JP3164276B2 - スキーキャリア取付構造 - Google Patents

スキーキャリア取付構造

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JP3164276B2 JP19691095A JP19691095A JP3164276B2 JP 3164276 B2 JP3164276 B2 JP 3164276B2 JP 19691095 A JP19691095 A JP 19691095A JP 19691095 A JP19691095 A JP 19691095A JP 3164276 B2 JP3164276 B2 JP 3164276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のルーフ上
にスキーキャリアを着脱可能に取付けるためのスキーキ
ャリア取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のルーフ上にブラケットを介して
スキーキャリアを取付けるスキーキャリア取付構造とし
て、従来は、磁石を利用したマグネットタイプのものが
用いられている。
【0003】しかしながら、マグネットタイプのスキー
キャリア取付構造では、車体に対するスキーキャリアの
固定が確実でなく、コストも高いという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的
とするところは、車体に対するスキーキャリアの固定が
確実であり、低コストのスキーキャリア取付構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、自動車のルーフ上にブ
ラケットを介してスキーキャリアを着脱可能に取付ける
スキーキャリア取付構造において、前記ルーフにはシー
ル部材によってシールされる取付孔を開け、前記ブラケ
ットには前記ルーフ上に載置され前記取付孔に対応する
貫通孔を開けた基部と該基部の両端から上方へ張出しス
キーキャリアをルーフから離間した状態で支持する支持
部とを備え、該支持部にはスキーキャリアを固定する締
結手段を設け、前記取付孔及び貫通孔に挿通したボルト
をもって前記ブラケットを前記ルーフ上に着脱可能に取
付けたことを特徴とする。請求項2に記載の本発明は、
請求項1に記載のスキーキャリア取付構造において、前
記自動車がTバールーフを備え、該Tバールーフ上に前
記ブラケットを着脱可能に取付けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るスキー
キャリア取付構造について、Tバールーフを備えた自動
車の場合を例として、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は本発明の実施の形態に係るスキーキャリア取
付構造の対象となるTバールーフを備えた自動車の外観
を示す斜視図、図2はスキーキャリアを取付けた状態の
要部を示す斜視図、図3はスキーキャリア取付構造の前
後両バーにおける側面図、図4はそのスキーキャリア取
付構造の要部を示す側断面図である。
【0007】このスキーキャリア取付構造は、自動車1
のTバールーフ2を構成するルーフアウター3とリイン
フォースメント4とに取付孔3a,4a(図4参照)を
開け、取付孔3a,4aに挿通されるボルト5及びこれ
に螺合するナット6を用いてルーフ2上にスキーキャリ
ア7がスキー用ブラケット10を介して着脱可能に取付
けられ、シール部材としてのスペーサ11及び両面テー
プ12によって取付孔3a,4aがシールされている。
【0008】そして、この取付構造では、取付孔3a,
4aに対応する貫通孔9d,10dを開けたブラケット
9,10の基部9a,10aがルーフ2上に載置され、
基部10aの両端から上方へ張出した支持部10b上に
載せてスキーキャリア7を支持し、該支持部10bに設
けてある締結手段としての取付孔10e(図6参照)
と、これに通したボルト5及びナット6とを利用してス
キーキャリア7の下部フレーム16を該支持部10bに
固定してある。
【0009】自動車1は、ルーフ2の前後位置にあって
左右に沿った前方側バー2a及び後方側バー2bと、こ
の前後両バー2a,2b間にあって前後方向に沿った中
央バー2cとを備え、両バー2a,2bにおけるルーフ
アウター3とリインフォースメント4との間に輪状の合
成樹脂製スペーサ11を介在させるために内面間の間隔
Dをその分だけ広く空けてある。
【0010】この場合、リインフォースメント4の取付
孔4aは予め開けてあり、ルーフアウター3の取付孔3
aはスキーキャリア7を取付けることが確定したときに
開ければよいものである。
【0011】前後両バー2a,2bは、前後方向の幅や
傾きが異なっているが、要部の構造が互いにほぼ同じな
ので、前方側バー2aのみについて詳細に説明する。前
方側バー2aは、全体が前下がりに若干傾斜しており、
複数の取付孔3a,4aを開け、リインフォースメント
4の下面に取付孔4aと同心配置してナット6を予め溶
接にて固着してあり、ルーフアウター3の上面にシール
部材としての両面テープ12とその上のカバー用ブラケ
ット9及びスキー用ブラケット10とが配置される。
【0012】スキーキャリア7は、図4及び図5に示す
ように、左右方向に沿った下部フレーム16及び上部フ
レーム17と、下部フレーム16の上及び上部フレーム
17の下に嵌着したそれぞれのモールディング18及び
押さえゴム19とを備え、モールディング18と押さえ
ゴム19との間にスキー板SP(図2参照)を挟持する
ようになっている。
【0013】図6は本発明の実施の形態に係るスキーキ
ャリア取付構造を構成する主要部材を分解して示した斜
視図であって、一部の部材の前後方向の向きを変えるだ
けで前後両バー2a,2b用として共通に使用するの
で、以下において前方側バー2a用のみにつき詳細に説
明する。ブラケットは、カバー13を着脱可能に取付け
るためのカバー用ブラケット9と、スキーキャリア7を
取付けるためのスキー用ブラケット10からなってい
る。
【0014】カバー用ブラケット9は、ルーフアウター
3の表面に沿った基部9aと、この基部9aの前後端部
を曲げて形成した係止片9b及び起立板9cとを一体に
有し、基部9aに4つの貫通孔9dを開け、係止片9b
の端縁が前方向きになっており、起立板9cにカバー取
付け用の2つの四角孔9eを開けてある。
【0015】スキー用ブラケット10は、カバー用ブラ
ケット9の基部9a上に載置される基部10aと、該基
部10aの左右両端から上方へ張出した左右の支持部1
0bとを一体に備え、基部10aの前後端部を曲げ起こ
して形成した曲げ起こし片を有し、基部10aに4つの
貫通孔10dを開け、左右の支持部10bに各1つずつ
の取付孔10eを開けてある。
【0016】そして、スキー用ブラケット10は、ルー
フアウター3の表面側に配置した両面テープ12及びそ
の上に重ねて配置したカバー用ブラケット9の基部9a
上に基部10aを載せ、貫通孔10dに挿通したボルト
5をナット6(図3及び図4参照)に螺合させ締付けて
ブラケット9と共にルーフ2上に取付けられ、支持部1
0b上に下部フレーム16の下面を当接させてキーキャ
リア7を支持する。
【0017】また、スキー用ブラケット10は、図4に
示すように、支持部10bの取付孔10eに挿通した締
結手段としてのボルト23と下部フレーム16内に配設
したナット24とを用い、該ボルト23をナット24に
螺合させ締付けることによって、キーキャリア7をルー
フ2の表面から離間した状態で支持し取付けるためのも
のである。
【0018】スペーサ11は、合成樹脂からなり、上部
外周がルーフアウター3の取付孔3aの内周に嵌合し、
上端面が両面テープ12に当接し、下端面がリインフォ
ースメント4の上面に当接していて、両面テープ12と
共に取付孔3aの部分を確実にシールしている。
【0019】カバー13は、合成樹脂からなり、ブラケ
ット8及びボルト5の頭部等の上方を覆う湾曲した上覆
板13aと、図4に示すように上覆板13aの前端に形
成した係止爪13bと、上覆板13aの後端で下方に曲
げて形成した取付板13cとを一体に備えている。
【0020】そして、カバー13は、左右の支持部10
b,10bの間に配置され、係止爪13bをカバー用ブ
ラケット9の係止片9bの端縁に掛け、取付板13cを
起立板9cの外面に当接させ、起立板9cの四角孔9e
及び取付板13cの貫通孔14dに挿通した小ねじ27
を内側の樹脂ナット28に螺合させて着脱可能に取付け
られる。
【0021】以下において、本発明の上記実施の形態に
係るスキーキャリア取付構造によるスキーキャリアの取
付手順について説明する。ルーフアウター3に取付孔
3aを開ける。両面テープ12及び両ブラケット9,
10を所定位置に配置し、ボルト5を取付孔3a,両面
テープ12の貫通孔12a、取付孔4a及びスペーサ1
1に挿通してナット6に螺合させ、締付けることによっ
てブラケット9,10をルーフ2上に固定する。下部
フレーム16を支持部10b上に載せ、ボルト23およ
びこれに螺合するナット24を用いてスキーキャリア7
を固定し取付ける。カバー13を装着する。
【0022】スキーキャリア7が不要なときには、スキ
ーキャリア7及びスキー用ブラケット10を取り外して
カバー用ブラケット9を残し、この残したブラケット9
にカバー13を装着する。
【0023】本発明の上記実施の形態によれば、ルーフ
アウター3に取付孔3aを開けるとき、リインフォース
メント4との間に間隔Dを空けてあるので、ドリルの刃
でナット6を削ってしまうのを回避することができ、前
後両バー2a,2bに共通のスキーキャリア7を取付け
ることができ、スキーキャリア7の下部フレーム16を
利用しブラケット9,10を介して取付けるので、車体
とのシール性が損なわれないという利点がある。
【0024】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲
で種々の変形が可能であり、Tバールーフをもたない普
通の屋根を有する自動車にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、ブラケット
にはルーフ上に載置され該ルーフの取付孔に対応する貫
通孔を開けた基部と該基部の両端から上方へ張出しスキ
ーキャリアを支持する支持部を備え、該支持部にはスキ
ーキャリアを固定する締結手段を設け、ルーフの取付孔
及びブラケットの貫通孔に挿通したボルトをもってブラ
ケットをルーフ上に着脱可能に取付けたことにより、ス
キーキャリアの取付けが容易であり、スキーキャリアを
確実に固定することができ、基部の両端から上方へ張出
した支持部でスキーキャリアをルーフから離間した状態
で支持するので、スキーキャリアによって車体にこすれ
傷を付ける心配ががなく、磁石が不要なので低コストで
あるという効果を奏し、スキーキャリアの下部フレーム
を利用してブラケットを介して取付ければ、車体とのシ
ール性が損なわれないという利点もある。また、請求項
2に記載の本発明によれば、Tバールーフ車にもスキー
キャリアを取付けることができ、Tバールーフ車を利用
してスキーに行ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスキーキャリア取付
構造の対象となるTバールーフを備えた自動車の外観を
示す部分斜視図である。
【図2】図1の自動車にスキーキャリアを取付けた状態
を示す部分斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るスキーキャリア取付
構造の前後両バーにおける側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るスキーキャリア取付
構造を示す側断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るスキーキャリアをル
ーフに取付けた状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るスキーキャリア取付
構造を構成する主要部材を分解して示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車 2 Tバールーフ 3 ルーフアウター 3a 取付孔 4 リインフォースメント 4a 取付孔 5 ボルト 6 ナット 7 スキーキャリア 9 カバー用ブラケット 9a 基部 9b 係止片 9c 起立板 9d 貫通孔 10 スキー用ブラケット 10a 基部 10b 支持部 10d 貫通孔 10e 取付孔 11 スペーサ(シール部材) 12 両面テープ(シール部材) 16 下部フレーム 23 ボルト(締結手段) 24 ナット(締結手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のルーフ上にブラケットを介して
    スキーキャリアを着脱可能に取付けるスキーキャリア取
    付構造において、前記ルーフにはシール部材によってシ
    ールされる取付孔を開け、前記ブラケットには前記ルー
    フ上に載置され前記取付孔に対応する貫通孔を開けた基
    部と該基部の両端から上方へ張出しスキーキャリアをル
    ーフから離間した状態で支持する支持部とを備え、該支
    持部にはスキーキャリアを固定する締結手段を設け、前
    記取付孔及び貫通孔に挿通したボルトをもって前記ブラ
    ケットを前記ルーフ上に着脱可能に取付けたことを特徴
    とするスキーキャリア取付構造。
  2. 【請求項2】 前記自動車がTバールーフを備え、該T
    バールーフ上に前記ブラケットを着脱可能に取付けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスキーキャリア取付構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101611517B1 (ko) * 2014-03-14 2016-04-11 배정운 신뢰성이 향상된 led 조명모듈
US9577153B2 (en) 2012-02-20 2017-02-21 Sharp Kabushiki Kaisha Light emission device and illumination device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9577153B2 (en) 2012-02-20 2017-02-21 Sharp Kabushiki Kaisha Light emission device and illumination device
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