JP2016119927A - 介護用枕 - Google Patents
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Abstract
【課題】被介護者の頭を適切に支え易い介護用枕を提供する。【解決手段】介護用枕1は、トップ枕部11を首筋枕部10に対して持ち上げる方向に回動して首筋枕部に重ねることができる。トップ枕部は、首筋枕部に対して重なった状態と重なっていない状態を切替えることができ、首筋枕部の高さ調節を行える。このために、円背等が原因で首筋枕部が低いような場合にも適切に対応でき、被介護者Mがリッラクスできる状態を得易い。また、介護用枕は、入浴用の担架或いは移送車にも取り付けられる。【選択図】図9
Description
本発明は、例えば被介護者を入浴させる場合等に好適に使用される介護用枕に関する。
従来、病人、老人、身体障害者等の介助が必要な者(被介護者)を入浴させる際に、入浴用の担架等が使用される。入浴用の担架等には、被介護者の頭部を載せる枕が備えられるのが一般的である。例えば、特許文献1には、担架の背凭れの先方部分に一体的に頸部受けが突設され、該頸部受けの先方位置に回動可能に頭部受けが設けられてなる回動枕付担架が開示されている。頭部受けは、担架の背凭れ部を支持する上半枠に軸支される枕枠に支持され、頸部受けとは分離している。
入浴用の担架等に載せられる被介護者の中には、脊椎が丸まるように湾曲した円背の者がいる。円背の者を担架に載せた場合、頭が枕から離れてしまうことがある。枕から頭が離れるとリッラクスし難い。このために、従来においては、例えば、頭と枕との間にタオル等のクッションとなるものを挟むことによって対処することがあった。しかしながら、クッションとなるものがすぐに手に入らない場合もある。このような場合には、被介護者のリラックスが得られないか、介助者がクッションとなるものを探しに行くための時間が必要となり、好ましくない。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、被介護者の頭を適切に支え易い介護用枕を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の介護用枕は、被取付対象物に取り付けられる第1の枕部と、前記第1の枕部に重なった状態と重なっていない状態とに切替え可能な第2の枕部と、を備える構成(第1の構成)になっている。
本構成によれば、第2の枕部を、第1の枕部に重なった状態としたり、第1の枕部に重なっていない状態としたりすることができ、第1の枕部の高さを調節することができる。すなわち、本構成の介護用枕を使用すれば、例えば円背等に対応して簡単に枕の高さを切り替えることができ、被介護者がリッラクスできる状態を得易い。また、本構成によれば、高さ調節のためにタオル等を利用する必要もないので、介助者にとっても便利である。
上記第1の構成の介護用枕において、前記第2の枕部は、前記第1の枕部に回動可能に連結されている構成(第2の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、単純な構成で、第1の枕部に重なった状態と重なっていない状態とに切替えられる第2の枕部を得ることが可能である。
上記第1又は第2の構成の介護用枕は、前記第2の枕部が取り付けられる端部と対向する端部にて前記第1の枕部に連結される第3の枕部を更に備える構成(第3の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、第3の枕部を利用して、被介護者の頭の位置を枕に対して適切な位置に配置したり、及び/又は、被介護者の頭を適切にサポートしたりすることが可能になる。
上記第1から第3のいずれかの構成の介護用枕は、前記第2の枕部が取り付けられる端部と隣り合う端部にて前記第1の枕部に連結される第4の枕部を更に備える構成(第4の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、第4の枕部を利用して、被介護者の頭の位置を枕に対して適切な位置に配置したり、及び/又は、被介護者の頭を適切にサポートしたりすることが可能になる。
上記第1から第4のいずれかの構成の介護用枕において、前記第2の枕部は、前記第1の枕部の、当該第1の枕部に頭を載置する被介護者を基準として頭頂部側となる位置に連結される構成(第5の構成)であってよい。本構成によれば、例えば被介護者の利便性等を考慮して、第2の枕部を第1の枕部に重ねるための機構を設け易い。
上記第1から第5のいずれかの構成の介護用枕において、前記第2の枕部は、先端側を前記第1の枕部の上面より下に下げられる構成(第6の構成)が採用されてよい。本構成によれば、第2の枕部を高さ調節に使う以外の用途にも使い易くなる。
上記第1から第6のいずれかの構成の介護用枕において、前記被取付対象物が入浴用の担架或いは移送車である構成(第7の構成)が採用されてよい。
本発明によれば、被介護者の頭を適切に支え易い介護用枕を提供できる。
以下、本発明の実施形態に係る介護用枕について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、本発明の実施形態に係る介護用枕がストレッチャー(移送車の一例)に取り付けられる場合を例に説明する。
<ストレッチャーの概略構成>
<ストレッチャーの概略構成>
まず、本発明の実施形態に係る介護用枕が取り付けられるストレッチャーの構成について簡単に説明しておく。図1は、本発明の実施形態に係る介護用枕1を含むストレッチャー2の構成を示す概略上面図である。図2は、本発明の実施形態に係る介護用枕1を含むストレッチャー2の構成を示す概略側面図である。
本実施形態のストレッチャー2は、当該ストレッチャー2を内部に受け入れて、ストレッチャー2に載る被介護者に対してシャワー浴を可能とするドーム型のシャワー浴装置(不図示)とセットで使用されるものである。すなわち、ストレッチャー2は、シャワー浴用のストレッチャーである。なお、ストレッチャー2は、本発明の介護用枕が取り付けられる被取付対象物の一例である。また、本実施形態の介護用枕1は、シャワー浴用のストレッチャー2に限らず、他の入浴用のストレッチャーにも適用可能である。
図1及び図2に示すように、ストレッチャー2は、床面に対する走行を可能とする台車部21と、台車部21上に設けられて被介護者が載せられる担架部22とを有する。台車部21は、四隅にそれぞれ車輪211が取り付けられる下部フレーム212と、下部フレーム212に立設される支柱213(本実施形態では一例として2本になっている)と、支柱213に支持される上部フレーム214と、を備えている。
下部フレーム212には、水受盤215が取り付けられている。上部フレーム214には、担架部22を構成する寝台221と、寝台221の側面に配置される一対のサイドフェンス23a、23bとが支持されている。一対のサイドフェンス23a、23bは、寝台221に載せられた被介護者の転落を防止する等の目的で設けられている。なお、一対のサイドフェンス23a、23bは、いずれも、上部フレーム214に回動可能に取り付けられており、図1及び図2に示す状態から倒すことができる。
寝台221には、その一端部寄りに、介護用枕1を支持する枕支持部222が設けられている。また、寝台221の枕支持部222が設けられる一端部側には、ストレッチャー2を動かす介助者等が持つための持ち手部(ハンドル)223が設けられている。また、寝台221上には、被介護者の快適性等を考慮して軟質のマット224が載置されている。なお、寝台221及びマット224には、水抜き用の貫通穴や溝が適宜形成されている。
<介護用枕>
<介護用枕>
次に、ストレッチャー2に取り付けられる介護用枕1について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る介護用枕1の構成を示す概略斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る介護用枕1の構成を示す概略側面図である。図3及び図4に示すように、介護用枕1は、首筋枕部10と、トップ枕部11と、肩枕部12と、一対のサイド枕部13a、13bと、を備えている。
詳細は後述するが、トップ枕部11、肩枕部12、及び、一対のサイド枕部13a、13bは、それぞれ、首筋枕部10の端部に連結され、介護用枕1を構成する5つの枕部(5つのピース)は一体となっている。なお、図3及び図4においては、介護用枕1にカバーが被せられた状態を示している。カバーは、介護用枕1に含まれるヒンジ等が外部に露出することを防ぐ等の目的で被せられている。カバーは、伸縮性やクッション性を有する部材で構成してよい。また、介護用枕1を構成する5つの枕部は、特に限定する趣旨ではないが、それぞれ、例えばスポンジ成形品等で構成してもよい。
上面視略矩形状に設けられる首筋枕部10は、主には、被介護者の首筋と後頭部との一部を支えることを目的として設けられた部分である。首筋枕部10は、ストレッチャー2の枕支持部222(図1参照)に取り付けられる。首筋枕部10は、その背面側に、枕支持部222に固定するための固定具(不図示)を含む取付部101を備えている。首筋枕部10は、本発明の第1の枕部の一例である。
なお、首筋枕部10は、枕支持部222に対してスライド移動可能に取り付けられてよい。また、首筋枕部10は、枕支持部222に対して着脱可能に取り付けられてよい。
上面視略半月状且つ板状に設けられるトップ枕部11は、主には、被介護者の後頭部の一部を支えることを目的として設けられた部分である。トップ枕部11は、首筋枕部10の、首筋枕部10に頭を載置する被介護者からみて頭頂部側となる端部に回動可能に連結されている。トップ枕部11は、本発明の第2の枕部の一例である。
図5は、本発明の実施形態に係る介護用枕1の首筋枕部10とトップ枕部11との連結状態について説明するための概略図である。図5は、図4と同じ方向から首筋枕部10及びトップ枕部11を見た場合の側面図であり、図5においては、介護用枕1に被せられるカバー、及び、サイド枕部13bは取り除かれている。また、図5においては、首筋枕部10及びトップ枕部11は、その一部のみが示されている。
図5に示すように、首筋枕部10とトップ枕部11とは、第1のヒンジ部14を介して連結されている。なお、第1のヒンジ部14は、インサート成形によって枕部内に隠された構成としてもよい。第1のヒンジ部14は、270°の開き角度を有するフリーストップ仕様のヒンジを用いて構成されている。トップ枕部11は、図5に示す状態(首筋枕部10とトップ枕部11との頭を載せる面がフラットになった状態)から、反時計回り方向(矢印a方向)にほぼ180°回転でき、時計回り方向(矢印b方向)にほぼ90°回転できる。
トップ枕部11は、回動可能な角度範囲の任意の角度で保持できる。トップ枕部11は、首筋枕部10に重ねることができる。また、トップ枕部11の先端側は、首筋枕部10の上面(頭が載せられる面)より下がった位置にでき、トップ枕部11は、首筋枕部10に対して下方に傾斜した状態にできる。下方に傾斜した場合に、トップ枕部11の頭を載せるための面が首筋枕部10の頭を載せる面に対して略直交する程度になるまで、トップ枕部11は首筋枕部10に対して傾斜できるのが好ましい。
略台形柱状(或いは略三角柱状)に設けられる肩枕部12は、主には、被介護者の肩から首を支えることを目的として設けられた部分である。肩枕部12は、トップ枕部11が取り付けられる端部と対向する端部にて首筋枕部10に連結されている。肩枕部12は、可撓性を備える連結片15を介して首筋枕部10に連結されており、首筋枕部10に対して完全に固定されるのではなく動けるようになっている。なお、肩枕部12は、本発明の第3の枕部の一例である。
なお、肩枕部12は、可撓性の連結片15に代えて、例えばヒンジによって首筋枕部10に連結されてよい。
上面視舌状且つ板状に設けられる一対のサイド枕部13a、13bは、主には、被介護者の頭の側面部を支えることを可能とする目的で設けられた部分である。一対のサイド枕部13a、13bは、それぞれ、トップ枕部11が取り付けられる端部と隣り合う端部にて首筋枕部10に回動可能に連結されている。サイド枕部13a、13bは、本発明の第4の枕部の一例である。
図6は、本発明の実施形態に係る介護用枕1の首筋枕部10と右側のサイド枕部13aとの連結状態について説明するための概略図である。図6は、トップ枕部11が設けられる側から首筋枕部10及び右側のサイド枕部13aを見た場合の側面図であり、図6においては、介護用枕1に被せられるカバーは取り除かれている。また、図6においては、首筋枕部10及び右側のサイド枕部13aは、その一部のみが示されている。
図6に示すように、首筋枕部10と右側のサイド枕部13aとは、第2のヒンジ部16を介して連結されている。なお、第2のヒンジ部16は、インサート成形によって枕部内隠された構成としてもよい。第2のヒンジ部16は、例えば90°以上の開き角度を有するフリーストップ仕様のヒンジを用いて構成される。右側のサイド枕部13aは、図6に示す状態から、反時計回り方向(矢印a方向)及び時計回り方向(矢印b方向)に回転でき、ヒンジが備える開き角度の範囲内において任意の角度で保持できる。
なお、図示は省略するが、左側のサイド枕部13bも、首筋枕部10に第2のヒンジ部16を介して連結されており、右側のサイド枕部13aと同様の動きを行う。一対のサイド枕部13a、13bは、少なくとも、その先端側が首筋枕部10に対して上がるように設けられるのが好ましく、更には、首筋枕部10に載置される頭を挟むように傾斜できるのが好ましい。
次に、以上のように構成される本実施形態の介護用枕1の使用例について、図7〜図11を参照しながら説明する。
図7に示す第1の使用例では、トップ枕部11は、その頭を載せるための面と、首筋枕部10の頭が載せられる面とがほぼ平らになるように、回動方向の角度を調節されている。また、一対のサイド枕部13a、13bも、各上面(傾けられた場合に頭と対向する面)と、首筋枕部10の頭が載せられる面とがほぼ平らになるように、回動方向の角度を調節されている。図7に示す状態は、例えば、被介護者Mをストレッチャー2によって移送する場合や、ベッド等から被介護者Mをストレッチャー2に移乗する場合等の使用に適している。
例えば、被介護者Mをベッド等からストレッチャー2に移乗する場合に、肩枕部12の位置を目安として移乗を行うと、介護用枕部1に対する被介護者Mの位置を適切な位置に配置し易い。なお、移乗の際には、サイド枕部13a、13bは、図7に示す状態から、その先端側が首筋枕部10に対して下がる方向に傾けられてもよい。これにより、首筋枕部10やトップ枕部11に、被介護者Mの頭が載せやすくなる(移乗しやすくなる)ことが期待できる。
図8に示す第2の使用例では、トップ枕部11は、その先端側が首筋枕部10の上面より下に下げられている。より詳細には、トップ枕部11は、頭を載せるための面が、首筋枕部10の上面に対して略直交する角度に近づけられている。図8に示す状態は、被介護者Mの後頭部を露出させることができる。このために、図8に示す状態では、介助者が洗髪作業を行い易くなることが期待できる。
なお、洗髪時においては、洗髪の邪魔にならない範囲で、サイド枕部13a、13bの先端側を持ち上げて、被介護者Mの頭部の側面にサイド枕部13a、13bを近づけてもよい。このようにすることで、被介護者Mの耳に水が入り難い状態を得ることも可能である。また、ストレッチャー2には、トップ枕部11を下方に向けて回動できるように、トップ枕部11との干渉を避けるための空間部が設けられている。
図9(a)に示す介護用枕1の状態は、図7に示す介護用枕1と同じ状態である。ストレッチャー2の寝台221に仰臥位で載る被介護者Mが円背である場合、図9(a)に示すように、被介護者Mの後頭部が首筋枕部10やトップ枕部11から離れてしまう事態が起こり得る。この点、本実施形態の介護用枕部1は、図9(b)に示すように、トップ枕部11を首筋枕部10に対して持ち上げる方向に回動(図9(a)に示す状態からほぼ180°回動)して首筋枕部10に重ねることができる。すなわち、トップ枕部11は、首筋枕部10に対して重なった状態と重なっていない状態とを切替えることができ、首筋枕部10の高さ調節を行える。このために、介護用枕1は、円背等が原因で首筋枕部10が低いような場合にも適切に対応できる。
図10に示す使用例では、トップ枕部11は、その頭を載せるための面と、首筋枕部10の頭を載せる面とがほぼ平らになるように、回動方向の角度を調節されている。また、一対のサイド枕部13a、13bは、先端側が持ち上げられて、首筋枕部10に対して立てられたような状態になっている。
図10に示すように、ストレッチャー2の寝台221に仰臥位で載る被介護者Mの頭の向きが傾いている(図10では右側に傾いている)場合がある。このような場合に、一対のサイド枕部13a、13bの一方(図10では右側のサイド枕部13a)を被介護者Mの頭の側面部(図10では右側の側面部)に当接させることによって、頭が傾いた被介護者Mの頭の向きを適切にサポートできる。
なお、図10に示す例では、左側のサイド枕部13bは、勿論、傾斜させなくてもよい。また、図10に示す状態から被介護者Mが側臥位になる場合には、サイド枕部13aで支持することが不要であると共に、被介護者Mに圧迫感を与える可能性がある。このために、図10に示す状態から被介護者Mが側臥位になる場合には、図11に示すように、サイド枕部13a、13bは、首筋枕部10に対して傾斜させずにフラットとすればよい。また、図9(b)に示すようにトップ枕部11が首筋枕部10に重なっている場合においても、被介護者Mの首の傾き等を考慮して、サイド枕部13a、13bは、適宜傾斜されてよい。
以上からわかるように、本実施形態の介護用枕1は、被介護者Mの状態(例えば円背等)や姿勢に応じて形状を変更できる。このために、本実施形態の介護用枕1を利用すれば、被介護者Mの頭を適切に支えることができると共に、被介護者が入浴する際における洗身や洗髪の介助が行い易い。
<その他>
<その他>
以上に示した実施形態は、本発明の例示にすぎない。以上に示した実施形態の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されて構わない。
例えば、以上に示した実施形態では、トップ枕部11が、首筋枕部10に重なった状態と重なっていない状態とに切替えられる構成とした。しかし、これは一例に過ぎない。例えば、トップ枕部11に代えて、或いは、トップ枕部11に加えて、肩枕部12及び一対のサイド枕部13a、13bのうちの少なくともいずれか一つが、首筋枕部10に重なった状態と重なっていない状態とに切替えられる構成としてもよい。
また、以上に示した実施形態では、トップ枕部11が首筋枕部10に対して第1のヒンジ部14を介して連結される構成としたが、これは一例にすぎない。本発明においては、第2の枕部が第1の枕部に重なった状態と重なっていない状態とに切替えられればよく、第2の枕部は、場合によっては、第1の枕部に薄肉の連結片で連結されたり、第2の枕部自体を曲げられる構成として第1の枕部に直接連結したりするようにしてもよい。
また、以上に示した実施形態では、トップ枕部11が首筋枕部10に対して垂直面内で回動して首筋枕部10に重なる構成とした。しかし、これは一例に過ぎない。場合によっては、トップ枕部11が首筋枕部10に対してスライド移動や水平面内で回動して首筋枕部10に重なるような構造が採用されてもよい。
また、以上に示した実施形態では、肩枕部12が首筋枕部10に対して動くことができる構成としたが、場合によっては、肩枕部12は首筋枕部10に対して固着してもよい。また、肩枕部12は、首筋枕部10に対して着脱可能でもよい。
また、以上においては、本発明の介護用枕がストレッチャーに適用される例を示したが、これは一例にすぎず、本発明の介護用枕は、例えば入浴用の担架や車椅子等に適用されても構わない。
1 介護用枕
2 ストレッチャー(被取付対象物、移送車)
10 首筋枕部(第1の枕部)
11 トップ枕部(第2の枕部)
12 肩枕部(他の枕部、第3の枕部)
13a、13b サイド枕部(他の枕部、第4の枕部)
2 ストレッチャー(被取付対象物、移送車)
10 首筋枕部(第1の枕部)
11 トップ枕部(第2の枕部)
12 肩枕部(他の枕部、第3の枕部)
13a、13b サイド枕部(他の枕部、第4の枕部)
Claims (7)
- 被取付対象物に取り付けられる第1の枕部と、
前記第1の枕部に重なった状態と重なっていない状態とに切替え可能な第2の枕部と、
を備えることを特徴とする介護用枕。 - 前記第2の枕部は、前記第1の枕部に回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の介護用枕。
- 前記第2の枕部が取り付けられる端部と対向する端部にて前記第1の枕部に連結される第3の枕部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の介護用枕。
- 前記第2の枕部が取り付けられる端部と隣り合う端部にて前記第1の枕部に連結される第4の枕部を更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の介護用枕。
- 前記第2の枕部は、前記第1の枕部の、当該第1の枕部に頭を載置する被介護者を基準として頭頂部側となる位置に連結されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の介護用枕。
- 前記第2の枕部は、先端側を前記第1の枕部の上面より下に下げられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の介護用枕。
- 前記被取付対象物が入浴用の担架或いは移送車であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の介護用枕。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109172162A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-01-11 | 尹亮明 | 一种心内科重症监护急救台 |
JP2020049064A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 株式会社トマト | 入浴用ストレッチャー及び寝位入浴方法 |
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2014
- 2014-12-24 JP JP2014259896A patent/JP2016119927A/ja active Pending
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