JP3169818U - 渦巻型線香包装用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】渦巻型線香の破損を防止すると共に、渦巻型線香の取り扱いを容易にすることが可能な渦巻型線香包装用シートを提供する。【解決手段】本渦巻型線香包装用シート10は、板状の可撓性材料からなる基部15と、基部に設けられた帯状部20とを備える。帯状部20は、長手方向両端部において基部15に接続されており、帯状部20は、該帯状部20と基部15とにより挟持された渦巻型線香100の中心部を係止可能な爪部26を有する。【選択図】図3

Description

本考案は、渦巻型線香の包装に用いられるシートに関する。
渦巻型線香は、香木、植物等の粉末を練って形成した細長い棒状の線材を、さらに渦巻状に成形することにより製造される。このように製造された渦巻型線香は、線材自体が脆いために衝撃に弱い。また、渦巻型線香は、線材と線材との間に渦巻状の間隙が残るように成形されるため、特に径方向の外力に対して弱く、輸送時に破損してしまうことがあった。
そこで、従来、渦巻型線香の包装構造として、渦巻型線香と仕切シートとを交互に複数重積して保持材により径方向外方から支持した後に、全体を箱に収納する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−59973号公報
しかしながら、従来の包装構造では、渦巻型線香を包装から取り出す際に、渦巻型線香を径方向外方から支持している保持材が取り外されてしまうので、重積された渦巻型線香がばらばらになるおそれがあり、取扱いが容易ではない。さらに、単体の渦巻型線香は仕切シートや保持材に対して固定されていないため、箱の外側から衝撃が加えられた場合に渦巻型線香が箱の中で動き、破損してしまうおそれもある。
本考案は上記の課題に鑑みてなされたものであり、渦巻型線香の破損を防止すると共に、渦巻型線香の取り扱いを容易にすることが可能な渦巻型線香包装用シートを提供することを目的とする。
本考案の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 板状の可撓性材料からなる基部と、前記基部に設けられた帯状部と、を備える渦巻型線香包装用シートであって、
前記帯状部は、長手方向両端部において前記基部に接続されており、
前記帯状部は、前記帯状部と前記基部とにより挟持された渦巻型線香の中心部を係止可能な爪部を有することを特徴とする渦巻型線香包装用シート。
(2) 前記基部は略正方形形状であり、前記帯状部は前記基部の対角線上に沿って設けられることを特徴とする(1)に記載の渦巻型線香包装用シート。
(3) 前記帯状部は前記基部に設けられた2本の切込みにより形成されることを特徴とする(1)または(2)に記載の渦巻型線香包装用シート。
本考案によれば、帯状部に設けられた爪部により渦巻型線香の中心部が渦巻型線香包装用シートに固定されるので、渦巻型線香の径方向の動きを抑制して破損を防止することができる。また、1つの渦巻型線香包装用シートに1つの渦巻型線香が固定されるので、渦巻型線香を個別に扱うことができ、取扱いが容易となる。
また、帯状部が基部の対角線上に沿って設けられることにより、渦巻型線香包装用シートのサイズを小さくすることが可能となる。
また、基部に設けられた2本の切込みにより帯状部が形成されることにより、1つのシートから渦巻型線香包装用シートを製造することが可能となる。
本考案に係る渦巻型線香包装用シートの平面図である。 図1の渦巻型線香包装用シートを手で撓ませた状態の図である。 図1の渦巻型線香包装用シートに渦巻型線香を収容する手順を示す図である。 図1の渦巻型線香包装用シートが渦巻型線香を収容した状態を示す図である。 図1の渦巻型線香包装用シートから渦巻型線香を取り外す手順を示す図である。
以下、本考案に係る渦巻型線香包装用シートの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。本考案の渦巻型線香包装用シート10はケント紙等の厚紙から構成され、図1に示すように、略正方形形状の基部15と、帯状部20と、を備える。基部15は、第1角部11、第2角部12、および第3角部13を有しており、第2角部12の対角上には、略半円弧形状を有する切欠部14が形成されている。尚、本明細書において、「略正方形形状」であるとは、実質的に正方形形状を有するシートから一部を切り欠いた形状を含むものであり、例えば3つの角部が略直角である形状を含む。
渦巻型線香包装用シート10には、基部15の第1角部11から第3角部13へと延びる対角線に沿って、第1切り込み線17および第2切り込み線18が形成されている。これら第1切り込み線17および第2切り込み線18により、帯状部20が形成される。ここで、第1切り込み線17および第2切り込み線18は、対象とする渦巻型線香100の径方向寸法よりも長くなるように形成されており、帯状部20の長手方向寸法が渦巻型線香100の径方向寸法よりも長くなるように構成されている。帯状部20は、第1長手方向端部21および第2長手方向端部23において、基部15に接続されている。また、帯状部20の長手方向略中央の第2切り込み線18側(切欠部14側)には、折り曲げ線25により下方に折り曲げ可能な爪部26が形成されている。
上述したように、渦巻型線香包装用シート10はケント紙により構成されているため、使用者の指などによってある程度撓ませることが可能である。図2に示すように、使用者が渦巻型線香包装用シート10を手200で把持し、第1角部11および第3角部13を指で押すことにより、基部15が撓んで下方へと湾曲し、帯状部20が基部15から分離して空間28が形成される。第1角部11、第2角部12、および第3角部13は、使用者の指を傷つけないように丸み付けされている。
図3に示すように、渦巻型線香100は第1端部101および第2端部102を有する線材105を、渦巻型線香100と相補形状の渦巻型間隙106を形成しながら渦巻状に巻くことにより形成されている。渦巻型間隙106の径方向中心部、すなわち渦巻型線香100の径方向中心側には、中心部間隙108が形成されている。
運搬等のために渦巻型線香100を包装する際は、渦巻型線香包装用シート10の第1角部11および第3角部13を指で押し、基部15を撓ませて空間28を形成する。そして、図3に示すように、第2角部12側(図中手前側)から基部15上を滑らせるように渦巻型線香100を空間28内に挿入する。尚、図3においては、簡略化のため、使用者の手200は図示を省略している。空間28内に挿入された渦巻型線香100の中心部間隙108を爪部26に対して位置決めして手を離すと、図4に示すように、渦巻型線香100が帯状部20と基部15との間に挟持されると共に、爪部26が渦巻型線香100の中心部間隙108に係合する。これにより、渦巻型線香100が径方向中心部において渦巻型線香包装用シート10へと固定される。
渦巻型線香100を渦巻型線香包装用シート10から取り外す際には、図5に示すように、渦巻型線香包装用シート10の第1角部11および第3角部13を指で押すことにより、再び基部15を撓ませて空間28を形成する。これにより、渦巻型線香100の中心部間隙108と爪部26との係合が解除される。そして、渦巻型線香100を切欠部14側(図中奥側)へと滑らせるように移動させることにより、切欠部14において渦巻型線香100を渦巻型線香包装用シート10から容易に取り外すことができる。
以上説明したように、本実施形態の渦巻型線香包装用シート10によれば、帯状部20に設けられた爪部26により渦巻型線香100の径方向中心部を固定できるので、渦巻型線香100の径方向の動きを抑制して破損を防止することができる。また、1つの渦巻型線香包装用シート10に1つの渦巻型線香100が固定されるので、渦巻型線香100を渦巻型線香包装用シート10に固定した状態で個別に運搬することが可能であり、取扱いを容易にすることができる。
また、本実施形態の渦巻型線香包装用シート10によれば、略正方形形状の基部15の対角線上に沿って帯状部20が設けられているので、渦巻型線香包装用シート10のサイズを最小限にすることができ、製造コストを低減し、取扱いを容易にすることができる。また、基部15に設けられた第1切り込み線17および第2切り込み線18により帯状部20が形成されることにより、1つのシートから渦巻型線香包装用シート10を製造することができるので、製造を容易にし、コストを低減することができる。また、基部15に切欠部14が設けられていることにより、渦巻型線香100の取り外しを容易にすることができる。
以上、本考案の一実施形態を説明したが、本考案は前記に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、渦巻型線香包装用シート10をケント紙から構成していたが、使用者によって撓ませることが出来る程度の可撓性がある素材であれば何でもよく、他種の紙や樹脂シート等から渦巻型線香包装用シートを構成してもよい。また、上述した実施形態では、渦巻型線香包装用シート10に略半円弧形状の切欠部14が設けられていたが、切欠部14の形状はこれに限られず、切欠部14が設けられなくてもよい。
また、上述した実施形態では、帯状部20は基部15の対角線に沿って設けられていたが、帯状部は基部上のどの位置に設けられていても良い。また、帯状部20は基部15に設けられた第1切り込み線17および第2切り込み線18により形成されていたが、基部に帯状部を接着すること等により形成されても良い。また上述した実施形態では基部15が略正方形形状に構成されていたが、これに限られず、円形形状、矩形形状等であってもよい。
10 渦巻型線香包装用シート
15 基部
17 第1切り込み線
18 第2切り込み線
20 帯状部
21 第1長手方向端部
23 第2長手方向端部
26 爪部
100 渦巻型線香

Claims (3)

  1. 板状の可撓性材料からなる基部と、前記基部に設けられた帯状部と、を備える渦巻型線香包装用シートであって、
    前記帯状部は、長手方向両端部において前記基部に接続されており、
    前記帯状部は、前記帯状部と前記基部とにより挟持された渦巻型線香の中心部を係止可能な爪部を有することを特徴とする渦巻型線香包装用シート。
  2. 前記基部は略正方形形状であり、前記帯状部は前記基部の対角線上に沿って設けられることを特徴とする請求項1に記載の渦巻型線香包装用シート。
  3. 前記帯状部は前記基部に設けられた2本の切込みにより形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の渦巻型線香包装用シート。
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