JP3168958U - 植物栽培用の支柱体 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳んだときに縦柱を重ならないように並列状態にすることで、折り畳み時の厚みを薄くすることができる植物栽培用の支柱体を提供する。【解決手段】複数本の縦柱2を複数個の保持枠3で結合した植物栽培用の支柱体1であって、前記保持枠3を形成する柱保持杆4の柱保持部7で、二本を一組とする縦柱2を下部狭まりの傾斜状配置になる梯子状に結合することで対向状の配置となる支柱半体9と10を組立て、両支柱半体9と10は相対的に上下方向に回動させて接近させたときに、一組となる縦柱2が相手側縦柱の外側又は内側に沿って同一面状に並ぶように形成され、柱保持杆4の一面側で柱保持部7を挟む片側又は両側の位置に、相手側縦柱2が納まる収納部8を設けた。【選択図】図1

Description

この考案は、アサガオ等の蔓性植物を栽培する場合に用いる植物栽培用の支柱体、更に詳しくは、広げた状態から折り畳みが自由となり、従来に比べて約30%程度全体を薄く扁平に折り畳むことができ、格納コストや輸送コストの削減を図ることができる植物栽培用の支柱体に関する。
例えば、アサガオ等の蔓性植物を植木鉢で栽培する場合に用いられている植物栽培用の支柱体は、複数本の縦柱と、この縦柱の上下複数箇所の位置を連結することで、前記縦柱を所定間隔の配置に保持する保持枠で組立てられ、植木鉢の上に起立状となるよう配置して使用される。
ところで、上記のような植物栽培用の支柱体においては、使用しないときの格納時や輸送時にはできるだけ嵩低くなるよう、全体を扁平に折り畳むことができるようになっている。
従来、折り畳み式の植物栽培用の支柱体は、合計四本の縦柱と矩形の枠状に形成した複数の保持枠とからなり、前記縦柱は二本を一組とし、保持枠を挟んで二組の縦柱を対向するように配置した状態で、保持枠の平行する水平杆の外側で両端部寄りの位置にそれぞれ縦柱を交差させ、この水平杆と縦柱の交差部分を水平杆が長さ方向の軸心を中心に回転可能となるよう連結部材で結合し、このようにして、二本を一組とする縦柱を所定間隔に保持すると共に、二組の縦柱を対面状に保持することで支柱体が組立てられている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の植物栽培用の支柱体として、合計四本の縦柱と矩形の枠状に形成した複数の保持枠とからなり、前記保持枠は、一組となる二本の縦柱を所定の間隔で結合する柱保持杆と、柱保持杆の端部同士を上下方向に回動可能なヒンジ機構を用いて結合した連結杆とで形成され、前記各保持枠の柱保持杆が、両端部寄りの内面側に設けた縦柱保持部で縦柱を交差状に保持することにより、一組となる二本の縦柱と各保持枠の柱保持杆で、二本を一組とする支柱が下部狭まりの傾斜状配置になる梯子状の支柱半体を対向状の配置で組立て、前記した両支柱半体を、相対的に上下方向に回動させて接近させることにより、折り畳み状態とすることができるような構造のものが提案されている。
上記のような支柱体は、何れの場合においても、保持枠が水平となる開いた状態で各縦柱が四方に配置され、縦柱を植木鉢の上に起立させることで植物の栽培に使用され、また、使用しないときの格納時や輸送時には、二組の縦柱を上下方向へ相対的に移動させることにより、保持枠は連結部材が回動することによって二組の縦柱間で傾斜動し、これによって二組の縦柱は互いに接近した折り畳み状態になる。
特開2004−135606 号公報
ところで、前者の保持枠は、全体を扁平に折り畳んだとき、二組の縦柱間に保持枠を挟み込むような構造になっているので、最終的な折り畳み状態における厚みは、二本分の縦柱の直径と保持枠を構成する水平杆の厚みの合算されたものとなり、このため、どうしても折り畳み時の厚みが厚くなり、格納や輸送時に積み重ねたときにスペース的な不利が生じるという問題がある。
また、後者の保持枠は、対向状の配置となる両支柱半体において、二本を一組とする縦柱の配置間隔を、一方は広く他方はこれよりも狭く設定した構造になっているので、折り畳み時に、縦柱の配置間隔が狭い支柱半体を下側にして相対的な移動による折り畳みを行うと、連結杆の長さ分だけ下方に移動することで、縦柱の配置間隔が狭い支柱半体の両縦柱が、縦柱の配置間隔が広い支柱半体の両縦柱の外側に沿う配置となり、縦柱同士が重ならないので折り畳み時の厚みを薄くすることができる。
ところが、上記とは逆に、折り畳み時に、縦柱の配置間隔が狭い支柱半体を上側にして相対的な移動による折り畳みを行うと、連結杆の長さ分だけ上方に移動することで、縦柱の配置間隔が狭い支柱半体の両縦柱が、縦柱の配置間隔が広い支柱半体の両縦柱に対して重なり状となり、従って、縦柱同士が重なることにより折り畳み時の厚みが厚くなる事態が生じるという問題があり、実際の折り畳み時において、支柱半体における縦柱の配置間隔の広いか狭いを認識したり、何れの支柱半体を上下いずれの方向に移動させなければならないかの判断をして折り畳むのは実際上困難であり、このため、縦柱同士が重なった厚みの厚い状態で格納や輸送に供されることがある。
そこで、この考案の課題は、折り畳み時における上下操作の方向性をなくし、どちら側に折り畳んでも縦柱が重なることなく並列状態にすることができ、折り畳み時の厚みを縦柱が重なる場合に比べて約30%程度薄くなり、格納や輸送のコスト低減だけでなく、教材として用いた場合に、学校のように保管場所が少なくても、格納がスペース的に有利となる植物栽培用の支柱体を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1の考案は、少なくとも四本以上の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とからなる植物栽培用の支柱体であって、前記保持枠は、各縦柱を保持した状態で縦柱を上下に相対移動させることにより、各縦柱が並列状態になる折り畳み可能な構造に形成され、前記保持枠には、縦柱を交差状の配置で固持する柱保持部と、この柱保持部と別の位置に他の縦柱が納まる収納部を設けたものである。
請求項2の考案は、複数本の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とからなる植物栽培用の支柱体であって、前記保持枠が、一組となる二本の縦柱を所定の間隔で結合する柱保持杆と、柱保持杆の端部同士を上下方向に回動可能なヒンジ機構を用いて結合した連結杆とからなり、前記各保持枠の柱保持杆が、両端部寄りの内面側に設けた縦柱保持部で縦柱を交差状に保持することにより、一組となる二本の縦柱と各保持枠の柱保持杆で、二本を一組とする縦柱が下部狭まりの傾斜状配置になる梯子状の支柱半体を対向状の配置で組立て、前記した両支柱半体は、二本を一組とする縦柱の配置間隔が等しく、両支柱半体を相対的に上下方向に回動させて接近させたときに、一組となる縦柱が相手側縦柱の外側又は内側に沿って同一面状に並ぶように形成され、前記保持枠における柱保持杆の一面側で柱保持部を挟む片側又は両側の位置に、相手側縦柱が納まる収納部を設けたものである。
ここで、四本の縦柱を用いた例の支柱体において、上記保持枠は合成樹脂を用い、平行する二本の柱保持杆と、両柱保持杆の端部同士をヒンジ機構で結合した二本の連結杆で矩形の枠状に形成され、両柱保持杆の両端部寄りの内面側に縦柱保持部は、開口部分から径方向に圧入した縦柱の途中を弾力的に保持するU字状の溝に形成され、その片側又は両側に設けられた収納部は縦柱の途中が緩く納まる程度のU字状の溝に形成されている。
上記柱保持杆と連結杆の端部を結合するヒンジ機構は、柱保持杆の端部に二又片を設け、連結杆の端部に設けた枢止片を二又片間に挿入し、二又片と枢止片の嵌り合う部分を柱保持杆の長さ方向に平行する枢止ピンで結合して形成され、このヒンジ機構による組立てによって保持枠は、二本の柱保持杆が水平状態の姿勢を保持したまま上下に相対回動できるような構造になっている。
上記保持枠は、例えば、上部保持枠と中間保持枠及び下部保持枠からなり、上部から下部に位置するものほど柱保持杆が短くなるように形成され、一組となる二本の縦柱を各保持枠で結合することにより下部が狭くなる傾斜状の配置となる。
なお、上部保持枠において、柱保持杆の両端部寄りの内面側に設けた縦柱保持部は、縦柱の上端を差し込むことによって結合する下面開放の円筒状に形成され、相手縦柱の収納部は、この縦柱保持部に対して柱保持杆の端部と反対側の片側位置に設けられている。
上記した各保持枠の柱保持杆で二本の縦柱を結合することにより、二本を一組とする縦柱が下部狭まりの傾斜状配置になる梯子状の支柱半体が二組形成されることになり、前記二組の支柱半体は縦柱の配置間隔が等しい条件となり、折り畳むために両支柱半体を相対的に上下に回動させて接近させたとき、二組の支柱半体は連結杆の長さ分だけ上下に位置ずれし、この上下位置ずれによって一組とする縦柱の外側又は内側に相手縦柱が並列するように納まることになり、この折り畳み時に、何れの支柱半体を上方又は下方に回動させても、縦柱は並列することになるので、折り畳み操作の方向性がなくなる。
この考案によると、保持枠に縦柱を交差状の配置で固持する柱保持部と、この柱保持部と別の位置に他の縦柱が納まる収納部を設けたので、折り畳み状態で各縦柱が同一面状に並ぶようになり、折り畳んだときに縦柱が折りたたみ方向に重なることがなく、折り畳み時の厚みを薄くすることができ、格納や輸送がスペース的に有利となる。
また、折り畳時のために縦柱を上下方向に相対移動させる場合に、前後に位置する縦柱の何れを上下動させても折り畳み状態で各縦柱が同一面状に並ぶことになり、折り畳み操作に前後位置関係の制約がなく、折り畳みにおける前後の縦柱の位置関係を確認したり意識することなく折り畳めるので、常に厚みの薄い折り畳み状態が得られ、支柱体を教材として用いた場合、学校のように保管場所が少なくても、格納がスペース的に有利となる。
更に、保持枠に植物の蔓を引掛けるための蔓係止部を設けると、成長した植物の伸びた蔓を蔓係止部に引掛けることで、蔓の誘導や処理が簡単に行えることになる。
この考案に係る植物栽培用の支柱体において、四本の縦柱を用いた実施の形態を示す使用状態の斜視図 (a)は上記植物栽培用の支柱体を折り畳んだ状態の正面図、(b)は同じく折り畳んだ状態の拡大した側面図、(c)は(a)の矢印c−cでの拡大した縦断側面図 (a)は上記植物栽培用の支柱体を一面側に折り畳んだ状態の正面図、(b)は同じく他面側に折り畳んだ状態の正面図 上記植物栽培用の支柱体を折り畳む工程を示し、(a)は支柱体を広げた使用状態の側面図、(b)は支柱体を一面側に向けて折り畳む途中の状態を示す側面図、(c)は支柱体の一面側に向けての折り畳み状態を示す側面図 上記植物栽培用の支柱体を折り畳む工程を示し、(a)は支柱体を他面側に向けて折り畳む途中の状態を示す側面図、(b)は支柱体の他面側に向けての折り畳み状態を示す側面図 (a)は上記植物栽培用の支柱体を折り畳んだ時の縦柱の納まり状態を示す斜視図、(b)は(a)の矢印b−bから見た柱保持杆の拡大縦断面図
以下、この考案の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図面は、この考案の植物栽培用の支柱体において、合計四本の縦柱を用いた支柱体の実施の形態を示している。
図1のように、植物栽培用の支柱体1は、二本を一組とする合計四本の縦柱2と、この縦柱2を四方に配置した状態で結合する複数の保持枠3とからなり、前記縦柱2は所定の長さを有する合成樹脂や金属のパイプを用い、また、保持枠3は合成樹脂を用いて矩形の枠状に形成されている。
上記保持枠3は、一組となる二本の縦柱2を所定の間隔で結合する長い棒状となる一対の柱保持杆4と、両柱保持杆4の端部同士を上下方向に回動可能なヒンジ機構5を用いて結合する長い棒状の連結杆6とで矩形の枠状に形成され、前記柱保持杆4は、図6(b)のように、その両端部寄りの内面側の位置に、縦柱2を交差状に保持する縦柱保持部7と、この縦柱保持部7を挟む一方又は両側の位置に相手縦柱2が納まる収納部8が設けられている。
上記した一対の柱保持杆4の端部と連結杆6の端部を結合するヒンジ機構5は、図6のように、柱保持杆4の端部に二又片5aを設け、連結杆6の端部に設けた枢止片5bを前記二又片5a間に挿入し、二又片5aと枢止片5bの嵌り合う部分を柱保持杆4の長さ方向に平行する枢止ピン5cで結合して形成され、このヒンジ機構5によって組立てられた保持枠3は、二本の柱保持杆4が水平状態の姿勢を保持したまま上下に相対回動できるような構造になっている。
図示の場合、保持枠3は、上部の保持枠3aと中間の保持枠3b及び下部の保持枠3cの三種類を用い、連結杆6は同じ長さであるが、上部から下部に位置する保持枠3ほど柱保持杆4及びその両端に設けた縦柱保持部7の間隔が少し短くなるように形成され、各保持枠3a〜3cで一組となる二本の縦柱2を下部が狭くなる傾斜状の配置に結合するようになっている。
上記のように、各保持枠3a〜3cで縦柱2を結合することにより、一組となる二本の縦柱2と上下の各柱保持杆4とで、二本の縦柱2が下部で狭くなるよう傾斜した梯子状の支柱半体9と10が形成され、支柱体1は同じ条件の二組の支柱半体9と10が対向する配置に組立てられている。
図1のように、上部の保持枠3aにおいて、柱保持杆4に設けた縦柱保持部7は、縦柱2の上端を挿入することができる下面開放の円筒状に形成され、相手縦柱2が納まる収納部はU字状の溝によって形成され、縦柱保持部7に対して柱保持杆4の端部と反対側の位置にだけ設けられている。
また、中間の保持枠3bと下部の保持枠3cにおいて、柱保持杆4に設けた縦柱保持部は、図6に示すように、縦柱2の途中を開口部分から径方向に圧入することにより弾力的に保持して固定化するU字状の溝に形成され、収納部8は相手縦柱2の途中が緩く納まる程度のU字状の溝になっていて、縦柱保持部7を挟んで両側に設けられている。
上記した各保持枠3a〜3cの内面側には、図6のように、柱保持杆4と連結杆6の一方又は両方において、植物の蔓を引掛けるためのフック状の蔓係止部11が柱保持杆4と連結杆6の長さ方向に沿う配置で両端部寄りの位置に設けられている。
このフック状の蔓係止部11は、図示した実施の形態の支柱体1だけでなく、複数本の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とで構成された植物栽培用の支柱体に採用することができる。
この考案の支柱体1は上記のような構成であり、上部の保持枠3aに設けた四隅の各縦柱保持部7に縦柱2の上端を差込み、縦柱2の途中と下部の外側に位置させた中間の保持枠3bと下部の保持枠3cにおいては、柱保持杆4の両端部に設けた縦柱保持部7に縦柱2の途中を径方向から押し込んで固定することにより、四本の縦柱2を各保持枠3a〜3cで結合した支柱体1が組み上がる。
支柱体1は、各保持枠3a〜3cが平面的な枠状になる開いた状態で、縦柱2が下部すぼまりの傾斜状で四方に起立配置され、図1のように、各縦柱2の下端を植木鉢に取付けることにより、植木鉢の上や地面に起立状となるよう配置し、植物の栽培に使用するものである。
また、開いた状態の支柱体1を折り畳むには、対向する支柱半体9と10を上下方向へ相対的に回動させるようにすればよく、各保持枠3a〜3cは各ヒンジ機構5の枢止ピン5cを支点とする連結杆6の回動によって、柱保持杆4が二本の縦柱2を結合した姿勢のままで上方又は下方に弧を描くようにして移動し、これにより両支柱半体9と10が互いに接近する。
支柱体1を折り畳むとき、図4(a)乃至(c)のように、一方支柱半体9に対して他方支柱半体10を下方に回動させる場合と、図3(b)と図5(a)と(b)のように、一方支柱半体9に対して他方支柱半体10を上方に回動させる場合の何れの折り畳みでもよい。
両支柱半体9と10は、折り畳みにより接近するとき、両支柱半体9と10において一組となる二本の縦柱2が同じ配置間隔になっていても、一組となる二本の縦柱2は下部の間隔が狭くなる傾斜状となり、かつ、支柱半体9と10が連結杆の長さ分だけ上下に位相がずれることにより、一組となる二本の縦柱2は、図3(a)のように相手縦柱2の外側又は図3(b)のように内側の位置に沿うような配置に並び、相手同士の縦柱2が折りたたみ方向に重なることがない。
図6(a)と(b)のように、両支柱半体9と10の完全な折り畳み状態で、縦柱2は相手支柱半体の柱保持杆4に設けた収納部8に納まり、これにより、各縦柱2は柱保持杆4の長さ方向に沿って同一平面に並び、折り畳んだ支柱体1の全体の厚みは、縦柱2の直径と柱保持杆4の厚みの合計となり、二本の縦柱2が折り畳み方向に重なる場合に比べて縦柱2の直径分だけ厚みを薄くでき、例えば、縦柱が重なるような折り畳みに対して、折り畳んだときの厚さを約30%程度薄くすることができる。
上記のように、支柱体1を折り畳む場合、支柱半体9と10の何れを上下動させても縦柱2の並列状態での折り畳みが得られ、支柱半体9と10の位置関係を確認したり意識する必要がなくなり、例えば、支柱体1を学校の教材として用いた場合、学校のように保管場所が少なくても、格納がスペース的に有利となる。
また、折り畳んだときは、常に厚さが薄くなるので、支柱体1を格納や輸送する場合に積み重ねたときの条件がコスト的及びスペース的に有利となる。
上記支柱体1を折り畳んだ状態において、各保持枠3a〜3cの連結杆4は、図2(b)で示すように、縦柱2の長さ方向に沿って縦柱2の直径内に納まる配置となり、折り畳んだ支柱体1の厚みに影響を与えないようになっている。
更に、折り畳んだ支柱体1を使用するときは、両支柱半体9と10を折り畳み時と逆方向へ相対的に上下動させればよく、各保持枠3が平面枠状となって開いた状態になる。
なお、図示した実施形態の支柱体1は、合計四本の縦柱2を用いて組み立てた例を示したが、支柱体1の構成に用いる縦柱2の本数はこれに限定されるものではなく、少なくとも四本以上であればよく、例えば、五本や六本等の縦柱を用いて支柱体1を構成することもできる。
一例として、六本の縦柱を用いた支柱体を構成する場合は、六本の縦柱とその上下複数箇所を結合する平面六角形の保持枠を用い、この保持枠は、図6(b)に示したような二本の柱保持杆と、両保持杆の端部を平面V形に形成した連結杆でヒンジ機構を介して結合することにより平面六角形に組み立て、両柱保持杆の両端部内側で縦柱を上記した四本の縦柱を用いた例と同じように縦柱を保持し、前記連結杆の外側に縦柱を、この縦柱に対して保持枠が回転可能となるように保持すれば、六本の縦柱を備えた支柱体が組み上がることになる。
このような支柱体においても、折り畳み状態で、対向配置となる二本縦柱の内側又は外側に他の二本の縦柱が沿った納まりとなり、連結杆の外側に取付けた残りの縦柱も前記縦柱に沿う配置となるので、全体の厚さが薄くなる折り畳み状態が得られることになる。
1 支柱体
2 縦柱
3 保持枠
3a 上部の保持枠
3b 中間の保持枠
3c 下部の保持枠
4 柱保持杆
5 ヒンジ機構
6 連結杆
7 縦柱保持部
8 収納部
9、10 支柱半体
11 フック状の蔓係止部

Claims (2)

  1. 少なくとも四本の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とからなる植物栽培用の支柱体であって、
    前記保持枠は、各縦柱を保持した状態で縦柱を上下に相対移動させることにより、各縦柱が並列状態になる折り畳み可能な構造に形成され、前記保持枠には、縦柱を交差状の配置で固持する柱保持部と、この柱保持部と別の位置に他の縦柱が納まる収納部を設けた植物栽培用の支柱体。
  2. 複数本の縦柱と、各縦柱を上下複数箇所の位置で互いに連結し、前記縦柱を所定の間隔をおいて保持する複数個の保持枠とからなる植物栽培用の支柱体であって、
    前記保持枠が、一組となる二本の縦柱を所定の間隔で結合する柱保持杆と、柱保持杆の端部同士を上下方向に回動可能なヒンジ機構を用いて結合した連結杆とからなり、
    前記各保持枠の柱保持杆が、両端部寄りの内面側に設けた縦柱保持部で縦柱を交差状に保持することにより、一組となる二本の縦柱と各保持枠の柱保持杆で、二本を一組とする縦柱が下部狭まりの傾斜状配置になる梯子状の支柱半体を対向状の配置で組立て、
    前記した両支柱半体は、二本を一組とする縦柱の配置間隔が等しく、両支柱半体を相対的に上下方向に回動させて接近させたときに、一組となる縦柱が相手側縦柱の外側又は内側に沿って同一面状に並ぶように形成され、
    前記保持枠における柱保持杆の一面側で柱保持部を挟む片側又は両側の位置に、相手側縦柱が納まる収納部を設けた請求項1に記載の植物栽培用の支柱体。
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