JP3168094B2 - 局部洗浄装置の洗浄水制御装置 - Google Patents

局部洗浄装置の洗浄水制御装置

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JP3168094B2
JP3168094B2 JP05335993A JP5335993A JP3168094B2 JP 3168094 B2 JP3168094 B2 JP 3168094B2 JP 05335993 A JP05335993 A JP 05335993A JP 5335993 A JP5335993 A JP 5335993A JP 3168094 B2 JP3168094 B2 JP 3168094B2
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慎二郎 世戸
義弘 桜井
政則 小屋本
哲二 新山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は局部洗浄装置における局
部洗浄用ノズルに送る洗浄水の制御のための洗浄水制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】局部洗浄用ノズルは、用便時は便器内に
収納されていなくてはならず、洗浄中は局部への確実な
洗浄水の噴射を行えるように、便器のボール内に飛び出
した状態としなくてはならないのであるが、これを供給
される洗浄水の水圧でノズルが伸長することによって行
うようにしたものがある。
【0003】この場合、ノズルを伸長させる時の洗浄水
流量は、伸長完了後のノズルからの洗浄水噴射時の洗浄
水流量よりも多くしておかなくてはならない。従って、
ノズルの伸長完了に伴い、ノズルに供給する洗浄水の流
量を下げなくてはならないのであるが、従来はこの制御
を経過時間によって行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、給水ポンプや
ノズルのばらつきによって、ノズルの伸長動作が完了す
るまでの時間と、設定された上記経過時間とが一致しな
いことが多々あり、伸長動作が完了するまでの時間が設
定時間より長くなれば、伸長が完了していないにもかか
わらず流量が低下して十分な局部洗浄を行うことができ
なくなる。従って、上記設定時間を短めに設定しておく
のが通常であるが、この場合、伸長が完了するまでの時
間が設定時間より短くなるために、ノズルからの洗浄水
の噴出動作の初期において、強い噴流となっている洗浄
水が使用者の局部にあたってしまうものであり、使用者
に不快感を与えてしまう。
【0005】ノズルに配した圧力センサーでノズルの伸
長が完了したかどうかを検出することも考えられるが、
この場合、ノズルの目詰まり等の影響を受けて誤動作す
るおそれがある上に、大気圧の変動や給水ポンプからノ
ズルに至るまでの系の温度による容積変化等の影響も受
けやすい。本発明はこのような点に鑑み為されたもので
あり、その目的とするところは使用者に不快感を与えて
しまう強い噴流がノズルから噴き出すことを確実に防ぐ
ことができる局部洗浄装置の洗浄水制御装置を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、供給
される洗浄水の水圧で伸長する局部洗浄用ノズルと、こ
のノズルに洗浄水を供給する給水ポンプと、給水ポンプ
によってノズルに送られる洗浄水の流量を検出する流量
センサーと、流量センサーの出力に基づいてノズルの伸
長動作完了を検出して上記給水ポンプの回転数を低下さ
せる制御回路とから成ることに特徴を有している。
【0007】
【作用】本発明によれば、洗浄水の水圧で伸長するノズ
ルの伸長動作完了を洗浄水の流量変化で検出するため
に、伸長動作完了時に流量を切り換えることを的確に行
うことができる。なお、伸長動作の完了検出は、流量の
絶対値ではなく、流量の相対変化の大小で行うことが、
種々の影響を避けることができる点で好ましい。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図1において、図中1は便器に設置されるノズル
であって、図示のノズル1は、外シリンダー10と、こ
の外シリンダー10内にスライド自在に配された内シリ
ンダー11とからなるテレスコピック状に形成されたも
のであり、先端に噴出口を備えた内シリンダー11は、
常時はばね(図示せず)による付勢で外シリンダー10
内に収納されているものの、給水ポンプ2から洗浄水が
供給されると、この洗浄水の水圧でスライドして外シリ
ンダー10から突出するとともに、突出完了後に上記噴
出口から洗浄水を噴出させるものとなっている。なお、
洗浄水の水圧で内シリンダー11が突出する間は、外シ
リンダー10の先端開口から洗浄水の一部が漏れて内シ
リンダー11の外面を洗浄するようになっており、また
内シリンダー11の突出完了後は内シリンダー11に設
けたパッキン12によって外シリンダー10の先端開口
が完全に閉じられるようになっている。
【0009】そして、上記給水ポンプ2とノズル1とを
つなぐ水路には、流量センサー3が設置されている。こ
の流量センサー3は、図2に示すように、器体30と、
器体30に設けた軸31によって枢支された羽根車32
と、フォトインタラプタ33とからなるもので、フォト
インタラプタ33はその光軸が羽根車32の側板34の
周縁部を通る位置に設置されており、側板34で光が遮
られることと、側板34の周縁部に等間隔で複数個形成
されている切欠部35を光が通ることとにより、羽根車
32の回転数を検出し、これを給水ポンプ2の制御用の
マイクロコンピュータを主体とする制御回路4に送る。
【0010】しかして、給水ポンプ2を作動させて上記
ノズル1に洗浄水を送ってノズル1を伸ばすとともにノ
ズル1の噴出口から洗浄水を噴出させるにあたり、制御
回路4は、流量センサー3から得られる給水量のデータ
で給水ポンプ2をフィードバック制御しながら給水ポン
プ2を作動させるものであり、またノズル1の伸長が完
了した後は、給水量を下げてノズル1に洗浄水を供給す
る。
【0011】ここにおいて、ノズル1の伸長動作完了
は、流量センサー3によって検出される流量の相対変化
によって検出する。すなわち、流量センサー3の羽根車
32の切欠部35がフォトインタラプラ33の光軸を通
過する毎にフォトインタラプラ33が出力するパルスの
一定時間毎の数をカウントして、このパルス数がノズル
1の伸長動作の初期における値から所定数だけ少なくな
れば、伸長動作が完了したものとみなして、給水ポンプ
2の回転数を下げるのである。
【0012】たとえばノズル1に給水を開始してからの
最初の100msecでのパルス数が7、次の100msecで
のパルス数が8であるとすると、最初の100msecでの
値は給水ポンプ2の立ち上がりや流量センサー3の立ち
上がり時であって安定しないことから無視し、次の10
0msecでのパルス数8を基準値としてとりこみ、その
後、100msec毎のパルス数を上記規準値と比較するこ
とを繰り返してパルス数がたとえば6以下に下がった時
点で、伸長動作が完了して流量抵抗が大となったためと
判断して、給水ポンプ2を洗浄水噴出に適した回転数ま
で下げるのである。伸長動作の初期の流量を基準値と
し、ここからの変化量で伸長動作の完了を検出するため
に、外的影響を受けることなく、伸長動作の完了を的確
に検出することができる。
【0013】図3は伸長動作完了直前の時点以降のノズ
ルの内圧変化を示したもので、図中イは本発明にかかる
場合、図中ロは前記従来の経過時間で制御している場合
を示している。洗浄初期に強い噴流がノズル1から噴き
出してしまうことがないものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明においては、洗浄水
の水圧で伸長するノズルの伸長動作完了を洗浄水の流量
変化で検出するために、伸長動作完了時を的確に検出し
て流量を切り換えることができるものであり、従って洗
浄初期に強い噴流を噴き出して使用者に不快感を与えて
しまうことがないものである。伸長動作の完了検出を、
流量の絶対値ではなく、流量の相対変化の大小で行え
ば、種々の外的影響を避けることができるために、より
好ましい結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の配管図である。
【図2】同上の流量センサーを示すもので、(a)は破断
正面図、(b)は断面図である。
【図3】同上のノズル内の水圧変化の説明図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 給水ポンプ 3 流量センサー 4 制御回路
フロントページの続き (72)発明者 新山 哲二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−47339(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される洗浄水の水圧で伸長する局部
    洗浄用ノズルと、このノズルに洗浄水を供給する給水ポ
    ンプと、給水ポンプによってノズルに送られる洗浄水の
    流量を検出する流量センサーと、流量センサーの出力に
    基づいてノズルの伸長動作完了を検出して上記給水ポン
    プの回転数を低下させる制御回路とから成ることを特徴
    とする局部洗浄装置の洗浄水制御装置。
  2. 【請求項2】 伸長動作の完了検出は、流量の相対変化
    で行うことを特徴とする請求項1記載の局部洗浄装置の
    洗浄水制御装置。
JP05335993A 1993-03-15 1993-03-15 局部洗浄装置の洗浄水制御装置 Expired - Fee Related JP3168094B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966160A (zh) * 2012-10-15 2013-03-13 王湘冀 一种转动式水力驱动装置及其控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102966160A (zh) * 2012-10-15 2013-03-13 王湘冀 一种转动式水力驱动装置及其控制方法

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JPH06264485A (ja) 1994-09-20

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