JP4965946B2 - ベッド - Google Patents

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本発明は、上半身支持枠部及び脚支持枠部の各々が、持ち上げ可能に形成されたベッドに関する。
近年の生活習慣では、ベッドの上で横になったままテレビを見たり或いは読書をしたり、さらには軽い食事をとることが頻繁に行われている。このような使用状況に鑑み、本出願人は図9に示すように、上半身を受ける上半身支持部aをリクライニング可能に構成し、かつ膝、腰などの関節を含んだ下半身を楽な姿勢に維持するために脚部を受ける脚支持部bを昇降可能に構成することにより、更に快適に使用できるベッドを提案している(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3124016号公報
前記ベッドの上半身支持部aは図10に示すように、上半身支持部aの下部に設けた第1の直線運動器dのロッドの引き動作によって上向きに回動し、他方脚支持部bは図11に示すように、脚支持部bの下部に設けた第2の直線運動器eの引き動作によって上昇するように構成している。このように第1、第2の直線運動器d、eは、ベッドの前後に離れて取付けていることから、昇降時の機械振動、騒音が前後に分散して発生することから、特に静寂な夜間には、音環境、使用感を損ねる恐れがある。しかも第1、第2の直線運動器d、eが前後に分散しているため制御、電気系統を含めて構造が複雑化しがちであり、更なる改善が求められていた。
本発明は、駆動装置に含まれる前の直線運動器及び後の直線運動器は、ロッドの押し動作によって各前、後のアーム体を上向き回動させ、しかも前の直線運動器と後の直線運動器とが、ベッド幅方向に並んでかつ平行しかもロッドを逆向きに配置されることを基本とし、昇降駆動時の振動、騒音を抑制するとともに、構造をシンプル化できるためメンテナンスを含めた取扱い性に優れたベッドの提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、寝具を載置する寝具載置面を有する寝具受け枠と、該寝具受け枠を支持するベッド枠体とを具えたベッドであって、前記寝具受け枠は、就寝者の頭部が向く前側部分に配され、かつ就寝者の上半身を受ける上半身支持枠部と、前記上半身支持枠部の反対の後側部分に配され、かつ就寝者の脚を受ける脚支持枠部とを含むとともに、前記上半身支持枠部の後端部、及び前記脚支持枠部の前端部が、前記ベッド枠体に枢支され、前記ベッド枠体は、前記ベッド全体を支持する支持台、この支持台と寝具受け枠との間に設けられる基枠、及び寝具受け枠を動作させる駆動装置とを含み、前記基枠は、ベッド幅方向の両側部に向き合って一対が配置される側枠と、この一対の側枠の間に架け渡されてベッド幅方向にのびる横軸とを含み、前記駆動装置は、前記ベッド枠体に固着され、かつ前後にのびる基軸、前記基軸の前端部に配置され、かつベッド幅方向にのびる前の回動軸、前記基軸の後端部に配置され、かつベッド幅方向にのびる後の回動軸、前後方向に伸び縮みするロッドにより、前記前の回動軸を回動させる前の直線運動器、前後方向に伸び縮みするロッドにより、前記後の回動軸を回動させる後の直線運動器、前記前の回動軸に固着されて前方へのび、かつ先端部が前記上半身支持枠部の取り付けられる前のアーム体、及び前記後の回動軸に固着されて後方へのび、かつ先端部が前記脚支持枠部に取り付けられる後のアーム体を含み、前記前の直線運動器及び前記後の直線運動器は、互いにベッド幅方向に並び、かつ各々の前記ロッドを前、後逆の向きにして前記基軸に支持され、前記前の直線運動器は、前記ロッドの押し動作により、前記前の回動軸を介して前記前のアーム体を上向き回動させて、前記上半身支持枠部を持ち上げるとともに、前記後の直線運動器は、前記ロッドの押し動作により、前記後の回動軸を介して前記後のアーム体を上向き回動させて、前記脚支持枠部を持上げ、前記前、後の回動軸は、その中央部が、前記基軸の両端に設けられる軸受け部に枢支されるとともに、その両端部が、前記基枠の前記側枠に枢支されることを特徴とする。
請求項2に係る発明において、前記上半身支持枠部は、後端部が前記ベッド枠体に枢支されるとともに就寝者の背中を受ける背支持枠部、及び該背支持枠部と一直線となる伸展状態と、該背支持枠部に対して持ち上げられてかつ前端を上向きに傾動しうる頭部リクライニング状態とに変化させる傾動部を介して、前記背支持枠部の前端部に取付けられる頭支持枠部とを含み、前記前のアーム体の先端部は、前記頭支持枠部の下面に摺接して上半身支持枠部を持上げることを特徴とする。
請求項に係る発明において、前記脚支持枠部は、前端部が前記ベッド枠体に枢支されるとともに就寝者のももを受ける第1の脚支持枠部と、前端部が該第1の脚支持枠部の後端部に折り曲げ可能に取り付けられ、かつ就寝者のふくらはぎを受ける第2の脚支持枠部とを含み、前記第2の脚支持枠部の後端部とベッド枠体とを、第1の脚支持枠部と略同長さのリンクにより接続して、前記リンク、第1の脚支持枠部、第2の脚支持枠部、及びベッド枠体によって平行クランク機構を形成するとともに、前記後のアーム体の先端部は、前記第1の脚支持枠部の下面に摺接して脚支持枠部を持上げることを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、前の直線運動器と後の直線運動器とは、ベッド幅方向に並んでかつ平行しかもロッドを逆向きにしてコンパクトに配置され、駆動機器が纏まって配置される。そのため就寝者及び寝具を載せた上半身支持枠部、脚支持枠部を持上げるため大きな出力でロッドを押し出す際に起きる騒音、振動の発生源が一箇所に集中することから、防音、防振処置を容易に行なえるとともに、就寝者に与える悪影響も最小限に抑制できる。
また前記の如く前の直線運動器と後の直線運動器とが纏まって配置されることから、これらの取付構造及び配線を一括してシンプル化できるため、故障が少なくなるとともにメンテンナンスを容易に行なえ、更にはこれらの部材をユニット化して取扱いを簡素化することができる。前、後の直線運動器は、各々のロッドを逆向きに配置するとともにその押し動作によってアーム体を上向きに回動させることから、上半身支持枠部及び脚支持枠部が水平を維持する通常の姿勢では、ロッドが引っ込んだコンパクトな状態となるため、ベッドを移動したりベッド下部の床面を清掃する際に、邪魔になることがない。
さらに、駆動装置が前後にのびる基軸を含んで構成されるため、前、後の直線運動器が動作して、前、後のアーム体を回動させる際に生じる応力が、前記基軸によって支持される。その結果ベッド枠体に対してはあまり大きな負荷が発生しないことから、撓りなど変形を生じることがない。
また、駆動装置の基軸両端に設けた軸受け部によって前、後の回動軸を枢支すると、前、後の直線運動器のロッドの押し動作によって前、後のアーム体が回動する際、前、後の直線運動器の基端部及びロッド先端部の間で発生する負荷が、基軸によって支持されることから、前、後のアーム体及びこれに支持された上半身支持枠部、脚支持枠部がスムースに持上げられて、ベッドに変形、或いは軋み音などを生じることがない。しかもこれらの負荷を充分に支持する強度の基軸を用いるだけで、ベッド枠体には特別の補強が必要でないことから、ベッド全体の構造を標準化することができる。
請求項に係る発明のように、上半身支持枠部を、背支持枠部とこの背支持枠部の前端部に傾動部を介して取り付けられる頭支持枠部とで形成し、前記前のアーム体の先端部で、前記頭支持枠部の下面に摺接して上半身支持枠部を持上げるように構成すると、初期傾動状態において頭支持枠部のみが持ち上がる頭部リクライニング状態が形成され、枕なしで枕を用いたと同じ快適な寝心地を得ることができる。
さらに前記前のアーム体が回動して更に上昇する頭支持枠部が傾動部を介して背支持枠部を持上げると、頭部リクライニング状態を維持しつつ背支持枠部が上向きに傾動する後期傾動状態が形成されるため、頸部への圧迫を減じつつ頭部を持上げることが可能となる。これにより、テレビの視聴、読書など長時間使用しても肩コリなど疲労感を覚えることがなく、リラックスした快適なリクライニング状態を得ることができる。
請求項に係る発明のように、前記脚支持枠部を、就寝者のももを受ける第1の脚支持枠部と、就寝者のふくらはぎを受ける第2の脚支持枠部とで形成するとともに、後のアーム体の先端部を、前記第1の脚支持枠部の下面に摺接して脚支持枠部を持上げるように構成すると、就寝者が第1、第2の脚支持枠部に脚部を載せて使用するとき、就寝者の足側から頭部に向けて高さを段階的ではあるが徐々に下降させることができる。従って、足裏などを流れた血が心臓へと還流しやすくなり、充分な血行促進効果を図ることができる。しかも第2の脚支持枠部は、第1、第2の脚支持枠部、リンク、及びベッド枠体の一部により形成される平行クランク機構に支持されて持ち上げられることから、構造が簡単となるとともに第2の脚支持枠部をスムースに昇降することができる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1、2に示すように、ベッド1は、寝具受け枠3と、この寝具受け枠3を支持するベッド枠体4とを具えて構成される。前記寝具受け枠3は、上面に寝具を載置する寝具載置面2を形成している。本形態では前記寝具として、ベッド用マットレスが用いられ、このマットレスの上をマットカバーで覆った場合を例示している。しかしスノコベッド等では、寝具載置面2に直接敷き布団を載置して使用することもある。
前記寝具受け枠3は図2に示すように、就寝者の頭部が向く前側部分に配されて、就寝者の上半身を受ける上半身支持枠部5と、反対の下側部分に配されて、就寝者の脚を受ける脚支持枠部6と、両者の中間に配されてこれらを繋ぎ、就寝者の臀部を受ける臀支持枠部31とに三分割して構成される。
更に本形態の上半身支持枠部5は、後側に配されて就寝者の背中を受ける背支持枠部20、及びこの背支持枠部20の前端部に、傾動部21を介して取付けられ、就寝者の頭を受ける頭支持枠部22とを含み構成されたものを例示している。前記背支持枠部20、及び頭支持枠部22は、ともに前後方向にのびてベッド幅方向両側に配される縦枠材と、この縦枠材の前後端部間を繋いでベッド幅方向にのびる前後一対の横枠材とを枠組みして構成した矩形状の外周枠の内側に、前後方向にのびる補強桟を各々二本づつ架け渡して構成している。なお背支持枠部20及び頭支持枠部22は、ベッド幅方向に対し同じ大きさに形成され、他方前後方向に対しては、背支持枠部20が頭支持枠部22よりも長く形成している。さらに頭支持枠部22の補強桟の下部には図3に示すように、前後にのびる係合レール56を取り付けている。
前記傾動部21は図2、3に示すように、湾曲した棒状をなし、間隔を隔てて配された背支持枠部20、頭支持枠部22の間に架け渡され、かつベッド幅方向に一対が隔設される。そしてこの傾動部21は、その前後端部を各々頭支持枠部22、背支持枠部20の向き合う横枠材に対して枢着している。このように傾動部21の前後端部が、頭支持枠部22、背支持枠部20へ各々枢着していることから、図7(A)に示すように頭支持枠部22、及び背支持枠部20が一直線となる伸展状態、及び図7(B)(C)に示すように頭支持枠部22が背支持枠部に対して持ち上げられて、前端を上向きに傾動しうる頭部リクライニング状態との間で変化可能に構成されている。
また本形態の脚支持枠部6は図2に示すように、就寝者のももを受ける第1の脚支持枠部23と、就寝者のふくらはぎを受ける第2の脚支持枠部24とを含み構成されたものを例示している。前記第1、第2の脚支持枠部23、24は、ともに前後方向にのびてベッド幅方向両側に配される縦枠材と、この縦枠材の前後端部間を繋いでベッド幅方向にのびる前後一対の横枠材とを枠組みして構成した矩形状の外周枠の内側に、前後方向にのびる補強桟を各々二本づつ架け渡して構成している。さらに第1の脚支持枠部23の縦枠材の後端部と、第2の脚支持枠部24の縦枠材の前端部とが枢着され、これにより第1、第2の脚支持枠部23、24は、折り曲げ可能に連結される。
前記臀支持枠部31も同様に、ベッド幅方向両側に配される縦枠材と、この縦枠材の前後端部間を繋ぐ前後一対の横枠材とを枠組みた外周枠の内側に、補強桟を各々二本づつ架け渡して構成される。そして、この臀支持枠部31の縦枠材の前後端部を、各々前記背支持枠部20の縦枠材の後端部、及び第1の脚支持枠部23の竪枠材の前端部に枢着して、これによって、臀支持枠部31は、その前後に背支持枠部20、及び第1の脚支持枠部23と各々折り曲げ可能に連結している。
このように構成された本形態の寝具受け枠3は、前側から順に同幅に形成された頭支持枠部22、背支持枠部20、臀支持枠部31、第1の脚支持枠部23、及び第2の脚支持枠部24が折曲可能に連結して構成される。
前記ベッド枠体4は、寝具受け枠3の下に配置され、ベッド1全体を支持する支持台32と、この支持台32と前記寝具受け枠3との間に設けられる基枠33と、寝具受け枠3を動作させる駆動装置11とを含み構成される。
前記支持台32は図1、2に示すように、ベッド幅方向両側で平行に並ぶ一対の長板状の底板34、34と、この底板34、34の間を繋ぐ一対のつなぎ材35、35と、前記底板34の略中央から壁状に立ち上がる側壁36とを含み構成されている。なおこの側壁36の内部には、荷重を支えるための芯材として、前後に一対の短柱部材37を内蔵している。
前記基枠33は、ベッド幅方向の両側部に向き合って一対が配置される側枠38、38と、この一対の側枠38、38の間に架け渡されてベッド幅方向にのびる横軸39と、中間枠40とを含み構成される。
前記側枠38は、前後にのびる長板状をなすとともに外側に配置される側板41と、水平視コ字状をなすとともに前記側板41の内側に一体に固着される内枠42とで構成される。そして、一対の側枠38、38が、内枠42を内側に配した状態で向き合って配置され、かつ側板41、41の内側面に前記横軸39の両端部が固着されている。更にこの横軸39は、内枠42と交差し、その交差部において双方が固着されている。前記側板41の両端部の内側には、上下方向の角筒体43が設けられ、この角筒体43に、軸受け用の受け孔57を穿設している。
前記中間枠40は、前後に長い矩形状の外周枠40Aの内側に、ベッド幅方向を向いた複数本の中桟40Bを架け渡して形成している。そして横軸39を介して連結した側枠38、38の上に載置するとともに、外周枠40A及び中桟40Bを前記内枠42、及び横軸39に溶接することにより、側枠38、横軸39、及び中間枠40を一体化して基枠33を形成している。なお前記中間枠40の後端部に、前記第1の脚支持枠部23の前後方向の寸法と略同長さを有する一対のリンク25の基端部を軸着している。
このように構成された基枠33は、前記支持台32の上に載置されるとともに、内枠42を側壁36の短柱部材37の上端部にボルト固定することにより、基枠33と支持台32とが一体化される。さらにこの基枠33の上に前記寝具受け枠3を載置するとともに、臀支持枠部31を中間枠40の外周枠40Aにボルト固定することにより、支持台32、基枠33、及び寝具受け枠3が一体化されてベッド1の構造体が形成される。その結果、上半身支持枠部5の後部領域を構成する背支持枠部20の後端部がベッド枠体4に枢支されるとともに、脚支持枠部6の前部領域を構成する第1の脚支持枠部23の前端部がベッド枠体4に枢支される。
さらに図3に示すように、前記リンク25の先端部が、第2の脚支持枠部24の後端部に軸着される。これにより図8(A)〜(C)に示すように、リンク25、第1の脚支持枠部23、第2の脚支持枠部24、及びベッド枠体4を構成する前記中間枠40の後端部領域によって平行クランク機構26が形成され、その結果第1、第2の脚支持枠部23、24は、連動して昇降するように構成される。
前記駆動装置11は図2、3に示すように、前、後のアーム体7、8と、前、後の直線運動器9、10とを具えている。更に本形態の駆動装置11は、前後にのびる基軸13と、この基軸13の前後端部に配置された前、後の回動軸15、16とを含み構成されたものを例示している。
前記基軸13は、駆動装置11のメインフレームを構成するもので、本形態では図5、6に示すように、鋼製の角パイプを用いている。またこの基軸13の前後端部近傍の上部を切り欠いた切欠部に、ベッド幅方向にのびるU字状の溝受片44が嵌合固着される。図4に示すように、前記溝受片44の上部を覆って蓋板46がビス固定され、この蓋板46には下方へ向いた突出部47が形成される。また前記溝受片44は、基軸13からベッド幅方向の片側へ位置ずれして配置され、溝受片44の基軸13から一側方に食み出した領域の下部に逆U字状の枢支体45が固着され、この枢支体45によって受部14が形成される。さらに溝受片44の基軸13から一側方に食み出した領域には、基軸13上面と面一に連続する鍔48が形成される。この鍔48は、上に重なる蓋板46をビス固定していることから、蓋板46の取付強度が安定する点で好ましい。
図4に示すように、前記基軸13の前後方向の略中央に、上部を切り欠いた凹部49を形成している。この凹部49に、前記基枠33の横軸39を嵌合するとともに、基軸13を中間枠40の中桟40Bにボルト固定することによって、駆動装置11をベッド枠体4に取り付けている。
前記前、後の回動軸15、16は図5、6に示すように、前記基軸13の前後に取付けられた溝受片44内に各々が収容され、この溝受片44の上部が前記蓋板46によって閉止される。しかも前、後の回動軸15、16の外径は、前記溝受片44及び突出部47によって囲まれる空所にガタツキなく収容される大きさに形成している。このように構成することにより、基軸13の両端部に、溝受片44と突出部47を設けた蓋板46とで軸受け部19が形成される。そして前、後の回動軸15、16は、その略中央部が前記軸受け部19によって枢支される。さらに前、後の回動軸15、16の両端部を、前記側枠38の側板41に形成された軸受け用の受け孔57によって枢支している。このように、前、後の回動軸15、16は略中央部及び両端部において、軸受け部19及び受け孔57によって枢支されることから、大きな荷重が掛かっても撓みを生じることがなく、安定して回転運動を支持できる点で好ましい。
前記前の回動軸15は図2、5に示すように、ベッド巾方向の両側に軸中心線に対して直角で互いに平行で前方にのびる一対の前のアーム体7と、前記基軸13の側部において軸中心線に対して直角にのびる前の駆動片17とを一体に固定している。前記前のアーム体7は、基端部が前の回動軸15に固着されて直線状にのび、かつ先端近傍で上向きに湾曲するとともに先端に前後方向にのびる長矩形状のスライド板50が設けられる。このスライド板50は前記頭支持枠部22の係合レール56に、前後に移動可能に係合する。また前の駆動片17は、基端が前の回動軸15に固定されてベッド幅方向に小さく離れて平行に並ぶ一対の双動板51、51と、この双動板51、51の先端部間に架け渡された枢支ピン52とを含み構成されている。
後の回動軸16は、ベッド巾方向の両側に軸中心線に対して直角で互いに平行で後方にのびる一対の後のアーム体8と、前記基軸13の側部において軸中心線に対して直角にのびる後の駆動片18とを一体に固定している。前記後のアーム体8は、基端部が後の回動軸16に固着されて直線状にのび、先端に小ロール53を有している。尚この小ロール53は、前記第1の脚支持枠部23の補強桟の下面に摺接し、これを押し上げうる位置に配置される。また後の駆動片18は、前記前の駆動片17と略同様に構成され、基端が後の回動軸16に固定され一対の双動板51、51の先端部間に枢支ピン52を架け渡して形成される。
前記前、後の直線運動器9、10は、ロッド12を有し、本形態では、電動機を含む本体部54及びボールネジ機構を有し、電動機の正転、逆転によって前記ロッド12が本体部54から伸び縮みして、押し引き動作できる電動式シリンダが例示される。尚本形態の前、後の直線運動器9、10は、出力が例えば、ロッド12がのびる押側で6000N、ロッド12が引っ込む引側で4000Nの仕様のものが採用される。前、後の直線運動器9、10は、互いに基軸13を挟んでベッド幅方向に並んで平行に、しかも各々のロッド12を前、後逆の向きにして配置される。そして図6に示すように、本体部54の基端部に突設された取付片55が、前記受部14を構成する枢支体45によって枢支される。他方前の直線運動器9のロッド12先端は、前記前の駆動片17の枢支ピン52に枢支され、後の直線運動器10のロッド12先端は、前記後の駆動片18の枢支ピン52に枢支される。
このように前、後の直線運動器9、10を纏まって配置していることから、これらを支持する取付構造及び電気配線などを一括してシンプル化できるため、故障が減少し、かつメンテンナンスが容易に行なえる。更にはこれら前、後の直線運動器9、10を含む部材を予めユニット化して取扱いを一層簡素化することができる。
しかも前、後の直線運動器9、10は、各々のロッド12を前、後逆の向きに配置し、かつ共にその押し動作によって前、後のアーム体7、8を上向きに回動させる。従って上半身支持枠部5及び脚支持枠部6が水平を維持する通常の姿勢では、ロッド12が引っ込んだコンパクトな状態となることから、ベッドを移動したりベッド下部の床面を清掃する際に、邪魔になることがない。
また駆動装置11は基軸13を含み構成され、この基軸13両端の受部14を介して、前、後の直線運動器9、10の基端部を取付けている。従って前、後の直線運動器9、10が動作して、前、後のアーム体7、8を回動させる際に生じる応力が、前記基軸13によって支持することができることから、ベッド枠体4に対しては大きな負荷が発生しないために、撓りなど変形を生じることがない。
さらに本形態では、駆動装置11の基軸13両端の軸受け部19によって前、後の回動軸15、16を枢支しているため、前、後の直線運動器9、10のロッド12の押し動作によって前、後のアーム体7、8が回動する際、前、後の直線運動器9、10の基端部及びロッド12先端部の間で発生する負荷が、基軸13によって確実に支持される。その結果、前、後のアーム体7、8及びこれに支持された上半身支持枠部5、脚支持枠部6をスムースに持上げることができ、ベッドに変形、或いは軋み音などを生じることがない。しかもこれらの負荷を充分に支持する強度の堅牢な基軸13を用いることによってベッド枠体4には特別の補強が必要でないため、ベッド全体の構造を標準化することができる。
このように構成された駆動装置11において、図7(A)に示すように前の直線運動器9がロッド12を引いた状態では、前側を低くした姿勢の前のアーム体7によって支持された頭支持枠部22は、その後端部が傾動部21を介して背支持枠部20に連結支持されることから、背支持枠部20と同高さに並んで水平に支持される。この姿勢で、フラットな通常の使用状態が得られる。次いで図7(B)に示すように前の直線運動器9のロッド12が少しのびると前の駆動片17を介して前の回動軸15が回動して、前のアーム体7が上向きに回動する。これによって、頭支持枠部22の係合レール56に係合する前のアーム体7先端部のスライド板50が前方へ移動することより、前のアーム体7先端部が頭支持枠部22の下面を摺接しつつ頭支持枠部22を持上げて、頭部リクライニング状態が形成される。このように初期傾動状態において、頭支持枠部のみが持ち上がる程度に前のアーム体7を少し持上げることによって頭部リクライニング状態を形成すると、枕なしで枕を用いたと同じ快適な寝心地を得ることができる点で好ましい。
図7(C)に示すように前の直線運動器9がロッド12を更に押し出すと、頭支持枠部22の下面に摺接する前のアーム体7が上向きに回動して、頭支持枠部22が大きく上昇する。同時にこの頭支持枠部22に傾動部21を介して連結した背支持枠部20が持ち上げられ、臀支持枠部31との枢支点を中心として上向きに回動する。このように前のアーム体7が頭支持枠部22を更に持上げると前記頭部リクライニング状態を維持しつつ背支持枠部20が上向きに傾動する後期傾動状態が形成されることから頸部への圧迫を減じつつ頭部を持上げることが可能となる。その結果テレビの視聴、読書など長時間使用しても肩コリなど疲労感を覚えることがなく、リラックスした快適なリクライニング状態を得ることができる。
脚支持枠部6において図8(A)に示すように後の直線運動器10がロッド12を引いた状態では、中間枠40の上に載置されて水平姿勢を維持する第1の脚支持枠部23の下面に、後のアーム体8の小ロール53が接触している。このとき第2の脚支持枠部24も同様に中間枠40の上に載置されることから、第1の脚支持枠部23と同高さに並んで水平に支持されて、この姿勢で全体がフラットな通常の使用状態が得られる。
次いで図8(B)に示すように後の直線運動器10のロッド12が少しのびると、後の駆動片18を介して後の回動軸16が回動して、その結果後のアーム体8が上向きに回動する。このように後のアーム体8が上向きに回動すると、その先端の小ロール53が第1の脚支持枠部23の下面に摺接しているため、第1の脚支持枠部23は臀支持枠部31との枢支点を中心として第1の脚支持枠部23が上向きに回動する。このとき前記の如く第1の脚支持枠部23は、第2の脚支持枠部24、リンク25、及び中間枠40の後端部領域によって平行クランク機構26を構成していることから、第1の脚支持枠部23の上向きの回動に連動して、第2の脚支持枠部24が第1の脚支持枠部23及びリンク25に支持されて上昇するため、第1、第2の脚支持枠部23、24を含む脚支持枠部6が持ち上がる。
図8(C)に示すように後の直線運動器10がロッド12を更に押し出すと、第1の脚支持枠部23は更に上に向いて回動する後のアーム体8に押し上げられてその傾斜を増加させる、これに連動して第2の脚支持枠部24が更に上昇する。
このように後のアーム体8の回動に連動して、押し上げられる脚支持枠部6に脚部を載せる就寝者は、足側から頭部に向けて高さを段階的に徐々に下降させた姿勢で就寝することができることから、足裏などを流れた血が心臓へと還流しやすくなり、充分な血行促進効果を図ることができる。
しかも本形態においては、脚支持枠部6が平行クランク機構26を形成していることから、傾斜角度、及び高さが調整可能に構成された第1、第2の脚支持枠部23、24の上にもも、ふくらはぎを載せて使用することができるため、就寝者の体型、状況などに応じて前記角度、高さを微調整することにより快適性が一層向上する。しかも脚支持枠部6は平行クランク機構26によって持上げらることから、後の直線運動器10による昇降機構が簡単な構造となり、第1、第2の脚支持枠部23、24をスムースに昇降することができる。
このようにベッド1においては、前の直線運動器9及び後の直線運動器10は、ベッド幅方向に並んでかつ平行しかもロッド12を逆向きにしてコンパクトに配置され、駆動機器が纏まって配置される。そのため就寝者及び寝具を載せた上半身支持枠部5、脚支持枠部6を持上げるため相当大きな出力でロッドを押し出すために起きる騒音、振動の発生源が一箇所に集中することから、防音、防振処置を容易に行なえるとともに、就寝者に与える悪影響も最小限に抑制できる。
尚、叙上の説明は本発明の実施の形態を例示したものである。従って本発明の技術的範囲はこれに何ら限定されるものではなく、前記した実施の形態の他にも、各種の変形例が含まれる。
本発明の一実施の形態を例示する斜視図である。 その要部分解斜視図である。 その正面図である。 その要部拡大図である。 その斜視図である。 さらにその要部拡大図である。 (A)(B)(C)は、上半身支持枠部の動作状態を順次説明する正面図である。 (A)(B)(C)は、脚支持枠部の動作状態を順次説明する正面図である。 従来例の正面図である。 その上半身支持枠部の動作状態を説明する略図である。 その脚支持枠部の動作状態を説明する略図である。
符号の説明
1 ベッド
2 寝具載置面
3 寝具受け枠
4 ベッド枠体
5 上半身支持枠部
6 脚支持枠部
7 前のアーム体
8 後のアーム体
9 前の直線運動器
10 後の直線運動器
11 駆動装置
12 ロッド
13 基軸
14 受部
15 前の回動軸
16 後の回動軸
17 前の駆動片
18 後の駆動片
19 軸受け部
20 背支持枠部
21 傾動部
22 頭支持枠部
23 第1の脚支持枠部
24 第2の脚支持枠部
25 リンク
26 平行クランク機構

Claims (3)

  1. 寝具を載置する寝具載置面を有する寝具受け枠と、該寝具受け枠を支持するベッド枠体とを具えたベッドであって、
    前記寝具受け枠は、就寝者の頭部が向く前側部分に配され、かつ就寝者の上半身を受ける上半身支持枠部と、前記上半身支持枠部の反対の後側部分に配され、かつ就寝者の脚を受ける脚支持枠部とを含むとともに、
    前記上半身支持枠部の後端部、及び前記脚支持枠部の前端部が、前記ベッド枠体に枢支され、
    前記ベッド枠体は、前記ベッド全体を支持する支持台、この支持台と寝具受け枠との間に設けられる基枠、及び寝具受け枠を動作させる駆動装置とを含み、
    前記基枠は、ベッド幅方向の両側部に向き合って一対が配置される側枠と、この一対の側枠の間に架け渡されてベッド幅方向にのびる横軸とを含み、
    前記駆動装置は、前記ベッド枠体に固着され、かつ前後にのびる基軸、
    前記基軸の前端部に配置され、かつベッド幅方向にのびる前の回動軸、
    前記基軸の後端部に配置され、かつベッド幅方向にのびる後の回動軸、
    前後方向に伸び縮みするロッドにより、前記前の回動軸を回動させる前の直線運動器、
    前後方向に伸び縮みするロッドにより、前記後の回動軸を回動させる後の直線運動器、
    前記前の回動軸に固着されて前方へのび、かつ先端部が前記上半身支持枠部の取り付けられる前のアーム体、及び
    前記後の回動軸に固着されて後方へのび、かつ先端部が前記脚支持枠部に取り付けられる後のアーム体を含み、
    前記前の直線運動器及び前記後の直線運動器は、互いにベッド幅方向に並び、かつ各々の前記ロッドを前、後逆の向きにして前記基軸に支持され、
    前記前の直線運動器は、前記ロッドの押し動作により、前記前の回動軸を介して前記前のアーム体を上向き回動させて、前記上半身支持枠部を持ち上げるとともに、
    前記後の直線運動器は、前記ロッドの押し動作により、前記後の回動軸を介して前記後のアーム体を上向き回動させて、前記脚支持枠部を持上げ、
    前記前、後の回動軸は、その中央部が、前記基軸の両端に設けられる軸受け部に枢支されるとともに、その両端部が、前記基枠の前記側枠に枢支されることを特徴とするベッド。
  2. 前記上半身支持枠部は、後端部が前記ベッド枠体に枢支されるとともに就寝者の背中を受ける背支持枠部、及び該背支持枠部と一直線となる伸展状態と、該背支持枠部に対して持ち上げられてかつ前端を上向きに傾動しうる頭部リクライニング状態とに変化させる傾動部を介して、前記背支持枠部の前端部に取付けられる頭支持枠部とを含み、
    前記前のアーム体の先端部は、前記頭支持枠部の下面に摺接して上半身支持枠部を持上げることを特徴とする請求項1に記載のベッド。
  3. 前記脚支持枠部は、前端部が前記ベッド枠体に枢支されるとともに就寝者のももを受ける第1の脚支持枠部と、前端部が該第1の脚支持枠部の後端部に折り曲げ可能に取り付けられ、かつ就寝者のふくらはぎを受ける第2の脚支持枠部とを含み、
    前記第2の脚支持枠部の後端部とベッド枠体とを、第1の脚支持枠部と略同長さのリンクにより接続して、前記リンク、第1の脚支持枠部、第2の脚支持枠部、及びベッド枠体によって平行クランク機構を形成するとともに、前記後のアーム体の先端部は、前記第1の脚支持枠部の下面に摺接して脚支持枠部を持上げることを特徴とする請求項1又は2に記載のベッド。
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