JP4316552B2 - 介護用ベッドシステム - Google Patents

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Description

本発明は、自力での寝起き等身体が不自由な要介護者が使用する介護用ベッドシステムに関するものである。
従来、自力での寝起き等身体が不自由な要介護者、例えば寝たきり老人等の要介護者が用いる所謂介護用のベッドが種々提案されている。
例えば、ケアする人の負担を軽減するための車椅子要件溶解誤用ベッド(特開2004−208985)、被介護者の入浴を容易に行うことができるベッド(特開2001−218798)、寝てる人が背を起こす動作を助勢する機能を備えたベッド(特開2000−166983)、排泄を行えるベッド(特願平10−033595)等がある。
特開2004−208985号公報 特開2001−218798号公報 特開2000−166983号公報 特願平10−033595号公報
本発明は、ベッド上における要介護者のおむつや被服の着せ換え、或いは又、当該ベッドと車椅子との間の乗り換え移動に際して、介護者の労力を軽減させる介護用ベッドシステムの提供を目的とする。
請求項1の介護用ベッドシステムの発明は、昇降自在な本ベッドと、前記本ベッドの天井側に在って前記本ベッドの天井側と当該天井外の他所とを移動自在に設けられた移動体と、
前記移動体に着脱自在に係止される懸架手段とを備え、
前記懸架手段は、本ベッドの長手方向に寝る要介護者に対して身体の複数の所要部位の本ベッドとの間に当該本ベッドの幅方向に抜き差し自在に差し込まれる受板と、当該各受板の両端を各々係脱自在に前記移動体から吊り支える吊り部材とを備え、
前記本ベッドを降下させることにより、要介護者を懸架手段の複数の受板で支持し、支持した状態にて前記移動体を介して本ベッド上から他所へ移動可能に構成したことを特徴とする。
請求項2の介護用ベッドシステムの発明は、昇降自在な本ベッドと、前記本ベッドに隣設された昇降自在な仮ベッドと、前記本ベッド及び仮ベッドの天井側に在って両ベッドの天井間を移動自在に設けられた移動体と、前記移動体に着脱自在に係止される懸架手段とを備え、
前記懸架手段は、本ベッドの長手方向に寝る要介護者に対して身体の複数の所要部位において、身体と本ベッドとの間に当該本ベッドの幅方向に抜き差し自在に差し込まれる受板と、当該各受板の両端を各々係脱自在に前記移動体から吊り支える吊り部材とを備え、
前記本ベッドを降下させることにより、前記懸架手段の複数の受板によって支えた要介護者を空中支持した状態にて、前記移動体を介して本ベッド上から仮ベッド上に移動させ、仮ベッドを上昇させることによって、当該仮ベッドに要介護者を載せ、或いは逆に、仮ベッドに載せた要介護者を前記懸架手段及び移動体を同様に用いて本ベッドに移動可能に構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の介護用ベッドシステムにおいて、身体の複数の所要部位は、少なくとも頭部、背部、腰部、臀部及び足部であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3の介護用ベッドシステムにおいて、仮ベッドの下半身側部位に当該仮ベッドと共に昇降する車椅子乗入自在凹枠を設け、 仮ベッド側において、車椅子への乗り降りを自在としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2又は請求項3の介護用ベッドシステムにおいて、仮ベッドの下半身側部位に当該仮ベッドと共に昇降する車椅子乗入自在凹枠を設けると共に、当該車椅子乗入自在凹枠も乗入れ自在な車椅子を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5の介護用ベッドシステムにおいて、車椅子は、車椅子乗入自在凹枠に乗入れた状態において、当該車椅子の座部面が仮ベッドベッド表面と一致又は略一致することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項4乃至請求項6の何れか一項に記載の介護用ベッドシステムにおいて、車椅子は、車椅子乗入自在枠に乗入れた状態において、座部面に対して回動自在に設けられた背当部が仮ベッドベッド表面と一致又は略一致するよう傾動し、当該背当部の背当接面が前記座部面と水平状態となることを特徴とする介護用ベッドシステム。
請求項8の発明は、請求項7の介護用ベッドシステムにおいて、車椅子の背当部は、当該背当部が要介護者を当該車椅子に乗り降りさせる際に、適度な傾斜を保つように受板が取り外された何れか一対の吊り部材にて、当該背当部の両側縁が係脱自在に係止されることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の介護用ベッドシステムにおいて、各受板と各受板の両端側に一方が係止され他方が移動体に係止される各吊り部材とは、各々係止部位において係脱自在に係止されることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項2乃至請求項7の何れか一項に記載の介護用ベッドシステムにおいて、本ベッドと仮ベッドとは平行且つ近接され、移動体は本ベッドと仮ベッドと天井側間に設けられた直線的軌道を介して手押しにて移動自在に構成したことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の介護用ベッドシステムにおいて、受板の上面を当該面に当接される身体部位の表面形状に相応する相補形状としたことを特徴とする。
請求項1乃至請求項10の発明によれば、何れも、ベッドから要介護者を移動させる際には、ベッドに横たわる要介護者とベッドとの間に、適当間隔にて受板を差し込み、各受板の両端を吊り部材を介して移動体に係止させた後、当該ベッドを降下させることにより、前記受板と吊り部材とからなる懸架手段によって、要介護者を相対的に移動体から吊り下げた状態として、例えば、ベッド再セット作業等容易に、当該ベッド上から他所へ要介護者を移動させることができる。
又、他所からベッド上に要介護者を移動させる際には、移動体から吊り下げた状態のまま、要介護者を当該ベッドの上方に移動させた後、当該ベッドを上昇させ、要介護者を相対的にベッドに横たえた状態にしてから、吊り部材を外し、受板を引き抜く、だけで済む。
従って、要介護者の腕や肩や胴等の体の一部を支え持ちながら要介護者を移動させていた従来の要介護者移動労力に較べて、介護者が直接要介護者を肉体的に支える必要が無いので、介護者の労力を大幅に軽減させることができ、非力な者であっても介護することができる。
請求項2乃至請求項10の発明によれば、何れも、本ベッドと仮ベッドとの間で、要介護者を容易に移動させることができるので、本ベッド側でのベッドの再セット作業を、要介護者に負担を掛けず容易に行うことができると共に、従来本ベッド上で行われていた排尿や用便或いは体拭き等の作業を、仮ベッド側にて行うことができるので、本ベッドの衛生状態を良好に保つことができると共に、要介護者を本ベッドに移動させた後に、仮ベッド側での作業の後始末を十分な余裕の下でおこなうことができるので、要介護者に肉体的精神的の何れにおいても負担を掛けない介護を行うことができる。
請求項3の発明によれば、要介護者の体を支える受板は、少なくとも頭部、背部、腰部、臀部及び足部に各々1枚或いは又複数枚毎差し込まれるので、全身で横たわる要介護者をベッド上に横たわった状態のままにて、安定支持し、移動体に懸架させることができる。
請求項4の発明によれば、要介護者を仮ベッド側において、従来に較べて、介護者が労力を用いずに、容易に車椅子に乗り降りさせることができる。
請求項5の発明によれば、要介護者が車椅子に乗った状態のままで、仮ベッドの車椅子乗入自在凹枠に乗入れ自在に構成され、且つ、仮ベッドの下半身側スペースに前記凹枠が設けられているので、要介護者の車椅子への乗り降りが従来に較べて、介護者が労力を用いずに、容易に行うことができる。
請求項6の発明によれば、車椅子の座部面と仮ベッドベッド表面とを水平状態にすることができるので、懸架手段で水平状態に吊り下げられた要介護者の下半身(臀部や足部)を車椅子の座部面に容易に位置させることができ、要介護者を容易に車椅子に移乗させることができると共に、
車椅子に乗せられた要介護者(の上半身)をベッド表面に容易に横たわらせることができ、水平状態の前記座部面と仮ベッドベッド表面との上で、適宜受板を差し込んで吊り部材を介して移動体に係止させるだけで、要介護者を水平移動可能な懸架状態とすることができるので、車椅子からベッド(本ベッド)へ要介護者を容易に移動させることができる。
請求項7の発明によれば、車椅子の背当部が仮ベッドベッド表面と一致するよう車椅子の座部に対して回動自在としているので、車椅子への乗り降りを更に容易にすることができる。
請求項8の発明によれば、車椅子の背当部を仮ベッドベッド表面と水平に重ねた際に、当該背当部の両サイドの長さ方向中央部位を、当該部位付近に位置する受板を引き外した後の吊り部材にて係脱自在に係止することによって、仮ベッドの降・昇に応じて、即ち、降の場合には、背当部が背当部として機能するように傾動し、昇の場合には、背当部が仮ベッド表面に水平に重なるように傾動するので、車椅子への乗り降りに際して、介護者は従来のように要介護者の体のあちこちを支えながら体力任せで作業をする必要がなく、要介護者の少なくとも上半身の荷重を、前記吊り部材に懸架された背当部に委ねた状態にて、容易に乗り降りさせることができる。
請求項9の発明によれば、懸架手段を構成する受板と吊り部材との組み付け解体を容易且つ迅速に行うことができる。
請求項10の発明によれば、移動範囲を最短距離とすることができると共に、ベッド2つを平行に近接させた立体的省スペース内に本発明の介護用ベッドシステムを有効に設置することができる。
請求項11の発明によれば、受板の揺れに対して要介護者を安定支持することができると共に、要介護者の身体に対する圧迫を軽減させることができる。
以下、本発明を、昇降自在な本ベッド(第1のベッド)と、前記本ベッドに隣設された昇降自在な仮ベッド(第2のベッド)と、前記本ベッド及び仮ベッドの天井側に在って両ベッドの天井間を移動自在に設けられた移動体と、前記移動体に着脱自在に係止される懸架手段とを備えた、介護用ベッドシステムを図に基づいて説明する。
図1は平面的概念図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4は平面図、図5はおむつ交換工程説明図、図6は衣類着せ換え工程説明図である。
図1乃至図4において、図中の符号1は介護用ベッドシステムであり、この介護用ベッドシステム1は、床が昇降駆動手段(以下、本ベッド昇降駆動手段とも言う)21によって昇降自在な本ベッド2(図2参照)と、この本ベッド2の天井側に在って、この本ベッド2の天井側とこの天井側から離れた他所、この実施例では仮ベッド3の天井側との間を移動自在に設けられた移動体4(図2乃至図4参照)と、前記移動体4に係脱自在に係止される懸架手段5(図2参照)とを備えている。
ベッド3もまた床が昇降駆動手段(以下、仮ベッド昇降駆動手段とも言う)31によって昇降自在に構成(図3参照)されており、図2、図4に示す通り、移動体4は、平行に隣設されている本ベッド2及び仮ベッド3の天井側に在って、両ベッド2,3の天井間を移動自在に設けられている。
尚、本ベッド2と仮ベッド3とは平行且つ近接され、移動体4は本ベッド2と仮ベッドと天井側間に設けられた直線的軌道を介して、介護者の手押しにて容易に移動自在に構成されている。
図2及び図4において、懸架手段5は、本ベッド2の長手方向に横たわる(寝る)要介護者6に対して、身体の複数の所要部位、この実施例では、頭部51、背部52、腰部53、臀部54及び足部55に各々設けてあり、そのうち足部55は更に大腿部551とふくらはぎ部552との2部位に分けて設けて在る。足部55(551,552)の外の部は各々1部位であるが、足部55と同様に必要に応じて更に複数部位に分けて設けてもよい。
懸架手段5は、要介護者6の身体と本ベッド2との間の前記所要箇所に、当該本ベッド2の幅方向に抜き差し自在に差し込まれる受板56と、受板56の両端を各々係脱自在に前記移動体4から吊り支える2本一対の吊り部材57とを備えており、当該吊り部材57の上端側が移動体4の適所に設けられた受部58に、下端側が受板56の各端に、各々容易に掛け外し作業ができるよう係脱自在に係止されている。
この懸架手段5(51〜54,551,552)は、各々が一枚の板(受け板)と当該板の長さ方向両端に係止される2本の吊り部材からなるブランコ構造をしており、吊り下げられた複数枚の受板56、56・・上に要介護者6が横たわれる(寝る)ように、即ち、受板56が適当な間隔をおおいて水平に並ぶように各吊り部材57の長さをほぼ一定にしてある。
尚、この吊り部材57は安全のため鎖ではなく紐様であることが好ましい。
受板56の上面、即ち、要介護者6の体(身体)に接する面は、接する身体の部位の表面形状に相応した形状(相補形状)とすることによって、要介護者6の身体に対する圧迫を軽減させると共に受板56の揺れに対して要介護者6を相補形状による密着によって容易には外れないようにして、安定に支持させている。
尚、身体への圧迫を更に緩和させるためには、受板56の上面にウレタン等の緩衝部材(図示せず)を張設するとよい。
図2及び図4において、受板56のセット(差し込み)作業について説明する。
受板56は、本ベッド2に横たわる要介護者6と当該本ベッド6との間の所要箇所に、複数の受板56で要介護者6をバランス良く安定して空中懸架できるよう、本ベッド2のはば方向に各々受板56を差し込み、差し込んだ各受板56の両端を吊り部材57を介して移動体4で吊り下げたように係止させ、軽視させた状態のままにて、本ベッド2を昇降駆動手段21にて適当に降下させると、要介護者6は懸架手段5の複数の受板56で空中に懸架(空中支持)された状態となり、この空中支持状態にて、介護者が手押しで操作できる移動体4を介して、要介護者6を本ベッド2上から他所、この実施例では仮ベッド3の上方空間、即ち天井側へと容易に移動させることができる。
図4において、移動体4は、本ベッド2と仮ベッド3との天井間に仮設された軌道、即ちこの実施例では、配設された2本のレール41,41上をコロ42,42を介して移動自在に構成されており、介護者の手押し程度で容易に移動可能としてある。
勿論、移動体4は図示されていないモータ等の適宜な駆動手段を用いて、介護者の適宜な操作により自動的に移動できる構成としても良い。
前述のように、本ベッド2を昇降駆動手段21により降下させ、懸架手段5の複数の受板56によって空中支持できるように支えた要介護者6を空中支持した状態にて、移動体4を介して本ベッド2上から仮ベッド3上に移動させる際には、予め、仮ベッド3をその昇降駆動手段31を用いて、通常、要看護者6を載置している本ベッド2の高さ位置よりも、適度に降下させておき、仮ベッド3上に要介護者6が移動されて空中停止された状態にて、仮ベッド3を上昇させることによって、当該仮ベッド3に要介護者6を載せ(載置し)、要介護者6を載せた状態にて、各々の受板56及び吊り部材57を取り外す。こうして、介護者は、要介護者6を本ベッド2上から仮ベッド3上に移動させることができる。
又、要介護者6を仮ベッド3上から本ベッド2上に移動させる際にも、懸架手段5及び移動体4を用いて実質的には前述と同様の移動作業にて、容易に移動させることができる。
この実施例によれば、本ベッド2と仮ベッド3と間に要介護者6を移動させるに際して、介護者は、従来のように、要介護者6の腕や肩や胴等の体の一部等を支え持ちながら移動させる必要がなくなる。
従って、従来に較べて介護者の労力を大幅に軽減させることができ、非力な者であっても介護することが可能となる。
上記の説明は、本ベッド自体の床換えや、本ベッド上での介護作業を避け別の場所(仮ベッド側)にて、介護作業を行う際などにおける、本ベッド2と仮ベッド3間の移動作業に関するものであるが、図5に基づいて、本ベッド2上において、懸架手段5を適宜用いてのおむつ交換作業の一例を説明する。
おむつ交換作業の第1工程を示す図5の(1)は、本ベッド2上に横たわる要介護者6を上向き状態に寝かせ、両腕を頭の上の方に上げさせた状態である。
このような姿勢にすると、要介護者6の体重を分散でき、受板56の差込作業や引抜作業が容易となる。
第2工程を示す図5の(2)は、作業に必要な所要部位、この例では、腰部53と大腿部551との2ヶ所(図2参照)において、各々受板56,56を本ベッド2の幅方向に差し込んだ(敷き込んだ)状態である。
これらの受板56は比較的薄い厚さで軽量の板状のものとし、本ベッド2と身体との間にできるだけ容易に差し込み易くしてある。
第3工程を示す図5の(3)は、2枚の受板56,56の各々の両端と上下方向において相応する移動体4の各受部58とを、吊り部材57(53),57(551)を介して係脱自在に係止(懸架)させた状態である。
第4工程を示す図5の(4)は、要介護者6の臀部54(図2参照)と本ベッド2との間に、おむつ交換作業に必要な適度な作業空間が得られる程度に、当該本ベッド2を降下させた状態にあり、要介護者6は臀部(54)部分が本ベッド2から離されて空中支持されている。
このように、体の一部のみを空中支持すれば済む場合には、要介護者6に過度な負担を掛けないようにするため、要介護者6の他の身体部位と本ベッド2との間はできるだけ接した状態とし、間隔を開けないようにすることが望ましい。
第5工程を示す図5の(5)は、おむつ交換を終えた後、本ベッド2を降下前の元の高さ位置まで上昇させて、要介護者6を本ベッド2上に載置した状態である。この状態で、吊り部材57,57及び受板56,56を取り去る。
第6工程を示す図5の(6)は、吊り部材57,57及び受板56,56を取り去った後、頭上に上げさせていた両腕を下ろした状態にして、要介護者6を本ベッド2上において安静にさせた状態である。
要介護者6のおむつ交換作業は、前述の通り、本ベッド2上において、懸架手段5(51〜54,551,552)の適当な何れかと本ベッド2の昇降駆動手段21を適宜昇降操作することによって、介護者に、従来のような無理な体力を使わせずして、作業を容易に行わせることができる。
次に、図6に基づいて本ベッド2上において、懸架手段5を適宜用いてする衣類着せ換え作業の一例を説明する。
衣類着せ換え作業の第1工程を示す図6の(1)は、本ベッド2上に横たわる要介護者6を上向き状態に寝かせ、両腕を頭の上の方に上げさせた状態である。このような姿勢にするのは、おむつ交換作業の第1工程での説明と同様である。
第2工程を示す図6の(2)は、着せ換え作業に必要な所要部位、この例では、頭部(51)と腰部(53)と大腿部(551)との3ヶ所(図2参照)において、おむつ交換作業の第2工程で説明したと同様の受板56,56、56を、各々ベッド2の幅方向に差し込み、これら3枚の受板56,56、56の各々の両端を吊り部材57,57を介して移動体4に係止させた状態である。
第3工程を示す図6の(3)は、要介護者6の身体の所要部位である背部(52)と臀部(54)とふくろはぎ部(552)と本ベッド2との間に、受板56,56,56を容易に差し込む差込作業に必要な作業空間が得られる程度に、当該本ベッド2を昇降駆動手段21にて適度に降下させた状態である。
この場合、要介護者6に過度な負担を掛けないようにするため、要介護者6の他の身体部位と本ベッド2との間はできるだけ接し(当接)させた状態とし、間隔が開かないようにすることが望ましい。
第4工程を示す図6の(4)は、背部(52)と臀部(54)とふくろはぎ部(552)の各々と本ベッド2との間に受板56,56,56を各々差し込んだまま、本ベッド2を元の高さ位置まで上昇させた後に、各々の受板56,56,56の両端を吊り部材57,57、57を介して移動体4に係止させた状態である。
これにより、要介護者6はこの実施例に示す6本全ての懸架手段51、52,53,54,551,552が装着され、全身がバランスよく寝たままの状態に等しい水平状態にて空中支持(懸架)可能な状態に各該懸架手段5が装着されたことになる。
第5工程を示す図6の(5)は、要介護者6の身体と本ベッド2との間で、本ベッド2上に衣類を敷き込むのに必要な適度な敷き込み作業空間が得られる程度に、当該本ベッド2を降下させた状態である。
この場合、要介護者6は、前述のように、6本の懸架手段51,52,53,54,551,552により水平状態にて空中に安定的に支持されるので、要介護者6と本ベッド2との間に、作業に必要な十分な間隔を開けることができ、作業を容易且つ迅速に行える作業空間を提供することができる。
第6工程を示す図6の(6)は、衣類を本ベッド2上に敷き込んだ状態にて、本ベッド2を降下前の元の高さ位置まで上昇させた状態である。
かかる状態にした後、6本の懸架手段を51,52,53,54,551,552を取り外してから、敷き込まれた衣類を要看護者に着せる。
要介護者6の衣類交換作業は、前述の通り、本ベッド2上において、懸架手段5(51〜54,551,552)と本ベッド2の昇降駆動手段21とを適宜操作することによって、介護者に、従来のような無理な体力を使わせずして、容易に行わせることができる。
前記のおむつ交換作業や衣類着せ換え作業は、本ベッド2上において説明したが、本ベッド2と同様の普通サイズの仮ベッド(図示せず)を並設している場合には、仮ベッド上においても同様に行うことができる。
図1、図3、図4に示すように、この実施例に示す仮ベッド3は、当該ベッド3の下半身側部位に、仮ベッド3と共に昇降する車椅子乗入自在凹枠32が設けられており、仮ベッド3側において、本ベッド2上の要介護者6を車椅子7に乗り降り自在な構成としたものである。
図の例では、仮ベッド3を降下させた状態で、車椅子乗入自在凹枠32の枠床33が、車椅子7で容易に乗り降りできるよう家屋(部屋)の床面に近接するように設けてある。
尚、図示の仮ベッド3は、全身を横たえることが不能なベッドであるが、車椅子を用いない介護用ベッドシステムとする場合には、普通サイズのベッドを仮ベッドとして用いることになる。
このように、仮ベッド3に車椅子乗入自在凹枠32を備えた介護用ベッドシステムにおいては、要介護者6は、本ベッド2において車椅子7に乗り降りするのではなく、専用のゲート即ち車椅子乗入自在凹枠32を備えた仮ベッド2において、乗り降りさせるので、従来に較べて、介護者に負担を掛けずに、容易且つ迅速に乗り降りさせることができる。
図7及び図8において、この実施例に示す車椅子7では、車椅子乗入自在凹枠32に乗入れた状態において、車椅子7の座部面71が仮ベッド3のベッド表面と一致又は略一致(以下、略一致は一致を含む)するように構成されている。
このように、車椅子7の座部面71を予め仮ベッド3の高さ位置を合わせてた車椅子(以下、専用(の)車椅子ともいう)を用意しておくことにより、仮ベッド3を本ベッド2と同様に全身を横たえることのできる普通サイズのベッドとして用いることができる。
これにより、車椅子7に座った要介護者6をそのまま仮ベッド3に上半身側を横たわらせたり、仮ベッド3に横たわる(よう空中支持されている)介護者6の下半身側を車椅子7に乗せたりする際の介護者の移乗作業を、従来の作業に較べて、極めて容易に行うことができる。
この場合、車椅子7の背当部72や車椅子7を押すためのハンドル8等は、要介護者6の乗り降りや野乗り降り作業に支障が無いように、例えば、取り外し自在にしておくとか、取り外さないまでも、乗り降りスペースを避けるよう退避可能構成にしておく必要がある。
この実施例に示す専用の車椅子7の背当部72は、車椅子7の座部面71に対して回動自在に設けられており、仮ベッド3のベッド表面と水平状態に一致又は略一致するよう傾動(自在)させている。
従って、この車椅子7の背当部72は、移乗作業時には、予め、当該背当部72の背当接面73を、仮ベッド3のベッド表面に重なるように傾動させておき、車椅子7の座部面71と仮ベッド3の大略ベッド表面(実際は仮ベッド3の表面の一部に重なる背当部72の背当接面73を含む)とが一致或いは略水平状態となるようしてある。
これにより、背当部72を取り外したり取り付けたりの装着脱作業が無用となり、作業を容易且つ迅速に行うことができる。
尚、背当部72を背もたれとして使用の際には、当然のことながら、当該背当部72を不動に固定するために適宜なロック手段をもうけておく(図示せず)。
この車椅子7の背当部72の両側縁には吊り部材57,57の下端が係脱自在に係止可能な係止受部74が設けてあり、図7に示すように、要介護者6を車椅子7に乗り降りさせる際、仮ベッド3の昇降、従って、車椅子乗入自在凹枠32の昇降に応じて、背当部72が要介護者6の上半身を担持しながら(図8の(6)参照)、適度に傾動するよう構成している。
即ち、背当部72が水平状態において、仮ベッド3を降下させて、車椅子の座部面71を下げると、相対的に、背当部72が座部面71との連結部75を回動中心として、起立するように傾動し、他方、仮ベッド3を上昇させて、車椅子の座部面71を上げ、仮ベッド3と水平状態となるようにすると、相対的に、背当部72が係止受部74,74を傾動中心として、当該背当部72が水平状態となる。
このように、車椅子7の座部面71と回動自在に連結した背当部72の両側縁(の係止受部74,74)を、受板56が取り外された何れかの懸架部材5(この例では懸架部材53)の一対の吊り部材57,57に適宜係脱自在に係止される構成とすることによって、背当部72が要介護者6を車椅子7に乗り降りさせる際に、仮ベッド3の昇降に応じて適度な傾斜を保ちつつ、要介護者6の上半身側の荷重を背当部72が担持することとなるため、従来に較べて、介護者の肉体的労力を大幅に軽減させることができる。
尚、図示のハンドル8は、この実施例では、背当部72を車椅子7の背もたれとして起立させた状態において、車椅子7に対して装着脱自在(図では抜き差し自在)としてあるので、車椅子7と仮ベッド3間の移乗作業の際には予め取り外しておき、作業終了後に装着して使用できる構成としている。
又、当然のことながら、この場合のハンドル8もまた、ハンドルとして使用の際には、当ハンドル8を不動に固定するために適宜なロック手段を設けてある(図示せず)。
次に、図8に基づいて本ベッド2から仮ベッド3を介して車椅子7に、要介護者6を移乗させる作業(移乗作業)を説明する。
移乗作業の第1工程を示す図8の(1)は、本ベッド2上に要介護者6が寝かされた状態(図示せず)であり、仮ベッド3側では、車椅子乗入自在凹枠32に乗り入れられた空の車椅子7の引き倒された背当部72が仮ベッド3上に水平に重ねられた状態であって、仮ベッド3の高さは本ベッド2より相対的に低い高さ位置にセットしてある。
第2工程を示す図8の(2)は、本ベッド2上の要介護者6に対して、適宜受板56を差込み、受板56と移動体4とに吊り部材57を適宜係止し、要介護者6に懸架手段5(5,51,52,53,54,551l552)を装着させた後、本ベッド2を降下させた吊り下げ状態(懸架状態)である。
尚、要介護者6に対する懸架手段5の装着作業は、前述のおむつ交換作業、或いは衣類交換作業における説明と実質的に同様のため、ここでは省略する。
第3工程を示す図8の(3)は、移動手段としての移動体4と懸架手段5とを用いて、要介護者6を本ベッド2上から仮ベッド3上へ空中支持したまま水平移動させてる状態である。
第4工程を示す図8の(4)は、仮ベッド3を上昇させて、当該仮ベッド3上に移動している懸架装置5が装着されたままの要介護者6を当該ベッド3上に載置させた状態である。
尚、要介護者6から懸架手段5を取り外す取外作業は、前述のおむつ交換作業、或いは衣類交換作業における説明と実質的に同様のため、ここでは省略する。
第5工程を示す図8の(5)は、本来なら取り外されるべき懸架手段5の、何れか適当な、少なくとも一対の吊り部材57,57、この例では懸架手段53の吊り部材57を一対残し、この吊り部材57,57の下端を車椅子7の背当部72の両縁側の係止受部74、74に係止させた状態であり、吊り部材57,57の係止受部74、74への係止を容易にさせるため、仮ベッド3を若干上昇させて、吊り部材57,57に緩みを持たせた状態としてある。
第6工程を示す図8の(6)は、仮ベッド3従ってそれに乗せられた車椅子7(及びその座部面71)が降下するに従って、懸架手段53の吊り部材57,57に懸架された背当部72が要介護者6の上半身側を担持したまま適度に傾動した状態である。
尚、背当部73は適度に傾動した状態、例えば、車椅子7の座部面71に要介護者の大方の体重がほぼ移動した状態にて、背当部72を仮止めしてから吊り部材57,57を外したり、或いは、当該吊り部材57,57を外した後、
仮止めを一旦外して背当部72を正規の位置に起立させる等、適宜手段により楽な乗車姿勢を取らせる。
他方、車椅子7から仮ベッド3を経由しての本ベッド2への移乗作業は、前述の移乗作業の手順を適宜逆に行うことによって容易に行えるので、その説明を省略する。
本発明の介護用ベッドシステムは、家庭や病院や介護施設等において広く用いることができる。
平面的概念図である。 図1のA−A断面である。 図1のB−B断面図である。 平面図である。 おむつ交換工程説明図である。 衣類着せ換え工程説明図である。 ベッドと車椅子の関係図である。 車椅子への移乗工程図である。
符号の説明
1 介護用ベッドシステム
21 昇降駆動手段
3 仮ベッド
4 移動体
5 懸架手段(総称)
51 懸架手段(頭部)
52 懸架手段(背部)
53 懸架手段(腰部)
54 懸架手段(臀部)
55 懸架手段(足部)
551懸架手段(大腿部)
552懸架手段(ふくらはぎ部)
56 受板
57 吊り部材
58 受部(移動体)
6 要介護者
7 車椅子
71 座部面(座部)
72 背当部
74 係止受部
75 連結部


Claims (11)

  1. 昇降自在な本ベッドと、前記本ベッドの天井側に在って前記本ベッドの天井側と当該天井外の他所とを移動自在に設けられた移動体と、前記移動体に着脱自在に係止される懸架手段とを備え、
    前記懸架手段は、本ベッドの長手方向に寝る要介護者に対して身体の複数の所要部位の本ベッドとの間に当該本ベッドの幅方向に抜き差し自在に差し込まれる受板と、当該各受板の両端を各々係脱自在に前記移動体から吊り支える吊り部材とを備え、
    前記本ベッドを降下させることにより、要介護者を懸架手段の複数の受板で支持し、支持した状態にて前記移動体を介して本ベッド上から他所へ移動可能に構成したことを特徴とする介護用ベッドシステム。
  2. 昇降自在な本ベッドと、前記本ベッドに隣設された昇降自在な仮ベッドと、前記本ベッド及び仮ベッドの天井側に在って両ベッドの天井間を移動自在に設けられた移動体と、前記移動体に着脱自在に係止される懸架手段とを備え、
    前記懸架手段は、本ベッドの長手方向に寝る要介護者に対して身体の複数の所要部位において、身体と本ベッドとの間に当該本ベッドの幅方向に抜き差し自在に差し込まれる受板と、当該各受板の両端を各々係脱自在に前記移動体から吊り支える吊り部材とを備え、
    前記本ベッドを降下させることにより、前記懸架手段の複数の受板によって支えた要介護者を空中支持した状態にて、前記移動体を介して本ベッド上から仮ベッド上に移動させ、仮ベッドを上昇させることによって、当該仮ベッドに要介護者を載せ、或いは逆に、仮ベッドに載せた要介護者を前記懸架手段及び移動体を同様に用いて本ベッドに移動可能に構成したことを特徴とする介護用ベッドシステム。
  3. 身体の複数の所要部位は、少なくとも頭部、背部、腰部、臀部及び足部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の介護用ベッドシステム。
  4. ベッドの下半身側部位に当該仮ベッドと共に昇降する車椅子乗入自在凹枠を設け、仮ベッド側において、車椅子への乗り降りを自在としたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の介護用ベッドシステム。
  5. ベッドの下半身側部位に当該仮ベッドと共に昇降する車椅子乗入自在凹枠を設けると共に、当該車椅子乗入自在凹枠も乗入れ自在な車椅子を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の介護用ベッドシステム。
  6. 車椅子は、車椅子乗入自在凹枠に乗入れた状態において、当該車椅子の座部面が仮ベッドベッド表面と一致又は略一致することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の介護用ベッドシステム。
  7. 車椅子は、車椅子乗入自在枠に乗入れた状態において、座部面に対して回動自在に設けられた背当部が仮ベッドベッド表面と一致又は略一致するよう傾動し、当該背当部の背当接面が前記座部面と水平状態となることを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか一項に記載の介護用ベッドシステム。
  8. 車椅子の背当部は、当該背当部が要介護者を当該車椅子に乗り降りさせる際に、適度な傾斜を保つように受板が取り外された何れか一対の吊り部材にて、当該背当部の両側縁が係脱自在に係止されることを特徴とする請求項7に記載の介護用ベッドシステム。
  9. 各受板と各受板の両端側に一方が係止され他方が移動体に係止される各吊り部材とは、各々係止部位において係脱自在に係止されることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の介護用ベッドシステム。
  10. ベッドと仮ベッドとは平行且つ近接され、移動体は本ベッドと仮ベッドと天井側間に設けられた直線的軌道を介して手押しにて移動自在に構成したことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか一項に記載の介護用ベッドシステム。
  11. 受板の上面を当該面に当接される身体部位の表面形状に相応する相補形状としたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の介護用ベッドシステム。
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