JP3165018U - 介護用移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被介護者が例えばベットから車椅子に移動する際に、介護者及び被介護者の双方に負担が少なく容易に使用することができる介護用移動装置を提供する。【解決手段】介護用移動装置は、椅子11を備えた着席部10と、前記着席部を吊り下げ、該着席部を回動させる回動部20と、前記回動部を回動可能に保持し、体重測定機能を備え上下に昇降する昇降部30と、前記昇降部に設けられ、外部の機器に係留される係留部材を備えた係留部40と、前記昇降部の下部を支持し、移動部材52を備えた支持部42Aとにより構成する。使用に当たっては、被介護者を延伸した状態の前記椅子に移動させた後に、前記着席部が前記回動部を介して前記昇降部により上昇させ、前記椅子を延伸した状態から屈折した状態にし、前記被介護者を前記椅子に着席させる。【選択図】図1

Description

本考案は、被介護者が例えばベットから車椅子に移動する場合に、被介護者が一時的に着席する介護用の移動装置に関する。
従来、歩行困難なため布団やベッド等に寝たきりの人々即ち被介護者を介護するための装置に関し、レール等の取り付けを不要とし、寝たきりの被介護者を安全にただ一人の手で簡単に吊り上げかつ簡単な方法にて釣り合いを保つことにより転倒を発生することなく公知の車椅子と同様な取り扱い方によって被介護者を所望の位置まで運ぶ釣り合い型リフト付き介護用装置の構成がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、高齢者や障害者でベッドから車椅子などへの移動の際に被介助者に人の手による安心感を与え、又介助者の労力負担を軽減する移送介助装置に関し、移動体手段と、被介助者を支持する支持手段と、これら移動体手段と支持手段との間を連結支持し該被介助者の体重に応じて支持力の増減を制御可能な連結手段とからなる移送介助装置の構成がある(例えば、特許文献2参照。)。
同様に、介護用枠体式リフトに関し、体重平衡錘を収容する体重平衡錘受箱と、該体重平衡錘受箱の中央付近から立ち上がっている縦柱と、縦柱の上端からほぼ水平方向へ伸びている横柱と、該横柱から垂れ下がっている介護用のハンガーと、該ハンガーを上下方向及び水平方向に移動可能な手段と、転倒防止手段とからなる介護用枠体式リフト装置の構成がある(例えば、特許文献3参照。)。
特許2549828号公報 特開平11−290398号公報 特開平08−089534号公報
しかしながら、前述の構成では、装置が大型且つ複雑な構造となり、該装置に体重測定機能も備える場合にはさらに大がかりになることから、例えば複数のベットに装置を随時移動させて使用することが困難であり、介護者及び被介護者の双方に負担が掛かるという問題点が有った。
そこで、本考案は前述の技術的な課題に鑑み、被介護者が例えばベットから車椅子に移動する際に、介護者及び被介護者の双方に負担が少なく容易に使用することができる介護用移動装置の提供を目的とする。
前述の課題を解決すべく、本考案に係る介護用移動装置は、椅子を備えた着席部と、前記着席部を吊り下げ、該着席部を回動させる回動部と、前記回動部を回動可能に保持し、体重測定機能を備え上下に昇降する昇降部と、前記昇降部に設けられ、外部の機器に係留される係留部材を備えた係留部と、前記昇降部の下部を支持し、移動部材を備えた支持部とを有し、被介護者を延伸した状態の前記椅子に移動させた後に、前記着席部が前記回動部を介して前記昇降部により上昇すると、前記椅子が延伸した状態から屈折した状態になり、前記被介護者が前記椅子に着席することを特徴とする。
本考案に係る介護用移動装置によれば、被介護者が例えばベットから車椅子に移動する際に、介護者及び被介護者の双方に負担が少なく容易に使用することができる。
本考案の第1の実施形態の介護用移動装置を使用する時の状態で示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態の介護用移動装置を移動等させる時の状態で示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態の介護用移動装置を構成する着席部の椅子の変形例を示す斜視図であり、(a)は側面に沿って伸縮可能な保護部材を備えた椅子を示す斜視図、(b)は着脱可能な便座を設けていない椅子を示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態の介護用移動装置を構成する昇降部に設けられた操作盤を示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態の介護用移動装置をベットに装着している状態を示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態の介護用移動装置を使用している状態を示す上面図であり、(a)は介護用移動装置の椅子の座席と背もたれが当接部を介して延伸した状態で該椅子をベットに載置した状態を示す上面図、(b)は介護用移動装置の椅子の座席と背もたれが当接部を介して屈折した状態で被介護者が着席した該椅子をベットの横に移動させた状態を示す上面図、(c)は介護用移動装置の椅子を車椅子に近接させた状態で被介護者を椅子から車椅子に移動させた状態を示す上面図である。 本考案の第2の実施形態の介護用移動装置を使用する時の状態で示す斜視図である。 本考案の第3の実施形態の介護用移動装置を使用する時の状態で示す斜視図である。
以下、本考案の介護用移動装置に係る好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本考案の介護用移動装置は、以下の記述に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
なお、以下の説明においては、最初に本考案の第1の実施形態の介護用移動装置1の構成及び使用方法について図1乃至図6を参照しながら説明する。次に本考案の第2の実施形態の介護用移動装置2の構成及び使用方法について図7を参照しながら説明する。さらに本考案の第3の実施形態の介護用移動装置3の構成及び使用方法について図8を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
以下、本考案の第1の実施形態の介護用移動装置1の構成及び使用方法について、図1乃至図6を参照しながら、具体的に説明する。
本考案の第1の実施形態の介護用移動装置1は、図1に示すように、着席部10、回動部20、昇降部30、係留部40、及び支持部50から構成される。この様な介護用移動装置1は、被介護者を例えばベットから車椅子に移動させるときに用いる。以下、先ず介護用移動装置1の各構成について図1乃至図4を参照しながら説明し、次に介護用移動装置1の使用方法について図5及び図6を参照しながら説明する。
先ず、介護用移動装置1の各構成について、図1乃至図4を参照しながら、具体的に説明する。
第1の実施形態の介護用移動装置1を構成する着席部10は、図1に示すように、被介護者が着席する椅子11を備えている。この様な着席部10は、椅子11、吊り下げバンド12、保護部材13、及びシートベルト14から構成される。以下、着席部10の構成について説明する。
着席部10の構成に関し、該着席部10の椅子11は、例えば、木材から成り、座席11Aと背もたれ11Bが組み合わされている。ここで、座席11A及び背もたれ11Bに、例えば、図示せぬ一定の伸縮性を有したゴムから成るクッション材をそれぞれ備えても良い。また、座席11Aに、例えば、図示せぬビニールから成るシートを着脱可能に設けても良い。なお、座席11Aと背もたれ11Bは、当接部11Dを中心に回動可能である。具体的には、座席11Aと背もたれ11Bは、例えば蝶番が設けられた当接部11Dにより、図示せぬ延伸した状態から、例えば図1に示す屈折した状態にすることができる。ここで、椅子11の座席11Aには、板状に形成され着脱可能な便座11Cが備えられている。また、椅子11の便座11Cは、該便座11Cに設けられた図示せぬ凸状の突起が、座席11Aに設けられた凹状の溝に当接した状態で、例えば図示せぬテープで着脱可能に固定される。
また、着席部10の構成に関し、該着席部10の吊り下げバンド12は、例えば、ポリエステルから成り、例えば紐状に形成されている。ここで、椅子11の座席11Aの側面に、吊り下げバンド12A及び吊り下げバンド12Bが、それぞれ接続されている。具体的には、例えば、図1において、吊り下げバンド12Aの両端が椅子11の座席11Aの右側面にそれぞれ接合され、吊り下げバンド12Aの中央が後述する回動部20の第1の回動部材21に屈折された状態で吊されている。また、椅子11の背もたれ11Bの側面に、吊り下げバンド12C及び吊り下げバンド12Dが、それぞれ接合されている。具体的には、吊り下げバンド12Aと同様に、例えば、図1において、吊り下げバンド12Cの両端が椅子11の背もたれ11Bの右側面にそれぞれ接続され、吊り下げバンド12Cの中央が後述する回動部20の第1の回動部材21に屈折された状態で吊されている。
同様に、着席部10の構成に関し、該着席部10の保護部材13は、例えば、網目状に織り込まれたナイロンから成り、矩形状に形成されている。ここで、椅子11の座席11Aに接合された吊り下げバンド12Aの間に形成された空間に、保護部材13Aが接合されている。同様に、椅子11の座席11Aに接合された吊り下げバンド12Bの間に形成された空間に、保護部材13Bが接合されている。この様な保護部材13A及び保護部材13Bは、座席11Aに着席した被介護者の大腿部や腰の両側に位置し、着席部10を移動させた場合等に、被介護者が椅子11Aの側面から転落することを防止する。同様に、椅子11の背もたれ11Bに接合された吊り下げバンド12Cの間に形成された空間に、保護部材13Cが接合されている。同様に、椅子11の背もたれ11Bに接合された吊り下げバンド12Dの間に形成された空間に、保護部材13Dが接合されている。この様な保護部材13C及び保護部材13Dは、座席11Aに着席した被介護者の腕や上半身の両側に位置し、着席部10を移動させた場合等に、被介護者が背もたれ11Bの側面から転落することを防止する。
同様に、着席部10の構成に関し、該着席部10のシートベルト14は、例えば、ポリエステルから成り、例えば紐状に形成されている。ここで、シートベルト14は、該シートベルト14の両端が椅子11の背もたれ11Bの両側面にそれぞれ接続され、且つ、シートベルト14の中央部分に着脱可能な金具が設けられている。この様なシートベルト14は、座席11Aに着席した被介護者の腹部の上部を覆うようにして用いることにより、着席部10を移動させた場合等に、被介護者が座席11Aから転落することを防止する。なお、上述したシートベルト14は、座席11Aの両側面にそれぞれ接続する構成としても良い。
ここで、着席部10の構成に関し、該着席部10の変形例について、図3を参照しながら説明する。図3(a)には、側面に沿って伸縮可能な保護部材16を備えた椅子15を示している。具体的には、保護部材16A及び保護部材16Bは、例えば、伸縮可能なゴム材から成り、椅子15の側面に沿って対面同一に所定の高さの壁面を形成している。また、図3(b)には、椅子11と異なり、着脱可能な便座を設けていない椅子17を示している。
第1の実施形態の介護用移動装置1を構成する回動部20は、図1に示すように、着席部10を吊り下げ、該着席部10を回動させる。この様な回動部20は、第1の回動部材21、第2の回動部材22、及び回動支持部材23から構成される。以下、回動部20の構成について説明する。
回動部20の構成に関し、該回動部20の第1の回動部材21は、支持部21A、表示部21B、係留部21C、及び回動部21Dから構成される。ここで、第1の回動部材21の支持部21Aは、例えば、ステンレスから成り、板状に形成されている。また、第1の回動部材21の表示部21Bは、例えば、液晶モニターから成り、支持部21Aの一面に配設され、後述する昇降部30で測定される体重を表示するものである。
また、回動部20の構成に関し、第1の回動部材21の係留部21Cは、例えば鉄から成り、U字状に形成され、支持部21Aの下面に接続されている。この様な係留部21Cは、前述した着席部10の各吊り下げバンド12を係留して吊り下げている。また、第1の回動部材21の回動部21Dは、例えばステンレスから成り、球状に形成されている。この様な回動部21Dの上下には図示せぬ鈎状のフックが形成され、該フックが、支持部21Aの上面に形成された孔に回動可能に係合され、且つ後述する第2の回動部材22の椅子側回動部22Aの下面に形成された孔に回動可能に係合されている。
また、回動部20の構成に関し、該回動部20の第2の回動部材22は、椅子側回動部22A、支柱側回動部22B、及び伸縮部22Cから構成される。ここで、椅子側回動部22Aは、例えばステンレスから成り、内部に空間を有した板状に形成されている。この様な椅子側回動部22Aの下面に形成された図示せぬ孔に、第1の回動部材21の回動部21Dに形成された図示せぬフックが、回動可能に係合されている。また、支柱側回動部22Bは、例えばステンレスから成り、板状から形成され、1軸の自動の駆動ステージが内蔵されている。また、伸縮部22Cは、例えばステンレスから成り、板状に形成されている。この様な伸縮部22Cは、該伸縮部22Cの一端が椅子側回動部22Aに収納された状態で接合され、該伸縮部22Cの他端が支柱側回動部22Bに移動可能に収納されている。
同様に、回動部20の構成に関し、該回動部20の回動支持部材23は、例えばステンレスから成り、板状に形成され、1軸の自動の駆動ステージが内蔵されている。この様な回動支持部材23の上面は、支柱側回動部22Bの下面に移動可能に係合されている。また、回動支持部材23の下面は、後述する昇降部30の上部支柱31に接合されている。
ここで、回動部20の動作に関して、介護用移動装置1を移動等させる場合には、該介護用移動装置1を小型化した方が、周囲を歩行する人や周囲に置かれた物品に干渉し難く、且つ転倒し難い。そこで、介護用移動装置1を移動等させる前に、後述する昇降部30に配設された操作盤33により、支柱側回動部22Bに内蔵された1軸の自動の駆動ステージと、回動支持部材23に内蔵された1軸の自動の駆動ステージとを、それぞれ動作させることで、介護用移動装置1を小型化する。なお、図1に示す介護用移動装置1は使用する時の状態であり、図2に示す介護用移動装置1は移動等させる時の状態である。
具体的には、回動部20の動作に関して、支柱側回動部22Bに内蔵された1軸の自動の駆動ステージを動作させることにより、伸縮部22Cの他端が、支柱側回動部22Bの内部に移動して収納される。なお、この状態では、伸縮部22Cが支柱側回動部22Bの内部に収納され、椅子側回動部22Aと支柱側回動部22Bが隣接した状態で、停止している。同様に、回動支持部材23に内蔵された1軸の自動の駆動ステージを動作させることにより、回動支持部材23の上部に配設された支柱側回動部22Bを、一端から他端へ移動させる。なお、この状態では、回動支持部材23が、椅子側回動部22Aに隣接している支柱側回動部22Bの他端の近傍まで移動して、停止している。ここで、図2に示す介護用移動装置1では、図1に示す介護用移動装置1と比較して、着席部10と後述する昇降部30との距離が短く、該介護用移動装置1が小型化されていることから、周囲を歩行する人や周囲に置かれた物品に干渉し難く、且つ転倒し難い。
なお、回動部20の動作に関して、伸縮部22Cの他端を支柱側回動部22Bの内部に移動して収納する動作と、回動支持部材23の上部に配設された支柱側回動部22Bを一端から他端へ移動させる動作は、それぞれ自動に限定されることはなく、例えば手動ステージを用いて手動で行う構成としても良い。
第1の実施形態の介護用移動装置1を構成する昇降部30は、図1に示すように、回動部20を回動可能に保持し、体重測定機能を備え上下に昇降する。この様な昇降部30は、上部支柱31、下部支柱32、及び操作盤33から構成される。以下、昇降部30の構成について説明する。
昇降部30の構成に関し、該昇降部30の上部支柱31は、例えば、ステンレスから成り、円柱形状から形成されている。なお、上部支柱31を軽量化するために、機械的強度を維持できる範囲で、該上部支柱31の内部に空間を設けても良い。この様な上部支柱31の上部接続部31Aは、回動部20の回動支持部材23に接合されている。また、上部支柱31の下部挿入部31Bは、後述する下部支柱32の上部連結部32Aに挿入されている。
また、昇降部30の構成に関し、該昇降部30の下部支柱32は、例えば、ステンレスから成り、円筒形状から形成されている。この様な下部支柱32の上部連結部32Aには、上部支柱31の下部挿入部31Bが回動可能に挿入されている。また、下部支柱32の下部接続部32Bは、支持部50に接続されている。また、下部支柱32の上部連結部32Aの内部には、図示せぬ例えば油圧ジャッキと例えばダイヤフラム圧力計が配設されている。ここで、例えば、油圧ジャッキにより上部支柱31を所定の距離だけ上昇させた場合に、下部支柱32の上部連結部32Aに掛かる圧力の変化量をダイヤフラム圧力計で計測することにより、着席部10に着席した被介護者の体重を測定する。また、上部支柱31は、下部支柱32の上部連結部32Aに回動可能に挿入されているため、上部支柱31が接続された回動部20を回動させることができる。なお、油圧ジャッキは、自動の油圧ジャッキに限定されることはなく、例えば足踏み方式による手動の油圧ジャッキを用いても良い。
同様に、昇降部30の構成に関し、該昇降部30の操作盤33は、例えば、下部支柱32に配設されている。この様な操作盤33は、図4に示すように、例えば、体重表示部33A、上下操作部33B、回動操作部33C、及び伸縮操作部33Dから構成されている。ここで、操作盤33の体重表示部33Aは、下部支柱32に設けられた油圧ジャッキと例えばダイヤフラム圧力計から成る体重測定機構に接続され、着席部10の椅子11に着席した被介護者の体重測定に係る操作を行い、体重を表示する。なお、着席部10の椅子11に被介護者が着席する直前に、体重表示部33Aに表示されている数値をリセットできる構成とする。また、操作盤33の上下操作部33Bは、下部支柱32に挿入された上部支柱31Bを上下に操作するものである。
同様に、昇降部30の構成に関し、該昇降部30の操作盤33の回動操作部33Cは、後述する係留部材42の回動部42Bの回動を操作し、支持部42Aに対して係留部42Cを屈折等させるものである。また、操作盤33の伸縮操作部33Dは、回動部20の支柱側回動部22Bに内蔵された1軸の自動の駆動ステージを動作させ、且つ回動支持部材23に内蔵された1軸の自動の駆動ステージを動作させることにより、回動部20の全長を調整し、着席部10と昇降部30との距離を可変させるものである。
第1の実施形態の介護用移動装置1を構成する係留部40は、図1に示すように、昇降部30に設けられ、外部の機器に係留される係留部材を備えている。この様な係留部40は、位置調整部材41及び係留部材42から構成される。以下、係留部40の構成について説明する。
係留部40の構成に関し、該係留部40の位置調整部材41は、例えばステンレスから成り、円筒形状から形成されている。この様な位置調整部材41は、昇降部30の下部支柱32に通され、下部支柱32に対して上下及び回動可能に固定されている。具体的には、例えば、位置調整部材41の内周面に形成された図示せぬネジ溝と、下部支柱32の外周面に形成された図示せぬネジ山が係合する構成とすることにより、位置調整部材41が下部支柱32に対して上下及び回動可能に固定されている。
また、係留部40の構成に関し、該係留部40の係留部材42は、位置調整部材41の外周面41Aに並列して2個配設されている。具体的には、一対の係留部材42は、例えば、それぞれステンレスから成り、それぞれ角柱形状に形成された支持部42A及び係留部42Cを、回動モータを内蔵した回動部42Bで連結している。ここで、昇降部30の操作盤33の回動操作部33Cを操作することにより、図1に示す様に係留部42Cを支持部42Aに対して屈折した状態にすることができ、且つ図2に示す様に係留部42Cを支持部42Aに対して延伸した状態にすることができる。なお、図2に示す状態で介護用移動装置1を移動させた上で、図1に示す状態で介護用移動装置1を使用する。
第1の実施形態の介護用移動装置1を構成する支持部50は、図1に示すように、昇降部30の下部を支持し、移動部材を備えている。この様な支持部50は、支持部材51、移動部材52、及び固定スイッチ53から構成される。以下、支持部50の構成について説明する。
支持部50の構成に関し、該支持部50の支持部材51は、例えば、鉄から成り、板状に形成されている。この様な支持部材51の上面には、昇降部30の下部支柱32が接続されている。また、支持部50の移動部材52は、例えば、回動可能な車輪から成り、板状に形成された支持部材51の下面の四隅に配設されている。また、支持部50の固定スイッチ53は、支持部材51の下面の四隅に配設されている移動部材52の回動を、制止又は解除するものである。具体的には、この様な固定スイッチ53は、例えば電気式から成り、例えば、各移動部材52に図示せぬブレーキパッドを付勢させ又は離間させるスイッチとする。
次に、介護用移動装置1の使用方法について、図5及び図6を参照しながら、具体的に説明する。
介護用移動装置1の使用方法に関し、図5に示すように、例えば、ベットB1の下部に設けられた板状の柵S1に、介護用移動装置1の係留部40に設けられた係留部材42の支持部42Aと係留部42Cを当接させる。さらに、介護用移動装置1の支持部50に設けられた移動部材52の移動を、例えば、固定スイッチ53を用いて制止する。この状態で、介護用移動装置1がベットB1に固定される。
また、介護用移動装置1の使用方法に関し、図6(a)に示すように、介護用移動装置1の回動部20を回動させて着席部10の椅子11をベットB1の上方に移動させ、椅子11の座席11Aと背もたれ11Bが当接部11Dを介して延伸した状態で、該椅子11をベットB1の上面に載置する。この状態で、介護者P2が、被介護者P1を寝たままの状態でベットB1から延伸した椅子11に移乗させる。次に、介護者P2が、介護用移動装置1の昇降部30を用いて着席部10の椅子11を上昇させると、該椅子11の座席11Aと背もたれ11Bが当接部11Dを介して屈折し、被介護者P1が椅子11に自然に着席した状態になる。この状態で、介護者P2が、介護用移動装置1の回動部20を図6(a)中の時計回りに回動させると、図6(b)に示すように、被介護者P1が着席した椅子11がベットB1の横に移動される。
同様に、介護用移動装置1の使用方法に関し、介護者P2が、介護用移動装置1の回動部20を図6(b)中の時計回りに回動させた上で、図6(c)に示すように椅子11を車椅子Cに近接さる。この状態で、介護者P2が、被介護者P1を椅子11から車椅子Cに移乗させる。なお、図6(a)乃至図6(c)に示す介護用移動装置1の使用に係る過程で、介護用移動装置1の昇降部30に備えられた体重測定機能により、着席部10に着席した被介護者P1の体重を測定する。その後、介護者P2が、車椅子Cを操作して、例えば、食堂やトイレに被介護者P1を移動させる。
以上、第1の実施形態の介護用移動装置1によれば、体重測定機能を付加した装置であって、該装置をベットに移動させ介護者及び被介護者の双方に負担が少なく容易に使用することができる。具体的には、第1の実施形態の介護用移動装置1によれば、図5に示すように、例えば、ベットB1の下部に設けられた板状の柵S1に、介護用移動装置1の係留部40に設けられた係留部材42の支持部42Aと係留部42Cを当接させることにより、介護用移動装置1をベットB1に固定することができる。
また、第1の実施形態の介護用移動装置1によれば、座席11Aと背もたれ11Bが延伸している状態の椅子11に被介護者を寝たまま移乗させた上で、椅子11が配設された着席部10を回動部20を介して昇降部30により上昇させることにより、椅子11が延伸した状態から屈折した状態になるため、寝ていた被介護者が椅子11に無理なく着席できる。したがって、介護用移動装置1を用いることにより、介護者及び被介護者の双方に負担が掛かることなく、被介護者がベットから車椅子に対して容易に移乗することができる。
さらに、第1の実施形態の介護用移動装置1によれば、図6(a)乃至図6(c)に示す介護用移動装置1の使用に係る過程で、介護用移動装置1の昇降部30に備えられた体重測定機能により、着席部10に着席した被介護者P1の体重を測定することができる。
[第2の実施形態]
以下、本考案の第2の実施形態の介護用移動装置2の構成及び使用方法について、図7を参照しながら、具体的に説明する。
なお、第2の実施形態の介護用移動装置2においては、介護用移動装置2を構成する係留部60の係留部材が、複数設けられ、各係留部材が独立又は連動して動作可能であることに特徴を有している。また、それ以外の介護用移動装置2に係る構成は、基本的に第1の実施形態で述べた介護用移動装置1の構成と同様である。このため、第2の実施形態においては、第2の実施形態と異なる構成を中心に具体的に説明する。
第2の実施形態の介護用移動装置2を構成する係留部60は、図7に示すように、昇降部30に設けられ、外部の機器に係留される係留部材を備えている。この様な係留部60は、第1の位置調整部材61、第1の係留部材62、第2の位置調整部材63、及び第2の係留部材64から構成される。以下、係留部60の構成について説明する。
係留部60の構成に関し、第1の係留部材62が1個配設された第1の位置調整部材61と、第2の係留部材64が1個配設された第2の位置調整部材63が、それぞれ昇降部30の下部支柱32に通され、下部支柱32に対して上下及び回動可能に固定されている。なお、係留部60を構成する各係留部材及び各位置調整部材の基本的な仕様は、前述した係留部40を構成する係留部材42及び位置調整部材41の仕様と、同様である。ここで、介護用移動装置2の使用方法に関し、図7に示すように、例えば、ベットB2の下部に設けられた板状の柵S2に、介護用移動装置2の係留部60に設けられた第1の係留部材62の支持部62Aと係留部62Cを当接させる。同様に、ベットB2の下部に設けられ板状の柵S2の下方に配設された板状の柵S2'に、介護用移動装置2の係留部60に設けられた第2の係留部材64の支持部64Aと係留部64Cを当接させる。さらに、介護用移動装置2の支持部50に設けられた移動部材52の移動を、例えば、固定スイッチ53を用いて制止する。この状態で、介護用移動装置2がベットB2に固定される。
以上、第2の実施形態の介護用移動装置2によれば、介護用移動装置1と同様に、体重測定機能を付加した装置であって、該装置をベットに移動させ介護者及び被介護者の双方に負担が少なく容易に使用することができる。
また、第2の実施形態の介護用移動装置2によれば、図7に示すように、例えば、ベットB2の下部に設けられた板状の柵S2に介護用移動装置2の係留部60に設けられた第1の係留部材62の支持部62Aと係留部62Cを当接させ、且つベットB2の下部に設けられ板状の柵S2の下方に配設された板状の柵S2'に介護用移動装置2の係留部60に設けられた第2の係留部材64の支持部64Aと係留部64Cを当接させることにより、介護用移動装置2をベットB2に強固に固定することができる。さらに、介護用移動装置2の使用に係る過程で、介護用移動装置1と同様に、介護用移動装置2の昇降部30に備えられた体重測定機能により、着席部10に着席した被介護者の体重を測定することができる。
[第3の実施形態]
以下、本考案の第3の実施形態の介護用移動装置3の構成及び使用方法について、図8を参照しながら、具体的に説明する。
なお、第3の実施形態の介護用移動装置3においては、介護用移動装置3を構成する係留部70に係留部材が設けられ、且つ支持部80に外部の機器に係留される係留部材が備えられていることに特徴を有している。また、それ以外の介護用移動装置3に係る構成は、基本的に第1の実施形態で述べた介護用移動装置1の構成と同様である。このため、第3の実施形態においては、第1の実施形態と異なる構成を中心に具体的に説明する。
第3の実施形態の介護用移動装置3を構成する係留部70は、図8に示すように、昇降部30に設けられ、外部の機器に係留される係留部材を備えている。この様な係留部70は、位置調整部材71及び係留部材72から構成される。ここで、係留部材72が配設された位置調整部材71が、昇降部30の下部支柱32に通され、下部支柱32に対して上下及び回動可能に固定されている。なお、係留部70を構成する係留部材72及び位置調整部材71の基本的な仕様は、前述した係留部40を構成する係留部材42及び位置調整部材41の仕様と、同様である。
第3の実施形態の介護用移動装置3を構成する支持部80の支持部材81は、例えば、鉄から成り、板状に形成されている。この様な支持部材81の上面には、昇降部30の下部支柱32が接続されている。また、支持部材81の一側面には、外部の機器に係留される係留部81Aが設けられている。また、支持部80の移動部材82及び固定スイッチ83の仕様は、前述した支持部50の移動部材52及び固定スイッチ53の仕様と、同様である。
ここで、介護用移動装置3の使用方法に関し、図8に示すように、例えば、ベットB3の下部に設けられた板状の柵S3に、介護用移動装置3の係留部70に設けられた係留部材72の支持部72Aと係留部72Cを当接させる。同様に、ベットB3の下部に設けられ板状の柵S3の下方に配設された板状の柵S3'に、介護用移動装置3の支持部80に設けられた支持部材81の係留部81Aを当接させる。さらに、介護用移動装置3の支持部50に設けられた移動部材52の移動を、例えば、固定スイッチ53を用いて制止する。この状態で、介護用移動装置3がベットB3に固定される。
以上、第3の実施形態の介護用移動装置3によれば、介護用移動装置1及び介護用移動装置2と同様に、体重測定機能を付加した装置であって、該装置をベットに移動させ介護者及び被介護者の双方に負担が少なく容易に使用することができる。
また、第3の実施形態の介護用移動装置3によれば、図8に示すように、例えば、ベットB3の下部に設けられた板状の柵S3に介護用移動装置3の係留部70に設けられた係留部材72の支持部72Aと係留部72Cを当接させ、且つベットB3の下部に設けられ板状の柵S3の下方に配設された板状の柵S3'に介護用移動装置3の支持部80に設けられた支持部材81の係留部81Aを当接させることにより、介護用移動装置3をベットB3により強固に固定することができる。さらに、介護用移動装置3の使用に係る過程で、介護用移動装置1及び介護用移動装置2と同様に、介護用移動装置3の昇降部30に備えられた体重測定機能により、着席部10に着席した被介護者の体重を測定することができる。
1,2,3 介護用移動装置
10 着席部
11 椅子
11A 座席
11B 背もたれ
11C 便座
11D 当接部
12,12A,12B,12C,12D 吊り下げバンド
13,13A,13B,13C,13D 保護部材
14 シートベルト
15 椅子
15A 座席
15B 背もたれ
15C 便座
15D 当接部
16,16A,16B 保護部材
17 椅子
17A 座席
17B 背もたれ
17D 当接部
20 回動部
21 第1の回動部材
21A 支持部
21B 表示部
21C 係留部
21D 回動部
22 第2の回動部材
22A 椅子側回動部
22B 支柱側回動部
22C 伸縮部
23 回動支持部材
30 昇降部
31 上部支柱
31A 上部接続部
31B 下部挿入部
32 下部支柱
32A 上部連結部
32B 下部接続部
33 操作盤
33A 体重表示部
33B 上下操作部
33C 回動操作部
33D 伸縮操作部
40 係留部
41 位置調整部材
41A 外周面
42 係留部材
42A 支持部
42B 回動部
42C 係留部
50 支持部
51 支持部材
52 移動部材
53 固定スイッチ
60 係留部
61 第1の位置調整部材
61A 外周面
62 第1の係留部材
62A 支持部
62B 回動部
62C 係留部
63 第2の位置調整部材
63A 外周面
64 第2の係留部材
64A 支持部
64B 回動部
64C 係留部
70 係留部
71 位置調整部材
71A 外周面
72 係留部材
72A 支持部
72B 回動部
72C 係留部
80 支持部
81 支持部材
81A 係留部
82 移動部材
83 固定スイッチ
B1,B2,B3 ベット
S1,S2,S2',S3,S3' 柵
C 車椅子
P1 被介護者
P2 介護者

Claims (6)

  1. 椅子を備えた着席部と、
    前記着席部を吊り下げ、該着席部を回動させる回動部と、
    前記回動部を回動可能に保持し、体重測定機能を備え上下に昇降する昇降部と、
    前記昇降部に設けられ、外部の機器に係留される係留部材を備えた係留部と、
    前記昇降部の下部を支持し、移動部材を備えた支持部とを有し、
    被介護者を延伸した状態の前記椅子に移動させた後に、前記着席部が前記回動部を介して前記昇降部により上昇すると、前記椅子が延伸した状態から屈折した状態になり、前記被介護者が前記椅子に着席すること
    を特徴とする介護用移動装置。
  2. 前記係留部は、前記昇降部に対して回動及び昇降可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の介護用移動装置。
  3. 前記係留部材は、該係留部材の先端が屈折可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の介護用移動装置。
  4. 前記係留部材は、複数設けられ、該係留部材が独立又は連動して動作可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の介護用移動装置。
  5. 前記支持部は、前記外部の機器に係留される係留部材を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の介護用移動装置。
  6. 前記着席部に、前記昇降部で測定された前記被介護者の体重が表示される表示部材が備えられていること
    を特徴とする請求項1に記載の介護用移動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015019755A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 青山 馥 介護用リフター
JP2017053752A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 株式会社エー・アンド・デイ リフト型スケール

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JP2015019755A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 青山 馥 介護用リフター
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