JP2006314690A - 介護用ベッド - Google Patents

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Hidetada Sasaki
英忠 佐々木
Masaharu Komoda
正治 菰田
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Abstract

【課題】自分の意思で姿勢を自由に変えられる介護用ベッドを提供する。
【解決手段】ベッド本体が、上下二つのフレーム2、3から構成され、それぞれ独立分離させて移動可能となるようにそれぞれの下部には複数のキャスターを取り付け、上方のフレーム2には、両脚の膝の関節の裏側が当たるようにベッドの幅方向に長いバー状の上下可動部4を少なくとも一側からアームによって上下動可能となるように支持し、下方のフレーム3の、両脚の膝の関節の裏側が位置するあたりに上記上下可動部が納まる収納部10を設け、上記上下両フレームをそれぞれ高さの調節および傾斜可能となるように底部に上下動装置8および駆動機構9を取り付け、さらに、上記上方フレームの先部に厚めのシート15の一端から所定量を巻いたロール16を着脱可能に取り付け、このシートの他端を上記上下可動部に巻き付け、ロールおよび上下可動部の端部にシートの巻き付け巻き戻しを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、要介護人、病人等が用いることができる介護可能な介護用ベッドに関する。
従来の介護可能なベッドは、被介護者の上半身を起きあがらせた状態で支持するために被介護者の背部を受ける背受け部を起伏自在としたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−57681号公報
しかしながら、ベッド上の被介護者が例えば便所へ行くためにベッドから降りたり、食事をするために脚をおろして椅子に座る姿勢をとるようなことを介護者の手を借りることなく行うことができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、被介護者がベッドから降りたり椅子に座る姿勢をとることができるようにしたベッドを提供することを目的とする。
そこで本発明は、ベッド本体が、略腰部から上端部までのフレームと下端部までのフレームの上下二つのフレームから構成され、それぞれ独立分離させて移動可能となるようにそれぞれの下部には複数のキャスターを取り付け、上方のフレームには、両脚の膝の関節の裏側が当たるようにベッドの幅方向に長いバー状の上下可動部を少なくとも一側からアームによって上下動可能となるように支持し、下方のフレームの、両脚の膝の関節の裏側が位置するあたりに上記上下可動部が納まる収納部を設け、上記上下両フレームをそれぞれ高さの調節および傾斜可能となるように底部に上下動装置および駆動機構を取り付け、さらに、上記上方フレームの先端もしくは先端部の表裏の一方に厚めのシートの一端から所定量を巻いたロールを着脱可能に取り付け、このシートの他端を上記上下可動部に巻き付け、ロールおよび上下可動部の端部にシートの巻き付け巻き戻しを行う駆動源を取り付けたことを特徴とする。
これにより、本発明は、ベッド上で生活をしている被介護者であっても、自分一人で随時にベッドから降りたり椅子に座った姿勢をとることができ、さらには、車椅子に移動することもできるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は実施例を示す説明図、図2〜図8は本発明の作動状態を示す説明図である。
図において、1はベッド本体であり、前後二つの上フレーム2と下フレーム3から構成され、略腰部から上半身を支える上フレーム2と腰部から下半身を支える下フレーム3とからなり、それぞれ独立分離させて移動可能となるようにそれぞれの下部には複数のキャスターが取り付けてある。
前記上フレーム2には、両脚の膝の関節の裏側が当たるようにベッドの幅方向に長いバー状の上下可動部4をその両側もしくは一側を回動可能に腕5で支え、その腕5の他端を後述する如く、回動可能にモータやシリンダー等の駆動機構9に連結支持してある。
前記上フレーム2上のマットは頭側が上昇するように腰側がフレームに回動可能にマット自体もしくはマット支持枠(以下、マット6という。)が回動支持されている。
さらに、このようにした上フレーム2は、モータやシリンダ機構等の駆動装置14によって駆動されるパンタグラフ機構等の上下動装置8によって上下動可能に支持されている。さらに、前記上フレーム2上のマット6は頭側が上昇してマットが傾斜するようにフレームに回動可能に支持されており、自動的に回動できるように例えばモータ等によって回動するリンク機構や図示する如くシリンダ機構等の駆動機構11によって支持されている。
なお、図示しないが、この上フレーム2のマット6の両側は必要に応じて肘掛部となるようにそれぞれ独立して回動可能にしておくとよい。さらに、これを自動的に回動できるようにするには、例えばそれぞれモータによって回動するリンク機構やシリンダ機構等の回動機構によって支持すればよい。
前記上下可動部4は膝の裏を支えることができるようにしてあり、この上下可動部4は下フレーム3のマット7に設けた溝状の収納部10に納まるようになっている。
この上下可動部4の一端もしくは両端は、上記の如く、上フレーム2に一端を取り付けたモータやシリンダ等の駆動機構11によって駆動するリンク機構等による腕5の他端に回動可能に支持されている。したがって、この上下可動部4は上フレーム2の移動に伴って一体に移動することになる。
上下可動部4のこのような構造によると、駆動機構9を駆動することによって、上下可動部4は、腕5の伸縮(回動)によって、その回転支点を中心にした円弧運動による上下動を行うことになり、駆動機構9の駆動を停止することによって上下可動部4を所望の位置(角度)で止めることができることになる。これによって、寝た状態のときは膝を立てたり、さらには腰部を持ち上げたりすることができる。
また、上下可動部4は、腕5に回転可能に軸支されており、全体が回転可能となっている。
さらに、このようにした下フレーム3も、モータやシリンダ機構等の駆動装置14によって駆動されるパンタグラフ機構等の上下動装置12によって上下動可能に支持されている。さらに、前記下フレーム3上のマット自体もしくはマットの支持枠(以下、マット7という。)は足側の端部が下降してマットが傾斜するように下フレームに回動可能に支持されており、その支持状態は、自動的に回動できるように例えばモータ等によって回動するリンク機構や図示する如くシリンダ機構等の駆動機構13によって支持されている。
このようにしたベッド本体1の上フレーム2の先端もしくは先端部の表裏の一個所に、延びの少ない織りおよび材質でできているシート15の一端を所定量巻いたロール16を着脱可能に取り付け、このシート15の他端を上記上下可動部4に巻き付けておき、この上下可動部4が上記収納部10に納まってベッド本体1の通常の平坦時にはしわができない程度の張り具合になるように巻いてある。
このロール16および上下可動部4の端部には図示しないが、シート15を巻き取ったり巻き戻したりするモータがそれぞれ設けてある。
また、前記各移動、各回動の動作および電磁石への通電等の操作は、図示しない手元に導いてある操作部のボタンを操作することによって利用者が作動させることができるようになっている。
なお、上記フレーム2および3は、通常時は互いに接合端部で当接して接合しているもので、どちらか一方のフレームの接合端部の両側にフックやスライドバー等の係止具を設けておき、他方のフレームにフックに係合する係止突起やスライドバーの先部が挿入する係止穴を形成して係止具の係脱を可能にしてある。
さらに、フレーム2および3の接合時の位置合わせが容易なように、図に示す如く、上フレーム2の接合端部にストッパ17が設けてあり、移動した下フレーム3を戻すときに位置が定まるようにしてある。
また、上記説明および図面では省略したが、両フレームの両側には、通常の介護用ベッドと同様に枠が着脱可能に取り付けられるようになっている。
以下に上記の構成の作用を説明する。
通常時は、図1に示す如く、一般のベッドと同様に平坦な状態であり、通常の睡眠姿勢で被介護者は寝ることができる状態である。このとき、ロール16と上下可動部4とにそれぞれ巻き付けられているシート15の上に被介護者は位置していることになる。
つぎに、介護者が被介護者に対して着替え等の介護作業を行うような場合には、介護者の背の高さに合わせて通常の寝ている状態より高くしたほうが作業性がよくしかも介護者の膝や腰の負担がない。そこで、図2に示す如く、駆動装置を駆動して上下動装置8により上フレーム2のマット6および下フレーム3のマット7を上昇させて所望の高さにして作業を行う。
つぎに、被介護者は、一定の寝ている姿勢ばかりでなく違った姿勢を取りたいときがある。そのときは、例えば図3に示す如く、マット6を所望角度起こして被介護者の身体が少し起きあがった姿勢にすることができる。
つぎに、被介護者のおむつや寝具を交換するような場合、図4に示す如く、駆動機構11によって腕5を駆動して上下可動部4を上げることにより、上下可動部4によって膝の裏側を持ち上げて膝を立てることができる。
さらに持ち上げて下半身を浮かせるような状態にして腰の部分をベッド面から浮かすことができる。そこで、上下可動部4もしくはロール16のモータを駆動してシート15を巻き戻すことによってシート15をたるませて下半身との間に隙間を形成し、これによっておむつや寝具の交換が可能となり、また、差込み便器を挿入使用することができる。
つぎに、被介護者が食事をしたりお茶を飲んだりするような場合等において、椅子に座った姿勢になることを要求することがある。この場合は、上記と同様に操作部により駆動機構9によって腕5を駆動して上下可動部4を上げることにより、図5に示す如く、上下可動部4によって膝の裏側を持ち上げて下半身を浮かせるような状態に上げ、被介護者の腰の部分をベッド面から浮かす。この状態で、図6に示す如く、下フレーム3を上フレーム2から引き出すように側方に移動させると、シート15上に支えられた被介護者は下フレーム3から離すことができる。
そこで、図7に示す如く、操作部により駆動機構13を操作してマット6を椅子の背もたれとなるように所望の角度に起立させると共に駆動機構11を作動させて上下可動部4を椅子の座の先端部となるように床と略平行となる位置に下げる。それに伴ってシート15を巻き付けたロール16および上下可動部4のモータを駆動してシート15で椅子の座を形成する。この姿勢で、食事やデスクワークを行うことができる。
さらに、この姿勢から図8に示す如く、シート15を巻き付けたロール16および上下可動部4のモータを駆動してシート15を延ばし、駆動機構11を作動させて上下可動部4を床面にまで下げると、被介護者はシート15から降りてはいずりながらベッドから離れて所望の場所に移動することができる。
なお、ロール16および上下可動部4を着脱可能にしておくと、車椅子をシート15による椅子の下に位置させ、シート15上に被介護者を載せた状態で車椅子に移動させることができ、また、ポータブルトイレを利用させることができる。
つぎに、上記の椅子に座った姿勢からベッドに寝る姿勢に戻すには、上記と逆の作業を行えばよく、椅子に座った状態からフレーム2および上下可動部4を水平に戻し、それに伴ってシート15を水平に張って被介護者の姿勢を寝た姿勢にし、下フレーム3を戻して上フレーム2と合わせることによって終了する。
なお、ベッド本体上で寝る姿勢に戻す作業は上記に限るものではなく、ベッド本体に移動可動部3を戻してから水平状態に戻す作業を行ってもよく、また、直ちに水平状態にせず上記各姿勢にしてもよい。
実施例を示す説明図 作動状態を示す説明図 作動状態を示す説明図 作動状態を示す説明図 作動状態を示す説明図 作動状態を示す説明図 作動状態を示す説明図 作動状態を示す説明図
符号の説明
1 ベッド本体
2 上フレーム
3 下フレーム
4 上下可動部
5 腕
6 マット
7 マット
8 上下動装置
9 駆動機構
10 収納部
11 駆動機構
12 上下動装置
13 駆動機構
14 駆動装置
15 シート
16 ロール
17 ストッパ

Claims (1)

  1. ベッド本体が、略腰部から上端部までのフレームと下端部までのフレームの上下二つのフレームから構成され、それぞれ独立分離させて移動可能となるようにそれぞれの下部には複数のキャスターを取り付け、上方のフレームには、両脚の膝の関節の裏側が当たるようにベッドの幅方向に長いバー状の上下可動部を少なくとも一側からアームによって上下動可能となるように支持し、下方のフレームの、両脚の膝の関節の裏側が位置するあたりに上記上下可動部が納まる収納部を設け、上記上下両フレームをそれぞれ高さの調節および傾斜可能となるように底部に上下動装置および駆動機構を取り付け、さらに、上記上方フレームの先部に厚めのシートの一端から所定量を巻いたロールを着脱可能に取り付け、このシートの他端を上記上下可動部に巻き付け、ロールおよび上下可動部の端部にシートの巻き付け巻き戻しを行う駆動源を取り付けたことを特徴とする介護用ベッド。
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