JP2002282069A - 家 具 - Google Patents

家 具

Info

Publication number
JP2002282069A
JP2002282069A JP2001087772A JP2001087772A JP2002282069A JP 2002282069 A JP2002282069 A JP 2002282069A JP 2001087772 A JP2001087772 A JP 2001087772A JP 2001087772 A JP2001087772 A JP 2001087772A JP 2002282069 A JP2002282069 A JP 2002282069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furniture
seat
functions
bed
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001087772A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kobayashi
斉 小林
Yoshitaka Tsuji
吉隆 辻
Fuki Onishi
芙紀 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP2001087772A priority Critical patent/JP2002282069A/ja
Publication of JP2002282069A publication Critical patent/JP2002282069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Chairs (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成を通じて多様な目的、用途に適合し
得る汎用性に富んだ家具を提供する。 【解決手段】背1を起立させることによって椅子として
機能し、背1を座2の隣接位置にほぼ水平に倒すことに
よってベッドとして機能するように構成された家具本体
Aを構成するにあたり、家具本体Aがベッドとして機能す
る際に、その背1が座2と座以外の部位である補助家具
本体Bとの間に架け渡されて横架材として働くように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院の病室等のよ
うにスペース的な制約の多い場所に配置して利用可能な
家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院の病室などでは、付き添いで看護や
介護をする者、或いは見舞い客などのために、椅子や、
スツール、折り畳み式の簡易ベッド等が必要に応じて用
意されているのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの家
具は個々に用途及び機能が家具ごとに固有のものであ
る。このため、複数の用途や機能を同時に要求する場合
には、椅子、スツール、簡易ベッドなどの各種家具を床
分配置しなければならない。このため、備品が増え、ス
ペース的な制約の多い病室が更に狭くなってしまうとい
う不都合がある。また、不使用時にベッドを折り畳んで
室内に配置すると、邪魔である上に、室内の美観を損ね
る原因ともなる。
【0004】本発明は、これらの不都合に鑑みてなされ
たものであって、簡易な構成を通じて、多様な目的、用
途に適合させることのできる汎用性に富んだ家具を実現
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解消する
ために、本発明は、次のような手段を講じたものであ
る。
【0006】すなわち、本発明の家具は、背を起立させ
ることによって椅子として機能し、背を座の隣接位置に
ほぼ水平に倒すことによってベッドとして機能するよう
に構成された家具本体を具備するものであって、家具本
体がベッドとして機能する際に、その背が座と座以外の
部位との間に架け渡されて横架材として働くように構成
されていることを特徴とする。
【0007】このように構成すれば、この家具をベッド
若しくは椅子として兼用することができるので、単独で
ベッド及び椅子を配置する場合に比べて、スペースの有
効利用を図ることができ、美観を損ねる原因となること
も有効に回避することができる。しかも、椅子の背が、
ベッドとして機能する際に座と座以外の部位との間に掛
け渡されて横架材として働くように構成されており、背
自体に剛性を付与すれば、両機能を十分に発揮し得る。
このため、背を片持ち的に支持したり、背に出し入れ可
能に脚を付帯させる等といった構造を採用する場合に比
べて、構造の簡素化やコストダウンを有効に図ることが
できる。
【0008】家具本体をベッドとして機能させる際の使
用状態を確実なものにするためには、背の先端側に、座
以外の部位に引っ掛けるための引っ掛け部を設けておく
ことが望ましい。
【0009】具体的な実施の態様としては、家具本体が
椅子として機能する状態から、背を上方へ持ち上げ、回
転させることによって、先端側をほぼ水平に延出させ、
基端側を家具本体の座近傍に支持させ得るようにしてい
るものが挙げられる。
【0010】或いは、家具本体を椅子として機能させる
際に、背を、起立姿勢で上方から降下させてその基端側
を家具本体に設けた枠体状の支持受け部に挿入し得るよ
うにしているものも好適である。
【0011】本発明の機能をより有効に高めるために
は、座以外の部位が、単独でスツールとして機能し、背
の先端側を掛け渡した際にベッドの一構成要素として機
能する補助家具本体であるものが特に望ましい。
【0012】この場合に、背と補助家具本体とを適切に
連結するためには、補助家具本体が、座を基体から退避
させ得るものであり、退避状態で背の先端側の引っ掛け
部を係わり合わせることのできる係合部を基体上に表出
させ、この係合部に引っ掛け部を係わり合わせた後に座
を戻すことによって、引っ掛け部及び係合部を介して背
と補助家具本体とを連結するようにしていることが好ま
しい。
【0013】以上において、この家具の使い勝手を良好
なものにするためには、家具本体が椅子として機能する
際に座の上に二重にクッション材を備え、家具本体がベ
ッドとして機能する際に上部側のクッションを座側から
背側に移し替え得るようにしているものや、補助家具本
体がスツールとして機能する際に座の上に二重にクッシ
ョンを備え、背を掛け渡してベッドの一構成要素として
機能する際に上部側のクッションを座側から背側に移し
替え得るようにしているもの、さらには、家具本体が椅
子として機能する状態で背の上端側に着脱可能に補助ク
ッション材を備え、この補助クッション材を、家具本体
がベッドとして機能する状態で枕として利用し得るよう
にしているものが挙げられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0015】この実施形態の家具は、図1〜図3に示す
ように、背1を起立させることによって椅子として機能
し、背1を座2の隣接位置にほぼ水平に倒すことによっ
てベッドとして機能するように構成された家具本体A
と、単独でスツールとして機能し、背1の先端側を掛け
渡した際にベッドの一構成要素として機能する補助家具
本体Bとを具備している。
【0016】具体的に説明すると、家具本体Aは、図2
及び図4に示すように、左右に対をなして対向する枠体
状の脚要素31の間を丸パイプ状をなす上部の前後横架
材32、33及び底部の横架材34によって連結してな
る脚3を具備し、この脚3に座2を構成する座板21を
支持させたものである。座板21は、前後に対をなす横
桟21a、21bの上面間を所定ピッチで配列、掛け渡
した複数の縦桟21cを介して連結した構成からなるも
ので、縦桟21cの両端部は横桟21a、21bから若
干突出した位置に位置づけられており、その縦桟21c
の突出部の下面と横桟21bとの間に樹脂製のパイプ部
材(図示省略)が装着してある。そして、このパイプ部
材の中に前記上部後端側の横架材33が通過するように
両者を連結して、座2が図4(c)に示すようにその横
架材33を支点に跳ね上げ動作を行い得るようにしてい
る。
【0017】一方、背1は、上下に対をなす横桟11
a、11bの上面間を所定ピッチで配列、掛け渡した複
数の縦桟11cを介して連結した背板11を主体として
構成されているもので、各々の縦桟11cは前記座板2
1を構成する縦桟21cと縦桟21cの配列方向の隙間
に緊密に通過するように組み込まれている。この場合
も、縦桟11cの両端部は横桟11a、11bから若干
突出した位置に位置づけられている。
【0018】そして、家具本体Aのうち、座2の後端部
近傍の下方位置に、底部横架材34に支持させて枠体状
の支持受け部34aを設けている。この支持受け部34a
は、家具本体Aを椅子として機能させる際に、背1を起
立姿勢で上方から降下させ、その基端側に突出する縦桟
11cをその支持受け部34a内に挿入し得るようにし
たものである。具体的には、この支持受け部に背板11
の縦桟11cの先端が挿入され、背板11の横桟11b
と支持受け部34aとが干渉した位置で、背板11はこ
の支持受け部34aと座板21の後端側の横桟21bと
によって起立姿勢を保持されるようになっている。
【0019】したがって、この家具本体Aは、上記構成
に基づいて、家具本体Aが椅子として機能する状態か
ら、図4(c)に示すように背1を上方へ持ち上げ、回
転させることによって、先端側をほぼ水平に延出させ、
背板11の基端側に位置する横桟11bを座板21の縦
桟21cの後端側の下面に重合させて、背板11の後端
側の横架材33上に支持させ得るようにしている。そし
て、この状態で座板21と背板11が面一となり、横桟
11b、21b同士が座板21と背板11の離反を禁止
する位置関係下に隣接するようになっている。
【0020】一方、補助家具本体Bは、図5に示すよう
に、左右に対をなして対向する枠体状の脚要素131の
間を丸パイプ状をなす上部の前後横架材133、132
及び底部の横架材134によって連結してなる脚103
を具備し、この脚103に座102を構成する座板12
1を支持させたものである。座板121は、前後に対を
なす横桟121b、121aの上面間を所定ピッチで配
列、掛け渡した複数の縦桟121cを介して連結した構
成からなるもので、縦桟121cの両端部は横桟121
a、121bから若干突出した位置に位置づけられてお
り、その縦桟121cの突出部の下面と横桟121aと
の間に樹脂製のパイプ部材(図示省略)が装着してあ
る。そして、このパイプ部材の中に前記上部後端側の横
架材132が通過するように両者を連結して、座102
が図5(c)に示すようにその横架材132を支点に跳
ね上げ動作を通じて退避可能とされている。
【0021】そして、家具本体Aがベッドとして機能す
る際に、図1及び図6に示すようにその背1を家具本体
Aと補助家具本体Bとの間に架け渡して横架材として用い
るようにしている。具体的には、補助家具本体Bの座板
121を図7(1)に示すように退避させた状態で横架
材133が座102の下方に位置する基体上に表出する
ため、この横架材133を本発明の係合部とし、また背
1の先端側の横桟11aを本発明の引っ掛け部として、
背板11を同図(2)のように回動降下させることによ
って横桟11aを横架材133を越えた位置に係わり合
わせ、しかる後に座102を同図(3)のように戻すこ
とによって、座板121と背板11が面一となり、横架
材133と横桟11aとが座板121と背板11の離反
を禁止する位置関係下に隣接するようになっている。
【0022】なお、各図に示すように、家具本体Aが椅
子として機能する状態で座板2の上に二重にクッション
材41,42を備え、家具本体Aがベッドとして機能す
る状態で上部側のクッション材41を座2側から背1側
に移し替え得るようにしている。また、補助家具本体B
がスツールとして機能する状態で座102の上に二重に
クッション材141,142を備え、背1を掛け渡して
ベッドの一構成要素として機能する状態で上部側のクッ
ション材141を座102側から背1側に移し替え得る
ようにしている。これらの移し替えは、図8に示すよう
にクッション材41,141を反転させることによって
容易に行うことができる。さらに、家具本体Aが椅子と
して機能する状態で背1の上端側に着脱可能に補助クッ
ション材5を備え、このクッション材5を、家具本体A
がベッドとして機能する状態で枕として利用し得るよう
にしている。これらのクッション材41,42、14
1,142,5を高密度ウレタンを防水シートで包んで
構成しておけば、中まで液体が浸透することを防止で
き、表面の張地は取り外し、容易に洗濯することができ
る。クッション材41,42,141,142,5は、
面ファスナー付きのベルト等を用いて簡単に着脱できる
ようにしておくことが有効である。
【0023】また、スツールとして機能する補助家具本
体Bにはバスケット105がセットされており、座板1
21を跳ね上げれば、バスケットに毛布等の物品を容易
に出し入れすることが可能となっている。
【0024】以上のようにして、本実施形態の家具は、
背1を起立させることによって椅子として機能し、背1
を座2の隣接位置にほぼ水平に倒すことによってベッド
として機能するように構成された家具本体Aを具備する
ものであり、家具本体Aがベッドとして機能する際に、
その背1が座2と座以外の部位との間に架け渡されて横
架材として働くように構成されているものである。
【0025】このため、この家具をベッド若しくは椅子
として兼用することができ、単独でベッド及び椅子を配
置する場合に比べて、スペースの有効利用を図ることが
できる。しかも、椅子の背1がベッドとして機能する際
に座2と座以外の部位との間に掛け渡されて横架材とし
て働くように構成されており、背1自体に剛性を付与す
れば、椅子としての機能及びベッドとしての機能を十分
に両立させて発揮し得る。このため、背1を片持ち的に
支持したり、背1に出し入れ可能に脚を付帯させる等と
いった構造を採用する場合に比べて、構造の簡素化やコ
ストダウンも有効に図ることができ、複雑なメカを使用
しないためメンテナンスも不要にし、シンプルな構造を
通じて取り扱いにも便ならしめることができる。特に、
この実施形態のものは、座板21や背板11を格子状に
しているので、軽量化を図ると同時にデザインも良好な
ものにすることができる。
【0026】また、背1の先端側に、座2以外の部位に
引っ掛けるための引っ掛け部である横桟11aを設けて
おり、家具本体Aをベッドとして機能させる際に、縦桟
11c、121c同士を噛み合わせ、横桟11aと横架
材133とを係合させて、家具本体Aの背1と補助家具
本体Bとの幅方向の位置決めを行い、かつ長手方向の離
反を禁止するようにしているので、使用状態を確実なも
のにして、ベッドとして使用する際の安全性を有効に向
上させることができる。
【0027】具体的には、家具本体Aが椅子として機能
する状態から、背1を上方へ持ち上げ、回転させること
によって、先端側を水平に延出させ、基端側を家具本体
Aの座近傍に支持させるようにしているので、操作を極
めて簡便なものにすることができる。
【0028】また、家具本体Aをベッドとして機能して
いる状態から椅子として機能させるために、背1を、起
立姿勢で上方から降下させてその基端側を家具本体Aに
設けた枠体状の支持受け部34aに挿入するようにして
いるため、背1をどこに差し込んだらよいかが明確であ
り、この誘導作用により背1に対する操作性を有効に向
上させることができる。
【0029】特に、座以外の部位である補助家具本体B
が、単独でスツールとして機能し、背1の先端側を掛け
渡した際にベッドの一構成要素として機能するものであ
るため、何れの態様においても上記家具本体Aと共に無
駄なく利用され、本発明の効果をより実効あらしめるこ
とができる。
【0030】この場合に、補助家具本体Bが、座102
を基体である脚103側から退避させ得るものであり、
退避状態で背1の先端側の引っ掛け部たる横桟11aを
係わり合わせることのできる係合部たる横架材133を
脚103上に表出させ、この横架材133に横桟11a
を係わり合わせた後に座102を戻すことによって、背
板11の先端の一部を座板121の下に潜り込ませた状
態で横桟11a及び横架材133を介して背1と補助家
具本体Bを連結するようにしている。このため、背1と
補助家具本体Bとを容易かつ適切に連結することができ
る。
【0031】なお、座板21,121は共に跳ね上げ可
能であるため、例えば背板11の横桟11aを操作段階
でうまくスツールに引っ掛けられなかった場合に、座板
21が跳ね上がってこじれ力により破損することが防止
される。
【0032】以上において、この実施形態は、家具本体
Aが椅子として機能する際に座2の上に二重にクッショ
ン材41,42を備え、家具本体Aがベッドとして機能
する際に上部側のクッション41を座2側から背1側に
移し替え得るようにしているとともに、補助家具本体B
がスツールとして機能する際に座2の上に二重にクッシ
ョン141,142を備え、背1を掛け渡してベッドの
一構成要素として機能する際に上部側のクッション材1
41を座102側から背1側に移し替え得るようにして
おり、更には、家具本体Aが椅子として機能する状態で
背1の上端側に着脱可能に補助クッション材5を備え、
この補助クッション材5を、家具本体Aがベッドとして
機能する状態で枕として利用し得るようにしている。こ
のため、ベッド、椅子、スツールの何れの態様で使用す
る際にも良好な着座感を得ることができ、クッション材
が余って邪魔になるような事も有効に防止することが可
能となる。
【0033】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載される効果を奏する。
【0035】すなわち、本発明の家具は、家具本体が選
択的に椅子又はベッドとして機能し得るように構成され
たものにおいて、家具本体がベッドとして機能する際
に、その背を座と座以外の部位との間に架け渡して横架
材として働かせるようにしたものである。
【0036】このため、簡素な構造を通じて切り替え機
能を有効に実現することができ、これにより病室等にお
ける家具の有効利用、スペースの有効利用に資すること
ができるとともに、家具自体の軽量化やコストダウンも
有効に図り、取り扱いにも便ならしめることができる。
【0037】背の先端側に、座以外の部位に引っ掛ける
ための引っ掛け部を設けておくようにすれば、家具本体
をベッドとして機能させる際の使用状態を確実なものに
して安全性を有効に高めることができる。
【0038】家具本体が椅子として機能する状態から、
背を上方へ持ち上げ、回転させることによって、先端側
を水平に延出させ、基端側を家具本体の座近傍に支持さ
せ得るようにしておけば、簡易な操作を通じて機能の切
り替えを有効に行うことができる。
【0039】家具本体を椅子として機能させる際に、背
を、起立姿勢で上方から降下させてその基端側を家具本
体に設けた枠体状の支持受け部に挿入し得るようにして
おけば、挿入先を明確にして、その誘導作用により切り
替え操作に一層便ならしめることができる。
【0040】座以外の部位が、単独でスツールとして機
能し、背の先端側を掛け渡した際にベッドの一構成要素
として機能する補助家具本体である場合には、ベッドと
して機能する状態から、分解することによって2つの椅
子を構成することができるので、狭小なスペースにおけ
る家具の利用効率を一層有効に高めることができる。
【0041】補助家具本体が、座を基体から退避させ得
るものであり、退避状態で背の先端側の引っ掛け部を係
わり合わせることのできる係合部を基体上に表出させ、
この係合部に引っ掛け部を係わり合わせた後に座を戻す
ことによって、引っ掛け部及び係合部を介して背と補助
家具本体とを連結するようにしておけば、背と補助家具
本体とを簡易かつ確実に連結することができる。
【0042】以上において、椅子やスツールに二重のク
ッション材を備え、ベッドとして利用する際にクッショ
ン材をベッド上に展開できるようにしたり、背の上端側
に設けた補助クッション材をベッド上で枕として利用で
きるようにしておけば、家具の使い勝手を良好なものに
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をベッドとして機能する状
態において示す斜視図。
【図2】同実施形態を椅子として機能する状態において
示す斜視図。
【図3】同実施形態をスツールとして機能する状態にお
いて示す斜視図。
【図4】図2を三方から見た図。
【図5】図3を三方から見た図。
【図6】図1を三方から見た図。
【図7】同実施形態の作用説明図。
【図8】同実施形態の作用説明図。
【符号の説明】
1…背 2…座 5…補助クッション材 11a…横架材(横桟) 34a…支持受け部 41,42、141,142…クッション材 133…係合部(横架材) A…家具本体 B…補助家具本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B060 AA02 AB05 AB06 AB08 3B095 EA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背を起立させることによって椅子として機
    能し、背を座の隣接位置にほぼ水平に倒すことによって
    ベッドとして機能するように構成された家具本体を具備
    するものであって、 家具本体がベッドとして機能する際に、その背が座と座
    以外の部位との間に架け渡されて横架材として働くよう
    に構成されていることを特徴とする家具。
  2. 【請求項2】背の先端側に、座以外の部位に引っ掛ける
    ための引っ掛け部を設けている請求項1記載の家具。
  3. 【請求項3】家具本体が椅子として機能する状態から、
    背を上方へ持ち上げ、回転させることによって、先端側
    をほぼ水平に延出させ、基端側を家具本体の座近傍に支
    持させ得るようにしている請求項1又は2記載の家具。
  4. 【請求項4】家具本体を椅子として機能させる際に、背
    を、起立姿勢で上方から降下させてその基端側を家具本
    体に設けた枠体状の支持受け部に挿入し得るようにして
    いる請求項3記載の家具。
  5. 【請求項5】座以外の部位が、単独でスツールとして機
    能し、背の先端側を掛け渡した際にベッドの一構成要素
    として機能する補助家具本体である請求項1,2、3又
    は4記載の家具。
  6. 【請求項6】補助家具本体が、座を基体から退避させ得
    るものであり、退避状態で背の先端側の引っ掛け部を係
    わり合わせることのできる係合部を基体上に表出させ、
    この係合部に引っ掛け部を係わり合わせた後に座を戻す
    ことによって、引っ掛け部及び係合部を介して背と補助
    家具本体とを連結するようにしている請求項5記載の家
    具。
  7. 【請求項7】家具本体が椅子として機能する状態で座の
    上に二重にクッション材を備え、家具本体がベッドとし
    て機能する状態で上部側のクッション材を座側から背側
    に移し替え得るようにしている請求項1,2、3,4,
    5又は6記載の家具。
  8. 【請求項8】補助家具本体がスツールとして機能する状
    態で座の上に二重にクッション材を備え、背を掛け渡し
    てベッドの一構成要素として機能する状態で上部側のク
    ッション材を座側から背側に移し替え得るようにしてい
    る請求項5又は6記載の家具。
  9. 【請求項9】家具本体が椅子として機能する状態で背の
    上端側に着脱可能に補助クッション材を備え、この補助
    クッション材を、家具本体がベッドとして機能する状態
    で枕として利用し得るようにしている請求項1,2,
    3,4,5,6,7又は8記載の家具。
JP2001087772A 2001-03-26 2001-03-26 家 具 Pending JP2002282069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087772A JP2002282069A (ja) 2001-03-26 2001-03-26 家 具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087772A JP2002282069A (ja) 2001-03-26 2001-03-26 家 具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002282069A true JP2002282069A (ja) 2002-10-02

Family

ID=18942973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001087772A Pending JP2002282069A (ja) 2001-03-26 2001-03-26 家 具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002282069A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100909936B1 (ko) * 2007-11-16 2009-07-29 인제대학교 산학협력단 공간 절약형 다기능 가구
KR101016687B1 (ko) * 2010-11-18 2011-02-25 조항민 비행기의 좌석 구조
KR101550858B1 (ko) 2014-03-25 2015-09-07 인제대학교 산학협력단 공간 활용을 위한 병실용 다목적 시스템 가구
CN112237342A (zh) * 2020-09-11 2021-01-19 西安交通大学 一种能够变形的智能一体化家具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100909936B1 (ko) * 2007-11-16 2009-07-29 인제대학교 산학협력단 공간 절약형 다기능 가구
KR101016687B1 (ko) * 2010-11-18 2011-02-25 조항민 비행기의 좌석 구조
KR101550858B1 (ko) 2014-03-25 2015-09-07 인제대학교 산학협력단 공간 활용을 위한 병실용 다목적 시스템 가구
CN112237342A (zh) * 2020-09-11 2021-01-19 西安交通大学 一种能够变形的智能一体化家具
CN112237342B (zh) * 2020-09-11 2021-12-28 西安交通大学 一种能够变形的智能一体化家具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10021989B2 (en) Modular user-assembled adjustable, and high-low adjustable beds
US9468304B2 (en) Sleeper sofa
CA1160554A (en) Folding bed chair with detachable cushions
ES2968912T3 (es) Estructura de marco de hierro de sofá y sofá
US8091159B2 (en) Mechanism and mattress for sofabed
US20140352056A1 (en) Extendable and flip-over convertible seat
US20170280880A1 (en) Modular user-assembled adjustable, and high-low adjustable beds
CA3162107A1 (en) Sofa bed with glide system
US8225438B2 (en) Seating unit convertible to bed
CN112535594A (zh) 一种自助式可逆床-椅变姿移位装置
US6594833B2 (en) Sofa bed with bedding compartment
JP2002282069A (ja) 家 具
JP2009125339A (ja) ベッド
KR101468048B1 (ko) 다용도 목욕의자
JP2006314690A (ja) 介護用ベッド
US20040187206A1 (en) Convertible furniture assembly
KR102270091B1 (ko) 접이식 휠체어
JP2004195209A (ja) ベッド
KR200165584Y1 (ko) 다기능 침대
JP7177884B1 (ja) 寝具吊下収納型ソファーベッド
JP3591785B2 (ja) 他用途組み換え可能なベビーベッド
CA2128346A1 (en) Sofa sleeper deck with welded grid panels
JP3561161B2 (ja) リクライニングチェア
US257483A (en) Invalid-bedstead
US2257497A (en) Combination bed and chair