JP3154216B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、おかゆ炊飯機能を有す
る炊飯器に係わり、さらに詳しくは、おかゆ炊飯時の加
熱制御に関するものである。
る炊飯器に係わり、さらに詳しくは、おかゆ炊飯時の加
熱制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の炊飯器は、例えば特開平３−１
１４４１６号公報に開示されており、図７はその公報に
開示されたおかゆ炊飯制御時の内鍋温度変化を示す図で
ある。
１４４１６号公報に開示されており、図７はその公報に
開示されたおかゆ炊飯制御時の内鍋温度変化を示す図で
ある。
【０００３】この先行技術は、吸水工程終了後、検出温
度が沸騰温度に達するまでフル通電でヒータを加熱す
る。そして、その温度が沸騰温度に達すると加熱電力を
低下して、所定時間ｔ１の間その加熱を継続する。所定
時間ｔ１経過後は、再び沸騰温度に達するまで、低下し
た加熱電力で加熱し、沸騰温度に達したときは、所定時
間ｔ２の間、前記加熱電力で加熱してその沸騰温度を維
持するようにしている。この一連の制御はマイクロコン
ピュータが行っており、マイクロコンピュータは、温度
センサ、時計機構からの信号を受け、内蔵する処理プロ
グラクに基づいてヒータの通電制御を行っている。
度が沸騰温度に達するまでフル通電でヒータを加熱す
る。そして、その温度が沸騰温度に達すると加熱電力を
低下して、所定時間ｔ１の間その加熱を継続する。所定
時間ｔ１経過後は、再び沸騰温度に達するまで、低下し
た加熱電力で加熱し、沸騰温度に達したときは、所定時
間ｔ２の間、前記加熱電力で加熱してその沸騰温度を維
持するようにしている。この一連の制御はマイクロコン
ピュータが行っており、マイクロコンピュータは、温度
センサ、時計機構からの信号を受け、内蔵する処理プロ
グラクに基づいてヒータの通電制御を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の炊飯器
では、図７からも明らかなように炊飯の量が小容量であ
っても、大容量であっても沸騰時間（所定時間ｔ２）と
ヒータへの電力量とが一定であるため、その沸騰時間に
対して正確性に欠け、しかもヒータへの電力量が一定で
あるために電力に無駄があった。この他に特開平４−６
１８２３号公報、特開平４−２０３５６号公報等にこの
種の炊飯器が開示されているが、いずれも、前記と同様
に炊飯量に対しての沸騰時間が大まかで、また、炊飯量
が異なっていても電力量が一定であるために電力に無駄
があった。
では、図７からも明らかなように炊飯の量が小容量であ
っても、大容量であっても沸騰時間（所定時間ｔ２）と
ヒータへの電力量とが一定であるため、その沸騰時間に
対して正確性に欠け、しかもヒータへの電力量が一定で
あるために電力に無駄があった。この他に特開平４−６
１８２３号公報、特開平４−２０３５６号公報等にこの
種の炊飯器が開示されているが、いずれも、前記と同様
に炊飯量に対しての沸騰時間が大まかで、また、炊飯量
が異なっていても電力量が一定であるために電力に無駄
があった。
【０００５】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、炊飯量に応じた沸騰時間と電力量とでお
かゆを炊飯する炊飯器を得ることを目的とする。
されたもので、炊飯量に応じた沸騰時間と電力量とでお
かゆを炊飯する炊飯器を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る炊飯器は、
おかゆ炊飯を指定するおかゆ設定手段と、内鍋を加熱す
る加熱手段と、前記内鍋の温度を検知して内鍋内の温度
を検出する温度検出手段とを有し、さらに、前記おかゆ
設定手段によりおかゆ炊飯が指定された場合、炊き上げ
工程時に前記内鍋内温度が予め設定された第１温度に達
したかどうかを判定し、前記内鍋内温度が当該第１温度
に達したときは第２温度に達するまでの経過時間を測定
して、当該測定時間からおかゆの炊飯量を判定するおか
ゆ炊飯量判定手段と、前記おかゆ炊飯量に基づいて前記
加熱手段の通電率を設定する通電率設定手段と、前記内
鍋内が沸騰温度に達したとき、予め設定された第１所定
時間の間、沸騰温度を保つように前記加熱手段を最大通
電率でオン・オフ制御すると共に、そのオンの回数をカ
ウントする第１炊飯制御手段と、前記第１所定時間が経
過すると、前記加熱手段のオンのカウント値に基づいて
第２所定時間を算出して、当該第２所定時間の間、前記
通電率設定手段により設定された通電率で前記加熱手段
を制御する第２炊飯制御手段とを有するものである。
おかゆ炊飯を指定するおかゆ設定手段と、内鍋を加熱す
る加熱手段と、前記内鍋の温度を検知して内鍋内の温度
を検出する温度検出手段とを有し、さらに、前記おかゆ
設定手段によりおかゆ炊飯が指定された場合、炊き上げ
工程時に前記内鍋内温度が予め設定された第１温度に達
したかどうかを判定し、前記内鍋内温度が当該第１温度
に達したときは第２温度に達するまでの経過時間を測定
して、当該測定時間からおかゆの炊飯量を判定するおか
ゆ炊飯量判定手段と、前記おかゆ炊飯量に基づいて前記
加熱手段の通電率を設定する通電率設定手段と、前記内
鍋内が沸騰温度に達したとき、予め設定された第１所定
時間の間、沸騰温度を保つように前記加熱手段を最大通
電率でオン・オフ制御すると共に、そのオンの回数をカ
ウントする第１炊飯制御手段と、前記第１所定時間が経
過すると、前記加熱手段のオンのカウント値に基づいて
第２所定時間を算出して、当該第２所定時間の間、前記
通電率設定手段により設定された通電率で前記加熱手段
を制御する第２炊飯制御手段とを有するものである。
【０００７】また、本発明の炊飯器は、前記第１炊飯制
御手段は、前記第１所定時間の間に前記加熱手段を最大
通電率でオン・オフ制御しているとき、そのオン・オフ
又はオフの回数をカウントし、前記第２炊飯制御手段
は、前記加熱手段のオン・オフ又はオフのカウント値に
基づいて第２所定時間を算出することを要旨とするもの
である。
御手段は、前記第１所定時間の間に前記加熱手段を最大
通電率でオン・オフ制御しているとき、そのオン・オフ
又はオフの回数をカウントし、前記第２炊飯制御手段
は、前記加熱手段のオン・オフ又はオフのカウント値に
基づいて第２所定時間を算出することを要旨とするもの
である。
【０００８】
【作用】本発明においては、おかゆ設定手段によってお
かゆ炊飯が設定されると、おかゆ炊飯量判定手段は、炊
き上げ工程に内鍋内温度が予め設定された第１温度に達
したかどうかを判定し、内鍋内温度が第１温度に達した
ときは第２温度に達するまでの経過時間を測定して、そ
の測定時間からおかゆの炊飯量を判定する。このとき、
通電率設定手段はそのおかゆ炊飯量に基づいて加熱手段
の通電率を設定し、第１炊飯制御手段は、内鍋内の温度
が沸騰温度に達したとき、予め設定された第１所定時間
の間、沸騰温度を保つように加熱手段を最大通電率でオ
ン・オフ制御すると共に、そのオンの回数をカウントす
る。一方、第２炊飯制御手段は、第１所定時間経過する
と、加熱手段のオンのカウント値に基づいて第２所定時
間を算出して、その第２所定時間の間、通電率設定手段
により設定された通電率で加熱手段を制御する。
かゆ炊飯が設定されると、おかゆ炊飯量判定手段は、炊
き上げ工程に内鍋内温度が予め設定された第１温度に達
したかどうかを判定し、内鍋内温度が第１温度に達した
ときは第２温度に達するまでの経過時間を測定して、そ
の測定時間からおかゆの炊飯量を判定する。このとき、
通電率設定手段はそのおかゆ炊飯量に基づいて加熱手段
の通電率を設定し、第１炊飯制御手段は、内鍋内の温度
が沸騰温度に達したとき、予め設定された第１所定時間
の間、沸騰温度を保つように加熱手段を最大通電率でオ
ン・オフ制御すると共に、そのオンの回数をカウントす
る。一方、第２炊飯制御手段は、第１所定時間経過する
と、加熱手段のオンのカウント値に基づいて第２所定時
間を算出して、その第２所定時間の間、通電率設定手段
により設定された通電率で加熱手段を制御する。
【０００９】また、本発明においては、通電率設定手段
がおかゆ炊飯量判定手段によって判定されたおかゆ炊飯
量に基づいて加熱手段の通電率を設定すると、第１炊飯
制御手段は、内鍋内温度が沸騰温度に達したとき、予め
設定された第１所定時間の間、沸騰温度を保つように加
熱手段を最大通電率でオン・オフ制御すると共に、その
オン・オフ又はオフの回数をカウントする。第２炊飯制
御手段は、加熱手段のオン・オフ又はオフのカウント値
に基づいて第２所定時間を算出して、その第２所定時間
の間、通電率設定手段により設定された通電率で加熱手
段を制御する。
がおかゆ炊飯量判定手段によって判定されたおかゆ炊飯
量に基づいて加熱手段の通電率を設定すると、第１炊飯
制御手段は、内鍋内温度が沸騰温度に達したとき、予め
設定された第１所定時間の間、沸騰温度を保つように加
熱手段を最大通電率でオン・オフ制御すると共に、その
オン・オフ又はオフの回数をカウントする。第２炊飯制
御手段は、加熱手段のオン・オフ又はオフのカウント値
に基づいて第２所定時間を算出して、その第２所定時間
の間、通電率設定手段により設定された通電率で加熱手
段を制御する。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示すブロック図、
図２は本発明の実施例にかかる炊飯器の断面図、図３は
その炊飯器の平面図、図４及び図５はおかゆ炊飯制御の
動作を説明するためのフローチャート、図６はおかゆ炊
飯制御時の内鍋内の温度変化を示す図である。
図２は本発明の実施例にかかる炊飯器の断面図、図３は
その炊飯器の平面図、図４及び図５はおかゆ炊飯制御の
動作を説明するためのフローチャート、図６はおかゆ炊
飯制御時の内鍋内の温度変化を示す図である。
【００１１】図１乃至図３において、１はおかゆ炊飯量
判定手段、通電率設定手段、第１炊飯制御手段及び第２
炊飯制御手段の機能を有するマイクロコンピュータ（以
下、「マイコン」という。）で、図２に示すように炊飯
器本体２０の蓋部２２の内部に設けられた制御基板２５
にスイッチ回路８、タイマ回路９及び表示回路１０とと
もに組み込まれている。
判定手段、通電率設定手段、第１炊飯制御手段及び第２
炊飯制御手段の機能を有するマイクロコンピュータ（以
下、「マイコン」という。）で、図２に示すように炊飯
器本体２０の蓋部２２の内部に設けられた制御基板２５
にスイッチ回路８、タイマ回路９及び表示回路１０とと
もに組み込まれている。
【００１２】このマイコン１は、ＣＰＵ２、プログラム
が格納されているＲＯＭ３ａ、ＣＰＵ２による演算結果
のデータ等が格納されるＲＡＭ３ｂ、アナログ／ディジ
タル変換器（図示せず）を有する入力回路４、表示回路
１０に接続された表示出力回路５、ヒータ駆動用の駆動
回路１２に接続されたヒータ出力回路６等を内蔵してお
り、温度センサ７、スイッチ回路８、タイマ回路９から
の信号を受け、内蔵されたプログラムに基づいて処理を
行い、ヒータ１１の通電制御を行う制御信号を駆動回路
１２に出力する。また、動作状態等を表示するための表
示信号を表示回路１０に出力する。ＲＯＭ３ａには、主
に炊飯用のプログラム、おかゆ炊飯用のプログラム等が
格納されており、そのうち、おかゆ炊飯用プログラムは
例えば図４，５に示すフローチャートに基づいて作成さ
れたものとなっている。
が格納されているＲＯＭ３ａ、ＣＰＵ２による演算結果
のデータ等が格納されるＲＡＭ３ｂ、アナログ／ディジ
タル変換器（図示せず）を有する入力回路４、表示回路
１０に接続された表示出力回路５、ヒータ駆動用の駆動
回路１２に接続されたヒータ出力回路６等を内蔵してお
り、温度センサ７、スイッチ回路８、タイマ回路９から
の信号を受け、内蔵されたプログラムに基づいて処理を
行い、ヒータ１１の通電制御を行う制御信号を駆動回路
１２に出力する。また、動作状態等を表示するための表
示信号を表示回路１０に出力する。ＲＯＭ３ａには、主
に炊飯用のプログラム、おかゆ炊飯用のプログラム等が
格納されており、そのうち、おかゆ炊飯用プログラムは
例えば図４，５に示すフローチャートに基づいて作成さ
れたものとなっている。
【００１３】温度センサ７は、例えばサーミスタからな
り、本体部２１の内部に収納される内鍋２３の底部に接
するように設けられていて、入力回路４に備えられたア
ナログ／ディジタル変換器と接続されている。なお、温
度センサ７が内鍋２３の底部温度を検知すると、マイコ
ン１はこの底部温度に内鍋２３内への熱伝導を加味して
内鍋２３内の温度を検出する。ヒータ１１は、内鍋２３
の底部に設けられており、マイコン１の制御信号によっ
て制御される駆動回路１２からの出力に基づいて加熱す
るようになっている。この駆動回路１２は本体部２１に
設けられた電源基板２６に組み込まれている。
り、本体部２１の内部に収納される内鍋２３の底部に接
するように設けられていて、入力回路４に備えられたア
ナログ／ディジタル変換器と接続されている。なお、温
度センサ７が内鍋２３の底部温度を検知すると、マイコ
ン１はこの底部温度に内鍋２３内への熱伝導を加味して
内鍋２３内の温度を検出する。ヒータ１１は、内鍋２３
の底部に設けられており、マイコン１の制御信号によっ
て制御される駆動回路１２からの出力に基づいて加熱す
るようになっている。この駆動回路１２は本体部２１に
設けられた電源基板２６に組み込まれている。
【００１４】前述したスイッチ回路８は、複数個のキー
スイッチと接続され、各キースイッチに対応した信号を
それぞれ出力するようになっている。複数個のキースイ
ッチは、炊飯器本体２０の蓋部２２の上面に配設された
操作パネル２４に配列され、炊飯キースイッチ３０、お
かゆキースイッチ３１等がある。表示回路１０は、炊飯
状態を表示する複数個のＬＥＤ３２、時刻や予約時間を
表示する液晶ディスプレイ３３と接続され、マイコン１
からの表示信号の入力に基づいて表示させる。これらの
表示手段は前述した操作パネル２４に配列されている。
スイッチと接続され、各キースイッチに対応した信号を
それぞれ出力するようになっている。複数個のキースイ
ッチは、炊飯器本体２０の蓋部２２の上面に配設された
操作パネル２４に配列され、炊飯キースイッチ３０、お
かゆキースイッチ３１等がある。表示回路１０は、炊飯
状態を表示する複数個のＬＥＤ３２、時刻や予約時間を
表示する液晶ディスプレイ３３と接続され、マイコン１
からの表示信号の入力に基づいて表示させる。これらの
表示手段は前述した操作パネル２４に配列されている。
【００１５】前記のように構成された炊飯器において、
おかゆ炊飯制御の動作を図４，５のフローチャートに基
づいて説明する。おかゆキースイッチ３１が押圧される
と、マイコン１は、まず予熱工程の処理を行う（Ｓ
１）。これは、所定時間、内鍋２３内の水を温めて米に
水を吸収させるための工程で、内鍋２３内の温度が例え
ば４０℃で維持されるようにフル通電（１００％）でヒ
ータ１１をオン・オフ制御する。そして、予熱工程が終
了すると、炊飯工程の炊き上げ工程に入ってヒータ１１
を連続フル通電（１００％）で加熱させる制御信号をヒ
ータ出力回路６を介して駆動回路１２に出力する（Ｓ
２）。次いで、温度センサ７を通して内鍋２３の底部温
度を入力して内鍋２３内の温度を検出し、この内鍋２３
内の温度が第１温度例えば７０℃に達したかどうかを判
定する（Ｓ３）。内鍋２３内の温度が７０℃に達したと
きは次のステップ４に進むが、内鍋２３内の温度が７０
℃に達していない場合は底部温度の監視を続ける。
おかゆ炊飯制御の動作を図４，５のフローチャートに基
づいて説明する。おかゆキースイッチ３１が押圧される
と、マイコン１は、まず予熱工程の処理を行う（Ｓ
１）。これは、所定時間、内鍋２３内の水を温めて米に
水を吸収させるための工程で、内鍋２３内の温度が例え
ば４０℃で維持されるようにフル通電（１００％）でヒ
ータ１１をオン・オフ制御する。そして、予熱工程が終
了すると、炊飯工程の炊き上げ工程に入ってヒータ１１
を連続フル通電（１００％）で加熱させる制御信号をヒ
ータ出力回路６を介して駆動回路１２に出力する（Ｓ
２）。次いで、温度センサ７を通して内鍋２３の底部温
度を入力して内鍋２３内の温度を検出し、この内鍋２３
内の温度が第１温度例えば７０℃に達したかどうかを判
定する（Ｓ３）。内鍋２３内の温度が７０℃に達したと
きは次のステップ４に進むが、内鍋２３内の温度が７０
℃に達していない場合は底部温度の監視を続ける。
【００１６】ヒータ１１の加熱により内鍋２３の底部温
度が上昇し、この底部温度に基づく内鍋２３内の温度が
第１温度の７０℃に達すると、マイコン１は、時間のカ
ウントを開始し（Ｓ４）、次いで、内鍋２３の底部温度
を再び入力し、この底部温度に基づく内鍋２３内の温度
が第２温度例えば８０℃に達したかどうかを判定する
（Ｓ５）。内鍋２３内の温度が８０℃に達していない場
合はステップ４に戻って時間のカウントを継続し、その
温度が８０℃に達したときは、そのときのカウント時間
（７０℃から８０℃の間にカウントした時間）が予め設
定された時間例えば８９秒以内かどうかを判定する（Ｓ
６）。
度が上昇し、この底部温度に基づく内鍋２３内の温度が
第１温度の７０℃に達すると、マイコン１は、時間のカ
ウントを開始し（Ｓ４）、次いで、内鍋２３の底部温度
を再び入力し、この底部温度に基づく内鍋２３内の温度
が第２温度例えば８０℃に達したかどうかを判定する
（Ｓ５）。内鍋２３内の温度が８０℃に達していない場
合はステップ４に戻って時間のカウントを継続し、その
温度が８０℃に達したときは、そのときのカウント時間
（７０℃から８０℃の間にカウントした時間）が予め設
定された時間例えば８９秒以内かどうかを判定する（Ｓ
６）。
【００１７】カウント時間が８９秒以内の場合は、この
炊飯量は少量と判断して、その結果に対応する例えばヒ
ータ１１の通電率１０／６０秒を選択し（Ｓ７，Ｓ
８）、また、カウント時間が８９秒を越えていた場合
は、予め設定された時間例えば９０〜１２０秒の間にあ
るかどうかを判定し（Ｓ９）、その範囲内の場合は、炊
飯量が中量であると判断して、その結果に対応する例え
ばヒータ１１の通電率１２／６０秒を選択し（Ｓ１０，
Ｓ１１）、さらに、カウント時間が１２１秒以上の場合
は、炊飯量が多量と判断して、その結果に対応する例え
ばヒータ１１の通電率１４／６０秒を選択する（Ｓ１２
〜Ｓ１４）。
炊飯量は少量と判断して、その結果に対応する例えばヒ
ータ１１の通電率１０／６０秒を選択し（Ｓ７，Ｓ
８）、また、カウント時間が８９秒を越えていた場合
は、予め設定された時間例えば９０〜１２０秒の間にあ
るかどうかを判定し（Ｓ９）、その範囲内の場合は、炊
飯量が中量であると判断して、その結果に対応する例え
ばヒータ１１の通電率１２／６０秒を選択し（Ｓ１０，
Ｓ１１）、さらに、カウント時間が１２１秒以上の場合
は、炊飯量が多量と判断して、その結果に対応する例え
ばヒータ１１の通電率１４／６０秒を選択する（Ｓ１２
〜Ｓ１４）。
【００１８】そして、通電率選択後は、上昇している内
鍋２３内の温度が炊飯温度例えば１００℃に達したかど
うかを判定する（Ｓ１５）。内鍋２３内の温度が１００
℃に達していなければその温度の監視を続け、内鍋２３
内の温度が１００℃に達したときは、おかゆが沸騰して
いると判断して第１沸騰維持工程に入り、加熱中のヒー
タ１１をオフにするとともに時間のカウントを開始する
（Ｓ１６，Ｓ１７）。次いで、ステップ１８においてヒ
ータ１１がオン状態かどうかを確認する。この場合、ヒ
ータ１１はオフ状態であるため、カウントした時間が予
め設定された第１沸騰維持工程の時間例えば１０分（第
１所定時間）に達したかどうかを判定する（Ｓ１９）。
この時点では、その時間に達することがないので、ステ
ップ２０において内鍋２３内の温度が１００℃に下降し
たかどうかを判定する。ヒータオフ時には内鍋２３内の
温度がヒータ等の余熱によりあまり下降しないので１０
０℃に達するまで、ステップ１７に戻ってこのステップ
からステップ２０の間の動作を繰り返す。そして、カウ
ント時間が１０分に達することなく内鍋２３内の温度が
下降して１００℃に達すると、オフ状態のヒータ１１を
オンにしてフル通電（１００％）し（Ｓ２１）、そのと
きのオン動作を１としてカウントする（Ｓ２２）。
鍋２３内の温度が炊飯温度例えば１００℃に達したかど
うかを判定する（Ｓ１５）。内鍋２３内の温度が１００
℃に達していなければその温度の監視を続け、内鍋２３
内の温度が１００℃に達したときは、おかゆが沸騰して
いると判断して第１沸騰維持工程に入り、加熱中のヒー
タ１１をオフにするとともに時間のカウントを開始する
（Ｓ１６，Ｓ１７）。次いで、ステップ１８においてヒ
ータ１１がオン状態かどうかを確認する。この場合、ヒ
ータ１１はオフ状態であるため、カウントした時間が予
め設定された第１沸騰維持工程の時間例えば１０分（第
１所定時間）に達したかどうかを判定する（Ｓ１９）。
この時点では、その時間に達することがないので、ステ
ップ２０において内鍋２３内の温度が１００℃に下降し
たかどうかを判定する。ヒータオフ時には内鍋２３内の
温度がヒータ等の余熱によりあまり下降しないので１０
０℃に達するまで、ステップ１７に戻ってこのステップ
からステップ２０の間の動作を繰り返す。そして、カウ
ント時間が１０分に達することなく内鍋２３内の温度が
下降して１００℃に達すると、オフ状態のヒータ１１を
オンにしてフル通電（１００％）し（Ｓ２１）、そのと
きのオン動作を１としてカウントする（Ｓ２２）。
【００１９】次いで、ステップ１７にてカウントした時
間が前記時間の１０分に達したかどうかを判定する（Ｓ
２３）。カウント時間がその時間に達した場合はステッ
プ２５に進むが、その時間に達していないときは、下降
した内鍋２３内の温度が上昇して１００℃に達したかど
うかを判定する（Ｓ２４）。その温度が１００℃に達し
ていないときは、ステップ１７に戻って時間のカウント
を継続し、ヒータ１１がオン状態であるかどうかを判定
する（Ｓ１８）。この場合、ステップ２１にてヒータ１
１をオン状態にしているので、ステップ２３を選択して
時間以内であることを確認し、内鍋２３内の温度状態を
判定する（Ｓ２４）。
間が前記時間の１０分に達したかどうかを判定する（Ｓ
２３）。カウント時間がその時間に達した場合はステッ
プ２５に進むが、その時間に達していないときは、下降
した内鍋２３内の温度が上昇して１００℃に達したかど
うかを判定する（Ｓ２４）。その温度が１００℃に達し
ていないときは、ステップ１７に戻って時間のカウント
を継続し、ヒータ１１がオン状態であるかどうかを判定
する（Ｓ１８）。この場合、ステップ２１にてヒータ１
１をオン状態にしているので、ステップ２３を選択して
時間以内であることを確認し、内鍋２３内の温度状態を
判定する（Ｓ２４）。
【００２０】内鍋２３内の温度が１００℃に達していな
い場合は、ステップ１７に戻って前記と同様の動作を繰
り返し、内鍋２３内の温度が上昇して１００℃に達した
ときは、ステップ１６に戻ってフル通電（１００％）中
のヒータ１１をオフにし、そして、継続している時間の
カウントをし、ヒータ１１のオン／オフ状態を判定する
（Ｓ１７，Ｓ１８）。ステップ１６においてヒータ１１
をオフ状態にしているので、ステップ１９を選択してカ
ウント時間が１０分に達したかどうかを確認する。その
時間に達していなければステップ２０において次のステ
ップを選択して処理する。このステップ１６〜ステップ
２４の間の処理は、１０分間（第１沸騰維持工程）の間
に１００℃を境にヒータ１１をオン・オフし、ヒータ１
１のオン回数を得る。
い場合は、ステップ１７に戻って前記と同様の動作を繰
り返し、内鍋２３内の温度が上昇して１００℃に達した
ときは、ステップ１６に戻ってフル通電（１００％）中
のヒータ１１をオフにし、そして、継続している時間の
カウントをし、ヒータ１１のオン／オフ状態を判定する
（Ｓ１７，Ｓ１８）。ステップ１６においてヒータ１１
をオフ状態にしているので、ステップ１９を選択してカ
ウント時間が１０分に達したかどうかを確認する。その
時間に達していなければステップ２０において次のステ
ップを選択して処理する。このステップ１６〜ステップ
２４の間の処理は、１０分間（第１沸騰維持工程）の間
に１００℃を境にヒータ１１をオン・オフし、ヒータ１
１のオン回数を得る。
【００２１】そして、ステップ１９又はステップ２３に
おいてカウント時間が１０分に達すると、ヒータ１１を
オフにして、第２沸騰維持工程の時間（第２所定時間）
を算出するために、前記時間内で得られたヒータのオン
回数例えば４回に、予め設定された時間例えば５分を掛
ける（Ｓ２５，Ｓ２６）。その後は、ステップ８，１１
又は１４にて選択した通電率でヒータ１１を加熱すると
ともに時間のカウントを開始して、そのカウント時間
が、算出した第２沸騰維持工程の時間に達したかどうか
を判定する（Ｓ２７〜Ｓ２９）。カウント時間が第２沸
騰維持工程の時間に達したときはヒータ１１をオフして
むらし工程に入るが、その時間に達していないときはス
テップ２８，２９の動作を繰り返し行う。そして、カウ
ント時間が第２沸騰維持工程の時間に達すると、ヒータ
１１をオフにしてむらし工程に入り（Ｓ３０，Ｓ３
１）、この動作を終了する。
おいてカウント時間が１０分に達すると、ヒータ１１を
オフにして、第２沸騰維持工程の時間（第２所定時間）
を算出するために、前記時間内で得られたヒータのオン
回数例えば４回に、予め設定された時間例えば５分を掛
ける（Ｓ２５，Ｓ２６）。その後は、ステップ８，１１
又は１４にて選択した通電率でヒータ１１を加熱すると
ともに時間のカウントを開始して、そのカウント時間
が、算出した第２沸騰維持工程の時間に達したかどうか
を判定する（Ｓ２７〜Ｓ２９）。カウント時間が第２沸
騰維持工程の時間に達したときはヒータ１１をオフして
むらし工程に入るが、その時間に達していないときはス
テップ２８，２９の動作を繰り返し行う。そして、カウ
ント時間が第２沸騰維持工程の時間に達すると、ヒータ
１１をオフにしてむらし工程に入り（Ｓ３０，Ｓ３
１）、この動作を終了する。
【００２２】この一連の動作により、予熱工程、炊飯工
程の各工程（炊き上げ工程、第１沸騰維持工程、第２沸
騰維持工程）での内鍋２３内の温度変化は図６に示すよ
うになる。予熱工程の時間及び炊飯工程の第１沸騰維持
工程の時間は前述したように予め設定されており、炊き
上げ工程の時間は炊飯量に応じて変化し、第２沸騰維持
工程の時間は、第１沸騰維持工程内でカウントしたヒー
タ１１のオン回数に基づいて変化する。加熱中に温度セ
ンサ７が内鍋２３の底部温度を検知し、マイコン１がこ
の底部温度を基に内鍋２３内の温度が沸騰温度（１００
℃）に達していると判断してヒータ１１をオフしても、
ヒータ１１や内鍋２３の周辺の温度は１００℃を遥かに
超える温度（約３００℃）となっているため、内鍋２３
内の温度は降下せずに逆に上昇する。このヒータオフ後
の内鍋２３の温度上昇は、内鍋２３内に収納されている
炊飯量により異なり、この炊飯量が少ないときはその受
熱容量が小さいため温度上昇が大きく、炊飯量が多いと
きはその受熱容量が大きいため温度上昇は炊飯量の少な
いときと比べ小さくなる。その結果、内鍋２３内の温度
が降下する時間が異なることになり、炊飯量が少ないと
きは降下時間が長く、炊飯量が多いときは炊飯量の少な
いときよりも短くなるため、第１所定時間（１０分）内
のヒータ１１のオン・オフによる内鍋２３内の温度の上
昇と下降の繰り返しは、炊飯量の少ない方が炊飯量が多
いときと比べ少なくなり、このため、第２沸騰維持工程
での沸騰時間は、炊飯量が多いときは長くなり、逆に炊
飯量が少ないときは短くなる。また、第２沸騰維持工程
での電力は、炊飯量が多い方が通電率が高く、しかも沸
騰時間が長くなるので、大きくなる。
程の各工程（炊き上げ工程、第１沸騰維持工程、第２沸
騰維持工程）での内鍋２３内の温度変化は図６に示すよ
うになる。予熱工程の時間及び炊飯工程の第１沸騰維持
工程の時間は前述したように予め設定されており、炊き
上げ工程の時間は炊飯量に応じて変化し、第２沸騰維持
工程の時間は、第１沸騰維持工程内でカウントしたヒー
タ１１のオン回数に基づいて変化する。加熱中に温度セ
ンサ７が内鍋２３の底部温度を検知し、マイコン１がこ
の底部温度を基に内鍋２３内の温度が沸騰温度（１００
℃）に達していると判断してヒータ１１をオフしても、
ヒータ１１や内鍋２３の周辺の温度は１００℃を遥かに
超える温度（約３００℃）となっているため、内鍋２３
内の温度は降下せずに逆に上昇する。このヒータオフ後
の内鍋２３の温度上昇は、内鍋２３内に収納されている
炊飯量により異なり、この炊飯量が少ないときはその受
熱容量が小さいため温度上昇が大きく、炊飯量が多いと
きはその受熱容量が大きいため温度上昇は炊飯量の少な
いときと比べ小さくなる。その結果、内鍋２３内の温度
が降下する時間が異なることになり、炊飯量が少ないと
きは降下時間が長く、炊飯量が多いときは炊飯量の少な
いときよりも短くなるため、第１所定時間（１０分）内
のヒータ１１のオン・オフによる内鍋２３内の温度の上
昇と下降の繰り返しは、炊飯量の少ない方が炊飯量が多
いときと比べ少なくなり、このため、第２沸騰維持工程
での沸騰時間は、炊飯量が多いときは長くなり、逆に炊
飯量が少ないときは短くなる。また、第２沸騰維持工程
での電力は、炊飯量が多い方が通電率が高く、しかも沸
騰時間が長くなるので、大きくなる。
【００２３】なお、前記の実施例では、第１沸騰維持工
程に入ったとき、ヒータ１１をフル通電でオン・オフし
たことについて例示したが、その工程において、ヒータ
１１をオンした際、３０／６０秒の通電率で加熱しても
よい。この場合、前記実施例と比べ弱火であるが、内鍋
２３の底部温度は細かく変化するので、第２沸騰維持工
程の時間を、フル通電時より正確に設定することができ
る。
程に入ったとき、ヒータ１１をフル通電でオン・オフし
たことについて例示したが、その工程において、ヒータ
１１をオンした際、３０／６０秒の通電率で加熱しても
よい。この場合、前記実施例と比べ弱火であるが、内鍋
２３の底部温度は細かく変化するので、第２沸騰維持工
程の時間を、フル通電時より正確に設定することができ
る。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、炊き上げ
工程時に内鍋内温度が第１温度に達したとき第２温度に
達するまでの経過時間を測定してその測定時間からおか
ゆの炊飯量を判定し、次いで、そのおかゆ炊飯量から加
熱手段の通電率を設定し、そして、内鍋内温度がさらに
沸騰温度に達したときは、予め設定された第１所定時間
の間、沸騰温度を保つように加熱手段を最大通電率でオ
ン・オフ制御すると共に、加熱手段のオンの回数をカウ
ントし、第１所定時間経過したときは、加熱手段のオン
のカウント値に基づいて第２所定時間を算出して、その
第２所定時間の間、先に設定した通電率で加熱手段を制
御するようにしたので、炊飯量に応じた沸騰時間と電力
量とでおかゆを炊飯できるという効果が得られている。
工程時に内鍋内温度が第１温度に達したとき第２温度に
達するまでの経過時間を測定してその測定時間からおか
ゆの炊飯量を判定し、次いで、そのおかゆ炊飯量から加
熱手段の通電率を設定し、そして、内鍋内温度がさらに
沸騰温度に達したときは、予め設定された第１所定時間
の間、沸騰温度を保つように加熱手段を最大通電率でオ
ン・オフ制御すると共に、加熱手段のオンの回数をカウ
ントし、第１所定時間経過したときは、加熱手段のオン
のカウント値に基づいて第２所定時間を算出して、その
第２所定時間の間、先に設定した通電率で加熱手段を制
御するようにしたので、炊飯量に応じた沸騰時間と電力
量とでおかゆを炊飯できるという効果が得られている。
【００２５】また本発明によれば、第１所定時間の間に
加熱手段を最大通電率でオン・オフ制御しているとき、
そのオン・オフ又はオフの回数をカウントし、第１所定
時間経過したときは、加熱手段のオン・オフ又はオフの
カウント値に基づいて第２所定時間を算出して、その第
２所定時間の間、先に設定した通電率で加熱手段を制御
するようにしたので、炊飯量に応じた沸騰時間と電力量
とでおかゆを炊飯できるという効果が得られている。
加熱手段を最大通電率でオン・オフ制御しているとき、
そのオン・オフ又はオフの回数をカウントし、第１所定
時間経過したときは、加熱手段のオン・オフ又はオフの
カウント値に基づいて第２所定時間を算出して、その第
２所定時間の間、先に設定した通電率で加熱手段を制御
するようにしたので、炊飯量に応じた沸騰時間と電力量
とでおかゆを炊飯できるという効果が得られている。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施例にかかる炊飯器の断面図であ
る。
る。
【図３】図２に示す炊飯器の平面図である。
【図４】おかゆ炊飯制御の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図５】図４に続くフローチャートである。
【図６】おかゆ炊飯制御時の内鍋の温度変化を示す図で
ある。
ある。
【図７】特開平３−１１４４１６号公報に開示されたお
かゆ炊飯制御時の内鍋温度変化を示す図である。
かゆ炊飯制御時の内鍋温度変化を示す図である。
１ マイクロコンピュータ ７ 温度センサ １１ ヒータ ２０ 炊飯器本体 ２３ 内鍋 ２４ 操作パネル ２５ 制御基板 ２６ 電源基板 ３０ 炊飯キースイッチ ３１ おかゆキースイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47J 27/00
Claims (2)
- 【請求項１】 おかゆ炊飯を指定するおかゆ設定手段
と、内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検知
して内鍋内の温度を検出する温度検出手段とを有し、 さらに、前記おかゆ設定手段によりおかゆ炊飯が指定さ
れた場合、炊き上げ工程時に前記内鍋内温度が予め設定
された第１温度に達したかどうかを判定し、前記内鍋内
温度が当該第１温度に達したときは第２温度に達するま
での経過時間を測定して、当該測定時間からおかゆの炊
飯量を判定するおかゆ炊飯量判定手段と、 前記おかゆ炊飯量に基づいて前記加熱手段の通電率を設
定する通電率設定手段と、 前記内鍋内が沸騰温度に達したとき、予め設定された第
１所定時間の間、沸騰温度を保つように前記加熱手段を
最大通電率でオン・オフ制御すると共に、そのオンの回
数をカウントする第１炊飯制御手段と、 前記第１所定時間が経過すると、前記加熱手段のオンの
カウント値に基づいて第２所定時間を算出して、当該第
２所定時間の間、前記通電率設定手段により設定された
通電率で前記加熱手段を制御する第２炊飯制御手段とを
有することを特徴とする炊飯器。 - 【請求項２】 前記第１炊飯制御手段は、前記第１所定
時間の間に前記加熱手段を最大通電率でオン・オフ制御
しているとき、そのオン・オフ又はオフの回数をカウン
トし、前記第２炊飯制御手段は、前記加熱手段のオン・
オフ又はオフのカウント値に基づいて第２所定時間を算
出することを特徴とする請求項１記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07240093A JP3154216B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07240093A JP3154216B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06284961A JPH06284961A (ja) | 1994-10-11 |
| JP3154216B2 true JP3154216B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=13488193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07240093A Expired - Lifetime JP3154216B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3154216B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2808524B2 (ja) * | 1994-12-09 | 1998-10-08 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気炊飯器 |
| CN108771465B (zh) * | 2018-06-15 | 2019-09-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种预约煮粥烹饪控制方法 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP07240093A patent/JP3154216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06284961A (ja) | 1994-10-11 |
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Legal Events
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