JPH0149628B2 - - Google Patents
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- JPH0149628B2 JPH0149628B2 JP16471482A JP16471482A JPH0149628B2 JP H0149628 B2 JPH0149628 B2 JP H0149628B2 JP 16471482 A JP16471482 A JP 16471482A JP 16471482 A JP16471482 A JP 16471482A JP H0149628 B2 JPH0149628 B2 JP H0149628B2
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- Japan
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- ink
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- supply system
- valve
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、微小インク滴により文字、記号、
図形等の画像を印写するインクジエツトプリンタ
に関する。
図形等の画像を印写するインクジエツトプリンタ
に関する。
一般に、微小インク滴を噴射して所望の画像を
印写するインクジエツトプリンタにおいては、エ
アポンプからの空気流をインクヘツドの空気室に
供給する第１の空気供給系と、前記空気室にイン
ク供給系のインクを介して連通するインク溜りに
前記空気流を供給する第２の空気供給系とを備
え、非印写動作時、インクヘツドのノズルを閉塞
して空気室にインクを充填し、当該空気室に充填
されたインクによつてノズルにおける乾燥ならび
に塵埃の付着を主因とする目詰まりを防止するも
のがある。
印写するインクジエツトプリンタにおいては、エ
アポンプからの空気流をインクヘツドの空気室に
供給する第１の空気供給系と、前記空気室にイン
ク供給系のインクを介して連通するインク溜りに
前記空気流を供給する第２の空気供給系とを備
え、非印写動作時、インクヘツドのノズルを閉塞
して空気室にインクを充填し、当該空気室に充填
されたインクによつてノズルにおける乾燥ならび
に塵埃の付着を主因とする目詰まりを防止するも
のがある。
しかし、この種従来のインクジエツトプリンタ
によると、空気室およびインク溜りに供給される
空気流を一定値に制御する目的でエアポンプの直
後に圧力調整器が設けられるため、空気室および
インク溜りに供給される空気流の空気圧がエアポ
ンプの元圧より強制的に減圧され、空気室へのイ
ンク充填および排出が一定圧力下で行なわれるこ
とになり、したがつて、インク充填時間が気温、
インク粘度等に大きく影響され、気温低下に伴な
いインク粘度が上昇した場合あるいは粘度の高い
インクを使用した場合、インク充填時間が増大す
る欠点がある。
によると、空気室およびインク溜りに供給される
空気流を一定値に制御する目的でエアポンプの直
後に圧力調整器が設けられるため、空気室および
インク溜りに供給される空気流の空気圧がエアポ
ンプの元圧より強制的に減圧され、空気室へのイ
ンク充填および排出が一定圧力下で行なわれるこ
とになり、したがつて、インク充填時間が気温、
インク粘度等に大きく影響され、気温低下に伴な
いインク粘度が上昇した場合あるいは粘度の高い
インクを使用した場合、インク充填時間が増大す
る欠点がある。
この発明は、従来の技術の有するこのような問
題点に留意してなされたものであり、その目的と
するところは、インク充填、排出の時間を短縮し
システムの高速化、安定化を図ることのできるイ
ンクジエツトプリンタを提供しようとするもので
ある。
題点に留意してなされたものであり、その目的と
するところは、インク充填、排出の時間を短縮し
システムの高速化、安定化を図ることのできるイ
ンクジエツトプリンタを提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明のインク
ジエツトプリンタにおいては、エアポンプからの
空気流をインクヘツドの空気室に供給する第１の
空気供給系と、前記空気室にインク供給系のイン
クを介して連通するインク溜りに前記空気流を供
給する第２の空気供給系と、前記第１の空気供給
系に設けられた圧力調整器と、前記第１の空気供
給系の前記圧力調整器より前記エアポンプ側およ
び前記インクヘツド側にそれぞれ介設された第１
および第２開閉弁と、印写前の前記空気室のイン
クの排出時前記エアポンプの駆動後に前記第１開
閉弁および第２開閉弁を順に開に制御し、印写動
作時前記エアポンプの駆動前に前記両開閉弁を開
に制御し、インク充填時前記第１開閉弁を閉、前
記第２開閉弁を開にそれぞれ制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするものである。
ジエツトプリンタにおいては、エアポンプからの
空気流をインクヘツドの空気室に供給する第１の
空気供給系と、前記空気室にインク供給系のイン
クを介して連通するインク溜りに前記空気流を供
給する第２の空気供給系と、前記第１の空気供給
系に設けられた圧力調整器と、前記第１の空気供
給系の前記圧力調整器より前記エアポンプ側およ
び前記インクヘツド側にそれぞれ介設された第１
および第２開閉弁と、印写前の前記空気室のイン
クの排出時前記エアポンプの駆動後に前記第１開
閉弁および第２開閉弁を順に開に制御し、印写動
作時前記エアポンプの駆動前に前記両開閉弁を開
に制御し、インク充填時前記第１開閉弁を閉、前
記第２開閉弁を開にそれぞれ制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするものである。
前述のように構成されたインクジエツトプリン
タにおいては、インク排出時、エアポンプの駆動
後まず第１開閉弁が開になつてエアポンプからの
空気流が圧力調整器により均圧に調整され、その
後第２開閉弁が開になつて第１の空気供給系の空
気流がインクヘツドの空気室に流入することによ
り、空気室のインクが急激に加圧され、迅速なイ
ンク排出が行なわれる。
タにおいては、インク排出時、エアポンプの駆動
後まず第１開閉弁が開になつてエアポンプからの
空気流が圧力調整器により均圧に調整され、その
後第２開閉弁が開になつて第１の空気供給系の空
気流がインクヘツドの空気室に流入することによ
り、空気室のインクが急激に加圧され、迅速なイ
ンク排出が行なわれる。
また、印写動作時、両開閉弁が開になつた後に
エアポンプが駆動されることにより、エアポンプ
からの空気流が圧力調整器により均圧に調整さ
れ、第１の空気供給系の空気流によるインク滴の
飛翔補助を受けながら安定した印写動作が行なわ
れる。
エアポンプが駆動されることにより、エアポンプ
からの空気流が圧力調整器により均圧に調整さ
れ、第１の空気供給系の空気流によるインク滴の
飛翔補助を受けながら安定した印写動作が行なわ
れる。
さらに、インク充填時、第１開閉弁が閉、第２
開閉弁が開に制御されることにより、印写動作時
に空気室に供給される空気流より高圧の空気流が
インク溜りに供給され、インクの空気室への流出
速度が上がり、インクの充填が急速に実行され
る。
開閉弁が開に制御されることにより、印写動作時
に空気室に供給される空気流より高圧の空気流が
インク溜りに供給され、インクの空気室への流出
速度が上がり、インクの充填が急速に実行され
る。
つぎにこの発明を、その１実施例を示した図面
とともに詳細に説明する。
とともに詳細に説明する。
これらの図面において、１はエアポンプ、２は
内部にノズルに連通する空気室を有するインクヘ
ツド、３はインク袋４を収容しインク溜りとなる
交換自在のインクカートリツジ、５はインクカー
トリツジ３のインク袋４とインクヘツド２の空気
室とを連通するインク供給系、６はエアポンプ１
からの空気流をインクヘツド２の空気室に供給す
る第１の空気供給系、７はエアポンプ１からの空
気流をインクカートリツジ３内に供給する第２の
空気供給系であり、両空気供給系６，７によりイ
ンクジエツトプリンタの空気回路が構成される。
内部にノズルに連通する空気室を有するインクヘ
ツド、３はインク袋４を収容しインク溜りとなる
交換自在のインクカートリツジ、５はインクカー
トリツジ３のインク袋４とインクヘツド２の空気
室とを連通するインク供給系、６はエアポンプ１
からの空気流をインクヘツド２の空気室に供給す
る第１の空気供給系、７はエアポンプ１からの空
気流をインクカートリツジ３内に供給する第２の
空気供給系であり、両空気供給系６，７によりイ
ンクジエツトプリンタの空気回路が構成される。
８は第１の空気供給系６に配挿された圧力調整
器であり、第２図に示すように構成されている。
すなわち、ボデイを構成する調整器本体９に、第
１の空気供給系６に連通する流入口１０と、該流
入口１０より分岐した調整通路１１および保護通
路１２と、両通路１１，１２にそれぞれ連通し大
気に開放された開放口１３，１４とがそれぞれ形
成され、調整通路１１に調整自在の絞り部１５が
設けられるとともに、保護通路１２に該通路１２
を開閉自在に閉塞するボール１６およびボール１
６を弾付勢するスプリング１７が設けられてい
る。したがつて、第１の空気供給系６の空気圧が
所定圧以下では、当該空気供給系６が調整通路１
１の絞り部１５を介して大気にリークされるた
め、空気回路は減圧されて均圧に保持され、ま
た、空気圧が所定圧以上にまで上昇すると、この
高圧によりボール１６がスプリング１７の付勢に
抗して保護通路１２を開口するため、空気回路内
は所定圧以下に保持され、空気回路内の各種部品
が高圧から保護される。
器であり、第２図に示すように構成されている。
すなわち、ボデイを構成する調整器本体９に、第
１の空気供給系６に連通する流入口１０と、該流
入口１０より分岐した調整通路１１および保護通
路１２と、両通路１１，１２にそれぞれ連通し大
気に開放された開放口１３，１４とがそれぞれ形
成され、調整通路１１に調整自在の絞り部１５が
設けられるとともに、保護通路１２に該通路１２
を開閉自在に閉塞するボール１６およびボール１
６を弾付勢するスプリング１７が設けられてい
る。したがつて、第１の空気供給系６の空気圧が
所定圧以下では、当該空気供給系６が調整通路１
１の絞り部１５を介して大気にリークされるた
め、空気回路は減圧されて均圧に保持され、ま
た、空気圧が所定圧以上にまで上昇すると、この
高圧によりボール１６がスプリング１７の付勢に
抗して保護通路１２を開口するため、空気回路内
は所定圧以下に保持され、空気回路内の各種部品
が高圧から保護される。
１８，１９は第１の空気供給系６の圧力調整器
８の前後、すなわちエアポンプ１側およびインク
ヘツド２側にそれぞれ介設されマイコン等の制御
手段により開閉される電磁弁等の第１、第２開閉
弁、２０は両空気供給系６，７の連結点に設けら
れ空気回路内の空気圧を検出する空気圧センサで
あり、当該センサ２０の検出値に基づいて第１、
第２開閉弁１８，１９が開閉制御される。２１は
インクセンサ、２２はインクヘツド２のノズルを
閉塞するゴムパツド、２３はインクガターであ
る。
８の前後、すなわちエアポンプ１側およびインク
ヘツド２側にそれぞれ介設されマイコン等の制御
手段により開閉される電磁弁等の第１、第２開閉
弁、２０は両空気供給系６，７の連結点に設けら
れ空気回路内の空気圧を検出する空気圧センサで
あり、当該センサ２０の検出値に基づいて第１、
第２開閉弁１８，１９が開閉制御される。２１は
インクセンサ、２２はインクヘツド２のノズルを
閉塞するゴムパツド、２３はインクガターであ
る。
つぎに、前記実施例の動作について説明する。
この種インクジエツトプリンタでは、システム
がインク排出、印写、インク充填の３つの工程に
分けられ、以下各工程を順に説明する。
がインク排出、印写、インク充填の３つの工程に
分けられ、以下各工程を順に説明する。
インク排出
第１図に示す状態は、ゴムパッド２２によりイ
ンクヘツド２のノズルが閉塞されるとともに、イ
ンクヘツド２の空気室にインクが充填されたイン
ク充填状態であり、両開閉弁１８，１９は閉であ
る。
ンクヘツド２のノズルが閉塞されるとともに、イ
ンクヘツド２の空気室にインクが充填されたイン
ク充填状態であり、両開閉弁１８，１９は閉であ
る。
そして、排出命令が出力されると、第９図ａに
示すように、まず、ゴムパッド２２がノズルから
離れ、インクヘツド２がインクガター２３まで移
動する。つぎに、インクヘツド２の移動を確認し
たのち、第８図ａに示すt0時、エアポンプ１がオ
ンされ、空気回路内の圧力が上昇し、このとき、
空気回路、すなわち第２の空気供給系７は両開閉
弁１８，１９の閉により密閉されるため、該空気
回路内の圧力が急速に上昇される。そして、t1
時、空気圧センサ２０の検出により空気回路内圧
力ＰがP0（0.1〜0.2Kg／cm2）以上になると、第３
図に示すように、第１開閉弁１８が開となり、空
気回路が圧力調整器８の絞り部１５を介して大気
にリークされることにより、空気回路内圧力の上
昇が若干低下される。その後、第１開閉弁１８の
開により圧力が一定値になると、第４図に示すよ
うに、第２開閉弁１９も開となり、両開閉弁１
８，１９の開により第１の空気供給系６に空気流
が流入し、インクヘツド２の空気室のインク充填
液が急激に加圧され、該空気室のインクがノズル
よりインクガター２３に排出される。
示すように、まず、ゴムパッド２２がノズルから
離れ、インクヘツド２がインクガター２３まで移
動する。つぎに、インクヘツド２の移動を確認し
たのち、第８図ａに示すt0時、エアポンプ１がオ
ンされ、空気回路内の圧力が上昇し、このとき、
空気回路、すなわち第２の空気供給系７は両開閉
弁１８，１９の閉により密閉されるため、該空気
回路内の圧力が急速に上昇される。そして、t1
時、空気圧センサ２０の検出により空気回路内圧
力ＰがP0（0.1〜0.2Kg／cm2）以上になると、第３
図に示すように、第１開閉弁１８が開となり、空
気回路が圧力調整器８の絞り部１５を介して大気
にリークされることにより、空気回路内圧力の上
昇が若干低下される。その後、第１開閉弁１８の
開により圧力が一定値になると、第４図に示すよ
うに、第２開閉弁１９も開となり、両開閉弁１
８，１９の開により第１の空気供給系６に空気流
が流入し、インクヘツド２の空気室のインク充填
液が急激に加圧され、該空気室のインクがノズル
よりインクガター２３に排出される。
つぎに、空気室のインクの排出が終了すると、
インクヘツド２のノズルが空気室内空気に連通し
開口されるため、空気回路内の空気がノズルから
流出し、t2時、空気回路内圧力Ｐが印写設定圧P1
（0.06〜0.15Kg／cm2）にまで低下し、一定圧とな
る。したがつて、この圧力P1を検出することに
より充填液の排出の確認ができる。さらに、圧力
ＰがP1になつたのち一定時間T0（３〜５秒）待つ
て圧力Ｐをより安定させ、t3時、エアポンプ１を
オフし、その後のt4時、空気回路内圧力Ｐが０に
近くなる値、すなわちシステムに影響を与えない
値P2（0.01Kg／cm2以下）になつた状態で両開閉弁
１８，１９を閉にし、インクヘツド２のヘツドク
リーニングを行なう。このヘツドクリーニングの
終了後、印写待機状態となる。
インクヘツド２のノズルが空気室内空気に連通し
開口されるため、空気回路内の空気がノズルから
流出し、t2時、空気回路内圧力Ｐが印写設定圧P1
（0.06〜0.15Kg／cm2）にまで低下し、一定圧とな
る。したがつて、この圧力P1を検出することに
より充填液の排出の確認ができる。さらに、圧力
ＰがP1になつたのち一定時間T0（３〜５秒）待つ
て圧力Ｐをより安定させ、t3時、エアポンプ１を
オフし、その後のt4時、空気回路内圧力Ｐが０に
近くなる値、すなわちシステムに影響を与えない
値P2（0.01Kg／cm2以下）になつた状態で両開閉弁
１８，１９を閉にし、インクヘツド２のヘツドク
リーニングを行なう。このヘツドクリーニングの
終了後、印写待機状態となる。
印写
前述の印写待機状態から、第９図ｂに示すよう
に、印写命令が出力されると、まず、インクヘツ
ド２はプリントポジシヨンに移動し、第５図に示
すように、両開閉弁１８，１９が開かれ、エアポ
ンプ１，圧力調整器８およびインクヘツド２の空
気室が連通される。さらに、第８図ｂに示すよう
に、t5時、エアポンプ１がオンされると、空気回
路内圧力が徐々に上昇し、t6時、当該圧力Ｐが一
定圧P3（0.06〜0.08Kg／cm2）以上になると、印写
動作が開始され、印写面２４に所定の画像が印写
される。このとき、エアポンプ１で発生した空気
流は圧力調整器８によつて所定の減圧調整作用を
受けるため、エアポンプ１から第１の空気供給系
６を通つてインクヘツド２の空気室に供給される
空気流および第２の空気供給系７を通つてインク
カートリツジ３に供給される空気流はともに圧力
調整された均圧な流れとなり、空気室の空気がノ
ズルから吐出されるインク滴の飛翔を補助し、安
定した印写動作が行なわれることになる。
に、印写命令が出力されると、まず、インクヘツ
ド２はプリントポジシヨンに移動し、第５図に示
すように、両開閉弁１８，１９が開かれ、エアポ
ンプ１，圧力調整器８およびインクヘツド２の空
気室が連通される。さらに、第８図ｂに示すよう
に、t5時、エアポンプ１がオンされると、空気回
路内圧力が徐々に上昇し、t6時、当該圧力Ｐが一
定圧P3（0.06〜0.08Kg／cm2）以上になると、印写
動作が開始され、印写面２４に所定の画像が印写
される。このとき、エアポンプ１で発生した空気
流は圧力調整器８によつて所定の減圧調整作用を
受けるため、エアポンプ１から第１の空気供給系
６を通つてインクヘツド２の空気室に供給される
空気流および第２の空気供給系７を通つてインク
カートリツジ３に供給される空気流はともに圧力
調整された均圧な流れとなり、空気室の空気がノ
ズルから吐出されるインク滴の飛翔を補助し、安
定した印写動作が行なわれることになる。
つぎに、印写動作が終了すると、t7時、エアポ
ンプ１がオフされ、ヘツドリターンが行なわれ
る。ここで、このヘツドリターンはドラム式およ
びヘツド副走査式のプリンタの場合に行なわれ、
ライン式プリンタの場合は不要である。さらに、
エアポンプ１のオフによる空気回路内の圧力低下
により、t8時、圧力ＰがP2以下に低下すると、第
１、第２開閉弁１８，１９が閉となり、その後ヘ
ツドクリーニングを行ない、印写待機状態とな
る。
ンプ１がオフされ、ヘツドリターンが行なわれ
る。ここで、このヘツドリターンはドラム式およ
びヘツド副走査式のプリンタの場合に行なわれ、
ライン式プリンタの場合は不要である。さらに、
エアポンプ１のオフによる空気回路内の圧力低下
により、t8時、圧力ＰがP2以下に低下すると、第
１、第２開閉弁１８，１９が閉となり、その後ヘ
ツドクリーニングを行ない、印写待機状態とな
る。
インク充填
前述の印写待機状態において、インク充填命令
が出力されると、第９図ｃに示すように、ゴムパ
ッド２２がインクヘツド２より離れていることを
確認したのち、このゴムパッド２２の位置が確認
され、インクヘツド２がゴムパッド２２の位置に
移動される。つぎに、第８図ｃに示すt9時、第６
図に示すように、エアポンプ１がオンされるとと
もに、第２開閉弁１９が開となり、空気回路、す
なわち第２空気供給系７内の圧力が急速に上昇さ
れ、インクカートリツジ３に、印写動作時に空気
室に供給される空気流より高圧の空気流が供給さ
れ、空気室にインク袋４のインクが急速に流出
し、インク充填が開始される。さらに、所定時間
T1（３〜５秒）後、インクヘツド２のノズルがゴ
ムパッド２２で閉塞される。これは、新しい充填
インクをノズルより流出させながらゴムパッド２
２で蓋をする方法であり、パツド面のごみの除去
および空気混入を防ぐ目的で行なわれるが、前記
エアポンプ１のオン、第２開閉弁１９の開および
ゴムパッド２２の閉塞は同時でもよい。なお、第
８図ｃのP4はインク充填圧を示し、エアポンプ
１の元圧にほぼ等しい。また、このインク充填動
作時、インクヘツド２の空気室の空気は、第６図
に破線矢印に示すように、第１の空気供給系６を
流れ、開状態にある第２開閉弁１９および圧力調
整器８を介して外部に放出される。
が出力されると、第９図ｃに示すように、ゴムパ
ッド２２がインクヘツド２より離れていることを
確認したのち、このゴムパッド２２の位置が確認
され、インクヘツド２がゴムパッド２２の位置に
移動される。つぎに、第８図ｃに示すt9時、第６
図に示すように、エアポンプ１がオンされるとと
もに、第２開閉弁１９が開となり、空気回路、す
なわち第２空気供給系７内の圧力が急速に上昇さ
れ、インクカートリツジ３に、印写動作時に空気
室に供給される空気流より高圧の空気流が供給さ
れ、空気室にインク袋４のインクが急速に流出
し、インク充填が開始される。さらに、所定時間
T1（３〜５秒）後、インクヘツド２のノズルがゴ
ムパッド２２で閉塞される。これは、新しい充填
インクをノズルより流出させながらゴムパッド２
２で蓋をする方法であり、パツド面のごみの除去
および空気混入を防ぐ目的で行なわれるが、前記
エアポンプ１のオン、第２開閉弁１９の開および
ゴムパッド２２の閉塞は同時でもよい。なお、第
８図ｃのP4はインク充填圧を示し、エアポンプ
１の元圧にほぼ等しい。また、このインク充填動
作時、インクヘツド２の空気室の空気は、第６図
に破線矢印に示すように、第１の空気供給系６を
流れ、開状態にある第２開閉弁１９および圧力調
整器８を介して外部に放出される。
そして、インク充填が継続し、t10時、第７図
に示すように、インク充填が第１の空気供給系６
のインクヘツド２の近傍に設けられたインクセン
サ２１により検出されると、エアポンプ１がオフ
され、さらに、第２開閉弁１９が閉となり、逆に
第１開閉弁１８が開となり、第１の空気供給系６
のインクヘツド２側が密閉されるとともに、第２
の空気供給系７およびインクカートリツジ３内が
第１開閉弁１８および圧力調整器８を介して大気
に開放される。これは、インクヘツド２の空気室
側の空気回路が密閉されるため、仮りに第１開閉
弁１８を閉のままにすると、インクカートリツジ
３内の高圧空気の残存により、充填インクがさら
に加圧され、インクヘツド２とゴムパッド２２間
からインクがにじみ出るのを防止するためであ
り、インクカートリツジ３内を大気に開放するこ
とにより、第２の空気供給系７内圧力を急速に静
圧に戻す。その後、空気回路内圧力が徐々に低下
し、t11時、圧力ＰがP2以下になると、第１開閉
弁１８が閉となり、第１図に示すインク充填状
態，すなわち待機状態となる。
に示すように、インク充填が第１の空気供給系６
のインクヘツド２の近傍に設けられたインクセン
サ２１により検出されると、エアポンプ１がオフ
され、さらに、第２開閉弁１９が閉となり、逆に
第１開閉弁１８が開となり、第１の空気供給系６
のインクヘツド２側が密閉されるとともに、第２
の空気供給系７およびインクカートリツジ３内が
第１開閉弁１８および圧力調整器８を介して大気
に開放される。これは、インクヘツド２の空気室
側の空気回路が密閉されるため、仮りに第１開閉
弁１８を閉のままにすると、インクカートリツジ
３内の高圧空気の残存により、充填インクがさら
に加圧され、インクヘツド２とゴムパッド２２間
からインクがにじみ出るのを防止するためであ
り、インクカートリツジ３内を大気に開放するこ
とにより、第２の空気供給系７内圧力を急速に静
圧に戻す。その後、空気回路内圧力が徐々に低下
し、t11時、圧力ＰがP2以下になると、第１開閉
弁１８が閉となり、第１図に示すインク充填状
態，すなわち待機状態となる。
したがつて、前記実施例によると、エアポンプ
１のオン、オフおよび第１、第２開閉弁１８，１
９の個々の開、閉のタイミングをそれぞれ調整す
ることにより、インク充填、排出の時間を短縮
し、システムの高速化、安定化を図ることができ
るものであり、また、第１、第２の空気供給系
６，７の空気回路の空気圧を検出する空気圧セン
サ２０を用いることにより、たとえば、インク排
出時にノズルが詰まると圧力の異常上昇が検出で
きるとともに、空気回路内の漏れが生じると圧力
の低下が検出でき、この種圧力検出によりトラブ
ルの発見が可能となり、自己診断能力を発揮でき
るものである。さらに、第１の空気供給系６に設
けられた圧力調整器８に調整通路１１以外に保護
通路１２を設けたため、インク充填時や排出時等
空気回路内圧力が上がる際にも、所定圧力以上に
なることはなく、システムを安全に保護できるも
のである。
１のオン、オフおよび第１、第２開閉弁１８，１
９の個々の開、閉のタイミングをそれぞれ調整す
ることにより、インク充填、排出の時間を短縮
し、システムの高速化、安定化を図ることができ
るものであり、また、第１、第２の空気供給系
６，７の空気回路の空気圧を検出する空気圧セン
サ２０を用いることにより、たとえば、インク排
出時にノズルが詰まると圧力の異常上昇が検出で
きるとともに、空気回路内の漏れが生じると圧力
の低下が検出でき、この種圧力検出によりトラブ
ルの発見が可能となり、自己診断能力を発揮でき
るものである。さらに、第１の空気供給系６に設
けられた圧力調整器８に調整通路１１以外に保護
通路１２を設けたため、インク充填時や排出時等
空気回路内圧力が上がる際にも、所定圧力以上に
なることはなく、システムを安全に保護できるも
のである。
なお、前記実施例では、空気圧センサ２０の検
出値に基づいてエアポンプ１や第１、第２開閉弁
１８，１９を制御したが、これに限らず、時間で
制御しても良い。
出値に基づいてエアポンプ１や第１、第２開閉弁
１８，１９を制御したが、これに限らず、時間で
制御しても良い。
この発明は、以上説明したように構成されてい
るため、つぎに記載する効果を奏する。
るため、つぎに記載する効果を奏する。
第１の空気供給系の圧力調整器よりエアポンプ
側およびインクヘツド側にそれぞれ第１および第
２開閉弁を設け、制御手段により両開閉弁の開閉
タイミングを調整するようにしたため、インク排
出、印写動作およびインク充填をそれぞれ最適条
件下で行なわせることができ、インク充填、排出
の時間を短縮し、システムの高速化、安定化を図
ることができるものである。
側およびインクヘツド側にそれぞれ第１および第
２開閉弁を設け、制御手段により両開閉弁の開閉
タイミングを調整するようにしたため、インク排
出、印写動作およびインク充填をそれぞれ最適条
件下で行なわせることができ、インク充填、排出
の時間を短縮し、システムの高速化、安定化を図
ることができるものである。
図面はこの発明のインクジエツトプリンタの１
実施例を示し、第１図は模式図、第２図は圧力調
整器の断面図、第３図ないし第７図は各動作状態
の模式図、第８図ａ，ｂ，ｃは圧力特性図、第９
図ａ，ｂ，ｃは動作説明図であり、第８図および
第９図のそれぞれａはインク排出時、ｂは印写動
作時、ｃはインク充填時である。 １……エアポンプ、２……インクヘツド、３…
…インクカートリツジ、５……インク供給系、６
……第１の空気供給系、７……第２の空気供給
系、８……圧力調整器、１８……第１開閉弁、１
９……第２開閉弁、２０……空気圧センサ。
実施例を示し、第１図は模式図、第２図は圧力調
整器の断面図、第３図ないし第７図は各動作状態
の模式図、第８図ａ，ｂ，ｃは圧力特性図、第９
図ａ，ｂ，ｃは動作説明図であり、第８図および
第９図のそれぞれａはインク排出時、ｂは印写動
作時、ｃはインク充填時である。 １……エアポンプ、２……インクヘツド、３…
…インクカートリツジ、５……インク供給系、６
……第１の空気供給系、７……第２の空気供給
系、８……圧力調整器、１８……第１開閉弁、１
９……第２開閉弁、２０……空気圧センサ。
Claims (1)
- １ エアポンプからの空気流をインクヘツドの空
気室に供給する第１の空気供給系と、前記空気室
にインク供給系のインクを介して連通するインク
溜りに前記空気流を供給する第２の空気供給系と
を備え、印写動作時、前記第１の空気供給系から
の空気流により前記インクヘツドのノズルからの
インク滴の飛翔を補助するとともに、非印写動作
時、前記ノズルを閉塞して前記空気室にインク充
填を行なうインクジエツトプリンタにおいて、前
記第１の空気供給系に設けられた圧力調整器と、
前記第１の空気供給系の前記圧力調整器より前記
エアポンプ側および前記インクヘツド側にそれぞ
れ介設された第１および第２開閉弁と、印写前の
前記空気室のインクの排出時前記エアポンプの駆
動後に前記第１開閉弁および第２開閉弁を順に開
に制御し、前記印写動作時前記エアポンプの駆動
前に前記両開閉弁を開に制御し、前記インク充填
時前記第１開閉弁を閉、前記第２開閉弁を開にそ
れぞれ制御する制御手段とを備えたことを特徴と
するインクジエツトプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16471482A JPS5952662A (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | インクジエツトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16471482A JPS5952662A (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | インクジエツトプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5952662A JPS5952662A (ja) | 1984-03-27 |
| JPH0149628B2 true JPH0149628B2 (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=15798485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16471482A Granted JPS5952662A (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | インクジエツトプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952662A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6188417B1 (en) | 1994-10-31 | 2001-02-13 | Hewlett-Packard Company | Fluidic adapter for use with an inkjet print cartridge having an internal pressure regulator |
| JP5025008B2 (ja) * | 2007-02-14 | 2012-09-12 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録装置及びインク供給方法 |
| US10336079B2 (en) * | 2016-08-10 | 2019-07-02 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus and tube pump |
-
1982
- 1982-09-20 JP JP16471482A patent/JPS5952662A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5952662A (ja) | 1984-03-27 |
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