JP3151988B2 - 面実装用電子部品 - Google Patents

面実装用電子部品

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JP3151988B2 JP00974393A JP974393A JP3151988B2 JP 3151988 B2 JP3151988 B2 JP 3151988B2 JP 00974393 A JP00974393 A JP 00974393A JP 974393 A JP974393 A JP 974393A JP 3151988 B2 JP3151988 B2 JP 3151988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般電子機器や電源機
器などに広く利用される外装材によりモールドされた磁
器コンデンサ等の面実装用電子部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等の小型化が強く求めら
れ、チップの集積率の向上を図るためのさまざまな努力
がなされている。コンデンサ等の電子部品においても回
路の実装密度を向上させるために種々の改良がなされて
いる。
【0003】以下に従来の面実装用電子部品の一つであ
る面実装用の磁器コンデンサについて説明する。
【0004】図8は従来の面実装用電子部品の一つであ
る面実装用の磁器コンデンサの斜視図で、図9は従来の
面実装用電子部品の一つである面実装用の磁器コンデン
サのA−A断面図である。図8,図9において、1はセ
ラミック等からなる誘電体磁器基板である。2,3は誘
電体磁器基板1の両主表面に塗着された銀等からなる電
極である。4,5は半田、または、導電性の接着材であ
る。6,7は電極2,3に接着剤4,5により接合され
たリード端子で、リード端子6,7は金属板を打ち抜き
加工した後、誘電体磁器基板1との間の耐電圧を高くす
るために電極2,3の周辺部にあたる部分を浮かし曲げ
加工を施している。また、誘電体磁器基板1の両主表面
は実装面の垂直面対して左右対称になるように配置され
るので、リード端子6,7の形状はおなじである。8は
誘電体磁器基板1、電極2,3の全部と、リード端子
6,7の一部を埋設するエポキシ系樹脂等の絶縁性の合
成樹脂からなる外装材である。外装材8の側面から突き
出したリード端子6,7は、外装材の側面から低面にか
けて各々の面に沿っており曲げられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、誘電体磁器基板1とリード端子6,7と
の間の耐電圧を高くするためにリード端子6,7を浮か
し曲げ加工を施し、電極2,3にリード端子6,7を接
合しなければならないので、リード端子6,7の構造が
複雑になり、リード端子6,7の接合部の位置ずれ等品
質の安定性に問題があった。また、コスト的にも高いも
のになるという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、作業工数を減らし、高い生産性でかつ品質のばらつ
きのない高品質でかつ低価格の量産性に適した面実装用
電子部品である磁器コンデンサを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の面実装用電子部品である磁器コンデンサは誘
電体磁器基板の両主表面に電極を配設し、前記電極にそ
れぞれリードピンを接合して、一端を半円周状に曲げ加
工をしたリード端子の半円周状の部分を前記リードピン
に接合して、全体をモールド加工した構成を有してい
る。
【0008】
【作用】この構成によって、リード端子は簡単な半円周
状の加工がなされているため、精度が高く、複雑な曲げ
加工をしなくてすみ、また、リード端子をリードピン接
合する際は、リード端子の半円周状の部分をリードピン
に接合すればよく、位置合わせが容易となり、安定して
組み立てることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例における面実装用
電子部品の一つである面実装用の磁器コンデンサの斜視
図で、図2は本発明の一実施例における面実装用電子部
品の一つである面実装用の磁器コンデンサのB−B断面
図である。図1,図2において、9はセラミック等から
なる誘電体磁器基板である。10,11は誘電体磁器基
板9の両主表面に塗着された銀等からなる電極である。
12,13は半田、または、導電性の接着材である。1
4,15は電極10,11に接着剤12,13により接
合されたリードピンで、リードピン14,15は鉄を主
成分としてニッケル、銅等からなっている。16,17
は一端を半円周状に曲げ加工をしたリード端子で、リー
ド端子16,17は鉄を主成分としてニッケル、銅等か
らなっている。18は誘電体磁器基板9、電極10,1
1、リードピン14,15の全部と、リード端子16,
17の一部を埋設するエポキシ系樹脂等の絶縁性の合成
樹脂からなる外装材である。外装材18の側面から突き
出したリード端子16,17は、外装材の側面から底面
にかけて各々の面に沿っており曲げられている。
【0011】以上のように構成された本発明の一実施例
における面実装用電子部品の一つである面実装用の磁気
コンデンサについて、図3から図7までを用いてその製
造方法について説明する。図3(a)は本発明の一実施
例における面実装用電子部品の一つである面実装用の磁
器コンデンサの誘電体磁器基板の正面図であり、図3
(b)は本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサの誘電体磁器基板
の側面図である。誘電体磁器基板9はチタン酸バリウム
を主成分とし、炭酸カルシウム、シリカ等数種類の添加
物を副成分とし通常の窯業的方法で混合、乾燥しポリビ
ニルアルコール等の結合剤を用いて造粒後、直径7.2
mm、厚み1.85mmの円板状に約1t/cm2 の圧力で成
形し、この成形体を大気中で1300〜1400℃の温
度で焼成して得られる。誘電体磁器基板9の大きさは外
形6.2mm、厚み1.60mmである。つぎに、誘電体磁
器基板9の両主表面の中央部に銀を主成分とし銅、ニッ
ケル等を副成分とする電極用ペーストを外形5.0mmに
スクリーン用パターンで印刷し、大気中で800℃で1
5分間焼付けし電極10,11を形成する。図4は本発
明の一実施例における面実装用電子部品の一つである面
実装用の磁器コンデンサのリードピンの斜視図である。
19は円盤状のピン基板、20はピン基板19より突出
したピンである。ピン基板19、ピン20は鉄を主成分
とし半田、銅等からなり、大きさはL1=1.5mm,L
2 =0.5mm,D1 =2.0mm,D2 =0.4mmであ
る。リードピン14,15はピン基板19のピン20の
突出してない側の面に接着剤12,13を用いて電極1
0,11に接合する。図5は本発明の一実施例における
面実装用電子部品の一つである面実装用の磁器コンデン
サのリード端子の上面図である。リード端子16,17
は鉄を主成分としニッケル、銅等からなる板厚0.1mm
の板を,L3 =5.0mm、L4 =4.8mm、L5 =4.
3mm、L6 =0.75mm、L7 =0.5mm,L8 =5.
0mm,W1 =1.5mm,W2 =2.5mm,W3=1.0m
m、W4 =3.0mmの寸法で打ち抜き、ピン受け部21
を半径0.25mmの半円周上に曲げ加工を行い作製す
る。リードピン14,15のピン20をリード端子1
6,17のピン受け部21に載せて溶接し、リード端子
16,17をリードピン14,15に接合してリード端
子付け品を得る。図6は本発明の一実施例における面実
装用電子部品の一つである面実装用の磁器コンデンサの
リード端子付け品の側面図である。つぎに、リード端子
付け品を170℃に加熱したトランスファーモールド成
形用金型内に固定し、トランスファーモールド成形機に
より外径30mm、厚み15mmのタブレット状にしたエポ
キシ系樹脂をプランジャーにより100kg/cm2 の圧力
で120秒間圧入することにより、図1に示すX方向が
6.0mm、Y方向が8.0mm,Z方向が9.0mmの寸法
のエポキシ系樹脂からなる外装材8を被膜する。つぎ
に、図7は本発明の一実施例における面実装用電子部品
の一つである面実装用の磁器コンデンサの一部外装材を
取り除いた側面図である。図7に示すようにリード端子
16,17を外装材18の側面から低面に沿って折り曲
げて磁器コンデンサを得る。
【0012】なお、本発明の一実施例は面実装用の磁器
コンデンサとしたが、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものでなく、抵抗、コイル等の他の面実装用電子部
品としてもよい。また、リード端子16,17のピン受
け部21の形状を半円周状としたが、ピン受け部21の
形状はV状等の凹状としてもよいことは言うまでもな
い。
【0013】以上のように本実施例によれば、磁器コン
デンサは誘電体磁器基板の両主表面に電極を配設し、前
記電極にそれぞれリードピンを接合して、一端を半円周
状に曲げ加工をしたリード端子の半円周状の部分を前記
リードピンに接合して、全体をモールド加工することに
より、作業工数を減らし、高い生産性でかつ品質のばら
つきのない高品質でかつ低価格の量産性に適した面実装
用電子部品である磁器コンデンサを提供することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、誘電体磁器基板
の両主表面に電極を配設し、前記電極にそれぞれリード
ピンを接合して、一端を半円周状に曲げ加工をしたリー
ド端子の半円周状の部分を前記リードピンに接合して、
全体をモールド加工することにより、リード端子の構造
を簡単にすることができ、リードピンをリード端子の半
円周状になった部分に載せて接合できるので、リードピ
ンとリード端子との位置合わせが容易で、安定して接合
することができる。このため、接合不良等の組立不良を
なくすことができる。また、リード端子の構造が簡単な
ので、外装材の充填が容易になり、作業工数を減らし、
高い生産性でかつ品質のばらつきのない高品質でかつ低
価格の量産性に適した面実装用電子部品である磁器コン
デンサを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサの斜視図
【図2】本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサのB−B断面図
【図3】(a)は本発明の一実施例における面実装用電
子部品の一つである面実装用の磁器コンデンサの誘電体
磁器基板の正面図 (b)は本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサの誘電体磁器基板
の側面図
【図4】本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサのリードピンの斜
視図
【図5】本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサのリード端子の上
面図
【図6】本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサのリード端子付け
品の側面図
【図7】本発明の一実施例における面実装用電子部品の
一つである面実装用の磁器コンデンサの一部外装材を取
り除いた側面図
【図8】従来の面実装用電子部品の一つである面実装用
の磁器コンデンサの斜視図
【図9】従来の面実装用電子部品の一つである面実装用
の磁器コンデンサのA−A断面図
【符号の説明】
9 誘電体磁器基板 10,11 電極 12,13 接着剤 14,15 リードピン 16,17 リード端子 18 外装材 19 ピン基板 20 ピン 21 ピン受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 裕志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−186609(JP,A) 実開 平4−99824(JP,U) 実開 平4−40521(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 4/00 - 4/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体磁器基板と、前記誘電体磁器基板
    の両主表面に配設された電極とを備え、突出したピンを
    備えたリードピンを、前記両主表面のそれぞれの電極に
    接合し、凹状部を備えた板状のリード端子を、前記それ
    ぞれの突出したピンに前記凹状部で接合し、前記誘電体
    磁器基板及び電極とリードピンと、前記リード端子の一
    部を、絶縁性樹脂で埋設したことを特徴とする面実装用
    電子部品。
  2. 【請求項2】 前記リード端子の凹状部は、板状のリー
    ド端子の一端を半円周状に曲げて形成されたことを特徴
    とする請求項1記載の面実装用電子部品。
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