JP3153195B2 - 締付け仮錠装置 - Google Patents
締付け仮錠装置Info
- Publication number
- JP3153195B2 JP3153195B2 JP30973898A JP30973898A JP3153195B2 JP 3153195 B2 JP3153195 B2 JP 3153195B2 JP 30973898 A JP30973898 A JP 30973898A JP 30973898 A JP30973898 A JP 30973898A JP 3153195 B2 JP3153195 B2 JP 3153195B2
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- Japan
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- pivot
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- plate portion
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、互いに直角に接
合される二つの締付け対象物に適用される締付け仮錠装
置に関するものである。
合される二つの締付け対象物に適用される締付け仮錠装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 締付け対象物の一方にベース板を固着
し、ベース板の軸受板部に操作レバーの基端部を第一枢
軸によって連結し、掛金アームの基端部を第二枢軸によ
って該操作レバーの中間部に連結し、受金板を締付け対
象物の他方に固着し、掛金アームの先端フック部が受金
板の係止板部に係合した締付け施錠状態において、第二
枢軸が第一枢軸と係止板部を通る直線よりもベース板の
側に来るように第一枢軸と第二枢軸を配置した締付け仮
錠装置は既に知られている。
し、ベース板の軸受板部に操作レバーの基端部を第一枢
軸によって連結し、掛金アームの基端部を第二枢軸によ
って該操作レバーの中間部に連結し、受金板を締付け対
象物の他方に固着し、掛金アームの先端フック部が受金
板の係止板部に係合した締付け施錠状態において、第二
枢軸が第一枢軸と係止板部を通る直線よりもベース板の
側に来るように第一枢軸と第二枢軸を配置した締付け仮
錠装置は既に知られている。
【0003】しかしながら、従来装置では、ベース板が
固着される一方の締付け対象物の取付面と、受金板が固
着される他方の締付け対象物の取付面とが、同一平面内
に存在することを前提として設計されたフラット型のも
のであり、二つの締付け対象物が互いに直角に配置され
たコーナー部には適用できないものであった。
固着される一方の締付け対象物の取付面と、受金板が固
着される他方の締付け対象物の取付面とが、同一平面内
に存在することを前提として設計されたフラット型のも
のであり、二つの締付け対象物が互いに直角に配置され
たコーナー部には適用できないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、互いに直角に配置された二つの締付け対象物の
コーナー部に適用でき、両者を的確に引付け接合するこ
とができる締付け仮錠装置を提供することである。
目的は、互いに直角に配置された二つの締付け対象物の
コーナー部に適用でき、両者を的確に引付け接合するこ
とができる締付け仮錠装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の締付け仮錠装置で
は、互いに直角に接合される二つの締付け対象物1,2
の一方にベース板3を固着し、ベース板3の軸受板部4
に操作レバー5の基端部を第一枢軸6によって連結し、
掛金アーム7の基端部を第二枢軸8によって操作レバー
5の中間部に連結し、締付け対象物1,2の一方に当接
する水平板部と締付け対象物1,2の他方に固着される
垂直板部11を互いに直角に配置してL字型受金板9を
構成し、水平板部11がベース板3と同一レベル面にお
いて締付け対象物1,2の一方に当接したとき、締付け
対象物1,2が互いに直角に配置されるように垂直板部
10を締付け対象物1,2の他方に固着し、水平板部1
1に垂直板部10に向かって斜めに係止板部12を突設
し、掛金アーム7の先端フック部13が係止板部12に
係合した締付け施錠状態において、第二枢軸8が第一枢
軸6と係止板部12を通る直線よりもベース板3の側に
来るように第一枢軸6と第二枢軸8を配置するととも
に、L字型受金板9の水平板部11の端面をベース板3
の端面に当接させる。
照符号を用いて説明すると、本発明の締付け仮錠装置で
は、互いに直角に接合される二つの締付け対象物1,2
の一方にベース板3を固着し、ベース板3の軸受板部4
に操作レバー5の基端部を第一枢軸6によって連結し、
掛金アーム7の基端部を第二枢軸8によって操作レバー
5の中間部に連結し、締付け対象物1,2の一方に当接
する水平板部と締付け対象物1,2の他方に固着される
垂直板部11を互いに直角に配置してL字型受金板9を
構成し、水平板部11がベース板3と同一レベル面にお
いて締付け対象物1,2の一方に当接したとき、締付け
対象物1,2が互いに直角に配置されるように垂直板部
10を締付け対象物1,2の他方に固着し、水平板部1
1に垂直板部10に向かって斜めに係止板部12を突設
し、掛金アーム7の先端フック部13が係止板部12に
係合した締付け施錠状態において、第二枢軸8が第一枢
軸6と係止板部12を通る直線よりもベース板3の側に
来るように第一枢軸6と第二枢軸8を配置するととも
に、L字型受金板9の水平板部11の端面をベース板3
の端面に当接させる。
【0006】この締付け仮錠装置では、L字型受金板9
の水平板部11がベース板3と同一レベルにおいて締付
け対象物1,2の一方に当接し、L字型受金板9の水平
板部11の端面がベース板3の端面に当接したとき、締
付け対象物1,2が互いに直角に配置され、締付け対象
物1,2の各接合端部が正確に位置決めされて突き合わ
される。第一枢軸6を中心に操作レバー5を起立回転さ
せた状態において、掛金アーム7の先端フック部13を
L字型受金板9の水平板部11の係止板部12に浅く係
合させ、その後、操作レバー5をベース板3に向かって
押し下げ回転させる。
の水平板部11がベース板3と同一レベルにおいて締付
け対象物1,2の一方に当接し、L字型受金板9の水平
板部11の端面がベース板3の端面に当接したとき、締
付け対象物1,2が互いに直角に配置され、締付け対象
物1,2の各接合端部が正確に位置決めされて突き合わ
される。第一枢軸6を中心に操作レバー5を起立回転さ
せた状態において、掛金アーム7の先端フック部13を
L字型受金板9の水平板部11の係止板部12に浅く係
合させ、その後、操作レバー5をベース板3に向かって
押し下げ回転させる。
【0007】操作レバー5の押し下げ回転の終端におい
て、第二枢軸8が第一枢軸6と係止板部12を通る直線
よりもベース板3の側に来ると、掛金アーム7の先端フ
ック部13が係止板部12に深く緊密に係合し、二つの
締付け対象物1,2は掛金アーム7の固有の弾性によっ
て必要十分に引き付け接合される。
て、第二枢軸8が第一枢軸6と係止板部12を通る直線
よりもベース板3の側に来ると、掛金アーム7の先端フ
ック部13が係止板部12に深く緊密に係合し、二つの
締付け対象物1,2は掛金アーム7の固有の弾性によっ
て必要十分に引き付け接合される。
【0008】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、掛金アーム
7は金属棒材によって四角形リング状に形成され、第二
枢軸8は掛金アーム7の基端部辺自体によって構成され
ている。ベース板3は3個の透孔14を通るビスなどの
固着具15によって一方の締付け対象物に固着され、L
字型受金板9は垂直板部10の3個の透孔16を通るビ
スなどの固着具17によって他方の締付け対象物2に固
着されている。
7は金属棒材によって四角形リング状に形成され、第二
枢軸8は掛金アーム7の基端部辺自体によって構成され
ている。ベース板3は3個の透孔14を通るビスなどの
固着具15によって一方の締付け対象物に固着され、L
字型受金板9は垂直板部10の3個の透孔16を通るビ
スなどの固着具17によって他方の締付け対象物2に固
着されている。
【0009】係止板部12はL字型受金板9の水平板部
11から若干弧状に切り起こし形成されている。二つの
締付け対象物1,2が緊密に接合されたとき、L字型受
金板9の水平板部11の端面は、ベース板3の端面に当
接するように寸法設定されている。一対の軸受板部4,
4はベース板3から直角に切り起こされている。
11から若干弧状に切り起こし形成されている。二つの
締付け対象物1,2が緊密に接合されたとき、L字型受
金板9の水平板部11の端面は、ベース板3の端面に当
接するように寸法設定されている。一対の軸受板部4,
4はベース板3から直角に切り起こされている。
【0010】
【発明の効果】 以上のように本発明の締付け仮錠装置
では、操作レバー5を連結したベース板3を一方の締付
け対象物1に固着し、L字型受金板9の垂直板部10を
他方の締付け対象物2に固着し、一方の締付け対象物1
に当接するL字型受金板9の水平板部11に係止板部1
2を突設し、操作レバー5に連結した掛金アーム7の先
端フック部13を係止板部12に係合させるようにした
ものであり、L字型受金板9の水平板部11がベース板
3と同一レベル面において一方の締付け対象物1に当接
し、L字型受金板9の水平板部11の端面がベース板3
の端面に当接したとき、締付け対象物1,2が互いに直
角に配置され、締付 け対象物1,2の各接合端部が正確
に位置決めされて突き合わされるため、二つの締付け対
象物1,2を緊密に引付け接合することができる。
では、操作レバー5を連結したベース板3を一方の締付
け対象物1に固着し、L字型受金板9の垂直板部10を
他方の締付け対象物2に固着し、一方の締付け対象物1
に当接するL字型受金板9の水平板部11に係止板部1
2を突設し、操作レバー5に連結した掛金アーム7の先
端フック部13を係止板部12に係合させるようにした
ものであり、L字型受金板9の水平板部11がベース板
3と同一レベル面において一方の締付け対象物1に当接
し、L字型受金板9の水平板部11の端面がベース板3
の端面に当接したとき、締付け対象物1,2が互いに直
角に配置され、締付 け対象物1,2の各接合端部が正確
に位置決めされて突き合わされるため、二つの締付け対
象物1,2を緊密に引付け接合することができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る締付け仮錠装置の正
面図である。
面図である。
【図2】 該締付け仮錠装置の平面図である。
【図3】 該締付け仮錠装置の底面図である。
【図4】 該締付け仮錠装置の左側面図である。
【図5】 該締付け仮錠装置の右側面図である。
【図6】 図2のA−A線断面図であり、二つの締付け
対象物が緊密に接合された状態を示している。
対象物が緊密に接合された状態を示している。
1 一方の締付け対象物 2 他方の締付け対象物 3 ベース板 4 ベース板の軸受板部 5 操作レバー 6 第一枢軸 7 掛金アーム 8 第二枢軸 9 L字型受金板 10 L字型受金板の垂直板部 11 L字型受金板の水平板部 12 水平板部の係止板部 13 掛金アームの先端フック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 19/14 F16B 2/10 E05C 19/12
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに直角に接合される二つの締付け対
象物1,2の一方にベース板3を固着し、ベース板3の
軸受板部4に操作レバー5の基端部を第一枢軸6によっ
て連結し、掛金アーム7の基端部を第二枢軸8によって
操作レバー5の中間部に連結し、締付け対象物1,2の
一方に当接する水平板部と締付け対象物1,2の他方に
固着される垂直板部11を互いに直角に配置してL字型
受金板9を構成し、水平板部11がベース板3と同一レ
ベル面において締付け対象物1,2の一方に当接したと
き、締付け対象物1,2が互いに直角に配置されるよう
に垂直板部10を締付け対象物1,2の他方に固着し、
水平板部11に垂直板部10に向かって斜めに係止板部
12を突設し、掛金アーム7の先端フック部13が係止
板部12に係合した締付け施錠状態において、第二枢軸
8が第一枢軸6と係止板部12を通る直線よりもベース
板3の側に来るように第一枢軸6と第二枢軸8を配置す
るとともに、L字型受金板9の水平板部11の端面をベ
ース板3の端面に当接させるようにした締付け仮錠装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30973898A JP3153195B2 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 締付け仮錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30973898A JP3153195B2 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 締付け仮錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000136665A JP2000136665A (ja) | 2000-05-16 |
JP3153195B2 true JP3153195B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17996714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30973898A Expired - Fee Related JP3153195B2 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 締付け仮錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3153195B2 (ja) |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP30973898A patent/JP3153195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000136665A (ja) | 2000-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |