JPH09327488A - 気泡浴槽のポンプ制御方法 - Google Patents

気泡浴槽のポンプ制御方法

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JPH09327488A
JPH09327488A JP14925696A JP14925696A JPH09327488A JP H09327488 A JPH09327488 A JP H09327488A JP 14925696 A JP14925696 A JP 14925696A JP 14925696 A JP14925696 A JP 14925696A JP H09327488 A JPH09327488 A JP H09327488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気泡浴槽の外部循環管路に設けられた圧力セ
ンサの異常診断を行う。 【解決手段】 ポンプ18の吸込側又は吐出側に圧力セ
ンサ24を設け、ジェットスイッチ30のジェット起動
操作前に間欠的に圧力センサ24の検出電圧をチェック
し、異常診断を行う。また、ジェットスイッチ30が、
ジェット起動操作された時にも圧力センサの異常診断を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は気泡浴槽における
ポンプの制御方法に係り、特に圧力センサによって吸込
口の目詰りや、浴槽水位などを監視するようにした制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽本体に設けた吸込口と噴出口
とに外部循環管路を接続してその管路上に循環ポンプを
設け、かかる循環ポンプによって浴槽水を外部循環させ
た上、噴出口より気泡混じりの噴流(気泡流)として浴
槽本体内部に噴出するようにした気泡浴槽が広く用いら
れている。
【0003】ところでこの気泡浴槽においては、上記吸
込口に毛髪やタオルその他の異物が吸い付けられてしま
うことがあり、このような場合に循環ポンプ(以下単に
ポンプとする)をそのまま作動させ続けるとポンプが空
運転状態となってゴトゴト音が発生したり、場合によっ
てポンプが損傷してしまうなどの不具合を生じる。また
浴槽内部が空の状態ないし水位不足の状態でポンプを作
動させた場合にも同様の不具合が生じる。
【0004】このようなことから、従来、吸込口に異物
等が吸い付いたときにポンプを停止させることが行われ
ている。その手段としては、一般にポンプの吸込側又は
吐出側の圧力を圧力センサにてポンプの起動と同時に検
知し、その検知圧力が異常圧力となったときに目詰り異
常が発生したものとしてポンプを停止させる方法が用い
られている。
【0005】ところで、従来この種の気泡浴槽における
ポンプとして非自吸式ポンプが用いられている。非自吸
式ポンプは、ポンプ内部が満水状態である場合において
本来の送水機能を発揮し得るもので、このためかかる非
自吸式のポンプの設置に当っては、浴槽本体内部に水を
張ったときに自動的にポンプ内部が満水となるようにこ
れを浴槽底部より低く設置するなど、その設置位置に関
して大きな制約があり、加えて設置位置の寸法精度が厳
しく要求されるといった問題がある。
【0006】このようなことから、近時気泡浴槽のポン
プとして自吸式ポンプが注目されている。自吸式ポンプ
の場合、内部にエアが溜っていてもこれを自分自身で排
出して、内部を満水状態とし得る能力を有しており、従
ってこのような自吸式ポンプを用いた場合、ポンプ設置
に際しての位置的な制約が著しく少なくなって、ポンプ
の設置,施工の自由度が高まる利点が得られる。
【0007】しかしながら一方、このような自吸式ポン
プを用いた場合において、上記のようにポンプ起動と同
時に圧力検知して目詰り異常検出動作を行うようにする
と、ポンプの圧力が定常圧とならないうちに誤って目詰
り異常と判定してポンプを停止させてしまうといった不
都合を生じる。
【0008】即ち、自吸式ポンプの場合、ポンプ起動
後、エアを排出し終わるまでの時間(自吸時間)ポンプ
が定常運転状態とならず、エアを排出し終わってポンプ
内部が満水となって初めて定常運転状態となる。この自
吸動作の間本来の送水作用は行われず、従ってこの間に
上記目詰り異常検出動作を行うと、その自吸時に目詰り
異常発生と誤って認識してポンプを停止させてしまうこ
ととなる。これを解決する方法として、ポンプ起動後一
定時間を経過した時点で目詰り異常検出動作を実行する
ようにすることが考えられる。
【0009】しかしながら、気泡浴槽の設置現場ごとに
外部循環管路の長さが異なっていて、排出すべきエアの
量もまちまちであり、このため目詰り異常検出動作の開
始をポンプ起動後において一律に一定時間遅らせるとい
ったことは実際には困難である。
【0010】例えばポンプを起動して一定時間経過後に
目詰り異常検出動作を開始させるようにした場合、その
一定時間後においてポンプが未だ定常運転状態となって
いない場合には、目詰り異常が生じていないにも拘らず
目詰り異常が発生したものとしてポンプが停止させられ
てしまう場合が生じ、また安全を見て目詰り異常検出動
作を開始するまでの時間を十分長く設定した場合、例え
ばその時間を30秒と設定した場合、それ以前にポンプ
が定常圧に達してしまうと、一定時間後に異常検出動作
を開始するまでの間に吸込口への吸込みが生じたとき、
ポンプを自動停止させることができなくなってしまう。
【0011】このような問題点を解決するために、本出
願人は、特開平8−131497号において、浴槽本体
の吸込口と噴出口とに外部循環管路を接続するとともに
該管路上に循環ポンプを設け、該循環ポンプにて浴槽水
を外部循環させた上、該噴出口より気泡混じりの噴流と
して噴出する気泡浴槽において異常発生時に該循環ポン
プを停止させるポンプ制御方法であって、該循環ポンプ
の吸込側又は吐出側の圧力を圧力センサにて検知し、ポ
ンプ起動後該圧力センサによる検知圧力が該ポンプの定
常圧に近い値で予め設定した圧力以上を予め設定した時
間以上保持したか否かを短時間間隔で繰り返し検出し、
その条件を満たした時点で該循環ポンプが定常圧に到達
したと判定する一方、予め設定した限界回数又は限界時
間まで前記検出動作を繰り返してもなお前記条件を満た
さないときには水位不足と判定してポンプ停止を行うよ
うにし、他方前記条件を満たした後においては前記設定
圧力若しくは該条件を満たしたときの前記圧力センサに
よる検知圧力を基準圧力とし、該基準圧力とその後の前
記圧力センサによる検知圧力との差が予め設定した値よ
り一定時間継続して大きいときに目詰り異常と判定して
ポンプ停止を行うことを特徴とする気泡浴槽のポンプ制
御方法を提案した。
【0012】図2は同号公報記載の気泡浴槽の系統図で
あり、気泡浴槽本体10の側壁部分に吸込口12と噴出
口14とが設けられている。これら吸込口12,噴出口
14には、浴水の外部循環管路を構成する取出管15と
送出管16とがそれぞれ接続されており、更にこれら取
出管15,送出管16に対してポンプ18が連結されて
いる。この例ではポンプ18として自吸式ポンプが用い
られている。
【0013】この気泡浴槽では、浴槽本体10内の水が
ポンプ18により取出管15,送出管16を通じて外部
循環させられた上、エア管20を通じて吸入されるエア
とともに噴出口14より気泡混じりの噴流(気泡流)と
して浴槽本体10内部に噴出される。尚、22はエア管
20からのエアの吸入量を調節するための電磁エアバル
ブである。
【0014】24は送出管16内部の圧力を検知する圧
力センサであり、その検出信号はコントローラ26に入
力されている。コントローラ26にはまた、リモコン操
作部28が接続されている。このリモコン操作部28に
は、気泡発生装置を作動させるためのジェットスイッチ
30及び吸込口12からの吸込異常が発生したときにこ
れを表示する表示ランプ32、及び浴槽の水位不足が生
じたときにこれを表示する表示ランプ34が設けられて
いる。
【0015】コントローラ26は、リモコン操作部28
におけるジェットスイッチ30のオン・オフに基づいて
ポンプ18の起動・停止を制御するとともに、圧力セン
サ24による送出管16内の圧力検知に基づいてポンプ
18の作動を停止させ、併せてリモコン操作部28にお
ける表示ランプ32,34を点灯させる。
【0016】具体的には、ポンプ圧が定常圧に到達した
後において、吸込口12又は噴出口14における目詰り
に基づいて送出管16内の圧力が異常になったときに、
ポンプ18を停止させるとともに表示ランプ32を点灯
させる。また浴槽本体10内の浴槽水の水位不足により
送出管16内の圧力が定常圧に到達しないときに、ポン
プ18を停止させるとともに表示ランプ34を点灯させ
る。
【0017】図3はコントローラ26における上記制御
手順を示したものである。本例では、ジェットスイッチ
30のオン操作によるポンプ18の作動開始時点直後か
ら定常圧検出動作が実行される。具体的には、まず圧力
センサ24による検知圧力が予め設定した圧力以上を設
定した時間(この例では1秒)以上保持したか否かが検
出され、この条件を満たしていないと判断されたときに
は同様の検出動作が予め設定した限界時間(この例では
10秒)の範囲内で繰り返し実行される(ステップS1
0,S11,S12,S13,S14)。
【0018】この定常圧検出動作の繰返実行の過程で、
圧力センサ24による検知圧力が上記条件を満足するに
到ったと判断されたとき、ポンプ圧が定常圧に到達した
ものと判定され、続いて目詰り異常の検出動作が実行さ
れる。即ち、上記設定定常圧と圧力センサ24による検
知圧力との差が予め設定した差よりも大きく、且つその
差が予め設定した時間(この例では1秒)継続して生じ
た場合には圧力異常、つまり目詰り異常が発生したもの
と見做して、ポンプ停止と目詰り異常を知らせる表示ラ
ンプ32の点灯とが行われる(ステップS15,S1
6,S17,S18)。
【0019】他方、上記限界時間(10秒)内で上記定
常圧検出のための動作を繰り返し実行しても、ポンプ圧
力(検知圧力)が設定定常圧に到達しない場合には、浴
槽内の水位がもともと不足しているものと見做して、ポ
ンプ停止させるとともに水位不足を知らせる表示ランプ
34を点灯させる(ステップS19,S20)。
【0020】この図3の制御方法においては、ポンプ起
動後直ちにポンプ圧が定常圧に到達したか否かを短時間
間隔で繰り返し検出するため、可及的速やかにポンプ圧
が定常圧に到達したか否か、即ちポンプが定常運転状態
に入ったか否かを知ることができる。
【0021】この間は目詰り異常検出を行わないため、
ポンプ圧が定常圧に到達する前に誤って目詰り異常と判
定してポンプ18を停止させてしまうようなことはな
い。即ちポンプとして自吸式ポンプ18を用いた場合に
おいて、その設置位置の高さ,配管の長さ等の条件によ
りポンプ18が定常圧となるまでの時間にばらつきがあ
っても、ポンプ18が定常運転に入る前に目詰り異常と
判定してポンプ18を停止させるような誤りを犯さな
い。
【0022】また、ポンプ圧が定常圧に到達すれば直ち
に目詰り異常検出動作を開始するため、定常圧到達後に
吸込口12等が塞がれた場合には速やかにポンプ停止が
行われる。さらに、浴槽本体10内の水位が不足してい
る場合にもポンプ停止を行う。従って水位不足の下でポ
ンプ18が作動し続けることによりポンプ18が損傷す
るといったことを防止できる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平8−13
1497号の気泡浴槽のポンプ制御方法は、圧力センサ
の故障の点について考慮が払われていない。そのため、
圧力センサに故障が生じていてもジェットスイッチ30
がオンされると必ずポンプ18が起動してしまうという
解決すべき課題があった。
【0024】なお、圧力センサの故障の原因としては、
ゴミ等の付着のほか、リード線の断線などがある。
【0025】本発明は、循環ポンプの起動に先立って圧
力センサの異常診断を行うようにした気泡浴槽のポンプ
制御方法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の気泡浴槽のポン
プ制御方法は、浴槽本体の吸込口と噴出口とに外部循環
管路を接続するとともに該管路上に循環ポンプを設け、
該循環ポンプにて浴槽水を外部循環させ、該噴出口より
気泡混じりの噴流として噴出する気泡浴槽において該循
環ポンプの吸込側又は吐出側の圧力を圧力センサにて検
知し、該センサの検出圧力が所定範囲外となったときに
該循環ポンプを停止させるポンプ制御方法において、該
気泡浴槽の作動スイッチが起動操作されるのに先立っ
て、前記圧力センサの異常診断を行うことを特徴とする
ものである。
【0027】かかる気泡浴槽のポンプ制御方法において
は、ポンプ起動前に圧力センサの異常診断を行うため、
圧力センサが故障したままポンプが起動してしまうとい
う事態を防止できる。
【0028】このポンプ起動前の圧力センサの異常診断
を間欠的に行う場合、診断と診断との間で作動スイッチ
がオン操作される可能性がある。そこで、ポンプ起動前
に圧力センサの異常診断を間欠的に行う場合には、作動
スイッチがオン操作された場合に必ず圧力センサの異常
診断を行うようにするのが好ましい。
【0029】本発明の気泡浴槽のポンプ制御方法は、上
記特開平8−131497号の気泡浴槽のポンプ制御方
法に適用するのにきわめて好適である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して本発明の実
施の形態に係る気泡浴槽のポンプ制御方法のフローチャ
ートについて説明する。なお、この制御方法が適用され
る気泡浴槽の構成は図2の通りである。
【0031】図1において、気泡浴槽のメインスイッチ
がオンとなると、制御回路が立上り、まずステップS2
1において、ポンプが作動中であるかどうかが判定され
る。この場合、ジェットスイッチ30がまだオン操作さ
れていないので、ステップS21からステップS22に
移り、圧力センサ24の異常診断を行う。この圧力セン
サ24の出力が2.1〜3Vの間にあれば、圧力センサ
24は正常ということになり、ステップS22からS2
3に移り、ジェットスイッチ30が操作されるまで、ス
テップS23、21、22を循環する。この間、ステッ
プS22を通る度に圧力センサ24の異常診断が行われ
る。
【0032】ジェットスイッチ30が操作されると、ス
テップS23からステップS24に移り、改めて圧力セ
ンサ24の異常診断が行われる。センサ出力が2.1〜
3Vであれば、圧力センサ24に異常はないので、ステ
ップS25に移り、ポンプ18を起動したのち、ステッ
プS21に戻る。
【0033】この場合、ポンプ18が作動しているの
で、ステップS21からS26に移り、再びジェットス
イッチ30が操作されたかどうかを見る。この場合、ジ
ェットスイッチ30は操作されたばかりであり、未だに
ジェットを停止するための操作がなされていないとす
る。そうすると、ステップS26からステップS27に
移り、水位チェックが終了したかどうか判定する。この
場合、水位チェックはまだ行われていないので、ステッ
プS28に移り、圧力センサ24の出力は4.3V以上
であるか否かを見る。浴槽10内に規定水位以上の水が
溜っている時には、圧力センサ24の出力が4.3V以
上であるため、ステップS28からS29に移り、この
4.3V以上の出力電圧が1秒以上保持されるを見とど
け、次いでステップS30に移り、水位チェックを終了
し、ステップS21に戻る。
【0034】この場合、ステップS21、26、27の
順に制御が進行し、次いで水位チェックが終了している
のでステップS31に移る。このステップ31では、圧
力センサ24の検出電圧が4.3Vよりも低くなったか
どうかをチェックしている。吸込口12等に目詰りが生
じると、圧力センサ24の圧力が4.3Vよりも低くな
る。圧力センサ24の出力電圧が4.3V以上であれ
ば、ステップS31からステップS21に戻る。
【0035】このようにして、圧力センサ24に異常が
なく、また運転途中において吸込口12等に目詰りが生
じない場合、ステップS21、26、27、31が繰り
返し実行され、循環ポンプ18の作動が継続し、浴槽1
0に気泡が噴出される。このジェット運転中において、
ジェットスイッチ30が押されると、ステップS26か
らS32に移り、ポンプ停止となる。
【0036】本発明は、循環ポンプ18の起動前及び起
動時にそれぞれ圧力をセンサ24に故障があるか否かを
チェックするものであるが、この実施の形態にあって
は、ステップS22においてポンプ起動前の圧力センサ
チェックを行っている。このポンプ起動前の圧力センサ
24の出力電圧が2.1〜3Vの正常範囲外にあるとき
には、ステップS22からステップS33に移り、1秒
待機し、この間継続して圧力センサ24の出力電圧が
2.1〜3Vの正常範囲を外れている時には、ステップ
S34に移り、圧力センサにエラーが生じていることを
出力し、制御を終了する。
【0037】また、ジェット運転を開始すべくジェット
スイッチ30を押した時には、ステップS24において
圧力センサ24の診断を行う。この場合も、圧力センサ
24の出力が2.1〜3Vの正常範囲を外れた状態が1
秒以上経過した場合には、ステップS24、35、36
の順に制御が進行し、圧力センサ24にエラーが生じて
いることを出力した後、制御を終了する。
【0038】この実施の形態にあっては、前記特開平8
−131497号と同様にジェット運転開始時の水位チ
ェック及びジェット運転中における吸込口等の目詰りチ
ェックを行っている。
【0039】水位チェックは、ステップS28によって
行われている。S28において圧力センサ24の検出電
圧が4.3Vよりも低い時には、ステップS37に移
り、この状態が10秒経過すると、ステップS38、3
9の通り、循環ポンプ18を停止するとともに、水位不
足表示ランプ34を点灯させ、制御を終了する。
【0040】ジェット運転中の目詰りチェックは、前記
ステップS31によって行われている。ジェット運転中
において、圧力センサ24の検出電圧が4.3Vよりも
低くなった時には、ステップS31からステップS40
に移り、この電圧が低い状態が1秒経過した場合には、
ステップS41、42の順に制御が進行し、循環ポンプ
18を停止するとともに、吸込異常表示ランプ32を点
灯させ、次いで制御を終了する。
【0041】なお、上記実施の形態は、本発明の一例で
あり、本発明は種々の変更が可能である。例えば、上記
制御における待機時間1秒あるいは10秒はこれ以外の
設定時間としても良いことは明らかである。また、この
ように所定時間の待機を行うかわりに、繰り返し回数を
カウントし、この繰り返し回数が規定回数に達した場合
にはセンサ異常、水位異常、あるいは目詰り異常等が存
在すると判定するようにしても良い。
【0042】上記のステップS22,S24ではセンサ
24の出力の正常範囲を2.1〜3Vとしているが、
2.1〜4Vなど他の範囲であっても良いことは明らか
である。
【0043】
【発明の効果】以上の通り、本発明の気泡浴槽のポンプ
制御方法によると、気泡浴槽の作動スイッチが起動操作
されるのに先立って圧力センサの異常診断が行われる。
そして、圧力センサの起動前の異常診断が間欠的に行わ
れる場合には、作動スイッチが起動された時に改めて圧
力センサの異常診断を行うことにより、センサ異常を確
実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る気泡浴槽のポンプ制御方法を
示すフローチャートである。
【図2】気泡浴槽の系統図である。
【図3】従来のポンプ制御方法を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 浴槽本体 12 吸込口 14 噴出口 15 取出管 16 送出管 18 循環ポンプ 24 圧力センサ 30 ジェットスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体の吸込口と噴出口とに外部循環
    管路を接続するとともに該管路上に循環ポンプを設け、
    該循環ポンプにて浴槽水を外部循環させ、該噴出口より
    気泡混じりの噴流として噴出する気泡浴槽において該循
    環ポンプの吸込側又は吐出側の圧力を圧力センサにて検
    知し、該センサの検出圧力が所定範囲外となったときに
    該循環ポンプを停止させるポンプ制御方法において、 該気泡浴槽の作動スイッチが起動操作されるのに先立っ
    て、前記圧力センサの異常診断を行うことを特徴とする
    気泡浴槽のポンプ制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記圧力センサの異
    常診断を間欠的に行うと共に、前記気泡浴槽の作動スイ
    ッチが起動操作されたときにも異常診断を行うことを特
    徴とする気泡浴槽のポンプ制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記作動スイ
    ッチが起動操作され、前記ポンプが起動した後、該圧力
    センサによる検知圧力が該ポンプの定常圧に近い値で予
    め設定した圧力以上を予め設定した時間以上保持したか
    否かを短時間間隔で繰り返し検出し、その条件を満たし
    た時点で該循環ポンプが定常圧に到達したと判定し、 予め設定した限界回数又は限界時間まで前記検出動作を
    繰り返してもなお前記条件を満たさないときには水位不
    足と判定してポンプ停止を行うようにし、 前記条件を満たした後においては前記設定圧力若しくは
    該条件を満たしたときの前記圧力センサによる検知圧力
    を基準圧力とし、該基準圧力とその後の前記圧力センサ
    による検知圧力との差が予め設定した値より一定時間継
    続して大きいときに目詰り異常と判定してポンプ停止を
    行うことを特徴とする気泡浴槽のポンプ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005938A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Shinwa:Kk マイクロバブル発生機における自動圧力制御装置
CN107504551A (zh) * 2017-08-30 2017-12-22 宗永红 一种分体式电热取暖装置

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