JP2009125339A - ベッド - Google Patents

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道弘 足立
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Abstract

【課題】背部レストの起立時に自動的に枕部を収納することで、椅子形状での枕部からの使用者に対する不快感と転倒リスクとを払拭したベッドを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るベッドによれば、背部レスト61の起立動作時、即ちベッド100が椅子形状へ変化する際には、枕部30の上部は枕部入出孔32内に自動的に収納され、また、背部レスト61の倒伏動作時、即ちベッド100がベッド形状へ変化する際には、枕部30の上部が枕部支持体34によって自動的に突出する。このため、ベッド100は椅子形状となっても枕が脱落することも枕が突出した状態で残留することも無く、よって枕部30からの使用者Uに対する不快感及び転倒リスクを払拭することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の背部を支持する背部レストが起伏可能なベッドに関し、特に、使用者の頭部近傍に収納可能な枕部を備えたベッドに関するものである。
使用者の背部を支持する背部レストが起伏可能な機構を有するベッドは、主に介護用品の分野において、従来から種々のものが知られている。
例えば、下記[特許文献1]では、背部フレーム(背部レスト)、座部フレーム(座部レスト)、下腿部フレームおよび足部フレーム(下腿部レスト)を順番に配設して屈曲自在な床板フレームを形成し、その床板フレームがフラットな状態(ベッド形状)から椅子形状に屈曲するようにした介護ベッドに関する発明が開示されている。
又、下記[特許文献2]では、ベースフレーム上に昇降可能なサイドフレームを設けると共に、サイドフレームのヘッド側とフット側にそれぞれスライドフレームを挿入し、それらスライドフレームとサイドフレームとにより形成されるベッド床面上に、ヒンジ接続される背上げフレーム(背部レスト)、第1膝上げフレーム(座部レスト)、及び第2膝上げフレーム(下腿部レスト)を設けた可搬型介護ベッドに関する発明が開示されている。
通常、ベッドを使用する際には、使用者はその頭部に枕を敷いて用いるのが一般的である。しかしながら、[特許文献1][特許文献2]に開示されたベッドのように背部レストが起伏可能なベッドでは、背部レストを起立させ椅子形状とする際に、使用していた枕が頭部から使用者の臀部方向に落下し使用者に不快感を及ぼす他、介護を必要とする使用者を前のめりに転倒させる要因ともなる。このため、下記[特許文献3]では、背部レストが起立状態となっても、枕が落下することを防止する機能を備えた枕ホルダーに関する発明が開示されている。
実開平6−64635号公報
特開2001−198165号公報 特開2003−38328号公報
しかしながら、[特許文献3]に開示された発明でも、椅子形状となったベッドの頭部位置に枕が突出した状態で残留し、この枕は着座姿勢の使用者の頭部を前方に押し出す形となるため、依然、使用者を前のめりに転倒させる危険性を孕んでいる。また、ベッドを椅子形状で使用する際には、頭部の枕が邪魔となり使用者に不快感を与えるという問題を有している。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、背部レストの起立時に自動的に枕部を収納することで、椅子形状での枕部による不快感と転倒リスクとを払拭したベッドを提供することを目的とする。
本発明は、
使用者Uの背部を支持する起伏可能な背部レスト61を有するベッドにおいて、
前記背部レスト61の所定の位置に形成された枕部入出孔32と、
枕部入出孔32に可動な状態で挿入される枕部30と、
枕部30を前記枕部入出孔32に沿って移動させる枕部支持体34と、を有し、
背部レスト61の起立時には枕部30の上部を枕部入出孔32に収納するとともに、
背部レスト61の倒伏時には枕部支持体34により枕部30の上部が背部レスト61の表面よりも所定量突出することを特徴とするベッド100を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係るベッドは、上記の構成により、
背部レストの起立時には枕部の上部が自動的に収納され、背部レストの倒伏時には枕部の上部が自動的に突出するため、椅子形状時における枕部からの使用者に対する不快感と転倒リスクとを払拭することができる。
本発明に係るベッドの実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るベッドの一実施の形態のベッド形状時の側面図である。また、図2は、図1に示す本発明に係るベッドの椅子形状時の側面図である。図3は、本発明に係るベッドの一実施の形態の変形例を示す椅子形状時の側面図である。図4は、本発明に係るベッドの一実施の形態の変形例を示す斜視図である。尚、図1〜図4に示すベッド100は本発明の好適な形態の一つであるから、ベッド100のベッド形状から椅子形状への変形機構、構造、及び構成要素等は、特にこれに限定されるものではなく、少なくとも使用者の背部を支持する背部レストが起伏可能とする機構を有していれば本発明は適用が可能である。
先ず、ベッド100の概略構成とその変形機構を説明する。ベッド100の架台1は複数の鋼材を接合するなどして形成され、下部ベースフレーム2と上部ベースフレーム3とそれらを連結する支柱23とにより主要部分が構成される。そして、下部ベースフレーム2の下側にはその四隅部分に支持脚21が固定され、また、架台1における使用者Uの頭部側にはヘッドボード4が設置される。更に、架台1の所定の位置には、後述する背部レスト61を起伏動作させるためのシリンダ装置5がその一端が回転可能な状態で設置される。
また、架台1の上部ベースフレーム3上には使用者Uの臀部乃至は大腿部を支持するための、大腿部レストフレーム62aとマットレス部M2とからなる大腿部レスト62が固定されている。大腿部レスト62の一端には使用者Uの上半身を支持するための、背部レストフレーム61aとマットレス部M1とからなる背部レスト61が、大腿部レスト62と背部レスト61との側縁から立ち上がるヒンジ65Aにより連結されている。そして、背部レスト61はヒンジ65Aが屈曲することにより起伏動作を行う。大腿部レスト62のもう一端には、使用者Uの下腿部及び足部を支持するための、下腿部レストフレーム63aとマットレス部M3とからなる下腿部レスト63がヒンジ65Bにより連結されている。そして、下腿部レスト63はこのヒンジ65Bによって下方向に屈曲動作する。また、背部レスト61(マットレス部M1及び背部レスト61a)における使用者Uの頭部近傍に位置する所定の領域には、枕として機能するに十分な大きさの枕部30が背部レスト61の厚み方向に移動することが可能な枕部入出孔32が形成されている。
尚、背部レストフレーム61a、大腿部レストフレーム62a、下腿部レストフレーム63aとマットレス部M1〜M3とは分離可能とすることが好ましい。このような構成とすれば、通常時では各レストフレームとマットレス部M1〜M3とを固定して使用し、清掃時、運搬時、マットレス交換時等では各レストフレームからマットレス部M1〜M3を分離することが可能となり、これらの作業を効率良く行うことができる。
背部レスト61の裏面には、大腿部レスト62方向に延びる左右一対の作動板66が固定され、作動板66の所定の位置にはシリンダ装置5により伸縮する伸縮ロッド部51の先端が、軸P1を介して可動な状態で接続される。また、作動板66には、下腿部レスト63の先端部と作動板66とを連結する伝動リンク7が結合部P2を介して可動な状態で接続される。
次に、ベッド100の変形動作を説明する。先ず、図1に示すように、ベッド100がベッド形状である場合には、シリンダ装置5の伸縮ロッド部51は伸びた状態であり、背部レスト61、大腿部レスト62、下腿部レスト63は一直線の略水平状態となっている。ここで、シリンダ装置5を駆動させて、伸縮ロッド部51をシリンダ装置5の方向に縮めると、伸縮ロッド部51と接続されている作動板66がヒンジ65Aを中心に図1中における左回転方向に回転する。これにより、作動板66に接続されている背部レスト61がヒンジ65Aを中心に起立動作する。またこれと同時に、下腿部レスト63は作動板66に接続された伝動リンク7によってヒンジ65Bを中心に下方向に旋回し、最終的にベッド100は図2に示されるような椅子形状へと変形する。尚、シリンダ装置5の駆動方法には特に限定は無く、モータ駆動としても油圧もしくは空気圧シリンダとしてもよい。
また反対に、ベッド100を図2に示す椅子形状から図1に示すベッド形状へと変形させる場合には、シリンダ装置5を駆動させて伸縮ロッド部51を伸ばし、作動板66を上記とは逆の方向に回転させることで、背部レスト61を倒伏動作させるとともに下腿部レスト63を上方向に旋回させる。これにより、ベッド100は最終的に背部レスト61、大腿部レスト62、下腿部レスト63の表面が略水平状態のベッド形状へと変形する。
次に、本発明の大きな特徴であるベッド100の枕部30に関する部位の構成とその動作を説明する。尚、ここでは、枕部30における使用者Uの頭部を載置する部分を上部として記載する。前述のように、背部レスト61には使用者Uが横臥したときにその頭部近傍に位置する所定の領域に、枕として機能するに十分な大きさの枕部30が背部レスト61の厚み方向に移動することが可能な枕部入出孔32が形成されている。そして、枕部入出孔32には枕部30が枕部入出孔32の内面に沿って移動可能なように挿入される。また、架台1には枕部支持体34が設置され、背部レスト61が倒伏した状態においては、この枕部支持体34が枕部30の底面を押し上げて、枕部30の上部を使用者Uが枕として使用可能な適度な高さになるように背部レスト61(マットレス部M1)の表面よりも突出させる。尚、枕部支持体34の高さを調整可能として枕部30の突出量を変化できるようにしても良い。
ここで、ベッド100をベッド形状から椅子形状への変化させるために、シリンダ装置5を駆動して背部レスト61を起立動作させると、枕部30は枕部支持体34からの支持を失うとともに、枕部30の自重及び使用者Uの頭部による負荷によって枕部入出孔32内に自動的に沈み込み、枕部30の上部は枕部入出孔32内に収納されていく。そして最終的に、枕部30の上部の面が背部レスト61(マットレス部M1)の表面と略同等の位置となると、枕部30は例えばストッパ36等に当接して支持されこの位置を維持する。尚、背部レスト61の起立動作時における枕部30の枕部入出孔32内への移動は、枕部30の自重のみならず、バネ等の弾性体を用いて行っても良い。また、ベッド100の変形機構とリンクさせるなどして機械的に行っても良い。
また反対に、ベッド100が椅子形状からベッド形状への変形する際には、背部レスト61の倒伏動作が進むことで、ある時点において枕部支持体34が枕部30の底面に当接する。そして、さらに背部レスト61が倒伏動作することにより、枕部支持体34が枕部30の底面を押し上げ、最終的に枕部30の上部が背部レスト61(マットレス部M1)の表面よりも所定量突出して、これが使用者Uの枕として機能する。
また、図3に示すように、枕部30を枕上部30aと枕下部30bとに分離可能としても良い。この構成によれば、通常使用時では枕上部30aと枕下部30bとを固定し、枕上部30aの洗浄時、交換時などでは枕上部30aを枕下部30bから分離することが可能となり、これらの作業を効率良く行うことが出来る。尚、枕部支持体34は、図3に示すように枕部30側に取り付けても構わない。
更に、図4(a)に示すように、枕部入出孔32及び枕下部30bを枕上部30aの寸法よりも大きく形成しても良い。そして、図4(b)の枕部30の拡大図に示すように、例えばマジックテープ(登録商標)等の着脱部材37を用いて、枕上部30aを枕下部30b上の任意の箇所に設置可能とすれば、使用者Uの身長に合わせて枕上部30aの設置位置を調整することができる。
以上のことから、本発明に係るベッドによれば、背部レスト61の起立動作時、即ちベッド100が椅子形状へ変化する際には、枕部30の上部は枕部入出孔32内に自動的に収納され、また、背部レスト61の倒伏動作時、即ちベッド100がベッド形状へ変化する際には、枕部30の上部が枕部支持体34によって自動的に突出する。このため、ベッド100は椅子形状となっても枕が脱落することも枕が突出した状態で残留することも無く、よって枕部30からの使用者Uに対する不快感及び転倒リスクを払拭することができる。
尚、背部レスト61の起伏動作は特に機械式でなくとも、人力で行うものであっても構わない他、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
本発明に係るベッドのベッド形状時の側面図である。 本発明に係るベッドの椅子形状時の側面図である。 本発明に係るベッドの変形例の椅子形状時の側面図である。 本発明に係るベッドの変形例を示す斜視図である。
符号の説明
30 枕部
32 枕部入出孔
34 枕部支持体
61 背部レスト
100 ベッド
U 使用者

Claims (1)

  1. 使用者の背部を支持する起伏可能な背部レストを有するベッドにおいて、
    前記背部レストの所定の位置に形成された枕部入出孔と、
    枕部入出孔に可動な状態で挿入される枕部と、
    枕部を前記枕部入出孔に沿って移動させる枕部支持体と、を有し、
    背部レストの起立時には枕部の上部を枕部入出孔に収納するとともに、
    背部レストの倒伏時には枕部支持体により枕部の上部が背部レストの表面よりも所定量突出することを特徴とするベッド。
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