JPH10183992A - 幅木固定用クランプ - Google Patents

幅木固定用クランプ

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JPH10183992A
JPH10183992A JP35531996A JP35531996A JPH10183992A JP H10183992 A JPH10183992 A JP H10183992A JP 35531996 A JP35531996 A JP 35531996A JP 35531996 A JP35531996 A JP 35531996A JP H10183992 A JPH10183992 A JP H10183992A
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JP
Japan
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piece
pipe
base
skirting board
base piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP35531996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Ukita
義明 浮田
Hiroyuki Aochi
洋幸 青地
Hiroyuki Fujii
博之 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業が簡単に迅速になされ、しかも、安価に
見栄え良く幅木を固定できる幅木固定用クランプを提供
すること。 【解決手段】 幅木固定用クランプ2は、単管パイプ4
に取着される単管パイプ用取着部6と幅木8に係合する
幅木用係合部12を備える。単管パイプ用取着部6は、
基片14と、基片14の端部に揺動可能に連結され基片
14と協働して単管パイプ4を挟持する揺動片16と、
基片14と揺動片16にわたって係脱可能に設けられた
保持機構18等で構成されている。幅木用係合部12
は、幅木8の厚さよりも大きい寸法の幅で延在する基板
24と、基板24の幅方向両側から起立する側板26と
で構成されている。一方の側板26には溶接により平板
状のスペーサ28が固定され、一方の側板26と基片1
4とは、スペーサ28と基片14が合わされた状態で回
転できるようにボルト32により連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設現場に作られる
仮設通路の側面、特に、斜路や階段部の側面に用いられ
る幅木を固定するための幅木固定用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場では、単管パイプを組み立て、
その上に足場板を載せて仮設通路が作られ、図6に示す
ように、斜路52や階段部の側面には、足場板54の傾
斜に沿って幅木8が固定される。この種の幅木8の固定
は、従来、足場板54の両側で起立する単管パイプ4と
幅木8の双方に番線56を掛け渡し、番線56を締め付
けることで行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、番線5
6を単管パイプ4と幅木8の双方に掛け渡し、締め付け
る作業には手間が掛かり、時間的ロスが大きい不具合が
あった。また、番線56は転用できずその都度廃棄しな
ければならず、また、幅木8も番線56により締め付け
られ損傷するため転用回数が少なく、コスト的ロスも大
きい不具合があった。さらに、番線56は外部に露出す
るため、外観上も劣る不具合があった。本発明は前記事
情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、作
業が簡単に迅速になされ、しかも、安価に見栄え良く幅
木を固定できる幅木固定用クランプを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の幅木固定用クランプは、単管パイプに取着され
る単管パイプ用取着部と、幅木に係合する幅木用係合部
とからなり、前記単管パイプ用取着部は、基片と、この
基片の端部に揺動可能に連結され基片に近接する方向に
揺動した状態で前記基片と協働して単管パイプを挟持す
る揺動片と、前記基片と揺動片にわたって係脱可能に設
けられ揺動片により単管パイプを挟持した状態に保持す
る保持機構とからなり、前記幅木用係合部は、前記幅木
の厚さよりも大きい寸法の幅で延在する基板と、基板の
幅方向両側から起立する側板とで構成され、前記両側の
側板の一方の側板と前記基片とは、側板と基片が合わさ
れた状態で、それらの面内においてそれら側板と基片が
回転できるように連結されていることを特徴とする。
【0005】本発明の幅木固定用クランプでは、基片と
揺動片によりが単管パイプが挟持されて保持機構により
この挟持状態が保持され、単管パイプ用取着部が単管パ
イプに固定される。また、基板部が幅木の縁に当接され
両側板部が幅木の両側面に臨むように幅木用係合部が配
置される。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。図1は幅木固定用クランプの正面図、図2は図1
のA矢視図、図3は図1のB矢印から見た基片の説明
図、図4は図1のC矢印から見た揺動片の説明図、図5
は幅木固定用クランプを用いて幅木を単管パイプに取り
付けた状態の側面図を示す。幅木固定用クランプ2は、
単管パイプ4に取着される単管パイプ用取着部6と、幅
木8に係合する幅木用係合部12を備える。単管パイプ
用取着部6は、基片14と、この基片14の端部に揺動
可能に連結され基片14に近接する方向に揺動した状態
で前記基片14と協働して単管パイプ4を挟持する揺動
片16と、前記基片14と揺動片16にわたって係脱可
能に設けられ揺動片16により単管パイプ4を挟持した
状態に保持する保持機構18等で構成されている。
【0007】前記基片14と揺動片16は、図3、図4
にも示すように、薄板の鋼板が折曲されて構成されてい
る。前記基片14は、所定幅の中央板部1402と、中
央板部1402の両側から起立する側板部1404とで
構成され、中央板部1402にはボルト挿通孔1406
が形成されている。前記両側板部1404の長手方向の
中央には、図1に示すように、単管パイプ4の外周に対
応した円弧状凹部1408が形成され、両側板部140
4の両端にはそれぞれピン挿通用孔1410、1412
が形成されている。そして、一方のピン挿通孔1412
にピン20が挿通され、このピン20を介して前記保持
機構18が設けられている。前記保持機構18は前記ピ
ン20にその基部が回転可能に結合された雄ねじ部材1
802と、この雄ねじ部材1802の雄ねじに螺合する
ナット1804で構成されている。
【0008】前記揺動片16は、所定幅の中央板部16
02と、中央板部1602の両側から起立する側板部1
604とで構成され、両側板部間1604の寸法は、前
記両側板部1404の内側間の寸法よりも小さく形成さ
れている。前記両側板部1604の長手方向の中央に
は、図1に示すように、単管パイプ4の外周に対応した
円弧状凹部1608が形成され、両側板部1604の一
端にはピン挿通用孔1610が形成されている。また、
前記ピン挿通用孔1610とは反対側の中央板部160
2の端部には、長溝1620が延在形成されている。こ
の長溝1620は端部が開放状に形成され、前記雄ねじ
部材1802の外径よりも大きい幅で、かつ、ナット1
804が係止できる寸法で形成されている。
【0009】前記基片14と揺動片16は、それらの中
央板部1402、1602が向かい合うように配置さ
れ、基片14の両側板部1404の間に揺動片16の両
側板部1604が挿入され、双方のピン挿通孔141
0、1610にピン22が挿通され、ピン22の両端が
かしめられることで基片14と揺動片16が揺動可能に
連結されている。そして、基片14と揺動片16をピン
22を中心として開き、双方の円弧状凹部1408、1
608の間に単管パイプ4を位置させ、基片14と揺動
片16を閉じ、雄ねじ部材1802をピン20を中心と
して回転させてその先端側を長溝1620に挿入し、ナ
ット1804を締め付けると、双方の円弧状凹部140
8、1608により単管パイプ4が挟持され、単管パイ
プ用取着部6が単管パイプ4に固定されるように構成さ
れている。
【0010】前記幅木用係合部12も鋼板製で、前記幅
木8の厚さよりも大きい寸法の幅で延在する基板24
と、基板24の幅方向両側から起立する側板26とで構
成されている。一方の側板26には溶接により平板状の
スペーサ28が固定され、スペーサ28と側板26にわ
たり雌ねじ30が形成されている。一方の側板26と前
記基片14の中央板部1402とは、側板26と中央板
部1402が合わされた状態で、この実施例ではスペー
サ28と中央板部1402が合わされた状態で、それら
の面内においてそれら側板26と基片14が回転できる
ように、ボルト32により連結されている。前記ボルト
32は前記ボルト挿通孔1406からスペーサ28と側
板26の雌ねじ30に締め付けられて固定され、固定さ
れた状態でボルト32の頭部下面と中央板部1402と
の間には、側板26と基片14が回転できるように、僅
かな隙間が確保されている。
【0011】このような構成からなる幅木固定用クラン
プ2は次のように用いられる。図5を参照して説明する
と、建設現場において単管パイプ4が組み立てられて斜
路52が形成され、斜路52の下面に足場板54が設け
られ、斜路52の両側面下部を隠すように幅木8が設け
られている。各幅木8は、斜路52の両側から立ち上が
る単管パイプ4にそれぞれ幅木固定用クランプ2により
取り付けられいる。各幅木固定用クランプ2は各単管パ
イプ4毎に、幅木8の上縁と下縁に対応する箇所にそれ
ぞれ設けれている。各幅木固定用クランプ2の単管パイ
プ用取着部6は、基片14と揺動片16の両円弧状凹部
1408に単管パイプ4が挟持され、ナット1804が
長溝1620上で雄ねじ部材1802に締め付けられる
ことで単管パイプ4に固定されている。幅木8の上縁に
対応する箇所に設けられた幅木固定用クランプ2の幅木
用係合部12は、基板24部を幅木8の上縁に当接さ
せ、両側板26部を、幅木8の上縁からほぼ直角になる
ように下方に向け、かつ、幅木8の両側面に臨ませて設
けられている。また、幅木8の下縁に対応する箇所に設
けられた幅木固定用クランプ2の幅木用係合部12は、
基板24を幅木8の下縁に当接させ、両側板26を、幅
木8の下縁からほぼ直角になるように上方に向け、か
つ、幅木8の両側面に臨ませて設けられている。
【0012】従って、本実施例の幅木固定用クランプ2
によれば、ナット1804を回転させて単管パイプ用取
着部6を単管パイプ4に固定する作業と、幅木用係合部
12を幅木8に係合する作業との簡単な作業により幅木
8を固定でき、幅木8の取り付けにまつわる作業を大幅
に削減でき、仮設通路作製に要する作業時間を大幅に短
縮できる。また、単管パイプ用取着部6はナット180
4を緩め、揺動片16を揺動させることで単管パイプ4
から取り外すことができるので、次の作業現場にも転用
でき、従来のように番線を作業現場毎に廃棄する場合に
較べてコスト上も有利となる。また、幅木8は幅木用係
合部12の基板24と両側板26の間に挿入され係合さ
れるので、従来の番線を用いる場合のような損傷はな
く、幅木8の転用回数を大幅に増やすことができ、コス
ト上も有利となる。更に、単管パイプ用取着部6は単管
パイプ4に確実に固定され、幅木用係合部12は幅木8
に確実に係合され、それぞれ見栄えが良いので、単管パ
イプ4と幅木8にわたって掛装される番線に較べて外観
性にも優れる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明の幅
木固定用クランプは、単管パイプに取着される単管パイ
プ用取着部と、幅木に係合する幅木用係合部とからな
り、前記単管パイプ用取着部は、基片と、この基片の端
部に揺動可能に連結され基片に近接する方向に揺動した
状態で前記基片と協働して単管パイプを挟持する揺動片
と、前記基片と揺動片にわたって係脱可能に設けられ揺
動片により単管パイプを挟持した状態に保持する保持機
構とからなり、前記幅木用係合部は、前記幅木の厚さよ
りも大きい寸法の幅で延在する基板と、基板の幅方向両
側から起立する側板とで構成され、前記両側の側板の一
方の側板と前記基片とは、側板と基片が合わされた状態
で、それらの面内においてそれら側板と基片が回転でき
るように連結されている構成とした。そのため、作業が
簡単になされて幅木の取り付けにまつわる作業を大幅に
削減でき、また、単管パイプに確実に固定され幅木に確
実に係合することから安価にしかも見栄え良く幅木を固
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】幅木固定用クランプの正面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB矢印から見た基片の説明図である。
【図4】図1のC矢印から見た揺動片の説明図である。
【図5】幅木固定用クランプを用いて幅木を単管パイプ
に取り付けた状態の側面図である。
【図6】番線を用いて幅木を単管パイプに取り付けた状
態の側面図である。
【符号の説明】
2 幅木固定用クランプ 4 単管パイプ 6 単管パイプ用取着部 8 幅木 12 幅木用係合部 14 基片 16 揺動片 18 保持機構 24 基板 26 側板 52 斜路 54 足場板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単管パイプに取着される単管パイプ用取
    着部と、幅木に係合する幅木用係合部とからなり、 前記単管パイプ用取着部は、基片と、この基片に揺動可
    能に連結され基片に近接する方向に揺動した状態で前記
    基片と協働して単管パイプを挟持する揺動片と、前記基
    片と揺動片にわたって係脱可能に設けられ揺動片により
    単管パイプを挟持した状態に保持する保持機構とからな
    り、 前記幅木用係合部は、前記幅木の厚さよりも大きい寸法
    の幅で延在する基板と、基板の幅方向両側から起立する
    側板とで構成され、 前記両側の側板の一方の側板と前記基片とは、側板と基
    片が合わされた状態で、それらの面内においてそれら側
    板と基片が回転できるように連結されている、 ことを特徴とする幅木固定用クランプ。
JP35531996A 1996-12-20 1996-12-20 幅木固定用クランプ Pending JPH10183992A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002250123A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Snt Corp 巾木及び枠組足場
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