JPS61222420A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPS61222420A
JPS61222420A JP6832285A JP6832285A JPS61222420A JP S61222420 A JPS61222420 A JP S61222420A JP 6832285 A JP6832285 A JP 6832285A JP 6832285 A JP6832285 A JP 6832285A JP S61222420 A JPS61222420 A JP S61222420A
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rice
cooking
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rice cooking
temperature
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明 山口
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隆男 村井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジャー炊飯器等の調理器に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、マイクロコンピュータを用いた電子制御式のジャ
ー炊飯器にあっては、鍋の底部例えば外底面若しくは外
側面にセンサーを設け、このセンサーからの信号に基づ
いて容量判定を行ない、その容量に見合う加熱電力で炊
飯調理を行なうことにより、理想的な形で調理できるよ
うにしていたが、このような従来の炊飯器では鍋の底部
の温度変化を検出するセンサーの信号に基づいて容量判
定を行なっていた為、その容量判定に正確性を欠くもの
であった。
即ち、鍋の底部に設けたセンサーにあっては炊飯完了の
検知及び低温域での温度検知に良好な結果を得ることが
できるが、炊飯用のヒータが近くにありこの熱影響を大
きく受けたり、又被調理物の部分沸騰や温度分布の不均
一に大きく左右されることになる為、沸騰検知を含む高
温域での温度検知には余り好ましい結果が得られないも
のである。従って、従来では専ら、容量判定は低温域に
おける温度変化を基に行なっており、その為容量判定の
だめのデータを充分に得られず、容量判定に正確性を欠
くことになっていた。
(発明の目的) 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、沸騰検知を
正確に行ない高温域を含む広い範囲内で容量判定のだめ
のデータを採取できるようになし、正確性の高い容量判
定を行なえる調理器を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、第1図に示すように、被調理物を収容する鍋
と、該鍋を加熱して被調理物の調理を行なうヒータと、
上記鍋の底部の温度変化を検出する第1のセンサーと、
加熱調理に伴う雰囲気温度の変化を検出する第2のセン
サーと、上記第1のセンサーが所定温度に達した後第2
のセンサーによシ沸騰を検知するまでの経過時間をカウ
ントするタイマー手段と、該タイマー手段によシ得られ
たデータを基に容量判定を行ないかつ該判定結果に基づ
いて沸騰期間の加熱電力を設定する容量判定手段と、該
容量判定手段により設定された加熱電力に従って被調理
物の沸騰期間におけるヒータ制御を行なう沸騰制御手段
とを備えてなる構成とし、所期の目的を達成するもので
ある。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。
先ず、第2図は本発明炊飯器の概略構造を示す。
図において、1はジャー炊飯器の断熱性本体、2は外鍋
、3は外M2の内底部に設けた炊飯ヒータ(700W)
、4は外鍋2内に出入自在で被調理物を収容する内鍋、
5は外鍋2の外側面に設けた保温ヒータ、6は内鍋4の
外底面に接して底部の温度変化を検出するサーミスタの
如き第1のセンサー、7は断熱構造の外蓋、8は外蓋7
の内面側に設けた保温ヒータ、9は外蓋7の内面側中央
に突設した中空状の吊下棒、10は吊下棒9にシールパ
ツキン11を介して着脱自在に嵌挿支持した内蓋、12
は内蓋!0に突設したボール弁13内蔵の蒸気前、14
は吊下棒9内に封入したサーミスタの如き第2のセンサ
ーであり、このセンサー14は吊下棒9を介して内鍋4
内の雰囲気温度の変化を検出する。尚、吊下棒9はアル
ミニウム等の熱伝導性の良好な金属よりなる。
次に、第3図は操作部を示す図である。I5は時間表示
部、16はメニューセレクトボタン、17は時間セット
キー、18は分セットキー、19はスタートキー、20
は取消キー、21id保温スタートキー、a〜には表示
用L E Dであり、表示用LEDaはタイマー動作を
表示する。表示用LEDb−gは予熱、炊飯(1次)、
炊飯(2次)、炊飯(3次)、2度炊き・むらし、保温
の各工程表示を行ない、又表示用LEDh−には白米、
玄米、炊き込み、おかゆのメニュー表示を行なう。さら
に、操作部には、表示用LEDb=gとの位置関係によ
り報知時期を付しである。
第4図は制御回路全体のブロック図である。第4図にお
いて、22はマイクロコンピュータであり、主に中央演
算装置(以下CPUと配す。)23、電子タイマー24
、読出し専用メモリ(以下ROMと記す。)25、任意
アクセスメモリ(以下RAMと記す。)26及びインタ
ーフェース(入出力信号処理回路)27により構成され
ている。上記ROM25にはCPU2gの制御プログラ
ムが格納されており、又RAM26はCPU2Bのデー
タメモリとして使用される。而して、上記CPU28は
入力側の各部の状態をインタフェース27を介して読み
込むと共に、ROM 25内の制御プログラムを読み出
すことにより、予熱、炊飯(1次)(2次)(3次)、
2度炊き・むらし、保温等の工程を判断し、その工程を
実行するのに必要な加熱部等をインタフェース27を介
して制御するもので、その工程移行は電子タイマー24
と共動して行なわれる。尚、電子タイマー24はCPU
28からの指示によって時間をアップ或いはダウンカウ
ントし、信号を出力するものである。
以上の構成において、以下その制御について詳細に説明
する。尚、第5図は第1及び第2のセンサーの検知温度
の時間的変化をモデル的に示した図、第6図は容量変化
に伴うセンサーの検知温度と炊飯電力の関係を示す図で
ある。
先ず、電源をONした後、メニューセレクトボタン16
により所望のメニューを選択する。この選択に伴って所
定の表示用LEDを点灯し、メニューを表示する。
白米炊飯 今、白米炊飯を選択した場合について説明する。
先ず、メニュー選択後、スタートキー■9をONすると
、CPU28はスタートキー19のONを確認して、次
に何れのフラッグが指定されているかを判定する。今、
白米炊飯が選択されている為、フラッグ■の指定を判定
・して、このフラッグ■に対応するROM25内の制御
プログラムを読み出すことにより、第7図示のフローチ
ャートのように制御する。尚、スタートキー19のON
に伴って報知部(例えば圧電ブザー)が動作し、確認音
を出す。
0予熱工程 この予熱工程は被調理物(米及び水)をある一定温度ま
で加熱昇温させ、炊飯(予熱)開始から一定時間が経過
するまで上記温度を保持する。尚、第7図において、D
で示す枠は予熱工程のフローチャートを示す。
予熱工程が開始すると、炊飯ヒータ3はONして被加熱
物を加熱昇温すると共に、該加熱を第■のセンサー6の
検知温度がある一定温度(例えば62℃)に達するまで
連続して行ない、検知温度が62℃に達した時点で炊飯
ヒータ3をOFFする。以後、第1のセンサー6の検知
温度に基づいて炊飯ヒータ3をON、OFFすることに
より、予熱開始から一定時間(例えば10分間)が経過
するまで62℃に保持し、10分が経過すると、次段の
炊飯(1次)工程に移行する。
この工程は、米の吸水を促進すること、当初の水温、気
温に対する被調理物の温度補正を行なうこと、炊飯量の
大小に関係なく温度分布を均一にすること等を目的とし
ており、上記温度及び時間は一例であって、所期の目的
を達成する為に必要な値に任意に設定すればよい。
予熱工程において、第2のセンサー14の検知温度は第
5図示のように、第1のセンサー6の検知温度より低く
、上昇カーブも極めて緩やかである。
0炊飯(1次)工程 この工程は容量判定データを採取し、このデータに基づ
いて炊飯量を判定し、次段の加熱デユーティ−を決定す
る。第7図中、Eで示す枠は当該工程のフローチャート
を示す。
今、炊飯(1次)工程に移行すると、炊飯ヒータ8をO
NI、て連続加熱により第1のセンサー6の検知温度が
62℃から所定温度(例えば、88℃)に達するまで被
調理物を加熱昇温する一方、炊飯工程開始からの時間を
カウントアツプして行く。
そして、第1のセンサー6の検知温度が88℃に達した
ことを判定すると、この時点のタイマーデータTを読み
込み、データTIとして記憶する。
次に、このタイマーデータT1を基に炊飯量を判定し、
次段の炊飯(2次)工程の加熱デユーティ−を決定する
ここで、炊飯量の判定について説明する。炊飯量は1合
(’O,’j87) 〜10合(1,8t)までの10
段階になっており、第′1のセンサー6の検知温度が6
2℃から88℃に達するまでの時間を夫々固有の時間幅
により10段階に分割し、そして各炊飯量毎に後述の如
く加熱デユーティ−が設定され、これらをプログラム化
した内容が予めROM26に記憶されている。例えば、
炊飯ヒータ3を700Wとした場合、タイマーデータT
Iが500秒以上の時10合、150秒以下の時1合と
判定し、500秒から150秒の間を夫々の炊飯量固有
の時間幅により分割する。而して、炊飯量の判定は、タ
イマーデータTlから各炊飯量に対する時間幅を順次差
し引いて行き、T+<Oの関係になった時の炊飯量を判
定する。
次に、加熱デユーティ−は各炊飯量に対応して設定され
ており、一定周期(例えば64秒)内に炊飯ヒータ3に
通電する時間を調節するものである。この加熱デユーテ
ィ−は、炊飯量に伴う炊飯(2次)工程の実行時間の変
動を小さく抑えることを目的としており、例えば10合
の場合64秒/64秒、1合の場合32秒/64秒 炊
飯ヒータ3に通電するもので、この間において夫々の炊
飯量に応じた加熱デユーティ−を設定しである。従って
、炊飯(2次)工程の加熱電力は10合の場合700W
、1合の場合350.、WKなる。
尚、炊飯(1次)工程において、第2のセンサー14の
検知温度は第5図示のように低く、上昇カーブも緩やか
である。上記炊飯(1次)工程の終了温度及びデユーテ
ィ−コントロールの周期は上記数値に限定されるもので
はない。
0炊飯(2次)工程 前段の工程で炊飯量が判定され、加熱デユーティ−が決
定された後、炊飯(2次)工程に移行すると、上記決定
に従って炊飯ヒータ3をデユーティ−コントロールする
ことによシ被調理物を加熱する一方、前段の工程に引き
続いて時間をカウントアツプして行き、被調理物の沸騰
を判定することにより、次段の炊飯(8次)工程に移行
する。
第7図中、Fで示す枠は当該工程のフローチャートを示
す。
ここで、被調理物の沸騰判定について説明する。
第1のセンサー6の検知温度は第5図に示すように、炊
飯(2次)工程の開始から短時間で100℃まで達する
ことになるが、これは炊飯ヒータ8に近い被調理物底部
における部分沸騰、及び炊飯ヒータ3の熱影響によるも
のであり、この時点では未だ被調理物全体が沸騰状態に
なっておらず、従って第1のセンサー6の検知温度を基
に沸騰を判定した場合正確性に欠けるものである。一方
、第2のセンサー■4の検知温度は炊飯(2次)工程開
始後も緩やかに上昇し、被調理物全体が沸騰を始め水蒸
気が盛んに発生するようになり、内鍋4内に水蒸気が充
満し始めると、急激に上昇する。
従って、第2のセンサー14の検知温度の急激な上昇を
とらえることによシ被調理物全体の沸騰を正確に判定す
ることができる。
然るに、第2のセンサー14の検知温度の急激な上昇時
においである温度(例えば90℃)になったことを感知
し、沸騰を判定する。
そこで、炊飯(2次)工程は第2のセンサー14の検知
温度が90℃になったことを判定して終了し、次段の炊
飯(3次)工程に移行する一方、この時点のタイマーデ
ータT即ち炊飯(1次)工程の開始から炊飯(2次)工
程の終了までの経過時間を読み込み、データT2として
記憶する。次に、このタイマーデータT2を基に先の場
合と同様に炊飯量を判定し、次段の加熱デユーティ−を
決定する。
炊飯量は先の場合と同様に10段階に区分されるもので
、例えばタイマーデータT が750秒以上の時10合
、350秒以下の時1合とし、その間を夫々の炊飯量固
有の時間幅により分割しである。又、加熱デユーティ−
は、米のα化を完全に行なわせる為に炊飯(8次)工程
を2度炊き・むらし工程の時間と合せて20分以上にな
ること、吹きこぼれをなくすること、炊飯(1次)工程
の開始から炊飯(3次)工程の終了までの時間が炊飯量
に関係なく略一定になることを条件として、各炊飯量毎
に設定されておシ、例えば10合の場合加熱電カフ 0
0 W (64秒/64秒炊飯ヒータON)、1合の場
合加熱電力+75W(16秒/64秒炊飯ヒータON)
に設定する。
0炊飯(8次)工程 この工程では、上記決定に基づいて炊飯ヒータ3をデユ
ーティ−コントロールすることにより、被調理物即ち白
米御飯を炊き上げるものであるOK7図中、Gで示す枠
は当該工程のフローチャートを示す。
即チ、炊飯ヒータ3のデユーティ−コントロールにより
加熱が進み、内鍋4内の水分がなくカリ、底部温度が急
激に上昇して第1のセンサー6の検知温度が炊き上がり
温度(例えば124℃)に達したことを判定すると、炊
飯ヒータ3を0FFL次段の2度炊き・むらし工程に移
行する。
尚、炊飯(8次)工程における加熱デユーティ−は先に
述べた条件を基に設定しである為、第6図に示すように
炊飯量の大小に関係なく炊き上がり時期は略一致するこ
とになる。又、御飯の炊き上がシに伴って報知部を動作
させる。
02度炊き・むらし工程 この工程は炊き上げた御飯の水切りとこげ付けを行なう
ことにより御飯を仕上げるもので、当該工程の終了によ
り充分なむらしがなされ最も食べ頃の御飯が得られる。
第7図中、Hで示す枠は当該工程のフローチャートを示
す。
2度炊き・むらし工程に移行すると、一定時間(例えば
12分)のカウントダウンを始める一方、第1のセンサ
ー6の検知温度が所定温度(例えば110℃)まで低下
するのを待ち、110℃に達したことを判定した時に炊
飯ヒータ3をONして再び124℃になるまで加熱し、
124℃に達すると炊飯ヒータ3をOFFして以後停止
状態とする。そして、12分の経過により御飯の仕上が
りを報知して保温工程に移行する。
0保温工程 保温工程に移行すると、第7図に夏の枠で示すように、
第1のセンサー6及び第2のセンサー14の検知温度に
伴って保温ヒータ5,8を制御し、御飯を保温温度に保
つものである。
即ち、第1のセンサー6の検知温度が例えば73℃以下
に低下するか、第2のセンサー14の検知温度が例えば
76℃以下に低下すれば、保温ヒータ5,8をONL、
両センサー6.14の検知温度が上記温度以上になれば
、保温ヒータ5,8をOFFするものであり、以後この
ような繰り返しにより保温する。
尚、第2のセンサー14の設定温度を第1のセンサー6
の設定温度より高めた理由は内蓋10の内面における露
付き防止のためである。又、両センサー6.14により
保温ヒータ5,8を制御する理由は、第1のセンサー6
のみでは蓋の開放による上部の温度低下を速やかに捕え
ることができず、又第2のセンサー14のみでは被調理
物即ち御飯の温度変化を正確に捕えることができないた
めである。
以上のようにして、白米炊飯が行なわれるものであり、
次に玄米炊飯について説明する。
玄米炊飯 メニューセレクトボタン16により玄米炊飯を選択して
スタートキー19をONすると、フラッグ2の指定を判
定して、これに対応する制御プログラムを読み出すこと
により、第8図示のフローチャートのように制御する。
尚、第8図において、第7図と共通する部分には第7図
中の枠の符号を付し、詳細は省略する。
この玄米炊飯の制御は基本的には白米炊飯と同じであり
、以下相違する点についてのみ説明する。
玄米炊飯の予熱工程では、白米炊飯の予熱工程に比べて
その実行時間を長く設定することにより、白米に比べ吸
水性の悪い玄米にあっても充分に吸水できるようにしで
ある。−例として、白米炊飯の予熱工程10分に対し、
30分に設定する。予熱工程後の炊飯(1次)(2次)
(3次)、2度炊き・むらし、保温の各工程は白米炊飯
時と同様に制御される。但し、容量判定の基準時間及び
加熱デユーティ−は玄米炊飯の実験データを基に固有の
値に設定しである。
例えば、炊飯(1次)工程ではタイマーデータT1が4
00秒以上の時10合、140秒以下の時1合として判
定し、又炊飯(2次)工程ではタイマーデータT2が1
000秒以上の時10合、650秒以下の時1合として
判定するものである。
一方、炊飯(2次)工程の加熱デユーティ−は10合の
時60秒/64秒炊飯ヒータON(加熱電力g56W)
、1合の時32秒/64秒炊飯ヒータON(加熱電力8
50W)に設定し、又炊飯(3次)工程の加熱デユーテ
ィ−は10合の時58秒/64秒炊飯ヒータON(加熱
電力684W)、1合の時16秒/64秒炊飯ヒータO
N(加熱電力+75W)に設定しており、沸騰期間を白
米炊飯時より若干長くなるように設定している。
炊き込み炊飯 メニューセレクトボタンI6により炊き込み炊飯を選択
してスタートキー19をONすると、フラッグ3の指定
を判定して、これに対応する制御プログラムを読み出す
ことにより、第9図示のフローチャートのように制御す
る。尚、第9図において、第7図と共通する部分には第
7図中の枠の符号を付し、詳細は省略する。
炊き込み炊飯の予熱、炊飯(1次)(2次)、2度炊き
・むらし、保温の各工程は基本的に白米炊飯と同じであ
り、相違する炊飯(3次)工程について以下に説明する
炊き込み御飯の具の中には、炊飯開始当初より入れてお
くものと、沸騰時に入れるものとがある為、炊飯(3次
)工程では沸騰報知を行ない、具の投入を検出できるよ
うにしである。
先ず、炊飯(3次)工程に移行すると、報知部を鳴動さ
せて沸騰報知を行ない、具の投入を促すことになる。そ
の後、具の投入がなされなかった場合には、炊飯(2次
)工程で決定された加熱デユーティに従って炊飯ヒータ
8をデユーティ−コントロールするととにより調理を行
ない、第1のセンサー6の検知温度が124℃に達した
時に次工程に移行する。
一方、蓋が開放され、具が投入されると、外気の流入に
より第2のセンサー14の検知温度が第10図に示すよ
うに急激に低下し、検知温度が90℃以下に低下したこ
とを判定すると、炊飯ヒータ3を連続ON状態として、
加熱デユーティ−に関係なく加熱電カフ00Wで加熱す
ることにより、第2のセンサー14の検知温度が90℃
になるまで短時間で昇温する。そして、第2のセンサー
14の検知温度が90℃に達したことを判定すると、以
後炊飯ヒータ3をデユーティ−コントロールすることに
より、第1のセンサー6の検知温度が124℃に達する
まで行なうことになる。
尚、容量判定の基準時間及び加熱デユーティ−は実験デ
ータを基に固有の値に設定される。例えば、炊飯(1次
)工程ではタイマーデータT1 が650秒以上の時1
0合、250秒以下の時1合として判定し、炊飯(2次
)工程ではタイマーデータT2が800秒以上の時10
合、400秒以下の時1合として判定する。又炊飯(2
次)工程の加熱デユーティ−は10合の時64秒/64
秒 炊飯ヒータON(加熱電カフ00W)、1合の時3
2秒/64秒炊飯ヒータON(加熱電力850W)に設
定し、炊飯(3次)工程の加熱デユーティ−は10合の
時60秒/64秒炊飯ヒータON(加熱電力656W)
、1合の時15秒/64秒 炊飯ヒータON(加熱電力
+64W)に設定する。
おかゆ調理 メニューセレクトボタン16によりおかゆ調理を選択し
てスタートキー19をONすると、フラッグ4の指定を
判定して、これに対応する制御プログラムを読み出すこ
とにより、第11図のフローチャートのように制御する
。尚、第11図において、第7図と共通する部分には第
7図中の枠の符号を付し、詳細は省略する。
おかゆ調理の予熱、炊飯(1次)(2次)の各工程は基
本的に白米炊飯と同じであり、相違する炊飯(3次)及
び2度炊き・むらし工程について説明する。尚、おかゆ
調理には保温工程は設けない0 おかゆ調理では、調理開始からの経過時間をカウントし
ており、炊飯(3次)工程は調理開始から一定時間(例
えば60分)が経過した時点で、次段のむらし工程に移
行する。むらし工程は炊飯ヒータ3をOFFして一定時
間(例えば5分)の経過により終了する。
尚、容量判定の基準時間及び加熱デユーティ−は実験デ
ータを基に固有の値に設定される。例えば、炊飯(1次
)工程ではタイマーデータT1が700秒以上の時10
合、350秒以下の時1合として判定し、又炊飯(2次
)工程ではタイマーデータT2が900秒以上の時10
合、500秒以下の時1合として判定する。一方、炊飯
(2次)工程の加熱デユーティ−は10合の時32秒/
64秒炊飯ヒータON(加熱電力850W)、1合の時
16秒/64秒 炊飯ヒータON(加熱電力+75W)
に設定し、又炊飯(3次)工程の加熱デユーティ−は1
0合の時16秒/64秒炊飯ヒータON(加熱電力+7
5W)、1合の時12秒/64秒炊飯ヒータON(加熱
電力+81W)に設定しており、特に炊飯(3次)工程
では、沸騰を維持できる最低限の加熱電力に設定し、次
きこぼれを防止している。
以上の如く、本実施例では第1及び第2のセンサー6.
14からの信号に基づいて炊飯ヒータ3を制御すること
により、白米炊飯、玄米炊飯等の各種調理を行なうもの
である。又、各種調理において、予熱の開始から2度炊
き・むらしの終了までの時間を容量に関係なく略一定に
なるように制御しているが、これは特開昭59−282
520号公報等に示されているような御飯仕上げタイマ
ーを実施できるようにするためである。
尚、上記実施例では、炊飯量の判定を2度同じ方法で行
なっているが、その判定方法は上記のものに限定される
ものではなく、例えば最初の炊飯量判定に特開昭59−
282520号公報等に示されている方法を採用しても
よい。この方法は、被調理物をある温度からある温度ま
で上昇させる間、設定温度を小刻みに段階的に上昇させ
て行き、この間における炊飯ヒータのON時間を積算し
、炊飯ヒータON積算時間を容量判定データとして採用
し、このデータを基に炊飯量を判定する方法である。而
して、このような方法は、特に沸騰感知の必要のない白
米炊飯において最初に限らず2回文、第2のセンサー1
4は上記実施例の位置に限定されるものではなく、要は
加熱調理に伴う雰囲気温度の変化を検出できる位置であ
ればよい。
但し、保温ヒータとは熱的に遮断することが望ましい。
その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形し
て実施することができる。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、沸騰検知を正確にできる為
、高温域を含む広い範囲に渡って容量判定のだめのデー
タを充分に採取することができ、従って容量判定の正確
性も高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、第2図は本発明の実施
例におけるジャー炊飯器の概略構造図、第3図は同上操
作部を示す図、第4図は同上制御回路全体のブロック図
、第5図は同上センサーの検知温度の時間的変化をモデ
ル的に示しだ図、第6図は同上容量変化に伴うセンサー
の検知温度と飯のフローチャート、第8図は同上玄米炊
飯のフローチャート、第9図は同上炊き込み炊飯のフロ
ーチャート、第10図は同上炊き込み炊飯において第2
のセンサーの検知温度の変化をモデル的に示した図、第
11図は同上おかゆ調理のフローチャートである。 3:炊飯ヒータ、  4:内鍋、  6:第1のセンサ
ー、  14:第2のセンサー、  22:マイクロコ
ンピュータ。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)(ハ) $1 図 1ら 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被調理物を収容する鍋と、該鍋を加熱して被調理物
    の調理を行なうヒータと、上記鍋の底部の温度変化を検
    出する第1のセンサーと、加熱調理に伴う雰囲気温度の
    変化を検出する第2のセンサーと、第1のセンサーが所
    定温度に達した後第2のセンサーにより沸騰を検知する
    までの経過時間をカウントするタイマー手段と、該タイ
    マー手段により得られたデータを基に容量判定を行ない
    かつ該判定結果に基づいて沸騰期間の加熱電力を設定す
    る容量判定手段と、該容量判定手段により設定された加
    熱電力に従って被調理物の沸騰期間におけるヒータ制御
    を行なう沸騰制御手段とを備えてなることを特徴とする
    調理器。
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