支持されるように設けられていることを、主たる構成とする(上記(1)の発明)。
図4は、図3に示す例に係るスライド部材の構成を示す説明図である。図中51−Bは、51−Aが後述する加工を施されたものを示す。これらの図に示すように、前記スライド部材51は、その側面に欠切部52が設けられて断面が略C字状をなして形成されているものとすることができる(上記(2)の発明)。
図6−1、図6−2は、図5に示した基本構成の例を用いた本発明つる下げ誘引システムの実施例を示す説明図であり、図6−2は図6−1の植物体の成長によりつる下げをした状態の図である。なお図6−1、6−2では、スライド部材を破線により示している。
<実施例1>
実施例1を、前出図3、4、5、6−1ならびに6−2を適宜実施例用として参照しつつ、および新たに図7、8−1、8−2ならびに8−3も用いて説明する。ここで、
図7は、実施例1に用いた部品の構成を示す説明図、
図8−1は、実施例1に用いたレールの構成を示す上面図、下面図ならびに側面図(上から順に)、
図8−2は、図8−1に示したレールの使用状態における8−II部分の拡大断面図、
図8−3は、図8−1に示したレールの使用状態における8−III部分の拡大断面図である。
実施例1を基本として構成されるトマト栽培用のつる下げ誘引システムについて説明する。本例についても、前出各図を実施例用として参照しつつ説明する。
図9は、本発明のスライド部材とレールの組み合わせを、収穫物の運搬に利用する場合についての説明図である。図示されるように、スライドパイプ51とレール53の組み合わせをハウス内通路に設置し、スライドパイプ51に収穫かご吊り用のロープ512を取り付け、ロープ512に収穫かご513を吊り下げることによって、低労力かつ迅速な収穫物の運搬に利用することができる。
1E…紐下垂用端部(スライド部材の縁部)
1−I、1−II、1−III…植物体の各成長時期におけるスライド部材
3…レール
4…誘引紐
4D…下垂領域
4F…固定用端部
4G…自由端部
5…スライド部材の中空部
30…栽培植物体
30A、30B、30C…植物体上の支持位置
51、51’…スライド部材
51−A…スライド部材
51−B…加工したスライド部材
51E…紐下垂用端部(スライド部材の縁部)
51ER…丸み形状を形成した紐下垂用端部(スライド部材の縁部)
52…欠切部
53…レール
54…誘引紐
55…誘引紐収納空間
56…結合用部材(固定用金具、タイピン)
57…支持パイプ
58…レールの固定用金具用穴
59…レールの誘引紐取付穴
510…保持クリップ
511…誘引紐結び目
512…収穫かご吊り用ロープ
513…収穫かご
Claims (8)
- 施設栽培におけるつる下げ誘引を行うためのスライド式つるさげ構造であって、該構造は、栽培植物体をつる下げ誘引するための誘引紐と、該誘引紐の下垂する長さを自在に調節するための円筒状もしくは円環状のスライド部材と、および栽培植物体上方に略水平方向に設けられた該スライド部材が摺動可能なレールとを備えてなり、該誘引紐は、その一方端部である固定用端部が該レールまたはその他の固定物に固定され、該レールに摺設された該スライド部材の中空部を通って下垂され、その下垂する領域において栽培植物体が該誘引紐上に支持されるように設けられており、かかる構成により、該スライド部材を該レール上で摺動させることで該誘引紐が該スライド部材から下垂する部分の長さを調節可能であることを特徴とする、スライド式つる下げ構造。
- 前記スライド部材はその側面に欠切部が設けられて断面が略C字状をなしており、かかる構成により、前記レールを栽培施設内に固設するための結合用部材が該レール上に設けられている場合であっても、該スライド部材は、その欠切部位置を該結合用部材位置に合わせることによって、これを通り抜けることが可能であることを特徴とする、請求項1に記載のスライド式つる下げ構造。
- 前記スライド部材は、前記誘引紐が下垂するための縁部が面取りされているかまたは丸みを有する形状に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のスライド式つる下げ構造。
- 前記スライド部材は、前記結合用部材を通り抜けるための欠切部の縁部が、該欠切部の左右両側において面取りされているかまたは丸みを有する形状に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のスライド式つる下げ構造。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載のスライド式つる下げ構造を用いてなるつる下げ誘引システムであって、適用される栽培植物体の各株に共通した仕様で、かつ株ごとに、用いられる前記誘引紐ならびに前記スライド部材が準備されており、一の株用の該スライド部材であって紐下垂用の末端をなすスライド部材を摺動させることにより、隣接する株用のスライド部材を摺動させることができるよう、各スライド部材が前記レール上に連続的に摺設されていることを特徴とする、つる下げ誘引システム。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載のスライド式つる下げ構造を用いて行うつる下げ誘引方法であって、栽培植物体は支持用部材によって前記スライド部材から下垂された前記誘引紐上に初期的に支持され、つる下げ必要時においては前記レール上にて該スライド部材の摺動がなされることによって該誘引紐の下垂長が長くされてつる下げがなされ、この際必要に応じて、栽培植物体上の前記初期的支持位置よりも先端部よりの位置が、新たに該支持用部材によって該誘引紐上に支持されることを特徴とする、つる下げ誘引方法。
- 略水平方向に設けられるレール状構造に摺設可能なスライド部材であって、請求項1ないし4のいずれかに記載のスライド式つる下げ構造に用いることのできる、スライド部材。
- 塩化ビニール等プラスチック材料によりなることを特徴とする、請求項7に記載のスライド部材。
Priority Applications (1)
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JP2004192699A JP2006014605A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | スライド式つる下げ構造、つる下げ誘引システム、つる下げ誘引方法およびつる下げ部材 |
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Cited By (2)
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KR101320889B1 (ko) | 2013-07-01 | 2013-10-23 | 농업회사법인 주식회사 좋은농산 | 유인줄을 이용한 줄기식물 장기 재배방법 |
CN114902889A (zh) * | 2022-04-14 | 2022-08-16 | 北京农学院 | 一种可调节的自由伸缩的叶菜类阳台蔬菜栽培器 |
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2004
- 2004-06-30 JP JP2004192699A patent/JP2006014605A/ja active Pending
Cited By (3)
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KR101320889B1 (ko) | 2013-07-01 | 2013-10-23 | 농업회사법인 주식회사 좋은농산 | 유인줄을 이용한 줄기식물 장기 재배방법 |
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CN114902889B (zh) * | 2022-04-14 | 2023-11-21 | 北京农学院 | 一种可调节的自由伸缩的叶菜类阳台蔬菜栽培器 |
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