JP3164525B2 - 車両後部の上部扉と下部扉のロック装置 - Google Patents

車両後部の上部扉と下部扉のロック装置

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JP3164525B2
JP3164525B2 JP35756196A JP35756196A JP3164525B2 JP 3164525 B2 JP3164525 B2 JP 3164525B2 JP 35756196 A JP35756196 A JP 35756196A JP 35756196 A JP35756196 A JP 35756196A JP 3164525 B2 JP3164525 B2 JP 3164525B2
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文弘 米山
義明 高橋
誠一 大津
伸大 堀切
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Isuzu Motors Ltd
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Isuzu Motors Ltd
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両後部の上部扉と下
部扉のロック装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、特公平5−45753号公報
及び特公平8−26707号公報には、車体の後部に設
けた上部扉及び下部扉と、前記上部扉の下部に設けた
ストライカと、前記下部扉の上縁に設けられ前記上部
ストライカが係合する上部ラッチ及び該上部ラッチのフ
ルラッチ係合段部に係合して該上部ラッチの逆転を防止
する上部ラチェットとを有する上部ロック装置と、前記
下部扉の側縁に設けられ前記車体の後側部に固定の下部
ストライカが係合する下部ロック装置と、前記下部扉に
設けられ前記下部ロック装置の解除レバーを回動させる
アウタハンドル機構とからなるものにおいて、前記上部
ロック装置の近傍位置には上部扉を閉扉すると非連結状
態になるクラッチ継脱機構を設けて、上部扉が閉扉され
ているときはアウタハンドル機構を開扉操作しても、前
記下部ロック装置は解しないようにした車両後部の上
部扉と下部扉のロック装置について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、上
部ロック装置の近傍位置に、上部扉を閉扉すると非連結
状態になるクラッチ継脱機構を設けているので、上部ロ
ック装置が複雑構成になり、製造面倒のみならず、取付
も困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
の後部に設けた上部扉及び下部扉と、前記上部扉
の下縁に設けた上部ストライカと、前記下部扉3の
上部に設けられ前記上部扉を閉扉すると前記上部スト
ライカが係合する上部ロック装置と、前記車体
後部側部に設けた下部ストライカ46と、前記下部扉3
に設けられ前記下部扉を閉扉すると前記下部ストライ
46に係合する下部ロック装置31と、該下部ロック
装置31開扉操作用アウタハンドルレバー34を備え
アウタハンドル機構26と、前記下部扉3に設けられ
連結状態のときは前記アウタハンドルレバー34の開扉
回動で前記下部ロック装置31を解放させ非連結状態の
ときは前記下部ロック装置31を解放させないクラッチ
継脱機構32と、前記下部扉3に設けたキーシリンダ
9及びベルクランク21とからなり、該ベルクランク
は、前記キーシリンダ29開扉操作すると前記上部
ロック装置を解放すると共に前記クラッチ継脱機構
前記連結状態にするよう前記上部ロック装置と前
記クラッチ継脱機構32と前記キーシリンダ29
々ロッド24、27、30で連結し、前記下部扉3には
アクチュエーター49を設け、該アクチュエーター49
を作動させると前記上部ロック装置5は解放され前記ク
ラッチ継脱機構32は前記連結状態になるよう前記上部
ロック装置5と前記クラッチ継脱機構32と前記キーシ
リンダ29と前記アクチュエーター49とを夫々ロッド
で連結した車両後部の上部扉と下部扉のロック装置とし
たものである。また、本発明は、車体1の後部に設けた
上部扉2及び下部扉3と、前記上部2 の下縁に設けた上
部ストライカ4と、前記下部扉3の上部に設けられ前記
上部扉2を閉扉すると前記上部ストライカ4が係合する
上部ロック装置5と、前記車体1の後部側部に設けた下
部ストライカ46と、前記下部扉3に設けられ前記下部
扉3を閉扉すると前記下部ストライカ46に係合する下
部ロック装置31と、該下部ロック装置31の開扉操作
用アウタハンドルレバー34を備えたアウタハンドル機
構26と、前記下部扉3に設けられ連結状態のときは前
記アウタハンドルレバー34の開扉回動で前記下部ロッ
ク装置31を解放させ非連結状態のときは前記下部ロッ
ク装置31を解放させないクラッチ継脱機構32と、前
記下部扉3に設けたキーシリンダ29及びベルクランク
21とからなり、該ベルクランク21は、前記キーシリ
ンダ29を開扉操作すると前記上部ロック装置5を解放
すると共に前記クラッチ継脱機構32を前記連結状態に
するよう前記上部ロック装置5と前記クラッチ継脱機構
32と前記キーシリンダ29とに夫々ロッド24、2
7、30で連結し、更に、前記下部扉3には前記上部ロ
ック装置5を解放するアクチュエーター49を設け、前
記ベルクランク21は第一アーム23と第二アーム25
と第三アーム28とを有し、前記第一アーム23は前記
ロッド24を介して前記上部ロック装置5の上部ラチェ
ット8に連結し、前記第二アーム25は前記ロッド27
を介して前記クラッチ継脱機構32に連結し、前記第三
アーム28は前記ロッド30を介して前記キーシリンダ
29と前記アクチュエーター49に連結した車両後部の
上部扉と下部扉のロック装置としたものである。また、
請求項1または請求項2において、前記アクチュエータ
49を作動させているときは前記キーシリンダ29
作動しないようにした車両後部の上部扉と下部扉のロッ
ク装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車体、2は車体1の後部の上部扉(上部上下スイン
グ扉)、3は上部扉2の下側に設けられている下部扉
(下部左右スイング扉)であり、上部扉2の下端には上
部ストライカ4が固定され、下部扉3の上縁には上部扉
2を閉扉したとき、上部ストライカ4が係合する上部ロ
ック装置5が設けられる。
【0006】前記上部ロック装置5は、図3のように
その金属ロックフレーム6にラッチ7とラチェット8と
スイッチ9等が取付けられている。前記ラッチ7は、軸
10で金属ロックフレーム6に軸止され、外周面には上
部扉2を閉扉したとき前記上部ストライカ4が係合する
係合溝11と、ラチェット8の爪12が係合してラッチ
7の逆転を防止するフルラッチ係合段部13が係合され
る。ラッチ7はバネ14により図3、4において常時右
転方向に付勢され、図4のフルラッチ状態でラチェット
8の爪12が外れると、図3の開扉状態に戻される。
【0007】前記ラチェット8は、軸15で金属ロック
フレーム6に軸止され、バネ16により常時爪12がラ
ッチ7に弾着するように付勢され、下端のアーム17に
は開扉のとき、スイッチ9をオンにするピン18が設け
られる(図3)。
【0008】図2及び図5、6において、19は中継部
材であり、20は中継フレーム、21はベルクランク
で、ベルクランク21はその中心を軸22により中継フ
レーム20に軸着し、第一アーム23には前記ラチェッ
ト8に至るロッド24が連結され、第二アーム25には
アウタハンドル機構26に至るロッド27が連結され、
第三アーム28にはプッシュ式キーシリンダ29に至る
ロッド30が連絡される(図2)。第一アーム23と第
二アーム25と第三アーム28は、略120°の間隔を
置いて三方に伸びている。前記中継部材19は下部扉3
に取付けられる。
【0009】前記アウタハンドル機構26はこれを開扉
操作すると、下部扉3の下部ロック装置(テールゲート
ロック装置とも呼ばれる)31を解して下部扉3を開
扉する。しかし、上部扉2が閉扉されているときは、ア
ウタハンドル機構26を開扉操作しても下部扉3は開扉
されないようにアウタハンドル機構26にはクラッチ継
脱機構32を設けている。クラッチ継脱機構32の構造
について説明すると、図2において、33はアウタハン
ドルフレーム、34はアウタハンドルレバー、35はア
ウタハンドルレバー34の開扉操作で下動するロッド、
図7、8、10において、36はロッド35の下端が連
結されている第一レバーで、第一レバー36は図7にお
いて左端が軸37によりアウタハンドルフレーム33側
に軸止され、前記ロッド35は第一レバー36の右端側
に連結される。第一レバー36は金属板のプレス打抜加
工か合成樹脂の射出成形により形成しているが、右端の
下縁には直角に折曲げた略水平の当接片38を形成す
る。
【0010】39は前記第一レバー36に対して重合す
るように設けた第二レバーであり、同様に金属板のプレ
ス打抜加工か合成樹脂の射出成形により形成し、その左
端側には前記ベルクランク21の第二アーム25に至る
前記ロッド27の一端部が連結され、第二アーム25が
回転してロッド27が移動すると第二レバー39は左右
動する。該第二レバー39の左端側には左右長孔40が
設けられて前記軸37は該左右長孔40に挿通されてい
る。前記第二レバー39の右端側の下側には前記第一レ
バー36の当接片38が下動したとき当接する係合部4
1が形成される。クラッチ継脱機構32は第二レバー3
9が左に摺動して図8のように係合部41が当接片38
の下側に臨むとクラッチ連結状態となり、アウタハンド
ルレバー34開扉操作によりロッド35を下動させ
第一レバー36軸37を中心に下動させると、第一レ
バー36の当接片38係合部41を押して第二レバー
39を軸37を中心に下動させる。第二レバー39が右
に摺動して図7のように係合部41が当接片38より右
に外れるとクラッチ非連結状態となって、アウタハンド
ルレバー34開扉操作によりロッド35を下動させて
第一レバー36を軸37を中心に下動させても、第一レ
バー36の当接片38係合部41を押せず空振とな
る。
【0011】前記クラッチ継脱機構32には、第二レバ
ー39重合する図11の第三レバー42が設けられ
る。第三レバー42も金属板のプレス打抜加工か合成樹
脂の射出成形により形成される。第三レバー42の
側は軸37に軸止され、端側には左右長孔43が設け
られて、左右長孔43には第二レバー39より突出する
突起44が係合している。突起44は合成樹脂の射出成
形によるときは簡単に成形される。第三レバー42の右
端側にはロッド45が取付けられ、ロッド45は下部ロ
ック装置31のラチェット48に連結している。
【0012】前記下部ロック装置31には、車体1側に
設けた下部ストライカ46と係合するラッチ47とラッ
チ47の逆転を防止する前記ラチェット48が設けら
れ、前記ロッド45はラチェット48に連結され、クラ
ッチ継脱機構32が連結状態のときアウタハンドルレバ
ー34を開扉操作するとラチェット48は外れて下部扉
3は開扉される。
【0013】前記キーシリンダ29はプッシュ式であっ
て、これをプッシュすると、ロッド30を介して前記ベ
ルクランク21を左転させ、ロッド24を介してラチェ
ット8をラッチ7より離脱させるものである。また、
ロッド27を介して図7の第二レバー39を左動さ
せ、クラッチ継脱機構32を連結状態にする。49はア
クチュエーターであり、前記プッシュ式キーシリンダ2
9にロッド50で連結され、前記プッシュ式キーシリン
ダ29を介してラチェット8かクラッチ継脱機構32に
連結される。前記キーシリンダ29はキーを差込み回転
させることができ、キーを差込んで回転させると、プッ
シュしてもロッド30は動かなくなる。また、アクチュ
エーター49を作動させると、前記キーシリンダ29を
プッシュしてもロッド30は動かない。
【0014】
【作用】次に作用を述べる。部扉3を閉扉すると、車
体1側の下部ストライカ46に下部扉3側のラッチ47
は係合して回転し、該ラッチ47のフルラッチ係合段部
にラチェット48が係合してラッチ47の逆転を防止し
て、下部扉3はフルラッチされる。
【0015】この状態で上部扉2を閉扉すると、上部扉
2の下縁に取付けられている上部ストライカ4は閉扉さ
れた下部扉3側の上縁に取付けられた上部ロック装置5
のラッチ7に係合してラッチ7を回転させ、ラッチ7の
フルラッチ係合段部13にラチェット8の爪12が係合
して上部扉2をフルラッチさせる。
【0016】前記のように上部扉2をフルラッチさせる
と、上部扉2のラッチ7のフルラッチ係合段部13に係
合するラチェット8の回転(バネ16の弾力による回
転)で、これに取付けられているロッド24を引上げる
から、ロッド24の下端が係止されている中継部材19
のベルクランク21の第一アーム23を図6の状態から
図5の状態に右転させる。すると、ベルクランク21の
第二アーム25も右回動し、ロッド27を右動させて図
8の状態にあったクラッチ継脱機構32の第二レバー3
9を右動させ、図7のように第二レバー39の係合部4
1を第一レバー36の当接片38より外し、クラッチ継
脱機構32を非連結状態にする。
【0017】この状態では、図2のアウタハンドル機構
26のアウタハンドルレバー34を開扉操作してロッド
35を下動させ、ロッド35により軸37を中心に第一
レバー36を下動回転させても、当接片38は係合部4
1に当接せず空振りであるから第二レバー39および
三レバー42回転せず、下部扉3の下部ロック装置3
1のラチェット48はラッチ47より離脱しないので開
扉できない。即ち、上部扉2が閉扉しているときは、下
部扉3は開扉しない。
【0018】しかし、上部扉2が開扉している図3の状
態では、ラチェット8の爪12はラッチ7の外周面に当
接してロッド24は押下げられているので、図6のよう
にロッド24により第一アーム23を押下げ、ベルクラ
ンク21を左転させてロッド27によりクラッチ継脱機
構32の第二レバー39を図8の状態にするので、第二
レバー39の係合部41は第一レバー36の当接片38
の下方に臨んでクラッチ連結状態となり、アウタハンド
ルレバー34を開扉操作してロッド35を下降させると
第一レバー36を介して第二レバー39の係合部41部
分を下降させて第二レバー39を軸37を中心に右転さ
せ、第二レバー39の突起44が第三レバー42の左右
長孔43に係合しているので、第三レバー42を下降さ
せ、ロッド45を介してラチェット48をラッチ47よ
り離脱させ開扉する。
【0019】しかして、プッシュ式のキーシリンダ29
をプッシュすると、ロッド30を牽引(右動)し、前記
ベルクランク21を左転させ、更にロッド24を介して
ラチェット8をラッチ7より離脱させ、上部扉2を開扉
させる。また、前記ベルクランク21の左転によりロッ
ド27を左動させ、図7の状態にあった第二レバー39
を左動させ、係合部41を当接片38の下部に臨ませ、
図8のようにクラッチ継脱機構32を連結状態にするか
ら、この状態でアウタハンドルレバー34を開扉操作し
てロッド35を下動させると第一レバー36は軸37を
中心に右転し、第二レバー39を右転させて第三レバー
39も右転させ、ロッド45を介して下部ロック装置3
1のラチェット48を離脱させて下部扉3を開扉させ
る。なお、前記プッシュ式キーシリンダ29にキーを差
込んで回転させると、キーシリンダ29をプッシュして
もロッド30は動かなくなる(キーシリンダ29による
施解錠機能)。また、アクチュエーター49を作動させ
ているときは、キーシリンダ29をプッシュしても、ロ
ッド30は動かないようにする。
【0020】
【発明の効果】本発明は、車体1の後部に設けた上部扉
2及び下部扉3と、前記上部扉2の下縁に設けた上部ス
トライカ4と、前記下部扉3の上部に設けられ前記上部
扉2を閉扉すると前記上部ストライカ4が係合する上
ロック装置5と、前記車体1の後部側部に設けた下部ス
トライカ46と、前記下部扉3に設けられ前記下部扉3
を閉扉すると前記下部ストライカ46に係合する下部ロ
ック装置31と、該下部ロック装置31の開扉操作用ア
ウタハンドルレバー34を備えたアウタハンドル機構2
6と、前記下部扉3に設けられ連結状態のときは前記ア
ウタハンドルレバー34の開扉回動で前記下部ロック装
置31を解放させ非連結状態のときは前記下部ロック装
置31を解放させないクラッチ継脱機構32と、前記下
部扉3に設けたキーシリンダ29及びベルクランク21
とからなり、該ベルクランク21は、前記キーシリンダ
29を開扉操作すると前記上部ロック装置5を解放する
と共に前記クラッチ継脱機構32を前記連結状態にする
よう前記上部ロック装置5と前記クラッチ継脱機構32
と前記キーシリンダ29と夫々ロッド24、27、3
0で連結し、前記下部扉3にはアクチュエーター49を
設け、該アクチュエーター49を作動させると前記上部
ロック装置5は解放され前記クラッチ継脱機構32は前
記連結状態になるよう前記上部ロック装置5と前記クラ
ッチ継脱機構3 2と前記キーシリンダ29と前記アクチ
ュエーター49とを夫々ロッドで連結した車両後部の上
部扉と下部扉のロック装置としたものであるから、上部
ロック装置5とクラッチ継脱機構32とキーシリンダ2
9とを、按配よく配置でき、設計容易、製造容易とな
り、ひいてはキーシリンダ29による開扉機能も向上す
。また、アクチュエーター49の操作で開扉できるの
みならず、上部ロック装置5とクラッチ継脱機構32と
キーシリンダ29とアクチュエーター49とを程よく配
置できる。また、本発明は、車体1の後部に設けた上部
扉2及び下部扉3と、前記上部2の下縁に設けた上部ス
トライカ4と、前記下部扉3の上部に設けられ前記上部
扉2を閉扉すると前記上部ストライカ4が係合する上部
ロック装置5と、前記車体1の後部側部に設けた下部ス
トライカ46と、前記下部扉3に設けられ前記下部扉3
を閉扉すると前記下部ストライカ46に係合する下部ロ
ック装置31と、該下部ロック装置31の開扉操作用ア
ウタハンドルレバー34を備えたアウタハンドル機構2
6と、前記下部扉3に設けられ連結状態のときは前記ア
ウタハンドルレバー34の開扉回動で前記下部ロック装
置31を解放させ非連結状態のときは前記下部ロック装
置31を解放させないクラッチ継脱機構32と、前記下
部扉3に設けたキーシリンダ29及びベルクランク21
とからなり、該ベルクランク21は、前記キーシリンダ
29を開扉操作すると前記上部ロック装置5を解放する
と共に前記クラッチ継脱機構32を前記連結状態にする
よう前記上部ロック装置5と前記クラッチ継脱機構32
と前記キーシリンダ29とに夫々ロッド24、27、3
0で連結し、更に、前記下部扉3には前記上部ロック装
置5を解放するアクチュエーター49を設け、前記ベル
クランク21は第一アーム23と第二アーム25と第三
アーム28とを有し、前記第一アーム23は前記ロッド
24を介して前記上部ロック装置5の上部ラチェット8
に連結し、前記第二アーム25は前記ロッド27を介し
て前記クラッチ継脱機構32に連結し、前記第三アーム
28は前記ロッド30を介して前記キーシリンダ29と
前記アクチュエーター49に連結した車両後部の上部扉
と下部扉のロック装置としたものであるから、ロッドの
取付は容易であり、全体を良好に構成できる。また、請
求項1または請求項において、前記アクチュエーター
49を作動させているときは前記キーシリンダ29は作
動(プッシュ)しないようにした車両後部の上部扉と下
部扉のロック装置としたものであるから、前記キーシリ
ンダ29をプッシュしてアクチュエーター49に異なる
動きを伝達せず、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両断面図。
【図2】要部連結図。
【図3】上部扉開放図。
【図4】上部扉閉扉図。
【図5】中継部材正面図。
【図6】中継部材正面図。
【図7】クラッチ切状態図。
【図8】クラッチ入状態図。
【図9】第二レバー正面図。
【図10】第一レバー正面図。
【図11】第三レバー正面図。
【符号の説明】
1…車体、2…上部扉、3…下部扉、4…上部ストライ
カ、5…上部ロック装置、6…ロックフレーム、7…ラ
ッチ、8…ラチェット、9…スイッチ、10…軸、11
…係合溝、12…爪、13…フルラッチ係合段部、14
…バネ、15…軸、16…バネ、17…アーム、18…
ピン、19…中継部材、20…中継フレーム、21…ベ
ルクランク、22…軸、23…第一アーム、24…ロッ
ド、25…第二アーム、26…アウタハンドル機構、2
7…ロッド、28…第三アーム、29…プッシュ式キー
シリンダ、30…ロッド、31…下部ロック装置、32
…クラッチ継脱機構、33…アウタハンドルフレーム、
34…アウタハンドルレバー、35…ロッド、36…第
一レバー、37…軸、38…当接片、39…第二レバ
ー、40…左右長孔、41…係合部、42…第三レバ
ー、43…左右長孔、44…突起、45…ロッド、46
…下部ストライカ、47…ラッチ、48…ラチェット、
49…アクチュエーター、50…ロッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀切 伸大 神奈川県藤沢市土棚8番地 (56)参考文献 特開 昭64−17983(JP,A) 特開 平2−112576(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/32 B60J 5/10 E05B 65/19

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部に設けた上部扉及び下部
    と、前記上部扉の下縁に設けた上部ストライカ
    と、前記下部扉3の上部に設けられ前記上部扉を閉扉
    すると前記上部ストライカが係合する上部ロック装置
    と、前記車体の後部側部に設けた下部ストライカ
    と、前記下部扉3に設けられ前記下部扉を閉扉する
    と前記下部ストライカ46に係合する下部ロック装置
    と、該下部ロック装置31開扉操作用アウタハンド
    ルレバー34を備えたアウタハンドル機構26と、前記
    下部扉3に設けられ連結状態のときは前記アウタハンド
    ルレバー34の開扉回動で前記下部ロック装置31を解
    放させ非連結状態のときは前記下部ロック装置31を解
    放させないクラッチ継脱機構32と、前記下部扉3に設
    けたキーシリンダ29及びベルクランク21とからな
    り、該ベルクランク21は、前記キーシリンダ29
    操作すると前記上部ロック装置を解放すると共に
    記クラッチ継脱機構32前記連結状態にするよう前記
    上部ロック装置と前記クラッチ継脱機構32と前記キ
    ーシリンダ29夫々ロッド24、27、30で連結
    、前記下部扉3にはアクチュエーター49を設け、該
    アクチュエーター49を作動させると前記上部ロック装
    置5は解放され前記クラッチ継脱機構32は前記連結状
    態になるよう前記上部ロック装置5と前記クラッチ継脱
    機構32と前記キーシリンダ29と前記アクチュエータ
    ー49とを夫々ロッドで連結した車両後部の上部扉と下
    部扉のロック装置。
  2. 【請求項2】 車体1の後部に設けた上部扉2及び下部
    扉3と、前記上部2の下縁に設けた上部ストライカ4
    と、前記下部扉3の上部に設けられ前記上部扉2を閉扉
    すると前記上部ストライカ4が係合する上部ロック装置
    5と、前記車体1の後部側部に設けた下部ストライカ4
    6と、前記下部扉3に設けられ前記下部扉3を閉扉する
    と前記下部ストライカ46に係合する下部ロック装置3
    1と、該下部ロック装置31の開扉操作用アウタハンド
    ルレバー34を備えたアウタハンドル機構26と、前記
    下部扉3に設けられ連結状態のときは前記アウタハンド
    ルレバー34の開扉回動で前記下部ロック装置31を解
    放させ非連結状態のときは 前記下部ロック装置31を解
    放させないクラッチ継脱機構32と、前記下部扉3に設
    けたキーシリンダ29及びベルクランク21とからな
    り、該ベルクランク21は、前記キーシリンダ29を開
    扉操作すると前記上部ロック装置5を解放すると共に前
    記クラッチ継脱機構32を前記連結状態にするよう前記
    上部ロック装置5と前記クラッチ継脱機構32と前記キ
    ーシリンダ29とに夫々ロッド24、27、30で連結
    し、更に、前記下部扉3には前記上部ロック装置5を解
    放するアクチュエーター49を設け、前記ベルクランク
    21は第一アーム23と第二アーム25と第三アーム2
    8とを有し、前記第一アーム23は前記ロッド24を介
    して前記上部ロック装置5の上部ラチェット8に連結
    し、前記第二アーム25は前記ロッド27を介して前記
    クラッチ継脱機構32に連結し、前記第三アーム28は
    前記ロッド30を介して前記キーシリンダ29と前記ア
    クチュエーター49に連結した車両後部の上部扉と下部
    扉のロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記ア
    クチュエーター49を作動させているときは前記キーシ
    リンダ29は作動しないようにした車両後部の上部扉と
    下部扉のロック装置。
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