JPS61222422A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPS61222422A
JPS61222422A JP5647785A JP5647785A JPS61222422A JP S61222422 A JPS61222422 A JP S61222422A JP 5647785 A JP5647785 A JP 5647785A JP 5647785 A JP5647785 A JP 5647785A JP S61222422 A JPS61222422 A JP S61222422A
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cooking
rice cooking
cooked
seconds
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明 山口
植田 一夫
隆男 村井
義明 小倉
克三 寺岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、炊き込み炊飯を行なえる調理器に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 従来、マイクロコンピュータを用いた電子制御式炊飯器
にあっては、鍋の底部例えば外底面若しくは外側面にセ
ンサーを設け、このセンサーからの信号に基づいてヒー
タを制御することにより炊飯調理を理想的な形で行なう
ようになっているが、このような従来の炊飯器は専ら白
米炊飯を対象として商品化されており、白米炊飯以外の
調理例えば炊き込み炊飯を行なうには余り好ましいもの
ではなかった。
炊き込み炊飯の場合、その出来具合は具を入れるタイミ
ングに大きく影響されるところ、従来では使用者が勘に
より炊飯量、炊飯時間、蒸気の出具合等を基に具を入れ
るタイミングを推定していた為、具を入れるタイミング
にばらつきを生じ、失敗も多くなるものである。特に、
松茸御飯のように、具の中に沸騰してから入れる具があ
る炊き込み炊飯にあって、沸騰のタイミングの取り方が
最も難しく、失敗が多くなっていた。
然るに、このような失敗をなくする方法として、センサ
ーにより被調理物の温度変化を検出して沸騰検知を行な
い、ブザー等の報知器を動作させてタイミング報知を行
なうことが考えられるが、従来の炊飯器のように、鍋の
底部に設けたセンサーでは、ヒータが近くにありこの熱
影響を大きく受けたり、又被調理物の部分沸騰、温度分
布の不均一等に大きく左右され、実際に被調理物全体が
沸騰状態になる以前に沸騰検知することになる為、被調
理物の沸騰検知に好ましい結果が得られず、従ってタイ
ミング報知にも正確性を欠くことになる。
(発明の目的) 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、被調理物の
沸騰検知をより正確に行なって報知することにより、ず
れを小さく抑え、松茸御飯等の炊き込み炊飯において良
好な出来上がり状態を得られるようにした調理器を提供
するものである。
(発明の構成) 本発明は、被調理物の加熱調理に伴う雰囲気温度の変化
を検出するセンサーを設け、このセンサーにより被調理
物の沸騰を検知して報知器を動作させてなる構成とし、
所期の目的を達成するものである。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。
先ず、第1図は本発明炊飯器の概略構造を示す。
図において、1はジャー炊飯器の断熱性本体、2は外鍋
、3は外鍋2の内底部に設けた炊飯ヒータ(700W)
、4は外鍋2内に出入自在で被調理物を収容する内鍋、
5は外鍋2の外側面に設けた保温ヒータ、6は内鍋4の
外底面に接して底部の温度変化を検出するサーミスタの
如き第1のセンサー、7は断熱構造の外蓋、8は外蓋7
の内面側に設けた保温ヒータ、9は外蓋7の内面側中央
に突設した中空状の吊下棒、10は吊下棒9にシールパ
ツキン11を介して着脱自在に嵌挿支持した内蓋、12
は内蓋10に突設したボール弁13内蔵の蒸気筒、14
は吊下棒9内に封入したサーミスタの如き第2のセンサ
ーであり、このセンサー14は吊下棒9を介して内鍋4
内の雰囲気温度の変化を検出する。尚、吊下棒9はアル
ミニウム等の熱伝導性の良好な金属よりなる。
次に、第2図は操作部を示す図である。15は時間表示
部、16はメニューセレクトボタン、17は時間セット
キー、18は分セットキー、19はスタートキー、20
は取消キー、21は保温スタートキー、a−には表示用
LEDであり、表示用LEDaはタイマー動作を表示す
る。表示用LEDb−gは予熱、炊飯(1次)、炊飯(
2次)、炊飯(3次)、2度炊き・むらし、保温の各工
程表示を行ない、又表示用LEDh〜1(は白米、玄米
、炊き込み、おかゆのメニュー表示を行なう。さらに、
操作部には、表示用LgDb−gとの位置関係により報
知時期を付しである。
第3図は制御回路全体のブロック図である。第3図にお
いて、22はマイクロコンピュータであり、主に中央演
算装置c以下CPUと記す。)23、電子タイマー24
、読出し専用メモリC以下ROMと記す。)25、任意
アクセスメモリC以下RAMと記す。)26及びインタ
ーフェース(入出力信号処理回路)27により構成され
て込る。上記ROM25にはCPU23の制御プログラ
ムが格納されており、又RAM26はCPU23のデー
タメモリとして使用される。而して、上記CPU23は
入力側の各部の状態をインタフェース27を介して読み
込むと共に、ROM25内の制御プログラムを読み出す
ことにより、予熱、炊飯(1次〕(2次)(3次)、2
度炊き・むらし、保温等の工程を判断し、その工程を実
行するのに必要な加熱部等をインタフェース27を介し
て制御するもので、その工程移行は電子タイマー−24
と共動して行なわれる。尚、電子タイマー24はCPU
23からの指示によって時間をアップ或いはダウンカウ
ントし、信号を出力するものである。
以上の構成において、以下その制御につ−て詳細に説明
する。尚、第4図は第1及び第2のセンサーの検知温度
の時間的変化をモデル的に示した図、第5図は容量変化
に伴うセンサーの検知温度と炊飯電力の関係を示す図で
ある・ 先ず、電源をONした後、メニューセレクトボタン16
により所望のメニューを選択する。この選択に伴って所
定の表示用LEDを点灯し、メニューを表示する。
白米炊飯 今、白米炊飯を選択した場合について説明する。
先ず、メニュー選択後、スタートキー19をONすると
、CPU23はスタートキー19のONを確認して、次
に何れのフラッグが指定されているかを判定する。今、
白米炊飯が選択されている為、フラッグlの指定を判定
して、このフラッグlに対応するROM25内の制御プ
ログラムを読み出すことにより、第6図示のフローチャ
ートのように制御する。尚、スタートキー19のONに
伴って報知部(例えば圧電ブザーの報知器)が動作し、
確認音を出す。
0予熱工程 この予熱工程は被調理物(米及び水)をある一定温度ま
で加熱昇温させ、炊飯(予熱)開始から一定時間が経過
するまで上記温度を保持する。尚、第6図において、D
で示す枠は予熱工程のフローチャートを示す。
予熱工程が開始すると、炊飯ヒータ3はONして被加熱
物を加熱昇温すると共に、該加熱を第1のセンサー6の
検知温度がある一定温度(例えば62℃)に達するまで
連続して行ない、検知温度が62℃に達した時点で炊飯
ヒータ3をOFFする。以後、第1のセンサー6の検知
温度に基づいて炊飯ヒータ3をON、OFFすることに
より、予熱開始から一定時間(例えば10分間)が経過
するまで62℃に保持し、10分が経過すると、次段の
炊飯(1次)工程に移行する。
この工程は、米の吸水を促進すること、当初の水温、気
温に対する被調理物の温度補正を行なうこと、炊飯量の
大小に関係なく温度分布を均一にすること等を目的とし
ており、上記温度及び時間は一例であって、所期の目的
を達成する為に必要な値に任意に設定すればよい。
予熱工程において、第2のセンサー14の検知温度は第
4図示のように、第1のセンサー6の検知温度より低く
、上昇カーブも極めて緩やかである。
O炊飯(1次)工程 この工程は容量判定データを採取し、このデータに基づ
いて炊飯量を判定し、次段の加熱デユーティ−を決定す
る。第6図中、Eで示す枠は当該工程のフローチャート
を示す。
今、炊飯(1次)工程に移行すると、炊飯ヒータ3をO
Nして連続加熱により第1のセンサー6の検知温度が6
2℃から所定温度(例えば88℃)に達するまで被調理
物を加熱昇温する一方、炊飯工程開始からの時間をカウ
ントアツプして行く。
そして、第1のセンサー6の検知温度が88℃に達した
ことを判定すると、この時点のタイマーデータTを読み
込み、データT0として記憶する。
次に、このタイマーデータT□を基に炊飯量を判定し、
次段の炊飯(2次)工程の加熱デユーティ−を決定する
ここで、炊飯量の判定について説明する。炊飯量は1合
(0,1Jll)〜10合(L8f)までの10段階に
なっており、第1のセンサー6の検知温度が62℃から
88℃に達するまでの時間を夫々固有の時間幅により1
0段階に分割し、そして各炊飯量毎に後述の如く加熱デ
ユーティ−が設定され、これらをプログラム化した内容
が予めRO,M 26に記憶されている。例えば、炊飯
ヒータ3を700Wとした場合、タイマーデータT1が
500秒以上の時10合、150秒以下の時1合と判定
し、500秒から150秒の間を夫々の炊飯量固有の時
間幅により分割する。而して、炊飯量の判定は、タイマ
ーデータTlから各炊飯量に対する時間幅を順次差し引
いて行き、T1く0の関係になった時の炊飯量を判定す
る。
次に、加熱デユーティ−は各炊飯量に対応して設定され
ており、一定周期(例えば64秒)内に炊飯ヒータ3に
通電する時間を調節するものである。この加熱デユーテ
ィ−は、炊飯量に伴う炊飯(2次)工程の実行時間の変
動を小さく抑えることを目的としており、例えば10合
の場合ヒータ3に通電するもので、この間において夫々
の炊飯量に応じた加熱デユーティ−を設定しである。従
って、炊飯(2次)工程の加熱電力は10合の場合70
0W、1合の場合350Wになる。
尚、炊飯(1次)工程において、第2のセンサー14の
検知温度は第4図示のように低く、上昇カーブも緩やか
である。上記炊飯(1次)工程のデ゛ 終了温度及びδニーティーコントロールの周期は上記数
値に限定されるものではない。
0炊飯(2次)工程 前段の工程で炊飯量が判定され、加熱デユーティ−が決
定された後、炊飯(2次)工程に移行すると、上記決定
に従って炊飯ヒータ3をデユーティ−コントロールする
ことにより被調理物を加熱する一方、前段の工程に引き
続いて時間をカウントアツプして行き、被調理物の沸騰
を判定することにより、次段の炊飯(3次)工程に移行
する。
@6図中、Fで示す枠は当該工程のフローチャートを示
す。
ここで、被調理物の沸騰判定について説明する。
第1のセンサー6の検知温度は第4図に示すように、炊
飯C2次)工程の開始から短時間で100℃まで達する
ことになるが、これは炊飯ヒータ3に近い被調理物底部
における部分沸騰、及び炊飯ヒータ3の熱影響によるも
のであり、この時点では未だ被調理物全体が沸騰状態に
なっておらず、従って第1のセンサー6の検知温度を基
に沸騰を判定した場合正確性に欠けるものである。一方
、第2のセンサー14の検知温度は炊飯(2次)工程開
始後も緩やかに上昇し、被調理物全体が沸騰を始め水蒸
気が盛んに発生するようになり、内鍋4内に水蒸気が充
満し始めると、急激に上昇する。
従って、第2のセンサー14の検知温度の急激な上昇を
とらえることにより被調理物全体の沸騰を正確に判定す
ることができる。
然るに、第2のセンサー14の検知温度の急激な上昇時
においである温度(例えば90℃)になったことを感知
し、沸騰を判定する。
そこで、炊飯(2次)工程は第2のセンサー14の検知
温度が90℃になったことを判定して終了し、次段の炊
飯(3次)工程に移行する一方、この時点のタイマーデ
ータT即ち炊飯(1次)工程の開始から炊飯(2次)工
程の終了までの経過時間を読み込み、データT2として
記憶する。次に、このタイマーデータT2を基に先の場
合と同様に炊飯量を判定し、次段の加熱デユーティ−を
決定する・ 炊飯量は先の場合と同様に10段階に区分されるもので
、例えばタイマーデータT2が750秒以上の時10合
、350秒以下の時1合とし、その間を夫々の炊飯量固
有の時間幅により分割しである。又、加熱デユーティ−
は、米のα化を完全に行なわせる為に炊飯(3次)工程
を2度炊き・むらし工程の時間と合せて20分以上にな
ること、吹きこぼ九をなくすること、炊飯(1次)工程
の開始から炊飯(3次)工程の終了までの時間が炊飯量
に関係なぐ略一定になることを条件として、各炊飯量毎
に設定されており、例えば10合の場合加熱型カフ00
W(”秒/64秒炊飯ヒータON)、1合の場合加熱電
力175W (16秒/64秒炊飯ヒータON)に設定する。
O炊飯(3次)工程 この工程では、上記決定に基づいて炊飯ヒータ3をデユ
ーティ−コントロールすることにより、被調理物即ち白
米御飯を炊き上げるものである。
第6図中、Gで示す枠は当該工程のフローチャートを示
す。
即ち、炊飯ヒータ3のデユーティ−コントロールにより
加熱が進み、内鍋4内の水分がなくなり、底部温度が急
激に上昇して第1のセンサー6の検知温度が炊き上がり
温度(例えば124℃)に達したことを判定すると、炊
飯ヒータ3をOFF’ L次段の2度炊き・むらし工程
に移行する。
尚、炊飯(3次)工程における加熱デユーティ−は先に
述べた条件を基に設定しである為、第5図に示すように
炊飯量の大小に関係なく炊き上がり時期は略一致するこ
とになる。又、御飯の炊き上がりに伴って報知部を動作
させる。
02度炊き−むらし工程 この工程は炊き上げた御飯の水切りとこげ付はを行なう
ことにより御飯を仕上げるもので、当該工程の終了によ
り充分なむらしがなされ最も食べ頃の御飯が得られる。
第6図中、Hで示す枠は当該工程のフローチャートを示
す。
2度炊き・むらし工程に移行すると、一定時間(例えば
12分)のカウントダウンを始める一方、第1のセンサ
ー6の検知温度が所定温度(例えば110℃)まで低下
するのを待ち、110℃に達したことを判定した時に炊
飯ヒータ3をONt、て再び124℃になるまで加熱し
、124℃に達すると炊飯ヒータ3をOFFして以後停
止状態とする。そして、12分の経過により御飯の仕上
がりを報知して保温工程に移行する。
O保温工程 〆 保温工程に移行すると、第7図にIの枠で示すように、
第1のセンサー6及び第2のセンサー14の検知温度に
伴って保温ヒータ5,8を制御し、御飯を保温温度に保
つものである。
即ち、第1のセンサー6の検知温度が例えば73℃以下
に低下するか、第2のセンサー14の検知温度が例えば
76℃以下に低下すれば、保温ヒータ5,8をONL、
両センサー6.14の検知温度が上記温度以上になれば
、保温ヒータ5゜8をOFFするものであり、以後この
ような繰り返しにより保温する。
尚、第2のセンサー14の設定温度を第1のセンサー6
の設定温度より高めた理由は内蓋1oの内面における露
付き防止のためである。又、両センサー6.14により
保温ヒータ5,8を制御する理由は、第1のセンサー6
のみでは蓋の開放による上部の温度低下を速やかに捕え
ることができず、文筆2のセンサー14のみでは被調理
物即ち御飯の温度変化を正確に捕えることができないた
めである。
以上のようにして、白米炊飯が行なわれるものであり、
次に玄米炊飯について説明する。
玄米炊飯 メニューセレクトボタン16により玄米炊飯を選択して
スタートキー19をONすると、フラッグ2の指定を判
定して、これに対応する制御プログラムを読み出すこと
により、第7図示のフローチャートのように制御する。
尚、第7図において、第6図と共通する部分には第6図
中の枠の符号を付し、詳細は省略する。
この玄米炊飯の制御は基本的には白米炊飯と同じであり
、以下相違する点についてのみ説明する。
玄米炊飯の予熱工程では、白米炊飯の予熱工程(15)
   ・ に比べてその実行時間を長く設定することにより、白米
に比べ吸水性の悪い玄米にあっても充分に吸水できるよ
うにしである。−例として、白米炊飯の予熱工程10分
に対し、30分に設定する。予熱工程後の炊飯(1次)
(2次)(3次)、2度炊き・むらし、保温の各工程は
白米炊飯時と同様に制御される。但し、容量判定の基準
時間及び加熱デユーティ−は玄米炊飯の実験データを基
に固有の値に設定しである。
例えば、炊飯(1次)工程ではタイマーデータTIが4
00秒以上の時10合、140秒以下の時1合として判
定し、又炊飯(2次)工程ではタイマーデータT2が1
000秒以上の時10合、650秒以下の時1合として
判定するものである。
一方、炊飯(2次)工程の加熱デユーティ−は10合の
時60秒/   炊飯ヒータON(加熱64秒 電力656W)、1合の時32秒/64秒炊飯ヒータO
N(加熱電力350W)に設定し、又炊飯(3次)工程
の加熱デユーティ−は10合の時58秒/64秒炊飯ヒ
ータON(加熱電力634W)、1合の時16秒/  
 炊飯ヒータON(加熱型64秒 力175W)に設定しており、沸騰期間を白米炊飯時よ
り若干長くなるように設定している。
炊き込み炊飯 メニューセレクトボタン16により炊き込み炊飯を選択
してスタートキー19をONすると、フラッグ3の指定
を判定して、これに対応する制御プログラムを読み出す
ことにより、第8図示のフローチャートのように制御す
る。尚、第8図において、第6図と共通する部分には第
6図中の枠の符号を付し、詳細は省略する。
炊き込み炊飯の予熱、炊飯(1次)(2次)、2度炊き
・むらし、保温の各工程は基本的に白米炊飯と同じであ
り、相違する炊飯(3次)工程について以下に説明する
炊き込み御飯の具の中には、炊飯開始当初より入れてお
くものと、沸騰時に入れるものとがある為、炊飯(3次
)工程では沸騰報知を行ない、具の投入を検出できるよ
うにしである。上記沸騰報知は、第2のセンサー14の
検知温度が90cに達し炊飯(2次)工程から炊飯(3
次)工程に移行した際に行なわれる為、先の白米炊飯の
炊飯(2次)工程で説明したように被調理物の沸騰開始
と略一致することとなり、具を入れるタイミング報知と
して正確性の高いものである。従って、この報知に基づ
いて具を入れることにより、具を入れるタイミングのず
れを小さく抑えることができる。
先ず、炊飯(3次)工程に移行すると、報知部を鳴動さ
せて沸騰報知を行ない、具の投入を促すことになる。そ
の後、具の投入がなされなかった場合には、炊飯(2次
)工程で決定された加熱デユーティに従って炊飯ヒータ
3をデユーティ−コントロールすることにより調理を行
ない、第1のセンサー6の検知温度が124℃に達した
時に次工程に移行する。
一方、蓋が開放され、具が投入されると、外気の流入に
より第2のセンサー14の検知温度が第9図に示すよう
に急激に低下し、検知温度が90℃以下に低下したこと
を判定すると、炊飯ヒータ3を連続ON状態として、加
熱デユーティ−に関係なく加熱電カフ00Wで加熱する
ことにより、第2のセンサー14の検知温度が90℃に
なるまで短時間で昇温する。そして、第2のセンサー1
4の検知温度が90℃に達したことを判定すると、以後
炊飯ヒータ3をデユーティ−コントロールすることによ
り、第1のセンサー6の検知温度が124℃に達するま
で行なうことになる。
尚、容量判定の基準時間及び加熱デユーティ−は実験デ
ータを基に固有の値に設定される。例えば、炊飯(1次
)工程ではタイマーデータTlが650秒以上の時10
合、250秒以下の時1合として判定し、炊飯(2次)
工程ではタイマーデータT2が800秒以上の時10合
、400秒以下の時1合として判定する。又炊飯(2次
)工程の加熱デユーティ−は10合の時64秒/64秒
炊飯ヒータON(加熱電カフ 00W)、1合の時32
秒/64秒炊飯ヒータON(加熱電力350W)に設定
し、炊飯(3次)工程の加熱デユーティ−は10合の時
60秒/64秒炊飯ヒータ0N(加熱電力656W)、
1合の時15秒/64秒炊飯ヒータON(加熱電力16
4W)に設定する。
おかゆ調理 メニューセレクトボタン16によりおかゆ調理を選択し
てスタートキー19をONすると、フラッグ4の指定を
判定して、これに対応する制御プログラムを読み出すこ
とにより、第10図のフローチャートのように制御する
。尚、@10図において、@6図と共通する部分には第
6図中の枠の符号を付し、詳細は省略する。
おかゆ調理の予熱、炊飯(1次)(2次)の各工程は基
本的に白米炊飯と同じであり、相違する炊飯(3次)及
び2度炊き・むらし工程について説明する。尚、おかゆ
調理には保温工程は設けない。
おかゆ調理では、調理開始からの経過時間をカウントし
ており、炊飯(3次)工程は調理開始から一定時間(例
えば60分)が経過した時点で、次段のむらし工程に移
行する。むらし工程は炊飯ヒータ3をOFFして一定時
間(例えば5分)の経過により終了する。
尚、容量判定の基準時間及び加熱デユーティ−は実験デ
ータを基に固有の値に設定される。例えば、炊飯(1次
)工程ではタイマーデータT1が700秒以上の時10
合、350秒以下の時1合として判定し、又炊飯(2次
)工程ではタイマーデータT2が900秒以上の時10
合、500秒以下の時1合として判定する。一方、炊飯
(2次)工程の加熱デユーティ−は10合の時32秒/
64秒炊飯ヒータON(加熱電力350W)、1合の時
16秒/   炊飯ヒータON(加熱電力17564秒 W)に設定し、又炊飯(3次)工程の加熱デユーティ−
は10合の時16秒/   炊飯ヒータ64秒 ON(加熱電力175W)、1合の時12秒/64秒炊
飯ヒータON(加熱電力131W)に設定しており、特
に炊飯(3次)工程では、沸騰を維持できる最低限の加
熱電力に設定し、吹きこぼれを防止している。
以上の如く、本実施例では第1及び恰2のセンサー6.
14からの信号に基づいて炊飯ヒータ3を制御すること
により、白米炊飯、玄米炊飯等の各種調理を行なうもの
である。又、各種調理において、予熱の開始から2度炊
き・むらしの終了までの時間を容量に関係なく略一定に
なるように制御しているが、これは特開昭59−232
520号公報等に示されているような御飯仕上げタイマ
ーを実施できるようにするためである。
尚、上記実施例では、炊飯量の判定を2度同じ方法で行
なっているが、その判定方法は上記のものに限定される
ものではなく、例えば最初の炊飯量判定に特開昭59−
232520号公報等に示されている方法を採用しても
よい。この方法は、被調理物をある温度からある温度ま
で上昇させる間、設定温度を小刻みに段階的に上昇させ
て行き、 。
この間における炊飯ヒータのON時間を積算し、炊飯ヒ
ータON積算時間を容量判定データとして採用し、この
データを基に炊飯量を判定する方法である。而して、こ
のような方法は、特に沸騰感知の必要のない白米炊飯に
おいて最初に限らず2回目の判定にも採用することがで
きる。
又、第2のセンサー14は上記実施例の位置に限定され
るものではなく、要は加熱調理に伴う雰囲気温度の変化
を検出できる位置であればよい。
但し、保温ヒータとは熱的に遮断することが望ましい。
その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形し
て実施することができる。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、被調理物の沸騰検知をより
正確に行ない報知することができるので、松茸御飯等の
炊き込み炊飯において沸騰以前に具を入れる等の失敗が
なくなり、良好な出来上がり状態を確実に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるジャー炊飯器の概略構
造図、第2図は同上操作部を示す図、第3図は同上制御
回路全体のブロック図、第4図は同上センサーの検知温
度の時間的変化をモデル的図は同上白米炊飯のフローチ
ャート、第7図は同上玄米炊飯のフローチャート、第8
図は同上炊き込み炊飯のフローチャート、第9図は同上
炊き込み炊飯において第2のセンサーの検知温度の変化
をモデル的に示した図、II;1o図は同上おかゆ調理
のフローチャートである。 3:炊飯ヒータ、 4:内鍋、 14:第2のセンサー
、 22:マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被調理物の加熱調理に伴う雰囲気温度の変化を検出
    するセンサーを設け、このセンサーにより被調理物の沸
    騰を検知して報知器を動作させてなる調理器。
JP5647785A 1985-03-20 1985-03-20 調理器 Granted JPS61222422A (ja)

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JP2017035322A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 象印マホービン株式会社 炊飯器

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