JP5616722B2 - 家庭用薄葉紙収納箱及び家庭用薄葉紙収納箱における家庭用薄葉紙の詰め替え方法 - Google Patents

家庭用薄葉紙収納箱及び家庭用薄葉紙収納箱における家庭用薄葉紙の詰め替え方法 Download PDF

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Description

本発明は、家庭用薄葉紙収納箱及び家庭用薄葉紙収納箱における家庭用薄葉紙の詰め替え方法に関する。
従来、積層され、或いはロール状に巻回された家庭用薄葉紙を内部に収容し、上面部などに設けられた開口部から内部に収容された家庭用薄葉紙を取り出して使用する家庭用薄葉紙収納箱が知られている。
このような家庭用薄葉紙収納箱として、例えば、特許文献1には、衛生用紙の束を収納し得る内部空間が形成された箱状をなす衛生用紙収納用カートンにおいて、上面、底面、及び一対の側面のそれぞれの端縁から延出された4つのロック式フラップを備え、その4つのロック式フラップが内側に折り曲げられ、重なり合う状態で係合されることによって妻面が形成される衛生用紙収納用カートンが記載されている。
また、特許文献2には、略立方形に形成された収納箱本体において、上面の開口縁部に、その一側部に延長突片が延設された2つの被係合片と、その上部両側部に係合凹部が形成された1つの係合片と、蓋体と、を延設し、2つの被係合片及び係合片間に形成される取出し口を蓋装することができるように構成された衛生用紙の組立式収納箱が記載されている。
特開2008−127065号公報 特開2009−173293号公報
しかしながら、特許文献1に記載の衛生用紙収納用カートンは、側面(妻面)を形成する内フラップと外フラップの形状が複雑で、内部に収容された家庭用薄葉紙を詰め替えようとすると組み立て(再封)しにくく、詰め替え時の作業が煩雑となっていた。
具体的に、特許文献1に記載の衛生用紙収納用カートンは、4つのロック式フラップの少なくとも1つが、その先端部に係合用の突出片を有し、かかる突出片が他のロック式フラップの裏側に挿入される構成である。即ち、少なくとも1つのロック式フラップの先端部は突出片を有する複雑な形状であり、組み立てるには、4つのロック式フラップを折り曲げて重ねた状態で突出片を指でつまんで他のロック式フラップの裏側の所定の位置に挿入させるものであるため、係合しにくいものであった。
また、特許文献2の衛生用紙の組立式収納箱も、被係合片に延長突片が延設され、係合片に係合凹部が延設された構成であるため、形状が複雑で組み立て(再封)しにくく、詰め替え時の作業が煩雑となっていた。
具体的に、特許文献2に記載の衛生用紙の組立式収納箱は、係合片を被係合片に重ねた状態で係合片を押圧して被係合片の内面まで押込む構成である。即ち、被係合片と係合片は、それぞれ延長突片と係合凹部を有する複雑な形状であり、組み立てるには、係合片及び被係合片の全体が同時に押込まれることとなるため、係合しにくいものであった。
本発明の課題は、係合部が簡易な構成で且つ組み立てが容易な家庭用薄葉紙収納箱及び家庭用薄葉紙収納箱における家庭用薄葉紙の詰め替え方法を提供することである。
また、更なる課題は、上記家庭用薄葉紙収納箱及び家庭用薄葉紙収納箱における家庭用

薄葉紙の詰め替え方法を、比較的低コストで実現することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
天面部と、底面部と、正面部と、背面部と、及び左右一対の側面部とにより区画され、内部に家庭用薄葉紙を収納して、前記天面部及び/又は前記正面部に設けられた開口部から前記家庭用薄葉紙を取り出す家庭用薄葉紙収納箱において、
前記天面部の両側縁から各々延出された一対の天面側フラップと、
前記底面部の両側縁から各々延出された一対の底面側フラップと、
前記正面部の両側縁から各々延出された一対の正面側フラップと、
前記背面部の両側縁から各々延出された一対の背面側フラップと、
を備え、
前記正面側フラップと前記背面側フラップとが互いに近づく方向に折り曲げられ、前記正面側フラップと前記背面側フラップの外面側に前記天面側フラップと前記底面側フラップとが重なるように折り曲げられ、4つのフラップ同士が係合部により互いに係合されることによって前記側面部が形成され、
前記係合部は、
前記一対の天面側フラップの各々先端部から内側に切り込まれた2つの切込みにより形成された正面側係合片と、中側係合片と、背面側係合片とを備え、
折り曲げられた状態の前記正面側フラップと前記背面側フラップとは、所定の隙間を有しており、
前記中側係合片の基端部の切込みの間隔は、前記所定の隙間よりも短く、前記中側係合片の基端部から先端部までの間に切込みの間隔が前記所定の隙間よりも長い部分が設けられ、
前記正面側フラップと前記背面側フラップとが互いに近づく方向に折り曲げられ、前記正面側フラップと前記背面側フラップの外面側に、前記天面側フラップと前記底面側フラップとが、前記天面側フラップが外面側となるように重ねて折り曲げられ、
この状態で前記天面側フラップの前記中側係合片が押圧されることで、前記中側係合片が前記正面側フラップと前記背面側フラップの内面側に位置し、前記正面側フラップと前記背面側フラップと前記底面側フラップが、前記中側係合片と前記正面側係合片及び前記背面側係合片とで挟まれて係合されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
請求項1記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記底面側フラップの先端部から内側に2つの切込みにより形成された切込み片が設けられ、前記切り込み片は、前記所定の隙間に対向して設けられ、且つ前記切り込み片の幅は、前記所定の隙間よりも短いことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
請求項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記中側係合片は、先端側から基端側にかけて、第2の幅から徐々に幅狭となって第1の幅になる幅変化部と、第1の幅になってからは基端側にかけて一定の距離だけ第1の幅を維持して構成される等幅部と、
を備え、
前記第1の幅は、前記中側係合片における最短部分の幅であり、前記切込み片の幅と同一であり、かつ、前記所定の隙間よりも短く、
前記第2の幅は、前記中側係合片における最長部分の幅であり、前記切込み片の幅及び前記所定の隙間よりも長いことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
請求項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記中側係合片は、先端側から基端側にかけて、第1の幅から徐々に幅広となって第2の幅になるとともに、第2の幅から徐々に幅狭となって再び第1の幅になる幅変化部と、
前記第1の幅となってからは基端側にかけて一定の距離だけ第1の幅を維持して構成される等幅部と、
を備え、
前記第1の幅は、前記中側係合片における最短部分の幅であり、前記切込み片の幅と同一であり、かつ、前記所定の隙間よりも短く、
前記第2の幅は、前記中側係合片における最長部分の幅であり、前記切込み片の幅及び前記所定の隙間よりも長いことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記正面側フラップと前記背面側フラップの先端部の形状が直線状であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記天面側フラップの先端部の形状が直線状であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱における家庭用薄葉紙の詰め替え方法であって、
前記側面部を開口させて、家庭用薄葉紙を収納空間内に装填するステップと、
前記正面側フラップと前記背面側フラップとを互いに近づく方向に折り曲げるとともに、前記正面側フラップと前記背面側フラップの外面側に、前記天面側フラップと前記底面側フラップを、前記天面側フラップが外面側となるように重ねて折り曲げるステップと、
前記天面側フラップの前記中側係合片を押圧することで、前記中側係合片を前記正面側フラップと前記背面側フラップの内面側に位置させ、前記正面側フラップと前記背面側フラップと前記底面側フラップを、前記中側係合片と前記正面側係合片及び前記背面側係合片とで挟んで係合するステップと、
を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、係合部は、天面側フラップに切り込みを入れるだけで形成されるので、簡易な構成となる。
また、中側係合片の外面に正面側フラップと前記背面側フラップが係合され、正面側フラップと背面側フラップの外面に重なるように底面側フラップが重ねられ、正面側係合片と背面側係合片の内面に底面側フラップが係合されるので、正面側フラップと背面側フラップとを互いに近づく方向に折り曲げるとともに、正面側フラップと背面側フラップの外面側に、天面側フラップと底面側フラップを、天面側フラップが外面側となるように重ねて折り曲げ、天面側フラップの前記中側係合片を押圧することで、中側係合片を正面側フラップと背面側フラップの内面側に位置させ、正面側フラップと背面側フラップと底面側フラップを、中側係合片と正面側係合片及び背面側係合片とで挟んで係合させることができることなって、組み立てが容易である。
また、天面側フラップに2つの切込みをいれるのみで正面側係合片と、中側係合片と、背面側係合片とが形成されるため、天面側フラップに特殊な形状を加工するための設備が必要なく、比較的低コストで当該家庭用薄葉紙収納箱を製造することができる。
請求項記載の発明によれば、底面側フラップに切込み片が設けられているため、4つのフラップを係合させるのに中側係合片を押し込んだ場合、当該切込み片が内側に折れ曲がるためより係合が容易となる。即ち、中側係合片を押し込んだ場合、底面側フラップの全体が押込まれることがなくなるため、より係合が容易となる。
請求項及び記載の発明によれば、側面部の押圧時において、天面側フラップと底面側フラップとの間の抵抗を少なくすることができ、よりスムーズに押圧することができる。また、スムーズに押圧できることにより、容易に4つのフラップを係合させることができる。
請求項記載の発明によれば、正面側フラップと背面側フラップの先端部の形状が直線状である。よって、正面側フラップ及び背面側フラップの先端部に特別な形状加工を行う必要がなく、製造が容易である。
また、正面側フラップと背面側フラップの先端部の形状が直線状であるため、家庭用薄葉紙収納箱として一般的な箱体に切込みをいれるのみで係合部を形成することができることとなる。このため、比較的低コストで当該家庭用薄葉紙収納箱を製造することができる。
請求項記載の発明によれば、天面側フラップの先端部の形状が直線状である。よって、天面側フラップの先端部に特別な形状加工を行う必要がなく、製造が容易である。
また、天面側フラップの先端部の形状が直線状であるため、家庭用薄葉紙収納箱として一般的な箱体に切込みをいれるのみで係合部を形成することができることとなる。このため、比較的低コストで当該家庭用薄葉紙収納箱を製造することができる。
請求項記載の発明によれば、側面部を開口させて、家庭用薄葉紙を収納空間内に装填し、正面側フラップと背面側フラップとを互いに近づく方向に折り曲げるとともに、正面側フラップと背面側フラップの外面側に、天面側フラップと底面側フラップを、天面側フラップが外面側となるように重ねて折り曲げ、天面側フラップの中側係合片を押圧することで、中側係合片を正面側フラップと背面側フラップの内面側に位置させ、正面側フラップと背面側フラップと底面側フラップを、中側係合片と正面側係合片及び背面側係合片とで挟んで係合する。
よって、押し込むだけで係合が成されるので、係合部が簡易な構成であり且つ組み立てが容易である。このため、家庭用薄葉紙の詰め替え作業を容易に行うことができる。
本実施形態のロール状シート収納箱の一例を示す斜視図である。 図1のロール状シート収納箱を展開した展開図である。 図1のロール状シート収納箱の側面図である。 図1のロール状シート収納箱におけるロール状シートの詰め替え工程を説明するための説明図である。 天面側フラップの中側係合片と、底面側フラップの切込み片との係合を説明するための断面模式図である。 ロール状シート収納箱の家庭用薄葉紙の詰め替え方法を示すフローチャートである。 中側係合片の変形例を示すロール状シート収納箱の側面図である。 中側係合片の好ましい変形例を示す図である。 中側係合片の好ましい変形例を示す図である。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
本実施形態では、家庭用薄葉紙収納箱として、ロール状シート収納箱を例示して説明を行う。
なお、以下の説明では、ロール状シート収納箱の厚み方向を上下方向とし、ロール状シート収納箱の長辺方向を左右方向、上下方向及び左右方向の双方に直交する方向を前後方向とする。
本実施形態のロール状シート収納箱10は、例えば、図1〜4に示すように、天面部1、底面部2、正面部3、背面部4、及び左右一対の側面部5(5a、5b)により区画された箱体である。このロール状シート収納箱10の内部には、ロール状シート20が収納され、天面部1から正面部3に亘って形成された取出口6(開口部)からロール状シート20を外部へ引き出して使用するようになっている。
ここで、「箱体」とは、ロール状シート20を収納し得る内部空間が形成される形状のものであり、例えば、直方体状、立方体状等の六面体状のものを挙げることができる。例えば、図1は、ロール状シート収納箱10を直方体状に構成した例である。
六面体の形状では、天面部1と底面部2、正面部3と背面部4、左右一対の側面部5(5a、5b)、がそれぞれ対向するように平行に配置される。なお、これらの形状において、二つの面の稜線部分を面取りしたもの等も「箱体」に含まれることとする。
また、「ロール状シート」とは、長尺な家庭用薄葉紙を芯(図示省略)の周囲に巻回されたものであるが、その種類について特に制限はなく、例えば、ペーパータオル(キッチンペーパー等)、トイレットペーパー、ティシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙等と呼ばれるもの)、等の使い捨て紙等を挙げることができる。
かかるロール状シートには、所定間隔毎にミシン目(図示省略)が設けられており、取出口6から引き出して使用する際に所要の長さで切り離すことができるようになっている。
天面部1、底面部2、正面部3、背面部4の両側縁からは、図2に示すように、それぞれ、一対の天面側フラップ11,12、一対の底面側フラップ21,22、一対の正面側フラップ31,32、一対の背面側フラップ41,42、が延出している。これらのフラップは、それぞれ、天面部1、底面部2、正面部3、背面部4との接続部(境界線)において内側に折り曲げられ、重なり合った状態で互いに係合されて側面部5a,5bが形成されるようになっている。
即ち、側面部5aは、天面側フラップ11、底面側フラップ21、正面側フラップ31、背面側フラップ41の4つのフラップを決められた手順で重なり合うように折り曲げて係合させることによって形成される。同様に、側面部5bは、天面側フラップ12、底面側フラップ22、正面側フラップ32、背面側フラップ42の4つのフラップを決められた手順で重なり合うように折り曲げて係合させることによって形成される。
そして、本実施形態のロール状シート収納箱10は、初期状態では、正面側フラップ31,32と背面側フラップ41,42とが互いに近づく方向に折り曲げられ、正面側フラップ31,32と背面側フラップ41,42の外面側に底面側フラップ21,22と天面側フラップ11,12とが重なるように折り曲げられ、互いに糊付けされることによって、側面部5a,5bが形成されるようになっている。
ここで、初期状態とは、ロール状シート収納箱10の製造時からロール状シート20の詰め替えを行うための側面部5a、5bの糊付けを剥がす前までをいうものとする。
また、内部のロール状シート20の詰め替え時には、側面部5a,5bの何れか一方(例えば、側面部5a)の糊付け部分が剥がされることで、側面部5aが開口される。そして、ロール状シート20の詰め替え後、正面側フラップ31と背面側フラップ41とが互いに近づく方向に折り曲げられ、正面側フラップ31と背面側フラップ41の外面側に底面側フラップ21と天面側フラップ11とが重なるように折り曲げられ、4つのフラップ同士が係合部30により互いに係合されることによって側面部5aが再封されるようになっている。
以下、係合部30の構成を説明するにあたって、側面部5a(天面側フラップ11、底面側フラップ21、正面側フラップ31、背面側フラップ41)の構成を用いて詳細に説明する。
天面側フラップ11と、底面側フラップ21とは、互いに略同一な長方形状であり、天面側フラップ11と、底面側フラップ21とを互いの先端部が近づくように折り曲げた際、その先端部が重なる長さに形成されている。
天面側フラップ11には、その先端部から基端側に切り込まれた2つの切込み7,7が形成され、これにより、天面側フラップ11は、正面側係合片11Aと、中側係合片11Bと、背面側係合片11Cとを備えるようになっている。
また、図3に示すように、中側係合片11Bの基端部の切込みの間隔X1は、正面側フラップ31と背面側フラップ41とが互いに近づく方向に折り曲げられた際に有する隙間Lよりも短く、また、中側係合片11Bの先端部近傍の切込みの間隔X2は、隙間Lよりも長くなっている。
このように中側係合片11Bは先端部にいくにつれて幅広となっており、このため側面部5aを形成する際に、中側係合片11Bの外面に正面側フラップ31と背面側フラップ41とが重なって係合されるようになっている。
即ち、側面部5aにおいては、2つの切込み7,7により形成された正面側係合片11Aと、中側係合片11Bと、背面側係合片11Cと、等により、係合部30が構成されるようになっている。
底面側フラップ21にも、先端部から内側に切り込まれた2つの切込み8,8が形成され、これにより、底面側フラップ21は、切込み片21Aを備えるようになっている。
切込み片21Aは、基端部から先端部に亘って同一幅で、且つ隙間Lよりも短い間隔(間隔X3)となるように形成されている。
この切込み片21Aは、側面部5aを形成する際に、正面側フラップ31と背面側フラップ41と、により形成される隙間に対向する位置に設けられており、側面部5aを形成するのに押込んだ際に、中側係合片11Bの裏側(内面側)に入り込むようになっている。
また、正面側係合片11Aと背面側係合片11Cの内面に底面側フラップ21が係合されるようになっている。
また、正面側フラップ31と、背面側フラップ41とは、互いに略同一な四角形状である。
正面側フラップ31と、背面側フラップ41とは、互いに先端部が近づくように折り曲げられた状態において、その先端部同士が所定の隙間Lを有する大きさに形成されている。つまり、正面側フラップ31と背面側フラップ41とは、隙間Lを挟んで、直線状の先端部を互いに対向させた状態で折り曲げられている。
なお、側面部5bにおいては、天面側フラップ12が、天面側フラップ11と同様に2つの切込み7,7により形成された正面側係合片12Aと、中側係合片12Bと、背面側係合片12Cと、等を備え、これにより、係合部30が構成されるようになっている。
また、底面側フラップ22も、底面側フラップ21と同様の2つの切込み8,8が形成され、これにより、切込み片22Aを備えるようになっている。
天面部1から正面部3に亘っては、取出口6の外周形状と一致するように形成された取出口形成用の切り込み線61が設けられている。使用者は、この切り込み線61を破断することによって取出口6を形成することができ、その取出口6からロール状シート20を取り出すことが可能となる。
取出口6は、図1に示すように、正面部3において上方向に向かって中央が凸となった、左右方向に長尺な形状に形成されている。
具体的に、取出口6の寸法は、例えば、左右方向の最も広い部分が203mm、狭い部分が175mmの長さに形成されている。また、このような寸法の取出口6を備えたロール状シート収納箱10に収納されるロール状シート20の寸法は、例えば、左右方向の長さが228mm、ロール径が108mm、紙管径45mmである。
取出口6の左右方向の最も広い部分を203mmより大きくすると上記のロール状シート20が取出口6から外部に外れてしまう可能性があり、取出口6の左右方向の最も狭い部分を175mm未満とすると、ロール状シート20の取出し時に不便を感じる可能性がある。
なお、取出口6の外周形状についてこれに限定されるものではなく、ロール状シート20の形状に応じて適宜選択すればよい。但し、ロール状シート収納箱10として直方体状のものの場合、その取出口6の形状はロール状シート収納箱10の長手方向に沿った横長形状とすることが好ましい。従って、取出口6の外周形状としては、例えば、略長方形状、略長円形状、長楕円形状、菱形状、又は多角形状等の形状を挙げることができる。
また、本実施形態においては、天面部1から正面部3に亘って取出口6が形成された構成を例示して説明しているが、取出口6の位置はこれに限定されず、例えば、天面部1又は正面部3に形成することとしても良い。
また、本実施形態のロール状シート収納箱10を構成する材質について特に制限はないが、箱体を折り曲げ形成する都合上、厚紙等の紙材料を構成材料とすることが好ましい。一般に、これらの紙材料としては、例えば、木材パルプ、古紙等を原料として製造されたものを好適に用いることができる。
ロール状シート収納箱10におけるロール状シート20の詰め替え方法について説明する。
かかる詰め替え方法は、図6に示すように、ロール状シート収納箱10の内部にロール状シート20を装填する装填ステップS1と、4つのフラップを重ねて折り曲げる折り曲げステップS2と、4つのフラップを係合させる係合ステップS3と、を有している。
装填ステップS1は、一方の側面部(ここでは5a)を開口させて、ロール状シート20を収納空間内に装填するステップである。
具体的に、先ず、ロール状シート収納箱10は、初期状態では、正面側フラップ31,32と背面側フラップ41,42とが互いに近づく方向に折り曲げられ、正面側フラップ31,32と背面側フラップ41,42の外面側に底面側フラップ21,22と天面側フラップ11,12とが重なるように折り曲げられ、互いに糊付けされることによって、側面部5a,5bが形成されて、箱体が形成されている。
そして、ロール状シート20の詰め替え時には、図4(a)に示すように、装填ステップS1として、側面部の一方(ここでは5a)の糊付け部分を剥がし、4つのフラップ(天面側フラップ11、底面側フラップ21、正面側フラップ31、背面側フラップ41)の係合を解除して、開放された側面部5aから新たなロール状シート20が補填される。
折り曲げステップS2は、正面側フラップ31と背面側フラップ41とを互いに近づく方向に折り曲げるとともに、正面側フラップ31と背面側フラップ41の外面側に、天面側フラップ11と底面側フラップ21とを、天面側フラップ11が外面側となるように重ねて折り曲げるステップである。
具体的には、図4(b)に示すように、正面側フラップ31及び背面側フラップ41を内側に折り曲げ、その上から底面側フラップ21を内側に折り曲げ、更にその上から天面側フラップ11を折り曲げる。
係合ステップS3は、天面側フラップ11の中側係合片11Bを押圧することで、中側係合片11Bを正面側フラップ31と背面側フラップ41の内面側に位置させ、正面側フラップ31と背面側フラップ41と底面側フラップ21を、中側係合片11Bと正面側係合片11A及び背面側係合片11Cとで挟んで係合するステップである。
具体的には、図4(c)に示すように、4つのフラップ重なり合った部位(5aの中央部)を、ロール状シート収納箱10の内側に押し込むことによって4つのフラップ(天面側フラップ11、底面側フラップ21、正面側フラップ31、背面側フラップ41)を係合させる。
この際、押圧を掛ける前には、図5(a)に示すように、切込み片21Aの前面に中側係合片11Bが位置しているが、押圧を掛けることによって、図5(b)に示すように、中側係合片11B及び切込み片21Aが内側に向かって撓み、最終的に、図5(c)に示すように、切込み片21Aの後面に中側係合片11Bが位置することとなる。
これにより、図4(d)に示すように、中側係合片11Bの外面に正面側フラップ31と背面側フラップ41が係合され、正面側フラップ31と背面側フラップ41の外面に重なるように底面側フラップ21が重ねられ、正面側係合片11Aと背面側係合片11Cの内面に底面側フラップ21が係合される。即ち、図1や図3に示すような側面部5aが形成される。
以上のように、本実施形態のロール状シート収納箱10によれば、係合部30は、天面側フラップ11に切り込み7,7を入れるだけで形成されるので、簡易な構成となる。
また、中側係合片11Bの外面に正面側フラップ31と背面側フラップ41が係合され、正面側フラップ31と背面側フラップ41の外面に重なるように底面側フラップ21が重ねられ、正面側係合片11Aと背面側係合片11Cの内面に底面側フラップ21が係合されるので、正面側フラップ31と背面側フラップ41とを互いに近づく方向に折り曲げるとともに、正面側フラップ31と背面側フラップ41の外面側に、天面側フラップ11と底面側フラップ21を、天面側フラップ11が外面側となるように重ねて折り曲げ、天面側フラップ11の中側係合片11Bを押圧することで、中側係合片11Bを正面側フラップ31と背面側フラップ41の内面側に位置させ、正面側フラップ31と背面側フラップ41と底面側フラップ21を、中側係合片11Bと正面側係合片11A及び背面側係合片11Cとで挟んで係合させることができることなって、組み立てが容易である。
また、天面側フラップ11に2つの切込み7,7をいれるのみで正面側係合片11Aと、中側係合片11Bと、背面側係合片11Cとが形成されるため、天面側フラップ11に特殊な形状を加工するための設備等が必要なく、比較的低コストでロール状シート収納箱10を製造することができる。
また、本実施形態のロール状シート収納箱10によれば、初期状態では、正面側フラップ31と背面側フラップ41とが互いに近づく方向に折り曲げられ、正面側フラップ31と背面側フラップ41の外面側に天面側フラップ11と底面側フラップ21とが重なるように折り曲げられ、互いに糊付けされることによって、側面部5aが形成される。
よって、側面部5aの強度を高めることができることとなって、ロール状シート20の輸送時、陳列時などに側面部5aに外部から強い力が加えられた場合に、内部からロール状シート20が出てきてしまうことを防止できる。
一方、内部のロール状シート20を詰め替え時には、上記したように、係合部30は簡易な構成であり、且つ組み立てが容易である。
また、本実施形態のロール状シート収納箱10によれば、底面側フラップ21に切込み片21Aが設けられているため、4つのフラップを係合させるのに中側係合片11B押し込んだ場合、当該切込み片21Aが内側に折れ曲がることでより係合が容易となる。
即ち、中側係合片11Bを押し込んだ場合、底面側フラップ21の全体が押込まれることがなくなるため、より係合が容易となる。
また、本実施形態のロール状シート収納箱10によれば、正面側フラップ31と背面側フラップ41の先端部の形状が直線状である。よって、正面側フラップ31及び背面側フラップ41の先端部に特別な形状加工を行う必要がなく、製造が容易である。
また、正面側フラップ31と背面側フラップ41の先端部の形状が直線状であるため、ロール状シート収納箱10として一般的な箱体に切込みをいれるのみで係合部30を形成することができることとなる。このため、比較的低コストでロール状シート収納箱10を製造することができる。
また、本実施形態のロール状シート収納箱10によれば、天面側フラップ11の先端部の形状が直線状である。よって、天面側フラップ11の先端部に特別な形状加工を行う必要がなく、製造が容易である。
また、天面側フラップ11の先端部の形状が直線状であるため、ロール状シート収納箱10として一般的な箱体に切込みをいれるのみで係合部30を形成することができることとなる。このため、比較的低コストでロール状シート収納箱10を製造することができる。
また、本実施形態のロール状シート収納箱10におけるロール状シート20の詰め替え方法によれば、側面部5aを開口させて、ロール状シート20を収納空間内に装填し、正面側フラップ31と背面側フラップ41とを互いに近づく方向に折り曲げるとともに、正面側フラップ31と背面側フラップ41の外面側に、天面側フラップ11と底面側フラップ21を、天面側フラップ11が外面側となるように重ねて折り曲げ、天面側フラップ11の中側係合片11Bを押圧することで、中側係合片11Bを正面側フラップ31と背面側フラップ41の内面側に位置させ、正面側フラップ31と背面側フラップ41と底面側フラップ21を、中側係合片11Bと正面側係合片11A及び背面側係合片11Cとで挟んで係合する。
よって、押し込むだけで係合が成されるので、係合部30が簡易な構成であり且つ組み立てが容易である。このため、ロール状シート20の詰め替え作業を容易に行うことができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、初期状態で側面部5a,5bが糊付けされていることとして説明しているが、初期状態から糊付けではなくフラップ同士を係合させることとしても良い。
この場合には、側面部5a,5bを形成する際に接着剤(糊)を使用しないため、製造時の接着剤の使用を低減することができ、低コストに且つ簡単な設備で製造することができる。
また、上記実施形態においては、ロール状シート収納箱10にロール状シート20を収納する場合を例示して説明したが、内部に収納するシート材の種類について特に限定されない。
例えば、四角形状のシート材の束を収納することとしても良い。その場合、一のシート材が折り畳まれ、その折り返し部分に他のシート材が挟み込まれた状態で折り畳まれることによって、複数枚のシート材が連続的に積層された状態で収納することが好ましい。このような積層構造のシート材は、最上層のシート材を取り出すことにより、これに挟み込まれていた次層のシート材の一部が取出口から突出し、シート材の取り出しが容易な、いわゆるポップアップ方式となる。
(変形例)
以下、本実施形態の天面側フラップ11の変形例について説明する。
本実施形態の天面側フラップ11は、中側係合片11Bの基端部から先端部までの間に、切込みの間隔が隙間Lよりも長い部分が設けられている形状であれば適宜変更可能である。これにより、中側係合片11Bの外面に正面側フラップ31と背面側フラップ41が係合されることとなる。
具体的には、例えば、2つの切込み7,7を、外側に凸の円弧形状(図7(a)参照。)、内側に凸の円弧形状(図7(b)参照。)、半円形状(図7(c)参照。)、1/4円にした形状(図7(d)参照。)、先端側より基端側が幅広の逆三角形状(図7(e)参照。)、逆三角形状の先端と基端を結ぶ一辺を円弧状とした形状(図7(f)参照。)等とすることができる。
なお、天面側フラップ11の形状として、上記した例に限定されない。
図8及び図9に、天面側フラップ11の特に好ましい変形例を示す。
図8に示す天面側フラップ11は、中側係合片11Bにおいて、第1の幅X1及び第2の幅X2を有して構成される。中側係合片11Bは、先端側から基端側にかけて、第2の幅X2から徐々に幅狭となって第1の幅X1になる幅変化部7aを有する。また、中側係合片11Bは、第1の幅X1になってからは基端側にかけて一定の距離だけ第1の幅X1を維持して構成される等幅部7bを有する。
第1の幅X1は、中側係合片11Bにおける最短部分の幅である。第1の幅X1は、切込み片21Aの幅X3と同じ幅であり、隙間Lよりも短い。なお、切込み片21Aの幅X3は隙間Lよりも短い。
また、第2の幅X2は、中側係合片11Bにおける最長部分の幅である。第2の幅X2は、切込み片21Aの幅X3よりも長く、隙間Lよりも長い。
図9に示す天面側フラップ11は、中側係合片11Bにおいて、第1の幅X1及び第2の幅X2を有して構成される。中側係合片11Bは、先端側から基端側にかけて、第1の幅X1から徐々に幅広となって第2の幅X2になるとともに、第2の幅X2から徐々に幅狭となって再び第1の幅X1になる幅変化部7aを有する。また、中側係合片11Bは、第1の幅X1になってからは基端側にかけて一定の距離だけ第1の幅X1を維持して構成される等幅部7bを有する。
第1の幅X1は、中側係合片11Bにおける最短部分の幅である。第1の幅X1は、切込み片21Aの幅X3と同じ幅であり、隙間Lよりも短い。なお、切込み片21Aの幅X3は隙間Lよりも短い。
また、第2の幅X2は、中側係合片11Bにおける最長部分の幅である。第2の幅X2は、切込み片21Aの幅X3よりも長く、隙間Lよりも長い。
以上のように、図8及び図9に示す天側フラップ11によれば、押圧時(図4(c)参照)に天面側フラップ11と底面側フラップ21との間の抵抗を少なくすることができ、よりスムーズに押圧することができる。また、スムーズに押圧できることにより、容易に4つのフラップを係合させることができる。
10 ロール状シート収納箱(家庭用薄葉紙収納箱)
1 天面部
11,12 天面側フラップ
11A,12A 正面側係合片
11B,12B 中側係合片
11C,12C 背面側係合片
7,7 切込み
2 底面部
21,22 底面側フラップ
21A,22A 切込み片
8,8 切込み
3 正面部
31,32 正面側フラップ
4 背面部
41,42 背面側フラップ
5(5a,5b)側面部
6 取出口(開口部)
61 切り込み線
20 ロール状シート(家庭用薄葉紙)

Claims (7)

  1. 天面部と、底面部と、正面部と、背面部と、及び左右一対の側面部とにより区画され、内部に家庭用薄葉紙を収納して、前記天面部及び/又は前記正面部に設けられた開口部から前記家庭用薄葉紙を取り出す家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記天面部の両側縁から各々延出された一対の天面側フラップと、
    前記底面部の両側縁から各々延出された一対の底面側フラップと、
    前記正面部の両側縁から各々延出された一対の正面側フラップと、
    前記背面部の両側縁から各々延出された一対の背面側フラップと、
    を備え、
    前記正面側フラップと前記背面側フラップとが互いに近づく方向に折り曲げられ、前記正面側フラップと前記背面側フラップの外面側に前記天面側フラップと前記底面側フラップとが重なるように折り曲げられ、4つのフラップ同士が係合部により互いに係合されることによって前記側面部が形成され、
    前記係合部は、
    前記一対の天面側フラップの各々先端部から内側に切り込まれた2つの切込みにより形成された正面側係合片と、中側係合片と、背面側係合片とを備え、
    折り曲げられた状態の前記正面側フラップと前記背面側フラップとは、所定の隙間を有しており、
    前記中側係合片の基端部の切込みの間隔は、前記所定の隙間よりも短く、前記中側係合片の基端部から先端部までの間に切込みの間隔が前記所定の隙間よりも長い部分が設けられ、
    前記正面側フラップと前記背面側フラップとが互いに近づく方向に折り曲げられ、前記正面側フラップと前記背面側フラップの外面側に、前記天面側フラップと前記底面側フラップとが、前記天面側フラップが外面側となるように重ねて折り曲げられ、
    この状態で前記天面側フラップの前記中側係合片が押圧されることで、前記中側係合片が前記正面側フラップと前記背面側フラップの内面側に位置し、前記正面側フラップと前記背面側フラップと前記底面側フラップが、前記中側係合片と前記正面側係合片及び前記背面側係合片とで挟まれて係合されることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  2. 請求項1記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記底面側フラップの先端部から内側に2つの切込みにより形成された切込み片が設けられ、前記切り込み片は、前記所定の隙間に対向して設けられ、且つ前記切り込み片の幅は、前記所定の隙間よりも短いことを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  3. 請求項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記中側係合片は、先端側から基端側にかけて、第2の幅から徐々に幅狭となって第1の幅になる幅変化部と、第1の幅になってからは基端側にかけて一定の距離だけ第1の幅を維持して構成される等幅部と、
    を備え、
    前記第1の幅は、前記中側係合片における最短部分の幅であり、前記切込み片の幅と同一であり、かつ、前記所定の隙間よりも短く、
    前記第2の幅は、前記中側係合片における最長部分の幅であり、前記切込み片の幅及び前記所定の隙間よりも長いことを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  4. 請求項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記中側係合片は、先端側から基端側にかけて、第1の幅から徐々に幅広となって第2の幅になるとともに、第2の幅から徐々に幅狭となって再び第1の幅になる幅変化部と、
    前記第1の幅となってからは基端側にかけて一定の距離だけ第1の幅を維持して構成される等幅部と、
    を備え、
    前記第1の幅は、前記中側係合片における最短部分の幅であり、前記切込み片の幅と同一であり、かつ、前記所定の隙間よりも短く、
    前記第2の幅は、前記中側係合片における最長部分の幅であり、前記切込み片の幅及び前記所定の隙間よりも長いことを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記正面側フラップと前記背面側フラップの先端部の形状が直線状であることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  6. 請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記天面側フラップの先端部の形状が直線状であることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  7. 請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱における家庭用薄葉紙の詰め替え方法であって、
    前記側面部を開口させて、家庭用薄葉紙を収納空間内に装填するステップと、
    前記正面側フラップと前記背面側フラップとを互いに近づく方向に折り曲げるとともに、前記正面側フラップと前記背面側フラップの外面側に、前記天面側フラップと前記底面側フラップを、前記天面側フラップが外面側となるように重ねて折り曲げるステップと、
    前記天面側フラップの前記中側係合片を押圧することで、前記中側係合片を前記正面側フラップと前記背面側フラップの内面側に位置させ、前記正面側フラップと前記背面側フラップと前記底面側フラップを、前記中側係合片と前記正面側係合片及び前記背面側係合片とで挟んで係合するステップと、
    を有することを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱における家庭用薄葉紙の詰め替え方法。
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