JP3153462B2 - コンパクション装置 - Google Patents

コンパクション装置

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JP3153462B2
JP3153462B2 JP03302296A JP3302296A JP3153462B2 JP 3153462 B2 JP3153462 B2 JP 3153462B2 JP 03302296 A JP03302296 A JP 03302296A JP 3302296 A JP3302296 A JP 3302296A JP 3153462 B2 JP3153462 B2 JP 3153462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクション装
置に関し、さらに詳細には、コンピュータ制御により設
計業務を支援するコンピュータ設計支援システム(CA
Dシステム)などに用いて好適なコンパクション装置に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現
在、機能設計、回路設計あるいはプリント基板設計など
の電子・電気設計や、筺体設計あるいはアセンブリ設計
などの機械設計においては、ディスプレイ(表示装置)
上に図形(グラフィックス)を表示し、その図形を編集
可能な図形編集装置(グラフィックス表示装置)を使用
して、コンピュータ制御により設計業務を支援するコン
ピュータ設計支援システム(CADシステム)が用いら
れることが多い。
【0003】例えば、プリント基板や集積回路などのレ
イアウト設計においては、一般に、電子部品のレイアウ
ト設計用のCADシステムが用いられている。
【0004】ところで、こうしたレイアウト設計用のC
ADシステムによりプリント基板を設計する際において
は、プリント基板上に無駄な隙間なく部品を配置したレ
イアウト面積の小さいレイアウト・データを得るため
に、所謂、コンパクション処理と称される処理を行って
いる。
【0005】このコンパクション処理とは、レイアウト
図などの所定の領域に配置された各部品図形などの各図
形の間隔を、各図形同士が重なることを防止しながら圧
縮したり、あるいは伸張したりする処理である。
【0006】従来、こうしたコンパクション処理におい
ては、キーボードやマウスなどの入力手段を用いて、操
作者(オペレーター)がコンパクション処理に必要とさ
れる所定のパラメータを入力するとともにコンパクショ
ン処理の実行を指示すると、入力されたパラメータに応
じてレイアウト図に配置された各部品図形間の間隔を圧
縮/伸張するための演算が行われ、当該演算された結果
に従って、表示装置には各部品図形の間隔を圧縮/伸張
して再配置したレイアウト図が表示されるものであっ
た。
【0007】即ち、従来のコンパクション処理において
は、コンパクション処理の終了後に表示装置により各部
品図形が再配置されたレイアウト図が表示されるまで、
コンパクション処理に起因する部品図形の配置状態の変
化を知ることができなかった。
【0008】ところが、表示装置によってレイアウト図
上に複雑な部品図形を表示するには時間がかかるもので
あり、コンパクション終了後に各部品図形の間隔を圧縮
/伸張して再配置したレイアウト図が表示されるまで、
オペレータは次の操作を待たなければならず、操作性に
劣るという問題点があった。
【0009】また、上記したように、従来のコンパクシ
ョン処理の終了後に表示装置により各部品図形が再配置
されたレイアウト図が表示されるまで、コンパクション
処理に起因する部品図形の配置状態の変化を知ることが
できないので、コンパクション処理の実行後における部
品図形の配置状態を修正するために、しばしばコンパク
ション処理を繰り返し行う必要が生じ、オペレーターの
待ち時間が長時間におよぶ恐れがあった。
【0010】また、従来のコンパクション装置において
は、各部品図形間の間隔を圧縮/伸張することに主眼を
おいていたため、部品図形間の相対的な位置関係が保持
されず、のちの配線工程を実施する前に再度部品図形の
移動を手動で行う必要があった。
【0011】ここで、図形間の相対的な位置関係が保持
されるとは、(1)ある図形Aとある図形Bと図形Aを
移動した後の図形A’と図形Bを移動した後の図形B’
との間に相対位置判定関数fとコンパクション処理の対
象となる図形の面積を求める関数Sとを定義し、ある係
数αが存在して、式1(図6参照)が成り立つものとす
る。
【0012】または、(2)ある図形Aとある図形Bと
図形Aを移動した後の図形A’と図形Bを移動した後の
図形B’との間に相対位置判定関数fと図形の面積を求
める関数Sとを定義し、ある係数αが存在して、コンパ
クション処理の対象となる全ての図形の任意の図形Aと
図形Bとに対して、式2(図6参照)が成り立つものと
する。と定義する。
【0013】例えば、上記した(1)、(2)の定義に
おいて、図形Xの重心を求める関数gを、 gx(X):=ΣPx/(構成点数) gy(X):=ΣPy/(構成点数) と定義し、fを以下のように定義し、 f(A,B,A’,B’):=h(a)+h(b) a:=(gx(A)−gx(B))×(gx(A’)−
gx(B’)) b:=(gy(A)−gy(B))×(gy(A’)−
gy(B’)) h(x):=x2(x<0) あるいは 0(x≧0) ただし、A’はAのコンパクション処理後の図形、B’
はBのコンパクション処理後の図形。
【0014】α=0 と定義してもよい。
【0015】本発明は、従来の技術の有するこのような
種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、コンパクション処理後の各部品図形など
の各図形の配置状態を、コンパクション処理中にリアル
タイムで表示することのできるコンパクション装置を提
供しようとするものである。
【0016】また、コンパクション処理を行った際に、
部品図形などの図形間の相対的な位置関係を保持するこ
とができるコンパクション装置を提供しようとするもの
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるコンパクション装置は、所定の領域上
に配置された図形に関するコンパクション処理を行うコ
ンパクション装置において、所定の領域に配置された図
形を選択する図形選択手段と、所定の領域中の所望の位
置を中心点として指定するとともに、上記図形選択手段
によって選択された図形を配置する領域を指定する領域
指定手段と、上記領域指定手段によって指定された領域
内に、上記図形選択手段によって選択された図形を、再
配置の前後において上記中心点と再配置後の各図形との
間の距離の比が相対的に変化しないようにして再配置す
るコンパクション手段と、上記コンパクション手段によ
る上記図形選択手段によって選択された図形の再配置の
位置を表示する表示手段と、上記領域指定手段による領
域の指定毎に上記表示手段の表示を更新する更新手段と
を有するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明によるコンパクション装置の実施の形態を詳細に説
明するものとする。
【0019】図1には、プリント基板のレイアウト設計
支援用のCADシステムに組み込まれる本発明によるコ
ンパクション装置のブロック構成図が示されている。
【0020】このコンパクション装置10は、コンパク
ション処理のパラメータ(後述する)を入力するための
入力装置としてのマウス12と、コンピュータ制御によ
りコンパクション処理を行うコンパクション処理制御部
14と、コンパクション処理制御部14による処理状態
を表示する表示装置16とを有している。
【0021】ここで、コンパクション処理制御部14
は、記憶装置18に記憶された部品形状情報(プリント
基板上に配置される各部品の形状を示す情報)、部品配
置情報(プリント基板上に配置される各部品の位置を表
示装置16における表示領域の座標位置により示す情
報)、部品配置条件情報(プリント基板上に各部品を配
置する際の各部品毎の条件(例えば、プリント基板に部
品を配置した際に当該部品の周囲に確保すべき空き領域
など)を示す情報および設計ルール情報(プリント基板
上に各部品を配置する際の設計ルール(例えば、プリン
ト基板に部品を配置する際における部品間の間隔など)
を示す情報)を参照し、マウス12により入力されたパ
ラメータに基づいて、図3に示すフローチャートを参照
しながら後述するコンパクション処理を行うものであ
る。
【0022】また、コンパクション処理制御部14は、
コンパクション処理制御部14の処理中のデータを記憶
する、RAMなどより構成される記憶装置を備えてい
る。
【0023】ここで、マウス12によって入力されるコ
ンパクション処理におけるパラメータに関して、コンパ
クション装置10による処理の概念を示す図2を参照し
ながら説明すると、当該パラメータとしては、表示装置
16における表示領域の座標位置として示される、 (1)圧縮/伸張中心点(X0,Y0) (2)圧縮/伸張指示点(X,Y) の2つの座標位置がある。
【0024】圧縮/伸張中心点(X0,Y0)とは、コン
パクション処理の基準となる座標位置である。
【0025】圧縮/伸張指示点(X,Y)とは、コンパ
クション処理により圧縮/伸張する際の圧縮率/伸張率
を決定する際の指標となる座標位置である。
【0026】次に、図3に示すフローチャートを参照し
ながら、コンパクション装置10により実行されるコン
パクション処理を説明する。なお、図2に示すコンパク
ション装置10による処理の概念図および図4に示す動
作例を、図3のフローチャートともに参照する。
【0027】まず、ステップS302において、表示装
置16における表示領域に表示されたレイアウト図を参
照しながら、圧縮/伸張中心点(X0,Y0)を入力す
る。この圧縮/伸張中心点(X0,Y0)の入力操作は、
オペレーターによるマウス12の操作により行われる。
【0028】即ち、オペレーターがマウス12を移動さ
せるとマウス12の移動に従って、表示装置16におけ
る表示領域に表示されたレイアウト図上でカーソルが移
動し、レイアウト図上の所望の位置にカーソルが到達し
たときにオペレーターがマウス12の左側のボタンを押
すと、そのカーソル位置の座標が圧縮/伸張中心点(X
0,Y0)として入力される。
【0029】ステップS302の処理を終了すると、ス
テップS304へ進み、圧縮/伸張基礎領域および圧縮
/伸張基準点(X1,Y1)の設定の処理が行われる。
【0030】ここで、圧縮/伸張基礎領域とは、ステッ
プS302で入力した圧縮/伸張中心点(X0,Y0)を
中心として、コンパクション処理の対象となる部品図形
を全て包含した最小矩形である。この圧縮/伸張基礎領
域の1頂点を圧縮/伸張基準点(X1,Y1)として設定
する。
【0031】なお、この実施の形態においては、図2お
よび図4に示すように、圧縮/伸張基礎領域の右上の頂
点を圧縮/伸張基準点(X1,Y1)として設定してい
る。
【0032】ステップS304の処理を終了すると、ス
テップS306乃至ステップS318のループ処理が行
われることになるが、このループ処理においては、入力
された圧縮/伸張指示点(X,Y)に応じて、表示装置
16における表示領域に表示されたレイアウト図上にお
けるコンパクション後の部品図形の配置位置をリアルタ
イムで計算し、当該計算で求めたレイアウト図上の配置
位置に簡略化した部品形状の図形を表示する処理(ドラ
ック)を行う。そして、このループ処理は高速で繰り返
し行われるものであり、従ってループ処理の繰り返し毎
に、当該計算で求めた配置位置における簡略化した部品
形状の図形の表示が更新される。
【0033】具体的には、オペレーターがマウス12を
移動させると、表示装置16における表示領域に表示さ
れたレイアウト図上でカーソルが移動し、レイアウト図
上の所望の位置にカーソルが到達したときにオペレータ
ーがマウス12の右側のボタンを押すと、そのカーソル
位置の座標(圧縮/伸張指示点(X,Y))を1頂点と
するとともに圧縮/伸張中心点(X0,Y0)を中心とし
た矩形の4頂点の中で、圧縮/伸張基準点(X1,Y1
に最も近い頂点の座標が、圧縮/伸張計算基準点
(X2,Y2)として設定する(ステップS306)。
【0034】なお、図2には圧縮/伸張指示点と圧縮/
伸張計算基準点とが同一の頂点となる場合が示されてお
り、図4には圧縮/伸張指示点と圧縮/伸張計算基準点
とが異なる頂点となる場合が示されている。
【0035】それから、圧縮/伸張中心点(X0,Y0
から圧縮/伸張計算基準点(X2,Y2)までの距離と、
圧縮/伸張中心点(X0,Y0)から圧縮/伸張基準点
(X1,Y1)までの距離との比を、X方向とY方向との
それぞれについて求め、それらをそれぞれX方向の圧縮
/伸張率とY方向の圧縮/伸張率とする(ステップS3
08)。
【0036】即ち、以下の式3および式4の計算を行
い、X方向の圧縮/伸張率とY方向の圧縮/伸張率とを
求める。
【0037】 X方向の圧縮/伸張率=(X2−X0)/(X1−X0) ・・・ 式3 Y方向の圧縮/伸張率=(Y2−Y0)/(Y1−Y0) ・・・ 式4 こうして、X方向の圧縮/伸張率とY方向の圧縮/伸張
率とが得られたら、現在の部品図形の座標と圧縮/伸張
中心点(X0,Y0)の座標とから、現在の部品図形の圧
縮/伸張中心点(X0,Y0)を原点としたX軸方向とY
軸方向との距離を求め、このX軸方向とY軸方向との距
離にX方向の圧縮/伸張率とY方向の圧縮/伸張率とを
それぞれ乗算し、部品図形の圧縮/伸張中心点(X0
0)を原点としたX軸方向とY軸方向との新たな距離
を求め、この距離から新たな部品図形の座標位置(部品
図形の配置位置)を得る(ステップS310)。
【0038】つまり、現在の部品図形の構成点が、 X1(X1x,X1y),X2(X2x,X2y),・・・,Xn
(Xnx,Xny) となっている場合は、基準点(構成点の重心座標)Xg
(Xgx,Xgy)を Xgx=(X1x+X2x+・・・+Xnx)/n Xgy=(X1y+X2y+・・・+Xny)/n とし、この基準点を基準に図形の移動を行う。つまり、
変更後の構成点は、 Xix’=(X方向の圧縮/伸張率)×(Xgx−X0)+
0+(Xix−Xgx) Xiy’=(Y方向の圧縮/伸張率)×(Xgy−Y0)+
0+(Xiy−Xgy) とすればよい。
【0039】なお、ここでは重心座標を基準として移動
を行ったが、ほかの基準を用いても構わないことは勿論
である。
【0040】また、基準点を計算で求めるのではなく、
部品独自に基準点を設定してある場合も、上記と同様な
処理が可能であることは勿論である。
【0041】上記のようにして、コンパクション処理の
対象とされた全ての部品図形に対して新たな配置位置を
求める。
【0042】従って、コンパクション装置10において
は、圧縮/伸張率の乗算にともなう圧縮/伸張の前後に
おいて、圧縮/伸張中心点と各部品図形との間の距離の
比が相対的に変化することはない。このため、圧縮/伸
張後においても、圧縮/伸張前の部品図形間の配置位置
が相対的に維持されることになる。
【0043】こうして、コンパクション処理の対象とさ
れた全ての部品図形に対して新たな配置位置を求める
と、新たな配置位置において部品図形同士が重なってい
ないか判断する(ステップS312)。なお、部品図形
同士が重なっているか否かを判断する方法としては、例
えば、特公平2−53824号「部品重なりチェック方
式」に開示された技術を用いることができる。
【0044】新たな配置位置において部品同士が重なっ
ている場合には、部品同士の重なりがなくなるまで、部
品同士の重なりを排除する処理を行う(ステップS31
4)。なお、部品同士の重なりを排除する処理に関して
は後述する。
【0045】新たな配置位置において部品同士が重なり
がない場合には、ステップS310で求めた新たな部品
図形の座標位置(部品図形の配置位置)において、表示
装置16に部品図形の簡略化された形状を表示する(ス
テップS316)。図4(b)において破線で示された
矩形が、部品図形の簡略化された形状である。
【0046】そして、圧縮/伸張指示点(X,Y)の入
力ために押したマウス12の右側のボタンが押されて続
けている限り、ステップS318においてコンパクショ
ン処理を終了しないと判断され、ステップS306乃至
ステップS318のループ処理が繰り返される。従っ
て、ステップS316における表示装置16への表示も
更新され続ける。
【0047】即ち、圧縮/伸張指示点(X,Y)の入力
ために押したマウス12の右側のボタンが押されている
間は、ステップS306乃至ステップS318のループ
処理が繰り返されるので、ステップS306において常
に新たな圧縮/伸張指示点(X,Y)が入力されること
になる。従って、コンパクション処理後の各部品図形の
配置位置もループ処理毎に求められ、コンパクション処
理中に当該求められた各部品図形の配置位置に簡略化し
た部品図形の形状がリアルタイムで表示される。
【0048】一方、圧縮/伸張指示点(X,Y)の入力
ために押したマウス12の右側のボタン12が離される
と、コンパクション処理の終了の指示と判断し、そのと
きの状態がコンパクション処理後の状態として確定され
る。
【0049】次に、ステップS314における部品同士
の重なりを排除する処理に関して説明する。
【0050】ここで、部品同士が重なる場合とは、図5
(a)(b)に示すように、部品図形同士が実際に重な
る場合の他に、部品図形同士が実際に重なることはない
が、部品図形同士の間隔が部品配置条件情報ならびに設
計ルール情報により定められた間隔以下の場合のものも
含むものとする。
【0051】こうした部品同士の重なりを排除するに
は、次のような方法により行う。即ち、図5(a)に示
すように部品図形同士が重なっている場合には、まず圧
縮/伸張中心点から遠い部品図形を重ならない位置まで
元の位置(コンパクション処理前の位置)の方向に戻す
(図5(b))。その結果、さらに部品図形の重なりが
生じた場合には、上記した処理を順次繰り返し、全ての
部品図形に重なりが生じないように移動する(図5
(c))。
【0052】詳細には、例えば、図7に示すように移動
すればよい。図7において、「α」は、例えば、配置ル
ール情報に記憶されている配置単位でもよいし、固定値
として「1」を設定してもよい。
【0053】なお、上記した実施の形態においては、コ
ンパクション処理を行う方法として、まず最初に指定さ
れた圧縮/伸張率を計算し、次に重なりを除去するよう
にしたが、これとは逆に、まず重なりが起きない範囲の
圧縮/伸張率を計算し、次に指定された圧縮/伸張率に
至りかつ重なりが起きない範囲まで個々の部品図形を移
動するという方法を用いてもよい。
【0054】上記した、まず重なりが起きない範囲の圧
縮/伸張率を計算し、次に指定された圧縮/伸張率に至
りかつ重なりが起きない範囲まで個々の部品図形を移動
するためには、以下のような処理を行えばいよい。
【0055】即ち、まず得たい圧縮/伸張率βを、以下
のような処理手順で取得する。なお、以下の処理手順に
おいては、得たい圧縮/伸張率βはβ1となる。
【0056】処理1:β1=(式3および式4で計算さ
れた圧縮/伸張率)、β2=1とする。
【0057】処理2:β1をコンパクション処理の対象
の図形に施し、その結果をワーク図形群とする。
【0058】処理3:ワーク図形群が重なりがあるかど
うかをチェックし、重なりがなければ終了する。
【0059】処理4:重なりがある場合には、β1に
(β1+β2)/2を代入する。
【0060】ただし、 (β1−β2)2≦ε (εは任意の値である。例えば、ε=0.001とす
る。)の場合には、β1=β2として終了する。
【0061】処理5:β1をコンパクション処理の対象
の図形に施し、その結果をワーク図形群とする。
【0062】処理6:ワーク図形群が重なりがあるかど
うかをチェックし、重なりがなければ、 β1=(β1+β2)/2 β2=β1 とする。
【0063】重なりがあれば、 β1=(β1+β2)/2 β2=β2 とする。
【0064】処理7:処理4へ戻る。
【0065】上記のように、重なりが起きない範囲での
圧縮/伸張率β1を計算する。得られたβ1をコンパク
ション処理の対象の図形に施し、次に指定された圧縮/
伸張率に至りかつ重なりが起きない範囲まで個々の図形
を移動するためには、β1をコンパクション処理の対象
の図形に施して得られる図形の座標位置A1と当該図形
の元の座標位置A2とから、 A3=(1+δ)×A1−δA2 (δは任意の値である。例えば、δ=1とする。)を計
算し、A3が重なりをが起こるまで移動する(A3をA
1に代入して適応させる。)。ここで、図形の移動順序
は、圧縮/伸張中心点から近いものから行う。
【0066】また、上記した実施の態様の処理におい
て、部品同士の重なりを排除した際においても、常に部
品同士の相対位置を保持するためには、図3に示すステ
ップS312の処理を、「重複部品はあるか?」もしく
は「相対位置を保持していないか?」とし、ステップS
314の処理を、「部品の重複除去」かつ「相対位置の
保持」とすればよい。
【0067】なお、上記した実施の形態においては、部
品形状情報、部品配置情報および設計ルール情報の他に
部品配置条件情報を記憶装置18に記憶し、部品図形の
配置処理ならびにコンパクション処理を行う際に部品配
置条件情報も用いたが、記憶装置18に部品配置条件情
報を記憶せずに、部品図形の配置処理ならびにコンパク
ション処理を行う際に部品配置条件情報を用いなくても
よいことは勿論である。
【0068】また、上記した実施の形態においては、本
発明によるコンパクション装置をプリント基板のレイア
ウト設計支援用のCADシステムに組み込んだ場合に関
して説明したが、これに限られることなしに、筺体設計
あるいはアセンブリ設計などの機械設計などを含む種々
のCADシステムに組み込むことが可能である。
【0069】例えば、回路設計のCADにおいては、プ
リント基板設計の部品の代わりに回路シンボルを適用
し、本発明によるコンパクション装置を組み込めばよ
い。
【0070】さらに、より広義には、表示装置上に図形
を表示し、その図形を編集可能な図形編集装置に用いる
ことができる。
【0071】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、コンパクション処理後の各部品図形などの
各図形の配置状態を、コンパクション処理中にリアルタ
イムで表示することができるという優れた効果を奏す
る。
【0072】また、コンパクション処理を行った際に、
部品図形などの図形間の相対的な位置関係を保持するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント基板のレイアウト設計支援用のCAD
システムに組み込まれる本発明によるコンパクション装
置のブロック構成図である。
【図2】コンパクション装置10による処理の概念を示
す説明図であり、(a)は部品図形の間隔が圧縮される
前の状態であり、(b)および(c)は部品図形の間隔
が圧縮された状態を示す。
【図3】コンパクション処理のフローチャートである。
【図4】コンパクション処理における表示装置の表示領
域の表示例(第1象限のみ)を示し、(a)はコンパク
ション処理前の状態を示し、(b)はコンパクション処
理中の状態を示し、(c)はコンパクション処理後の状
態を示す。
【図5】部品図形同士が重なった場合の処理の説明図で
あり、(a)および(b)は重なり部分のある状態を示
し、(c)は重なり部分が解消した状態を示す。
【図6】式1および式2を示す説明図。
【図7】コンパクション処理により部品同士が重なった
場合の移動の処理を示す説明図である。
【符号の説明】
10 コンパクション装置 12 マウス 14 コンパクション処理制御部 16 表示装置 18 記憶装置

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域上に配置された図形に関する
    コンパクション処理を行うコンパクション装置におい
    て、 所定の領域に配置された図形を選択する図形選択手段
    と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記図形選択手段によって選択された図形を配置
    する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記図
    形選択手段によって選択された図形を、再配置の前後に
    おいて前記中心点と再配置後の各図形との間の距離の比
    が相対的に変化しないようにして再配置するコンパクシ
    ョン手段と、 前記コンパクション手段による前記図形選択手段によっ
    て選択された図形の再配置の位置を表示する表示手段
    と、 前記領域指定手段による領域の指定毎に前記表示手段の
    表示を更新する更新手段とを有することを特徴とするコ
    ンパクション装置。
  2. 【請求項2】 個々の図形の形状を示す図形形状情報
    と、個々の図形の配置位置を示す図形配置情報と、図形
    全体の配置条件を示す配置ルール情報とを有して構成さ
    れる情報に基づいて所定の領域上に配置された図形に関
    するコンパクション処理を行うコンパクション装置にお
    いて、 所定の領域に配置された図形を選択する図形選択手段
    と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記図形選択手段によって選択された図形を配置
    する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記図
    形形状情報と前記配置ルール情報とに従って前記図形選
    択手段によって選択された図形を、再配置の前後におい
    て前記中心点と再配置後の各図形との間の距離の比が相
    対的に変化しないようにして再配置するコンパクション
    手段と、 前記コンパクション手段による前記図形選択手段によっ
    て選択された図形の再配置の位置を表示する表示手段
    と、 前記領域指定手段による領域の指定毎に前記表示手段の
    表示を更新する更新手段とを有することを特徴とするコ
    ンパクション装置。
  3. 【請求項3】 個々の図形の形状を示す図形形状情報
    と、個々の図形の配置位置を示す図形配置情報と、個々
    の図形の配置条件を示す図形配置条件情報と、図形全体
    の配置条件を示す配置ルール情報とを有して構成される
    情報に基づいて所定の領域上に配置された図形に関する
    コンパクション処理を行うコンパクション装置におい
    て、 所定の領域に配置された図形を選択する図形選択手段
    と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記図形選択手段によって選択された図形を配置
    する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記図
    形形状情報と前記図形配置条件情報と前記配置ルール情
    報とに従って前記図形選択手段によって選択された図形
    を、再配置の前後において前記中心点と再配置後の各図
    形との間の距離の比が相対的に変化しないようにして再
    配置するコンパクション手段と、 前記コンパクション手段による前記図形選択手段によっ
    て選択された図形の再配置の位置を表示する表示手段
    と、 前記領域指定手段による領域の指定毎に前記表示手段の
    表示を更新する更新手段とを有することを特徴とするコ
    ンパクション装置。
  4. 【請求項4】 前記コンパクション手段は、図形間の相
    対的位置関係を保持して再配置することを特徴とする請
    求項1、2または3のいずれか1項に記載のコンパクシ
    ョン装置。
  5. 【請求項5】 個々の部品の形状を示す部品形状情報
    と、個々の部品の配置位置を示す部品配置情報と、部品
    全体の配置条件を示す設計ルール情報とを有して構成さ
    れる情報に基づいて所定の領域上に配置された部品図形
    に関するコンパクション処理を行うコンパクション装置
    において、 所定の領域に配置された部品図形を選択する部品選択手
    段と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記部品選択手段によって選択された部品図形を
    配置する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記部
    品形状情報と前記設計ルール情報とに従って前記部品選
    択手段によって選択された部品図形を、再配置の前後に
    おいて前記中心点と再配置後の各部品図形との間の距離
    の比が相対的に変化しないようにして再配置するコンパ
    クション手段と、 前記コンパクション手段による前記部品選択手段によっ
    て選択された部品図形の再配置の位置を表示する表示手
    段と、 前記領域指定手段による領域の指定毎に前記表示手段の
    表示を更新する更新手段とを有することを特徴とするコ
    ンパクション装置。
  6. 【請求項6】 前記コンパクション手段は、部品図形間
    の相対的位置関係を保持して再配置することを特徴とす
    る請求項5記載のコンパクション装置。
  7. 【請求項7】 個々の回路の形状を示す回路形状情報
    と、個々の回路の配置位置を示す回路配置情報と、回路
    全体の配置条件を示す配置ルール情報とを有して構成さ
    れる情報に基づいて所定の領域上に配置された回路図形
    に関するコンパクション処理を行うコンパクション装置
    において、 所定の領域に配置された回路図形を選択する回路選択手
    段と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記回路選択手段によって選択された回路図形を
    配置する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記回
    路形状情報と前記配置ルール情報とに従って前記回路選
    択手段によって選択された回路図形を、再配置の前後に
    おいて前記中心点と再配置後の各回路図形との間の距離
    の比が相対的に変化しないようにして再配置するコンパ
    クション手段と、 前記コンパクション手段による前記回路選択手段によっ
    て選択された回路図形の再配置の位置を表示する表示手
    段と、 前記領域指定手段による領域の指定毎に前記表示手段の
    表示を更新する更新手段とを有することを特徴とするコ
    ンパクション装置。
  8. 【請求項8】 前記コンパクション手段は、回路図形間
    の相対的位置関係を保持して再配置することを特徴とす
    る請求項7記載のコンパクション装置。
  9. 【請求項9】 所定の領域上に配置された図形に関する
    コンパクション処理を行うコンパクション処理装置にお
    いて、 所定の領域に配置された図形を選択する図形選択手段
    と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記図形選択手段によって選択された図形を配置
    する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記図
    形選択手段によって選択された図形を相対的な位置を変
    更せずに、再配置の前後において前記中心点と再配置後
    の各図形との間の距離の比が相対的に変化しないように
    して再配置するコンパクション手段と、 前記コンパクション手段による前記図形選択手段によっ
    て選択された図形の再配置の位置を表示する表示手段と
    を有することを特徴とするコンパクション装置。
  10. 【請求項10】 個々の部品の形状を示す部品形状情報
    と、個々の部品の配置位置を示す部品配置情報と、部品
    全体の配置条件を示す設計ルール情報とを有して構成さ
    れる情報に基づいて所定の領域上に配置された部品図形
    に関するコンパクション処理を行うコンパクション装置
    において、 所定の領域に配置された部品図形を選択する部品選択手
    段と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記部品選択手段によって選択された部品図形を
    配置する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記部
    品形状情報と前記設計ルール情報とに従って前記部品選
    択手段によって選択された部品図形を相対的な位置を変
    更せずに、再配置の前後において前記中心点と再配置後
    の各部品図形との間の距離の比が相対的に変化しないよ
    うにして再配置するコンパクション手段と、 前記コンパクション手段による前記部品選択手段によっ
    て選択された部品図形の再配置の位置を表示する表示手
    段とを有することを特徴とするコンパクション装置。
  11. 【請求項11】 個々の回路の形状を示す回路形状情報
    と、個々の回路の配置位置を示す回路配置情報と、回路
    全体の配置条件を示す配置ルール情報とを有して構成さ
    れる情報に基づいて所定の領域上に配置された回路図形
    に関するコンパクション処理を行うコンパクション装置
    において、 所定の領域に配置された回路図形を選択する回路選択手
    段と、 所定の領域中の所望の位置を中心点として指定するとと
    もに、前記回路選択手段によって選択された回路図形を
    配置する領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された領域内に、前記回
    路形状情報と前記配置ルール情報とに従って前記回路選
    択手段によって選択された回路図形を相対的な位置を変
    更せずに、再配置の前後において前記中心点と再配置後
    の各回路図形との間の距離の比が変化しないようにして
    再配置するコンパクション手段と、 前記コンパクション手段による前記回路選択手段によっ
    て選択された回路図形の再配置の位置を表示する表示手
    段とを有することを特徴とするコンパクション装置。
  12. 【請求項12】 前記コンパクション手段は、 前記図形選択手段によって選択された図形のコンパクシ
    ョン処理前の領域を得る事前領域獲得手段と、 前記事前領域獲得手段によって得られた領域と前記領域
    指定手段によって得られた領域とから、圧縮/伸張率を
    獲得する圧縮/伸張率獲得手段と、 前記図形選択手段によって選択された図形に関して、前
    記圧縮/伸張率獲得手段によって得られた圧縮/伸張率
    に基づいて、コンパクション処理後の位置を獲得するコ
    ンパクション処理後位置獲得手段と、 前記コンパクション処理後位置獲得手段によって得られ
    たコンパクション処理後の位置を、所定の規則に従って
    変更する位置変更手段とを有することを特徴とする請求
    項1、2、3、4、9のいずれか1項に記載のコンパク
    ション装置。
  13. 【請求項13】 前記コンパクション手段は、 前記部品選択手段によって選択された部品図形のコンパ
    クション処理前の領域を得る事前領域獲得手段と、 前記事前領域獲得手段によって得られた領域と前記領域
    指定手段によって得られた領域とから、圧縮/伸張率を
    獲得する圧縮/伸張率獲得手段と、 前記部品選択手段によって選択された部品図形に関し
    て、前記圧縮/伸張率獲得手段によって得られた圧縮/
    伸張率に基づいて、コンパクション処理後の位置を獲得
    するコンパクション処理後位置獲得手段と、 前記コンパクション処理後位置獲得手段によって得られ
    たコンパクション処理後の位置を、所定の規則に従って
    変更する位置変更手段とを有することを特徴とする請求
    項5、6、10のいずれか1項に記載のコンパクション
    装置。
  14. 【請求項14】 前記コンパクション手段は、 前記回路選択手段によって選択された回路図形のコンパ
    クション処理前の領域を得る事前領域獲得手段と、 前記事前領域獲得手段によって得られた領域と前記領域
    指定手段によって得られた領域とから、圧縮/伸張率を
    獲得する圧縮/伸張率獲得手段と、 前記回路選択手段によって選択された回路図形に関し
    て、前記圧縮/伸張率獲得手段によって得られた圧縮/
    伸張率に基づいて、コンパクション処理後の位置を獲得
    するコンパクション処理後位置獲得手段と、 前記コンパクション処理後位置獲得手段によって得られ
    たコンパクション処理後の位置を、所定の規則に従って
    変更する位置変更手段とを有することを特徴とする請求
    項7、8、11のいずれか1項に記載のコンパクション
    装置。
  15. 【請求項15】 前記コンパクション手段は、 前記図形選択手段によって選択された図形のコンパクシ
    ョン処理前の領域を得る事前領域獲得手段と、 前記事前領域獲得手段によって得られた領域と前記領域
    指定手段によって得られた領域とから、圧縮/伸張率を
    獲得する圧縮/伸張率獲得手段と、 前記圧縮/伸張率獲得手段によって得られた圧縮/伸張
    率を、所定の規則に従って変更する圧縮/伸張率変更手
    段と、 前記図形選択手段によって選択された図形に関して、前
    記圧縮/伸張率変更手段によって変更された圧縮/伸張
    率に基づいて、コンパクション処理後の位置を獲得する
    コンパクション処理後位置獲得手段と、 前記コンパクション処理後位置獲得手段によって得られ
    たコンパクション処理後の位置を、前記領域指定手段に
    よって得られた領域内に位置するように変更する位置変
    更手段とを有することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、9のいずれか1項に記載のコンパクション装置。
  16. 【請求項16】 前記コンパクション手段は、 前記部品選択手段によって選択された部品図形のコンパ
    クション処理前の領域を得る事前領域獲得手段と、 前記事前領域獲得手段によって得られた領域と前記領域
    指定手段によって得られた領域とから、圧縮/伸張率を
    獲得する圧縮/伸張率獲得手段と、 前記圧縮/伸張率獲得手段によって得られた圧縮/伸張
    率を、所定の規則に従って変更する圧縮/伸張率変更手
    段と、 前記部品選択手段によって選択された部品図形に関し
    て、前記圧縮/伸張率変更手段によって変更された圧縮
    /伸張率に基づいて、コンパクション処理後の位置を獲
    得するコンパクション処理後位置獲得手段と、 前記コンパクション処理後位置獲得手段によって得られ
    たコンパクション処理後の位置を、前記領域指定手段に
    よって得られた領域内に位置するように変更する位置変
    更手段とを有することを特徴とする請求項5、6、10
    のいずれか1項に記載のコンパクション装置。
  17. 【請求項17】 前記コンパクション手段は、 前記回路選択手段によって選択された回路図形のコンパ
    クション処理前の領域を得る事前領域獲得手段と、 前記事前領域獲得手段によって得られた領域と前記領域
    指定手段によって得られた領域とから、圧縮/伸張率を
    獲得する圧縮/伸張率獲得手段と、 前記圧縮/伸張率獲得手段によって得られた圧縮/伸張
    率を、所定の規則に従って変更する圧縮/伸張率変更手
    段と、 前記回路選択手段によって選択された回路図形に関し
    て、前記圧縮/伸張率変更手段によって変更された圧縮
    /伸張率に基づいて、コンパクション処理後の位置を獲
    得するコンパクション処理後位置獲得手段と、 前記コンパクション処理後位置獲得手段によって得られ
    たコンパクション処理後の位置を、前記領域指定手段に
    よって得られた領域内に位置するように変更する位置変
    更手段とを有することを特徴とする請求項7、8、11
    のいずれか1項に記載のコンパクション装置。
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